きまぐれな日々

9月に入った。今日は、いつもの朝ではなく、夜にブログを書いているが、予告通り今後は書きたいことがある時に更新する。これまでは、平日はよほどの場合を除いて毎日の更新を自分に課していたが、今後は毎日ではなくなるし、更新の時間帯も朝とは限らず、まちまちになると思う。

先月は読者の皆さまに多くのアクセスやコメント、ブックマーク、拍手などをいただいた。特に、選挙の結果を受けた昨日(8月31日)には、ブログ開設以来最多となるアクセスをいただいた。ブログの更新ペース変更についても、多くのコメントをお寄せいただき、管理人としては深く感謝するしだいである。当ブログは管理人にとって財産になっており、検索エンジン経由のアクセスも、7月から8月にかけてはかなりの数に達した。かなり前からだが、ブログで取り上げた対象が注目された時にはブログへのアクセス数が一時的に増えることによって、アンテナの役割も果たしている。そんな時には、その対象について新たな記事を書くこともあるだろう。そんなわけで、更新のペースは落とすけれども、ブログを閉鎖をするつもりは一切ない。またそのうち、切迫感に突き動かされて毎日更新するペースに戻す可能性だってないとはいえない。

選挙は民主党の圧勝に終わったが、別に革命的なできごとだとも思わないし、自民党があんな政党に堕してしまった以上当然の結果だから、興奮もしない。むしろ、私が投票した選挙区を含め、大部分の小選挙区で自民党と民主党の候補にしか勝つ可能性がなく、気に食わない自民党候補を落選させるためには、民主党候補に投票するしかなかったことに欲求不満が残る。そして、私自身がそうだったのだが、せっかく落選させたと思った自民党の候補者が比例区で復活したりするから、フラストレーションがたまるのである。それでも、私の選挙区では民主党候補がリベラルだったからまだましで、中にはコメントいただいたフリスキーさんのように、民主党候補が長島昭久だったりしたら、小選挙区は死に票を投じるしかなくなる。こういった不満を多少解消してくれるのが比例区だが、私の場合は比例区も最初から死に票になるとわかっている。このように、現行の選挙制度はとことん大政党に有利にできている。

昨日のエントリには、高速道路の無料化や環境エネルギー政策に関する興味深いコメンター同士のやりとりがあった。環境エネルギー政策というと、TBSテレビの「サンデーモーニング」で寺島実郎や金子勝がよく取り上げるのだが、その寺島氏は、今月中旬に総理大臣に就任する民主党の鳩山由紀夫代表のブレーンともいわれている。その寺島氏は、飯田哲也氏およびNHKの取材班との共著『グリーン・ニューディール―環境投資は世界経済を救えるか』(日本放送出版協会刊「生活者新書」、2009年)を最近出版している。私は日曜日、つまり総選挙の投票日にこの本を買ったが、まだ読んでいない。

ところが、ブログにいただいたコメントでぽむさんに教えていただいたのだが、飯田哲也氏が選挙期間中の終盤に「日経エコロミー」に公開したコラム「各党マニフェストを読む――総選挙後の環境エネルギー政策の行方<下>」で、自民党と民主党の高速道路に関する政策を、「3周遅れ」(自民党)vs「周回遅れ」(民主党)との争いだとして厳しく批判しているのである。ここらへんはなかなか面白そうなので、次回以降のエントリで取り上げてみたいと思う。今日は紹介のみにとどめておく。

実は、総選挙の終盤戦あたりから、ブログ開設以来初めてでもないけれど、「ブログ疲れ」に襲われたのも確かなのである。普段ならグリーンニューディールについて書かれた「生活人新書」を読み、飯田氏のコラムも読んで、気合を入れてブログを書くのだが、そこまで元気が戻っていない。しかし、今日は月初めの日だし(関東大震災の「震災記念日」でもある)、大量にいただいたアクセスやコメント、ブックマークなどへのお礼のエントリを上げておこうと思った次第である。

あとは、最近は公開していないが、月々のアクセス解析のまとめも行っていて、7月末以来先月末まで、城内実について書いたエントリへのアクセスが特に多かったことがわかっている。昨年11月の国籍法改正騒ぎの時に書いた、『テロ行為と極右政治家・城内実だけは絶対に許せない』(2008年11月20日付)は、古いエントリなのに、ここ1か月あまりの間に、1万2千件以上のアクセスを集めた。これは、当ブログとしては過去に例のない特定エントリへの集中的なアクセスだった。城内実について取り上げて多くのアクセスがあったのは当ブログだけではなく、国籍法改正当時の城内実のブログ記事についた「はてなブックマーク」でも城内は集中砲火を浴びたし、ネット右翼が多く集まるといわれる巨大掲示板「2ちゃんねる」でも、眞鍋かをりさんの写真を用いたポスターの件で、城内実は擁護をはるかに上回る批判や罵倒を受けた。しかし、これらネットでの城内実批判は、静岡7区の選挙結果に何の影響も与えなかった。選挙終了後、新たに加わった「はてブ」コメントを見ると、

こんな差別主義者が当選したとは……こういう記事こそ、テレビで報道すべき。

とか、

ああ、静岡7区の当選者どっかで聞いたような気が…と思ったらやっぱりこいつだったか。/ こんな奴がだんとつで通るんだもんなー。

などと書かれているが、残念ながらネットの影響力など、テレビとは比較にならないほど小さい。今回の総選挙での民主党勝利にも、民主党支持ブログの果たした役割など無視できるほど小さいと私は考えている。小泉郵政総選挙の時には、熱狂的に小泉自民党を支持した「2ちゃんねる」や、当時次々に現れた政権支持の立場に立つブログの影響力がどんどん増していくように思われたが、その後は必ずしもそうなってはいない。郵政総選挙当時、「チーム世耕」と呼ばれた自民党のネット工作部隊も、おそらく担当者や外注先が変わったのだろうが、鳩山民主党を誹謗中傷するくだらないアニメを作って逆に自民党への票を減らす役割しか果たさなかった。

そんなわけで、今後は今までほどブログにしゃかりきにはなれないだろうとは思うが、もちろん今後もブログは継続するので、読者の皆さまにご愛顧いただければ幸いである。


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せっちー
「まあわしは難なく当選したが、神主さんや殿様が落ちたのは痛恨の極みだ。
しかし、あんな喜美のところに議席で抜かれるとは面目無い。
今日は各紙に比例の詳しい得票が載っていたが、
喜美のところは共産・社民を抜いたところがあった。
場所によっては公明も抜いて第三党になった所も出るとはな。
今まで我々は何をやってきたのかと考えさせられる。
しかし今度は与党の一員としてやることになった。
共産と喜美は閣外から圧力合戦だろうが、閣内からその力を見せつけることになるだろう。
たった衆議院3人の党代表で言うのも僣越だがw」

2009.09.01 22:25 URL | 観潮楼 #- [ 編集 ]

初めまして
前の日記で前原氏の造反なんてあり得ないと
言っておられましたがわずか10人の造反で
十分転覆可能な結果になりましたね。
ほんの数票で法案が通らなくなりかねない
この危うい状況が楽しみでなりません。

2009.09.02 02:01 URL | 残党兵 #- [ 編集 ]

民主党圧勝ですね。小選挙区制のためかマスコミに誘導されやすい国民性のせいか。両方でしょうね。しかし、今回の選挙で所謂経済的弱者は救済されるのでしょうか?一番の弱者である派遣社員には厳しいのではないか。派遣問題解決には同一労働同一賃金が必要だが支持母体である連合が許さないでしょう。公務員改革は進むか?民間平均の1.4倍も給与を得ている公務員の給与は下げなければならないが、自治労が反対するでしょうね。さらにリスクをとって頑張っている起業家や投資家への風当たりも厳しそうだ。結局、救済されるべき人は救済されず、大企業の正社員や公務員のようなリスクもとらず高給を得ている方々が肥える、そういう時代の到来なような気がします。ただ一つ、官僚主導の政治の打破だけは頑張ってほしい。

2009.09.02 17:50 URL | 資本主義者 #- [ 編集 ]

民主党政権がある程度、安定政権にさせるには何が必要か考えてみたいと思います。
1、国民新党と社民党に最大限に配慮できるか(政策はもちろん選挙協力における統一比例名簿を作ることまで踏み込めるか)
2、官僚叩きをせずに改革を進められるか。(天下りを禁止する代わりに定年まできちんとキャリア形成を図れる仕組みを作れるか等)

3、政権公約を確実に前に進めるする計画、実行、評価を厳しくできるか。(小泉政権のように一点の問題を解決すれば良いような公約内容ではありません)

4、小沢代表代行が私心を捨てられるか(民主党を裏で牛耳ろうなどと考えているのが表面化したら、来年の参院選は苦戦するかもしれません)

小沢氏は、マスコミが懸念しているような闇将軍にはならないと予測してます。

彼に人並みの権力欲があれば、自民党時代に(海部後継で)首相になれていたことや彼を育てた田中元首相の悲しい晩年を知ってるからです。

代表を辞任した段階で首相へのこだわりはなくなったのではないでしょうか。

2009.09.02 18:47 URL | 葉隠 #CRmGiUQU [ 編集 ]













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