きまぐれな日々

突如発生した台風による大水害に続いて、静岡で震度6弱の地震が発生するなど、自然の猛威が牙をむくニュースが続く。地震はともかく、突如の集中豪雨は年々ひどくなってきているように思う。5年前に、いくつもの台風に襲撃された時の被害はとてもひどかったし、4年前の郵政総選挙の数日前にも、それまで渇水で貯水率0%だった高知県の早明浦(さめうら)ダムが一夜にして満水になるほどの集中豪雨があり、その時の局地的な被害もひどかった。今回も、熱帯低気圧が日本近海で台風に発達し、被災者たちは台風が来ているとも知らない間に豪雨に見舞われたのではないだろうか。災害に遭われた方には、心からお見舞い申し上げる。

さて、衆議院の解散から3週間が経ち、公示は来週だけれど選挙戦は実質的に後半戦に入っている。週刊誌の予想は、はっきりいってあまり当てにならないのだが、参議院選挙で流れを言い当てた「サンデー毎日」の電話調査(調査会社に委託)は興味津々で、それによると自民党が惨敗する兆候が見える。予想の後編が載った最新号は、ふざけたことに当地では明日にならなければ読めないのだが、毎日新聞のサイトに出ている見出しを見ると、「元首相3人落選危機」とか、「片山さつき静岡7区でドンジリ」、「野田聖子に「民主イケメン」大逆転」などの刺激的な文句が並んでいる。

これらのうち、片山さつきの「ドンジリ」(いくらなんでも幸福実現党には勝つだろうけれど)は当然としか思えないし(斉木武志は頑張れよ!)、「元首相」たちのうち海部俊樹などは当選する方が不思議だが、あとの2人に含まれると思われる森喜朗や福田康夫だの、岐阜1区の野田聖子だのが危ないという情報には、本当かよと思ってしまう。

しかし、週刊誌の予想よりはるかにあてになる新聞社の調査でも、自民党惨敗の兆候が見られる。昨日、中日新聞が発表した、東海・北陸地方の予想は、衝撃的なものだった。

中でも、自民党王国と見られてきた岐阜県の情勢の変化には、驚くべきものがある。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gifu/CK2009081002000209.html

記事によると、岐阜1区は、「民主新人の柴橋さんと、自民前職で消費者行政担当相の野田さんが激しい争いを展開している」という。民主の柴橋正直の名前の方が、野田聖子より先に出てくるが、これは柴橋が野田を僅差でリードしているという調査結果が出たことを意味する。岐阜5区でも「前回に続く挑戦となる民主新人の阿知波さんと、自民前職の古屋さんが激しく争っている」と書かれており、岐阜1区と同様、民主の新人・阿知波吉信がわずかにリードのようだ。2区と4区は自民がリードしており、2区の棚橋泰文は、昨年の自民党総裁選の際の売名行為が功を奏したのだろうか。しかし、3区は民主の園田康博がリードしている。3区はともかく、自民党からしたら、悪くとも4勝1敗を見込んでいたであろう岐阜でのこの調査結果は驚きだ。

静岡の予想もすごい。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shizuoka/CK2009081002000220.html

ここで目立つのは、比例区の投票先で、静岡1区で「民主(38・4%)が自民(10・8%)を圧倒した」となっているのが、その最たる例だ。政党支持率では、自民党の方が民主党より高いのだが、無党派層の大部分が民主党に流れている形だ。どうやら、「比例は民主」というのが有権者のトレンドらしく、一般に平沼一派の城内実が優勢と見られている静岡7区でも、比例は「民主が31・7%と、自民の10・7%に3倍の差をつけ」、自民の塩谷立が優勢と見られている静岡8区にいたっては、「民主は36・1%と自民の9・4%を圧倒」しているという。私としては、選挙区でこそ自民党や平沼一派の候補者を落として、比例区では多様な選択をしてほしいと思うのだが、なかなかそうもいかず、「昔から慣れ親しんだ××センセイ」とのしがらみは断ち切りがたいもののようだ。静岡7区の民主・斉木武志など、若いながらテレビの討論会でも片山さつきや城内実を押しているとのもっぱらの評判で、逆に城内実は3人の中でももっとも精彩を欠くと酷評されているのだが、それにもかかわらず、静岡7区では城内実の圧勝が予想されている(静岡選挙区の情勢は、ネットに公開された中日新聞の記事からは読み取れず、上記は一般的な予想の話である)。

もともと民主党の強い愛知県はパスして、北陸に目を移すと、福井1区と2区で「民主の立候補予定者が自民をややリードする展開で、自民支持層の一部が民主側に流れている傾向が出た」という。
http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2009081002000155.html

かつて、「極左と紙一重の極右・稲田朋美を衆議院選挙で落選させよう」と書いた当ブログだが、正直言って福井1区の稲田朋美落選は諦めていたので、これはうれしい予想だ。だが、もちろん情勢は予断を許さない。

森喜朗のいる石川は、ネットに公開されている中日新聞の記事では選挙区の情勢は不明だが、石川県の地元紙が石川2区で「競り合い」としながらも、民主・田中美絵子の名前を森喜朗より先に出しているそうだ。つまり、森喜朗も本当に苦戦している。

以上、中部地方では自民党の総崩れが起き始めているようだ。もちろん、他の地域も同様で、産経新聞の調査によると、比例区の四国ブロック(定数6)では、実に56.3%が民主党に投票すると答え、自民党に投票するとしたのはわずか15.6%だったという。いくらなんでもこれはちょっと信じがたい数字だし、それでなくても産経新聞の予想は全国紙の中でももっとも当てにならないが、大規模な地殻変動が起きようとしていることだけは間違いなさそうだ。

現在は、芸能人の麻薬騒ぎや大災害のニュースが相次いで、政治のニュースはあまり報じられなくなっており、これは自民党が失点を重ねないという意味で自民党に有利なはずで、現に先月までの麻生内閣および自民党の支持率急落の流れは止まっている。だが、郵政総選挙で毎週自民党の支持率が跳ね上がって行った頃のような変化は全く見られない。郵政総選挙の時に当てはめれば、投票日の19日前というと2005年8月23日だ。その頃には自民党圧勝の流れはもはや確定しており、その後は目立った情勢の変化は起きなかった。今回も、もはや流れは変わらないだろう。

ただ、自民党の崩壊はもちろん大歓迎なのだが、比例区を含めて民主党の圧勝になってしまうと、日本の政治は必ずしも好ましい方向には向かわないと当ブログは考える。もちろん自民党のほか、平沼一派や渡辺喜美の「みんなの党」などの自民補完勢力を助ける必要は全くないが、比例区では共産党、社民党、国民新党などに投票することによって、民主党の暴走に歯止めをかける必要があると当ブログは考えている。
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2009.08.11 09:55 | 2009年衆議院選挙 | トラックバック(-) | コメント(27) | このエントリーを含むはてなブックマーク

 右も左も、第三極は埋没しそうと言うのが現状のようです。平沼ごときが埋没するのは構わないのですが。渡辺新党も、今からでは遅いでしょう。
 民主、自民の2大政党の間に埋没する、と言われていましたが、何か現状では民主の一人勝ちになりそうです。
 それで比例区80人減は、新たな独裁の始まりになりかねません。
 と言って自民を応援する気もないですが。

2009.08.11 10:04 URL | 眠り猫 #2eH89A.o [ 編集 ]

渡辺新党「みんなの党」を自民党の補完勢力ととられるのは、少々異論がある。
私も候補はここでは言えないが(よそのブログで自分の事柄持ち込んで喧嘩するわけにはいかないので)、選挙活動に現在 身を投じている人間なので、まったく公平の立場で物を言うわけではない。
その点さっぴいて判断していただきたいのだが、

自民党公明党政権を、現在倒す必要がある。
なぜか?
この国の中央官僚組織の支配があまりにも強く、これを打破し、組織の改変を行わない限り、
中央と地方の官僚・役人組織の溝、これによって国民から徴収されている税金が上手く回っていかず、そのくせ国家の赤字だけは毎年累積されていく現状を、変えられないからだ。

つまり選挙としては「自公vs民主」と取られがちな今回の選挙だが、民主党を勝たせるその理由としては、あくまで「官僚組織の改変」が理由である。

さて、ここで考えてみよう。
自民党公明党の現政権側は、官僚組織機構の出世街道をウンセホイセと登ってこられた、エリート官僚の方々が牛耳っておられる。
一方、民主党側は、昨今「ヤミ専従」等で名を馳せた、官僚組織機構の労働組合=官公労の方々が支持基盤を強固として抑えてあらせられる。

で、エリートと組合の差はあるけれど、同じ官僚機構、官僚組織にいるこの方々が、自分の組織の改変を、「自公vs民主、どちらが勝っても」ハイハイと素直にさせるとお思いか?

エリートの方は当然抵抗する。
そして組合側も、この衆院選で民主が勝ち、これまでエリートが吸ってきた甘い汁を自分たちが吸える立場になった時、
本当に民主党に抵抗をしないのか?、
自らの支持基盤が官僚組織機構の改変改革に牙をむいてきたとき、
本当に民主党という党が、自らの改革を左右しないか?
政権が見え始めた途端にブレだす鳩山民主党党首の言葉や民主党の各種政策を見ていると、とてもそうは思えないのである。

自民党から抜けてきたという連続性関係性をもってして、渡辺新党「みんなの党」を自民党の補完勢力と言ってしまって、果たしてよいのか?
渡辺喜美がこれまで野に下ってさえ主張し、地方の改革のうねりを支援して訴えてきた、「官僚組織、官僚機構の改変」
民主党の方こそ、自民党公明党に代わる、最大級の「官僚組織・官僚機構維持の補完勢力」になる危険性を秘めているのではないか?

以上、反論させていただく

2009.08.11 13:10 URL | shimura #XQYq98OQ [ 編集 ]

 週刊金曜日を立ち読みしていたら、松原仁が右翼的な団体や議連を何軒も掛け持ちしているとの事。東京の民主議員のなかでは、松原だけ突出している。対する石原弟は右翼団体にはどこにも属していないようだ。
 そうだとすると、民主より自民の方がマシという選挙区もすでに存在しているというべきなのでしょうか。

2009.08.11 13:16 URL | puyonyan #- [ 編集 ]

puyonyanさん、

松原仁は、稲田朋美や城内実ともども、すぎやまこういち氏に応援歌を作ってもらった極右ですから論外ですね。ただ、石原一族に投票する気もしません。

東京3区には、共産党候補が立候補するみたいだから、私だったら共産党候補に入れますね。

2009.08.11 13:23 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

 さっそくご返事ありがとうございます。実は、私の選挙区はそこまでひどいケースには当たりません。しかし、民主の候補者も積極的に入れたい人ではありません。そんな悩みをかかえている人は私だけではないでしょう。共産党が相対評価ではダントツでも死に票がイヤだからと思い、今まで選挙区では民主でした。
 今の返事で、たとえ死に票になったとしても、迷い無く共産党に入れるという態度は決して無駄にはならないと思いました。なんだかんだ言って、私も損得ばかり考えて生きてきた人間だったのかと考えさせられてしまいました。
 かつて民主党の国会議員で、新ガイドライン法などにたった一人で全面反対した人がいました。一人でもだめな物はダメと言いきれる姿勢に心を打たれました。私もその人のようになりたいと思っていました。私が政治の事を考えるようになったのはそれからです。
 その時の事を今になって思い出しました。その人のようになりたいのだ、という思いが甦ってきました。政治家になりたいとは考えていません。しかし、その人のようにたった一人でもだめな物はダメといえる人でありたい。

2009.08.11 13:42 URL | puyonyan #- [ 編集 ]

puyonyanさん、

四国・中国などの地方では、比例区で共産党や社民党に入れることさえ「死に票」になって、結果的に自民党を助けかねませんが、かといって選挙区も比例区も民主党に投票してやる気には、私はなりません。選挙区でも同様に、自分が一番良いという人に入れるか、戦略的投票行動をとって自民党を落とすことを第一優先にするかは、人それぞれでよいと思います。よくある、「共産党は自公の補完勢力」という主張は正しくないと私は思います。

2009.08.11 13:53 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

私の選挙区では、比例で共産は議席獲得できます。社民はムリかも知れません。どちらかに入れるつもりです。比例で民主に入れた事はありません。
 だいたいが、皇族でしかも世襲の議員を党首に頂く2大政党が政権を争っている事自体、いやしくも民主主義などと言っているのなら、まずありえないことのはずです。国や年号が何なのか分からなくなってきます。
 そんな現状がそもそもおかしいと思うならば、共産党を補完勢力呼ばわりすることはありえません。私は社民党も共産党も余り好きではありませんが、完全に自民と民主だけになったら、生きにくい社会に成り果てるでしょう。実際二大政党制であるアメリカやイギリスが、イラク戦争を行った超格差社会だということは、ここの読者の方々に今更言う事も馬鹿げています。
 けれども、自民はもちろん民主なら何でもダメだ、という主張にも与しないブログ主さんの柔軟性にも好感が持てました。どうも全肯定全否定の人が多いようです。私も反省させられる事があります。「人それぞれでよい」と言って下さる人はあまり見かけませんでした。
 正解のない問題も多くあります。それに対して一つの答があると考えてしまう間違いにもまた、気を付けようと思います。
 
 
 

2009.08.11 14:35 URL | puyonyan #- [ 編集 ]

このように日々情勢は次の時代に動いているわけですが。
ネットの一部では、例の21臨調提案による党首討論を、ニコ動でノーカット中継ということでウヨさんが大喜びです。
それ以前に「あらたにす」も全中継と文字起こしを決めているのに、そっちは殆ど無反応というのが面白い。(社会的影響はどう見てもあらたにすが上なのに)

いや、そもそもマスコミ報道が民主有利とか只の現実逃避で、それを真に受ける自民がどうかしてるだけなんだけど。
こんなもので何か変わるはずは無く、放送後に一つも社会的影響がないのは自明です。
今まで散々「ノーカットで流せれば自民が勝つ!」とかほざいていた連中、実現されて何も効果無かったら、今度は彼等どう言い逃れるつもりなのか・・・そればかり興味深々です。

こんなん本当にどうでもいい瑣末事ですけどね。
もう、どこまで低レベルなとこで停滞するつもりだろうって。しかしまさか政権党が同じレベルに堕ちるとは。

2009.08.11 18:30 URL | Gl17 #EBUSheBA [ 編集 ]

今回のエントリー以降、おそらく「みんなの党」の5文字がkojitakenさんのエントリー記事に載ることは、たぶんほとんどないでしょうから、「みんなの党」についてもう1つだけ。

確かに「みんなの党」、正式結成が遅くてこの選挙、埋没気味です。
おそらく比例票は絶望的でしょう。
ですが、それぞれの地区で、それぞれの問題を見て、それぞれの候補を知ってください。

ほとんどそれぞれの候補の個人選挙にも近くなった、今回の「みんなの党」の衆院選。
勝ち残る人間が渡辺・江田以外にも出るのであれば、その政治家はまさに「党」に縛られず、国の改革のために自ら動いていくことの出来る人間と成る。
なぜなら、風でない、党の物でもない、個人の地盤を、その政治家は持つことが出来たのだから。

こういう政治家を育てていくこと。
これは大事ですよ、みなさん?

自民党、民主党、共産党等を見てごらんなさい。
党の意向にビクビクし、幹部以上が間違っていると思っても、ろくに逆らうことも出来ず、だんまりを決め込んで寄らば大樹の寄生人間共、政治家ならぬ寄生事家の、なんと多いことか。
そんなことでは、改革も、革新も、保守にさえなれない、成らない。

この遅すぎる新党の結成。
ただ目の前の選挙だけ見て判断するならば、愚策中の愚策です。
けれど気骨ある政治家を、選挙民一人一人が精査し、厳選し、選び抜くことをもし実行することが出来るのであれば、(言うまでもなく民主主義の基本中の基本ですが)
「みんなの党」のこの選挙戦術は、確実にみなさんの未来に種を蒔く。

どうか、それぞれの地区で、それぞれの問題を見て、それぞれの候補を知ってください。

そうしてみなさんが「みんなの党」の政治家をやはり当選させるのであれば、
その人間は、「党」の枠組みなど軽々超えて、
まさしく「みんな」のために働く政治家と成るでしょう。

「みんなの党」はその政治家を創るための登竜門。
そして次代の政治のリーダーたちを汲み上げるための、千尋の谷。

そのように思っていただいて、差し支えない。

そしてもし、みなさんの地区の「みんなの党」候補がみなさんの眼鏡に叶わない候補であった場合、比例票で救い上げる必要など、一切ない。
そのぐらい厳しい選挙を、厳しい政治家の選別を、それぞれの候補に、そしてみなさんに課している。

以上。

2009.08.11 21:54 URL | shimura #XQYq98OQ [ 編集 ]

とりあえず、結党宣言でPHP総研と政治評論家屋山氏を連れて来た時点で、あの党は自民より危険と判断してます。
あの人選はもう決定的でした。

2009.08.11 22:28 URL | Gl17 #EBUSheBA [ 編集 ]

要するに、小泉主義の集まりと考えて間違いないと思います。政府の無駄遣いを猛烈に批判しつつ、公共セクターの払い下げや廃止を進めていくことを力説していますね。
 今の自民党は、小泉路線の見直しに言及している勢力が強かったりするので、そのことに対して渡辺Jrは大いに不満があったのでしょう。その不満が離党の大きな理由だったと言え、またそもそも彼は選挙は無敵だから、離党もしやすかったと考えて良いでしょう。
 彼もまた世襲ですね。どこまでも世襲に満ちあふれています。ほとんど三国志のノリで政治やってますね。ゲーム感覚とは彼らの方に当てはまる言葉なのでは。
 そういえば、世襲で親を越えた人は、貴乃花くらいしか思い当たりません。

2009.08.11 22:44 URL | puyonyan #- [ 編集 ]

「きまぐれな日々」のタイトルの背景の写真の山ってなんていう山なの?

2009.08.11 23:28 URL | jala #- [ 編集 ]

jalaさん、

香川県の飯野山、別名讃岐富士です。「富士」とはいっても、標高400メートルちょっとの低山です。

2009.08.11 23:38 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

讃岐富士ですか。
この「xx富士」という言葉の響きは好きですね。全国どこに行っても富士がある。富士は日本一の山。

2009.08.12 07:28 URL | 謎のカスパール・ハウザー #- [ 編集 ]

しかしあれですね、世襲を嫌う方というのはやはり天皇制にもご反対なんですか?
神社の神主の世襲なども、やはり不純であるとお考えなんでしょうか?
血筋や家などの歴史性を全て否定して、古いだけの建物などに価値などないから、とっとと全部新しくビルなどに建て替えた方が経済的かつ実用的だ、などという新自由主義の経済路線に賛成の方なんですよね?
家柄や世襲で全てを推し測るということは。

それならそれで結構ですけど、家柄がどうとか世襲がどうとかより、政治家の能力で、政治家の評価はすべきですよね?
そこで家柄だ世襲だとか言うのは、「貧乏な家の子供が政治家になんてなれるわけないだろ」とか言っちゃう人のメンタリティーと大して変わらないように思うんですが、違いますかね?

あ、煽りでなくて、純粋な疑問です。念のため。

2009.08.12 13:29 URL | shimura #XQYq98OQ [ 編集 ]

 貴殿は、保守を自称する人達が、京都の景観を破壊してきたことをご存じでしょうか。皇居周辺に巨大ビルを建築してきているのは、まさに「保守」の側の人たちです。反対しているのは、共産党ぐらいなものです。
 それに、世襲と新自由主義は矛盾しないどころか、一体といって良いと思います。政治が「勝ち組」によって独占され、それが下の世代に受け継がれていくわけです。小泉を見れば明らかでしょう。もっとも、あの人は特定郵便局の世襲を批判しておきながら、というどうしようもない人です。
 

2009.08.12 14:27 URL | puyonyan #- [ 編集 ]

あと、新自由主義と復古主義的思想は矛盾するどころか、車の両輪とも言えると思います。小泉の靖国参拝が端的な例です。このブログでは、経済における最先端性と思想における復古性を兼ね備えた論者として屋山太郎が、紹介されています。
 規制緩和でアナーキーになった社会を、伝統回帰で再統合しようとするのが、一連の流れだと言えましょう。
 ところで、自民党には猪口邦子氏と稲田朋美氏という、女性問題について両極端とも言える考えを持つ人がいます。このことは、自民党のレンジの広さを物語るのではなく、矛盾無く共存できているからこそ成り立っているのだと思います。女性の社会進出(猪口の主張)は、規制緩和そのものとも言えます。低賃金労働も深刻化します。そこで家父長イデオロギー(稲田)が社会統合のために活躍する事になりましょう。
 竹中的経済オタクと平沼的思想右翼は両立しないどころか、セットで活躍すると言えるでしょう。それがここ何年かの自民党だと思います。

2009.08.12 14:56 URL | puyonyan #- [ 編集 ]

>puyonyanさん

貴殿、と書かれていてどんな立派な人がいるんだろうかと思いましたが、もしかしたら私のコメントへのレスでしょうか?(違っていたらごめんなさい)
もし私のことなら、そんな大仰な敬称つけていただく必要ありませんので、半角で面倒臭いですけど、shimuraとお呼びください。

よろしければ、京都の景観を壊す建築に協力したという、保守の方のお名前を教えてください。私も勉強不足なもので、具体的に名前を上げてもらえないと、誰のことやらよくわかりません。

あと、皇居の周りの景観を守るために共産党が尽力したこと、非常に立派だと思います。
本来、保守だの革新だの関係なく、環境や景観を守っていくことは、文化即ち歴史を大切にすることと同義ですから、これは共産党が正しい。
憲法を改定して、環境権の条項を書き込むべきだ、とつくづく私などは思います。

けれど、世襲であることと新自由主義であることとは、やはり分けて考えた方が、物事を正確にとらえられるような気がします。
世襲でない人間が新自由主義だった場合、騙されてしまいますし、偏見の目で見られた本来 新自由主義に懐疑的だった世襲の人が「いいよいいよ!そんなに俺のこと新自由主義新自由主義って言うなら、新自由主義に染まってやるよ!」とグレてしまうかもしれません。

新自由主義と世襲の人が、なんだかセットになってるケースが多いように見えても、
たとえ科学的に「世襲の議員は新自由主義遺伝子(仮名)を生物学的に獲得しやすい」という偉い学者さんの証明が出たとしても、
本人の後天的な経過を偏見なく判断した上で、「うん、やはりこの人は新自由主義の人だ」と判断してあげるようにしましょう。
血筋や家柄の問題は、本人の思考に影響を与えるものだけれど、絶対のものではない。

先天的な事柄で、安易に差別主義に陥って人を見下すようなことは、やはりいけない。
そう思うのですが、どうでしょうか?

小泉についてはお書きになられた経過のように、新自由主義の人でしょう。
それと同じことを、世襲の方、一人一人に行って、一人残らずやはり新自由主義の人だったという証明がなければ、世襲=新自由主義説は成り立たないと思いますし、
たとえその証明が成されたとしても、私は人間の先天的な事柄から飛翔する人間の思想の自由を、信じていたいですね。

2009.08.12 16:27 URL | shimura #XQYq98OQ [ 編集 ]

確かに、ケケ中は世襲とは正反対に位置する(野中氏とも通じる物がある)人です。その彼が新自由主義の最右翼だったのも否定できません。
 しかし、前に書き込んだ、私が尊敬していた政治家は、親が自民党の大物でした。だからこそ尊敬していた部分も非常に大きかったと思います。いかなる抑圧にも屈しない人間性を、そんな所からも感じさせられました。そのような人は、ほとんどいないのではないでしょうか。
 私が言いたい事はやはり、トレンドとして弱者の声が政治の場から封鎖されることに対する危惧です。結果が不平等なのも問題ですが、それ以前に機会の平等すら、政治の場を筆頭に破壊されてきていると思います。それが封建時代のような代物に行き着いてしまうのでは、論外でしょう。しかも、昔より経済の規模が拡大している分、たちが悪い社会に成り果ててしまうおそれが大です。
 京都や皇居で、自民党や公明党、そして民主党のなかで、乱開発を突出して叫んだ人はほとんどいないでしょう。本音では反対だった人も中にはいるかも知れません。しかし、反対したのは、共産党だけでした。
 

2009.08.12 18:20 URL | puyonyan #- [ 編集 ]

 京都の件ですが、政治家でないので構わないなら、稲森和夫や塚本幸一(故人)といったところです。

2009.08.12 18:43 URL | puyonyan #- [ 編集 ]

8/4のエントリーでのコメントに、
>しかしその裏では、コイズミタケナカ構造改革の「おかげ」で、特に地方での支持基盤がますます離反しつつあり、自民党議員はそれに気付いていなかったわけではないのでしょうが、手の打ちようがないまま4年が経過してしまった、ということなのでしょう。
2007参院選の結果はその流れの現われであり(後略)

と書きました。それを示したデータを以前見た覚えがあったので上記のように書いたのですが、
<自民党惨敗が見えてきた ─ 中日新聞調査より>
を拝読して、それを思い出しました。

2005年衆院選「小選挙区」を自民党が独占した県は次の17。
青森、山形、群馬、栃木、石川、福井、岐阜、和歌山、山口、香川、愛媛、高知、島根、鳥取、佐賀、宮崎、鹿児島

簡単にくくると、北東北(岩手を除く)、北関東、北陸、四国、九州は、自民党が特に強い地域と見なせると思います。

ところが、2007年参院選では、1人区(29)の過半数を民主党など野党が制した(23)わけですが、その中には、上記の「2005年衆院選での自民党独占県」のうち、青森、山形、栃木、石川、鳥取、島根、香川、愛媛、高知、佐賀、宮崎も含まれていました。
(1人区を自民が制したのは、群馬、福井、和歌山、山口、大分、鹿児島のみ)
http://www2.asahi.com/senkyo2007/chart/070730b.html

さて、
http://www.news.janjan.jp/election/0708/0708210111/1.php
↑ここに、2001年参院選、2004年参院選、2007年参院選の、「比例区」における、自民党(緑)と民主党(オレンジ)の得票率の差を県別にグラフ化したものがあります。得票率が10%以上開いたところを濃く、10%未満のところを薄く色塗りしてあるので非常に分かりやすいです。

米大統領選で各州ごとの、共和党・民主党の色分けの推移のグラフをごらんになった方もいると思いますが、それに似ています。
一見してわかるのは、2001年は47都道府県すべてで「自民党>民主党」だったのに、2007年には「自民党>民主党」であるのは、秋田、群馬、富山、福井、島根、山口、大分、宮崎、鹿児島のみになっていることです。そして注目すべきは2004年はその中間くらいになっている、ということです。

本文の分析にもこうあります。
「その兆候は2004年に既に現れていました。自民党の支持基盤であった農村部での退潮が目立ち始めました。小泉首相の『構造改革』に反発したのです。それでも保守王国と言われた県にはまだ緑色が残っていました。その流れが一層進んだのが2007年です。」

もちろん、2007年参院選は、2005年衆院選で自民党を勝たせすぎたという認識が広くあった上に、消えた年金問題など与党の失点が重なって与党が大敗した、という特殊な背景もあったことも考慮しなければならないとは思いますし、衆院選と参院選では制度も、有権者の意識もさまざまに異なるので、同列に論じるのは適当ではないでしょうが、2004年参院選での得票率がすでに全国レベルでかなり拮抗していたことは見過ごしてはならないポイントだと思います。(獲得議席総数では、わずか1議席差とはいえ民主党>自民党でしたし)

やはり、自民党の伝統的な支持基盤が、2001年の小泉政権以降、徐々に崩壊してきていたて、現在もその傾向が続いていることは間違いないでしょう。そうであれば、今回の衆院選で、kojitakenさんが紹介された、中日新聞の調査にあるような、福井、岐阜、静岡など自民党が強いとされていた地域での自民党の凋落の原因は、麻生首相、麻生内閣の問題もダメ押しになったのでしょうが、2001年からの小泉政権のコウゾウカイカクという名の新自由主義路線を選択した自民党全体に、「より」大きな問題があったと見るべきなのだと私は思います。

自民党が200議席を割る、場合によっては150議席を割ることはかなり可能性が高くなっていると思いますが、いくつかの週刊誌がセンセーショナルな見出しを出すような300議席前後まで民主党が伸ばすかどうかは、従来の自民党支持者で自民党には入れないと決めた人々が、民主党に入れるのか、民主党以外の野党に入れるのか、それとも棄権するのか、によってかなり左右されるように思います。
「政権交代」が取りざたされて投票率は上がるようにも言われていますが、実際には郵政民営化選挙ほどの投票率にはならないでしょう。そうだとすると、その原因は、従来の自民党支持者が棄権にまわる分が多かったから、という分析がなされるかもしれません。

2009.08.12 19:02 URL | sweden1901 #SVqLzQOU [ 編集 ]

>shimuraさん

渡辺喜美氏が自民党を離党した直後の記事です。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090114/stt0901141845008-n1.htm
自民党を離党した渡辺喜美元行政改革担当相は14日、民放テレビ番組で「衆院選の結果を踏まえて第1党、第2党が連立する危機管理内閣を作れといっている。できなければ私が第3極として橋渡しをやる」と述べ、大連立を促す第3極づくりを目指す考えを示した。
(引用ここまで)

渡辺喜美氏が果たそうとしているのは、【民主党を分裂させるための橋渡し役】、言ってみれば、民主党を分裂させるための別動隊の役割である、とこの時点で私は危惧していました。

渡辺喜美氏が新自由主義路線であることは明白ですから、新自由主義に嫌悪感を持っているであろうshimuraさんがなぜ肩入れしているのか分からないのですが、8/9のkojitakenの日記にkojitakenさんが書かれている通り、渡辺喜美氏は、社民党、国民新党と民主党が連立を組むことを批判し、「みんなの党」が民主党と連携することを肯定する発言をしています。
これはまさに、民主党の中に手を突っ込んで、政界再編をめざす動きでしょう。
みんなの党は、下野新聞によると、
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090808/189737
政権交代後の政界再編を目指すとしている。渡辺氏は再編戦略について「来年の参院選前に必ず動きは起こってくる。積極的に働きかけたい」と述べた。
また新党の位置づけについて「政権交代プラス政界再編のための起爆剤。(新党が)延々と続いていくということは念頭にない」と、理想の政党体制をつくることで役目が終わるとの認識を示した。
(引用ここまで)

民主党による政権交代が起きたとしても1年やそこらで「政界再編」となれば、既得権益にまみれた自民党議員らがゾンビのようによみがえって来てくることを意味します。
民主党が掲げる政策のほとんどは、マニフェストの工程表にも示されている通り、2年、3年かけて実現しようとしているものです。それらのほとんどが実現する前に政界再編が起こってしまったら、2009衆院選はいったい何だったのか、ということになります。政権交代を望んで民主党(+社民党、国民新党)に投票した有権者の多くは、自民党が1年で復活することをも望んでいるのでしょうか?
「みんなの党」がやろうとしていることはそういうことです。

2009.08.12 19:43 URL | sweden1901 #SVqLzQOU [ 編集 ]

>puyonyanさん

京都の件、ありがとうございます。
勉強します。

>弱者の声が政治の場から封鎖される危惧

そうです。
民主主義において、(最低限の人間同士のマナーを守っている人間の)言論を封鎖して政治の場から放逐することぐらい、軽蔑すべきことはありません。
科学的根拠もなく、人間の尊厳を信じる心すらない偏見からレッテルをつけ、政治の場に上げることすら拒否してしまうことは、それと同義です。

おそらく、私とpuyonyanさんの政治思想や立場は大きく離れているでしょう。
しかし、そこに人間を信じる、信じたい希望があれば、必ずどこかでお互いがソフトランディング出来る点がある。作れる。
人間の尊厳を信じてください。自分の絶望に、負けないで。

個人間の絶対的断絶から愛を考え、相手個人とコミュニケーションを取る技術にキリスト教圏の人間は長けていますが、
日本では、共同体の和にいる人間はたとえ困ったチャンでも共同体のルールを守るなら味方…?
共同体の外にいる連中(境にいる人間含む)は鬼や妖怪…?
みたいなところがありますから、まずはそういう日本型共同体思考から脱却して、
キリスト教圏の個人間コミュニケーション技術「愛」=「人間の尊厳」を信じてください。

日本でも(特にネットの中では)個人間の絶対的断絶が共同体ぶち壊しで進んでいますから。善くも悪くも。

実は政治的改革が求められる背景には、このような日本の共同体破壊と個人間の絶対的断絶の深化が関係していて、
嫌が応にも日本人はキリスト教圏で言うところの「愛」に辿り着かなければ、連帯することもままならないのですが(やれる人は無意識にやっているのですが)、
それはまた長い話になりますから、この辺で。


どうもありがとうございました。

2009.08.12 19:58 URL | shimura #XQYq98OQ [ 編集 ]

>sweden1901さん

私の選挙区には、6月の市長選挙で民主党でありながら自民党公明党と手を結び、公約破りの4期目を目指す市長を応援し(民主党は3期以上の地方首長の多選は「党として」応援禁止)、当選させた民主党の幹事長代理がおり、
それを民主党に残しておいてはまさしく政局の要所で分裂や裏切り騒動に荷担するだろう変節漢なので、
それが全ての答えです。

共産党支援に回ることも考えましたが、「比例票を!比例票を!」と言うばかりで小選挙区で彼を追い落としてくれる熱意が無いので。
後は自滅もとい自民党と諸派なので、選択肢がないのです。
よって、残された選択肢になるたけ私の意向が入ってくれて、勝っていただけたら申し分無いので、出来うる支援をしているわけです。

民主党分裂を恐れていずれ分裂騒動起こしそう、いや必ず起こす予感ビンビンの変節漢民主党幹事長代理を国政に送るより、
演説はいまいちだけど思想思考が私の好みに近い政治家を、私の意向がなるべく入る形で国政に送り出す方が、なんぼかマシというものです。

逆に聞きたい。
sweden1901さんなら、こういう時どういう道を取ります?
あ、いや、うちの候補の情報をあまり出さずにこの設問は、答えにくいですね。
すみません。

2009.08.12 20:58 URL | shimura #XQYq98OQ [ 編集 ]

こちらこそどうも。私もご多分に漏れず、立場の違う人と関わる事は一番苦手です。しかし、何かしら表現していく上で、絶対に避けては通れない道です。ここまで貴重なアドバイスを頂ける事になるとは思いがけない収穫です。
 立場の違う人同士はおろか、立場の近いもの同士でもソフトランディングできていないのが現実です。社民党と共産党の共闘すらできない社会です。このブログに対して、立場の近い人から罵声が飛んだりもしているようです。そんな中で、貴殿が「立場が大きく離れているが、ソフトランディングできる道はある」と仰って下さったことは、非常に心強い限りです。
 私の尊敬していた政治家も、人間を信じていたからこそ命がけでやれたのか、と考えさせられました。単なるマスターベーションでできることではないでしょう。その人はその後も当選し、今は引退しています。評価している人が少なからずいたのだと言う事でもあると思いました。
 今日アドバイスいただいたことを肝に銘じ、主張すべき事は主張しますが、必要以上に敵を作らないように心がけたいものです。敵を作りやすい方なので、くれぐれも注意します。
 

2009.08.12 21:49 URL | puyonyan #- [ 編集 ]

データ的には青森、山形、栃木、群馬、石川、福井、和歌山、鳥取、島根、山口、香川、愛媛、高知、佐賀、大分、宮崎、鹿児島と言った東北、北陸、北関東、・中国四国、九州が自民が強い。小沢戦略は北関東・北陸・四国に刺客を送り込む戦略、そこへ世代交代ムードを高める。市町村合併で市町村議が削減されたり、自民の手足がいなくなる現実を見越しての戦略化???東北・北関東・北陸・中国・四国・九州が市町村合併が進んでおる地域が自民党が強い地域と重なる。(小泉改悪の一環が市町村合併)その影響が色濃く出るか注目される。

2009.08.13 04:22 URL | ぶじこれきにん #U9m.xr6A [ 編集 ]

民主党のマニフェストの工程表のことなんですけどね、
どうにも民主党は小沢側、反小沢側含めて、政界再編・分裂を当て込んでいる節が見受けられます。
小沢側は「とにかく何でも詰めこめ!」というような話をしたと聞きます。
反小沢側(小沢から疎遠側)は民主党幹事長代理の、党則に反した、自公と結びつくしがらみとも言える組織票集めの行動を見逃し、何の処分もしない。(しかも、彼は民主党の広報部長を兼ねている)

これは腰をどっしりと落ち着けて改革を行う政党の動きとしては、ちょっと腑に落ちないところがある。

小沢側も反小沢側も、衆院選後の政界再編・分裂を当て込んでいる。
そうすれば、どれだけ工程表を書き込んでいても、
小沢側は「再編・分裂に加担した奴が悪い」
反小沢側は「日本の将来を考えれば致し方無く云々」

そこで選挙を行って、今度はより純度の高い、改革のための保守党を再再編する。
小沢側の狙いはそこら辺にあって、反小沢側は(民主党幹事長代理のように)それに踊らされている。
そのようなシナリオを裏で組んでいるのではないか。
(私はその場合、脱官僚・脱財界・反貧困の色が濃い、旧来勢力とのしがらみが無い薄い方に付く。今ももちろんそうだけど)

まあ何せ、百年近くも続いてきた官僚支配です。江戸時代を除けば、もっと(細々と)命脈続いてきたと思われる、朝廷支配の流れを汲む連中を相手にするのです。
1~2年あるいは2~3年、足並みを揃える期間に使っても、相手はなにせこの日本から逃げようがないですから笑、
段階をきちんと踏んで、あらゆる連係をとる(財界以外)準備を整えて、事に当たることは、必然とも言える。

ただ、その2~3年の間に一般市民国民の死者被害者をどこまで考慮に入れたシナリオを描いているのか、
そこが気に入らない。

いよいよ、政府・権力に頼ることない一般民衆の「連帯」「連結」の力、民主主義の核たる部分を、
個人コミュニケーション、深い絶対的個人間断絶の絶望の淵から、その絶望に負けぬ『人間の尊厳』を信じたい、切なる『情』を民主主義という『理』に重ね合わせて、
「我々が」、連帯・連結する。させる。
そのことによって、政治家が「狩り」に集中する間の飢餓の時代を、耐え抜く。
その時期がやってきたのか。

そんな感じがしますね。何となくだけど。

2009.08.13 07:55 URL | shimura #XQYq98OQ [ 編集 ]













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