きまぐれな日々

ブログを始めて4年目になるが、これほど自分の意見が通りにくいことは初めてのように思う。だが、ブログを始める以前、掲示板投稿者だった頃の自分を思い出すと、同様の時期が一度だけあった。それは2005年の郵政解散・総選挙の時で、それまで過激なコイズミ批判をしても常に賛否両論だったのに、あの時期に限って、何を書いてもコイズミ信者からの激しい反論を食って、しかもその数が圧倒的多数だったのに辟易したものだ。当時、共産党や「サンデー毎日」が、「具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターを支持する『B層』に『徹底フォーカス』したラーニングプロモーションを行う」と堂々と書かれた「スリード」社の資料の存在を暴いた時、これで自民党の勝利はなくなったと狂喜乱舞した私が掲示板にそのことを書いたら、「私たちはバカだというのか」と、激しい反発を招いて袋叩きにされた思い出がある。結局総選挙は自民党の圧勝に終わり、これは掲示板なんかにとどまっていてはいけない、と思ったことが、私がブログを始めたきっかけの一つになった。

現在は、あの時以来の雰囲気だ。ただ、熱狂の対象が「構造改革」から「政権交代」へと変わっている。コイズミ信者はすっかり影を潜め、代わって、政権交代至上主義者というべきか、小沢一郎・鳩山由紀夫心酔者というべきか、民主党執行部を熱狂的に支持する人たちが、「右」も「左」も弾き飛ばす勢いである。ネット右翼は、相変わらず改憲論者の鳩山由紀夫でさえ、「祖父(鳩山一郎)譲りの親ロシア」だとか「親韓親中」などと批判しているありさまで論外だが、反自公勢力の中では、「右」から順番に、小沢一郎・鳩山由紀夫(民主党保守派)に心酔する主流派、民主党中間派の岡田克也を支持する勢力、民主党と社民党・国民新党・新党日本の連立の枠組みを重視する勢力(民主党でいえば左派に近く、社民党との親和性も強い)、それに「自民・民主の二大政党自体が似た者同士」として批判する主に共産党支持の勢力に大きく4分されるように思える。当ブログは、4派のうち3番目の勢力に近い。ネットでもっとも大きな声を上げ、支持も得ているのは1番目の主流派である。彼らは、それより(私の把握では)「左」に位置する3派を、いずれも激しく攻撃する。彼らによれば、共産党は自公の補完勢力である一方、岡田克也は自公の「犬」なのだという。その中間に位置する当ブログも、「隠れ自民(自公)」だとして非難の対象になった。

これは、何もブログだけの話ではない。一線を退いた保守本流の政治家・白川勝彦氏のサイトの掲示板を源流とする「平成海援隊 Discussion BBS政治議論室」という掲示板のアクセス数がしばらく前から急増し、現在、1日あたり2万件を大きく超えている。これまでの累積アクセス数では当ブログの方が多いが、当ブログは1日のアクセス数が、ブログを更新している平日でさえ4千件台だから、いずれ「平成海援隊BBS」に逆転されるだろう。だが、その中身たるや小沢一郎・鳩山由紀夫の民主党執行部マンセーそのものなのである。中には、そうした主流派に違和感を持ち、第三極を求める人もいて、それさえ私から見れば「保守三大政党」論にしか見えないのだが、そういう人が投げかける「議員定数削減への懐疑論」に対して、掲示板投稿者の多くはいたって否定的で、民主党の鳩山由紀夫や岡田克也らが唱える議員削減案に賛成している。これには大いに失望させられた。また、彼らの多くが極右の城内実に親和的なのも気になるところだ。

いくら特定の政党や政治家を支持していたって、人間の考え方は一人一人みな違うのだから、いろんな議題に対して談論風発の気風がもっとあっても良いと思うのだが、掲示板の雰囲気は必ずしもそうではない。政権交代至上主義になっていて、何のための政権交代なのかが忘れられているように思えてならない。

もちろん、ネットの議論とリアルの世論は違うが、アクセス数を操作して過大に見せかけてランキング上位に居座るネット右翼のブログとは違って、上記掲示板や最近民主党(小沢一郎・鳩山由紀夫)応援で急成長したブログのアクセス数は掛け値なしに日に数万件あり、それは「右」の自公政権支持者や「左」の前記3派支持者を圧倒している印象を受ける。もちろん、全国民から見るとそんなに大きな比率でもないのだろうが、そこは小選挙区制の選挙。前回の「郵政総選挙」では、小選挙区での自民党の得票は、前々回(2003年)の選挙より5ポイント程度増えただけだったが(比例区は16ポイント増)、小選挙区の議席は前々回の168議席から一気に227議席まで増やした(民主党は前々回105議席、前回52議席)。ちょっとした支持率の変化で獲得議席数は劇的に変わる。現在は、「政権交代」という言葉に期待を寄せる有権者が多く、前回総選挙のことを思い出すと、この流れは選挙が近づけば近づくほど加速するだろうから、今度の総選挙は民主党の大勝になる可能性が強まってきたように思う。もちろん、6月19日には西松事件の初公判もあるが、小沢一郎は代表代行にとどまっているとはいえ代表の座を降りているし、麻生太郎は「国民の最大の関心事」などと言うけれども、国民にとってもっとも関心があるのは暮らしのことだし、西松事件は大久保秘書の逮捕から3か月になる。公判が、3月の時のような民主党の支持率急落、自民党の支持率急伸につながるとは考えにくい。

ことわっておくが、私も政権交代は起こさなければならないと考えている。だが、それは目的ではなく手段に過ぎない。同じところもあれば違うところもある自民党と民主党だが、とにかく一度政権を交代させなければ何も始まらない。しかし、民主党も経団連や御用労組の縛りが大きい政党だから、新政権の政策も国民の過大な期待を満足させるものにはならず、必ず批判を浴びるようになる。その際、期待が過度に大きければ失望もまた大きくなり、自民、民主のどちらにも満足できない世論は、過激で排外主義的な議論になびきやすくなることを私は心配する。その点でも、前記「平成海援隊」の掲示板投稿者たちが、現在の段階で既に城内実に親和的なのが気になるところだ。誰も「国籍法改正」をめぐる城内実の妄論には言及しない。

当ブログにも、昨日のエントリ「戦前にも失敗していた「二大政党制」」に、

あんたのような完璧主義者の非現実的な発言は結果的に自民党を延命させ、民主党や他野党の足を引っ張ってるという事に早く気付くべきだ。

などというコメントを寄せた者がいるが(比例区の定数削減の件では、明らかに民主党が「他野党」の足を引っ張っている)、民主党主流派への同調を強要するような空気が間違いなくあり、それは時が経てば別の方向に暴走する危惧を、私は持っているのである。


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共感しました。
きまぐれな日々さんのような人が居ないと
民主党が政権をとってもちゃんとした軌道に乗れるかわからないです。
自公民の失敗は誰も彼らの暴走を止める事が出来なくなったことです。現時点での民主党の考えはとても良いと思います。でも、初心を忘れずにこれからの政権をになっていくには絶えず厳しくみられ、又厳しさが民主党への助言になるという体制が作れることが必要です。
ただ心配なのは正しい批判が、自公民によって使われ、民主党の解体に繋がることは絶対にあってはなりません。私は政権交代の先は二大政党でなければならないと思っているので、それを根付かすにはかなりの時間、年月が必要だと思います。とてもバランスが難しいですが、今のような報道のあり方も変わらなくてはいけませんし、私達国民が選挙を見る目も変えなければいけませんよね。ただ有名だからと言って政策を知らずに投票してもいけないし、政策を誤解して理解してもいけない。とにかく、ブログの役割はとても大きくなると思います。
ですので、これからも色々な意見を聞かせてもらえると私も国民の一人として考える材料が増えて助かります。
いつもお疲れ様です。これからもよろしくお願いします。

私も、少し怖く感じるのは小泉を熱狂的に支持した時のように盲目についていくのは危険だと思います。冷静に政権交代を目指し、その後は一つ一つ政策を注視していく事が必要だということ、とても共感します。

2009.06.05 09:12 URL | 心穏やか #bBmFigmc [ 編集 ]

せっちー
「全くどこの世にも『ひいきのひき倒し』はいるもんだな。
我々のような小さくてもそれなりに声を出す勢力があるからこその政治だろう。
それが烏合の衆になって『政権交代』って・・・あんたらねえ、あれだけ熱狂して細川さんが最後どうなったかわかりますか?
小泉さんに入れたらどうなりましたか?
それを考えたら、一方になびいていいことなんてなかったのは学習したんでしょ?
かつて『絶妙なバランス感覚』ってあったけど、あれが真っ当な形なんだよ。
また過ちを繰り返すようじゃその程度の民度になるよ。
だから次は国民新党に・・・というわけじゃないぞw」

2009.06.05 09:35 URL | 観潮楼 #- [ 編集 ]

kojitakenさんの意見はとてもよく理解できます。
私自身も、多分小沢命?の熱狂的な支持者と思われているのでしょうね。
でも人にはそれぞれの場面で果たす役割というのがあるとすれば、今この場面では小沢代表だろうと思いました。
そしてそれにつづく人達によるまともな政権交代しかないだろうとも思っていました。
kojitakenさんは、すでにその後の先の事を考えておられて、それはそれでとても賢明なことだと思います。
多くのリベラル系ブログでは、小異を捨てて大同につけとばかりに、kojitakenさんの様な賢明な意見を見てみぬふりをしたり、非難する意見が出てくるのはどうかと思います。
私は小選挙区を官僚制打破の為に、政権交代の出来る体制作りの手段として使った小沢代表のもくろみは成功したのだと思っていますが、政権交代が実現し官僚の支配という歪な日本の変革が実現したら、制度は比例代表制に進化させるべきと考えています。
そうでないと、すでに国際社会では過去のものとなりつつある二大政党制では、第三の考え方をもった新しい勢力が育たずに、日本は再び活力を失う事になりかねませんからね。
それで今の日本の与党自民党はといえば、あれは政党とはいえないような代物です。
あれは日本の政治そのもので実はすべてです。
だから都心部はともかく、地方など自民党=政治なのですよね。
そして自民党は官僚と地方利権集団と中央の大企業とマスコミなどの集合体のようなものです。
これを権力から引き摺り下ろすのは革命を起すに等しい事と私は考えています。
kojitakenさん、まだまだこの鵺の様なやっかいな集合体は、政権を諦めたわけではないですよ。
このまま9月まで手をこまねいているとは到底思えません。
小沢代表失脚の次に何を仕掛けてくるのか?
油断は禁物です。
そしてkojitakenさんの指摘どおり、民主党が政権を奪取できた後も、今度はその政権の監視が重要だと思います。
なぜなら集合体は、今度は民主党を意のままに操る事を考えてくるでしょうからね。
だからある意味kojitakenさんのような定点でどっしり構える人がブログ界でも重要になってくるのです。
で、危惧しているのははとぽっぽ代表の思い込みと前原一派の裏切りです。
小沢代表でいければ一番国民にとって都合が良かったのですが、霞ヶ関検察とマスコミに騙されて国民は自分達にとって一番都合の良い首相候補を失いました。
しかし次善のはとぽっぽ代表でもとにかく育て上げていくしか今はないと思います。
で、つくづく情けなくなるのは日本のい政界には人材がいないなあということです。
まともに考えて誰か適当な人物はおりますか?
殆どが帯に短し襷に長しばかりです。
これもすべては政治家が政治を行なうのではなくて官僚がやってきた弊害でしょうね。
そして国民もそれに馴らされて自分で考えて決断する力がなくなっている。
もうこれが最後のチャンスだと思います。
これを失敗したら後は無いと思った方がいいでしょう。
しかしこの封建的国家社会主義亜種体制から民主主義への壁はまだまだとてつもなく高く険しいです。

2009.06.05 09:45 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

kojitakenさん はじめまして。
上記のBBSに時々書き込んでいるものです。
正直に申し上げまして、城内実への評価が書き込まれたとき、どうしようかとまよいました。
そのBBSでは、わたしのようなヤトウズ応援のリベラル左派はご指摘どおり、少数派です。
小沢一郎批判をやったときも、うっとうしいレスが続き辟易しました。
で 城内実。書き込めば、またもやの気分もありためらっていましたが、今日の記事を見てやはり城内実だけは否定せねばと書き込みました。
前後してしまいましたが、正しいと思っていることはやるべきだと反省しています。

2009.06.05 09:45 URL | ukihunetei_tanakaya #- [ 編集 ]

私は小選挙区制を消極的に支持している。それは主数意見がなくなるという大きなデメリットがある一方で中選挙区制では政権交代は出来ないと考えているからだ。多党が乱立して一党独裁がつづくより問題があっても政権交代が出来る方がましであると考えている。よって2代政党制には支持せざるを得ないと考えている。
 ただその中味には意見もある。現在の民主党に不満がないわけではない。今は政権交代が最優先だがいずれ自民党を大きく分裂させそれに呼応した形での政界再編が必須であると考える。
 私の希望としては左が結集する形で新しい党を結成してほしい。だがその中で小沢を左に入れる意見があるにも驚いた。彼の持論も過去の行動も右派そのものだと思う。最近の民主党代表としての旧社会系に対する優遇はあくまで権力と握るための手段ではないかったのだろうかと思う。彼は権力を取るまではと割り切っていると思う。私は最近の左派優遇だけで小沢が権力奪取後も豹変しないとは思えない。

2009.06.05 12:08 URL | 政権交代を望むものとして #- [ 編集 ]

小沢一郎については、いまこそ『日本改造計画』を読み直してみるべきなのかもしれませんね。その後も小沢は本を出しておりますし、『日本改造計画』は既に過去の書物になっているという見方もできますが、あの本が話題になった当時、マスメディア上で男インテリたちがずいぶんと小沢一郎を持ち上げていました。それも、彼の語る政策を評価するというよりは "小沢一郎" という政治家そのものを異様なまでに特別視する、という持ち上げ方だったのです。

政権交代の可能性が高まった現在、一部の民主党支持者の中から熱狂的なまでの小沢支持の声が聞こえてくるようになっていますが、彼らの熱狂は、『日本改造計画』が出版された当時の一部男インテリの過剰な小沢評価を思い出させます。小沢一郎という政治家には、なにかそういう情念を刺激する魅力があるのだと思われます。

私は現在の小沢一郎からは「政権を取る!」という激烈な意志しか感じ取れません。政治家なら誰しもそう思っていると言ってしまえばそれまでですが、小沢の場合、政権への執念だけが燃えたぎり、その炎があまりにも燃え上がりすぎて、政権を取った後何をしたいのか、というのが影に退いて見えてこない、もしくは炎に焼き尽くされて灰になって消えていってしまっているような印象があります。

選挙に勝つためならどんなことでもする。だから、受けると見れば「国民の生活が第一」でもなんでも言える。だけど、いったん目標である政権奪取が達成された後、彼が何をするのか、今の段階ではよくわからない。だから、小沢が政権を取ることに不安を覚えます。

ところで、テリー伊藤『お笑い大蔵省極秘情報』という本があります。これは「自分が一番頭いいんだもんね」といい気になって語り倒す大蔵官僚の話をテリー伊藤がオモシロがりながら聞く、といった趣向なんですけれども、その中で小沢一郎に関して語らたりもしています。大蔵官僚の話は煎じ詰めれば「小沢一郎よりぼくのほうが頭はいいんです」にしかならないんですけれども、この大蔵官僚が小沢一郎に関して語った中に、こういう一節があります。

「これは余談ですけれど、われわれが怖いと思っているのは、小沢先生の本音は日本改造ではなくて日本人改造にあるらしいということなんですよ。小沢さんがこの前書きの部分をすごく気に入ったのは、要するに日本人の意識に関することだったからなんです。小沢さんがいっていることは簡単なことで、日本人は性根が無責任だ、根性を叩き直してやる、ということだけ。日本人改造計画。昔、角さんがやった『日本列島改造論』、あれもすべて大蔵官僚とマスコミが書いたんですけれども、それのまったくの二番煎じなんだけれども、小沢さんの場合は、日本人そのものを変えようとしている。それは大蔵官僚としても一国民としては不気味な怖さを感じるわけですよ。あの人のコンプレックス人生がついに行き着くところまで行くかも知れない。劣等感の裏返しで、日本人を全部改造してしまうつもりなんじゃないか」(テリー伊藤『お笑い大蔵省極秘情報』飛鳥新社)

私は、あのとき小沢一郎に共鳴した男インテリに、いまこそ当時を振り返って、自分はなぜあんなに小沢一郎に引かれたのかを語ってもらいたいです。

2009.06.05 14:37 URL | nessko #aIcUnOeo [ 編集 ]

日本の左翼は「政策に弱い」んですよ。(笑)

左派系のブログやメディアを見ても、その多くが抽象的な話ばっかりで、具体的な政策の話はまったくない。

たとえば、「○○は市場原理主義だ!」とか「○○は生活者のことを考えてる!」とかね(笑)

とくに「経済政策」の議論が皆無なのが気になります。

鳩山民主党がまともな経済政策を打ち出しているかどうか?怪しいのです。

・鳩山さんは友愛外交などと言って、FTA(自由貿易協定)やその先にあるアジア共同体構想を推進しようとしてますが、それって国内雇用拡大と両立するのでしょうか? ヨーロッパでは共同体成立に伴う、移民の流入雇用が崩壊してしまい、その反発で極右政党が人気でてるそうですよ。だから一部左派政党は経済共同体には反対の立場をとっています。

・法人税を増やすというのも、本当に正しいのでしょうか。そんなことしたら、企業は真っ先に中国に移転するでしょう。国内雇用拡大には結びつきません。事実、クリントン政権の後期はそうなったし、オバマ政権は海外移転する企業に限定した増税の立場をとるようになっています。

・連合の要請で低所得層向けの減税をする可能性が出てきてますけど、これも効果あるんでしょうか。低所得層は最初から税金払ってませんから意味ないでしょう。せめてその減税額の分を長期的な雇用拡大のための投資として使うべきではないのか。オバマ政権が似たことをやりましたが、既に失敗したとして支持率が少し下落しました。

・鳩山さんは微妙だが、小沢さんの言う「管理職は市場原理主義、一般職は平等至上主義で終身雇用」という持論。これが民主党がとったら実地される可能性が高いわけですが、本当に正しいのでしょうか? 確かに昔のフランスではこのような政策がとられてましたが、その後、移民流入やグローバリゼーションが激化すると一般職と移民が過酷な競争をすることになってしまい、しかも成果主義ではなく一般職という「所属」によって給料が決まるので管理職との競争が起きず、結果的に格差は「固定」しました。その反発があって右傾化が進むことになります。で、今はサルコジ新自由主義政権になってますよ。ついでに言うと、終身雇用を法律て決めたら転職の機会が失われるので、職業選択の自由に停職しますよ。

つまり、鳩山さんや小沢さんの目指す民主党の政策というは、「20年前だったら良かった」というレベル。グローバリゼーション・産業構造の変化といった要素には対応しきれてない。

こんな状態で政権交代でもおきたら、どうなるか。「所属」によって格差が固定された一般職の非正規vs移民労働者 というすさまじい、競争が・・・・・・。

さて、これらの問題点を解決する案を出してるのが、みんなの嫌いな「前原グループ」なんですよね(笑)でも彼らの出す政策の一部は新党日本やオバマ政権と同じだったりするわけです。

「小沢寄りだから良い奴だ」とか「前原寄りだからダメだ」みたいな幼稚な話はさておき、いいかげん、中身の経済政策の議論をしたいところです。

少なくとも、一部の小沢信者の方には、前述の「所属による格差固定と、格差問題の解決、いったいどうやって両立させるのか?」具体的に回答して欲しいですね。

ある意味、小泉以上に酷いことになるぜ?

2009.06.05 18:10 URL | 無党派 #tHX44QXM [ 編集 ]

現在は…って、もう2年前の参院選後からおかしな雰囲気だと思いますけどねえ。でも、みんな政権交代への漠然とした期待はあるのに、その先のことはあんまり考えたくないんですよ。考えているなら、たとえば参議院をどうするかとか言う議論が当然出てくるはずなんです。要するに何も考えていない(考えたくない)。

ところで小沢信者の話ですが、小沢鳩山が保守なのは当然としても、ネットでの狂信的な小沢信者が、イデオロギー的に右に属するかというと全然そんなことはないと思います。堂々と憲法9条だとかソマリア自衛隊派遣反対だとかいってるじゃない。このあたりがもう、お遊びで政治を見てるだけなんだなと、うんざりするゆえんです。「カナダde日本語」とかそのあたりですよね。

昔ながらの右翼や「改造計画」に心酔している小沢ファンは、ある意味で一貫しているからいいんです。彼らは民主党が好きというより、小沢が思うがままにやってくれるのを望んでいるのでしょう(ある意味橋本―小泉的改革路線に近いと思いますが)。

2009.06.05 19:26 URL | 心 #- [ 編集 ]

kojitakenさん、こんにちは。
ラーニングプロモーションの掲示板へのカキコミの件を拝見して、kojitakenさんにも、そういうことがあったのか..と思いました。先日、B層という言葉を親しい会社の同僚がだれもしらなかったので、ネットと身の回りの差を感じたことを「kojitakenの日記」のほうに書かせていただきました。今日は、同じ同僚と話をしていましたら、共同通信配信の4人の外務事務次官経験者が核持ち込みの日米密約について語ったというニュースを知っており、誰がセットし、なぜ続報が無いのだろうなどと、政治談義ができました。西山事件のことは、うちの父親も知りませんでしたが。少し、ネットと世間の距離感を近くに感じた一日でした。
比例区の定数削減には、私も反対です(議員定数削減も)
また、民主党とて暴走する危険があると考える点も同じです。

2009.06.05 21:08 URL | 散策 #TY.N/4k. [ 編集 ]

>法人税を増やすというのも、本当に正しいのでしょうか。そんなことしたら、企業は真っ先に中国に移転するでしょう。

別に法人に税関係なく、今だって人件費が安いんだから、殆どの中・大企業は中国やベトナムに工場を作って、中国に税金をたくさん払ってるわけですよ。
それから、kojitakenさんも書かれていたかどうか忘れましたが、企業の社会保険負担などまで含めれば、日本の法人負担は決して高くないという資料があります。
http://www.pref.kanagawa.jp/kenzei/kaikaku/working-houkoku0706-9.pdf
法人税を引き下げろ、そうしないと看板企業が外国へ逃げていくぞ、というのは竹中一派のいつもの脅し文句ですが、ではフランスの企業は税率の低いドイツに移っているんでしょうか?

>FTA(自由貿易協定)やその先にあるアジア共同体構想を推進しようとしてますが、それって国内雇用拡大と両立するのでしょうか?

アジア内で関税を優遇しあうのと、日本が労働移民を受け入れることと、直接因果関係があるのでしょうか?
それから、今でも技術研修生と銘打って労働力を受け入れないと、もはややっていけないわけです。で、日本人の平均収入も相対的に下がっているわけですが、その代わり安い中国産、ベトナム産のおかげで物価はどんどん安くなっているのです。
要するに、アジア全体が底上げされ、豊かになればいいわけで、そうすれば近隣国で労働する日本人ももっと増えるでしょう。その中で、貧富の差がますます広がったり、宅地の値段とか、逆に投機的に高騰したりすることがあるとまずいのです。
もちろん、門戸開放・グローバル化は、徐々に進めるべきですが、
日本は豊か・アジア隣国は貧しい、ということを固定しようとしたら、そりゃ不可能でしょうね。

2009.06.05 21:45 URL | cube #- [ 編集 ]

ここに来て、政権交代が現実に射程距離に入ってきたからかもしれませんが、急速に民主党政権の危険性を論じる人が増えてきているようです。
いわく経済政策や小沢代行の意図するものを仮定しての、その危険性を論じるというもの。
でもねえ、私には自公政権が続く事の恐ろしさの方がずーと何万倍も脅威を感じますけどね。
なにしろ本当の事は、少なくとも重要な事は何一つ国民に知らせたくない霞ヶ関の役人の傀儡政権ともいえるものなのですよ。
そんなものが続く事にどうして平気でいられるのですか?
その神経のタフさに私は理解できません。
それに比して政権が交代して民主党連立政権になれば、それらの隠蔽されてきた情報が公開されていくのですよ。
これで少しは国民も政治に目をむき始めるわけで、以後の日本の政治は昔みたいなお任せ政治とは大きく異なってくるはずですよね。
(年金問題一つ見てもそうだったでしょ)
何もしないうち始まらないうちから変革を恐れていてどうするのです!
それこそ今まで悪政を敷いて来た連中の思惑通りです。
いたずらに小沢代行の危険性を煽り、そして政権交代後の恐ろしさを煽ることにこそ、私はいままでの日本の政治的無責任体質の原点を見るような気がします。
いいですか!政治において主役は国民なのですよ。
自民等も民主党もその他の政党も、すべては我々のしもべに過ぎないのです。
駄目なら交代させればいいだけです。
主客転倒の考え方が根っこに息づいているから、必要以上に変革の前に畏怖してしまうのですよ。
私は今は自民党政治の弊害にこそ恐怖を感じます。
一刻も早く政権交代が当たり前の日本にしておかないと駄目です、
恐れていては先行きさらに大きな壁を越えないとならなくなります。
もう限界なのですよ日本は。

2009.06.06 04:51 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

>自称「無党派さん」
よくもまあそんな思いつきで書いたようなデタラメ(というか文意がよくわからない(笑))ばかりズラズラと(笑)
まあ自称無党派は実際は……とはよく言います。

とりあえず一点指摘しておくと、
>低所得層は最初から税金払ってません

あなた、どこの国に住んでるんですか?
いわゆるニッポソ?
どれだけ低所得でも、完全な自給自足生活をしてないかぎり、みな払ってますよ、消費税。

2009.06.06 08:26 URL | 支持政党の無い社民主義者 #- [ 編集 ]

ココログからTBが通りませんので、。
↓アップしました。

成句としての三種の神器(さんしゅのじんぎ)の読みを「しんぎ、しんぎ」と連呼したアホウ内閣総理大臣と報道しないマスゴミ。
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2009/06/post-ed67.html

アホウ太郎のそのYou Tube
http://www.youtube.com/watch?v=H7UIJOiwab4


お笑い芸人は麻生に負けないようにもっと頑張って芸を磨いて欲しいと思います。

もう1個You Tube
Smile - Chaplin by Nat King Cole
http://www.youtube.com/watch?v=b67uA_TZVVM

2009.06.06 09:43 URL | SOBA #XPXthLJ6 [ 編集 ]

ここ1年くらい読ませていただいて、とても勉強になります。
自分は、鳩山・小沢両氏に心酔している部類の人間です。
「民主・社民・国民新・新日」がきちっと連立する形で政権交代とならなければ、変わる意味がありません。
民主には問題の多い議員が多いので、その議員を抑える役割としても、民主以外の政党には議席を伸ばしていただきたいのです。
もちろん、議員定数削減なんてありえない。個人的には衆院は500程度に増やすべきだと考えます。

ただ、環境問題の意見については、違和感を感じております。
某教授や一部ブログなどの温暖化陰謀論には賛成しかねます。
かと言ってそれが暴論とも思えません。
温暖化防止を推進している側にも相当、問題がある人が多いからです。

2009.06.06 14:27 URL | 政権交代後が大事。 #- [ 編集 ]

消費税はもちろんですが、健康保険や国民年金などの年金保険料も「税金」です。そんなことも知らない人がいたとは驚きです。灯油税やガソリン税も税金です。私たちが利用するものは何もかも何らかの形で税金がかかっているのです。霞を食べて生きている仙人でも、今の世の中なら、幾ばくかの税金を払うことになるでしょう。つまり誰でも税金を払っているのです。ところが、その健康保険や国民年金の保険料さえ払えなくなっている人たちが増えているのですよ。それはそうです、今日のパンを心配する人がどうして保険料など払えるでしょうか。そのようにさせたのは、どの政権ですか。自公政権ではありませんか。

私は小選挙区制も議員定数削減も賛成できません。しかし、それ以上に、自公政権の継続は断じて認められない。

自分たちの利権のためには、何でもやる自公政権を許すことは、言論の自由と民主主義の死さえ意味する。それほどに自公政権はひど過ぎる。許しがたい。

駅前で麻生政権の批判ビラを配るだけで弾圧され、麻生邸へのリアリティーツァーでは、公安警察が出てきて逮捕者を出す。西松建設事件では小沢氏の秘書だけが逮捕され、漆間は相変わらず政権の中心にいて、何か怪しげなことを企んでいる。郵政の闇も深い。

民主党を中心とした政権になったからといって、あまりにも日本の病巣は悪化してしまったから、日本がよくなるとも思えないが、それでも自公政権が存続するよりは何十倍をましだ。補正予算を見れば、一目瞭然。例えば、「高速道路の1000円政策」。高速道路無料化の民主党の政策には賛否両論あれど、自公政権の政策はあまりに中途半端だから、害毒(文字通りCO2も含む)しか撒き散らさず、結局は無駄な借金を作るだけに終わりそうだ。自公政権はもはや度し難いほどの存在に成り下がっている。

それからもう1つ。小沢支持者の人たちには、判官贔屓という側面もある。何しろ、彼の秘書が逮捕され、政権与党の自民党からは「一人の逮捕者」も出ておらず、マスコミはこぞって小沢批判。これでは、ネットの世界だけでも小沢熱烈支持が根強いのも止むを得ないのではないですか。それが人情というものです。小沢支持者でない、いや小沢懐疑派である私さえ、「小沢止めるな」派でした。

2009.06.06 19:32 URL | 負け組みの矜持 #- [ 編集 ]

こんばんは。

政権交代は、いちおう実現するとは思いますが、その後どうなるかはさっぱり不明です。民主党に長いこと政権を維持できる力があるとも思えないですからね。
上記の小沢秘書逮捕の判官贔屓、これは同意できます。

平成海援隊サイトですか、、、総選挙の開票速報と同時に笑い死にする人が出ないか心配しています。

2009.06.06 21:36 URL | 謎のカスパール・ハウザー #- [ 編集 ]

本当に許し難い自公政権はとりあえず蹴落とさなければと思います。私にとってベターな結果は自公惨敗!政権交代!さらにふらつく民主党を監視、牽制する共産党の議席倍増です。共産党がキャスティングボードを握ったら面白いですね~。
そうなったら、コウモリ政党の公明党は、コロリと民主政権にすり寄ってくるでしょうね~。
どのような屁理屈をつけてくるのか見ものです。

2009.06.07 21:31 URL | ススム #- [ 編集 ]

> ことわっておくが、私も政権交代は起こさなければならないと考えている。だが、それは目的ではなく手段に過ぎない。同じところもあれば違うところもある自民党と民主党だが、とにかく一度政権を交代させなければ何も始まらない。
しかし、民主党も経団連や御用労組の縛りが大きい政党だから、新政権の政策も国民の過大な期待を満足させるものにはならず、必ず批判を浴びるようになる。

この部分、kojitakenさんにまったく同感です。(熱狂的小沢氏支持への危惧や議員定数削減への懐疑も同じです)
昨年来の経済危機が今後どう推移していくのか。
大企業・高所得層にも、そして中低所得層にも受け入れられる政策を打ち出しつつ経済危機を克服していく、ということは、誰がやっても極めて困難なことです。
そして、経済対策がうまくいかなければ、その次の選挙が相当厳しい戦いになるのは自明です。

たとえば税制。
kojitakenさんも以前から言及していると思いますが、私自身も所得税の累進強化と法人税の増税(kojitakenさんは環境税の創設でしたね)によって税収の増加を図ることがまず行われるべきであり、消費税増税を真っ先に行うことには断固として反対すべきだと思っています。

一方民主党は、消費税増税については次のような考え方だと思います。

「民主党税制抜本改革アクションプログラム」(2008年12月24日)
http://www.dpj.or.jp/news/?num=14851
(4)消費税
消費税率の引き上げについては、民主党が政権を獲得した後に税金のムダづかいを徹底的に根絶した上で、社会保障目的税化やその使途となる上記の社会保障制度の抜本的な改革の具体的内容を示した上で検討する。仮に引き上げが必要となる場合には、引き上げ幅などを明らかにして総選挙で国民の審判を受け、具体化するものである。
ーーー引用以上ーーー

つまり、現時点での増税には反対しているものの、数年後は上げることになる方向であると認識してよいでしょう。
上記プログラムには、所得税累進性強化については「所得再分配機能の効果がない」ので、それ以外の手段(給付付き税額控除の導入)で所得再分配機能回復を、としていますし、法人税については、「税率を見直していく」とだけ書いてあり、上げる方向なのか下げる方向なのかは不明です。
(そういう意味では、無党派さんが、鳩山民主党が法人税増税をとなえている、と書いていたので疑問に思い調べてみました。すると確かに
http://www.dpj.or.jp/news/?num=15414
というものはヒットしてきましたが、これが党全体の考え方であるかどうかまではわかりません。)

上記の「民主党税制抜本改革アクションプログラム」をまとめると、大企業・高所得層も、そして中低所得層のどちらかを優遇する政策を積極的に進めて行く、というわけではなく、悪く言えば、曖昧あるいは先送り、ということなのかもしれません。

法人の税負担について少し脱線です。
・cubeさんも指摘されているように、日本の企業は、社会保険料の企業負担率が欧米に比較してかなり低いこと
http://ratio.sakura.ne.jp/archives/2005/09/05011106/
http://www.zsk.ne.jp/zeikei552/ronbun.html
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02773_05

・法人税の実効税率は40%と、欧米より高いとされているが、実は租税特別措置(←隠れ補助金とも揶揄されます)や各種政策減税によって、大企業の実効税率は30%程度になっていること
(2つ前のURLが参考になります)

から、日本の企業負担(法人課税+社会保険料の企業負担分)はよく言われるように決して高くはなく、むしろ安いと考えるべきであり、さらには、

・戦後最長となった2002年からの景気拡大期に、大企業、特に輸出関連企業は、史上空前の利益を上げながら賃金水準はまったく変えず、内部留保をどんどん増加させたという「実績」があること

これらから、日本全体の税収をアップさせたいのであれば、まず法人税の増税を進めるべきだと考えています。
(所得税の累進性強化についてはまた改めて)

もう一点だけ済みません。
日本の消費税率は5%で欧米よりずっと低いことは、消費税増税を目論む財務省その他からよく言われるわけですが、税収全体に対する割合はすでに約20%(=10兆円/55兆円)で欧米諸国並みであることが話題に上ることはまずありません。
もし消費税を10%にアップしたら、税収全体に対する割合は40%近くになります。そんな国は世界中どこにもありません。経団連など財界、そして朝日新聞などマスコミは本気でそれを目指しているのでしょうか?恐ろしいことです。

2009.06.08 01:49 URL | sweden1901 #SVqLzQOU [ 編集 ]

ブログ主さんのご懸念はよーくわかります。私も今の民主党には大きな心配があります。私にとって民主党は自民党よりも「まだまし」くらいです。しかし、では選挙前の今どうすればいいのでしょうか?民主党はあきらめて、共産党支持?
このところの野党支持層間での主導権争いには、辟易している。内ゲバは政権取ってからにしてもらいたい。

2009.06.08 14:18 URL | ちゃこ #PefwKnF. [ 編集 ]

戦前の体制は今のイランですよ。2大政党が戦っていたけど実権は政党、議会に無いに等しかった。

2009.06.14 02:10 URL | サッチャー時代のエゲレス #- [ 編集 ]













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