きまぐれな日々

安倍晋三や麻生太郎がいよいよアジ演説をやり始めたようだ。
これからの1ヶ月余りの期間は、北朝鮮と靖国が最大の論点になり、これがポスト小泉の決め手になろうかと思う。折しも、「文藝春秋」の8月号の特集が、「大論戦 8・15小泉靖国参拝」となっていたので、早速これを買い求めた。今日の記事を書き終えたら読もうと思っている。
昨日の朝、あるブログのコメント欄で「テポドンを撃つなら、もっと遅い時期(8月中旬とか(笑))が安倍にとっては一番都合が良いはずですしね」と書いたのだが、もし万一小泉が8月15日に靖国に参拝し、同じ日に北朝鮮がテポドンを発射するようなことがあったら、ヤラセ以外の何物でもないとしか言いようがないだろう。

靖国の件については、明日以降改めて論じることにするが、今日は、以前にも紹介した藤原肇著「小泉純一郎と日本の病理」(光文社、2005年)から、安倍晋三と統一協会の関係および北朝鮮のミサイルに関する記述を紹介したいと思う。

(引用始まり)
[単なる遊学生だった安倍晋三の学歴詐称]
 (前略)特筆すべきは幹事長代理に抜擢された安倍晋三が演じた、北朝鮮に向けた感情的な対応であろう。
 安倍もアメリカに留学した経験を持つ2世議員だが、世界で通用する常識を学んでいないのであり、彼の留学経歴が小泉純一郎以上に怪しいと言われていて、日本の政治家の人材枯渇は救いがたい状況を呈している

[対北朝鮮強硬路線の裏側に見えるものは何か?]
 (前略)ロスでも金持ちの子弟が行く、南カリフォルニア大学(USC)に安倍晋三が登録し、日本の有力政治家の岸信介の身内だと知られれば、コリアゲートで知られた朴東宣のほかにも、いろんな人間が近づくだろうことは想像に難くない。
 (中略)もちろん、こうした中に、統一教会(世界基督教統一神霊教会)関係者も多く、活発な布教活動を行っていた。
 (中略)なぜ、安倍晋三は今や日本を代表する対北朝鮮強硬派として、脚光を浴びる存在になったのであろうか? またなぜ、地元の山口県下関市では、市長をめぐる放火や銃撃事件に関して、安倍の名前が囁かれているのであろうか? これらの事件には暴力団が介在していると言われ、パチンコ業界の利権が絡むと一部で報道されているが、それが安倍のロス遊学と関係がないのか? こういった疑問を特派員は現地取材で調べたのか?
 しかも、彼の父親の安倍晋太郎は下関の韓国ビジネスとは密接な繋がりを持ち、朴東宣は安倍親子二代と親しく、それが政治資金に繋がっていたというではないか。
 (中略)小泉内閣の内部には統一教会のコネクションが生きており、それに公明党が加わって一種の奇怪な「宗教連帯」の構図になっていて、これではとても「理性」による外交は展開できない。
(藤原肇著「小泉純一郎と日本の病理」より)

さて、この本には北朝鮮のミサイルに関する記述まである。以下に引用する。

(引用始まり)
[北朝鮮カードの恐ろしさとミサイル防衛計画の罠]
 日本を中国にぶつける切り札として使うために、アメリカの戦争屋たちが握っているのが「北朝鮮カード」だ。
 このカードを小出しにするアメリカのアジア戦略は、北朝鮮のミサイル攻撃の脅威を強調して、日本人の不安感を必要以上に高める工作をしている。そうして、日本人が自らの手で憲法を改定することによって、自主的にやった気分で再軍備にとりかかり、ダレスができなかったことを実現させるつもりである。
 日本はすでにこの罠にはまっており、それは防衛軍備の名目で配備することが決定した、「ミサイル防衛」(MD = Missile Defence) と呼ばれるシステムである。
(同書より)

そして、安倍晋三がこのMD計画推進派の急先鋒であることは、いまさらいうまでもない。

著者の藤原肇氏は、こうも書いている。

(引用始まり)
 これでは、日露戦争や太平洋戦争で死んだ人は浮かばれない。中国大陸で、太平洋の島々で、そして本土で、死体の山を築いた日本の戦争の歴史は、小泉の「自己陶酔外交」によって踏みにじられ続けるのである。
(同書より)

藤原氏は、小泉外交を「自己陶酔外交」と書くが、それでは安倍が政権の座に着いたら、どんな外交になるのだろうか。

想像だにしたくない。
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こんにちは。なぜかここ数日、「きまぐれな日々」さんへのTBができません。また日を改めて送ってみます。

ところで、この本は韓国でも翻訳されて先月、出版されました。図書館にリクエストしてみようと思います。

2006.07.11 09:40 URL | ハムニダ薫 #gh4knIgo [ 編集 ]

『小泉純一郎と日本の病理』は、
わたしも、本屋さんで見つけたので、さっそく買って来ましたよ。
http://www.bk1.co.jp/product/2606318

この本、フルフォード氏の本と、おなじ出版社だ。
(『日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日』とか)
http://www.bk1.co.jp/product/2255954
フルフォードはカナダ人なので、英語まじりなのかと思ったら、
そうじゃなくて、どの本もそうなのね...

2006.07.12 07:30 URL | たんぽぽ #ZiqE0vWU [ 編集 ]

ハムニダ薫さん
韓国でも出版されたとは驚きました。韓国の人たちにも、そして何より日本人の多くに、小泉や安倍の極右体質・カルト体質が知れ渡ってほしいものです。そしてなにより、こんな安倍なんかを総理大臣にしてはいけない!

たんぽぽさん
この本は、昨年10月30日の「きっこの日記」で、速攻で小泉の圧力がかかって絶版になるのではないかと言われていたと記憶していますが、まだ売ってるんですね。ちょっと安心(「安晋」にあらず)です。

2006.07.12 07:39 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

藤原肇って誰。そんなにえらいの?こんな人の言う事を社民党以外の人が信じる?

2006.09.21 15:11 URL | なん #- [ 編集 ]

なんさん
これでも参考にして、ご自分で判断してください。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334933688

2006.09.21 17:35 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]













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