きまぐれな日々

小沢一郎というと、湾岸戦争(1991年)の時に自衛隊をペルシャ湾に派遣しようとしたり、同年の東京都知事選で、元NHKの磯村尚徳を強引に担いで現職の鈴木俊一知事と闘ったことが私にはいつまでも忘れられない。湾岸戦争当時は、言語道断のタカ派政治家としてマスコミに叩かれたし、都知事選の時に磯村尚徳が銭湯にてお年寄りの背中を流すパフォーマンス(小沢一郎が指示したといわれる)を見せた時の印象は非常に悪く、磯村は都知事選に惨敗したあと、文化人としても鳴かず飛ばずになってしまい、後年パリに渡った。小沢一郎は、都知事選敗戦の責任をとって、自民党幹事長を辞任した。

しかし、当時は経世会支配の世。自民党幹事長を辞した年の秋、海部俊樹首相退陣に伴う自民党総裁選に際して、小沢一郎は宮沢喜一、渡辺美智雄、三塚博の3人の総裁候補を小沢事務所に呼び出して面談した(いわゆる「小沢面接」)。この頃が、権力者としての小沢の頂点だったに違いない。翌年、東京佐川急便事件で金丸信が失脚し、小沢は朝日新聞夕刊のコラム『素粒子』に、連日のように「金竹小」(こんちくしょう=金丸信、竹下登、小沢一郎)の一人として叩かれた。当時、小沢一郎は金権政治の代名詞のような男だった。ところが、その小沢が「政治改革」の旗手として名乗りを上げるに及んで、いったいどうなってるんだと首をひねったものだ。

私は、あの「政治改革」には否定的だった、というより興味がなかった。何より気に食わなかったのは小選挙区制を重視した選挙制度の改革であり、私は小選挙区制を導入するなら比例代表併用制にしなければならないと思っていたし、社会党議員なども当初そう主張していたはずだが、小沢らに丸め込まれてしまい、小選挙区比例代表並立制が導入された。これが「郵政総選挙」におけるコイズミ自民党の大勝を呼び込んだわけで、この「政治改革」は小沢一郎最大の失敗である。小選挙区制の導入は、かつて鳩山一郎がやろうとして失敗し、小沢一郎の師・田中角栄も導入を試みたが世論の猛反発に遭って挫折した。鳩山や田中の小選挙区制導入の狙いは、自民党が3分の2以上の議席を獲得して憲法改正に持っていくことだったと私は考えているのだが、小沢は自民党を離れてもこれをやろうとした。そんなことをやったって、ちょっと民意が振れれば自民党の大勝になったりするのになあと、ずっと訝っていたのだが、その後数度の選挙ではそうはならなかった。しかし、2005年の総選挙でついに恐れていた事態が現実のものとなったのである。

しかし、小沢一郎も鳩山由紀夫も菅直人も、この「政治改革」、特に選挙制度改革の誤りをいまだに認めていない。それどころか、小沢や鳩山は、現行よりさらに小選挙区の比重を高める方向へ選挙制度を手直ししようとする発言を、一昨年だったか昨年だったかにしている。

現行の衆議院選挙制度は、ちょっとの民意の振れが極端な結果を招く、明らかな欠陥選挙制度だ。それがもたらした大量の議席の威力で強行採決を連発したのが安倍晋三だった。安倍が参院選で惨敗し、参議院で与党が過半数を獲得できなくなると、後継の福田康夫や麻生太郎は衆院での再議決に頼った。小選挙区比例代表並立制なんかを採用していなければ、こんなことにはならなかった。

いつかは民主党も小沢一郎離れをしなければならないというのは、当ブログがしばしば主張していることだが、その一つが、弊害が明らかになった衆議院の選挙制度を再改革し、比例代表中心に改めることだ。これには、社民党や国民新党だけではなく、共産党も賛成するだろうし、敵失で多少浮上したとはいえ、なお衆院選大敗の可能性がある自民党も、反対はしないはずだ(現在の自民党には、「政治改革」当時、「守旧派」とレッテルを張られた議員が多い)。何より、小選挙区制はギャンブル性が強く、まるで株取引みたいだ。私は「小選挙区制」にどうしても「新自由主義」を連想せずにはいられない。とにかく、90年代の「政治改革」には、メリットよりデメリットの方がずっと大きかった。

それと、先日小沢一郎が言い出して、「盗人猛々しい」と自民党(町村信孝ら)から批判を浴びた企業献金の全面禁止。私は、経団連の政治支配こそ、日本の政治の最大の問題だと考えている。今回の西松事件で、小沢一郎シンパの方々の中には、「企業献金の何が悪い」と主張する方もおられたが、80年代以来の共産主義国の崩壊のあと、「共産主義の脅威から国を守るため」企業が保守政党に献金するという大義名分は失われており、それでもなお企業が政治家に献金するとなると、何らかの見返りを期待する以外の動機はあり得ない。そして、経団連の思うがままに政治が動かされた結果が、ワーキングプアやすさまじい格差社会の問題である。小沢一郎は自ら多額の企業献金を受け取っていながら何を言うか、と自民党がいきり立つのは、自らの拠って立つ基盤が崩されるのがいやだからだ。政官業癒着の政治を続けたいからだ。これからも貧困者が続出したり、格差がさらに拡大したって、自民党の政治家にとってはどうでも良いことだからだ。

発話者が誰であろうと関係ない。主張が正しければ、それを取り入れるべきである。企業献金の全廃は、時代の要請だ。

「災い転じて福となす」としたい今日この頃である。


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企業献金は全廃なんてするより、全面的に認めたらどうですか。ただしワイロになるような「見返り」があったかどうかを徹底的に禁止すればいいんじゃないんですかね。
政治にカネかかるのは事実ですし。

それより、新自由主義を批判されていますが、どんな「経済政策」がいいとお考えなのでしょうか。
靖国だ戦争だという歴史認識的にはおっしゃりたいことがわかるんですが、経済政策はさっぱりわかりません。
セーフティーネットが重要って言っていますが、なにがいいんですか。金を配ればいいんですかね。
競争社会の何が悪いのかもよくわかりません。
新自由主義の定義もきちんとしていない状態だと推測していますが、批判だけではなく、具体的に何をやるべきか書いていただけませんか。
自分は共産主義や社会主義はまっぴらゴメンです。

2009.04.03 08:39 URL | ろーりんぐそばっと #ehuBx04E [ 編集 ]

私はもう少し、小選挙区比例代表並立制を評価しています。

小選挙区制によると勝者には実際の民意よりも過大な議席が与えられてしまいます。しかし、その民意と選挙結果の不均衡が政権交代の原動力になるのではないかと思ってます。

たしかに、管理人含め小泉政権を誕生させてしまったことを悔やむ方は多いと思いますが、小選挙区制においてはその思いこそが政権交代を実現させるのだと思います。逆に言えば、一時的な不均衡を敢えて発生させて、時間をかけ、政権交代を通じて修正するのが小選挙区制であると思います。民意に近い結果の出る中選挙区制では政権交代の原動力としては弱い気がします。(政権交代それ自体が善であるというのは間違いとの指摘もあるでしょうが・・・)

だからこそ、選挙をすることなく、内輪の論理だけで何人も総理を変える暴挙を許す訳にはいきません。

2009.04.03 13:54 URL | AL #- [ 編集 ]

小選挙区には「少ない得票差が多くの議席数として現れ、少数派に不利となる」という弊害がありますが、小沢は二大政党への導入策として、これを考えた訳です。
一方、比例区にも「小党分立を招き、政局を不安定にする」という弊害があり、小沢は本当は小選挙区一本にしたかったのだと思います。
しかし、死票によって疎外される少数派の意見を反映させる手段として比例代表との並立が採用されました。
つまり、現行制度は「二大政党への志向」と「少数派への配慮」並立制な訳です。
とはいえ、現行制度がベストとは申しません。
比例をなくし、小選挙区の区割りを見直して一人区でなくする、という手もあります。

選挙制度は本当に難しい。

2009.04.03 15:28 URL | 一般ピープー #HKfpfhn2 [ 編集 ]

企業・団体献金は、無い方がいいでしょうね。ただ、その為には一般国民の側に、政治には(本当はなんにでもですが)多額のお金がかかるという認識と、自分も収入に応じて負担するという認識が必要です。それが確立するまでは、ある程度認めざるを得ません。となると、むしろ小沢代表の様に、大いに下心のある企業からは、むしりとってやるというのも一興です。見返りが無い事がわかれば、賄賂性の強い企業献金は廃れていくでしょうから。そしてその為には完全なガラス張りの情報公開の義務付けが必要になります。そして企業献金が限りなくゼロに至った時に、今度は国民が負担しないと政治は機能しなくなる事になるでしょう。献金が無くても動く政党だけが活動できるなど、最悪の世界ですよね。そこまでいきつけば、国民も気がつくでしょう(気がつかなかったら滅びるだけです)。
それと小沢代表の過去と現在と未来なのですが、過去の小沢代表には興味がわきません。
私が興味があるのは現在の、ある役割を担った小沢代表だけです。
私は政治家個人にはあまり期待していません。
その果たす役割に興味を持ち、期待もするのです。
今の日本の世の中では、小沢代表の果たさなければならない役割は、限りなく大きく重いものなのだと思います。
小沢代表という政治家が、たどり着いたところが、そういう場所だったのでしょうね。
その後小沢代表の下、変革が成功したときには、今度は別の政治家が役割を負わされる事になるのかもしれません。
それが誰なのか?いまはまったくみえてきていませんね。
でも、ときなく小沢代表の下、民主党にはその歴史的な役割を果たしてもらいたいと、それだけです。
それと今の日本の色んな問題の元凶は、やはり肥大化し、一人歩きをし始めた霞ヶ関だと思います。
霞ヶ関は永続的に日本を仕切ってきていました。
戦前は軍や内務官僚が仕切ってきていました。
そして日本は破滅したのですが、民間は酷いペナルティを受けても、霞ヶ関は安泰でした。
経済界だって、よく考えれば明治の殖産興業政策から生まれた旧財閥がその原点です。
つまりは国家官僚の下に日本国家は形作られてしまっているのです。
日本ほど、何をするにも官僚の顔色を伺わないとならない国は無いでしょう。
新保守に走る人達は、その反動から走るのかもしれません。
日本は民の主役の国に、一日も早くならなければだめですね。

2009.04.03 17:04 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

確かに今の小選挙区制になってから、民意は政治に反映しなくなりました。金権腐敗政治は一向に無くなりません。陰湿化し、酷くなったと思います。国民生活の格差も酷くなりました。主権者国民が学習をしっかり積み、主権者としての自覚を持ち、主権者としての力をつけることが、今緊急の課題のように思えます。主権者が力量を付けなければ、政治を変えることは出来ないということに気付きました。急がば廻れでしょうか。当ブログでも大変有意義な勉強を深くさせていただけますので、助かっております。有難うございます。
p.s.
>発話者が誰であろうと関係ない。主張が正しければ、それを取り入れるべきである。企業献金の全廃は、時代の要請だ。
全くこの通りだと思います。被選挙権、選挙権の無い企業・団体が「カネで政治を買う」ような事を許していたら、投票を通じて民主政治を進めている主権者国民の存在が否定されてしまいます。民主政治は死んでしまいます。国の基本法である憲法は単なる飾り物になって、死文化されてしまいます。法の支配も崩れてしまいます。残るはファシズムだけです。

2009.04.03 18:58 URL | hamham #wMyNaENg [ 編集 ]

古寺多見さん、皆さん、こんばんは

アングロサクソンの国々が採用している二大政党制には反対です。
小選挙区で負けた方に投票した票は完全に死に票となり、民意が反映しない制度は、民主主義から言えば、欠陥の制度と言わざるを得ません。
人に人生も多様化したと言われていますが、政党も多様化すべきで、二大政党に収斂すべきではありません。
完全比例代表制が望ましいと思います。
その中で政策が合う者同士で、連立を組めばよいと思います。
そのためにも、これまでのように一党に依存してしまわないよう、個人が自分の考えをしっかり持たなくてはならないと思います。

企業・団体献金は廃止すべきです。
選挙が最大の意見表明です。
それを曲げる、選挙権のない企業や団体の献金は禁止すべきです。
企業の社会的責任は政治献金ではありません。
勿論、小沢代表が言おうが、自民党が言おうが、誰が行っても正しい事は正しいです。
さらに、個人献金も禁止すべきです。
献金によって、選挙の民意が曲げられる事は、個人献金でも、企業・団体献金と同様です。
貧者は献金するできません。
お金のない人たちの意見は、無視されても良いのでしょうか。
お金はNG,選挙と言論だけにして欲しいです。
政党交付金の範囲内で、お金を掛けずに工夫して政治活動を行うべきです。

2009.04.03 21:56 URL | 愛てんぐ #PARia3Ic [ 編集 ]

(先ずは、確か以前、お騒がせしまして!?申し訳ございませんでした。)
それで本題スが。
うーん、でもなー、中選挙区制に戻す!?のでしょうか?

かつて、土井・山岸両氏が旧日本社会党で2人目を擁立しようとして、出来ない選挙区が続出したのを見て、ああこれは、(特に)次期政権を担うべき、野党第1党を怠けさせるのに最適な制度だなー、と思ってました。小選挙区制の(例え一部でも)導入も一種のショック療法かなとも。(かつてのイタリアなんかもそんな感じ?、インドは微妙。)

自民党を一度コテンパンに崩壊、1政党だけ大政党という状態(イタリア、インド云々言ったのもその為)が無くなるのであれば、中選制も再考の余地有りかなと思います。

と言って、単純小選挙区制へ移行も行き過ぎかなー。死に票激増→政治無関心激増に拍車
掛かりそうです。
今は、取り敢えずは小選挙区部分と比例区部分の得票反映比率を、試行錯誤して調整をし続けて行くのが最適か、と考えてますが。

そうだ、衆議院よりも参議院こそ、何か、んー、もっと再考の余地が大きそうな気がします。

2009.04.03 22:44 URL | ROM者です。 #WwJZAUYQ [ 編集 ]

あのころの小沢さんはまだサッチャーかぶれだったから。
それに小沢さんは英語はもちろん外国語はぜんぜんダメ。
外国事情も御用評論家や似非学者、○○なマスコミ人らのフィルターがかかったことしか当時はわからなかった。
当時の小沢サンは、スコットランドやウェールズの事情も知らなかったし、イギリスの多様で重層的な歴史も複雑な通貨システムも知らなかったし、イギリスでのサッチャリズムの本当の評価すら知らなかった。

ほんと、小沢さんって、そんな大した政治家じゃないですよ。
絶対に過大評価されていますって。

実際にイギリスにいってみたら、右からも左からもサッチャリズムなんてボロクソ。
小選挙区制をとっているウェストミンスターの庶民院選挙も、単純小選挙区制でも霊バー、トーリー以外に自民党が勢力を張っており、さらにスコットランドの議席割当でスコットランド国民党が議席をもっていたりする。
このスコットランド国民党の存在が民主党合流後の小沢さんの政策転換に多少影響しているが、まだその影響を表にあまり出してはいませんね。忘れちゃったのかな?
小沢さんは「英国風の単純小選挙区導入による二大政党制」がモデルとして成り立っていないことを知って、がっかりしていると思いますよ。

2009.04.03 23:14 URL | っくそに #GCA3nAmE [ 編集 ]

>私は小選挙区制を導入するなら比例代表併用制にしなければならないと思っていたし、社会党議員なども当初そう主張していたはずだが、小沢らに丸め込まれてしまい、小選挙区比例代表並立制が導入された。

それまでの中選挙区制では「自民党内での疑似政権交代」が起こるだけで、絶対に自民党政治は終わらなかったでしょうから、私も、「小選挙区比例代表併用制」がベストだと思っていました。社会党が押し切られたのは、結局は数の力が足りなかったことに尽きると思います。

>これが「郵政総選挙」におけるコイズミ自民党の大勝を呼び込んだ

これはその通りだとも思います。
2005年総選挙の得票率と議席獲得率の乖離は確かに大きいです。
こちら↓
http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200509140132.html
に載っている数字をもとに算出してみると、
小選挙区の得票数と比例区の得票数を合計したものでの得票率と、総議席獲得率の順に、
・自民党 43.0%→61.7%
・公明党 7.3%→6.5%
・民主党 33.7%→23.5%
です。
小選挙区だけの得票数と小選挙区だけの議席獲得率でみると、もちろんこの乖離現象はさらに顕著です。
・自民党 47.8%→73.0%
・民主党 36.4%→17.3%

この結果が判明してから私が最も恐れたのは自民党が憲法改正に突き進むことでしたが、さすがに自民党単独で2/3を獲得したわけでもなかったのでそれは杞憂に終わりました。(ただし強行採決の連発で多くの悪法が成立したことにはやり切れない思いが残ります)
そして国民も、「自民党に勝たせ過ぎた」という意識があったところへ、安倍首相のていたらくと、年金問題の発覚が相まって2007年参院選では民主党が圧勝したのだと思っています。

そして、福田首相、麻生首相に代わっても自民党離れの流れはほとんど変わっていません(その理由はあえて挙げなくてもいいですね)から、「小選挙区比例代表並立制」の「ちょっとした風に影響される」特徴からすれば、大久保秘書逮捕がなければ間違いなく民主党による政権交代が現実のものとなったでしょうし、まだその可能性は消えていないと私は思います。

もし1993年の選挙制度改革で、「小選挙区比例代表併用制」が採用されていたら、現在どのような政治状況になっていたのかはわかりません。もっと早く自民党が下野する日が早く来ていたかもしれません。でももしかすると、社民党、共産党が今よりは議席を伸ばしたものの、自民党も過半数は必ず確保して、自民党の下野が視界に入るようなことは起きていなかったかもしれません。(野党のブレーキが効いて、極端なカイカク路線には突き進めなかった、という利点はあったでしょうが・・・)

いずれにしても、選挙制度をあまり短いスパンで変えるのは避けるべきだと私は思っています。次期衆院選が、1996年、2000年、2003年、2005年に続いて5回目の「小選挙区比例代表並立制」での選挙になります。5回目にしてようやく、「小選挙区比例代表並立制」移行の原動力の一つとなった、二大政党による政権交代が実現することになる、ということです。(実現しないかもしれませんが)
中選挙区制ではなく小選挙区制が導入された一つの理由に、「中選挙区は範囲が広いのでカネがかかりすぎる」というものもあったわけですが、それが実際にはどうだったのかの検証も必要でしょう。
「企業献金禁止」の問題がクローズアップされたことも合わせ、選挙制度を今後どのようにしていくか、広く十分に議論をするべきだと思います。

2009.04.04 03:29 URL | sweden1901 #SVqLzQOU [ 編集 ]

>風太さん
>企業・団体献金は、無い方がいいでしょうね。ただ、その為には一般国民の側に、政治には(本当はなんにでもですが)多額のお金がかかるという認識と、自分も収入に応じて負担するという認識が必要です。それが確立するまでは、ある程度認めざるを得ません。

納税者・有権者の政治献金に対する認識というのは、多分ここ数年であまり変わっていないのでしょうね。

朝日新聞が2月から3月中旬にかけて行った「政治・社会意識基本調査」で注目される質問/回答を抜粋します。
http://www.asahi.com/special/08003/TKY200903170270.html

◆15年前に行われた一連の政治改革では、企業・団体献金を規制する代わりに、政党の活動資金の一部を税金でまかなう政党交付金が導入されました。このことは、よかったと思いますか。よくなかったと思いますか。
・よかった 31%
・よくなかった 56%

◆いまの制度では、企業や団体の政治献金は、政治家個人に対しては禁止されていますが、政党に対しては認められています。企業や団体の政治献金は、すべて禁止すべきだと思いますか。いまのままでよいと思いますか。
・すべて禁止すべきだ 57%
・いまのままでよい 32%

◆応援したい政治家がいれば、ボランティアで選挙の手伝いをしてもよいと思いますか。
・選挙の手伝いをしてもよい 47%
・そうは思わない 47%

◆応援したい政治家がいれば、寄付をしてもよいと思いますか。
・寄付をしてもよい 26%
・そうは思わない 68%
----------以上抜粋----------

・企業献金・団体献金は禁止すべきと考える人が過半数。
・ボランティアは受け入れても、個人献金には抵抗がある人が多い。
・政党交付金にもあまりよい印象はない。
という全体像が浮かび上がります。
おそらく、政党・政治家が集めた「浄財」が、政治家の私腹を肥やすとは言わないまでも、【ある特定の人々のために使われているのではないか】と考えざるを得ない状態がまったく解消されていないことへの不信感が、有権者の意識の根底にあるのだと思います。

小沢代表も17日の会見で「みんなが少しずつでも、政治活動のために献金しようという意識にならないと、基本的には解決しないと思います」と述べているように、日本では個人献金の文化がない、という言い訳もあるでしょう。
しかし個人献金を増やしていく努力を、これまでの民主党がしてきたのかどうかは甚だ疑問です。

4月2日の菅代表代行の定例記者会見でこんなやり取りがあったようです。
http://www.dpj.or.jp/news/?num=15628
菅代表代行はさらに、ネット献金の必要性について記者から見解を求められ、これまでの取り組みを説明。クレジットカード会社側の慎重な姿勢や法律上の扱いという点で、まだ壁を乗り越えられていないとしたうえ、行政上の努力が可能かどうかを含めて再度、金融庁などと話をしたいと思っていると答えた。
----------引用以上----------

よく引き合いに出される、米大統領選でのオバマ氏への個人献金のかなりの部分は、ネット経由でのクレジットカードによるもののはずです。
クレジットカード会社がネックになっているとは思ってもみませんでした。自民党への遠慮、あるいは自民党サイドからの圧力?と勘繰ってもしまいます。考えすぎでしょうが。

日本経団連の会員企業から25億3000万円(2006年)献金を受けている自民党(民主党は8000万円)が、企業献金への依存率は高いのは明らかで、全面禁止はそう簡単に進むとは思えませんが、民主党としては早急に基本方針をまとめて有権者に向けて積極的にアピールすべきです。
これ↓も民主党のページにあった記事ですが、来週からようやく本格的な議論を始めるようです。遅過ぎます。
http://www.dpj.or.jp/news/?num=15630

2009.04.04 03:49 URL | sweden1901 #SVqLzQOU [ 編集 ]

すでにkojitakenさんもご存知と思いますが、ついに麻生自身の献金問題が噴出し出しましたね。自民党の幹部連中へのブーメランが今後、ネットと週刊誌を中心にますます炸裂していくでしょう。大マスコミも森田健作のように取り上げざるを得なくなるかもしれません。小沢があっさり辞めると決め付けていた麻生は自分に飛び火することさえ予想できなかったのでしょう。

私は小沢氏の功績は、すぐに代表を辞めなかったことではないかと思います。その結果、自民党は献金問題で自滅する可能性がでてきました。

「東京サバイバル情報」(http://yaplog.jp/ichijihinan/)さんには、いつもながらに敬服します。「きっこの日記」でも麻生の献金問題を取り上げていますね。しかし、1年で3億円を集めているとは、豪勢なものです。叩けば埃だらけで、一部屋埋ってしまうかもしれませんね。

検察はどうするんでしょうか。小沢氏秘書のみを逮捕して済ますことが可能でしょうかね。こうなったら、麻生まで行かないと、バランスが欠けますよ。

2009.04.04 10:09 URL | 負け組みの矜持 #- [ 編集 ]

今日は。
「政治とカネ」。民主政治の興廃にかかわる重要問題だと思います。「企業・団体献金の全面禁止」の声は大きくなって来ております。当然だと思います。また、それだけ主権者国民の力量が強まって来ていることを裏付けていると思います。あと「政治とカネ」の問題には、政党自身の主体性の問題も関わっていると思います。主権者国民の付託を受ける近代政党は、同じ思想信条を有する人たちで形成する任意組織です。ですから、その活動は当然、一義的には、メンバーの会費で賄われるべきです。それで足りない場合は組織の才覚で事業収入などによるのも良いことだと思います。また、選挙権を有する個人、支持者の浄財を一円でもよいからお願いする。主権者国民は政治に無関係ではおれないのですから。とにかく、近代政党が財政的にも自立していなければ、真に主権者国民の付託に応え、真の民主政治を推進発展させることなど不可能になってしまうと思います。政党助成金に頼るなんて、主権者国民の付託に応えて民主政治を実現しようとする近代政党にとっては大変甘い考え、甘いやり方だと思います。それに政党助成金は、主権者国民の政治思想、信条の自由を侵害するという、憲法違反の本質を引きずっておるのです。

2009.04.04 12:11 URL | hamham #wMyNaENg [ 編集 ]

いわゆる選挙運動ってのは、完全に禁止すればどうかね。

街頭演説、選挙カー、ポスター、事務所構える事などの一切。

党、あるいは個人の思想、政策、主張等は、立候補届けと共に文書に纏めて(膨大にならぬよう規格内とする)提出する事にする(提出は任意)。で、それらを冊子にして纏めたものを締め切り後、全世帯に一斉に発送する(新聞のような形式で郵便受けに、でもいいと思う)。また公共施設等にもフリーペーパー感覚で置いて置く。手元に届く日から十日後位を選挙日に設定する。

で、この十日が選挙期間となる。ネットの広報は自由。但し、党あるいは候補者から有権者へ広報してはいけない(メールなど)。ホームページでガンガン訴えてもいいが、それらは有権者からアクセスされて初めて閲覧されるものとする。

新聞にはあらかじめ決められたスペースに党、あるいは候補者の自由な主張を掲載出来る(均等に…その意味ではNHKの政権放送的に)。

テレビも均等にかなりの時間を裂かせる。コマーシャルは入れない。(民放の営業損失の問題が解決しないなら、従来どうりで妥協か。その場合はNHKを例えば二時間、民放が貸りてみの司会、TBSスタッフで候補者討論会等をしてよいとする。ギャラは国が決める)

要は、その党、候補者が何を考えているかが選挙民に正しく伝わればいいとするなら、こんな感じでいいのでは…と言うこと。

大雑把に言ってポスターや街頭演説より、文書で読む方が(面倒がらずに望む人には)はるかに正しく理解はしやすいはず。でたらめだったら証拠もはっきり残るぞ。毎回保存して置いてたどれば、こ奴は信用に足る人物かというのも見えてくるのではないか?

曰く、熱気や盛り上がりに欠ける? 否、小泉フィーバーがその後良くしてくれたかい? 盛り上がりって…選挙率なんてしょっちゅう50%切ってるじゃん。行かない人にとっては「選挙=うるさい、早よ終われ」ってだけ。そんな人が半分いるわけだから、もともと盛り上がってはないから心配ないす。

選挙区制度に関しては、答えは難しいんでしょうか?6:3:1 と別れた民意があったとして6:3:1に議席がなればいいのかな。これは数学で単純に答え(やり方)は導けないのかね。
ぴったりは無理だろうが、最も誤差の小さいやり方は、答えは出るのでは…

2009.04.05 01:49 URL | 呑むとくどい奴 #- [ 編集 ]

小沢指示の仲良しクラブね、この欄は。
削除はするし。

2009.04.05 21:59 URL | 削除するのおかしくない? #JalddpaA [ 編集 ]

当ブログのコメント欄は承認制で、管理人が「荒らし」であると認定したコメントは削除します。ブログの編集権は管理人にあり、コメント投稿者には削除を止めさせる権利はありません。ご不満がおありならご自身でブログを立ち上げて、当ブログを批判されることをおすすめします。

2009.04.05 22:07 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

>削除するのおかしくない?氏

kojitaken氏は必ずしも「小沢支持」ではありませんよ。

とりあえず、貴方には以下の言葉を送ります。

「過去ログ読め」

2009.04.06 00:08 URL | てあとる☆北極の支配人 #DdiHOXp. [ 編集 ]













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