きまぐれな日々

どうやら民主党は、というより小沢一郎は徹底抗戦の道を選んだようだ。そして、自民党は、というより麻生太郎は、「景気回復が最優先」だと言って、政権にしがみつき続ける道を選んだようだ。かくして「政治空白」は続く。

私がブログを始める直前に、「読み朝る毎」と称するブログキャンペーンがあって、当時ネットが主導していると言われた耐震偽装事件に絡んで、新聞報道なんか読むな、ブログを読めと言われたことがあった。しかし、ネット情報だけに頼るブログはだめだとその頃から思っていたし、その考えは今も変わらない。もちろん、新聞報道にはとんでもないバイアスがかかっているが、それを承知の上で読み解かなければならない。

小沢一郎の件に関しては、そもそもダムの建設といえば国土交通省の管轄なのに、どうして野党の政治家がかかわれるのかという疑問がある。もとは小沢は自民党の利益誘導型政治家の代名詞みたいな男だったから、人脈が残っているのかもしれないが、岩手県在住のsonicさんによると、小沢氏ははるか前に労組政治家に転身したとのことだから、なおさら疑問は強まる。東京地検からのリークに基づいていると思われるマスコミ情報も、事実がどうか疑わしいと指摘されるものがずいぶん多く、率直に言って、かなり無理筋なのを承知の上で、検察は強引に捜査を進めているように見える。

そもそも、『日本がアブナイ!』が指摘するように、検察は「司法」の性格も持つけれども紛れもない「行政機関」であって、今回の捜査にしても麻生太郎首相の同意を得ているに決まっているのである。行政機関である検察は、常に「国策捜査」を行う。

だが、それとは別に、今いちばん政治に求められているのは、日本経済が危機的状況にある現在、思い切った雇用確保や内需拡大のための財政出動を行うことである。テレビのニュースでは、中国で「内需拡大」の垂れ幕が掲げられて、巨額の財政出動をしていることが報じられている。しかし、麻生内閣は、わざと景気対策をチョロチョロ小出しにしている。いうまでもなく、政権を延命させるためだ。そして、小沢一郎にダメージを与えることによって、与党自民党同様、民主党も身動きをしにくくしようとしているのだ。

民主党が本当に「国民の生活が第一」と考えるなら、こんな麻生の作戦に乗ってはならないはずだ。森田実氏は、下記のように主張している(『森田実の時代を斬る』 2009年3月5日付)。

[1]小沢一郎氏が検察当局を批判して、自己の正当性を守るために戦うことは、小沢氏の当然の権利であり、当然のことである。小沢氏の支持者が、小沢氏を支持して、検察当局と戦うことも、また当然の権利である。
[2]しかし、この問題を国政の中心テーマにしてはならない。今日の日本の国政の中心テーマは、国民経済を守ることである。政府として不況対策を実行し、国民生活と国民経済を守ることである。これが、近い将来行われる衆議院議員選挙の中心テーマでなければならない。民主党は小沢代表を先頭にして検察当局の “国策捜査”との戦いを中心に据える方向に動いているが、これは慎むべきである。国政全体から見れば、主は経済である。“国策捜査”問題は重要だが、「主」とはいえないと思う。「木を見て森を見ず」の態度はとるべきではない。
[3]小沢代表ら民主党の執行部は、民主党全体を動員して、小沢事務所に対する検察当局の“国策捜査”と戦う構えだが、これによって多くの有望な民主党の若手候補者が危機に立つことは明らかである。民主党執行部が、強大な司法権力に対して民主党全体として戦いを挑んだとき大多数の国民が民主党を支持すると考えているとすれば、甘い、甘すぎる。
[4]小沢一郎氏が、検察当局の行為を理不尽と考えるとすれば、これと戦うことはよい。当然の権利だ。だが、この問題を国政のすべてに優先する中心テーマにしてはならないし、また、民主党全体を巻き込んではならない。政治指導者はつらいものである。ときには孤独に耐えて戦わなければならない。小沢氏はいま孤独に耐えなければならない。民主党全体を巻き込むのは慎むべきである。民主党は正念場である。
[5]民主党は、清潔な国民に支持されるよいイメージを持った若手政治家を代表につけて、総選挙に駒を進めるべきである。早くこの方向に転換すれば、「禍を転じて福となす」道が開かれるだろうと思う。小沢氏一人の民主党ではない。民主党は国民のものなのだ。


全国を回って、地方の惨状を目の当たりにされ、地方の保守の人たちの声に耳を傾けてきた森田氏ならではの説得力のある訴えである。このうち[5]は実現しそうにないが、[2]だけは絶対におろそかにしないでほしい。

今朝の朝日新聞の「天声人語」は書く。

 俳優出身の米大統領だったレーガンは才があったとみえ、気の利いた言葉をいくつも残している。「政治家は悪い職業ではない。成功すれば多くの報奨があるし、失敗したらいつでも本が書ける」など、なかなか機知に富んでいる▼本とは、職を退いて書く回顧録のたぐいだろう。その言に従うなら、執筆のペンを手にしかかっていたのが麻生首相だ。支持率は沈み、「麻生おろし」が吹きつのった。追い落としの急先鋒(きゅうせんぽう)が民主党の小沢代表だった▼それが一夜にして、小沢氏にもペンの用意が必要な事態になった。攻守所を変えるのかと思いきや、「奇妙な均衡」が与野党間にあるらしい。小紙政治面によれば、自民党は問題をかかえる小沢氏に代表を続けてほしいのだという▼同じように民主党も、不人気な麻生氏を相手に選挙に臨みたいそうだ。互いのマイナスイメージへの期待だろう。天王山を控えて、敵が喜ぶ大将とは情けない。野球の貧打戦を見るような、お寒い政治の光景である(以下略、『朝日新聞』 2009年3月6日付より)


野球の貧打戦といえば、開幕したWBCで日本はイチローの不振が響いて、大勝して当たり前の中国から5安打4点しか奪えず、安打数だけからいうと中国と同数で、勝つには勝ったもののすっきりしなかったが、それはさておき、こんな経済状況のときに、「奇妙な均衡」が生じて政治が停滞するというのは最悪である。

「天声人語」は、このあと「どっちもどっち。選挙で将来を託したいのに受け皿がない」などと書いていて、相変わらず自民党と民主党しか眼中にないらしく、両党を刺激するために、共産党なり社民党なり国民新党に投票する選択肢から目をつぶっており、結果的に自民党に手を貸しているように私には思えるが、そのあたりが朝日新聞の限界だ。書き出しでレーガンの言葉を引用しているも気に食わない。しかしそれでも、「奇妙な均衡」に対する批判は正しい。森田実氏の書く、「小沢代表を先頭にして検察当局の “国策捜査”との戦いを中心に据える方向に動いている」ことを後押しする「読み朝る毎」批判のブログの主張よりは、私には説得力がある。

本当に「国民の生活が第一」と考えているのなら、民主党はいつまでも「国策捜査」批判ばかり声高に叫び続けてはなるまい。


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おざわ氏
「森田よ、相変わらず物言いが青臭いな。やっぱり学生運動上がりらしいわ。
昨日の予算委員会見たら分かるだろうが、
我が党の追及は少しも鈍ってなかっただろ。
特に主濱には余計な心配をかけてしまった。すまん。
しかし西松ごときのザコの処理にまずったのは一生の不覚だな。
昨日、読売の社会面であったように東北の公共事業は鹿島が牛耳っているんだ。
そこに食い込もうとする所を見て放っておけなくなった。
まあ情に流されるのはよくないがな。
あと、河北新報の社会面が言っていたが、
カマをかけられた時期に西松が受注したのはほとんどが宮城県内で、
岩手なんてその半分くらいだぞ。
オレが本気なら岩手にもっとエコヒイキするっての。」

2009.03.06 08:33 URL | 観潮楼 #- [ 編集 ]

しかし
西松献金事件、政府筋「自民まで波及する可能性ない」
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090304-527751/news/20090305-OYT1T01288.htm
って
政府筋が誰だかわからんが、波及する可能性はないって言い切っちゃったら
「国策捜査です」って言っているようなもんだよな。
仮に国策捜査でなければ、こんなこと言い切れないだろう。
特に便宜をはかる意味で汚職であれば与党の方が不利に決まっているわけですし。
特捜が政治的判断で動いていないという前提であれば、政府筋が「与党には波及はない」って断言するのは ウラの状況をさらけだしちゃうフライングなんじゃないの?

2009.03.06 10:06 URL | ろーりんぐそばっと #ehuBx04E [ 編集 ]

「自民関係者には踏み込まない」と語った政府高官は、漆間巌(うるま・いわお)官房副長官(事務、元警察庁長官)らしいですよ。
これはオフレコでもなく、首相官邸で記者団に対して語ったものとのこと。しかし、新聞はなぜ、実名で書かないのでしょうか。

2009.03.06 10:45 URL | 負け組みの矜持 #- [ 編集 ]

官房副長官に前警察庁長官の漆間巌がなり、この人間が国策捜査をおこなったわけ。
霞ヶ関は総選挙で民主党が政権を取ると解体まで追い込まれるから必死です。
それにしてもこのやり方が反ってマイナスに働いてくる。

2009.03.06 11:12 URL | ゲバラ #- [ 編集 ]

私は、「漆間巌」という実名を出さなかったマスコミに対して憤っています。
恐らく、実名を言えば、自民党にとって厄介なことになると感じて、マスコミは実名報道をしなかったのでしょう。

今回の「国策捜査」はいままでの「国策捜査」とは全く質が異なります。このような露骨な野党追い落としは、まがりなりにもある議会制民主主義の根幹に関わる問題です。民主主義を守るためにも、民主党は戦わなくてはいけません。私たちはタイ国の政治を笑っていられません。むしろ、タイ国のほうが健全かもしれません。

私は小沢氏が嫌いです。その私ですら、今回の逮捕劇は許しがたいものだと思います。

2009.03.06 13:31 URL | 負け組みの矜持 #- [ 編集 ]

鳩山由紀夫も怒ってますよ。
これでは名前が大きく出るのは、間もなくでしょう。画竜点睛を欠くとはこのことでしょうね。自民側もドジだ。
国を二分する全面戦争の様相ですね。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009030600369&j1

2009.03.06 13:46 URL | cube #- [ 編集 ]

1、不当に逮捕されない。
2、拘束されて警察検察の作り話を強要されない。原則は即日保釈。
3、強要や拷問が行われないように取り調べの全面化可視化。
4、容疑者の不慣れを利用した警察検察の誘導を排するため、取り調べには全て弁護士同席。
5、推定無罪。
6、直接証拠のみ採用。状況証拠は証拠にあらず。

こういうことを確り守らせるのが、安心できる国民生活の第一だと思います。

今回の件は、裁判員制度を前に、重要なケース・スタディともなるでしょう。

2009.03.06 17:06 URL | 国民生活 #- [ 編集 ]

「この問題を国政のすべてに優先する中心テーマにしてはならないし、また、民主党全体を巻き込んではならない」
政治資金管理規制は、国政の重要問題の一つです。「政治献金の規制強化」等、民主党のマニフェストでも触れています。マニフェストに書いたことは重要なことでしょう。
「小沢一郎氏が検察当局を批判して、自己の正当性を守るために戦うことは、小沢氏の当然の権利であり、当然のことである。」
民主のマニフェストには、「迂回献金の禁止」も掲げられています。今回の小沢の件は、西松建設からの迂回献金です。自ら迂回献金を禁止すると言いつつ受け取っておいて、「厚意に失礼だから詮索しない、金の出所は問わない」などと言い訳することに、正当性なんか一欠片もないと思います。迂回献金を受け取らないようにするには、当然ちゃんと出所の確認とって知っておくべきなのに、「知らずに受け取ってしまった、しかしこちらに落ち度はない」なんて非常識と無責任の極みです。まあ、そんなだからこそ参院選後大連立にも乗りかけたのでしょうが。
「民主党は、清潔な国民に支持されるよいイメージを持った若手政治家を代表につけて、総選挙に駒を進めるべきである」
大連立にも乗りかけた小沢が今またマニフェストに反する行為をしていたことが判明した以上、離党か、さもなくば除名処分でもいいくらいだと思いますが。逆に民主が党として小沢を庇うのならば、党として「マニフェストの迂回献金禁止はハッタリです」と言っているようなものでは。
まあ、実際ハッタリでも不思議はないというか、衆院選後の大連立も十分あるのでしょうが。民主も自公もどっちもどっち、所詮は茶番ということですかね。

2009.03.06 17:44 URL | Black Joker #RtNpiJ3M [ 編集 ]

ココログからTBが通らないので。下記アップしました。

国会傍聴記by下町の太陽・宮崎信行さんも勝利宣言、漆間巌官房副長官(事務)が国策捜査を白状しちゃったので当然だが、。(笑)
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2009/03/post-7c38.html

http://soba.txt-nifty.com/zatudan/0anime/jiminwotheend70.gif

http://soba.txt-nifty.com/zatudan/0anime/jiminwotheend69.gif

http://soba.txt-nifty.com/zatudan/0anime/jiminwotheend71.gif

2009.03.06 19:58 URL | SOBA #XPXthLJ6 [ 編集 ]

もとより自民の固定政権を解消するための選択肢ですからね。幾分でもマシであれば充分でしょう。
少なくとも「どっちもどっち」なんて聞き飽きた思考停止に落とし込んで諦めるのは意味がない。
左翼政党が自民と拮抗する勢力を失い「二大政党」を志向する傾向が定着したのも、そもそも自民と交替させても激変しない「ちょっと違う保守或いは中道」なら、日本の臆病な民意でも交替可能なのでは、という前提。
ここで極めつけの清廉でなければ意味がないとするのは、単に自民政権のままがいい(日本がどうなろうが)というネガティブな安心志向に過ぎないような。

勿論、そういう選択肢ですから、小沢氏個人が留まるか否かは、私らから見れば単に対自民の有利不利の問題になるわけですが。

2009.03.06 20:18 URL | Gl17 #EBUSheBA [ 編集 ]

これは日本の民主主義が試される試金石ではないでしょうか。
本当は戦後もずーと日本のほぼすべての決定は霞ヶ関主導でおこなわれ、お上こと、霞ヶ関を敵に回したら何もありえないというのが日本だったわけです。
小沢代表の野党への転出は、まさにそこへの挑戦だったような気がします。
戦後政治の総決算である、霞ヶ関から国民へ、主権のリアルな移転が、今ここで小沢代表の手によりなされないと、何事も前へ進まないのです。
今のまま妥協して、民主党が小沢代表の首を霞ヶ関に差し出して、たとえ政権を取れたとしても、それは第2の自民党が出来あがるだけだと思います。
そんな偽りの政権交代など、何の意味も無い!まったく無意味だ!
さっそく姑息な男前原前代表が、小沢批判を始めている。
彼は、「俺なら霞ヶ関と上手くやることが出来る」などと思って霞ヶ関へシグナルを送っているのつもりなのでしょうね。
でも、そんなことでは日本は変わらない、国民の生活が常に後回しにされる現状は変えられないのですよ。
ここは日本の民主主義が試される時、彼らはここまで露骨な事をする位、追い詰められているのです。
変に妥協したら終わりです、これから未来永劫に日本に真の民主主義は実現しないでしょう。

それにしても自民党もマスコミも最低ですね。
民主主義が試されているのに、まったく理解できていない。
自分達はお上の威光をかさににしているのだとばかり、小沢代表を叩きまくっている。
屑ですね、他に言葉が見つかりませんです。

2009.03.07 00:09 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

ようやくこんな記事がでるようになりました。タイトルは「自民有力議員側に6千万円 裏献金、西松関係者が供述」です。
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009030601001177.html
もちろん、例のごとく、関係者であるから事実かどうかはわかりません。

しかし、小沢氏があっさり自民党の加藤氏のようにやめていたら、ただ民主党にダメージが残るだけでしょうし、このような記事が出てくることはなかったでしょう。

この際、西松建設の件だけでもすべてが白日のもとにさらされることを望みます。すでに長野県知事の元秘書が自殺をしています。このままで何事もなかったように終結させてはいけないでしょう、耐震偽装のように。

もしかしたら、この西松建設の問題が契機となって、今よりましな政治が始まるかもしれません。引いては、「国民のための政治が始まる」かもしれません。

もちろん、小沢氏が逮捕されるかもしれません。その場合、事態は最悪の状況となるでしょう。だが、日本が沈没するかしないかの今しか政治浄化の機会はやってこないのではないかと思います。一種の賭けです。

また、国策捜査には、良い国策捜査などないと思います。
堀江が選挙に立った頃、夕方の番組で大谷は小宮とともに堀江に愛想を振りまいていたことを思い出します。その時、私はテレビに向かって、「投票に行ったことがないあなたが立候補する理由は何か」と質問しなさいよ、と内心悪態をついていました。

ところが、堀江が逮捕されると、まさしく掌返しで、「良い国策捜査」と大谷は述べる。当時の検察のトップだかは、「汗水たらして働く者がソンをしないようにしたい」とか何とか言って正義感気取り。しかし、権力側にとって、堀江は利用価値がなくなったばかりか、むしろ目障り。そこで堀江の逮捕となったのではないですか。当時の状況を考えると、それしか考えられません。堀江は消えても状況は何も変わらず。

それから、もう1つ。「麻生邸へのリアリティツァー」への弾圧は、もしかしたら、漆間巌が号令をかけて行ったような気がします。麻生政権の忠実な犬で、元警察庁長官。親分を愚弄する奴は許せない、と公安に弾圧させたように思えてなりません。この漆間巌という御仁、インターネットと検索するとわかるように、胡散臭い人物ですね。





2009.03.07 09:58 URL | 負け組みの矜持 #- [ 編集 ]

天網恢々疎にして漏らさず。

「献金団体所在地、西松本社と誤記 自民政治資金団体報告書」
http://www.asahi.com/politics/update/0306/TKY200903060332.html?ref=goo

この問題、もはや「水入り」でしょう。マスコミは迂回献金より、「漆間疑惑」を話題にした方が盛り上がるのでは?
ここは共産党、GJですな。

2009.03.07 10:48 URL | cube #- [ 編集 ]

度々お邪魔します。
すでにkojitakenさんもご存知かもしれませんが、久々に「世に倦む日日」が今回の小沢秘書逮捕の問題でヒットを飛ばしています。無料で閲覧できます。

明日はサンデープロジェクトに今回の問題について田中真紀子が登場します。
田原は権力に寄り添うようなジャーナリストで好きではないが、言論の自由と検察などの横暴には異常なほどに執念を燃やすので、どのような成り行きになるか興味深いものがあります。もしかすると、この番組が今後の検察(麻生政権)と小沢との最終決戦のカギを握っているかもしれません。

2009.03.07 19:08 URL | 負け組みの矜持 #- [ 編集 ]

3月4日のエントリーへのコメント(2009.03.05 05:43)で、次のように書きました。
ーーーーーー
「陸山会が請求書を西松建設に直接出していた」という記事は読んでいなかったのですが、
読売 (3月4日14時57分)、時事 (3月4日20時6分) に続いて毎日 (3月5日2時30分)も報じました。
(中略)
この「請求書の存在」が事実とすると、
2009.03.04 22:35のコメントで書いた
>>「個人からのものではなく企業からのもの」であると大久保秘書が認識していたかどうかが、
>>法を犯した否かの焦点です。
の部分が「黒」ということになると思います。
(以下略)
ーーーーーー

その後、3月5日のTBS[ピンポン]で、
「検察側が請求書の存在を否定した」
と福沢アナがコメントしたようです。

そしてきょうの朝日が
【小沢氏秘書側、西松に献金請求書 東京地検が押収】
http://www.asahi.com/national/update/0307/TKY200903070113.html
と報じました。
これまた「関係者の話でわかった」という表現でソースは同じく検察なのでしょうが、朝日が2日遅れで報じた背景は何なのでしょうか?
「ソースが不確定だったが、確定的になったから後追いだが報じた」というのが自然なのでしょうが、そう単純ではないような気もします

いずれにしても、大久保容疑者の起訴or不起訴が決定するのは遅くとも3月24日だそうなので(以前のコメントで数ヶ月と書いてしまいました。お恥ずかしい限りです)、その時点まで検察からの(真偽がmixされた?)リークがどのくらいあるかによって(世論調査の結果も左右され)、小沢下ろしが加速するか様子見となるかが決まるのでしょう。

2009.03.07 19:49 URL | sweden1901 #- [ 編集 ]

6000万
貰って帳簿に
記載せず
逮捕もされない
自民だれかな?

2009.03.07 20:15 URL | 関係者 #- [ 編集 ]

負け組みの矜持さんご紹介の、世に倦む日々のエントリー、興味深く読みました。
その最後の部分に出てくる高橋嘉信氏(小沢氏と同じ岩手4区から出馬予定の自民党候補。小沢氏の秘書を2000年まで20年以上務めた)が私も今回のキーパーソンだと思います。
(なお、産経
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090306-00000125-san-pol
が初めて大久保秘書の前任の会計担当責任者が高橋嘉信氏であったことを「氏名」まで一緒に報じました。)

ただし私は『世に倦む日々』とはちょっと異なる見方をしています。
『世に倦む日々』では、「高橋嘉信は週刊誌やテレビに積極的に情報を持ち込んでいるはず」としています。

確かに昨年11月にこんな記事がありました。
http://www.zakzak.co.jp/top/200811/t2008111736_all.html
高橋氏は今年 (2008年)に入り、自民党岩手県連幹部と会談し、小沢氏について「政策、政治手法、政治姿勢は間違っている」「今まで自分に課してきた封印を解くときが来たのかもしれない」と挑発発言を連発。9月には自民党県連からの出馬要請を快諾し、正式に立候補を表明した。(中略)
永田町事情通は“暴露本”についてこう解説する。
「高橋氏は小沢氏の秘書を20年近くも務め、小沢氏に関する逸話やダークな部分をかなり知っているはず。2000年の衆院選で自由党候補として初当選したものの、1期で引退。その後に民主党を離党し小沢氏と決別した理由も、本の中で赤裸々に語られるのではないか。小沢氏が岩手4区からの出馬表明をすれば、小沢氏を追い込むためにも、本を衆院選前に出版するだろう」
ーーー引用以上ーーー

名前を出すのもアレですが、維新政党新風の瀬戸氏も
・この元秘書(=高橋嘉信氏)が知っていることを全て検察庁に既に任意で供述している(と推理しています)
・元秘書が「口利きに関する決定的な証言」をしていたとすれば、(小沢氏の)受託収賄罪が成立することになるでしょう。
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52185011.html
と書いています。

しかし、「受託収賄罪」の時効は5年です。(加重収賄罪は10年ですが、小沢氏が便宜を図った証拠までも残すとは考えにくいです)
高橋嘉信氏が秘書をしていたのは2000年までですから、彼が関与していた案件に関しての時効はすでに成立しています。
よって、高橋氏が小沢氏の悪事を検察に話すことで、小沢氏にイメージダウンを与えることはできても、犯罪者に仕立て上げることはできません。
しかもイメージダウンは、同じ選挙区から出馬する高橋氏自らにも振りかかるわけです。

よって、高橋嘉信氏が自ら積極的に検察に垂れ込んだ、もしくは洗いざらい全部話した、ということはないのではないかと私は見ています。

一方、検察はもし本気で小沢氏逮捕まで持ち込もうとしているならば、時効が成立している案件だとしても大久保氏以前からの流れを把握することは必要でしょうから、高橋氏からも聴取すべきと考えます。

高橋氏からの聴取をしないのならば、
・大久保秘書逮捕→ほとぼりが冷めてから不起訴。

・その間に選挙が行われて、民主党敗北。

というシナリオの片棒を検察が担いだことになると見られると思います。

2009.03.07 20:23 URL | sweden1901 #- [ 編集 ]

どうも裏金6000万疑惑は二階さんみたいですね。

http://jp.reuters.com/article/kyodoNationalNews/idJP2009030701000806

 これは金額も、行為もより悪質であり、検察が先に目星がついていたのなら、当然二階側を先に摘発、逮捕すべきもの。
 仮に、きっかけは小沢つぶしのための西松捜査だったとしたら、自民党にとってまさかの瓢箪から駒でしょうね。もともと金権政治の、同じ穴の狢なんだから、捜査をすれば自民側に、もっとたちの悪い話が出ても全く不思議でない。
 事態は混沌としてきました。
 

2009.03.07 21:40 URL | cube #- [ 編集 ]

義信さんが小沢さんを追い込むのはまったく無理ですね。
ぜんぜん人望が無い上、地元自民党組織が機能していない。今や岩手4区では自民党は存在していないも同然の状態です。

建設業界の集票をあてにしてるのかも知れないけれど、小沢さんの自民党、自自連立時代にさんざん貢がせておきながら見返りはゼロ。その小沢ゼネコン支配を実質しきっていたのが義信さんであることは誰もが知っている。
義信さんは建設業界に恨まれています。
義信さんを担ぐ業者があったとしても従業員はほとんど面従腹背で義信さんには投票しませんね。
今回は建設業界から相当共産党に票が流れるんじゃないかと思います。(やけくそ票ですね)

水沢、金ヶ崎、江刺、前沢、平泉は小沢さんが圧倒的に得票1位になるでしょう。
北上は小沢さんか宣良さん、和賀は宣良さん、湯田はちょっとわからない。
北上の商店会の票は共産党で決まっているし、水沢は小沢さん。
義信さんは胆沢で少し健闘するかな?
でも、奥州市長選挙のとき、胆沢の有権者も相原さんに投票し、義信さんは落選だった。

小沢つぶしどころか、共産党の躍進がある分、義信さんの得票最下位もあり得ます。

私は誰に投票しましょうかねぇ・・・
岩手の選挙って、毎回無効票が多いんですよ。
「アテルイ」とか「安倍貞任」とか歴史上の英雄を書いたり、「国分謙吉」っても未だに多いとか。ははは。

2009.03.07 23:24 URL | そにっく #- [ 編集 ]

本題と離れたコメントで恐縮ですが。
「世に倦む日日」さんは、ちょっと前までは「国策捜査」批判や小沢氏擁護に距離を置いていた感があるのですが、短時日のうちに随分変わったものです。変わった推移を特に述べないのもこの方らしいというか。
文句なしに共感できるエントリーも多いのですが、やっぱり私には不思議な人です。
例をあげれば、光市の殺人事件では原告と弁護団を徹底非難し自ら死刑容認論者であると言っておられた記憶があります。それが、最近のエントリーでは辺見庸氏を絶賛されているのですから。

2009.03.08 00:00 URL | ぽむ #mQop/nM. [ 編集 ]

「世に倦む日日」は、文才と博識、断定的な口調で読んでいてなかなか面白いですが、商売気があるから嫌いですね。
 コメント欄があるから、こちらの「きまぐれな日々」さんに対するのと同じような主義主張で投稿したら、勝手に削除されました。自分の主張に反する意見には、そういう態度をとります。一度は偶々かなと思いましたが、2度も続いたので、それ以来、一切見ないことにしています。そんなことするなら、最初からコメント欄を無くせばいいのに。
 ブログ運営にもルールとマナーがあるでしょう。そんなこともできないなら、「民主主義」「反貧困」などの主張も空々しい。
 その点、kojitakenさんはお手本だと思いますね。

2009.03.08 10:41 URL | cube #- [ 編集 ]

kojitakenの日記
>他の番組で既に漆間の名前が出ていたらしく
フジ系、新報道2001で、漆間さんの名前が出ていました。

2009.03.08 11:13 URL | 散策 #TY.N/4k. [ 編集 ]

下記アップしました。

「関係者の話」的情報垂れ流しマスゴミ謀略への対抗策は、的中率の高い「関係者の話」流言・蜚語で先回り予測しちゃうから(笑)
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2009/03/post-2147.html


↓超お勧め新作GIF画像。
ハイル漆間ヒムラー閣下の国策捜査糾弾
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/0anime/jiminwotheend72.gif

小泉・竹中路線のなれのはて
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/0anime/jiminwotheend69.gif

亀井静香氏に「地検に告発しますよ」と言われ、動揺するケケ中平蔵
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/0anime/jiminwotheend71.gif

竹中のペラペラ(笑)
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/0anime/jiminwotheend70.gif

2009.03.08 14:06 URL | SOBA #XPXthLJ6 [ 編集 ]

「霞ヶ関から国民へ、主権のリアルな移転が、今ここで小沢代表の手によりなされないと、何事も前へ進まないのです。」
「もとより自民の固定政権を解消するための選択肢ですからね。幾分でもマシであれば充分でしょう。」
民主のどこが自民よりマシなのか、小沢が何をどう前に進められるのか、さっぱり解りません。「霞ヶ関から国民へ、主権のリアルな移転」なんて、まやかしです。主権は実質的に財界が握っている、民主主義ならぬ金主主義ですが。金権政治の体質は自民も民主も同じ。
「国民の生活が常に後回しにされる現状」
企業献金してもらう見返りとしてスポンサーの都合を国民の生活よりも優先するのは、自民も民主も同じ。
「小沢氏個人が留まるか否か」
この程度のマニフェストを守らなくても大したことではない、とでもいうのなら、小泉の開き直りと一緒ですね。人生いろいろ、献金いろいろ、迂回もいろいろ。迂回献金であるのかないのかなんて、そんなの私に判る訳ないでしょう!

2009.03.08 16:12 URL | Black Joker #RtNpiJ3M [ 編集 ]

〉そにっくさん

次期総選挙では「増田寛也」なんて無効票は出るでしょうね。
国分氏なんてのが出るなら、
「千田正(元岩手県知事)」なんてのもありそうで。
しかしタッソ君は(ry

2009.03.08 17:26 URL | 観潮楼 #- [ 編集 ]

あ、増田寛也はそんなにないと思いますよ。
岩手県を壊した張本人なので。

それに、今思うと西松を岩手にひっぱりこんだのは小沢ではなく、増田さんですよね。
増田前知事は県内ゼネコンのほとんどを指名停止にして西松が県内に大進出する隙をつくっちゃったのです。もともとちびっとは受注はしてましたが。
でも推測だけですよ、根拠は無いので他のところに転載とかしないで下さいね。

あと、政治家の便宜供与ってのは予算幅を増やすことと、入札指名業者として参入させることなんですよ。
予算は政治家の本来の仕事ですから、これは不正ではありません。
やばいのは入札指名業者への参入と排除に関わる圧力なんです。
入札指名そのものに関わるなんて漫画のようなことはありません。それは業者同士の談合で決まっていた訳です。
増田さんはその談合組織を壊してくれたのです。

一方、増田県政下では新自由主義系のコンサルタント業者への随意契約が横行し、行政サービスがむちゃくちゃになってしまいました。
達増君は今も増田さん時代にめちゃくちゃになってしまった仕事の洗い出しと尻拭いで精一杯なわけです。(岩手日報の「検証増田県政」を読もう。)

で、業者指名と排除については与党政治家でなければ影響力を持てません。
西松は自由党時代から小沢さんに献金していたようですが、それで見返りを期待していたとすればかなり「?」です。
野党時代の小沢さんに肩入れして仕事を取れるのならば県内建設業者は今のような惨状になっていません。
そもそも増田さんが小沢さんを見限ったのは小沢さんが政権からおりて予算編成に影響を及ぼせなくなり、自民党政権が県内の公共事業を露骨に減らしたからです。
それで増田さんは自民党に鞍替えし、小沢さんに代わって県内公共事業の利権配分に影響力を持つようになります。
しかし、元々増田さんは利権屋ではありません。県政が自民党寄りになっても、県内建設業界はじり貧となり、ついに高弥がつぶれて建設業界の政治離れ宣言に至ります。

嘉信さんが小沢さんを見限るのは民主党合流後ですが、小沢さんの末期自由党時代に嘉信さんが野心をもち、小沢さんの名前をつかって自分で何かをしていたとは確かです。
でも具体的なことは何も知りません。
民主党離党後、奥州市長選挙に出たことからすれば、自身の政治資金として相当数をプールし、地元有力者として錦を飾ろうとしたのでしょう。
でも、嘉信さんは落選。何故か現在は自民党立候補予定者。
正直、訳がわかりません。

あー、長々と書いてしまった。身元ばれそうで怖い。

2009.03.08 18:43 URL | そにく #- [ 編集 ]

ちなみに高弥建設は平成18年に民事再生を終了し再建しました。
政治と縁を切り、公共事業はあまり取れなくなりました。
でも代わりに社屋や個人住宅など民需をこまめに開拓して仕事をとっています。
会社が小さくなってさっぱり儲からなくなってしまいました。
でも、従業員は以前の東北最大ゼネコン時代よりも今の高弥を誇りに感じていることでしょう。

2009.03.08 19:41 URL | そにく #- [ 編集 ]

これは高橋嘉信のタレこみで終わる話です。
自らの生き残りのためにやったことです。

2009.03.09 17:41 URL | そりゃないよ獣医さん #RbQvinRU [ 編集 ]













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