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きまぐれな日々

「玄倉川の岸辺」経由で知ったのだが、アルファブロガーのfinalventさんが開設されている「極東ブログ」がコメント欄を承認制にしたのだそうだ。
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2008/06/post_efdf.html

そして、「玄倉川の岸辺」のコメント欄も承認制になった。

私は、「極東ブログ」については、郵政総選挙の時にコイズミびいきの記事を載せていた印象があり、主義主張が合わないのであまり読んでいないが、超有名ブログでもあり、もちろんその当時から知っている。また、「玄倉川の岸辺」は最近「遅れてきた水伝騒動」問題でやりとりするようになったが、政治的にはやはり「小泉ファン」だそうだから、主義主張は合わない。しかし、やはり名の知れたブログであり、私がブログを始める前から存じ上げていた。「水伝騒動」の件で、たまにコメントすることがあり、投稿したコメントがブログにすぐ反映されていたことは、もちろん知っている。

その「玄倉川の岸辺」だけでなく、「極東ブログ」までコメント欄をつい最近まで完全オープンにしていたことは、私には驚きだ。というのは、当ブログに限らず、「リベラル・左派系」に分類されるブログには、スパムのコメントやトラックバックがあとを絶たず、当ブログを含む多くのブログがコメント欄やトラックバックを承認制にしているからだ。たまに、「左翼のブログはどこもかしこも管理人がコメントを検閲していて、言論の自由がない」などとほざいている馬鹿がいるが、スパムに悩まされるブログ運営者の身にもなってほしいものだ。一方で当ブログは、コメント欄の管理が放任主義だ、と指摘されることもある。右翼的なコメントであっても、よほどひどいものでない限りそのまま掲載しているし、コメントされる方同士の議論も黙認しているからだ。

‥‥そんなワケで(笑)、「極東ブログ」や「玄倉川の岸辺」がコメント欄を承認制に移行した件については、そんなの当然じゃん、という感想だ。私の感覚では、コメント欄は新聞や雑誌の投書欄のようなものであり、ただコメントのコメントを投稿することによって掲示板的にも使えるだけのことだ。ある時期から私は、コメント欄でコメントをされる方と議論するのは止めている。はてなに開設している「kojitakenの日記」では以前はコメント欄で議論をしていたが、昨年春に「博士の独り言」を批判した時にコメント欄をネット右翼に荒らされて以来、コメントをはてなユーザーに限定した。

当ブログのアクセス数は、同一IPアドレスからの重複アクセスをカウントする「トータルアクセス数」で、1日あたり2千件台から3千件台の日が大部分だ。1月の「水伝騒動」の時や、4月の映画「靖国」への稲田朋美らの圧力だとか山口2区の補選の時などのように話題が盛り上がった時には4千件を超えたこともあるが、通常はなかなかそこまでいかない。ユニークアクセス数は、ブログに表示している「はてなカウンタ」ではトータルアクセス数の7割強で、1日平均で2千件以上になるが、「新FC2アクセス解析」ではトータルアクセス数の6割弱となり、1日平均だと千数百件になる。ブログとしては比較的アクセス数は多いほうだろうが、「極東ブログ」のコメント欄にあったような、アクセス数数千から数万を「大規模運営ブログ」とする定義なら、ユニークアクセス数が1日平均千数百件の当ブログはそこまではいかないので、しばらく前から「中堅ブログ」を自称することにしている。

だが、この程度の規模でもブログの運営は結構たいへんなのだ。どうたいへんかは、実際にブログを開設して千数百人の読者を得てみればわかる。調べたい検索語を用いてネット検索をかけると、よく自分の書いた記事がひっかかるようになるのはうれしいものだが、反面あちこちで私の書いた記事を批判したり揶揄している例にもお目にかかる。誹謗中傷もされる。「水伝騒動」の時は、「連合赤軍」だの「解同」(部落解放同盟)だの「ソーカルト」(創価学会とカルトをかけた造語)だのと言われ放題だった。時にはブログのエントリでそういった誹謗中傷に対して反撃を試みてきたのは、読者の皆さまもよくご存知の通りだ。

‥‥そんなワケで、ブログ運営には時間がかかる。仕事をやりながらのブログだからこれは結構たいへんで、だから4月のようにテーマとしている話題が盛り上がった時は週休1日で頑張ったが、そうでない連休明け以降は週休3日のペースにしている。それでも、新規エントリを公開する日は朝の1時間以上をブログに割いている。とてもでないが、お寄せいただいたコメントにいちいち返事を差し上げる暇はないし、コメント欄まで目を通される読者の数も限られている。ブログ運営者としては、コストパフォーマンスも意識せざるを得ないのである。中には、管理人に返答を強要するコメンターの方もいるが、それはカンベンしてほしい。そういうコメントは承認しないか削除することにしている。

だが、お答えしたいと思うコメントをいただく場合は多々あり、それに対してなかなかお答えできないことは心苦しいことではある。実は本エントリで、昨日の記事 "リベラル・左派は右派の「反新自由主義」勢力と距離を置け" にいただいたコメントに対してお答えしようと思っていたのだが、時間が尽きてしまった。日を改めてお答えしたいと思う。


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