きまぐれな日々

中国の胡錦濤国家主席が来日しているが、日本国内のムードはどこかよそよそしい。中国要人の訪日というと、なんといっても1978年のトウ小平(小平=一部端末では正しく表示されないので、止むを得ず「トウ小平」と表記)が印象的で、当時は日中がもっとも友好的だった時期だが、その理由は日本、中国ともソ連を主たる脅威とみなしていたからで、ソ連が崩壊して冷戦が終結すると、日中関係は緊迫し、日米関係は90年代後半以降日本の対米隷従化が進むことになった。

日本の右翼たちのターゲットは、ソ連から中国、韓国、北朝鮮の3国に変わった。「特亜」などという符丁が「2ちゃんねる」などでは通用している。一方で、天安門事件やチベット騒乱に対する対応で、中国の共産党政権が理不尽な暴挙に及んでも、中国共産党を擁護したり同情的な論陣を張ったりする旧来左翼も多い。右翼は、そんな旧来左翼を、「チベット問題になると口を閉ざす」と嘲笑するのだが、そんな右翼もアメリカがイラクやアフガンでやった虐殺を不問に付しているのだから、左翼のことを笑う資格など全くない。

結局左翼も右翼もご都合主義の二重基準を平然と使っており、中国をめぐるブログ言論は本当に不毛だなあと思うのだが、今月初めに発売された月刊「現代」6月号に、作家・辺見庸の「潜思録 存在の剽窃」と題された巻頭言が掲載されている。辺見氏は元共同通信記者で、北京特派員時代の1987年に、胡耀邦総書記辞任に関連した中国共産党の機密文書をスクープし、中国当局から国外退去処分を受けたことがある。同時に、憲法改悪には断固として反対し、アメリカの「報復主義」や、それに追随する日本政府を痛烈に批判した人でもある。

当ブログ管理人は、あるブログのコメント欄で、辺見が9.11のテロの際に「快哉を叫んだ」と紹介した上で、「アメリカはテロをやられても仕方がない国だ」と書いたことがあり、これが不謹慎だとして批判され、筆禍事件となったが、この時私を論難してきた人たちの文章を見て、「なんだかなあ」と思ったものだ。

今回、このエントリを書く際に自らが起こした筆禍事件について調べていたら、下記のブログ記事に行き当たった。

「諸悪莫作」より "コヤニスカッティ――平衡を失った世界"
(2008年1月23日)
http://d.hatena.ne.jp/t_kei/20080123/1201095856

このエントリは、当時の論争やそれに関する論評を紹介するとともに、両陣営および論評のすべてを批判するものであり、是非一読をおすすめしたい。このような批判を受けるのであれば、問題提起をした甲斐があったものだ。

ブログ管理人のt_keiさんは書く。

僕は冒頭の応答を読んでいる間、「まるで僕たちはマリー・アントワネットみたいじゃないか」という思いを抑えることができなかった。自分たちの狭い世界の中で、自分たちの振る舞いがどのような結果を招いているのかを見ることもなく、現実を置き去りにして、「"やられても仕方がない"という発想は不謹慎だ」だとか、「誤謬や偏狭や怨嗟を認識し、感情の"自然状態"を克服すべき」だとかおしゃべりをしている。まるでマリー・アントワネットが、無邪気に「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」、と言い放ったかのように。

(「諸悪莫作」 ? "コヤニスカッティ――平衡を失った世界" より)

t_keiさんはきっと辺見庸の良い読者なのだと思う。私など、ほんの表面を掠めただけの読者に過ぎない。論争の最中、テロを論じる時に辺見庸を持ち出さないほうが良いなどと言われてがっくりきたものだが、確かに私程度の人間が持ち出さないほうが良いのかもしれない。

などと言う舌の根も乾かないうちに、またも辺見庸を持ち出すのだが、「存在の剽窃」で辺見は、中国共産党政府を厳しく批判している。以下書き出しの部分を引用する。

 いまから三十年前、外国人記者団の一員としてチベットに入ったとき、なぜここが中国でなければならないのだろう、という疑問がつよくわいたものだ。言語、宗教、哲学、生活習慣のどれをとっても、チベットが中国共産党の支配下にあるのはおかしいと思ったのである。たてまえとうらはらに、中国側が対等の仲間としてチベットに敬意をはらっていたとはとうてい感じられず、むしろ "たちおくれた民族" 視していたことが明らかであった。早晩ぶつかるだろうと予感したが、案のじょう、一九八九年に大規模な反中国暴動がおきて人民解放軍の鎮圧行動により多くの死傷者をだした。

(月刊「現代」 2008年6月号掲載 辺見庸「潜思録 存在の剽窃」より)

辺見はさらに、菩提心と智慧を尊ぶチベットの大乗仏教的精神と共産党の支配が合致できるはずがない、昨年は当局の許可なしに活仏の転生を認めないと中国が決定したという驚くべき報道があった、チベット問題は内政問題だから外国は干渉すべきでないという中国首脳の言い草はすさまじいばかりの中華大国意識だ、などと中国批判を続けている。

この巻頭言のタイトル「存在の剽窃」は、エミール・シオランというルーマニアの作家・思想家の言葉からとったのだそうだ。以下巻頭言の末尾の部分を引用する。

たとえば「何ものも存在しない、事物は仮象という規定にさえ値しない。……私たちは救われており、そして永遠に不幸なのである」(『悪しき造物主』金井裕訳)などというくだりを読むと、ラピスラズリ色の深い湖のようなラサの空や海抜三千六百メートルの高地にある静謐な寺院、観想のすじ道を具現したような長い回廊を思い出したりする。ねがわくば中国共産党はチベットという、資本に骨がらみまみれた現世(うつしよ)とかならずしもなじまない例外的存在に、もっともっと謙虚で寛容であるべきである。

 よくよく考えれば、チベット問題など存在しない。あるのは本質的に中国問題なのであり、それは十三億人の巨大国家を共産党が一元的にすべなければならないという、ある種異様な集団的オブセッションに発する。この強迫観念から解かれるとき、中国は混沌のるつぼと化すのかいなか――このかんのできごとは、そうした端倪すべからざる未来図の一端もかいまみせている。

(月刊「現代」 2008年6月号掲載 辺見庸「潜思録 存在の剽窃」より)

たいへんに印象的なチベット問題論だが、それも改憲に強く反対し、アメリカの大国主義の横暴を強く批判してきた辺見庸が書くから読み手の心に訴えるのだ。昨今は死刑存廃問題の議論がかまびすしいが、辺見庸は死刑廃止を強く訴えている人でもある。

以前の筆禍事件では、私は軽率にも辺見庸への印象を毀損する軽挙妄動をしてしまったが、一人でも多くの読者に、辺見庸に関心を持っていただけたら、と思う。


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 右も左も、ダブルスタンダードの愚を犯すのは、もともと思想など無く、単にアメリカか、中国という大国への依存があるからでしょう。だから、一方の非を鳴らしても他方の非は批判しない。
 その意味で、どちらも同レベルの愚かものです。
 陰謀論なども、ほとんどは、アメリカが諸悪の根源という前提に立っているものか、逆に旧ソ連やロシア、中国の陰謀論を唱える連中は対立していますが、同じレベルです。
 シングルスタンダードから、いかなる相手に対しても正は正と、悪は悪と言えて初めて、相手との対等の議論ができるはずです。

2008.05.08 18:23 URL | 眠り猫 #2eH89A.o [ 編集 ]

「言語、宗教、哲学、生活習慣のどれをとっても」
それは漢人が他の民族に対して同化政策を強要していないからです。大和民族はアイヌ民族に同化政策を強要しましたが。
「"たちおくれた民族"」
それは事実長らく農奴制社会で圧倒的大多数の一般大衆は貧しい文盲の奴隷だったからです。一般大衆を「たちおくれた」状態にしていた元凶はダライ・ラマら特権階級です。
「菩提心と智慧を尊ぶチベットの大乗仏教的精神」
一般大衆を奴隷として搾取していたダライ・ラマら特権階級は、そんなものを持ち合わせていませんでした。彼らが尊んでいるのは自分たちの特権維持です。
「当局の許可なしに活仏の転生を認めない」
日本でも宗教法人は当局の許可(認証)が必要ですが。宗教法人法でそう決まっていますが。
まあ「耄碌した老人の妄言だなぁ」という意味で印象的ですね、辺見庸氏の例の言説は。

2008.05.08 18:58 URL | Black Joker #RtNpiJ3M [ 編集 ]

Black Jokerさん、
ここで紹介した月刊「現代」の巻頭言で、辺見庸さんは30年前にチベットを取材した時の感想を書き記しており、その当時と現在でチベット問題に対する姿勢は一貫しているようです。Black Jokerさんは、辺見庸さんが30年前から耄碌していたとでも仰るんでしょうか?
私には、Black Jokerさんこそ、カビの生えた旧来左翼の思想に頭を侵されたあげく、すっかり耄碌してしまったようにしか見えないんですけど。

2008.05.08 22:26 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

おはようございます。

昨晩は 私は、朦朧とした頭で読んでいて、コメントを書かずに そのまま寝てしまい
ました。 すみません。 そのとき 実は私は、綿井健陽さんが辺見庸さんの本の中で1番好きだと言った「反逆 する風景」を 読んでいるところでした。しかもそれkojitakenさんも触れておられますが、辺見 さんが中国から 国外追放される前 中国の若い外交官との緊迫したやり取りの場面でした。そこを読 んでいたのでしたが なかなか先に読み進めずにいました。 とにかく、辺見さんの文は やはり頭がクリアな時に 読むべきだと思いました。

さて、ご紹介の「諸悪莫作」より "コヤニスカッティ――平衡を失った世界"は 大変
読み 応えがありました。その中に書かれている

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「やられても仕方が無い」、こうした発想こそが、世界中に憎悪の種を撒き散らす*5
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このような言葉の方が、よっぽど不謹慎なのだとすら僕には思える。自分たちが"や られても仕方がない"振る舞いをしているにも関わらず、まるで自分たちが善意の第 三者であるかのように、恥知らずにもそのようなことを言う、これは、欺瞞ではない だろうか。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
このあたりを読んでも kojitakenさんが言われるように このブロ グの書き手は 辺見庸さんの愛読者だと私も思いました。そして 根本的には kojitakenさんと同じ考えだと、私には思えるのですが。

すべてのおいて 第3者の見方をしていて恥じない人々 そして自分。餓えた人々よりバーミアンの仏像が壊されたことしか目がいかず それが のちのタリバンを攻 撃せよ!の世界中からの大合唱になりました。「「やられても仕方が無い」、こうした発想こそが、世界中に憎悪の種を撒き散らす*5」と批判する人たちが 実は 罪 なき人々に爆弾を落とすことを容認したのではないか!と私は悔しい思いでいまし た。ここで 欠けているのは アメリカへの疑問と、爆弾を落とされるアフガニスタンの人々 を 当事者と見る見方ではなかったかな と思います。正義感や善意をもっていると 思っている人たちが 実はブッシュと同じなのではないか という思いです。
片手で 爆弾を落とす報復攻撃を支持し 片手で アフガニスタンの人々に人道支援?
するという日本政府を支持した国民。政府も国民も欺瞞です。

辺見さんが書かれた
>チベット問題など存在しない。あるのは本質的に中国問題なのであり、それは十三億人の巨大国家を共産党が一元的にすべなければならないという、ある種異様な集団的オブセッションに発する。

なるほど という指摘ですね。
私は今回のチベットの一連の問題(としか書きようがない どう書けばいいのでしょう)を どう捉えていいかわからないのです。チベットの人々の大部分は 自分の住んでいるところで どこからも干渉を受けず平和に生きて生きたい と願っているはずです。だから 武力で抑えるということは 何の解決を生まないのに 死者が出て大変な事態が起こったことは確かなのに、やはり本当に何が起こったのかはっきり見えないことに苛立ちを感じます。

それと同時に チベットには関心を持って、実力行使を辞さない市民たちも もしかして イラクやパルスチナや沖縄など大国や隣国や政府に占領され抑圧されているところには無関心なのではないか と思います。

辺見さんの文は 自分が知っている事に関しても 知らないことに関しても 素通りさせてくれないすごさを感じます。今度6月号の辺見さんの文を全部読んでみます。

2008.05.09 11:44 URL | 非戦 #tRWV4pAU [ 編集 ]

多民族国家の中で多様な言語や民族文化が共存しているのは当たり前のことです。その当たり前のことを「おかしい」というなら、「一民族一国家に分割せよ」か、「同化政策を実施せよ」か、「民族浄化せよ」になってしまいますが、「対等の仲間として敬意を払う」ならばいずれにすればよろしいので?
同化政策を実施してきている日本の大和民族は他の少数民族に対して「対等の仲間として敬意を払う」を実践してきていることになるんですかね?
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/ainusabetu.htm
30年前のアイヌ人は「北海道旧土人保護法」なるもので「土人」扱いでしたが、それで日本から中国・チベットに行くと同化政策していない向こうの方が「おかしい」と?、今でもその認識は変わらないのですかね?
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kiyaku/2c2_001.html
日本国憲法14条や国際人権B規約27条の精神に照らして「おかしい」のは辺見氏の感覚の方ですよ。彼の言説に安易に同調する人の見識を疑わざるを得ませんね。

2008.05.09 11:55 URL | Black Joker #RtNpiJ3M [ 編集 ]

 チベットに限らず、中国での宗教は、徹底的に管理され、とても自由な布教や集金活動などできない状態でしょう。昔、水滸伝の呂智深がいた開封の古刹に行ったら、建物はあれど、中は遊園地になっていて、がっくりきた覚えがあります。
 チベットの伝統文化、生活様式を尊重すべきだという主張自体に異論はありませんが、米国に支配されている日本人の立場からすると、外相がカルザイと会って、復興支援という名の税金が使われても、何の反応も起こらない。一方で中国主席が来日すると、空港から大学から、国家主権無視の「チベット旗」なるものを振り回す輩がたくさん現れる状況は、どうみてもマインド・コントロールの実例そのものとしか思えませんね。
 バランスは必要ですが、現実の力関係をよく見て行動しないと、「人権運動」も狡い権力者に利用されるだけでしょう。

2008.05.09 12:32 URL | cube #- [ 編集 ]

いつも勉強させて頂いてます。ラジオ屋です。
辺見氏の言う「よくよく考えれば、チベット問題など存在しない。
あるのは本質的に中国問題なのであり・・・」正に護憲論の雄の言葉
だと思いました。

確かに護憲であれば「助太刀的行為」は出来ず、言論のみが武器となり
資金援助も彼の地にあっては兵器と化すので厳密には違憲となります。
これも、解釈で「兵器じゃないからOK」とされるのかもしれませんが
・・・。

そうすると、中国サイドから見る「平和」のためのコストとしての僧侶
達の死であり、拉致被害者達も左翼から敵視されていますがこれも
平和のコストとしてカウントされる訳です。

それもいいかも知れません。要はイワシの大群にあって「食われる」
のは運が悪かっただけで大した事ではなくなります。それを目をつぶ
っていれば「平和」です。確かに・・。

日本は「言論」を武器に戦います。必死に街頭に出てデモもします。
各国に訴えて加害国に納得してもらいます。各国の武器の陰に隠れて
・・・。そして伝票が回ってきます。まぁこれも確かにコスト。

でも平和って何なんでしょ?恐怖や自主規制を強いられた状態でも
血が流れないから平和なんですかね。単なる平穏であって、平和と自
由はセットだとおもいますが・・。

人命の観点から見る平和は、コストとして見捨てるか、わざわざ事を
起して止むを得ずコストとして消耗した後に作られるものか、

イワシの大群の一員とすれば、食われないように祈るしかないんですな。
護憲のために見捨てられぬように。あるいは兵士となって他者を殺さぬ
ようにと・・・。

2008.05.09 15:53 URL | 秀太郎 #- [ 編集 ]

中国におけるチベットの人達が、一般的に幸せでないのは、多分間違いないのではと思うな。
そりゃあ、中には与えられた仕組みの中で精一杯頑張って結果を得る人もいるだろうけど、それは個人の問題であって、公の視点から見ればやはり2等市民扱いなのだろうと思うよ。
昔、中国人(漢民族)の医師と話す機会があったけど、彼女は中国では絶対に人前で本音は話せないと言っていたな。
今は改革開放で大分物を言えるようにはなっているけど、完全な自由ではないな。
翻って経済的にも底辺に置かれているチベットの人達は、さらに息苦しい思いをしていると思うよ。
大昔の身分制からの開放とやらだって、今の時代に、中国政府のチベット政策の正当化の大義名分にはならないな。
はっきりいえるのは、少なくとも漢民族と同等の政治的経済的権利を保障されないと、チベット族の人達は、おまえ達も同じ中国人だよといわれても納得はしないでしょう。
まして現状は経済的にも底辺に追いやられていて、経済発展の恩恵は殆ど得られていないのだからね。
要するに漢民族中国人はもっと謙虚にならないと駄目ですよ。
彼らはモンゴルで盛んに鉱山を買収していますが、それまで働いていた地元のモンゴル人の人達を解雇して、中国から人を連れて来て掘らせているのですよ。
だからモンゴルの人達は職を失い路頭に迷う人も出ています。
あれみると最低だなと思うよね。
日本人も北海道や沖縄でひどい事をしてきたけど、その反省から色んな施策をしてきているわけで、隣国のよしみから少しは忠告しても良いのではと思うよ。
本当の友好国なら相手のためになる事はしても良いと思うからね。
で、日本は今アメリカにより押さえつけられているけど、この一方的な関係も何とかしていかないとね。
でないと日本だけでなく、アメリカだって駄目になるよ。
たとえばあのアメリカの対イラク戦争だって、日本で占領政策が上手くいったものだから、柳の下の泥鰌狙いで愚かな事を仕出かした部分もあるわけだからね。
やはり今の日米の異常な関係もまた清算していかないと、国民は不幸だよ。
いくら天下国家を論じても、国民が不幸なら無意味ですよ。ね
国民が幸福であって初めて国家も評価の対象になるのだからさ。
たかが装置に過ぎないのに重きを置きすぎるとろくなことがないよ。
大事なのは人であって、それが生活する社会なのだと思うよ。うん

2008.05.09 19:47 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

チベットでの人権問題は、約50年以上前から存在している問題ですよね…
最近、出てきた問題ではありませんよね…

やはり国際政治には、国家間の『歴然とした力関係』が存在します。

民主主義=善というヨーロッパの論理がアジアを含めた発展途上国に当てはめるべきなのかは疑問です。

民主主義を定着させた国は例外なく多くの犠牲を払って獲得されている歴史があります。

他国の人間がとやかく言わない方が良いような気がします。

2008.05.09 22:38 URL | 葉隠 #CRmGiUQU [ 編集 ]

民主主義は基本でしょう。
アジアの国の中には、それをヨーロッパの押し付けのように言う人もいるけど、よくみるとそういう主張をする人は、その国の権力者がハイクラス層の民主主義が都合の悪い人ばかりだよ。
民主主義に至るまでの犠牲は、逆に言うと民主主義だと困る権力者が、独裁主義でいかに美味しい思いを独占しているかということだな。

ミャンマー見てみなよ。
非民主主義の独裁国家では、国民は黙っていたら命すら保証されないのだよ。
だったら、同じ死ぬのなら、戦ってから死んだ方が遥かにましだよね。

日本は戦前は今の北朝鮮のような国家だったが、戦後はアメリカに占領政策上民主主義を与えられた。
だからかどうか知らないけど、そのありがたみをわからない人が多すぎる。
例の、どう見ても戦前志向の稲田議員など、戦前の日本だったら女性の彼女には議員の地位どころか選挙権もなかったのだからね。
ああいう人を見ていると必死に自己否定しているようで滑稽ですらあるな。
でも、今を生きる多くの人達には、とても迷惑な存在に違いない。

2008.05.10 00:47 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

今回は、バランスの取れた大変面白いブログでした!
いつもは、改憲=ネトウヨ=保守=中国批判という路線でしたが、多角的な意見があるのは自然とする考えは大分に賛同できます。コレって当たり前なのに、田中康夫以外は誰も言いませんからね。

2008.05.10 11:57 URL | 与志 #- [ 編集 ]

上記「呂智深」は「魯智深」の誤りでした。

ビル・トッテンの下記文章はすばらしい。
こういう帰化欧米人の爪のあかを煎じて飲んでもらいたい人が多すぎますね。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/column/tisin/index.html

2008.05.10 20:42 URL | cube #- [ 編集 ]

「日本人も北海道や沖縄でひどい事をしてきたけど、その反省から色んな施策をしてきているわけで、隣国のよしみから少しは忠告しても良いのではと思うよ。」
日本は今も同化政策を続けていますし「民族自治区の設定(民族としての自治の保障)」「議会における民族議席枠の確保」「義務教育課程における民族言語教育」等は全く認めていませんが(中国は自治区も議席枠も言語教育も認めていますが)。
「日本流の少数民族施策を中国も見習うべきだ」とでも忠告すればよろしいので?
http://www.imadr.org/japan/pdf/NGOcomments_J.pdf#search='国際人権規約 人権委員会'
そんな厚顔無恥な忠告をする前に国際人権委員会の対日勧告を日本が履行した方がよいと思いますよ。

2008.05.12 17:57 URL | Black Joker #RtNpiJ3M [ 編集 ]

ずいぶん日がたってからの投稿で申し訳ありません。
>たいへんに印象的なチベット問題論だが、それも改憲に強く反対し、アメリカの大国主義の横暴を強く批判してきた辺見庸が書くから読み手の心に訴えるのだ。

上記のご意見に共感しますが、さらにいえば、辺見さんは歴史認識がしっかりしているがために、目の前のさまざまな事象を的確に把握できるのではないかという気がします。2002年の小泉訪朝で「日本人拉致問題」が明らかになった折の言説に特に強くそのことを感じました。

2008.05.15 15:26 URL | junko #- [ 編集 ]

今の日本の右翼はまともなのは殆どいませんよ。大半はヤクザかそのヤクザとリンクするかもしれませんが統一教会系「似非右翼」の連中ですよ(何せあの安倍便壷三も関与していますからね)。まともなのは一水会の鈴木邦男氏位なものでしょう。鈴木氏は今の自民党=アメリカべったりの「似非右翼」とは違い一貫してアメリカや自民党の横暴を追求しています。

2008.05.21 23:25 URL | 右も左も要りません #- [ 編集 ]

辺見庸さんがチベット問題について語っていると風の噂に聞いてここにやって来ましたが、それにしても、氏が常に?(笑)口にしている反日・反米に比べればわずかな分量だな……とも感じました。

2009.01.30 23:50 URL | サイクリング #- [ 編集 ]













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