きまぐれな日々

当ブログで2008年に入っていちばんアクセスの多かった記事は1月15日付の "「水からの伝言」をめぐるトラブルの総括" だ(もうすぐ "山本繁太郎とノーパンしゃぶしゃぶと耐震強度偽装と"(3月12日付)に抜かれそうだが)。

3か月前に「総括」したこの件だが、よりにもよって「総括」という言葉と関係の深い連合赤軍と関連して語られることで、騒動が再燃しかかった。

きっかけはその少し前、「週刊金曜日」 3月14日号のあとがきにこの件が取り上げられたことらしい。
http://www.kinyobi.co.jp/pages/vol694/kinnyobikara

▼新年早々、左翼系ブログ界を揺るがす騒動が巻き起こった。きっかけは、水に「ありがとう」、「馬鹿野郎」などの言葉をかけると、その言葉の善し悪しで、水が作る氷の結晶が奇麗になったり、汚くなったりすると説く、『水からの伝言』。通常、「ゲーム脳」などと同じ疑似科学とされているこの話を、あるブログが肯定的に紹介していたことを、別のブログが批判。批判された方がプライドのせいか、開き直りともとれる発言で応えたため、巻き起こった大騒動である。コミュニティとして機能しているブログが、閉鎖的な体質に陥り易いことがこの騒動の原因の一つだろうが、それ以上に論理や理性に対する立場の相違も大きかった。私はApemanさんの「共感のために反知性主義的な振舞いに目をつぶるような態度には、まったく同意でき」ないという立場に共感するのだが、こういうことをここに書くと、ネット上で「お前が言うな」とか言われちゃうんでしょうね(笑)。(原田成人)

(「週刊金曜日」 2008年3月14日号 「金曜日から」より)

この件の主役となった「たんぽぽのなみだ?運営日誌」「らんきーブログ」 は、いずれも私には左翼ブログとは思えないのだが、ともに自民党政権には批判的だから、広義の「左翼」にはなるんだろうか? それと、文中でApemanさんの発言とされているのは、実際にはgood2ndさんの発言だったりする。

しかし、「批判された方がプライドのせいか、開き直りともとれる発言で応えたため、巻き起こった大騒動である」というのはその通りで、かつて某所でたんぽぽさんに批判されて応酬した経験があり、その手強さを知っていた私としては、最初に「たんぽぽのなみだ?運営日誌」のコメント欄でそれを目にした時、「おいおい、そんな反応をしたらとんでもないことになるぞ」と思ったのだが、実際そうなってしまった。騒動そのものはそれだけの話だ。そこに至るには伏線があり、それには当ブログもかかわっているので、当時当ブログ管理人による陰謀説なども流布し、面白い見ものになっていた(笑)。

しかし繰り返すが、騒動そのものはつまらない話だ。ところが、この騒動を蒸し返して、「らんきーブログ」を批判した側が「連合赤軍」みたいだ、と言い出したブログがあって、そこから騒動が再燃しかかったのである。

私自身はその記事を知ったのはつい数日前で、当該ブログにも初めてコメントした。「連合赤軍」みたいだと言われたのではたまったものではないから、裏ブログに、"なんと! 「水伝」批判派は「連合赤軍」呼ばわりされていた" という記事も書いたが、私のコメントに対する管理人さんの返事を読む限り、話せばわかるタイプの方という印象を受けたので、さらなる返信のコメントを書こうと思っていたら、突如ブログを閉鎖されてしまった。まことに残念だ。

話は「連合赤軍」からさらに飛び火し、「水伝」批判派を、なんと「解同」(部落解放同盟)呼ばわりするブログが現れた。
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/6e7af0675cd9bbdd63920f1053dcbf3b

これは、"極左系に殴りこんだ解同系の仁義なき戦い『水からの伝言』" なるぶっ飛んだタイトルがついた、一種のお笑い記事なのだが、このブログをよく読んでみると、仲@ukiukiさんやBLOG BLUESさんらに対し、妄想に基づいたいわれのない因縁をつけている記事が見つかり、見ていて気分が悪くなった。下記2つのエントリを、コメント欄まで含めてご参照いただければ、このブログの正体がおわかりになると思うし、そこでしきりに管理人に肯定的なコメントを書いている人物についても認識を新たにされることだろう(笑)。

"インターネット上の印象操作と偽装工作"
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/a30d40427da2ea4bf9c4d90932926fa6

"続、インターネット上の印象操作、偽装工作"
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/185903bab9d5ff546fdc9c4d8479606e

これらの記事を読んで、なおこのブログの管理人と「良い関係」を保つブロガーは、私には知的誠実さが欠けるとしか思えない。ところが、世の中にはそんな人もいるのである。下記リンク先はその例だ。
http://nikemild.exblog.jp/7704563/

上記エントリのコメント欄は特にぶっ飛んでいて、私など腹を抱えて笑い転げてしまったが、「なごなぐ雑記」の宮城康博さんによると、
おそろしいものを読んでしまった。コメント欄のダイアローグは、ホラー映画で使えますね。
とのことである。

そこから、
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/df668d17637cd9ed205523af3d9902f9

なんてエントリも出てきて、もうしっちゃかめっちゃかなのだが、それはともかく、「解同」呼ばわりを得意とするブログの管理人と意気投合した人物こそ、「水からの伝言」騒動で火に油を注いで騒ぎを拡大させた張本人なのである。最初に「水伝」批判派を「連合赤軍」呼ばわりしたのも、昨日ブログを閉鎖された方ではなく、この人物だったようだ。

この騒動は、思慮の浅いブロガーが批判を受けたブログの管理人を焚きつけ、大騒ぎになっただけの話だ。実につまらない騒動であって、「左翼」うんぬんとは何の関係もない話だと私は思っている。

蛇足ながら書いておくと、私は連合赤軍の「あさま山荘」はリアルタイムで知ってはいるが、事件に思い入れのできるような年齢には達していなかった。このすぐあとに起きた「沖縄密約」をめぐる毎日新聞の西山太吉記者(当時)の逮捕が、私にジャーナリズムに対する関心を持たせた最初の事件だった。

[追記1]
トラックバックいただいた 「玄倉川の岸辺」 による検証記事 "幻の謝罪要求" はとても秀逸な検証記事だ。この件に関心のある方には必読のエントリとしておすすめする(下記URL)。
http://blog.goo.ne.jp/kurokuragawa/e/90d7eb67f42721f0c34fbea8aa259509

[追記2]
「解同」「極左」のレッテル張り専門家氏のブログは、ますます壊れてきた(笑)。
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/53fa387684fb44409edd88ec81480f54
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