このところ、産経新聞の花岡信昭記者がネットで話題になっている。沖縄で起きた米兵による女子中学生暴行事件や、イージス艦が漁船を沈めた事件に関して、暴言を書き散らしたからだ。
私にとっては、産経新聞の記者がめちゃくちゃな記事を書くのは当然至極のことで、特に驚くにはあたらないので、これまで花岡批判には深入りしなかったのだが、同様にかなり遅れてから花岡の愚論をまとめた 「たんぽぽのなみだ?運営日記」 の記事がよくまとまっているので、これにリンクを張っておく。
最初はあまり興味のわかなかった花岡だが、思考パターンに面白い傾向があることがわかってきたので、ちょっと興味を持って、Wikipediaを調べてみた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E5%B2%A1%E4%BF%A1%E6%98%AD
まず、下記の記述に爆笑してしまった。
HPに不用意なことを書いて炎上し、ドメインが買われてSPAMサイトと化しているとは!!!
日経BPのコラムで、「常識的判断と沈着冷静な報道スタンス」が必要だとご高説を垂れておられる大記者の行状とは信じられない。
さらに驚いたのは、一昨年月刊 「WiLL」 に、社民党の土井たか子元党首について、「土井氏は知る人ぞ知ることではあるが、本名『李高順』、半島出身とされる」と書いて、昨年土井氏が出版社を提訴したのだが、その記事を書いたのが花岡だったことだ。
この提訴の件は、朝日新聞のサイトで報じられて知ったのだが、「きまぐれな日々」で取り上げるつもりだったのが、機を逸して記事にし損ねた思い出がある。だが、現在ではリンクの切れている当該の朝日新聞記事を、「kojitakenの日記」 に記録しておいた(下記URL)。但しそれには、「WiLL」の記事が花岡の手になるものだったことは記載されていない。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20070425/1177520853
だから、このヨタ記事をまさか自称「全国紙」の元政治部長さまが書いていたとは、想像もつかなかったのである。だが、Wikipediaには花岡が書いたと書かれているし、ネット検索で他の情報に当たってみても、間違いなく花岡が書いたもののようだ。
つまり、花岡は情報の裏を取るという、私のような門外漢でも知っているジャーナリストのイロハさえ実行しておらず、あやふやな伝聞をあたかも事実であるかのように書き散らす、そこらのネット右翼と同じような人間だということだ。
私は安倍晋三について、ネット右翼が政治家をやっているような男だなあと前々から思っていたが、同様に花岡信昭はネット右翼が「全国紙」の政治部長を務め、今また同じ社に舞い戻って「客員編集委員」になったような人物なのだ。こんな人物が新聞記事を書いているとは。この世の現実とは信じたくない思いだ。実体が何もなく、空虚そのものの産経新聞社という会社がこの世に存在していることに、背筋が凍りつく今日この頃である。
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私にとっては、産経新聞の記者がめちゃくちゃな記事を書くのは当然至極のことで、特に驚くにはあたらないので、これまで花岡批判には深入りしなかったのだが、同様にかなり遅れてから花岡の愚論をまとめた 「たんぽぽのなみだ?運営日記」 の記事がよくまとまっているので、これにリンクを張っておく。
「たんぽぽのなみだ?運営日誌」より 「花岡信昭」
http://taraxacum.seesaa.net/article/88940836.html
最初はあまり興味のわかなかった花岡だが、思考パターンに面白い傾向があることがわかってきたので、ちょっと興味を持って、Wikipediaを調べてみた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E5%B2%A1%E4%BF%A1%E6%98%AD
まず、下記の記述に爆笑してしまった。
2006年には「モーニング娘。」が日本語を壊したとのコラムをホームページにアップした。また「歌もダンスも下手だ」と記述していたため、ファンから「よく調べもせず断定的にイメージだけで攻撃している」と強い反感を買い、ホームページが炎上し現在閉鎖されている。(ドメイン自体はアフィリエイト業者に買われ、現在はSPAMサイトとして稼動している。)
HPに不用意なことを書いて炎上し、ドメインが買われてSPAMサイトと化しているとは!!!
日経BPのコラムで、「常識的判断と沈着冷静な報道スタンス」が必要だとご高説を垂れておられる大記者の行状とは信じられない。
さらに驚いたのは、一昨年月刊 「WiLL」 に、社民党の土井たか子元党首について、「土井氏は知る人ぞ知ることではあるが、本名『李高順』、半島出身とされる」と書いて、昨年土井氏が出版社を提訴したのだが、その記事を書いたのが花岡だったことだ。
この提訴の件は、朝日新聞のサイトで報じられて知ったのだが、「きまぐれな日々」で取り上げるつもりだったのが、機を逸して記事にし損ねた思い出がある。だが、現在ではリンクの切れている当該の朝日新聞記事を、「kojitakenの日記」 に記録しておいた(下記URL)。但しそれには、「WiLL」の記事が花岡の手になるものだったことは記載されていない。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20070425/1177520853
だから、このヨタ記事をまさか自称「全国紙」の元政治部長さまが書いていたとは、想像もつかなかったのである。だが、Wikipediaには花岡が書いたと書かれているし、ネット検索で他の情報に当たってみても、間違いなく花岡が書いたもののようだ。
つまり、花岡は情報の裏を取るという、私のような門外漢でも知っているジャーナリストのイロハさえ実行しておらず、あやふやな伝聞をあたかも事実であるかのように書き散らす、そこらのネット右翼と同じような人間だということだ。
私は安倍晋三について、ネット右翼が政治家をやっているような男だなあと前々から思っていたが、同様に花岡信昭はネット右翼が「全国紙」の政治部長を務め、今また同じ社に舞い戻って「客員編集委員」になったような人物なのだ。こんな人物が新聞記事を書いているとは。この世の現実とは信じたくない思いだ。実体が何もなく、空虚そのものの産経新聞社という会社がこの世に存在していることに、背筋が凍りつく今日この頃である。
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全国紙、に「」付きなのに、笑い。
実際、沖縄での11万人を集めたという集会の、主催者側の発表を否定するのに、自社では現地に記者を派遣すらしておらず、批判されると、他社の記事の写真の人数を数えたと答えた、「全国紙」である。
嗤うしかないが、それが、無思考なネット右翼の理屈の根拠になっていることが、腹立たしい。
2008.03.13 11:29 URL | 眠り猫 #2eH89A.o [ 編集 ]
>眠り猫さん
いや、産経は取材していないわけではないですよ。那覇支局長が産経運営の自分のブログ用の写真を撮りにいったみたいですよ。
どうもすぐ帰ったみたいで、取材不足をそのブログのコメント欄で指摘されていましたが。
この支局長はブログでは沖縄県民に対し中傷的なことをかなり書いています。しかもまともに取材している様子がなく、どうでもいいことばかりかいています。
2008.03.14 01:51 URL | あああ #US7Is6OM [ 編集 ]
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