きまぐれな日々

トラックバックいただいた 「kimera25」 さん経由で知ったのだが、民主党の小沢一郎代表が辞意を表明したとのことだ。午後4時から記者会見が行われる。

以下毎日新聞より。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071104k0000e010019000c.html

民主・小沢代表:代表辞任の意向 午後4時から会見

 民主党の小沢一郎代表は4日、代表を辞任する意向を固めた。同日午後4時から党本部で記者会見する。福田康夫首相との党首会談をめぐる党内混乱の責任を取ったものとみられる。

毎日新聞 2007年11月4日 14時53分
(最終更新時間 11月4日 15時02分)

以下は、小沢一郎の辞意表明後の追記。
朝日新聞のサイト asahi.comに、小沢一郎の辞意表明会見での全発言が出ている。
http://www.asahi.com/politics/update/1104/TKY200711040096.html

これを読む限り、小沢一郎は福田康夫が提示した「大連立」構想を前向きに受け入れる姿勢があったとしか思えない。

小沢は会見でマスコミを批判している。朝日新聞と日経新聞は対象外とされているのだが、以下その朝日新聞の記事を引用する(URLは上記)。

 中傷報道に厳重に抗議する意味において、考えを申し上げる。福田総理との党首会談に関する報道について、報道機関としての報道、論評、批判の域を大きく逸脱しており、強い憤りをもって厳重に抗議したい。特に11月3、4両日の報道は、まったく事実に反するものが目立つ。

 私の方から党首会談を呼びかけたとか、私が自民、民主両党の連立を持ちかけたとか、今回の連立構想について、小沢首謀説なるものが社会の公器を自称する新聞、テレビで公然と報道されている。いずれもまったくの事実無根。党首会談、および会談に至るまでの経緯、内容について、私自身も、そして私の秘書も、どの報道機関からも取材を受けたことはなく、取材の申し入れもない。

 それにもかかわらず事実無根の報道がはんらんしていることは、朝日新聞、日経新聞を除き、ほとんどの報道機関が、自民党の情報を垂れ流し、自らその世論操作の一翼を担っているとしか考えられない。それによって、私を政治的に抹殺し、民主党のイメージを決定的にダウンさせることを意図した明白な中傷であり、強い憤りを感じる。

 このようなマスメディアのあり方は、明らかに報道機関の役割を逸脱しており、民主主義の危機であると思う。報道機関が政府与党の宣伝機関と化したときの恐ろしさは、亡国の戦争に突き進んだ昭和前半の歴史を見れば明らかだ。

 また、自己の権力維持のため、報道機関に対し、私や民主党に対する中傷の情報を流し続けている人たちは、良心に恥じるところがないか、自分自身に問うてもらいたい。

 報道機関には、冷静で公正な報道に戻られるよう切望する。

(asahi.com 2007年11月4日 18時48分)

今回の「大連立」協議の報道に関しては、仕掛人・渡邉恒雄(ナベツネ)が会長を務めている読売新聞をはじめとして、謀略の匂いがしたことは確かだ。

だが、小沢が「大連立」構想に前向きだったことは、記者会見で小沢自身が認めている通りだ。たとえば毎日新聞は、11月3日付紙面の一面に社説を掲載し、「大連立」の協議自体を厳しく批判した。
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20071103ddm005070009000c.html

この社説は、「筋の通らない提案をした福田首相はもちろん、協議に前向きだったとされる小沢氏にも批判が高まる可能性がある」としており、提案したのが福田首相だったとした上で、協議に応じた小沢代表を批判している。

また、下記の毎日新聞記事も、読者に小沢への不信を募らせるに十分なものだが、これにも「小沢代表が福田首相に大連立を持ちかけた」とはひとことも書かれていない。「政界には連立政権に関する「小沢首謀説」が流れている」とは書いてあるが、情報源が与党関係者だと明記されているし、直後にこれを否定する民主党・鳩山幹事長のコメントが併記されている。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071104k0000m010112000c.html

さらに、下記の記事も「連立協議受け入れを探った小沢一郎代表」を批判する記事だ。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071104k0000m010113000c.html

確かに読売新聞の記事は、小沢側が福田に持ちかけた、などと虚報と思われる記事を流しており大問題だが、一連の毎日新聞の記事はそうではない。これが誹謗・中傷にあたるかというと、私はそうは思わない。穿った見方の記事かもしれないが、こういう記事を書かれる隙を作ったのは小沢一郎自身であり、それだけでも小沢は代表辞任が相応だと私は思う。

民主党は、選挙管理体制として小沢一郎から代表代行である菅直人に代表を交代させて、解散・総選挙への臨戦態勢を作るべきだと思う。鳩山由紀夫では民主党は選挙に勝てない。

思えば、福田康夫自民党総裁も、前首相・安倍晋三の突然の政権投げ出しによって生まれたもので、福田内閣はいわば「選挙管理内閣」である。民主党も、自民党に対応する選挙管理体制を作り、そのうえで福田首相は衆議院を解散して民意を問うべきだ。異常な「郵政総選挙」の熱病によって生まれた政界のひずみエネルギーを解放すべき時期が到来したと考える。

政界再編成は、民意に基づいて行われなければならない。


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ああ、酷いです。
何かこう政治に求めていたものが全て吹き飛んでしまったようで・・・
小沢氏はメディア批判を行ったが、あれでよかったのでしょうか?一石を投じたといえるが、結局は叩かれるだけで終わってしまうでしょう。
それに比べて福田は大分メディアを可愛がっているわけで、この辺りの戦略も甘かったのでしょうか。
ま、遅かれ早かれこうなっていたのかな、とも思いますが

2007.11.04 19:38 URL | 買国奴 #- [ 編集 ]

思っていた通りの小沢さんのコメントでした。
私は小沢さんは衆議院選挙で民主党は勝てないとふんだと考えていました。
戦って負けたら痛手は大きい。
結局自民党の切り崩しで前原一派あたりが飛び出して自民党は安泰となってします。
だからあえて自民が弱っている内に連立で政権に楔を打っておきたかったのでしょうね。
多分全国行脚をして地方の草の根保守の壁を崩すまでにいっていないと判断したのでしょう。
日本は基本的に資本主義国ではなく社会主義というか全体主義の国です。
そういう国では国民は政治経済社会について考えなくて済むのです。
だから表向き資本主義国でありながら日本人は自らの決断を放棄してなんとも思わないのですね。
小沢さんはそういう国民性を良くわかっているから必死になっていたのでしょうが、多分民主党の他のメンバーも、他の野党のメンバーもそれが理解できないのでしょう。
ま、小沢さんの問いかけは国民に対してのものだと受け取った方がいいでしょう。
自ら決断するという責任を放棄している国民一般へのこれは問いかけですよ。
せっかく与野党逆転で日本をましな国にするチャンスなのに臆病風に吹かれて縮こまる場合かと。
ちなみに鳩山では無理です。
小沢以外でこのことの意味を真剣に考えている政治家は多分皆無だと思いますから。
あ、田中康夫さんは理解できているかもね。

2007.11.04 20:31 URL | 風太郎 #- [ 編集 ]

こんばんは 小沢さんの辞任会見を拝見しました。マスコミの報道はひどい状況だと私には思えます。小沢さんこそがそのことを告発できるただ一人の人です。なぜならば、ただの一社も彼と彼の秘書に事実確認の取材に来ていないからです。これほど解かりきったことはないではないでしょうか?主人公不在の中で記事がつくられたわけです。

2007.11.04 21:44 URL | こば☆ふみ #mmbzY/b6 [ 編集 ]

こんばんは。
>政界再編成は、民意に基づいて行われなければならない。
闘わずして、加点しようとした小沢氏の『有権者軽視』、これは『談合』です。
民のために良かれと思ってやったのかもしれませんが、その姿勢自体が『古い』。
今後米中等の狭間で、出来るだけオープンに『情報を有権者と』共有しつつ政治を進める『旗手』としてのj民主党の役割を否定する動き。
残念ですが、小沢氏は代表を辞任し、民主党は出直すべきでしょう。

2007.11.04 22:44 URL | 三介 #CRE.7pXc [ 編集 ]

おひさしぶりです。
小沢さんの地元のsonicです。

小沢さんの突然の辞任。
正直なところ、どっちらけです。

次の選挙、どうするつもりなんでしょうか?
建設業界に見限られて民主党に移ったのまでは良いけれど、今度は党首の座をぶんなげ・・・

一部に、首相の座をちらつかせられて鼻の下を伸ばしたたんじゃないかと言う声もあるようですが、それはないでしょう。
自民党時代から心臓が良くないので、表立って活躍する気持ちそのものがないんですよ、小沢さんは。(本人から聞いた)

民主党の代表すらやりたくなかったのが本音でしょう。
それを無理して、ここまで突っ張ってきたのに、予想外の反発があったもんだから、頭に来ちゃったんじゃないでしょうかねぇ?

でも、小沢民主党は政権「交代」を主張していたんですから、大政翼賛会への参加を拒否するのが当然だと思いますよ。
こんなの引き受けたら、小沢さん、自己矛盾ですよ。
自民・民主の大連立が成立していたら、かえって小沢さんの政治生命は絶たれていたでしょう。

それにしても、小沢さんもアベシンゾるとは思いませんでした。
次は福田さんでしょうか・・・。

2007.11.05 01:49 URL | sonic #GCA3nAmE [ 編集 ]

「国際平和協力に関する自衛隊の海外派遣は、国連安保理もしくは国連総会の決議によって設立、あるいは認められた国連の活動に参加することに限る。
したがって、特定の国の軍事作戦については我が国は支援しない。」

そうそう大事な事を言い忘れてました。
小沢代表が連立に参加してもよいという気持ちに傾いたもう一つの理由(実は主因)はこれでしょう。
これによって日本はアメリカからの呪縛から解き放たれる第一歩を刻む事になるからね。
この一文の意味は物凄く大きいのに連立参加だけがクローズアップされているのがいかにもですね。

2007.11.05 13:27 URL | 風太郎 #- [ 編集 ]

こんにちは毎日面白く見てますこれからも頑張って書いてください楽しみにしています
よろしく

2007.11.06 12:55 URL | まさひと #- [ 編集 ]

上の『毎日』記事の二つ目ですが、
4日付けの東京本社版「▲統13版」では「与党関係者によると」
ではなく「関係者によると」となってました。
5日の1面で小松浩政治部長が小沢・福田両氏を批判してましたが、
「『小沢首謀論』にかかわる記事は、情報源を明示し」云々と言っても、
他紙が「与党筋」「野党筋」「首相周辺」と表記するのに比べたら、
不十分でしょう。
民主党役員会のソースがはっきりしないのも引っかかりました。

2007.11.06 19:18 URL | 観潮楼 #- [ 編集 ]

連立は、頓挫しましたがこれからの民主党は鉄パンのように固くまとまります。

心配無用です。

社民や共産にぶれたら一票は、死に票です。
政権交代しなきゃ・・・市民のための政治は夢です。わかっているのかな~・・・(^v^)

2007.12.31 16:49 URL | saru #- [ 編集 ]













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連立話しで、大本営発表を証明
 小沢民主党代表が、偽オランウータン福田総理に連立を持ちかけたと言う新聞・テレビ

2007.11.04 19:51 | ジョディーは友達

面白半分の推理
民主党の小沢代表が辞めちゃったそうな。福田首相の持ち掛けた大連立に色目を遣ったこ

2007.11.05 00:25 | 黒猫亭日乗

アルカイダの次はタリバン
小沢氏が辞めたところで何も変わることはない。姿勢は何も改める必要はない。

2007.11.05 00:46 | thethe

喧嘩をしなかった小沢一郎
こうすれば小沢氏は辞めずに済んだかもしれない。まあいずれ辞めているだろうけど。

2007.11.05 01:32 | thethe