きまぐれな日々

しばらく前から、インターネット、リアルのジャーナリズムを問わず、右派の言論が急速に凋落してきたように思う。

新聞では、中日新聞(東京新聞)や毎日新聞に勇気ある論調の記事が目立つようになり、朝日新聞の右傾化にも歯止めがかかったように見える。雑誌では、「正論」と並ぶ極右誌だった「諸君!」が、やや中道寄りに立ち位置を微調整し、そんな中で中西輝政が切歯扼腕している。しかし、そんな中西も、かつてコイズミのポピュリズムを激烈に批判したのに、「正論」の別冊で「構造改革なくして『美しい国』はない」と言ったかと思うと、「正論」と「諸君!」の両方に寄稿した最新号では、再び「構造改革なんてどうでもいい」といわんばかりに、安倍晋三が本来の新保守主義(ネオコン)的主張を強く押し出さなかったことへの恨みつらみを書き連ねるなど、その言論には全く一貫性がない。こんな程度の低いのがブレーンをつとめているのだから、そりゃ安倍の化けの皮は早々と剥がれるはずだ(笑)。

ネット右翼たちもさんざんだ。かつて、「きち@石根」などとともに、「アインシュタインの予言」なる妄言を撒き散らしていた、いんちきブログの代名詞ともいうべき「毒吐き@てっく」は、「詐欺」騒ぎを起こして、「毒吐き」どころか「嘘吐き」であったことを露呈して話題となった。また、ネット右翼を代表するあるブログの管理人は、参院選に出馬して惨敗し、ネット右翼の言論が国民にほとんど支持されていないことを露呈した。「博士の独り言」は、「nikaidou.com」をパクって、「長崎市長銃撃犯人は本名を『白正哲』という朝鮮人だ」と主張したが、これが事実である証拠は、いまだに示されていない。

こんなザマでは、ネット右翼が国民の支持を得ることなどできないだろう。

コイズミ時代には、手強そうなネオリベ(新自由主義)のブログが多くあったが、それらは閉鎖するなり活性を失うなどしていて、今ではすっかり勢いを失った。そして、ネオコンのブログは、なぜか「人気ブログランキング」では多数のクリックを集めて上位を占めたりしているが、その影響力は気の毒になるほど小さい。「張子の虎」もいいところだ。

リベラル系ブログは、こんな右派言論(ネット右翼あるいはネットネオコン)など相手にせず、今後はより建設的な議論をしていきたいものだ。


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初めてコメントいたします、ありぎりすです。

>右派の言論が急速に凋落してきたように思う。

kojitakenさんもそうお感じでしたか。
私は右派の言論のスポンサーは誰なのか、
動機があるのは誰なのか興味を持っていました。
そして最近右派の言論が急速に凋落してきたのは、そのスポンサーが手を引いたか、目的を達成したからではないかと考えています。

これは私の推測というか妄想に近いかも知れませんが、防衛庁が省に昇格したことと何か関係があるように思えてなりません。
(つまり防衛省がスポンサーではないか?私達の税金がキャンペーンに使われたのでは?と・・・)

2007.09.07 05:13 URL | ありぎりす #- [ 編集 ]













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