きまぐれな日々

「きっこの裏日記」に掲載された、辺野古で基地建設反対運動をしている平良夏芽牧師殺人未遂の証拠写真は衝撃的だ。
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=533673&log=20070724

これは、絶対に見ておかねばならない。そして、これを知って目をそむけたり、沈黙したりしてはいけない。そんな写真だと思う。

これを見てつくづく思うのは、安倍晋三内閣というのはとことん人の命を軽んじる内閣だということだ。彼らにとっては反対者の命など、虫けらほどの重みしかない。

(注) この件に関して、当事者の平良夏芽牧師から声明が出ています。追記をご参照ください。

選挙前にもう一つ是非とも皆さまに思い出していただきたいのは、松岡利勝前農林水産大臣の自殺である。閣僚から自殺者が出たのは戦後初である。松岡氏の死因に関してはいろいろ憶測もあるが、死因はどうあれ、これも安倍内閣の人命軽視を象徴する事件であったと私は思う。

強調しておきたいのは、安倍政権というのは、日本国憲法第25条で保障されている生存権さえ脅かす政権だということだ。

ここに来て安倍が「コイズミカイカクの後継者」というアピールを強めるようになったのは、ここ数日のブログ記事で指摘した通りだが、弱肉強食の新自由主義経済政策も、つきつめていけば国民の生存権を脅かすものだ。それが証拠に、クリントンが日本にグローバリゼーションを押し付けてきた1998年に、わが国の自殺者数が3万人を突破して以来、自殺者数はいっこうに減る気配がない。今年は、ついに現職の大臣までもが自殺してしまった。

テロに対する認識も甘く、伊藤一長・前長崎市長が銃殺された時も、暴力による言論封殺に対する怒りの言葉が自然に口をついて出てこず、批判を浴びた。

安倍は、著書「美しい国へ」の中で、特攻隊員を賛美している。安倍にとって人の命とは、国家のために捧げられるべきものなのだ。イラク戦争に対する姿勢、原発事故に関する情報を隠蔽しようとする姿勢、その他さまざまな局面の端々に現れる安倍の人命軽視の姿勢は、すべてこの考え方からきていると私は思う。

こんな安倍に退場してもらうためには、国民みんなが投票に行くしかない。投票率が下がれば下がるほど、安倍は助かり、国民は不幸になる。マスコミの選挙予想など全くあてにならないことを、有権者は肝に銘じるべきだ。

皆さまには、どんなことがあっても投票所に行って、選挙権を行使していただきたいと強く願う次第だ。


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[追記] (2007.7.27 01:38)
(注)上記の件に関しては、当事者の平良夏芽牧師から声明が出ています。7月26日の「きっこの日記」にも掲載されていますが、当ブログでも以下に全文を掲載します。

緊急声明「バルブ事件に関して」

 被害を訴えている平良夏芽です。多くの方々にご心配をいただいておりますが元気です。様々な情報が飛び交っておりますので、事実と、私の思いを公にしたいと思います。

 ことは、7月21日(土)午後12時30分頃に起きました。順を追って説明します。パッシブ・ソナーという機材を海底に固定するための台座の杭の打ち直し作業が行われようとしていました。作業ダイバーたちがタンクを背負って海に入ったので、私もタンクを背負って潜りました。14リットルのタンクに満タン (200)を確認し、バルブを全開にしてから半回転戻すという基本操作をして潜りました。

 皆さんに知っていただきたいのは、作業ダイバーが作業を強行する時もお互いの安全確認がなされていたということです。この日もダイバーのリーダーは、海底で何度も何度も私の安否を問うてきました。私が押しつぶされるたびに、私の目の前にOKサインを出して確認して来たのです。私のタンクがはずれた時に背負い直す手伝いをしてくれたのもダイバーのリーダーであり、急浮上した私を介助してくれたのもダイバーのリーダーです。

 それゆえにエアーが止まって急浮上した時、私はバルブが閉められたとは夢にも思いませんでした。船上にあがって落ち着いた私は、作業ダイバーが乗っている船に阻止船を近づけてもらって「助けてくれてありがとう。エアーがゼロになってしまったみたい」と告げているぐらいです。

 ダイバーがそんなことするはずがないという思いと、海底でかなり息が荒れていたのでエアーの消費が激しかったのだと判断した私は、原因を確かめることもせずにお礼を言いに行ったのです。

 しかし一緒にいた仲間たちから「バルブをさわっていたようだが閉められていないか」と確認され、改めて確認してみたらバルブが閉まっており、エアーの残量も150もあったのです。船上の仲間たちはもちろんバルブをさわっていません。状況として作業ダイバーがさわったとしか言えないというのがはっきりと言える事実です。更にこれを補完する資料として映像があります。前日に購入したばかりの防水ビデオカメラに現場の映像が映っていますが、じっくりと見ないと分かりにくい映像です。

 現在、ブログ等で出回ってしまっているくっきり写っている写真は、バルブが閉められた瞬間のものではありません。確かにバルブに手が伸びており、半回転ほど回っているようですが、閉めたとも言えますが開いているのを確認したとも言える映像です。ですから、この部分の映像や写真を現場写真として使用することは止めてください。関係のないダイバーを巻き込むことになります。

 もう一つ大切なことは、辺野古の闘いは「相手との関係性を大事にして来た」ということです。基地建設計画が白紙撤回されたとき、作業をしていた人たちと酒を飲めるような、そんな阻止行動を目指してきました。現実は厳しいもので、なかなかそのようにはいきませんが、目指していたのはそのような関係性です。バルブを閉めた本人は、その責任を負わなければなりません。しかし、必要以上にその個人を責めるのではなく、現場の作業員をそのような精神状態に追い込んでしまった権力にこそ、その矛先を向けて欲しいのです。

 施設局は、これまで多くの怪我人を出してきました。気を失って救急搬送された仲間もいました。どんなに危険な状況が生じても、一切の責任を負わず、ノルマだけを業者に押しつけ続ける施設局こそが糾弾されるべきです。これが「防衛」という言葉を使っている人々の実態です。現在は現場に責任者もおかず、すべての責任を業者だけに負わせる体制をとっています。全国の皆様、このことをこそ問うてください。絶対に許してはならないことです。お願いします。

 壊れてしまった信頼関係を回復することは非常に困難です。しかし、この困難を克服しない限り本当の平和を創り出して行くことは不可能だと思っています。

 基地建設に繋がる作業の強行がなされないように厳しく対峙しながら、個々人を追い込まない方法を模索しています。どうぞ現場の思いを理解し、ご協力をよろしくお願いいたします。

2007年7月26日

うふざと教会牧師
平和市民連絡会共同代表  平良夏芽
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 松岡農相の自殺については、あっという間に誰も話さなくなりましたね。任命責任もです。後任の赤城も、なんと小池防衛相も、事務所費不正計上があるという、脇の甘さと、国民を舐めた姿勢。
 そのうち、安倍は自分は神だと言い出すんでは無いかと思う次第。やりたい放題の無法者。

2007.07.26 20:12 URL | 眠り猫 #2eH89A.o [ 編集 ]

今日の『きっこの日記』
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20070726

ではその写真ではバルブが閉められた証拠とならないと書いてありましたね。でも、写真には写らなかったところでバルブを閉められたのでしょう。

2007.07.26 23:47 URL | 美爾依 #HfMzn2gY [ 編集 ]

平良さんの冷静な緊急声明が出て、それを読んだら、平良さんのタンクのバルブの閉められたのは、確実だとわかります。また、初めて読んだ人がいたら、平良さんの人間性と考え方に感銘を受けるでしょう。責められるべきところは、権力です。小池防衛相であり、アベ首相でしょう。そこをマスコミは突かなければならないのに、このまま沈静化してしまうのでしょうか。
辺野古でも高江でも、毎日、困難な基地建設阻止活動が行われて、平和への願いが、9条を踏みにじる国の違法作業が続いています。

2007.07.27 15:34 URL | 非戦 #tRWV4pAU [ 編集 ]













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