きまぐれな日々

参院選前最後の日曜日であるとともに、本来参院選の投票日であったはずの7月22日になった。

読売新聞、朝日新聞に続いて、日経新聞、毎日新聞、共同通信がそれぞれ参院選予想をまとめたようだ。選挙区ごとの詳細な情勢分析は、明日以降の新聞紙面に発表され、週の後半には、読売や朝日が中盤以降の情勢をアップデートした記事を載せるものと思われる。

だが、おそらく選挙戦の流れはほぼ決まっており、自民党の敗北、民主党の勝利になることは確実だ。ただ、自民党の負けの度合いについては、なお予断を許さない。予想より議席減の程度が少ない場合、間違いなく安倍晋三が政権に居座り、与党の悪政が続いてしまう。

公明党については、朝日新聞のみが大幅議席減を予想しているが、共同や毎日は微減程度としている。公明党の議席をどれだけ減らせるかは、投票率にかかっている。

くどいようだが、当ブログは期日前投票を強くおすすめする。東京などでは、今日は予想最高気温が28度の曇天だそうで、期日前投票にお出かけるになるのに適した気候ではないかと思う。

さて、当ブログ管理人は地方在住なので、どうしても地方の目から中央を見ることになる。かつて、長年にわたって関東や関西などの大都市圏に住んでいたこともあるので、大都市の視点も十分承知しているのだが、現状はどう考えてもコイズミ以来の地方切り捨て政策の弊害が出ているとしかいいようがない。

今朝、TBSテレビの「時事放談」を見ていたら、加藤紘一(自民党代議士)が興味深い指摘をしていた。

今、マスコミでは年金問題が騒がれ、大問題になっているが、山形の加藤事務所には年金問題の苦情など全然来ないのだそうだ。加藤と別の地方の自民党議員に聞いても同様だという。地方では会社を移って年金記録がわからなくなっている人は比較的少なく、地方で会社を移る人は自分で年金記録について調べているのが普通だからだろう、と加藤は推測していた。

それならなぜ地方で自民党が凋落し、多くの一人区で自民党候補が落選の危機にさらされているのかというと、それは過去5、6年の政府の「地方切り捨て政策」への怒りからきている、というのが加藤の主張だ。

加藤は、オリックス会長の宮内義彦(竹中平蔵の盟友)が、北海道の人口なんて自然にほっとけば200?300万人程度になる、と言っていたことを指摘し、そんな考え方が正しいと思うか、と問いかけていた。また、加藤とともに番組に出演していた堺屋太一は、1980年からの四半世紀で、首都経済の全国経済に占める比重が上がった先進国は日本だけだと指摘し、コイズミ政権以来、実は官僚の力が強まり、中央集権が進んだのだと主張した。

このような地方切り捨て政策が行き着いた先が、地方の保守の崩壊なのである。

一昨日から今日未明にかけて、さとうしゅういちさんの 「広島瀬戸内新聞ブログ版」 から多くの記事のトラックバックをいただいた。「JanJan」 の記者でもあるさとうさんは、広島や山口など中国地方の選挙区で野党候補者を熱心に応援し、毎日数本の記事を 「安倍晋三TBP」 にTBされている。当ブログにTBいただいた記事を以下に紹介するので、中国地方在住の方に限らず、是非ご参照いただきたいと思う。


『「命落とすな自民党落とせ!」』
http://blogs.yahoo.co.jp/hiroseto2004/49030574.html

『メシが食えないお役人多数放置……これが「公務員制度改革」か?』
http://blogs.yahoo.co.jp/hiroseto2004/49060263.html

『教育費削減の自民党諸君の大罪』
http://blogs.yahoo.co.jp/hiroseto2004/49061258.html

『マッチポンプ政党・公明党にお灸をすえよう!』
http://blogs.yahoo.co.jp/hiroseto2004/49061806.html

『何が再チャレンジだ!』
http://blogs.yahoo.co.jp/hiroseto2004/49062666.html

『命落とすな自民落とせ!・連合広島幹部は思い上がり改めてください!』
http://blogs.yahoo.co.jp/hiroseto2004/49053152.html

『岩国基地問題関連情報』
http://blogs.yahoo.co.jp/hiroseto2004/49063965.html

『総理のお膝元・山口でも自民落選のチャンス大!』
http://blogs.yahoo.co.jp/hiroseto2004/49063896.html


中国地方のうち、広島・岡山・山口は、公示前には、広島が民主・自民1議席ずつで決まり、岡山は自民の片山虎之助候補で決まり、山口は自民の林芳正候補が磐石だろうといわれていた。

それが今では、岡山の情勢はまったくわからなくなった。しかしなお、広島は自民・民主1議席ずつと見込まれており、山口は自民が「優勢」とはいわぬまでも「優位」に立っているようだ(共同通信による。共同は、「優勢」と「優位」を使い分けていて、「優勢」の方がより差が大きいようだ)。

とはいえ、公示前と比較して、自民党が支持を失っていることは明らかだろう。今後の終盤戦の戦いによっては、まだまだ逆転は可能だと思う。岡山のみならず、広島や山口でも自民党を蹴落とすためには、一人区では勝てそうな候補に、二人区では野党でナンバー2の候補に、という「戦略的投票行動」をとる方法も考えられる。もちろん、比例区では好きな政党なり候補者に投票すれば良い。

最後の追い込みで、与党の惨敗を実現させたいものである。


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意外に拾い物なのが、
【2007参院選】公約検証「地域格差」 「地方再生」1人区狙い|選挙|政治|Sankei WEB
http://www.sankei.co.jp/seiji/senkyo/070721/snk001.htm
中の、「人口一人当たりの地方税収額指数」の図かと思います。

2007.07.22 20:25 URL | ゴンベイ #eBcs6aYE [ 編集 ]













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