3日前に「安倍晋三TBP」 1万1千件の記念記事を書いたばかりで、また記念記事になって恐縮だが、今日6月18日で、『安倍を 「th e End!」 させよう!』 を合言葉とする「AbEndキャンペーン」が、「カナダde日本語」 の提唱によってスタートしてからまる1年になる。
そこで今日は、過去の当ブログおよび他の方々のブログ記事を回顧しながら、「AbEnd」の1年を振り返ってみたいと思う。
「AbEnd」スタートのきっかけになったのは、安倍晋三が統一協会に祝電を送っていたのを、昨年6月5日に 「薫のハムニダ日記」が暴いた一件であった。
これが、「カナダde日本語」による「STOP ABE」運動の呼びかけ(昨年6月16日)につながった。この記事に私がコメントしたのは、6月18日の0時57分。そして、「カナダde日本語」の管理人・美爾依さんが「安倍晋三」のトラックバック・テーマを作成されたのも同じ日であることが、同じコメント欄からわかる。従って、昨年6月18日が、「AbEndキャンペーン」スタートの日であったといえるのだ。
キャンペーン開始当初の話題は、統一協会への祝電問題だったが、これで安倍が追い詰められるどころか、逆に自民党総裁選で福田康夫が候補から降りるなど、安倍は総理・総裁就任への道をひた走った。
そして、北朝鮮も安倍を援護するかのようにテポドンを発射した。しかし、「やらせ」がミエミエのテポドンの記事など書く気もしなかったので、私はテポドン発射の日の7月5日の記事で靖国問題を取り上げ、その中で「1978年の靖国神社のA級戦犯合祀に昭和天皇が激怒して、以後靖国参拝を取り止めた」という説を紹介した。するとその半月後、日経新聞が「富田メモ」をスクープし、私が紹介していた説が事実であったことを裏づけた。この記事が検索エンジンによる検索で多数引っかかったことによって、ブログへのアクセス数が飛躍的に増大したのだった。
この頃が、いちばんブログに夢中になっていた記事ではなかったかと思う。書きたいことがあまりに多いので、メモ代わりの 「kojitakenの日記」 を開設したのは、「富田メモ」のスクープから9日後の、昨年7月29日のことだった。
その後、安倍が総理大臣に就任すると、最初こそ電撃的に中国・韓国を訪問するなど、猫をかぶっていたが、ほどなく、教育基本法改定の件などで、「タカ派」指導者の正体を現した。もちろん当ブログはこれらに反対したが、力及ばなかった。
しかし、安倍が国民の支持を失ったのは、イデオロギー的な問題よりむしろ、閣僚などの政府高官による、相次ぐスキャンダルだった。本間税調会長や佐田行革相が相次いで辞任した。
安倍内閣閣僚の問題はさらに続き、柳沢厚労相の「女性は生む機械」発言や松岡農水相らの事務所費問題、さらに同厚労相の「緑資源機構」汚職疑惑などが話題となった。しかし安倍は柳沢氏や松岡氏を庇って辞任をさせなかった。
今年4月には、伊藤一長・長崎市長が4選をかけた市長選の選挙期間中に凶弾に倒れて死亡する事件が起きたが、安倍は「言論の自由への挑戦」を非難する声明をすぐに出せず、批判された。
奇妙なことに、この件などにもかかわらず、安倍内閣の支持率は一時上昇していた。安倍も、強行採決を連発する自らの内閣の強硬姿勢が、国民の支持を得られたと勘違いしていた。
しかし、民主党の長妻昭議員らによって「消えた年金」問題が追及されると、再び内閣支持率が急落し、それに松岡農水相の「自殺」が追い討ちをかけた。
こうして見てみると、「AbEndキャンペーン」が影響力を発揮したというよりは、安倍内閣の自滅の様相が強いようにも思われるが、決してそればかりではない。
当ブログの6月18日のアクセス数は、4千件を突破した。昨年の同じ日、「AbEndキャンペーン」がスタートした日のアクセス数は559件だったので、7倍ほどに増えている。また、「AbEndキャンペーン」を提唱した 「カナダde日本語」 の同日のアクセス数は、5千件を大きく超えた。他の「AbEnd」系ブログも、軒並みアクセス数を大幅に増やしている。
何もアクセス数がブログの価値を決めるなどと言うつもりは毛頭ないが、安倍晋三に対して「NO」の意思表示をするブログが増え、それらのアクセス数が増加したことには、決して無視できないものがあると思う。
「AbEndキャンペーン」は2年目に入るが、参院選での与党敗北および安倍内閣退陣に向けて、よりいっそうの力を振り絞るべき時がきた。読者の方々の、これまで以上のご支援をお願いしたいと思う今日この頃である。
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そこで今日は、過去の当ブログおよび他の方々のブログ記事を回顧しながら、「AbEnd」の1年を振り返ってみたいと思う。
「AbEnd」スタートのきっかけになったのは、安倍晋三が統一協会に祝電を送っていたのを、昨年6月5日に 「薫のハムニダ日記」が暴いた一件であった。
関連の当ブログ記事:
『やはり事実だった統一協会系団体への安倍晋三の祝電』
(2006年6月7日)
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-51.html
これが、「カナダde日本語」による「STOP ABE」運動の呼びかけ(昨年6月16日)につながった。この記事に私がコメントしたのは、6月18日の0時57分。そして、「カナダde日本語」の管理人・美爾依さんが「安倍晋三」のトラックバック・テーマを作成されたのも同じ日であることが、同じコメント欄からわかる。従って、昨年6月18日が、「AbEndキャンペーン」スタートの日であったといえるのだ。
関連の当ブログ記事:
『AbEnd - 安倍晋三を「the END!」にしよう』
(2006年6月20日)
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-69.html
キャンペーン開始当初の話題は、統一協会への祝電問題だったが、これで安倍が追い詰められるどころか、逆に自民党総裁選で福田康夫が候補から降りるなど、安倍は総理・総裁就任への道をひた走った。
そして、北朝鮮も安倍を援護するかのようにテポドンを発射した。しかし、「やらせ」がミエミエのテポドンの記事など書く気もしなかったので、私はテポドン発射の日の7月5日の記事で靖国問題を取り上げ、その中で「1978年の靖国神社のA級戦犯合祀に昭和天皇が激怒して、以後靖国参拝を取り止めた」という説を紹介した。するとその半月後、日経新聞が「富田メモ」をスクープし、私が紹介していた説が事実であったことを裏づけた。この記事が検索エンジンによる検索で多数引っかかったことによって、ブログへのアクセス数が飛躍的に増大したのだった。
関連の当ブログ記事:
『靖国神社と昭和天皇』
(2006年7月5日)
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-86.html
『やはり昭和天皇はA級戦犯の靖国合祀に激怒していた』
(2006年7月20日)
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-97.html
この頃が、いちばんブログに夢中になっていた記事ではなかったかと思う。書きたいことがあまりに多いので、メモ代わりの 「kojitakenの日記」 を開設したのは、「富田メモ」のスクープから9日後の、昨年7月29日のことだった。
その後、安倍が総理大臣に就任すると、最初こそ電撃的に中国・韓国を訪問するなど、猫をかぶっていたが、ほどなく、教育基本法改定の件などで、「タカ派」指導者の正体を現した。もちろん当ブログはこれらに反対したが、力及ばなかった。
関連の当ブログ記事:
『教育基本法改悪反対の論理』
(2006年10月30日)
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-164.html
『毎日新聞の報道?改正教育基本法は「改憲へのステップ」』
(2006年12月16日)
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-201.html
しかし、安倍が国民の支持を失ったのは、イデオロギー的な問題よりむしろ、閣僚などの政府高官による、相次ぐスキャンダルだった。本間税調会長や佐田行革相が相次いで辞任した。
関連の当ブログ記事:
『安倍内閣の支持率が下がり、政権内部にも軋みが生じ始めたぞ!』
(2006年12月27日)
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-212.html
安倍内閣閣僚の問題はさらに続き、柳沢厚労相の「女性は生む機械」発言や松岡農水相らの事務所費問題、さらに同厚労相の「緑資源機構」汚職疑惑などが話題となった。しかし安倍は柳沢氏や松岡氏を庇って辞任をさせなかった。
今年4月には、伊藤一長・長崎市長が4選をかけた市長選の選挙期間中に凶弾に倒れて死亡する事件が起きたが、安倍は「言論の自由への挑戦」を非難する声明をすぐに出せず、批判された。
関連の当ブログ記事:
『言論の自由への重大な挑戦と、それを受け止められない安倍晋三』
(2007年4月19日)
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-318.html
奇妙なことに、この件などにもかかわらず、安倍内閣の支持率は一時上昇していた。安倍も、強行採決を連発する自らの内閣の強硬姿勢が、国民の支持を得られたと勘違いしていた。
しかし、民主党の長妻昭議員らによって「消えた年金」問題が追及されると、再び内閣支持率が急落し、それに松岡農水相の「自殺」が追い討ちをかけた。
関連の当ブログ記事:
『血塗られた「美しい国」』
(2007年5月28日)
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-354.html
こうして見てみると、「AbEndキャンペーン」が影響力を発揮したというよりは、安倍内閣の自滅の様相が強いようにも思われるが、決してそればかりではない。
当ブログの6月18日のアクセス数は、4千件を突破した。昨年の同じ日、「AbEndキャンペーン」がスタートした日のアクセス数は559件だったので、7倍ほどに増えている。また、「AbEndキャンペーン」を提唱した 「カナダde日本語」 の同日のアクセス数は、5千件を大きく超えた。他の「AbEnd」系ブログも、軒並みアクセス数を大幅に増やしている。
何もアクセス数がブログの価値を決めるなどと言うつもりは毛頭ないが、安倍晋三に対して「NO」の意思表示をするブログが増え、それらのアクセス数が増加したことには、決して無視できないものがあると思う。
「AbEndキャンペーン」は2年目に入るが、参院選での与党敗北および安倍内閣退陣に向けて、よりいっそうの力を振り絞るべき時がきた。読者の方々の、これまで以上のご支援をお願いしたいと思う今日この頃である。
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- 「民営化」の呪文も、唱えるのが安倍晋三では通用しない (2007/06/19)
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AbEnd1周年、おめでとうございます。
私は、バナーを貼っていなかったのですが、やっとやり方がわかり、近日中にバナーを貼れそうです。
私がブログを始めたのは昨年9月半ば。その後、AbEndの存在を知り、欠かさずTBをしてきました。TB数は多分、150くらいになると思います。
今後も、あとわずかの参院選の決戦に向けて、がんばっていきましょう。
2007.06.19 03:43 URL | 眠り猫 #2eH89A.o [ 編集 ]
ふと思いついたのですが、タカ派とハト派、
この国では意味が逆になっています。
鷹は自らの勘と力と知恵で、獲物を探す。
鳩は群れを成して、互助の精神で生きる。
ところが日本では、タカがお互いを誉めそやしながら徒党を組んで獲物を襲い、ハトが
怯えながら孤立して自助努力で生きる。
まさに安倍こべ、神戸製鋼です。なんてね。
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