きまぐれな日々

5月16日に、プロ野球の交流戦をきっかけに、ダグラス・グラマン事件のことを思い出して、調べ直してブログに記事をアップしましたが、その後も当時の日商岩井常務・島田三敬氏の飛び降り自殺のことが頭から離れません。

というのも、昨年から、耐震偽装強度事件の森田建築士、ライブドア事件の野口英昭氏と、大きな事件が起きるたびに「自殺」者が出ているからです。特に、いくつかの有名ブログでも大きく取り上げられた野口氏の事件は、一時私にとって大きな関心事でした(もちろん今でも、事件を風化させてはならないと思っています)。

それにしても、大事件には「自殺」がつきものです。そういえばロッキードでもリクルートでも「自殺」者が出たなあ、と思い出し、ちょっと調べてみました。

ロッキード事件(1976年)
 笠原政則(田中角栄元首相秘書)
ダグラス・グラマン事件(1979年)
 島田三敬(日商岩井常務)
リクルート事件(1988?89年)
 青木伊平(竹下登首相秘書)
日興證券事件(1998年)
 新井将敬(衆議院議員)
西武グループインサイダー株取引事件(2004?05年)
 木内保(コクド総務部次長)
 小柳皓正(西武鉄道前社長)
耐震強度偽装事件(2005年)
 森田信秀(森田設計事務所代表)
ライブドア事件(2006年)
 野口英昭(エイチエス証券副社長)
果たして、これらの人たちのうち、本当に自殺した人はどれだけいるんでしょうか。

特に、野口氏の怪死事件では、事件に関する国会での質疑で、民主党細川議員の質問に対し、沓掛公安委員長が「一応、部屋の中で死体になっており、そしてブザーを押して、犯人が届けていき、そしてその中には本人一人だったわけです」などと答弁しました。

ところが、不思議なことが起きました。この直後、秋篠宮妃紀子さまのご懐妊が発表されたのです。翌日の紙面は、このニュースに塗り潰され、朝日も読売も産経も細川議員の質問を紙面に載せませんでした。辛うじて四国新聞にちょっとだけ出ていたのを覚えています。

そして、国会質疑の議事録から、沓掛氏の答弁は削除されました。このようにして、野口氏怪死事件の真相は闇に葬られていったわけです。

西武グループの事件で、自殺者が2人も出ていることも特筆されます。自殺にせよ他殺にせよ、ワンマン経営の企業ほどこういう悲劇が起きやすいように思います。

また、政治家が絡むと「自殺」は頻発します。中には新井将敬氏のように政治家自身が「自殺」した例もあります。この事件も、他の政治家によって殺害されたという説もあります。

竹下登氏など、表に挙げた青木秘書の他にも、秘書もう一人と前妻が自殺しています。このことについて、竹下氏自身が、次のように述べています。

「私という人間の持つ一つの体質が今論理構成されましたような悲劇を生んでおる、これは私自身顧みて、罪万死に値するというふうに私思うわけでございます」
(1992年11月26日、衆議院予算委員会での答弁)

つまり、竹下氏は自らが「巨悪」であることを自覚していたわけです。

「水清きところに魚棲まず」というように、キレイゴトだけでは政治も企業活動もできないとは思いますが、それにしてもやり切れない話ではあります。
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2006.05.20 08:53 | 疑獄事件 | トラックバック(-) | コメント(-) | このエントリーを含むはてなブックマーク