きまぐれな日々

このところ、毎日のように安倍晋三首相がマスコミに叩かれている。8か月前、当時官房長官だった安倍晋三が、統一協会(「統一教会」とも表記)系の大会に祝電を送った時、「薫のハムニダ日記」を皮切りに、ネットでは「お祭り」になり、当時零細ブログだった当ブログもその末席を汚したものだが、当初マスコミはこれを無視し、その後いくつかの週刊誌が取り上げたものの続報はなされず、「カナダde日本語」提唱の反安倍ブログ運動「AbEndキャンペーン」の奮闘にもかかわらず、安倍晋三政権の発足を許してしまった。

しかし、安倍は首相就任早々から失政を重ねたばかりか、閣僚をはじめとする政府要人のスキャンダルや失言が相次ぎ、政権内部でも、コイズミの流れを汲む「ネオリベ」(新自由主義)信奉者と安倍晋三固有のシンパである日本版「ネオコン」(新保守主義)信奉者との折り合いがうまくいかず、さらには「ネオコン」内でも、安倍政権のあまりの対米隷属主義が、民族主義者に好ましくない印象を与えて離反する勢力が出るなど、支持層が四分五裂して、発足後5か月も経たない現時点で、早くもレームダックと化してしまった。

先日、mew-run7さんのブログ「日本がアブナイ!」の記事 『基盤弱体化の安倍政権をしっかり攻めるべし!+小林よしのりの改憲反対を支持!』で、小林よしのりが、対米隷属のための憲法改正なら、しない方がましと主張していると知って、「SAPIO」 (2007年2月14日号)を立ち読みしてみたところ、その通りだった。おまけに、「SAPIO」は、『ニュープアの「反乱」』と題する、新自由主義が生む格差社会の特集まで組んでいた。「週刊文春」や「週刊新潮」の最新号では、安倍内閣閣僚たちのスキャンダルが書かれているという話も聞くなど、ついこの間までの「ネオリベ・ネオコン」マンセーのマスメディアの論調が、あっという間に変わったのには、あっけにとられるばかりだ。

内憂外患というべきだろうか、先日行われた、安倍のおひざ元の下関市議会選挙でも、安倍の手下・江島潔下関市長に反対する勢力が伸張し、市長支持派は伸び悩んだ(「長周新聞」 2007年2月5日付)。ここで紹介しているソースは、むろん反江島側の立場に立つものだから、江島や安倍の支持者からは「公正さを欠く」と言われるかもしれないが、少なくとも安倍晋三の首相就任に伴う「ご祝儀」効果が全くなかったことだけは確かだろう。

しかし、そんな安倍晋三の「長期政権」を予想しているのが、モリタクこと森永卓也氏である。
森永氏が日経BPのサイトに持っているコラム「構造改革をどう生きるか?成果主義・拝金主義を疑え!」の第68回 『そのまんま東氏の向こうに安倍政権の長期化が見える』には、ブッ飛んだ人も多かったのではないだろうか。

先日の宮崎県知事選挙で当選したそのまんま東(東国原英夫)氏を論じながら、「自民党は国民に人気がないと総裁になれない構造になった」から、「そう簡単に安倍さんの代わりは出てこない。わたしは安倍政権はおそらく長期化するだろうと確信している」と論を進め、安倍の後釜は、なんとコイズミの長男・小泉孝太郎だろうと予測したあげく、「日本の総理大臣は安倍家と小泉家のたすき掛け人事で決まるようになり、北朝鮮の金王朝と同じようになるのではないだろうか」と結論づけている。

昨日の当ブログの記事 『次期米大統領は初の女性か黒人か?』に、「AbEnd」キャンペーン提唱者にしてブログ「カナダde日本語」の管理人・美爾依さんから、「安倍は末期症状と言われながら、モリタクのように長期になると予想する人もいるわで、全くよくわかりませんね」というコメントをいただいているし、ブログ「憧れの風」の管理人・星影里沙さんはかなりご立腹の様子だったが、これはむろんモリタク一流のブラックジョークである。

モリタクは、悪趣味なことに、「週刊朝日」(2007年1月19日号)でも、安倍政権のこれまでの運営を「0点」と採点しながら、安倍が辞めるならいつか、という質問に対して、「5年くらいは続く」と予想している。

そのコメントがふるっているので、以下引用する。
まず、政権の運営を0点と採点したことについてのコメント。

小泉内閣よりさらに「弱肉強食」を推し進めているから。3カ月で教育基本法と防衛省の重要法案を2つ通しているし、実力はある。日本をアメリカのような国に変えたい人には100点でしょうけどね。いまの政権構造は浮動票頼みで、ビジュアルが良くないと総理になれない。極めて民度の低い国に日本はなってしまっている。
(「週刊朝日」 2007年1月19日号 『早くも囁かれだしたポスト安倍の顔ぶれ』より 森永卓郎氏のコメント)

さらに、安倍政権が「5年くらい続く」という根拠としては、

今の支持率なら参院選は惨敗だが、参院で否決されたら衆院に戻して可決すればいいわけで、政権運営上は何の支障もない。
(前掲誌より)

などと、ぬけぬけと言っている。

実際に、参院選で惨敗しても政権に居座ったりしたら、「モラルハザード」としか言いようがないと思うが、安倍ならやりかねないと思わせるところが恐ろしい(笑)。

ここまでおちょくられて、テレビのインタビューでは「裸の王様だと言われていますが」(注:こう言ったのは舛添要一)と記者に質問されるまでに堕ちた安倍晋三だが、反省したり、自らを恥ずかしいと思うような繊細さは、むろん安倍にはない。

こうして、「世界にさらす日本の恥」としか言いようのない安倍晋三内閣は、今日も続いていくのだ...


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こんなこと言っちゃってごめんなさいね(笑)。でも、モリタクは自分の外見にコンプレックスがあるから、いやにj見た目にこだわるんだと思います。私としては安倍がビジュアル系かと言われたら、否定しますが・・・。外見よりも中身の方がずっと大切なのに・・・。モリタクさん、もしこのコメントを読まれていたら、謝ります
(笑)。

2007.02.09 00:45 URL | 美爾依 #HfMzn2gY [ 編集 ]

記事のご紹介、有難うございます。

残念ながら、我が家の近くのコンビニには、当該SAPIOが
置かれておらず。私自身はまだ当該記事を読めていません。^^;

モリタクは、まさにブラック・ジョーク&アンチ・テーゼで、
「国民が外見にこだわるなど、バカなままだと、こうなっちゃうよ」と
言いたかったのではないかと思いました。




2007.02.09 06:41 URL | mew(mew-run7) #mQop/nM. [ 編集 ]













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