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きまぐれな日々

このところ、あまりに安倍晋三に対する突っ込みどころが多過ぎて困るのだが、今日と明日はこのところの安倍をめぐる話題についての関連資料を紹介したい。

まず、NHKに対して、官房副長官時代の安倍が、中川昭一とともに圧力をかけて番組を改変させた件(2001年)だが、一昨年初め、この件を朝日新聞がスクープしたものの、「政治家の圧力があったかどうか」について、NHKと朝日新聞が醜い言い争いを演じたあげく、双方とも傷つき、結局電波媒体と活字媒体を代表する両メディアが、ともに安倍晋三に頭に上がらなくなるという最悪の事態を招き、日本のジャーナリズム史上に残る痛恨事となった。

この件に関しては、魚住昭さんが月刊「現代」2005年9月号に掲載した記事 『NHK番組改変問題 「政治介入」の決定的証拠』が、よくまとまっている上、安倍晋三が番組改変の圧力をかけたことをはっきり示している。
幸いにも、この記事はネットで読むことができる。
また、魚住昭さんがこの件についてコメントしたコラムもネットからアクセスできる。以上2件のリンク先を下記に示す。

「News for the People in Japan」より
『NHK vs. 朝日新聞 「番組改変」論争 「政治介入」の決定的証拠』

魚住昭 『安倍晋三の噴飯反論と朝日の弱腰』(「ゲンダイネット」 2005年8月8日)

魚住さんのこれらの記事は、『国家とメディア』(ちくま文庫、2006年)に収録されているので、私としては、できればこの本を購入してお読みいただくことをおすすめしたい。

「きまぐれな日々」でも、この本の紹介記事 『戦争の記憶が、この国を特別なものにしてきた』 (2006年12月30日)を公開しているが、この記事ではNHKの番組改変問題には、少し触れただけだ。

また、安倍晋三がこの問題についての朝日新聞の取材について、テレビや雑誌の取材に答えて嘘をついていたが、それについても、魚住昭さんは書籍 『安倍晋三の本性』(金曜日、2006年)で厳しく批判している。「きまぐれな日々」では、これについても、『安倍晋三は「平気で嘘をつくウルウルタイプ」』 (2006年11月12日)という記事で紹介している。

今回の東京高裁の判決については、「kojitakenの日記」に朝日新聞の記事をコピペしておいた

最後は、この判決について触れた、人気サイトの記事をいくつか紹介する(リンク先のみあげておく)。

「きっこの日記」より 『国会のジャイアンたち』 (2007年2月1日)

「情報流通促進計画」より 『安倍のみならず、自民党も日本語が読めない?NHK番組改編事件判決をトンデモ批判』(2007年2月3日)

「カナダde日本語」より 『柳沢発言が愛知県知事選や北九州市長選にどのように響くか注目しよう!』 (2007年2月2日)

もちろん、ここに挙げた記事はほんの一例で、この件に関しては多くの記事が公開されていることはいうまでもない。


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