きまぐれな日々

阪神電鉄を乗っ取りか、と騒がれている村上ファンドですが、私は、5月2日にも書いたように、村上氏は阪急に阪神株を高く売りつけたいだけだろうと思っていました。

日経BPのサイトに、経済アナリストの森永卓郎氏がコラムを持っており、私はそれを愛読しているのですが、その最新の更新で、村上ファンドの狙いをわかりやすく解説しています。日経BPのサイトには、リンクや引用についてめんどくさいことが書いてあるので、リンクは張らないでおきますが、森永氏の論旨は明快で、納得できるものです。

要は、村上ファンドは、顧客に高利回りを約束しているために、阪急に阪神株を高く売りつけたいだけだ、実際に村上が阪神の経営権を握ったところで、実業で高利回りを得ることなどできはしない、だから阪急との取引を早く成立させようと焦っているのだ、阪急と阪神はそんな村上に簡単に妥協しちゃ駄目だ、徹底抗戦せよ、阪急は村上をじらして阪神株をできるだけ安く買い叩け、と、こんな感じの主張です。

阪神と阪急というと、阪神の株価が300円程度、阪急が400円程度が妥当という感覚を私などは持っていて、実際数年前はその程度の株価だったと思いますが、村上ファンドが阪神の株を買い占めたことで、阪神の株価が急騰しました。
当然吊り上がった阪神の株価は、不当な高値だと思いますが、それを阪急に高く売りつけようとは、なんという銭ゲバ野郎でしょうか。森永氏は、阪急は800円以下で合意しろと言っていますが、800円でも高過ぎるでしょう。

阪急には粘りに粘って、新自由主義時代の鬼っ子ともいえる村上世彰を締め上げてもらいたいものです。
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2006.05.16 00:30 | 村上世彰 | トラックバック(-) | コメント(1) | このエントリーを含むはてなブックマーク

もっと汚いのは、自ら手を汚すことなく、村上氏に何かをさせることによって、年利20%以上を保障させている出資者だと私は思います。
この利回りを保障するという契約なら、いわゆる金利のグレーゾーンにあたりますよね?
(出資法では違法にならないけれど……の部分)
無論、契約書には、「利回りの保障」はないと思います。でないと、間違いなく両方ともが、刑法犯です。村上氏たちだけでなく、出資した方もです。
そして、出資者には、国内外の金融機関がいることを忘れてはいけません。

2006.05.16 23:25 URL | デルタ #- [ 編集 ]













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