きまぐれな日々

北朝鮮からの覚醒剤密輸事件は、各紙で続報が報じられている。

以下は朝日新聞の記事。

 北朝鮮から大量の覚せい剤が密輸された事件で、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された韓国籍の禹時允(ウ・シユン)容疑者(59)の銀行口座に、複数の暴力団関係者から多額の振り込みがあることが警視庁などの合同捜査本部の調べでわかった。捜査本部は、禹容疑者が北朝鮮ルートで覚せい剤の密輸を繰り返し、こうした振り込みが覚せい剤取引にかかわる金だった疑いがあるとみて調べている。

 調べでは、禹容疑者は都銀や地銀などに複数の口座を持っている。それらの口座には、福岡県に本拠を置く暴力団関係者から98年12月に800万円の振り込みがあったという。

 03年8月には、埼玉県内の指定暴力団系の関係者から1000万円の振り込みがあったという。

 いずれの暴力団も過去に、覚せい剤の密売に関与したとして摘発されたことがあり、捜査本部は、禹容疑者が複数の暴力団の覚せい剤取引を仲介していたとみている。

(以上、朝日新聞より)

北朝鮮と暴力団が覚醒剤の密輸に関してどっぷり癒着していることが、ますますはっきりしてきた。
私は、何も暴力団の存在を全否定するものではない。かつては、「必要悪」的な面もあったのだろう。しかし、拉致事件に象徴されるように、明らかに日本人にとって脅威になっている北朝鮮と犯罪行為で癒着していることは、決して看過できない。

ところで、きょうびの暴力団は、カネモーケに長けているとのもっぱらのウワサだ。このほど晴れて「外資系」になった某ファンド絡みでも、ライブドア事件でひところ話題になった投資事業組合絡みでも、暴力団の関与のウワサは絶えないし、今年1月12日の毎日新聞は、米国ファンドのサーベラスの子会社が、東京都南青山の地上げに絡んで、暴力団と親しい関係者に力を借り、その謝礼として仲介手数料二千数百万円を支払ったとの疑惑を報道した。つまり、やーさんはいまやアメリカのハゲタカとも癒着するようになったようなのだ。

ちなみに、この記事が名誉毀損に当たるとして、サーベラスは毎日新聞に対して、1億ドル以上の賠償を求める訴訟をニューヨーク連邦地裁に起こした。
真実を暴かれた米ファンドが、日本のジャーナリズムを恫喝する訴訟を起こしたということだろう。

こうして、北朝鮮だの米国ファンドだのと癒着して、犯罪行為や脱法行為を繰り返して肥え太って行っているかに見える日本の暴力団だが、彼らも「努力した者が報われる」という、新自由主義時代の「勝ち組」なんだろうか、などと思ってしまう今日この頃だ。
関連記事
スポンサーサイト
2006.05.13 21:55 | 時事 | トラックバック(-) | コメント(-) | このエントリーを含むはてなブックマーク