きまぐれな日々

 週末から昨日(3/20)まで3連休だったので今回は火曜日のブログ更新になる。昨日は石原慎太郎が都議会に証人喚問されて醜態を晒したらしく、テレビは久々に「小池劇場」の話題をメインに取り上げていたが、昨今はそれよりも森友学園事件と南スーダンの陸上自衛隊「日報」の隠蔽問題で持ち切りで、両方に関わっている稲田朋美が集中砲火を浴びる会心の展開になっている。もっともこれも稲田が防衛相辞任に追い込まれない限り、「画竜点睛を欠く」どころか会心の展開転じて欲求不満ばかりが残る幕引きという最悪の結末を迎えかねないので、リベラル側も「籠池と稲田の尻尾切り」などと言わず、黒い服を着るのが大好きな、私にはゴキブリにしか見えない稲田朋美を容赦なく叩き潰す、つまり政治的に葬り去りたいものだ。安倍晋三は第1次内閣時代の「辞任ドミノ」や松岡利勝農水相の自殺などによって潰れた経験からか、どんなにひどい閣僚であってもしぶとく庇う。これまで辞任に追い込まれたのは小渕優子と松島みどりくらいしか記憶にない。しかも彼らの時には直後に衆院解散と総選挙があり、彼らは「みそぎ」を済ませたとしてでかい顔をしたことに腹を立てたものだ。なお、今も解散総選挙が近いとの観測がある。

 稲田については、南スーダンの陸自日報に関して言えば、何より文民統制を行う能力も、文民統制を行わなければならないという使命感も何もないことが最大の問題というか防衛大臣としての資質を全く欠く論外の人間としか言いようがない。もちろん安倍晋三の任命責任は極めて重い。しかも稲田は、森友学園事件に関しても虚偽答弁を連発している。即刻大臣罷免にとどまらず、本来なら議員辞職を求められるくらいの失態をえんじたといえる。だから私は「稲田をゴキブリのごとく叩き潰せ」と叫ぶのだ。

 その稲田朋美を防衛大臣に任命した安倍晋三は、大好きな「外遊」の最中。朝日新聞によると、第2次内閣発足後4年3か月で52回目(第1次内閣時代を合わせて通算60回目)の外遊で、5年5か月で51回外遊した小泉純一郎の記録を抜いたという。帰国は明日(22日)夕とのことだが、首相・安倍晋三が不在のまま、安倍内閣は共謀罪法案(読売や産経の表記では「テロ準備罪法案」)を閣議決定するという。政府・与党においては安倍晋三は「神聖ニシテ侵スヘカラス」だから、予定通り閣議決定されることは100%間違いない。

 一連の森友学園事件、それに今後大きな問題になるかも知れない加計学園の件などを通じて明らかになったのは、安倍晋三とその妻・安倍昭恵が国政を私物化しているという恐るべき実態だ。今の日本の政治においては、安倍夫妻との親疎が陳情の成否を決める最大の要因になっている。特に安倍昭恵の権力はこれまで誰も想像しなかったほど強い。

 それが端的に表れた事例としてわかりやすいのが、「もったいない学会」がケニアにエコトイレを設置しようとして外務省に働きかけたものの外務省が渋ってなかなか補助金をつけてくれなかったのが、学会に関わる京大名誉教授らが安倍昭恵に会って話をしたところ、すぐに8000万円の予算がついたという一件だ。ネットで話題沸騰だったこの件をリテラが記事にしているので詳しくはそちら(下記URL)をご覧いただきたい。
http://lite-ra.com/2017/03/post-3006.html

 その安倍昭恵は野党4党の議員が籠池泰典邸を訪れている最中に籠池諄子に携帯メールを送るという大胆な挙に出た。籠池諄子は野党議員たち(今井雅人、小池晃、福島瑞穂、森裕子)にこれを見せたとのことで、安倍晋三も籠池諄子と安倍昭恵とのメールのやりとりの事実を国会答弁で認めざるを得なかった。

 これらの事実から類推されるのは、森友学園事件で森友学園が多大な利益供与を受けたことにも、安倍昭恵の意向が強く働いているのではないかということだ。既に2015年9月3〜5日の首相動静から、安倍晋三の意を受けた当時の財務省理財局長・迫田英典(山口県出身)が動いた、つまり安倍晋三が口利きを行ったとの心証を少なからぬ国民は持っていると思うが、安倍昭恵に関してはつい先日まで私は安倍晋三の意を受けて森友学園の名誉校長に就任するなどの「お飾り」として動いたとばかり思い込んでいた。しかしどうやら事実はそうではなく、「水からの伝言」を信じるなど「トンデモに弱い」ことで定評のある安倍昭恵が森友学園の「教育方針」に心酔し、まず安倍晋三を動かし、安倍晋三を通じて迫田英典が下手人として動いた、どうやらそれが森友学園事件・財務省ルート(=安倍夫妻ルート)の真相だろうとの心証を持つに至った。「アッキード事件」との異名はダテではなかったどころか、事件の核心を突く命名だったと思わされる。

 もちろんこの事件にはこれと並んで大きな寄与をした「大阪維新(松井一郎)ルートがあり、これに関しても松井一郎が実にこまごまと動き回っていたことがあきらかになりつつあるが、最近一番よく見ているTBSの報道は、松井のコメントを政府の事件への関与を匂わせるものとして用いていることに大きな不満を持っている。松井一郎は善玉ではなく悪玉だという認識がTBSには欠けているように思う。

 いずれにせよ必要なのは、少なくとも安倍昭恵、迫田英典、松井一郎の3人を国会に呼んで証人喚問することだ。自民党はこれまで「民間人の国会招致には応じられない」としてきたが、籠池泰典の証人喚問にあっさり応じたのだから、たとえ安倍昭恵が「私人」だという政権が強弁を万歩譲って認めたとしても、それが安倍昭恵の国会招致を拒む理由にならないことは明白だろう。ましてや迫田英典や松井一郎にいたってはれっきとした「公人」だ。

 私は明後日(23日)国会で行われる籠池泰典の証人喚問にはほとんど何も期待していない。それよりも野党やメディアには、昭恵・迫田・松井の証人喚問を強く求めてもらいたいと思う。

 アッキード事件の安倍夫妻ルートなどから明らかになりつつあるのは、安倍夫妻による国政私物化というおそるべき実態だ。それはルイ16世とマリー・アントワネットを連想させずにはおかない。そして、このように国政を私物化する権力のもとで共謀罪法案が可決・成立したらどんなことが起きるか。想像するだにおぞましい。

 安倍晋三が不在の今日、閣議決定される共謀罪法案は、絶対に成立させてはならない。
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マリー・アントワネットは「お菓子を食べればいいじゃない」と言ったのか?
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2016/04/post-5ca6.html

2017.03.22 12:18 URL | 参考までに #VBkRmpN2 [ 編集 ]

安倍昭恵については「家庭内野党」なんて言われている時期から、安倍の家庭だけで物事が決まってるようなイメージでイヤでした。
それでもここまで昭恵がやりたい放題とは思いませんでしたが。(笑)
森友問題は安倍夫妻が政治的洗脳をする学校設立に裏で便宜して失敗しただけですね。
籠池の尻尾切りも含めまして(笑)
機密保護法、共謀罪法案に洗脳学園と安倍夫婦が政治的言論の自由を認めない人間なのは明らかです。
安倍夫婦は一刻も早く政治に関係する舞台から去って欲しいです。
北朝鮮みたいになってからでは遅すぎます。

2017.03.25 18:26 URL | 一般的ウロタ #- [ 編集 ]

ルイ16世とマリー・アントワネットも悪人ですが、ただ悪名高い「皇国史観」「国家神道」には洗脳されていませんでした。
「皇国史観」「国家神道」に心底洗脳されている安倍夫妻はさらにたちが悪いといわざる得ないでしょう。
こんな夫妻のもと共謀罪など成立しようものなら、安倍夫妻に批判的な人は、共謀罪を恣意的な解釈され逮捕、投獄といった事態になりかねません。
戦前の暗黒時代の復活です。
それにしても安倍照恵を「家庭内野党」などといって甘い妄想を抱いたエセリベラルには爆笑させられます。

2017.03.26 23:23 URL | 風てん #- [ 編集 ]













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