きまぐれな日々

 『週刊文春』に斡旋利得収賄疑惑を書き立てられた経済再生担当相の甘利明が、第2弾の疑惑追及記事が掲載された同誌の最新号が発売された日に、電光石火で大臣を辞任した。

 疑惑が明るみに出た20日(疑惑追及記事を最初に掲載した『週刊文春』発売の前日)の時点で甘利は狼狽してひどく取り乱しており、早くも辞任もほのめかしていた。私はその姿を夜のニュースでちらっと見ただけだったが、これはただごとではなさそうだな、本当に辞任するかもしれないなと思っていたら、本当にその通り甘利は辞任した。

 しかし甘利が辞任したと言っても議員辞職をするわけではない。当然、国会で厳しく追及されるだろうと思っていたが、追及モードは全く盛り上がっていない。テレビのニュースでも、訴追は難しいのではないかなどと言っている。

 世論も、郷原信郎言うところの「絵に描いたようなあっせん利得」に怒るどころか、甘利明が「嵌められた」という政権や保守系メディア(保守系ばかりではなく朝日新聞も高村正彦のいちゃもんを報じていたが)の宣伝の方を信じる傾向が強いようだ。甘利辞任を受けてかどうかわからないが週末に実施された毎日新聞共同通信の世論調査で、安倍内閣の支持率はともに大きく上昇して5割を超えた。ことに毎日の調査では12月よりも8ポイントも支持率が上昇し、昨年8月上旬に記録した支持率32%と比較すると、実に19ポイントも支持率を上げて51%という数字を記録した。共同通信の調査でも、内閣支持率は昨年12月よりも4.3ポイント上昇して53.7%となった。共同の調査でも昨年7月に37.7%を記録しているから、それ以降16ポイントも支持率が上がった。

 毎日新聞の支持率調査記事はこの記事の末尾に引用するが、毎日は「甘利氏の問題は支持率に影響せず、安全保障関連法への世論の批判が薄れたことや、外交面での実績などがむしろ数字を押し上げたとみられる」と書いている。これらの調査結果を見ると、日本の世論はもはや「タガの外れた」状態になってしまっているかのような印象がある。安倍晋三とその政権、それに自民党は何をやっても許されるのか、と思ってしまう。

 実際、稚拙な政権運営で自滅した2006〜07年の第1次安倍内閣と比較して、第2次及び第3次の政権運営は狡猾だ。たとえば、甘利明辞任後間髪を入れず黒田東彦がマイナス金利政策導入を発表した。私はこの政策自体は正しいと思うが、マイナス金利は欧州でも既に実施されていて、その効果は限定的であることが示されている。日本でも同様だろう。しかし短期的に株価を押し上げて円高に歯止めをかけて円安に戻す効果は間違いなくあり、年初から続いた株価下落に歯止めがかかり、今後しばらくは株高の局面になりそうだ。

 昨日(1/31)のRBSテレビの「サンデーモーニング」で岸井成格は、マイナス金利導入が決まったから、その直前に甘利明を辞任させて、ダメージを最小限に抑えようとしたのだろうと言っていたが、私もその通りだと思う。

 また、安保法案という立憲主義を蹂躙した憲法違反の悪法の制定で下げた支持率に対して、昨年8月の戦後70年談話に4つのキーワード(植民地支配、侵略、痛切な反省、おわび)をすべて盛り込んだり、昨年末に悪法慰安婦問題の日韓合意を電光石火で成立させたりなどして、一見「危険なタカ派」の印象を緩和したのが効果を発揮した。実際には、「安倍談話」は村山談話を骨抜きにして「積極的平和主義」なる自衛隊の海外参戦の別名を談話に盛り込んだりものだし、日韓合意ではアメリカの対中戦略変更で立場の弱くなった韓国につけ込んだことが露骨にミエミエなのだが、残念ながら国民の多くはそこまで批判的な目は持っていない。

 対して、政権批判側には戦略がなかった、というより戦略が稚拙極まりなかった。押すべきタイミングで押さなかった。昨年7月27日付の記事「保守の田中秀征の危機感と『リベラル』高橋源一郎の鈍感」にも書いたが、昨年6月4日に「安保法案は憲法違反だ」とした自民党推薦の憲法学者・長谷部恭男の衆院憲法審査会での発言をきっかけに安倍内閣支持率が急落した局面で放送された昨年7月26日のTBSテレビ「サンデーモーニング」で、高橋源一郎は安保法案が国会で通るだろうとの見通しを述べたのだった。半年以上前の話だから記憶が曖昧だが、高橋はたしか、安保法案は可決されるだろうが、若い人たち(SEALDs)が出てきたことが良かったとかそんなことを言っていたはずだ。

 高橋源一郎からは「何が何でも安保法案の成立を阻止する」という強い意気込みなど全く感じられなかった。その理由はほどなくしてわかった。昨年9月、高橋とSEALDsの共著『民主主義ってなんだ?』が発売されたのだ。要するに安保法案阻止よりも自らの金儲けが高橋源一郎にとっては大事だったということだ。そんないかがわしい高橋源一郎とSEALDsを昨年11月だったか12月だったかに朝日新聞に掲載された瀬戸内寂聴のコラムが大絶賛していた。悪いが、正直言って寂聴さんもピントがずれているのではないかと思った。

 リベラル・左派・左翼からさんざんな不興を買った辺見庸は、1月21日に朝日新聞に掲載されたインタビューで「こう語っている。

 「戦争法(安保法)なんて、突然降ってわいたみたいに思われるけど、長い時間をかけて熟成されたものですよね。A級戦犯容疑の岸信介を祖父に持つ安倍(首相)は、昭和史をいわば身体に刻み込んだ右派政治家として育ってきたわけでしょ。良かれあしかれ、真剣さが違いますよ。死に物狂いでやってきたと言っていい。何というのか、気合の入り方が尋常じゃない。それに対して、野党には『死ぬ覚悟』なんかないですよ。これからもそうでしょう。だから、やすやすとすべてが通っていくに違いない。むっとされるかもしれないけれども、国会前のデモにしても『冗談じゃない、あんなもんかよ』という気がしますね」

(2016年1月21日付朝日新聞掲載 辺見庸インタビューより)


 改憲を目指す安倍晋三は死に物狂いだけれども反対する側はそうじゃないという辺見の指摘はその通りだろう。私がSEALDsで気になるのは彼らにまつわるコマーシャリズムと彼らを担ぎ上げた人たちの政治的な狙いの底の浅さだ。それにヒョイヒョイと乗ってしまって、あろうことか国民に迎合したつもりで天皇臨席の通常国会開会式に出席までした共産党にも驚かされた。毎回のように書くが、あれを評価して「共産党の本気度を示している」などと評価したのは反安倍系であっても保守的な連中に限られており、彼らのお追従の言葉に反して共産党の政党支持率は上がっていない。もちろん共産党以外の野党は論外だ。そのあたりを有権者に見透かされたか、予想外の大差のついた先の宜野湾市長選をはじめとして、地方選でも自民党の復調がこのところ目立つようになった。

 このように、日本の政治の状況は絶望の深さを増す一方だ。私がネットで蟷螂の斧をふるうことは止めないけれども。
http://mainichi.jp/articles/20160201/k00/00m/010/062000c

毎日新聞調査
内閣支持率51% 甘利氏問題は影響せず

毎日新聞 2016年1月31日 20時16分(最終更新 2月1日 00時06分)

 毎日新聞は30、31両日、全国世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は51%で、昨年12月の前回調査から8ポイント上昇した。支持率が5割を超えたのは2014年3月調査以来。不支持率は30%と前回より7ポイント低下した。甘利明前経済再生担当相が28日、自身と秘書の金銭問題で辞任したのを受け、甘利氏を閣僚に任命した安倍晋三首相の責任を尋ねたところ、「任命責任は重くない」との回答が46%、「任命責任は重い」が42%でほぼ同水準だった。甘利氏の問題は支持率に影響せず、安全保障関連法への世論の批判が薄れたことや、外交面での実績などがむしろ数字を押し上げたとみられる。

 甘利氏は辞任を表明した記者会見で、自身と秘書が千葉県の建設会社から現金を受け取ったことを認めた。秘書が関与した問題は弁護士による調査を続けている。今回の世論調査で甘利氏の「説明は不十分だ」は67%、「十分に説明している」は20%。辞任後も説明を求める意見が強い。

 首相の任命責任が「重くない」と考える層では内閣支持68%、不支持15%。これに対し「重い」と考える層では支持32%、不支持50%。首相に責任はあるものの内閣は支持するという人が一定程度存在している。

 甘利氏の後任に自民党の石原伸晃元幹事長を起用した人事については「評価しない」が50%、「評価する」は31%。内閣支持層でも「評価する」42%、「評価しない」40%と見方が分かれた。

 日韓両政府は昨年12月28日、慰安婦問題について「最終的かつ不可逆的に解決」することで合意した。この合意を「評価する」は65%で、「評価しない」の25%を大きく上回った。内閣支持層の75%が評価し、不支持層でも「評価する」は55%と過半数を占めた。

 しかし、この合意によって慰安婦問題が「解決するのは難しい」は72%に上り、「解決すると思う」は19%にとどまった。

 内閣支持率は男性で前回比5ポイント増、女性は同9ポイント増。女性で支持率が伸びたのが今回の特徴だ。

 政党支持率は、自民が前回比5ポイント増の34%。このほか民主7%▽公明5%▽共産4%▽おおさか維新4%−−などで、「支持政党はない」と答えた無党派層は34%だった。【今村茜】

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前エントリでも紹介しましたけど、SEALDsの奥田氏が辺見氏のインタビューについてこうつぶやいているんですよね。

https://twitter.com/aki21st/status/690765586259795968
「辺見さんの記事読んで、改めて左翼にはなりたくないなと思った。有名な作家大先生に、なんで『死ぬ覚悟』とか言われないといけないのか。思想信条のために全てを投げだして、怒りや全て曝けだせってことですかね。そんな為に私らの人生があるわけじゃない。あなた達の心の深淵がなんぼのものですか」
https://twitter.com/aki21st/status/690766264743043076
「悪いけど、世界が終わるときでも楽しく不謹慎でしぶとく、生きていくつもりです。死ぬのはもうゴメンです。生きるためにやってる」

辺見氏にしてさえ、「長い時間をかけて熟成されたものですよね・・・良かれあしかれ、真剣さが違いますよ。死に物狂いでやってきたと言っていい。何というのか、気合の入り方が尋常じゃない」という認識なのに、それに「思想信条のために全てを投げだして、怒りや全て曝けだせってことですかね。そんな為に私らの人生があるわけじゃない」って軽々しく見た上に「世界が終わるときでも楽しく不謹慎でしぶとく、生きていくつもりです」なんて言う呑気さ。それじゃ辺見氏が「冗談じゃない、あんなもんかよ」と呆れ返りながら怒りを覚えるのも道理だって気がします。sutetakuso氏もコメントしてました http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1424.html#comment19304 けど、「今の反体制運動には・・・本当に体制に虐げられている人の怒りを吸収したり、彼らに希望を与えたりできていない」「改善されなければ体制に危機が生じることを感じさせるほどのエネルギーを示すためのもので、示威行動ですよね。でも、後者のようには全くなっていない。だから期待できない」って指摘には大いに同意せざるを得ない気がするんですよ。反原発デモにも自分にさんかしたことがありますし、松井匡氏の新著 http://amzn.to/1SGym89 にも触れられていますけど、何か(“民意”を反映する装置が機能していない中で)“多くの有権者”の不満や批判を表明しているものではあっても、それが「改善されなければ体制に危機が生じることを感じさせるほどのエネルギーを示す」とこまでなっていない、どこかガス抜き的なモノにさえなっているって気もしちゃうんですよね。

ちなみに奥田氏の呟きを引用する形で自分も、

http://twitter.com/mtcedar1972/status/691397124286644224
「結局、現実の生きるか死ぬかって問題でどう行動するかってのを「思想信条のために全てを投げだして、怒りや全て曝けだせってことですかね」ってのが、自分がSEALDSに抱いていた違和感だったと改めて思うな」
http://twitter.com/mtcedar1972/status/691397334043750400
「この呟きにしても、"意識高い系"の臭さがプンプンするし」

って呟いたら、数時間もしない内に奥田氏からブロックされたんですけどね。奥田氏もケツの穴が小さい奴だなぁと思いながら、これで全体主義云々とかに抵抗できるのか、下手すれば一つ切っ掛けがあれば政権側に転向し兼ねない危うさってのを感じてしまいますSEALDsに限らず「オール○×」云々とかでも政策論議を禁止したりなどってのが目立ってたりしてて、これでは立憲主義だの法治だの“意識の高い”ことを口にしても安倍に敵わないなぁって悲観的になりますね(嘆

2016.02.01 10:11 URL | 杉山真大 #- [ 編集 ]

内閣支持率を問題にする場合、歴代自民党(自公も)政権の絶対得票率との比較も考える必要があるんだと思うよね。
近年では2005年の小泉郵政選挙が最も高い得票率を記録したけど、それでも確か、たかだか30%程度だったハズだから、全有権者を対象にサンプル調査が行われている内閣支持率との乖離はまだ解明されていない。選挙では全有権者の2~3割からしか支持されていない政党や内閣の支持率が、ナゼ、かくも高く出るのかという点です。ま、どこの国のメディア調査も大同小異なのだろうけど、ここにはやはり、体制派メディアによる「世論誘導」も臭うんだよね。

どう考えますか?

2016.02.01 11:49 URL | バッジ@ネオ・トロツキスト #- [ 編集 ]

お言葉ですが今回はごもっともと思わない点があります。日韓合意について言うと、ゴタゴタすればするほど日本左翼には都合がいいが、朴さんはそれで得はしない。いずれ片付くのはわかったこと。期待してはいけない。むしろ安倍が勝ったみたいな外務省のデマゴギーに乗るのはいけません。
辺見。負け戦でスケープゴート探しをするのは世の常ですが、行動した若者を叩いて何になるの?辺見も同調してる全共闘世代も、自分らは本気で戦って勝った、それに比べてお前らは、というなら分かるよ。だけどさ、成功体験ゼロでしょ?
最後に今回の支持率アップは金融緩和アナウンスメントの影響が大きいと思います。経済と分配で安倍が簡単に叩けると思った人、反省しなさい。

2016.02.01 12:23 URL | 野次馬 #mQop/nM. [ 編集 ]

他のエントリではブログ主に遠慮してあまりコメントしない主義ですが、今回は失礼いたします。
杉爺
君のナントカの穴の小ささときたら・・・
ステ公
他人の議論をベースにして論ずる姿勢って?どうぞどうぞまず君たちの成功体験から議論しましょう。

2016.02.01 14:55 URL | 野次馬 #mQop/nM. [ 編集 ]

〉経済と分配で安倍が簡単に叩けると思った人、反省しなさい。

安倍の経済政策や再分配の乏しさに問題があると批判をしているのは、
日本の状態を心配しているのであって、安倍を叩ける叩けないという次元ではないと思いますがね。
コメントしている方々を叩けるか叩けないかでしか考えてないから、野次馬氏は上記のような事が書けるんですね。

2016.02.01 18:08 URL | 一般的ウロタ #- [ 編集 ]

案の定野次馬とやらがハシャいでますけど、彼の言い分とは裏腹に(それこそにっしー氏が以前コメントした http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1419.html#comment19223 り、一昨年の総選挙の頃に菅野完氏が呟いた http://twitter.com/noiehoie/status/540299782284005377 様に)「ここのコメント書き込みの常連の方ほど政治に興味はないし、政治情勢に詳しくない」有権者の大多数にとっては、経済や再分配・福祉の方がずっと切実で尚且つ支持するか否かを決める要因だってことを改めて確認すべきじゃないですかね?

ここ最近引用している松尾匡の新著『この経済政策が民主主義を救う』 http://amzn.to/1SGym89 でも取り上げられていますけど、集団的自衛権やら安保法制やらげな発再稼働やら個々のトピックで注目を浴びる様な論点で反対が多くても、安倍政権や自民党・“保守”の支持率は野党や“政権批判”側よりも多いって現実があるのですよ。幾らウヨクで立憲主義を蔑ろにしようとしている政権でも、経済や福祉に関して不熱心でトンデモ・下手すればシバキも辞さない様な政党よりはマシって考えている有権者が多いってのが、甘利大臣の金銭スキャンダルがあってもさらなる金融緩和で政権を支持するという結果になっている訳です。

あと、野次馬とやらは言ってますけど、

>辺見も同調してる全共闘世代も、自分らは本気で戦って勝った、それに比べてお前らは、というなら分かるよ。だけどさ、成功体験ゼロでしょ?

少なくともSEALDsだって、安保法制を阻止できなかった・大阪W選で自民党の案山子候補に乗ったりしたなど「成功体験ゼロ」ですよね。成功体験が無く失敗したからこそ学ぶべきものがあるというのなら兎も角、成功体験がある者だけが偉そうに言えるって言いたい訳?

余りに(ここのブログ主や他のコメントした方々に)失礼過ぎるんで声を大にして言いますけど、野次馬なるバカは「きまぐれな日々」や「kojitakenの日記」・更には松尾氏の新著や辺見氏の著作を何百回でも読んだ上で手前のバカさ加減を反省して貰いたいものだな。まぁ、当人にその気があるとは到底思えないし、そればかりかイザとなれば「楽しく不謹慎でしぶとく、生きていくつもり」とばかりに政権側を賛美するんでしょうけどw

2016.02.01 20:01 URL | 杉山真大 #- [ 編集 ]

 「全共闘」が当人たちの主体的目的に対して全く「成功」した部分がないのかどうかは置いておくとして、安保闘争等の反政府運動の盛り上がりは政権の施策に影響を与えたことは、全く否定できないと考えますけどね。もう、3度目くらいだと思うけど、じゃ、これまでの日本の戦後政治は、現自民党を中心とした勢力の望むとおりに運営されてきたものなんだ。へー。

>他のエントリではブログ主に遠慮してあまりコメントしない主義ですが、今回は失礼いたします。

 嘘こけ。

2016.02.01 22:45 URL | suterakuso #- [ 編集 ]

>経済と分配で安倍が簡単に叩けると思った人

 っで、誰のこと? 相変わらず捻じ曲げるね。捻じ曲げて、成敗して、ヒーローになる。石原・橋下的マッチョかよ。ま、その能力も低いけど。

2016.02.01 23:02 URL | suterakuso #- [ 編集 ]

杉爺のいう切実な問題が分配であって他に何もないというのなら、もう公明党への回収、いや改宗は時間の問題だね。連中は今後最低賃金を問題にするそうだし。
SEALDsか戦争法案阻止に失敗した?デモ参加者を暇人と喝破し何もしなかった君なら阻止したのか?君や辺見のような成功体験ゼロの連中が指図したら全て終わり。そんなことは社会生活の経験のある者は誰でも知っています。それと、クルーグマンもピケティも君の経済論の根拠にはならない。その点はいいね?
おいおいステ公、誤魔化すな。全共闘が体制変革のために闘われたことはよーく知ってます。その点成果ゼロどころかマイナスだ。若さゆえの害は許されると思うが、それにプライドを感じているとは。君たちは過去を見つめて謙虚にならなければいけない。暴走族からだって立派に立ち直った人がいるんだよ。

2016.02.02 00:14 URL | 野次馬 #mQop/nM. [ 編集 ]

 あ、なんだ、全共闘って、暴力闘争に走った学生運動限定のことだったんだ。正直、よく知らんし、シンパシーも感じたこともないんだけど、そういや、中核派の逮捕のことにケチをつけたら、それだけで中核シンパなんだったね。それにプライド? アホか。誰と戦ってんの?

2016.02.02 00:35 URL | suterakuso #- [ 編集 ]

私はシールズの本質は極一般的で保守的な学生が遊びで反安倍ごっこをやってるだけであって、そもそも中身がない以上、批判する意味もないと思います。
シールズを担いでる言論人も、もし商業主義でやってるんだったら、民主主義がどーたら戦後の平和主義がどーたら言うよりも、原子力屋とつるんで反・反原発キャンペーンやった方がよっぽど金になるでしょう。印税や講演料なんかより桁違いの額が稼げるから、現に萱野稔人とか開沼博とか元から胡散臭い系で評判なんか気にしなくていい連中は原発・フクシマ論壇に移ってる。
辺見氏は言論界における原発ゴロツキだった吉本隆明が死んで追悼ムードで吉本批判はタブーみたいな中で、「これで完全に昭和が消えた」として吉本と関わってしまった自分の過去を自己批判したという点で、日本ではもう絶滅危惧種に近い、筋の通った言論人であることは間違いない。だからシールズのようなどうでもいい「現象」について語るのは時間の無駄なのでそれより大局的なことを語ってほしい。

2016.02.02 01:21 URL | スーベニア #- [ 編集 ]

も少しバカに付き合ってやるか。

> 切実な問題が分配であって他に何もないというのなら、もう公明党への回収、いや改宗は時間の問題だね。連中は今後最低賃金を問題にするそうだし。

安倍が施政方針演説で「同一労働同一賃金」というのを言ってたけど、昨年9月に施行された「同一労働同一賃金推進法」では(同一労働ならどのような雇用形態でも給金を同じにする)“均等待遇”よりは(職責の重さに応じた待遇を認める)“均衡待遇”に重きが置かれて骨抜きにされたという批判すら上がっているんだが。

それから最低賃金だって「第一の矢」が利いた分だけ確かに上昇基調にはあるけど、それでも非正規雇用や中小企業の労働者の生活が成り立つとこまではいっていなくてAEQUITAS (エキタス) http://aequitas1500.tumblr.com/ が「最低賃金を1500円に上げろデモ」 http://twitter.com/aequitas1500/status/675926978386526208/video/1 とかやってたりしている訳だけど。

で、「切実な問題が分配であって他に何もないというのなら、もう公明党への回収、いや改宗は時間の問題」。そういう認識なら、それを止めるためにマトモな社会政策や経済政策を出すのが筋ってもんじゃないか?

> SEALDsか戦争法案阻止に失敗した?デモ参加者を暇人と喝破し何もしなかった君なら阻止したのか?君や辺見のような成功体験ゼロの連中が指図したら全て終わり。そんなことは社会生活の経験のある者は誰でも知っています。それと、クルーグマンもピケティも君の経済論の根拠にはならない。その点はいいね?

手前の失敗自慢をするくらいなら人の失敗に謙虚に学びたまえってビスマルクの名言だって存在する訳だが。兎も角として、阻止出来なかったばかりか政局の玩具にされたりされたという点で、SEALDsは「成功体験ゼロ」の団体である訳なんだが。ましてや「失敗自慢」ばかりか「成功体験ゼロの連中が指図したら全て終わり」と開き直ってりゃ、「人の失敗に謙虚に学」ぶ姿勢すら無いってことは傍目にも解るな。

あと、クルーグマンもピケティもアベノミクスはおろか手前の一寸齧った様なお説の論拠にすらならない訳だけどね(松尾氏の新著 http://amzn.to/1SGym89 でもその辺りを指摘してるし)。つか、野次馬なる輩はマトモな経済の教科書や専門書の一つでも読んだことがあるのかね?それこそ巷に出ている俗流の“お手軽経済本”とかネット上の煽情的なネタで、経済を解った気になっているのかね?「経済は科学」云々って言ってる割に、手前のお説からは「科学」以前の筋立ったお説も無く「政権のプロパガンダ」を無批判的に拡散してるだけって印象しか持てないんだがな。

> おいおいステ公、誤魔化すな。全共闘が体制変革のために闘われたことはよーく知ってます。その点成果ゼロどころかマイナスだ。若さゆえの害は許されると思うが、それにプライドを感じているとは。君たちは過去を見つめて謙虚にならなければいけない。暴走族からだって立派に立ち直った人がいるんだよ。

以前の書き込みで名前間違えてました。失礼します(爆

で、「全共闘が体制変革のために闘われたことはよーく知ってます。その点成果ゼロどころかマイナスだ」「暴走族からだって立派に立ち直った人がいるんだよ」か?お前のお説通りなら、内ゲバとか総括とかやらかした連中は兎も角、何時の間にやら会社や官庁に入ってともすれば体制側で場合によってはシバく側にもなっている連中は「立派に立ち直った」ことになるんだろうね。成程、君はSEALDsが改憲を阻止出来なくても、体制側に巧く取り入って今度は自分たちが国を支配する側になってやろうってのを当然だと思っている訳かw

2016.02.02 05:59 URL | 杉山真大 #- [ 編集 ]

杉爺、じゃあ聞くが、いつになったら君は本気で分配を始めるんだい?命かけなきゃファシストだというぐらいだから、君にはその覚悟があるはずだ。さっさと自分の資産を始末して本当に困っている人に分配しなさい。君の信念に従って。そんなこと考えたこともないのか?分配信者のくせして。それでも私は君をファシストとは呼びません。強欲爺さんといいます。

2016.02.02 12:16 URL | 野次馬 #mQop/nM. [ 編集 ]

ステ公またおとぼけを。君はあれは中核派ではない、レッテル張りはやめろと学級委員やってたよね?今回君も認める通りその件は一件落着だ。さて、全共闘興味もないし知らないで昔の大衆運動に意味があったって言ってるわけか?どこが?
日本の将来を憂えている人、確かに君たちの年金は危ない。おまけにクルーグマンのインフレターゲットは年金生活者をヒットします。何で反対しないの?
その他勇ましいこと書いている同志諸君も何か自分でやりなさい。分配といっでおこぼれにあずかろうなんて甘いよ。

2016.02.02 13:01 URL | 野次馬 #mQop/nM. [ 編集 ]

辺見庸は、「思想信条のために全てを投げだせ」なんて言ってませんよ。奥田君も野次馬さんも朝日のインタビュー記事、ちゃんとに読んでないでしょう。
インタビューで「ご自身はファシズムに抗えますか。」という問いに対する辺見さんの答えが以下です。

「そこに仮説として自分を立たせてみて、『じゃあ、自分だったら避けられたか』と問うてみるんです。あれだけ組織的な、誰もが疑わずにいた天皇制ファシズムと軍国主義のなかで、ぼく一人だけが『やめろ!』と言うことができたか。それは一日考えても二日考えても、到底無理だと言わざるを得ません。そういう局面に自分を追い詰めていく苦痛から再出発する以外にないと思うんです」


また、彼は日中戦争中「ペン部隊」と称して戦地に派遣された作家達について書いたエッセイで、自分もその一員だったかもしれないと述べています。そして、過去に学ぶしかない、こうして自分を問い詰めることが「戦争賛美など私は絶対にしない」というような根拠のない自信よりはるかに大事だと。朝日のインタビューでも「ぼくは、未来を考えるときは過去に事例を探すんです。むしろ過去のほうに未来があって、未来に過去がある。そういうひっくり返った発想をしてしまう。」と言われてますね。
要は思想の深さを問うているのです。人々を動かし、現象ではなくムーブメントとしていくにためには「もっと迂遠で深い思想が必要だと。

それを「すべてを投げ出せ」としか受け取められないのは悲しいですね。

2016.02.02 16:18 URL | #mQop/nM. [ 編集 ]

 やれやれ…。最初、何言ってんのか全然わかんなかったけど、でも、わざわざ解読したけど、こういうことなわけね。

>君はあれは中核派ではない、レッテル張りはやめろと学級委員やってたよね?

ってのは、私が、あんた(=野次馬)はレッテル張り野郎だ、white noiseさんは中核派の逮捕に対するsealdsの対応を非難しただけだ、それだけで「中核シンパ」と呼ぶのはレッテル張りだ、こいつは自分の主張を通すために卑怯なレッテル張りをする奴だ、と言ったことだよね。ほら、また捻じ曲げる。べつに私はwhite noiseさんが中核派であるともないとも言っていない。中核シンパであるともないとも言っていない。レッテル張りはやめろとも直接的には言っていない。間接的には言ったが、それは主眼ではない。

>今回君も認める通りその件は一件落着だ。

ってのは、上のコメントで私が

>そういや、中核派の逮捕のことにケチをつけたら、それだけで中核シンパなんだったね。

って、あんたの脳内定義について言ったことを、あんた(=野次馬)は、私(=suterakuso)がそう考えるとみなすって、悪ふざけで言っているってことだよね。

 そんだけ、ふざけた態度をとりまくって、そして、愚かで弱い他人を見下す賢くて強いオレ様を演出しまくって、いったい、あんた何がしたいの? ここで。

2016.02.02 18:39 URL | suterakuso #- [ 編集 ]

〉分配といっでおこぼれにあずかろうなんて甘いよ。

再分配を重視する人はおこぼれ狙い扱いですか?
どこまでも他人を見下していますね。
前にも書きましたが、働きたくても無理な人もいるとか、人生何が起こるか分からないとかいう発想はないようですね。

野次馬氏は自分の力だけで生きれる自信があるようですから、一生それを貫いてくださいな。

2016.02.02 19:02 URL | 一般的ウロタ #- [ 編集 ]

このコメントは管理者の承認待ちです

2016.02.04 14:05  | # [ 編集 ]

http://kamogawakosuke.info/2016/02/04/no-1137-%e6%8a%80%e8%a1%93%e9%9d%a9%e6%96%b0%e3%81%a7%e9%9b%87%e7%94%a8%e6%b8%9b%e5%b0%91%e3%81%b8/

経済のサービス化とか脱工業化とか高度情報化とか言われている20世紀末期以降の動向は、製造業部門で資本の有機的構成が傾向的に高度化することに促迫された、「資本主義の枠内での資本主義の逃げ道」でもあるんだよね。
そう、余剰労働力を労務集約型の非製造業部門にシフトさせることで資本主義の延命を図ろうとする、資本主義自身の悪あがきなんです。

しかし、そういう悪あがきによっても、資本蓄積に不可欠な「豊かな消費者=豊かな市場」は維持・育成出来ない。なぜなら、有機的構成の高度化が停滞する労務集約型の非製造業部門(=サービス、科学・芸術・文化部門)では、生産性の向上の実現・連続ではなく、長時間低賃金労働が常則になるからです。つまり、豊かな消費者や市場は確保出来ない。

なお、第3次産業部門での資本蓄積や価値損耗・価値収奪の実態は、近代経済学でも20世紀型マルクス経済学でもまだ明らかにされていません。
例えば、「コピー商品」の価値規定や価格論、ソフトウェアの価値損耗(=減価償却)のような問題が、経済学的にはまだ解明されていないのだ!(20世紀型マル経内でも論争未決着)
価値の磨滅には、社会的磨滅と共に使用価値の物理的磨滅が排除できない点や、社会的必要労働時間が無意味かつ存在しない労働部門および労働成果分野では、「過渡期の経済学」が求められている、ということです。

物質的生産部門での就労割合が低下する「ポスト・インダストリアル」段階の資本主義とは、資本の自己批判が開示された「通過点」なのです。
それは、資本主義に形式的に包摂されていても、実質的には資本自身が資本主義を超出しようとしている歴史段階だということです。

2016.02.05 16:19 URL | バッジ@ネオ・トロツキスト #CrLMSZ1k [ 編集 ]

 朝日の光の当て方の問題もあるのでしょうが、この記事↓なんか、ほんと、「ぬるい」って思わせるものですよね。

「青春は恋と革命だ!」 寂聴さん・SEALDs座談会
http://www.asahi.com/articles/ASJ1V4DBHJ1VUPQJ002.html?iref=com_alist_photo

これを読んで思うのは、少なくとも80年代後半ころからはいる社会活動に参加したりするタイプの子たちの一種と考えてよいのだろうなってことです。私は、べつにそういうのを悪いと思わないというか、むしろよいことだと思います。ただ、現状の政治を打破するエネルギーを持っているかというと、そうではないというだけで。あ、今はそういう子たちのなかでこんな活動する子が(少し?)増えているんだっていうだけで。それと、やっぱり、この子たちって、よくも悪くも、とっても恵まれているタイプの子たちだなと思います。

 あと、なんか、この記事、政治に興味を持つ若い層にアピールしたり、政治に興味を持つ若い女性像ってのを提示してそのあり方を社会に浸透させたりして、読者を確保しようという、朝日の商業的な意図が臭うなぁって思います。

2016.02.05 21:11 URL | suterakuso #- [ 編集 ]

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2016.08.07 21:53  | # [ 編集 ]













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