きまぐれな日々

 フランスの極右政党の躍進や、アメリカの大統領選共和党候補選びで共和党支持者からトランプが大人気を博していることなどの「極右の台頭」が2015年の欧米の政治状況の特徴だったと言えるかもしれない。

 だが、日本はそれをもう2年も前に先取りしている。極右政権が発足して既に3年が経過しようとしている。お隣の韓国も似たようなもので、朴槿恵政権は疑いもなく極右政権である。ただ、韓国の場合はまだしも裁判所が極右政権の意図を「忖度」した判決を下さないだけの良識を保っていることが先の産経新聞記者の無罪判決で示された。一方、日本では夫婦別姓の強制を最高裁判所が合憲と判断したが、これは露骨に「夫婦別姓は家族の解体を目的とした共産主義のドグマだ」と言い放ったことのある極右宰相・安倍晋三の意を汲んだ判断としか言いようがない。

 ついでだから書くが、日本の右翼(極右)による慰安婦問題の歴史修正主義に対する韓国極右政権の態度を、ナチの言説に対する戦後の(西)ドイツの態度になぞらえる言説は誤りだと私は考えている。

 この年末につくづく思うのは、もう3年も極右政権が続くと、それが日本の社会の「惰性」になってしまっているという冷厳な現実だ。安保法案の審議中大きく落ち込んだ安倍内閣の支持率が、この4か月で元に戻ってしまったことは、この惰性力の大きさを物語っている。

 だから安保法の成立は、成立時に「リベラル・左派」の多くが論評したような「負けたけれども未来に希望を感じさせる負け」なんかではなく、「絶対に負けてはならなかったはずの戦いに負けた、致命的に近い負け」だった。その後さらに日本の政治の「崩壊」は加速する一方である。元下着泥棒の大臣はいつまで経っても辞める気配もなく、それどころか気の早い週刊誌の予想記事によると、元下着泥棒は次の衆院選にも負ける気配はないらしい。

 これは、立憲主義という最強の「守り」の武器の威力をせっかく6月に憲法学者たちが知らせてくれたにもかかわらず、それがいつの間にか民主主義を求める「攻め」の戦いであるかのように、安保法案反対の勢力が自ら見せかけてしまった、つまりイメージ戦略を誤ったことが大きな敗因になったのだと思う。私自身、安保法が成立してから立憲主義について憲法学者たちが書いた本を読んでこの結論に至ったというレスポンスの悪さなので、偉そうなことは言えないのだが。

 だが、安倍内閣の支持率V字回復という現実を直視できずにうろたえ、週刊朝日(2015年12月16日号)に「どういうこと?」と書いた室井佑月(及びそれをブログ記事に引用した「リベラル」のブロガー)には、民主党政権の失敗の原因をなお総括できていないようだから、記事の後半ではこれに関する坂野潤治の指摘を紹介する。

 室井佑月という人は、2010〜12年の民主党政権時代の民主党内抗争において、小沢・鳩山一派を熱烈に応援していた人間だが(だから前述のブロガー氏とは立場を異にするはずだが)、菅直人が前原誠司や野田佳彦らの松下政経塾組と手を組んでできた内閣やその後の野田内閣には、原発に関する政策くらいしか見るべきところがなく、それも野田政権時代には骨抜きにされた(とはいえ原発回帰の安倍内閣よりはよほどマシだったが)ことについては私も異論はない。しかし、それならそれまでの鳩山内閣は良かったのかというとそうではない。辺野古現行案への回帰を決定したのは菅直人ではなく鳩山由紀夫であるという事実などもあるが、それ以前に小沢・鳩山一派はマニフェストを政争の具にしてしまった。彼らは党内抗争の最中、菅政権や野田政権はマニフェストを守らなかったから国民の支持を失ったのだと主張した。

 しかし、2012年の衆院選の結果は、その主張が誤りだったことを証明した。なぜなら、2009年の民主党マニフェストへの回帰を求めた人たちが作った「日本未来の党」には、民主党に対してよりもさらに厳しい有権者の審判が下され、9議席しか獲得することができなかったからだ。だが、今でも当時の「小鳩シンパ」(「小沢信者」どもは論外だからここでは論評の対象としない。ここで私が批判しているのは、真面目な小沢・鳩山支持者たちである。念のため)たちは民主党政権の失敗を菅政権以降にのみ求めることが多い。「なっていない」と私は思う。

 坂野潤治が民主党政権の失敗について山口二郎と話し合おうと言って手紙を出したの鳩山政権時代の末期、2010年4月である。つまり鳩山政権時代に既に民主党政権の失敗は明らかだったのである。

 坂野潤治は、民主党政権の失敗の「真犯人は、マニフェスト論者だったと思う」と指摘している。以下、坂野潤治・山口二郎著『歴史を繰り返すな』(岩波書店,2014)から引用する。

 坂野 (略)民主党の指導者は「理念」とは「政策」だと考えていたように思える。だから「政策」でつまずくとパニックになってしまう。「理念」というものは、今すぐ実現しなくても、将来は必ず実現させるというもので、それを言い続ければいいのに、「事業仕分け」で思ったほど財源が浮かないと、その時点で浮き足立っちゃった。

 その意味で僕は真犯人は、マニフェスト論者だったと思う。二〇〇九年八月三〇日の政権交代の時には、馬も鹿もみんなマニフェスト教徒だった。でも、マニフェストというのは約束した「政策」の実現度でその「理念」まで計ろうというもので、当時から僕は大反対だったんだ。後出しじゃんけんではない証拠に、八月三〇日からわずか一六日後に行った雑誌のインタビューを再録しておきたい。僕が“古い新左翼”と呼んでいる雑誌『状況』の記者に、二〇〇九年九月一五日に応じたインタビューです。

 ――今回の政権交代に期待してるとすれば、マニフェストで言ったことをやることができるかどうかだと思いますが。

 そんなことではないと、僕は思う。そんな具体策やっていたら袋小路だよ。具体策ではなくて全般的な変革ムードを喜んでいればいい。だって、夢くれたんだから、いいじゃない。(中略)子育てにみんなが関心持ってくれりゃいいけど、その時には、高齢化問題どうしてくれるんだって言うでしょ、で、高齢化問題どうかしようとすれば、その年金負担をどうしてくれるんだって、少子化の下で、年金払えるかっていう、そういうふうにぐるぐる廻りになってくるから、絶対に、個々の具体策では国民を満足させられないよ。

 ――政策的にできないということですか。

 政策はできますよ。みんな、個別の政策だから。できるけど、やったところで国民はなにも満足しない。(中略)
 だから、格差是正問題は、基本的に辻褄が合わないから、格差是正に努めるという全体のイデオロギーを出しとけばいいし、(中略)我々は、格差是正を目指し、弱者を救うための政治をやるんだってスタンスを、南無阿弥陀仏みたいに、毎回、言うことだとおもう。

(『状況』二〇〇九年一一月号、一六―一七頁)


 「イデオロギー」とか「南無阿弥陀仏」だとか、わざとどぎつい表現を使っているけど、言っていることは、政権とってすぐマニフェストに掲げた個別の政治に点数を付けられていては何もできない。格差是正とか社会的平等とかいうのが党員全員の理念になっていれば、短期的には政策として実現できなくてもいい、と言ったんです。今から五年前のことですが、この「理念」が今の民主党内で維持されているのか、大変心細い。

(坂野潤治・山口二郎『歴史を繰り返すな』(岩波書店,2014)84-86頁)


 新自由主義者揃いの松下政経塾組が「格差是正」など本気で考えているはずもなかったのは当然だし、そんな彼らと組んだ菅直人の罪は極めて重い。しかし、それに対抗する小沢・鳩山側がやったことは、マニフェストを振りかざして党内主流派を攻撃することだった。つまりマニフェストを「政争の具」として利用したのだ。そして、彼らの党内抗争に理念もへったくれもなかったことを示す象徴が、2011年の菅内閣不信任案騒ぎだった。あの時小沢一郎や鳩山由紀夫が組もうとしたのは自民党だったのだ。それこそ「格差是正」の理念とは正面から反することだった。つまり、菅直人一派と小沢・鳩山一派は「どっちもどっち」「五十歩百歩」でしかなかった。そして、彼らがこのような愚行に走ったのも、「格差是正」や「社会的平等」が、ほかならぬ小沢一郎や鳩山由紀夫や菅直人といった当時の民主党の最高指導者たちの理念になっていなかったからにほかならない。もちろん、彼らの理不尽な党内抗争を応援した、具体的には小沢一郎や鳩山由紀夫が自民党と手を結ぼうとしたことを容認した室井佑月についても同じことがいえる。

 この民主党政権の愚行を見た国民は絶望し、だからどんなにひどくても民主党政権よりはましだろうと思って安倍内閣を支持し、安倍内閣が安保法案成立に向けて暴走した時にはこれに眉をひそめても、時間が経つとすぐに安倍政権支持へと回帰してしまう。

 室井佑月がそれを見て「なぜだ」と叫ぶのは、民主党政権の失敗について、民主党、特に小沢・鳩山派を応援した自分自身の総括ができていないからだ。それができない限りは、どんなに週刊誌に政権批判の記事を書いても、安倍政権打倒、自民党政権打倒の結果につながる日はいつまで待っても来ない。そんなことは当たり前だ。
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負けたことは事実で、だから大量に転向組が出ているのだとは思ってます。それがイメージ戦略のせいなのか?もっと闇は深い。平和憲法なぞどうでも良いという動きは戦後直後からあったのであって、敵にとっては70年ごしの戦いだ。事実、司法行政当局が法律のレベルでは戦前の法体系をそのまま引き継いできたことはよく知られています。その上にあった美しいリベラリズム憲法は最初から異物だったのです。立憲主義を自ら実現したことのない国民にはその意義がついにわからなかった。残念ですが。

2015.12.21 10:47 URL | 野次馬 #mQop/nM. [ 編集 ]

 初めて書き込みます。

 民主党政権の失敗について、政治闘争の経緯から見た考察は、管理人の書く通りでしょう。しかし、一般の大多数の国民の認識とは違う。一般人は、管理人やここのコメント書き込みの常連の方ほど政治に興味はないし、政治情勢に詳しくないんです。

 民主党政権(ひいては民主党)が嫌われているのは、テレビや新聞を読み、細かいことは無視して「何となくゴタゴタしている」「何も決められない(ねじれ国会の頃)」と感じたから・あるいは、生活実感から「(民主党政権下で)景気が悪くなっている」と感じたからだと私は思います。

2015.12.21 13:08 URL | にっしー #PGaXwyUs [ 編集 ]

このコメントは管理者の承認待ちです

2015.12.22 02:48  | # [ 編集 ]

途中送信になってしまい申し訳ありません。

>韓国の場合はまだしも裁判所が極右政権の意図を「忖度」した判決を下さないだけの良識

私はそうは思いません。報道によれば判決の前に外務省から日韓関係に配慮した判決を求める文章が届いていたようです。
大統領の意に反する文章は通知出来ないでしょうし、外務省も裁判所も「忖度」したと言われて当然でしょう。

司法権の独立については最高裁の人事の問題、また、アメリカの介入を招いた日本の国民として他所様に偉そうなことを言える立場にありません(韓国は中世だとはしゃいでいる産経新聞やそのシンパはどうかしています)が、昨今のデモの鎮圧や規制、名誉毀損の乱発やらで隣国もどうしようもないと考えています。

若い人が概ね日本より政権にそっぽを向いているだけマシかもしれませんが、野党の低迷からして東アジアの極右化は止まらないでしょう。
アメリカ、欧州、東アジア、そしてロシアにトルコ、イスラエルと過去の破滅へ進んでいるように思えて仕方ありません。

2015.12.22 03:06 URL | #- [ 編集 ]

はてな日記の方でkojitaken様が「今年ほど、坂野潤治のいう『崩壊の時代』が実感された年はなかった」と回顧していましたけど、こっちのブログのコメントでの遣り取りでも「『崩壊の時代』を実感」せざるを得ませんでしたね。一見して政権批判や「アベ政治を許さない」あるいはネオリベや極右・保守反動を批判するような恰好をしていても、いざ肝心なとこを突かれると途端に地が出てネオリベ政治家の批判のつもりがネオリベそのもののことを主張したり相手側を「ふわっとした民意」とバカにして自民党丸抱えの候補を支持したり、果ては安保法制を国家の重大事の如く言っている御仁が(多くの有権者にとって切実な)社会政策や税制・経済政策に対してバカにした態度を取り「がんばって稼いでくれたまえ」などと言う始末、政治情勢を知らない人間からすれば政権批判ってこんな程度の者かと白けるのは道理でしょうし、況や政治にマジメに関心を持っている人間からすればお前らが「崩壊」させているんだろ!と怒鳴りたくなりますよ。

丁度、本日『朝日新聞』国際面で連載されていた「ポピュリストの欧州」が一応の完結を見、その前日には(「ポピュリストの欧州」でもちょっと取り上げられていた)スペインの左派新党「ポデモス」が一挙に大量の議席を獲得し既成政党に批判を突き付けた http://www.asahi.com/articles/ASHDP12Y8HDNUHBI00Z.html ことが報じられてました。で、「ポピュリストの欧州」の連載や「ポデモス」に関する記事などに目を通したりしてましたけど、彼らは(極右・急進左派の別なく)ずっと地に足の着いた言動と行動をしていますよ。「ふわっとした民意」などと大衆を"衆愚"呼ばわりすることなんて決してしないし、身近な悩みや切実な問題にはチャンと対応する。少なくともこの国での反原発とか"しばき隊"とかSEALDs界隈の面々と比べてみても、「政治に興味はないし、政治情勢に詳しくない」「一般の大多数の国民」の切実な政策課題に応える姿勢があります。

翻って我が国はどうか?それこそ政治に関心があるないし政治や市民活動に携わる人間に(それこそ「ポピュリストの欧州」で取り上げたオルバン・ハンガリー首相の様に)社会問題や活動を踏み台に体制に取り入ったり名前を売り出して人気を得ようとしている輩が目立つでしょう。勿論、地道に真面目に活動したり政策を練っている方々だって少なからず存在することは承知してますよ。しかし、そうした方々は殆ど注目されることが無いし、そうした動きがあることを「一般の大多数の国民」ですら知らないことが多い。一方で「オール××」とか「アベ政治を許さない」・SEALDs界隈のは何かと注目されマスコミ報道でも報じられることが多かったりしますけど、その内実はというと(実際「オール××」に関するFacebookグループに参加したこともありましたが)戦前のオールド=リベラリストの如き「戦争はしないが改革はする」ハト派のネオリベにホイホイ乗ったり、過去に原発事故や地震の被災者に対し暴言を吐いていた"アーティスト"を候補者として公認したり、権力批判のジャーナリストに一旦インタビューを申し込んだと思えば突如キャンセルし更には連載を載せていた出版社が言い訳じみた弁解で醜態をさらしたり、社会民主主義を名乗る政党の議員が(それこそフリードマンでさえ「衰退と硬直の戯画」とまで言った)ハイエク流の保守主義的経済観の持ち主 http://amzn.to/1OfKonS と意気投合しているのを見ていると、何だお前らだってポピュリズムそのまんまじゃないか・それで安倍政権に勝てると本気で思ってるのか、って小一時間議論を申し込みたくなりますね。

で、坂野氏は「崩壊の時代」の後に来る希望を託しているかの様な姿勢だそうですけど、そもそもそうした「崩壊の時代」→新生っていう清算主義の変奏が橋下などに代表される様なグレートリセット願望を引き起こし、それに失望してはまたそれの繰り返しで「崩壊」が進んでいると自分は思いますね。坂野氏は近代日本の「崩壊の時代」を日中戦争の泥沼化から敗戦の8年間だと定義してますけど、日本史を紐解けば「崩壊の時代」が必ずしもそんなに短い期間で済むとは限らなくて、江戸時代の「崩壊の時代」は(天保の改革の挫折から明治維新までの)25年にも及ぶ長きにわたるものでしたし、室町時代に至っては(応仁の乱の勃発から幕府滅亡までの)106年にもわたる緩慢な「崩壊」だった訳です。しかも「崩壊」した後に必ずしも希望や新生があるとも限らない、チューリップバブル崩壊後のオランダ・同じく大震災で打撃を受けたポルトガル、どちらもそれ以前の繁栄すら取り戻せずに終わってしまっています。東日本大震災の後にNHKの音頭取りで『花は咲く』とかいう復興支援ソングなるものが作られましたけど、今の日本の現状と「崩壊」後の姿は寧ろ『花は咲けども』 http://youtu.be/5Vd8owCwSTM の様な救われない現実が来る悪寒が自分には感じるのです。

2015.12.23 17:23 URL | 杉山真大 #- [ 編集 ]

お久しぶりです、でも相変わらずですね。
私は小沢鳩山の為に民主党が崩壊したとは考えてはいませんよ。
blog主さんは、小沢さんらが菅おろしをした背景を少し軽く考えておられませんか。
参議院選挙直前に菅総理が増税を、しかも消費税の増税をぶち上げたのです。
これはもう公約破りです。
そして勝てるべき選挙をわざと負けさせたのが菅総理です。
その結果民主党は、野党自民党の協力なしには政策を実行できなくなったのに、菅総理には反省ゼロでした。
これで公約であった政治改革の実現への道は事実上閉ざされたのです。
しかも菅総理は、総理の座に居座り続けました。
だから小沢さんらは菅代表降ろしをするしかない程に追い詰められたのです。
しかし最後のところで小沢さんは田中康夫さんらの説得もあり、不信任案賛成を思いとどまりました。

私は菅という人物を最低の輩と思いました。
彼はそもそも小沢鳩山両氏が、霞が関やマスコミに逆らったことで徹底的に人格攻撃を受けるのを見て、自分はそうなりたくない為か、なんと霞が関やその背後に控えるアメリカに増税やTPP参加で恭順の姿勢をみせて、マスコミには接待までして媚を売ったのですからね。

そうそう鳩山さんが辺野古基地移転を断念させられたのも、官邸内で内密に進めていた計画を、朝日によりスクープされたからでしたよね。
あれなども、官僚が鳩山さんを追い落とす為に朝日にリークしたとしか思えません。
そもそも霞が関はアメリカ側に対して、鳩山の言う事を聞くなとまでご注進をしていたくらいです。
ちなみにウィキリークスによれば、当時薮中外務次官は、アメリカ側からのオバマ大統領広島行きに対して打診を受け、断っていたそうですね。
もし実現してオバマ大統領が原爆投下について何らかの発言をしていたら、鳩山政権にとってプラスになることは間違いなかったでしょう。
霞ヶ関外務省は、そうやって鳩山政権の足を引っ張っていたという事になります。

それで鳩山内閣崩壊後は菅も、そして野田も、国民の期待を裏切って政権維持の為に第二自民路線を突っ走ったわけです。
そして野田が総理の時に、またしても消費税増税をぶちあげて解散をして大敗北しました。
この時に元財務官僚だった藤井補佐官が怪しい動きをしたのではないかと報じられていましたが、たぶんそうだと思います。
野田総理は財務省にマインドコントロール状態だったのでしょう。
彼はそういえば外務省にもコントロールされていて、尖閣国有化宣言で日中関係を最悪の状態にしましたよね。

まあそういうわけで、責任の主体は小沢鳩山ではなく、民主党政権潰しを画策した霞が関とマスコミにあるというのが正解でしょう。
そして民主党は小沢と鳩山を失い自滅したわけです。
今民主党に残っているのはアメリカの手先のような前原と長島(共に安倍総理のお友達でもあります)、そして八方美人で何も決断できない岡田のような人物ばかりです。
未だに地道に原発後のエネルギーを追及している川内さんらは落選したままですし、TPP反対で活動を続ける山田さんも党外に去り、独自に活動を続けられています。

ちなみに未来の党が支持を得られなかったのは、マスコミが未来の党を徹底的に泡沫扱いにして無視したからです。
小沢さんらは未来の党で起死回生を図りましたがマスコミにより潰されました。
え?なんでもかんでもマスコミのせいにするかですか?
でもねblog主さん、あの大阪維新の橋下人気も、きっかけは在阪マスコミが徹底的に持ち上げ、対東京へのヒーローとして持ち上げたからですよね。
ですから一時期用済みになった頃はマスコミが取り上げなくなり、彼は過去の人扱いでした。
それが安倍政権に必要になった途端に再びスポットが集中して当てられ、すっかり人気回復です。
日本では世論は常にマスコミがリードして形成されます。
その辺を改善していかないと、国家権力と情報を牛耳る霞が関と、その影響下にあるマスコミが手を組めば、この国ではなんでもありということです。

もういい加減に小沢さん憎し辞めたらどうですか?
それがblog主さんの目を曇らせている様に見えます。
いまやリベラル派というか、自主独立派は手を携えて連携してアメリカの手先の安倍自民に対抗していかなければならないのです。
せっかく若者のなかにも声を上げて頑張る人たちも出てきたのです。
今は機能不全の民主党ではなく、個々の政治家を自分らで選んで当選させて、そして野党を結集させて安倍自民の亡国の道をストップさせる事です。
何よりもまず今はそこにすべての力を集中させるべきです。
小沢鳩山両氏も、その為には頑張ってもらわなくてはなりません。
攻撃対象ではないという事です。

2016.01.03 03:18 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]













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