まず23日に行われた沖縄全戦没者追悼式で登壇した安倍晋三が、会場で「帰れ!」などと多くの野次を受けた。海外では大きく報じられたが、国内のマスメディアには目立たない扱いをされた。NHKは報じなかったし、朝日新聞は1面で報じたものの、あろうことか自民党沖縄県連の人間のコメントを添えて、野次を否定的に扱った。
ネットでも、(私は普段あまり読まないけれども)日頃から精力的に記事をアップしている点では一目置いていた「リベラル」のブログ(私がしばしば言及するのとは違うブログ)までもが沖縄の野次を批判したり、『kojitakenの日記』にも、ネトウヨどころか普通の右翼でもないと思われるコメンテーターから野次を批判するコメントが寄せられるなどした。これには驚いた。
後者は、まず「野次はいけない」というドグマ(教義)ありきの反応だった。なんでも、かつて見学した地方議会の質疑で野次は飛ばなかったのに感心したというのだが、まずそれ自体間違った一般化である(国会でも全会一致で可決される法案の方が与野党対立の法案よりもが多いが、前者が審議される時に不必要な野次が飛ぶとは思われない)ということもあるが、それ以前に、国会の質疑で野次を飛ばす(たとえば)安倍晋三と、その安倍晋三に野次を飛ばした沖縄の人たちとの非対称な関係を全く考慮していないことに、根本的な誤りがある。
つまり、安倍晋三とその政権が権力(暴力)をもって沖縄の人々を蹂躙しているという厳然たる事実があり、沖縄の人たちが安倍晋三に飛ばした野次は、それに対する抗議なのである。どんなに控えめな言い方をしても、沖縄の人たちは平和的生存権を脅かされているし、この先安保法案が可決成立でもすれば、「平和的」のつかない生存権そのものも脅かされることになる。このシチュエーションにあって、なぜ抗議する側に「行儀の良さ」が強要されなければならないのか。私には全く理解不能である。
問題は、そういう非対称な関係であってもなお、権力に抗う側に「行儀の良さ」を求める「リベラル」ブロガーや市井の人たちのあり方が、安倍晋三やその一派のやりたい放題を許していることである。
沖縄の「野次」問題の余波もおさまらないうちに起きたのが、安倍晋三の自民党総裁選再選を後押ししようと自民党内の極右議員たちが「文化芸術懇話会」なる「勉強会」を立ち上げ、その初回に「『殉愛』騒動」で作家生命が絶たれたとばかり思い込んでいた、あの極悪非道の外道作家・百田尚樹を呼んで講演させ、百田が出席者の「若手議員」ともども「表現の自由」や「報道の自由」に公然と宣戦布告したとしか言いようのない暴言を次々と繰り出す騒動を引き起こした。
ネトウヨが国会議員に成り上がったような、およそ「文化」や「芸術」とは縁がないと思われる連中が「文化芸術懇話会」などという名前をよくもまあ恥ずかしげもなく使うよなあと呆れたが、案の定というべきか、彼らにとっての「文化」や「芸術」とは百田尚樹の「小説」程度のものなのだ。それだけでも彼らの知的レベルがうかがい知れて、さもありなんと思わされるが、笑いごとですまないのが百田及び自民党の極右議員たちの暴言である。
たとえば百田は、沖縄タイムスの要約を引用すると、「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない」、「普天間飛行場は田んぼの中にあり商売のため周囲に人が住みだした」、「騒音のうるさい場所を選んで住んだのは誰か」、「基地の地主は大金持ち。年収何千万円で六本木ヒルズに住んでいる」、「沖縄は本当に被害者なのか」などと発言した。
また朝日新聞デジタルには、百田が同じ会合で「沖縄県人がどう目を覚ますか。あってはいけないことだが、沖縄のどっかの島でも中国にとられてしまえば目を覚ますはずだ」、「沖縄の米兵が犯したレイプ犯罪よりも、沖縄県全体で沖縄人自身が起こしたレイプ犯罪の方が、はるかに率が高い」、「政治家というのは、理念、信念、大事ですが、言葉が大事だ。戦争と愛については何をしても許されるという言葉があるが、政治家もある程度『負』の部分はネグったらいい。いかに心に届くか。その目的のためには多少……もちろんウソはダメですが」などとほざいたことを伝えている。
同じ朝日新聞デジタルの記事には、自民党の3議員の暴言の要旨も出ている。以下これを引用する。
まず大西英男(東京16区、当選2回)は、「マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるのが一番。政治家には言えないことで、安倍晋三首相も言えないことだが、不買運動じゃないが、日本を過つ企業に広告料を支払うなんてとんでもないと、経団連などに働きかけしてほしい」と言った。
また井上貴博(福岡1区、当選2回)は、「福岡の青年会議所理事長の時、マスコミをたたいたことがある。日本全体でやらなきゃいけないことだが、スポンサーにならないことが一番(マスコミは)こたえることが分かった」と言った。
さらに長尾敬(比例近畿ブロック、当選2回)は、「沖縄の特殊なメディア構造をつくったのは戦後保守の堕落だ。先生なら沖縄のゆがんだ世論を正しい方向に持っていくために、どのようなアクションを起こすか。左翼勢力に完全に乗っ取られている」と言った。
自民党の3議員及び百田の暴言は、日本国憲法第21条で保障された「表現の自由」に公然と挑戦する以外の何物でもない。野党が激しく反発するなど、大きな騒ぎになった。
自民党で火消し役を務めているのは谷垣禎一である。谷垣は、「文化芸術懇話会」(笑)を主宰した、やはり極右議員として知られる自民党青年局長の木原稔(熊本1区、当選3回=2005年衆院選初当選の「小泉チルドレン」。2009年には落選)を更迭したうえ、1年間の役職停止処分を下した。余談だが、最初にニュースでこの男の名前に接した時から、実にいけ好かない野郎だと思っていたがその理由がわかった。極右の某先輩衆院議員と同じく、名前が「き××みのる」なのだ(笑)。
谷垣禎一による自民党議員の処分に戻ると、谷垣は大西英男、井上貴博、長尾敬の「言論弾圧三兄弟」についても「厳重注意」の処分を下した。
呆れたことに、これに対して自民党の議員どもから猛反発の声が挙がっているらしい。今朝(6/29)の朝日新聞に報じられていた。その詳細についてはこの記事と並行して書いた『kojitakenの日記』の記事「自民党の極右議員、木原稔らの処分に「恐怖政治」と猛反発(呆)/幕引きを図る谷垣禎一にも呆れ返る」に書いたので、詳しくはそちらを参照されたい。
『kojitakenの日記』にも書いた通り、この件では、跳ね上がりの自民党極右議員どもに対する以上に、議員たちの処分をもって騒動に幕引きして、「粛々と」安保法案を成立させようとしている谷垣禎一のふざけた態度を糾弾しなければならない。
とにかく、安保法案の成立など絶対に許してはならない。
今回の安保法案については、長谷部恭男や小林節といった保守派の憲法学者たちによって議論の火がつけられた。これを機に、一挙に廃案、そして安倍政権の打倒に持って行かなければならない。細かいことを言えば、長谷部恭男や小林節の議論にも懸念されるところはあるのだが、今は、安保法案の廃棄に向けて力を集中すべき時ではないかと考える今日この頃である。
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>呆れたことに、これに対して自民党の議員どもから猛反発の声が挙がっているらしい。今朝(6/29)の朝日新聞に報じられていた。その詳細についてはこの記事と並行して書いた『kojitakenの日記』の記事・・・・
こういう低劣極右政治屋が増えた原因は、①新自由主義の蔓延に伴うガス抜き排外主義の需要拡大と、もう一つはやはり②小選挙区制だろうなぁ。小泉チルドレンとか安部親衛隊とかのバカガキどもも、小選挙区制度の産物でしょうよ。
あと、見逃せないのは、マスコミ的知名度が容易にカネや票に転態可能な(丸珠やハシゲのような輩が簡単に政界へ打って出られる)一億総タレント化社会のような、特殊日本的(=非ヨーロッパ的)状況もある。そう、電波芸者どもと政治家や大学教授の間の垣根がほとんど消失してしまっている日本のテレビ文化的状況(杉村たいぞうみたいな可愛い逆コースも出てきたしw)。
いずれにせよ、困ったもんです。
一億総劣化、日本社会全面劣化の表れだろうからね。
2015.06.29 09:39 URL | バッジ@ネオ・トロツキスト #CrLMSZ1k [ 編集 ]
安倍晋三は常に、自分の分身的な仲間に代弁させることで、言い逃れながら自身の暴論を浸透させていこうという戦法をやっている。
今回の、誤魔化しようのない暴言騒動でも、百田と自分は別人だから(
当たり前、バカすぎる)お詫びするなんてことはできないという旨の答弁をやっていた。
しかし、橋下徹の言葉をもじればだが(笑)、まともな国語力のある人々に
そんな答弁は通用しない。
コジタさんが時に厳しく批判する東京新聞は、シンプルに、されどクリアーに百田の面と安倍晋三のそれとを並べて、二人の異様な関係を図示していた。
言い逃れ、できないんだよ、安倍晋三!!
その百田は、炎上上等と、冗談だから発言は撤回なんてしないと開き直
った上に、本当に潰れて欲しいのは、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞だつネット上で吠えたている。
こんな人間に、言論の自由を与えて良いとは言えない。人の言論の自由を取り上げろと政権党派の勉強会でぶち上げる(その政権党は、百田から生意気な沖縄の新聞どもを懲らしめるために『知恵を借りよう』と招聘している。これは、奴等が大好きな共謀罪が適応されても可笑しくないぞ?)危険な人物で、かつ、冗談だから、沖縄の二紙についての発言は撤回なんてしないぞと宣言までする奴を野放しにしていてよいのか?
百田は、居酒屋で話しているようなものと嘯くが、これも、まあ、なんと薄っぺらい抗弁だろう(笑)。
まず、政権党派の勉強会が居酒屋レベルでありますと言えるか?ナンセンス。
そして、前述したが、共謀罪ってのも居酒屋とかで、あいつムカつくから…と、そのような旨の何かをゴチャゴチャと話し合っただけでも、捜査の対象になるとか、ならないとかと、話題になっていたではないか?
百田は共謀罪に問えないのか?
政権党派の勉強会だから、しょっぴかれる側にないから大丈夫なわけなんだろうか?
政権党に入れ知恵して、自分の考え方に逆らうマスコミをやっつけよう、いや、潰さなくてはならないとと主張し続ける作家に、言論の自由を与えてはならない。
因みに、久しぶりにテレビを連日見たが、呆れることがふたつあった。
ひとつはヨルタモリを見ようとフジをつけた時に、ちょうど不快な宮根の番組で、このニュースに触れた時のこと。
さっさとこのニュースを流して、一気に宮根と木村太郎が次のコーナーに駆け込むように移動したざまだった(笑)。フジサンケイグループらしいといえば、らしいわな。
そして、今朝のテレ朝。
こちらは一応、まともにニュースを流してはいたが、ひとつ、どうしても引っ掛かることありだった。
つまり、百田さんの意見は自由ってくだり。
こんな暴言を息を吐くように繰り出す男を看過していいのかよ?
それに問題は、百田は自民党に強く期待されて呼ばれていることにある。長谷部などとは期待度がまるで違うわけだよ(笑)!
長谷部に『してやられた』ことへの
焦りと、失地回復のために、安倍晋三とシンクロ率が極めて高い(笑)今をときめく?百田先生に、お知恵を借りようとしている点にあるわけだ!
百田の発言を、一般的な個人の発言と同列視して流してしまっては問題の本質を見誤ることになろう。
この問題は右翼作家を呼んで、政治家たちの身内のくだ巻きごっこでしたと片付けたらいけないのだ。
この右翼作家は、内閣総理大臣安倍晋三の代理人的なポジションにある
ことを看過してはならない。
内閣官房副長官や特別補佐が同席していたことの政治的な意味ついて、後藤なるジャーナリストが解説していたが、それ自体は間違った解説ではなかったと思う。ただ、百田には問題はなかった…異常な主張を現在進行でやっていることは淡々と流してはいたが…、個人の発言だからと流していたのは、不満あり。
金曜日の沖縄タイムスを読む機会があったが、百田を撃墜するしかないと確信させられた。
安倍晋三は選挙でも撃墜できない。
しかし、安倍晋三の主張、野望を撃墜することは、実は可能なのだ。
手っ取り早い方法がある。
それは、百田を始めとする、奴の分身的な仲間を徹底的にバッシングすることだ。
テレビ的にも、出しづらくする位に
正々堂々と、事実に基づいて野次り倒すこと。
自民党と、奴等の心の友(笑)維新とをいかに分断させるか?
それには国会前を取り囲む正攻法のみではダメである。
2015.06.29 11:51 URL | axfxzo #ePfhgX1o [ 編集 ]
根は深いと思う。百田が大阪でほざいたのは青年会議所(今じゃ若手ビジネス=ネトウヨの巣窟)の講演会。大企業では40代の阿呆が得意満面で右翼をやっている。官庁も外務・経産あたりはひどいものだ。こいつらは本気で「売国朝日」「NYTは反日」などとほざくようになった。左翼のお仲間に囲まれている人は分らないだろうが、めちゃくちゃな時代になっている。
もちろん女性は違う。彼女らは威勢がいいだけの馬鹿の言動をあまり信用していない。ただし彼女らは対決は望まない。だから谷垣あたりがもっともらしいことを言うとコロリとやられかねない。福田も同類だ。一見合理的に見える嘘つきどもを叩かなければならない。
2015.06.29 21:21 URL | 野次馬 #mQop/nM. [ 編集 ]
野次云々と言えば、この間の金曜・土曜と日本橋図書館の除籍図書リサイクルへ行ってきたのですけど、その序でに『Newsweek日本版』 http://amzn.to/1Hq2dLH の沖縄に関する記事が目に入って興味深く読ませて頂きましたが、特に所謂辺野古基地の問題での反対運動に於ける本土と地元との乖離・そして"アメリカ世"(米軍統治下時代)を知る世代と知らない世代との間に横たわる断層ってのが(同誌のスタンスとかはさて措くとして)自分としても考えさせられるとこだったんですよね。
沖縄の"真実"とやらを報じてくれるとして兎角ウヨから支持されている『八重山日報』の仲新城誠編集長が1973年生まれ・つまり"アメリカ世"を知らない世代ってのがその一端を示しています。仲新城が、所謂沖縄における"反基地"・"反米"に対して批判的な目を向ける様になった切っ掛けって石垣島に米軍の掃海艇寄港に市長自らが拒否したばかりか座り込みをしたのに対し地位協定に則った行動なのに何故こんな無法行為までして寄稿を妨害するのか?って疑問というか批判を抱いたことだった訳です。"アメリカ世"を知る世代からすれば身を張ってまで寄港を阻止することはどうであれ抗議の正当な意思表示なのに、"アメリカ世"を知らない仲新城の目には法律を踏み躙ってまでの身勝手な行為、実体験として米軍の統治下を経験しているか否かでここまで認識が真反対になっていたりする訳です。『Newsweek日本版』でも同様の世代的な断絶を取り上げていて、5年前の沖縄県知事選で敗れた伊波洋一・元宜野湾市長が、普天間基地の存在を前向きに肯定的に語る若者が目立ってきたことに衝撃を受けたことが触れられているんですよ。自分たちからすれば兵士の乱暴狼藉だの基地からの騒音など一刻も早く無くして貰いたいものだった筈が、若者からは軍用地主としてお金が入ってくるだけメッケもの・米兵とも交流してみるとそんなに悪くないって認識が多かったりするんですよね。
何と言うのか、沖縄に限らず例えば日本各地からも戦後70年でかなりの米軍基地が無くなったりしてますし、戦争を兵士として闘ってきたのも最早貴重な存在にすらなっているんですよね。で、警察に無理矢理引き出されながらも抵抗してきた体験を持っていたり実際に戦場の最前線で銃弾が飛び交う中を生き延びた世代があって、彼らは彼らなりにその体験を語り部の如く伝えたのだと思います。しかし、その意図がどれだけその後の世代に理解されたのか?って改めて考えさせられるんですよね。(戦後教育とかも含めて)自分たちの"正しさ"を伝えるあまり、何か肝心なところが抜け落ちていたのではないか?って思っちゃうんですよ。
2015.06.29 23:16 URL | 杉山真大 #- [ 編集 ]
今回暴言を吐いた自民党の言論弾圧3兄弟+百田は、いずれも極右ならず者、そして安倍晋三の同志です。
暴言は極右安倍政権を代弁しています。
少なくとも55年体制の頃だったら、こういった暴言が公の場で飛び出すことなど考えられなかった。
こういった極右ならず者はごく少数派だった。
しかし、今では一定の勢力を持つようになり、極右安倍政権の有力な支持基盤にまで成長しました。
極右ならず者に牛耳られる日本といっても過言ではありません。
極悪、最低、卑劣の西の極右ならず者の橋下徹がカリスマを持ったり等々、極右が台頭するばかりの日本。
民主主義が痩せ細っていくばかりなのも無理はありません。
2015.06.29 23:48 URL | 風てん #- [ 編集 ]
百田は私人が意見を述べただけなのにみたいに愚痴ってますね。
一般人が、自民党本部に講師として招かれるのか?(笑)
琉球新報や沖縄タイムスなどが具体的な反論してるのに「潰れろ」を繰り返すばかり。
バカの一つ覚えで、酷いとしかいいようがありません。
自民党の議員に処罰に不満があるのは、「総理の本音を代弁しただけなのに…」という気持ちでしょう。
また大西は再び報道を懲らしめると発言、余程マスコミを恨んでいるのでしょう。
ヤジ、そして今回と叩かれたから。
NHK、産経、読売と自民党のロボットみたいな報道機関もあるけど、
全ての報道機関が、自民党に従わない限り、安倍やその側近は不満でしょう。
2015.06.30 18:06 URL | 一般的ウロタ #- [ 編集 ]
https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=122037
木原稔、慰霊の日の「帰れ」は県が動員した人、とチャンネル桜で語ってたんですね。
ならば、本土のメディアが絶対報じない当日のさまをご覧に入れましょう。
http://shimazakirody.com/journal/%E6%B2%96%E7%B8%84#more-1256
写真家島崎ろでぃー氏による当日の記録。
安倍の車に突進しようとして警官に止められている若者たちの目を見ても、動員された人と写るんですかね?
そして下のほうへスクロールすると、福島県浪江町「希望の牧場」吉沢正巳氏の姿が・・・
沖縄と福島、象徴的な一枚。グッと来ましたね。
1年ほど前、集団的自衛権行使容認の閣議決定された際、不十分ながらも今ぐらいの感じで朝日や毎日が批判していたら、今日のような「存立的危機事態」もあるいは多少違っていたかもしれません。
せめて今からでもよいので、「民主主義に対する為政者の反逆は既に始まり、加速している」と書いた神奈川新聞の速報社説並みに「倒閣」を明示しているような勢いで、書いてもらわんと極右連中は好き勝手やりますよ。
さて、今日の極右の跋扈というのは「ネオリベ勢力の伸張」と「愛国教育」がセットで招いた事態ということですよ。
そもそも岸信介ら「壊憲」勢力は戦後一貫して存在していましたし、1950~60年代の第一次教科書検定から「侵略戦争」否定論者が「検定」サイドに存在してました。
自衛隊・(旧)防衛庁の有事法制研究の端緒となった『三矢研究』はいつのことだったでしょうか?
そして言うまでもなく自民党は財界と二人三脚。
最近「昔の自民党だったらバランスが取れて・・・」とか「後藤田だったら・・・」とかあっちゃこっちゃで昔だったらとピーチクやってますが、日韓関係一つとっても「おれ兄貴、お前弟」って感じで、慰安婦問題も顕在化してから(保革とも)「河野談話」「村山談話」「アジア女性基金」でお茶濁そうとしてたわけだし。
また、国内に目を転じれば広島長崎被爆訴訟やら四大公害病等の扱い、もちろん在日朝鮮・韓国人問題ほか差別構造はできるだけ放置プレイでなかったことにしようだったわけですし、さらに言えば戦後日本が福祉国家だったことなんてありましたっけ?と。
たまたま高度成長やバブルで経済成長があり、企業がある程度負担もできたということだっただけでしょ。
今と違うといえば、自民党内においても「被害者意識」だけではなく「加害者意識」もそれなりにあったということでしょう。
ところが「日本会議」が設立され、(その後分裂することになる)「新しい歴史教科書をつくる会」設立時から財界の手当てが厚く、小林よしのり『戦争論』辺りを肥やしとして、ネトウヨが伸張してくると同時に、「非正規雇用枠拡大」と「愛国教育」が本格化したわけで、そこには日本会議系の各団体の地道な活動があったわけです。
彼らの運動は徹底的に「人権」無視、自助努力礼賛の運動でもありました。
安倍も政界登場していきなり「教科書議連」。しかも岸の外孫。日本会議にとってこれほど有益な玉はなかったと。
第一次政権失敗の轍を踏まぬよう、安倍を総力上げてサポートし、何とか「壊憲」を成し遂げたいということで、連中もシャカ力になってるわけです。
本来彼らの目指す「壊憲」と「戦争法案」は矛盾をはらんではいますが、やはり第一時政権時の「THE FACTS]の失敗があるからでしょう、より従米ともいえる内容でも良しとしているのは。
もっともあの法案と審議過程を精査すると、もはや(何でもありの)「日米新ガイドライン」の枠すらすっかり超えてしまって、いつでも好きなときに「戦争」仕掛けられる内容となってはいますが。
で、在特会など「行動保守」人脈も合流し、気づくと日本会議系国会議員が与野党にまたがりおよそ300名。地方議員にいたっては1700名。
「国家緊急事態条項」に反対は社共のみ。
仮に「戦争法案」今国会で成立しなかったとしても、あるいは、安倍政権が倒れたとしても、その後は稲田朋美?それで参院選後に壊憲国民投票発議?いずれにせよロクなもんじゃない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150629-00000555-san-pol
産経・FNN合同世論調査で”民主党支持層の7割超「対案を出すべきだ」 安全保障関連法案””共産党支持層の54・2%も民主党に対案提出を求めた”って、これ何のギャグですかね?
まぁ産経・FNNですから本当かよって感じがしないでもありませんが「対案」って・・・支持者何考えてるの?
さらに連合傘下の「UAゼンセン」逢見会長が、26日夜安倍と会談、「戦争法制」や「労働法制」について、意見交換、今後も定期的に会う予定だと。ちなみに逢見は10月に連合事務局長に就任予定だと。
危険ですよね。
さてリベラルってやつですが、もはや「中道左派」ではなく、かつて保守本流だと言われた時代の「宏池会」よりやや右ってのが、昨今の主流なんじゃないですかね?
前回記事で紹介させていただいた前朝日主筆の若宮啓文は「韓国議会が安倍の米議会演説や軍艦島遺産登録に反対して糾弾決議なんかされると僕ちゃんたち日本人様は傷ついちゃうからさ、従軍慰安婦資料を遺産登録なんかされると、やっぱ日本人様の恥をさらされるんで、止めてくんない?大人になれよ」と命令してますしね。
世間的にはリベラル様であるらしい池上彰の反日韓国云々の金曜ゴールデンタイム特番も、ようやく炎上する事態となりましたが、炎上のきっかけがインタビュイーの韓国人が日本嫌いといってる事実はなく、字幕テロップ改ざんしてたってことがわかったってことでしたし。
「反日韓国」って言葉が世間様にいかに浸透しているか、番組放送時から問題視するリベラルって少なかったですよ、正直。
それとこれまた前回記事で批判というか怒りをぶちまけさせていただいたSEALDsって民主主義を守り、戦争法案反対のみならず、すべての差別に対峙し、東アジアの平和を日本がイニシアティブをとって進めるという、壮大なビジョンをお持ちの学生さんたちの団体と、それをパパのように優しく見守るオッサンチンピラ、いや男尊女卑いっぱいの差別集団、いや、クールな右も左もない反差別の運動を展開されてらっしゃるお方たちね。
SEALDsの綱領を批判した韓国人女性研究家に対して、まともな再批判はせず、「これから鄭玹汀さんに研究会で会う度に、彼女の論文だけを資料にして相当に捻じ曲がった曲解を施してやる」なんて恫喝する始末。
いやこれよく知らない男性研究者からいきなりこんなこと言われたら、女性でしたら誰だって指導教授に対処願うでしょ。
そしたら今度は「教授に言いつけるなんて」とかやりだしたのが、オリンピックのためにヘイトスピーチ反対、中韓の「反日教育」よくない、と主張される「未来志向」の気鋭の政治学者、五野井郁夫先生。
はたまた気鋭の政治学者、木下ちがや先生にいたっては、侵略戦争に対する謝罪、反省なくして東アジア云々なんておかしいでしょ、沖縄は70年間平和だったの?というまともな批判に対して「学生に対してウワメセな大人の研究者なんて昔はいなかった」とか的外れないちゃもんつける始末。
いや、卒論を指導教官ほか関係者以外の人間がチェックしてる話ではなくて、運動家として学生さんを扱って批判してるんだから、本人たちが答えるべきでしょ、また、SEALDsの運動に参加しつつ批判もする他の学生運動団体の存在知ってるくせに華麗にスルーと。
で、こういう過保護なパパちゃんたちがわめいている間もどチンピラオッサンたちによる誹謗中傷がやまないと。
http://datyz.blog.so-net.ne.jp/
メディアの露出度も高くなってきたSEALDsのメンバーも、周りのアホな大人たちはおいといて、一応再批判したのですが、女性研究家に対するバッシングに対して「非難声明」出してくれという再々批判に答える様子はまったくないと。
やってることが安倍や100田とまったく同じ連中が「戦争」反対?逆らうものは誹謗中傷?ファショですね。
このオッサン連中を放置しているSEALDs大好きなメディア、学者・知識人、政治家、政党。
その大半がリベラル様及び左翼ということになってるんですがね。
https://twitter.com/SEALDs_jpn/status/615752199465926656
それでSEALDsは「戦争法案廃案、正々堂々と改憲国民投票で信を問え」ってのがお好きなようでして、ですから私は(どうせこんなこという連中出てくるであろうから)しつこく(本来の意味での)護憲派は「国民投票」考えておかないと、と主張してるわけなんです。
ちなみに小林節を招いて渋谷で好きなだけ吼えさせてますがな。
それと「壊憲国民投票」ってのが日本会議の主張とまったく一緒なんですが、よっぽど自信をお持ちなのか、それとも・・・
http://www.kanaloco.jp/article/105790
ちなみにSEALDsは、くしくも志位と握手した維新の初鹿が党内で問題になってるよ、という記事が出た日に、神奈川新聞で来る参院選に備えて全野党共闘、候補者一本化のための予備選挙実施を野党に呼びかけてますな。
共産党支持者の木下ちがや先生は、ご指導されたほうがよいのではないですかね?
現実ってやつを。
大日本リベラル帝国(とある方が皮肉られてましたが)建設を夢見てるらしい、SEALDs保護者の方々は、「失敗しても次がある、真実は現場にある」って方ばかりですので、木下先生くらい学生さんたちに「不都合な真実」を教えてやったほうがよいと思うんですがね。
2015.07.01 03:27 URL | white noise #DGytXcAs [ 編集 ]
コメ欄を見ていると、平和主義者とは思えない好戦的なコメントばかりだな。
日本の左翼が老人ばかりで、若者に嘲笑される理由がよく分かる。
火炎瓶を投げていた頃から、何も変わっていないのだろうな。
2015.07.01 04:35 URL | ライダイハン #tlMKJW0. [ 編集 ]
一つ忘れてました。
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/21179.html
例の安倍が南シナ海での対中国想定して「戦争法案」必ず通す、と言ったとする週刊現代の記事、中国官営の環球時報と新華網、香港の鳳凰網が伝えてますね。
中国外交部報道官はこの日の定例ブリーフィングで「今回の報道内容を注目している。事実ならば日本が明確に釈明しなければならないだろう」
だそうです。
もっとも、記事の信憑性については疑問視する声も紹介してますが。
2015.07.01 05:04 URL | white noise #DGytXcAs [ 編集 ]
7月3日の報道ステーションのゲストの井手英策慶応大学教授を検索していて、たまたまたどり着いた者です。
彼の提言はこれからの日本に必要な事なんでしょうけど、今の日本人、「譲る」という考えは皆無に思えます。知的水準が低下しているんじゃないかと思うほどです。G20の中で国民の知的水準が最低なんじゃないかとも思える。戦後歴代の自民政権がとてもじゃないが、無しえないほどのごり押しを何とも思わず下がったと言っても4割強の支持を与えてしまう。今の選挙制度では野党がバラバラだと4割支持があれば何回選挙をしても圧勝できます。
この国を攻めるのに大砲は要らんのじゃないか、メディアさえコントロールすれば、まんまと騙され続ける。ジョセフ・ナイ、ハーバード大教授の「ソフトパワー」にこんなにハマりまくっている国は無いのではないか。
2015.07.04 12:25 URL | ブルー #ODhh62Kk [ 編集 ]
>コメ欄を見ていると、平和主義者とは思え
>ない好戦的なコメントばかりだな。
平和主義とは、戦争主義者との戦いである。
祈って平和になるわけではない。
>日本の左翼が老人ばかりで、若者に嘲笑さ
>れる理由がよく分かる。火炎瓶を投げてい
>た頃から、何も変わっていないのだろう
>な。
火炎瓶を投げたこともない軟弱ものが何をぬかすか。それでは立派な兵隊になれないぞ。
戦場で腰抜かすだけの役立たずどもめ
2015.07.05 04:15 URL | Executor #- [ 編集 ]
その通り。
2015.07.05 13:46 URL | マウントエレファント #TO/PCoV. [ 編集 ]
「言論の自由」とは誰にでも(安倍や百田(の太鼓持ち)にも)あります。
でもそれは「発言内容を批判されない」事ではありません。
みんなが「言論の自由」を持っているから、誰がどんな発言をしても評価の対象になる可能性は否定できません。
百田への反論で言えば、飲み屋での軽口でも内容いかんです。
(実際、飲み屋の軽口から赤の他人同士が口論になる事もあります)
ましてや政党の勉強会で講師が、報道機関の発言の機会そのものを否定したのです。
「冗談」で済むわけがりません。
また琉球新報、沖縄タイムス、毎日新聞などは百田や辛坊の発言内容を批判しても、
百田や辛坊のように「発言する権利」は否定してません。
そこを百田や辛坊らは(おそらく意図的に)論理をすり替えてます。
2015.07.05 21:02 URL | 一般的ウロタ #- [ 編集 ]
「自由・権利」のみを主張するのではなく、「責任・義務」もしっかり認識してやっていくべきですね。
そして、政治家ではない一個人よりも、第4の権力の新聞社のほうが「責任」が大きいと思います。「報道しない自由」というのはどうなんでしょうか?意図的に誤解を与えるような記事を書く事は?朝日新聞の報道姿勢について私はたびたび指摘していますので、今日はあえて繰り返しません。
新聞が世論形成に大きな影響を与えている事は間違いないですね。沖縄本島(周辺)における上位2紙で99パーセントだとか?
http://okwave.jp/qa/q6100592.html
またまた論理のすり替えだ、という声が聞こえてきそうですが、もう少しレベルの高い議論をすることの方が大切じゃあないでしょうか。百田はけしからん!とこれ以上叫んでも沖縄問題は解決しません。(まあ百田さんの「つぶす」という言葉がきつすぎて悪かったというのは私も認めますが・・・)
沖縄の人のブログも読んでみましょう。
http://myfrontier.info/blog/column4-2
百田さんの問題提起(つぶすではなく偏向報道をなんとかすべき)に限りなく近いと感じました。
2015.07.06 13:52 URL | zappo #- [ 編集 ]
第4の権力と個人の比較というのは辛坊の意見と根本的には一緒ですね。
百田は第1の権力に「言論弾圧」を勧めたという重さはスルーして。(笑)
2015.07.07 00:04 URL | 一般的ウロタ #- [ 編集 ]
>第4の権力と個人の比較というのは辛坊の意見と根本的には一緒ですね。
おかしいということであれば、反論してください。「発言する権利」という文言を使われましたが、マスコミというものは百田氏の発言で潰すことのできるようなものではありません。「現実的には潰せない」からこそ、冗談として彼は喋ったのでしょう。権利には責任・義務も伴います。マスコミの場合は「その発言に対する責任・義務」は、一般的個人よりも重いのです。
それよりも沖縄本島(及びその周辺)で98から99パーセント近くも琉球新報と沖縄タイムズが占めていることをどのようにお考えですか?私は朝日新聞を購読していた頃は、無意識のうちにその主張に傾いてしまっていましたけれどね。一般的ウロタ様は、何新聞を購読されているのか、もしよろしければ教えてくださいね。
>百田は第1の権力に「言論弾圧」を勧めたという重さはスルーして。(笑)
[百田は第1の権力に「言論弾圧」を勧めた] のでしょうかねえ?そんな嘘を言って貰っては困ります。しかし、上記の事との関連で言えば下記のような事が言えると思います。
朝日新聞第1面で 「百田氏、政府自民党に言論弾圧を勧める!」 このような見出しが出されれば、その虚偽報道の責任追及で大変な騒ぎになるでしょう。しかし、一般個人の”一般手金ウロタ”様は、そこまでの責任追及はされないでしょう。
2015.07.07 13:12 URL | zappo #- [ 編集 ]
いつ、琉球新報社や沖縄タイムスや朝日新聞等が百田の「言論の機会」を潰したの?
反論はしましたが、それには再反論すればいいのでは?
(気に入らない言論機関に潰れろと念仏のように百田は唱えてますが、具体的反論にはなってない)
後、人への反論=潰すなら私もzappo氏も言論弾圧になります。(笑)
また百田が「冗談」といえば免罪符か水戸黄門の印籠と思ってるようですね。
私を嘘つき呼ばわりしてくれましたが、私が「百田や辛坊批判は冗談」と言えば万事解決なの?(笑)
私は自民党の講師「反政府的報道機関を潰す」なんて発言が、冗談なんていっても信じませんがね。
言論機関の責任の重さは否定しませんが、
それで自民党の勉強会講師の責任が軽くはなりません。
マスコミの虚報事件と人の暴言は別次元の問題、一緒にして論点をごまかさないでくださいね。
2015.07.07 21:42 URL | 一般的ウロタ #- [ 編集 ]
>沖縄の人のブログも読んでみましょう。
その人が「沖縄の人」の声の代表であるという根拠はなんなんだろうか? ま、でも、あまりにも、あほすぎるので、この人と反対の立場の人たちに対しても、あなたのやっていることは、これと同じではないですか?って例として使えるかも。
ちなみに、リンク先は…↓
〜チャンネル桜 沖縄支局スタッフのブログ〜
このブログの管理人
名前:沖武士(おきぶし)
出身地:沖縄生まれ沖縄育ち
2015.07.08 07:49 URL | suterakuso #- [ 編集 ]
>いつ、琉球新報社や沖縄タイムスや朝日新聞等が百田の「言論の機会」を潰したの? (一般的ウロタ様より引用)
>>沖縄の人のブログも読んでみましょう。
>その人が「沖縄の人」の声の代表であるという根拠はなんなんだろうか?(suterakuso様より引用)
自称リベラル派の人たち(真のリベラル派ではない人たち)は、議論をする際、自分が有利になるように、「相手が言ってもいないことを言ったように仕立て上げる」 このような傾向があることを私は再三指摘してきました。上記2つの事例はまさしくこれに当たるのではないでしょうか?
一般的ウロタ様に関しては、探す部分が広いので、私の文章のどの部分をどのように誤解したのか、お教えください。
suterakuso様に関しては、意図的に誤解しているとしか思えないのです。「沖縄の人の声の代表」という、そのような軽々しいことは言えるものではありません。沖縄には基地賛成派・反対派と両方がしっかりと存在しています。その中で琉球新報と沖縄タイムズが基地反対派の主張のみをし続けています。そして反対派に有利な記事のみを書き続けています。そこで私は、「実際に沖縄にこのような声もあるのですよ」という意味で紹介したのです。「沖縄の人の声の代表」なわけがないでしょう。
>反論はしましたが、それには再反論すればいいのでは?
(気に入らない言論機関に潰れろと念仏のように百田は唱えてますが、具体的反論にはなってない)
後、人への反論=潰すなら私もzappo氏も言論弾圧になります。(笑)
意味が分かりません。他の同調者の方でも結構です。説明をお願いします。(わかる方いないのでは?)
>私を嘘つき呼ばわりしてくれましたが、私が「百田や辛坊批判は冗談」と言えば万事解決なの?(笑)
「私を嘘つき呼ばわり」とはどういうことでしょうか?私の問いかけの
>[百田は第1の権力に「言論弾圧」を勧めた] のでしょうかねえ?
に対する答えはイエスだ(勧めた)と主張されるのでしょうか?
>私が「百田や辛坊批判は冗談」と言えば万事解決なの?(笑)
「冗談」というのは、できもしないことを大口をたたいて言う、という意味で私は言っているのです。一般的ウロタ様の仮定は、十分できることであり、大口をたたいて言うようなことではありません。
2015.07.08 14:13 URL | zappo #- [ 編集 ]
zappo氏は下記のように書いてますね。
〉第4の権力の新聞社のほうが「責任」が大きいと思います。
これは辛坊が百田を弁護して、毎日新聞を攻撃した理屈と根本的に同じですよ。
それで百田を叩く方が言論弾圧とすり替える布石ですね。
ですから、新聞がいつ百田の言論の機会を奪ったのかと書いたのです。
百田、大西、井上、長尾の件で新聞社に責任どうこう言う理由あります?
別の話でのごまかしですね。
〉「私を嘘つき呼ばわり」とはどういうことでしょうか?
本気で言ってますか?自分の発言になんの責任も持たない方ですね。
〉そんな嘘を言って貰っては困ります。
私への反論でしっかりzappo氏こう書いてますよね。
これが嘘つき呼ばわり以外のなんなのでしょうか?
後、与党は圧力をかけるだけの権力は持ってますよ。
そこに百田は圧力をかけるようにアドバイスをした。
ですから「zappo氏の冗談の定義」からも外れてると私は思います。
無論、表に出たら叩かれるリスクはありますよ。
(というか、今回がそう)
〉議論をする際、自分が有利になるように、「相手が言ってもいないことを言ったように仕立て上げる」
zappo氏本人がそうではないですか、
反論するのはいいけど、嘘つきなんて言われる筋合いはありません。
2015.07.08 19:05 URL | 一般的ウロタ #- [ 編集 ]
「ですから」という接続詞の使い方を間違っていませんか?その前の文とのつながりが不明です。私は、「新聞社が百田氏の言論の自由を奪った」などとは一切述べておりません。
>百田、大西、井上、長尾の件で新聞社に責任どうこう言う理由あります? 別の話でのごまかしですね。
貴方はあくまでも百田氏の発言の「潰す」にこだわりたいということですね。それでは沖縄問題、つまり「日本の国防と沖縄の人達の民意」という問題が見えてくることはないでしょう。百田氏が「潰す」という強い言葉を使ったことに対しては、私は肯定していませんよ。なぜ貴方は、本質的な(沖縄問題の)議論から逃げようとするのでしょうか?
>〉「私を嘘つき呼ばわり」とはどういうことでしょうか?
>本気で言ってますか?自分の発言になんの責任も持たない方ですね。
意味不明。主語がないと色々な解釈ができます。自分(貴方)は本気で言ってなかった、ということですか?「自分の発言になんの責任」とは具体的には私の発言のどこを指すのでしょうか?「こうこうこの部分が前に言ったことと矛盾している」というように具体的に述べてください。
>〉そんな嘘を言って貰っては困ります。
>私への反論でしっかりzappo氏こう書いてますよね。
>これが嘘つき呼ばわり以外のなんなのでしょうか?
「嘘」という言葉は差別用語でもなんでもないと思います(私は「嘘つき」とは言っておりません)。もしも「嘘」という言葉も適切でないということでしたら、次のように表現を変えましょう。
「事実と違うことを言って貰っては困ります」 これでよろしいでしょうか。では再度お尋ねします。あなたの発言、[百田は第1の権力に「言論弾圧」を勧めた] これが事実だとまだ主張し続ける自信がおありでしょうか?
>〉議論をする際、自分が有利になるように、「相手が言ってもいないことを言ったように仕立て上げる」
>zappo氏本人がそうではないですか、
>反論するのはいいけど、嘘つきなんて言われる筋合いはありません。
私の発言のどの部分が、それ(仕立て上げる)に当たるのか、具体的に書いてください。そうでないと全く説得力がありません。
一般的ウロタ様と会話するのは今回が初めてですね。「与党は圧力をかけるだけの権力は持ってますよ。」などの発言は、真のリベラル派の意見として私も納得します。私は、貴方の発言を全て否定しているわけではありません。「具体的に書いてください」というのが難しければ返信なしでも結構です。
2015.07.09 01:08 URL | zappo #- [ 編集 ]
このzappoというネット人格については、このネット人格に説明するだけ無駄という言葉で片づいてしまうわけですが、いちおう、過去のことを知らない人もいるかもしれませんので、参考になるコメント欄を紹介しておきたいと思います。
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1357.html
2015.07.09 07:17 URL | suterakuso #- [ 編集 ]
私は「潰す」という言葉に拘りますよ。
言論に関わりますから。
何度でも、百田は言論弾圧者だと言いますよ。
これが嘘なんて理解不可能です。
沖縄問題の本質?またお得意の話題ずらしですか?
沖縄問題には、ここで意見を私は述べでもいません。
琉球新報社などの反論に、百田が念仏みたいな愚痴を述べてるのが、みっともないと思うけど。
また、沖縄問題が百田、大西、井上、長尾の暴言を許す理由にはなりません。
2015.07.09 08:07 URL | 一般的ウロタ #- [ 編集 ]
suterakuso氏、参考になるリンクありがとうございます。
zappo氏については、言論弾圧者を庇い、人を嘘つき扱いしておきながら、自称「真のリベラル派」ですから別世界の人ですね。
2015.07.09 17:25 URL | 一般的ウロタ #- [ 編集 ]
>沖縄問題の本質?またお得意の話題ずらしですか?
沖縄問題には、ここで意見を私は述べでもいません。
これについては、自称リベラル派がいかにダブルスタンダードであるか、ということを述べたいと思います。今日は眠いのでまた後日ですが・・。
ところで、「辛坊治郎が~」と貴方は仰っていましたが、世間で辛坊治郎は百田尚樹ほど話題になっていなかったので、私は調べたりもしていませんでした。
しかし、たまたまユーチューブで見つけました。もしかしたらこれですか?
https://www.youtube.com/watch?v=rAQz58jdzMk
2分20秒くらいからいい事を言っています(朝日新聞をほめている部分もありますよ)。貴方は毎日新聞の購読者なのでしょうか?今回の火付け役は毎日新聞だったんですね。こんなに的を得たことを言っているのに、貴方は反対ということでしょうか?それともこれ以外でおかしな発言を辛坊氏がしていたということでしょうか?
>zappo氏については、言論弾圧者を庇い、人を嘘つき扱いしておきながら、自称「真のリベラル派」ですから別世界の人ですね。
この考え方は、例のあの人(朝日新聞社の元記者)に似ていると思います。「人を捏造記者扱いした」→「名誉毀損で訴える」・・・・読売や産経などの取材に応え、言論でもって”捏造”でないことを証明する事が本来のジャーナリストであるという事を理解できていない。
「人を嘘つき扱いしておきながら」→「訴える事はしないが、反対意見の人(私)を別世界の人として扱い、正々堂々と議論をせずに逃げる」・・・・・以下省略。よく考えてみてください。
2015.07.12 02:03 URL | zappo #- [ 編集 ]
少し時間ができたのと、気が向いたので、このzappoというネット人格の言葉について、少し書いてみましょう。現時点では、2015.07.12 02:03のコメントが承認待ちとなっていて、それがまたこのネット人格によるコメントである可能性がけっこうありますが
、それが公開される前でのコメントになります。
>「自由・権利」のみを主張するのではなく、「責任・義務」もしっかり認識してやっていくべきですね。
誰が、そんなことをしているのでしょうか?
>自称リベラル派の人たち(真のリベラル派ではない人たち)は、議論をする際、自分が有利になるように、「相手が言ってもいないことを言ったように仕立て上げる」 このような傾向があることを私は再三指摘してきました。上記2つの事例はまさしくこれに当たるのではないでしょうか?
なんてことを言うレベルで。
>「自由・権利」のみを主張するのではなく、「責任・義務」もしっかり認識してやっていくべきですね。
というコメントは、反対の立場の人たちがそうしている。この場合、沖縄のヤジを飛ばした人たちや、沖縄の新聞社や、このブログの管理人様や、おもなコメンテーターたちがそうしている、あるいは、そのなかの一定の人たちがそうしているということになると考えるのがふつうですが、誰が、どういうふうにそうしているか、書いていませんよね。出だしからこれです。自分には自分基準は適用されない。ダブルスタンダードですね。唐突に、こんな出だしをするということは、ふつう、ブログ主様か、このコメント欄のコメント主の誰かを指していると考えるべきですが、そういうものだと分かっているのか? 分かっていて、こちらの人たちが、権利・自由ばかり主張し、義務・責任を認識していないという人たちだとという、「ねつ造」をしようとしているのか? 人にこんなことを言うのなら、そういう論法に対する意識があるのがふつうだが、自分自身はそれが平気なのか? 責任は感じないのか 罪は感じないのか? それとも、それらを感じられないほど馬鹿なのか? いずれにしても、まともに相手をしても、徒労でしかない。腐った性根を自分で直してもらうか、文章読解や自己理解の勉強を一からやりなおしてもらうか、それがすんでからでないと、ほんと、徒労でしかない。
>suterakuso様に関しては、意図的に誤解しているとしか思えないのです。「沖縄の人の声の代表」という、そのような軽々しいことは言えるものではありません。沖縄には基地賛成派・反対派と両方がしっかりと存在しています。その中で琉球新報と沖縄タイムズが基地反対派の主張のみをし続けています。そして反対派に有利な記事のみを書き続けています。そこで私は、「実際に沖縄にこのような声もあるのですよ」という意味で紹介したのです。「沖縄の人の声の代表」なわけがないでしょう。
私は、反原発運動の中で、「福島の人の声をきけ」と声高に叫ぶ外部の人間などが、むしろ福島の人を傷つけ続けたことなどを踏まえて、こちらを訪問する人の多くなら、そういうニュアンスが伝わるように書きました。ですから、はじめから、沖縄の人すべての代表であるかのような受け取り方はしていません。それが読めないか、そこを格好の攻撃材料として切り取ったかしたのが、このコメントということでしょう。そして、いっぽうで自分は、
>その中で琉球新報と沖縄タイムズが基地反対派の主張のみをし続けています。そして反対派に有利な記事のみを書き続けています。
などと書いているが、はたして、十分に検証したのか? 人に求める厳密さだと、少しでも基地容認側の立場の記事や主張があれば、「ねつ造」なんだが、どうなのか? それは、
>沖縄本島(周辺)における上位2紙で99パーセントだとか?
ということについてもいえますが、実際に調べたのか? ソースは?(笑) ダブルスタンダードと恥知らず、あるいは、馬鹿、それですべてだということです。 それは、これまでのこのネット人格のコメントをこちらで検索してみれば、普通に国語力のある人なら、分かることです。っで、すぐに「よく分かりません。説明してください。」みたいなことを言う。恥知らずでとぼけているのか、馬鹿なのか。っで、そうやっている間に、相手の話を自分の方では答えずに、話をそらして、別の印象操作を仕掛けてくる。これも、超ダブルスタンダード。なぜなら、「答えようとしません」がこいつの必殺技の一つだから。
おや、こう書いているうちに、コメントが承認されたようですね。さて、でも、きっとこのコメントにわざわざ付け足すようなことはないでしょうね。
2015.07.12 09:51 URL | suterakuso #- [ 編集 ]
別世界の人は別世界の人でしょう。
百田、辛坊、大西、井上、長尾も発言した事は認めてます。
その発言を批判しているだけなのたから、嘘つきは的外れです。
それに辛坊批判だけで毎日新聞読者か?って…。
そんな妄想を垂れ流しで人と議論は成立しませんよ。
今の御時世、新聞以外でも情報はありますよ。
後、どんな自称も自由ですが「真の」上につけるとは、zappo氏はエリート意識が強いですね。
これが皆さんとも会話にならない大きな原因の1つでしょう。
私に言わせれば「真の」なんて上につけるのは痛いだけです。
だから、zappo氏は私とは完全に別世界の人なんですよ。
2015.07.12 11:49 URL | 一般的ウロタ #- [ 編集 ]
「また後日」と言っていたダブルスタンダード問題に入りましょう。
「新幹線での焼身自殺テロ」の報道ステーションの視点。これについてはどのように思われますか?
http://blogs.yahoo.co.jp/nipponko2007/41695679.html
また週刊朝日も年金問題と結びつけて(私は結びつけること自体を否定しているのではない、ここがポイントです)、
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150708-00000001-sasahi-soci%E3%80%80%E3%80%80 このように報道。
記事の終わり方は、次のとおり。
『生活困窮支援のNPO法人「ほっとプラス」代表理事の藤田孝典さんは言う。
「彼は典型的な下流老人です。現役時代の収入が多くなく、貯蓄も底をついた。生活の助けを求めることのできる家族や友人関係もない。こういった人たちが、いざ年金だけで生活する年齢になると、突然貧困層に落ちる。これはまれなケースではなく、私の試算では、高齢者の9割が下流老人になる可能性があります」
林崎容疑者の生い立ちは戦後日本人の典型だけに、他人事ではない。』
要するに、「焼身自殺テロについては非難しなければならないが、その裏にある年金問題もよく考えてみんなで議論していく必要がある。」ということです。私の立ち位置は最初に紹介したブログよりもリベラル派の方々に近いと思います。つまり年金問題もしっかり議論しなければならないし、貴方がその議論を私にしてくれば喜んで応じます。それが真のリベラル派ではないのでしょうか?
しかし自称リベラル派は、「新幹線での焼身自殺テロ」においては、年金問題議論OK、一方で「百田尚樹発言での沖縄偏向報道新聞問題」においては、議論はしない、論点ずらしだ、の一点張り!こういう態度が「真のリベラル派」も含めて「リベラル派の劣化」と言われる事態を引き起こしているのだと私は思います。
2015.07.12 12:03 URL | zappo #- [ 編集 ]
やっぱりウルトラ馬鹿だ。誰も焼身自殺の是非自体を「論点」になんかしないのに。でも、政権政党の勉強会で、言論機関を潰すという発言が出て、そこに出席した政権政党の議員たちがそれをその場でとがめなかったということは、議論になっているよね。それとも、議論になってないの? そうだね。どう考えてもアウトだよね。厳しく糾弾されるべきだよね。なら、まず、糾弾しろよ。チュウリツヤローも。それやってから、ところで…ってんなら、少しは、目くらましではないかもしれないって思ってやれるけどね。でも、結局、馬鹿だけどね。沖縄のような特殊地域の言論が地元メディアにリードされているのがおかしいなんていうんだからさ。それとも、アメリカガーでもあるんかな? チュウカンガーだけじゃなくて。でも、馬鹿だね。だって、地元紙は米軍基地反対でしょ。え? 反発心から、チュウカンに忍び込まれたの? そんなん、忍び込まれたんじゃなくて、それこそ、地元の声でしょ。本当に、ウルトラ馬鹿。
2015.07.12 13:35 URL | suterakuso #- [ 編集 ]
suterakuso氏の指摘と重なりますが、林崎の焼死自殺問題と百田らの言論弾圧問題は「質」が違います。
さすがに、すり替えるネタもなくなったようですね。
人と議論したいなら、レッテル張り、ダブルスタンダード、話のすり替え、エリート意識丸出し、妄想はやめましょう。
2015.07.12 14:54 URL | 一般的ウロタ #- [ 編集 ]
>誰も焼身自殺の是非自体を「論点」になんかしないのに。(suterakuso氏発言)
あれをただの「焼身自殺」と捉える、その感覚が信じられません。犠牲になった女性の事がなぜ頭に浮かばないのでしょうか?
>林崎の焼死自殺問題と百田らの言論弾圧問題は「質」が違います。 (一般的ウロタ氏発言)
こちらもまたまた「未必の故意」の問題が存在しないかのような態度です。新幹線の中で油をかぶって火をつければどうなるか、これを単なる「焼身自殺」と片付けてしまいたいのですか?テロ行為で女性1人なくなっています。百田氏の発言は、「報道を萎縮させるかもしれない」という可能性の問題です。私は全く罪のない人間の命が奪われる、というテロに関する問題の方が重要だと思います。
2015.07.12 19:00 URL | zappo #- [ 編集 ]
おまけにあの報道ステーションでさえ、建前上は、「年金問題よりも、1人の無実の女性が亡くなり今後のテロ対策をどうするか」ということを上位に置いています。上記2人の方が、あまりにもこの問題を軽く扱おうとする態度に憤りさえ感じます。保守の人たちは「自さつする権利」よりも「公」「他人に迷惑をかけない」という事を重視しています。これをおかしいと感じるのでしょうか?
http://ameblo.jp/fuuko-protector/entry-12045839591.html
2015.07.12 19:03 URL | zappo #- [ 編集 ]
それと、その他一般的によく言われることですが、「パチンコをする権利」「タバコを吸う権利」これらと、生活保護を受ける事、憲法25条との関係、やっぱり保守とリベラル?は感覚が大きく違うようです。話がそれたように思われるかもしれませんが、「生活苦しい、と不満を言いながらパチンコをしていた」と報道があり、これに私は大きな問題意識を持っています。
まとめます。「人により、問題認識が多少、大小差があるのは十分わかります。しかし相手の立場に立って話し合い、議論を深めていく、それが真のリベラル派だ」 ということです。「沖縄世論が中国に併合してもらいたい」となってきた時に、自称リベラル派は、初めて自分たちの過ちに気付くことでしょう。(しかし自称リベラル派の中には本当に沖縄が中国の一部になって欲しい、あるいはなっても構わない、という立場の方がいるのかもしれませんけどね。) そういう意味で百田氏の発した言葉も問題であったが、もっと深い問題(根底に有る問題)を議論すべき、と申し上げた次第です。
2015.07.12 19:05 URL | zappo #- [ 編集 ]
なぜか「不正な投稿」となったり、「パスワードが違います」となったりするので、私のブログにここに書きたかったことを書きます。(titleは『う~ん、どこが不正なんだろう…』)
2015.07.12 22:32 URL | suterakuso #- [ 編集 ]
リンクをはっておきます。http://d.hatena.ne.jp/suterakuso/20150712
2015.07.12 22:49 URL | suterakuso #- [ 編集 ]
zappo氏の理屈は直接、生死に関わらないから言論弾圧は大目にみろという事です。
世の中で、こんな事がまかり通るはずないですね。
2015.07.13 05:28 URL | 一般的ウロタ #- [ 編集 ]
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