きまぐれな日々

 先週の日曜日に風邪を引いたことを自覚した。発熱などや鼻づまりなど主な症状は治まったが、喉を痛めてしまった。それが昨夜の就寝中に悪化した。そんなわけで今朝は体調が悪い。体調が悪い時には絶望感の漂う記事が多くなっていけない。このところその手の記事が多いのは、半病人みたいな状態が続いているせいもある。これはよろしくない。そこで今回は、久しぶりに元「みんなの党」支持者(現在では足を洗われたようだ)の朱の盤さんからいただいたコメントを紹介する。

http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1383.html#comment18654

もし今の安倍政権に隙があるとすれば、国民の多くが
民主党政権における絶望から「他にまともな政党が無い」という消極的な支持で、安倍自民党を支持しているということ。
それを政府の《アンダーコントロール》しているマスコミとネット右翼が、いかにも世間が右傾化しているように情報を撒き散らしていますけれども、私の接するところの世間(飲み屋論議)では、さほど世間の右傾化を感じることはないですね
私の世間が狭い、ということはあるでしょうけど、辺野古基地問題にしても、
運動サイドからの今の沖縄辺野古周辺の抵抗運動を撮影した「圧殺の海」という映画が東中野ポレポレ映画館で異様な客足を見せ、ロングランを続けています

左翼視点からの楽観が多分に入っていますけれど、「自民党・安倍政権支持数の維持・増加」と「世間の右傾化」は、分けて考える必要がありましょう
後者のデマが世間を誘導する、しつつある危険は注視し、阻止していく必要はありますが、
後者のデマをまともに捉えて世間の右傾化を嘆けば、逆に世間の右傾化への諦観を広めかねないので、ウンっと丹田に力を込めて
「世間が右傾化?いや、俺の周りじゃ全然そんなことないがね?」と言っていく必要もある(場面がある)と思っています
それもまた一つの抵抗運動、「揺るがない」という情報戦です

問題は「消極的理由からの自民党・安倍政権支持数の維持・増加」、この隙をどう突けばいいのか、この一点。
まだ自民党に派閥があった頃ならば、自民党内の反安倍派への呼び掛け・支持などが有効だったのですが、現在の(小泉純一郎が派閥を壊した)自民党ではこの手が使えません
この点を年配の「消極的理由からの自民党支持者」がわかっていないのが、現在の不幸、政治と人民の疎外を生んでいます

結局は、国民一人一人がなるべく希望を失わずに個人にできる運動をしつつ信用のおける政治家(候補者)を掘り起こし、より支援し自分のやってもらいたい政治をする政治家に育てていく、という従来の政治への参画に回帰するのかな、と思っています
それを生活の中で行うパーセンテージをわずかでも上げる、その努力をする。
そのわずかな積み重ねを希望の根拠にし、楽観をある意味では自らにあえて強いる
そのためにも健康第一!
絶望・諦観こそ向こうさんが左翼に植え付け、広めたい最大のものですから、その運び役とならないように、なるべくする
私もまだ絶望していません。

2015.03.27 20:56 朱の盤


 確かに健康第一です。健康状態が良くない時に士気を下げるような記事はよろしくありませんし、今みたいにそんな記事しか書けない状態が続くと、ブログの運営そのものを見直さなければならないかと思っています。

 ただ、右傾化については、今の日本は間違いなく右傾化していると思います。それは、同じ問題について、私が政治に関心を持つようになった1970年代と現在で、どう議論されているかを比較して測っています。人間とは忘れやすい生き物なので、ついこの間までの常識が非常識に変わっても、それに気がつかなかったりします。

 右傾化の最大の要因は、人々の暮らしが良くならないか、さもなくば悪化していることに起因する閉塞感でしょう。そのために、たとえば民族主義に走る心理規制は、私にも理解できます。なぜなら私自身、「グローバルスタンダード」という言葉を批判する論法を覚えた90年代後半に、民族主義的な心情に傾いた時期があるからです。その時期は、このブログを始めた初期の頃まで続きました。ですから、ブログの最初の頃の記事は、今読み返すと読むに耐えないものが多いです。

 私の場合は反中反韓ではなく反米の心情を強めたのですが、当時言われた「マネー敗戦」という言葉に、「経済でアメリカに負けるようになったか」と思ったのが、反米の心情を強めた理由でした。ですから、その頃が私の生涯でもっとも右傾化していた時期だったと自己規定しています。ちなみにそれは、現在「小沢信者」として私が批判している人たちの心情とよく似たものではなかったかと思っています。つまり、「小沢信者」とはリベラルまたは左派が右傾化して生まれた人々なのではないかというのが私の仮説です。

 現在は、経済敗戦や生活苦に対する人々の鬱憤がアメリカではなく中国や韓国に向かい、それが戦前回帰を狙う極右政治家の安倍晋三政権の歴史修正主義と相俟って、危険極まりない状態に至っている状態だと捉えています。

 もちろんそれに対する抵抗を止めるつもりはありませんが、私自身についていてば、まず健康を取り戻すことが大きな課題になっています。
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私の職場、友人、親族などを見ても間違いなく右傾化が進行していると感じています。
なのでこの手の話題は出来るだけ出さないように気を使ってしまいます。
思ったほど進行していないというのは楽観的過ぎると思います。
あと経済敗戦や生活苦に対する人々の鬱憤は
国内では自分より貧乏な人間(生活保護者)や弱者にも向かっていると思います。

2015.03.30 18:00 URL | 1985 #IzzJpWVA [ 編集 ]

小熊英二がネット右翼は人口の1%にも満たないから問題ないなどと寝言を抜かしていましたが、それと同類のコメントですね。社会は「大衆レベルで」右傾化していますよ確実に。
じゃなければ、嫌韓・嫌中のヘイト本やら、「日本はこんなに凄い」系のマスターベーション本が売れる理由が説明できないではないですか。テレビも「日本が大好きな親日外国人」系の番組が増えた。きっと視聴率がとれるのでしょう。私は安倍の極右路線よりも、この下の根の排外ナショナリズムの方が長期的には脅威であると思っております。原発事故以来、この傾向が続いてますから。

2015.03.31 14:53 URL | スーベニア #- [ 編集 ]

ネット右翼のような極端な「右」は今のところはかなりの少数派だとは思いますが、間違いなく社会は右傾化していると思います。

もしも本当に社会が右傾化していないのであれば、安倍政権のような極右的な傾向が強く、かつ、殆ど何の政治的な結果を出していない【期待されたアベノミクスも、一部の大企業や富裕層の懐を温めただけで、多くの一般庶民は殆ど恩恵を享受していません。また、安倍政権になってから経済的格差もどんどん拡大していっています】政権が約50%もの高い支持率を長期間に渡って維持できるわけがないと思いますよ。

ちなみに、なぜ上述で「今のところは」と申し上げたのかというと、日本の左派系やリベラル系の政治勢力が経済・労働・福祉の分野で安易な妥協をして、低所得層や下層中産階級の左派系やリベラル系の政治勢力に対する信用を失墜させ、かつ、日本の極右的な政治勢力がフランスの極右並みに戦略的に賢く【フランスの極右勢力は戦略的に、様々な社会層の中で最も右傾化しやすい低所得層や下層中産階級を自分達の政治勢力に取り込んでいて、その戦略は成功しています】なれば、ネット右翼は大幅に増えると思います。

2015.03.31 23:07 URL | 向日葵 #J7Ti0pLo [ 編集 ]

確かに健康第一。季節の変わり目だし、お互い気をつけましょう。

さて、まずはこちらを。
http://togetter.com/li/802001
「地方議員として活躍されている日本会議の会員の皆さん」リスト。
これは日本会議の会誌『日本の息吹』3・4月号に掲載された地方議員のリスト。
とかく国政ばかりに目が向きがちですが、来る統一地方選。これ大事。
このまとめでも触れられているように、極右地方議員リストとしては不十分ですがそれでもこれだけの資料なかなか手に入らない。ツイート主、まとめ主に感謝です。

なぜ日本会議が重要か未だ知らない方もいらっしゃると思いますのでこちらをご覧ください。
https://twitter.com/beyondaki/status/582073550174982144
3月28日付東京新聞『こちら特報部』の特集”草の根保守の先兵 日本会議地方議連”です。
「右傾化拍車」「統一選地方議会で拡大も」「アイヌ・慰安婦否定、改憲後押し」「次は教科書採択」「地方議連1600人超」と刺激的なコピーが並んでいますが、彼らの主張はそのまま安倍が言ってることとほぼ同じだということです。
彼らこそが現政権の力の源泉だといってもいい。
日本会議のルーツの一つが全学連~日本青年協議会になるわけですが、日青協創立メンバーは日本会議事務総長椛島有三、親学の高橋史郎、 日本政策研究センター代表伊藤哲夫、宮崎正治、そして安倍側近の自民党衛藤晟一と。

昨年の朝日新聞「誤報」騒動で彼ら活気付いて「壊憲決議」「慰安婦決議撤回決議」採択が地方議会でどんどんなされていることからしても深刻な事態ですが、これ発議しているのがほとんど日本会議系地方議員ですよ。
我々の身の回りの人が右傾化していようがしていまいが、気づかぬうちになされているということです。

また、先に挙げた高橋史郎。親学がなぜだめかというのは説明するまでもないことかと思いますが、も一つ最近話題の二分の一成人式。これも高橋のTOSSが仕掛けたイベントでありNHK『おはよう日本』でも肯定的に取り上げられるほど広まっていると。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/ryouchida/20150119-00042352/
10歳(小4)の節目を祝う学校行事。参加した父兄は感動しまくりってやつですが、記事にもあるように、「お母さん,ありがとう」「お父さん,お仕事がんばって」という感謝の手紙がもたらす弊害。虐待された経験のある子供、あるいは一人親に対する配慮は微塵もない「家族の絆」の強要イベントですが、これが非常にウケがよく、かつ、イベント関連企業も笑いが止まらないと。
そういや親学の全国イベント『親守詩全国大会」の共催は毎日新聞でありました。

ともかくこんな調子で、日本会議はじめとする「草の根保守」は長年地道に「道徳の教科化」や親学・優生学重視の教育、男女共同参画反対、性的マイノリティ固定化政策等々を地方の役所・議会、教育現場において実践してきて、しかも財界の支援が手厚い。
ちなみに高橋は「米国を主戦場」と位置づけ、「慰安婦問題」はじめ現政権の「歴史認識」を世界に広めようと、元在特会副会長で現なでしこアクション代表の山本優美子や在特系、幸福の科学系らと活動中であり、現政権は「連動してことにあたる」と言ってます。

なので、まずは統一地方選。一人でも多くの日本会議地方議連所属の候補者を蹴落とす必要があると思うので、皆様よろしくお願いします。

なお、右傾化といえば在特会みたいに路上で「ヘイトスピーチ」かましたり、ネットDE真実になったりする人ら。特に中高年層で彼らみたいになるのはアッという間。
例えばお茶の間で大人気の池上彰。またもやテレビで歴史修正かました模様です。
https://twitter.com/nihon_koutei/status/582524041111547904
”テレビ朝日の池上彰特番。日中関係が悪化したのは天安門事件で危機感を覚えた中国共産党が愛国心を鼓舞する為に反日教育を始めたから…って(呆)。南京大虐殺でも抗日戦争でも、毛沢東の時代から中国はずっと教え続けているだろうが。自分達が変わったのを他人のせいにするのも歴史修正主義の一つだ。”
「あの池上さんが言ってるんだから」てな調子ですよね。

比較的若い世代でもこういう人多そうですね、という例↓
http://www.kanaloco.jp/article/81903/3/
カナコロ(神奈川新聞)『時代の正体<78> 虚偽さえ交え ヘイトスピーチ考<上> 【記者の視点】報道部デスク・石橋学』のP3ですが、川崎市中1少年殺害事件について記事後半に出てくるヘイトデモを見ていた(事件を外国人排斥に結びつけるデモ隊の主張には首をかしげる)夫婦のうち赤ちゃんを抱いた妻「考えたのは加害者、被害者の親は何をしていたのだろうかということ。子どもにとって育つ環境が大事だとあらためて感じました。両親に愛され、大事に育てられていたら、あのような事件を起こすこともなかったのでは」なんて言う人は、二分の一成人式にも感激し、一人親の責任追及に熱心になり、外国人排斥に走る恐れも十分にあるのかなと。

外国人排斥といえば『【外国人入居拒否】 法務局、人権侵犯認めず アパートの「外国人不可」 仲介の大学生協は謝罪』
http://www.47news.jp/47topics/e/263652.php
これね。もちろん法務省京都法務局の「人権侵犯の事実があったとまでは判断できない」と外国人差別を否定していることは論外ですが、このような事例いくらでもあるわけで、人権週間における法務省の毎度おなじみの標語「思いやり」「優しさ」「心」ってやつがいったい何なのかってことですよ。

結局のところ「家族の絆」だの「思いやり」だのってのが、いかに右派を利しているか。気をつけないとダメですね。

2015.04.01 03:13 URL | white noise #- [ 編集 ]

確かに、何をするにも体力が第一ですね。
僕が社会人になってからもなるべく気をつけています。
ただ、以前このコメント欄に
『右も左もないという意見が、結局は右派を肥らせる』
とあったけど、そうなると右派に対抗できるのは左派の意見だけ、ということになる気がするんです。
でもそれは比較的偏狭で孤独なものになってしまう気も。
僕自身、
『自分の考えが右とか左とかは考慮に入れずに、単刀直入に意見をぶつけていく』
というスタンスできましたので。

>スーベニアさん

実を言うと僕も
『住んでみたドイツ、8勝2敗で日本の勝ち』
は持っています。
第2外国語としてドイツ語をかじっていて、ドイツに行ったり住んだりしたいという思いがあったので。

最近はやりの日本礼賛本。
ある意味ではいいんじゃないかと思います。(ヘイト本は論外だけど)
日本には『謙譲の美徳』というのがあるけれど、あくまでローカルな文化であって、グローバルな文化においては、
『能ある鷹は爪を見せる』
ですから、その環境になるべく適応したほうがいいと思うんですよね。
確かに人間は隣の芝生が青く見えるから、自分の周りにある環境がどれだけすぐれているかを忘れやすい。
「今の生活は負担を感じないようにできてるから人間が鈍感になる。」
という指摘は正しいと思うんですね。
もちろん、見せる爪は自前のものでないと周りは感心しないですけれど。

2015.04.01 19:45 URL | SPIRIT(スピリット) #Bcjh3QfU [ 編集 ]

以前にも言ったことなんだけど、この手の「右傾化」言説には注意してかからないと俗論と化すとこがあったりして、つい最近の傾向なのか以前から底流してあったのかってことを注意深く見て峻別しないと、下手な「ガス抜き」になってしまう危うさがあるんですよね。

実を言うと、ここ最近青木慧氏の著作 http://amzn.to/1HiNXBV今から30年以上も前に刊行された「右派」の知識人や財界人・草の根「保守」について取り上げたのを読む機会があったのですけど、そこで指摘されていることと最近の「右傾化」論議で言われていることって(若干の相違はあれど)殆ど違いが無かったりするんですよ。青木氏の著作で名前が挙がっている方の少なからざる部分が今でもメディアに登場したりもするし、組織の実態やその主張・やり方等々30年前も今も実は同じだったりするんですよね。じゃぁ、ネットの影響が全く無いかというとそうでもなくて、寧ろ彼らの言説が可視化し易くなり加えて動員や賛同を集めやすくなった側面もある訳で、しかも嘗てのネット右翼が年齢層を重ねて(社会的にも)中堅どころや場合によっては次世代(!)のリーダーと目されたりしますし、一方で(草の根「保守」で中心的な役割を担っていることもままあった)高齢者層などが以前と比べて格段にネットに触れる機会が増し、それが「右傾化」として映る面もあれば他方ではそうした傾向に影響化されて「右傾化」するなど一種の相互作用みたいなのがあるんじゃないかと思います。

でkojitaken様は、「人々の暮らしが良くならないか、さもなくば悪化していることに起因する閉塞感」を「右傾化」の背景として挙げていますけど、それは必要条件ではあっても十分条件ではないと思います。仮に「人々の暮らしが良くならないか、さもなくば悪化していることに起因する閉塞感」があるなら右翼で無くても左翼へ支持が集まっても何の不思議もありませんから。それ以上に自分は、同じ「閉塞感」でも国際的な地位の低下のファクターが大きいと考えますね。以前に故・森嶋通夫氏が『日本はなぜ没落するか』 http://amzn.to/1HiOT9i を著わした1990年代だと対米従属のオルタナティブとしてアジア共同体ってのはリアリティーがあった・というより"国益"に適っていたとこがある訳です(かの小泉純一郎でさえ"国家戦略"として挙げていたくらいですから)。確かに韓国・台湾に香港・シンガポールなどが新興国として発展していたけど、それでも日本はアジアの中でもリーダー格として存在感が持てるという自信が国民にも政治の側にもありましたし、歴史認識問題などの軋轢はあれど深刻とも言える様な対立も無く、中国は改革・解放の真っ最中でもまだまだ韓国や台湾を追う立場だったりしたのですから、良く言えば「余裕」悪く言えば「傲慢」がアジアに対してあったんじゃないかと思うんですよね。

でも、(先ほどメディアで話題になったアジアインフラ投資銀行の問題が典型ですけど)今のアジアはそれこそ日本抜きでも十分やっていける・欧米と伍してやっていけるくらいまで発展してしまっているんですよね。(湾岸戦争の頃からその兆しはあったとしても)外交面では対米追従になるか或いは対米自立ってなると中国や韓国など近隣諸国と無用な摩擦を起こすか、どちらにしても厄介な存在としてしか見られていなかったりするんですよね。しかも日本の頭越しにアジア諸国間ばかりか欧米諸国とも自由貿易協定を結んでいたりして、政治経済の面で日本を当てにする必然性が無くなっているという現実があるんですよ。

こうして見ると、安倍晋三の様なのも危うさがあるんですけど、いわゆる「政権批判」で持て囃されている内田樹や孫崎享・矢部宏治や安冨歩にも自分は同様ないしそれ以上の危機感を覚えるんです。確かに「政権批判」なことは言っているんでしょう。しかし、その言動の中身を吟味すると"リベラル"や"ソーシャル"は欠片も無くて「右翼」や「保守反動」のそれと同じ様にしか思えないんですよ。孫崎・矢部は憲法を一旦無効にして自分で指揮できる軍隊を持って"自主路線"を口にしてますし、内田や安冨は再分配や社会福祉を官僚機構の肥大化として端から否定し、一部の富裕層によるパトロンの"ノブレス=オブリージュ"や弱者同士の「共助」(も含めた連帯責任)を賞賛しているのですから。

長々となりましたけど、今の政権の様にネオリベバリバリで対米追従を巧く(?)利用しながらタカ派路線を歩むってのも危機的ですけど、その「オルタナティブ」が政権に輪をかけた"ファシズム"だったり或いは閉鎖的な階級社会や鎖国みたいなのを賞賛する"保守反動"だったりするということこそ、真に危機的な状況じゃないかと自分は考えます如何でしょうか?

2015.04.01 22:46 URL | 杉山真大 #hT4iJc3M [ 編集 ]

>SPIRITさん

>『右も左もないという意見が、結局は右派を肥らせる』 
とあったけど、そうなると右派に対抗できるのは左派の意見だけ、ということになる気がするんです。 
でもそれは比較的偏狭で孤独なものになってしまう気も。 

いや、私が批判したのはまさに「右も左も無いシングルイシューの運動体」「偏狭な運動体」なのですが。
具体的に言えば反原連~旧しばき隊~C.R.A.C.K.です。
「日の丸はいいけど労働旗はダメ」に始まり、「官邸前金曜日1回空けてくれない?脱被曝訴えたいから→あんたらよそでやってくれ」「警察と仲良くしよう。捕まるやつは革マルじゃねぇの」「在日に対するヘイトスピーチだけでなく朝鮮学校に対する補助金問題取り上げないのはなぜ?なんで東京大行進の賛同人に差別主義者の(民主党)金子洋一が名を連ねているの?→うるせーよ、ヘサヨ。ガタガタ言ってるの××大学の○○だろ。晒しちまおうぜ」「おれらにガタガタ言う在日いるけど、そういうやつにミンジョク、テッテ的と言ってもそれは差別ではない、罵倒だ」「中韓も(歴史認識)うるさく言いすぎ。未来志向で行こうぜ」「レインボーフラッグの意味おれら書き換えてやる」「三里塚や沖縄の古い運動をブルドーザーで轢き潰す」

こういった言説なり暴力によって異論は封じ込められてきたわけですが、これらを無批判で受け入れていたのがリベラル系「右も左もない」論壇なり「のりこえネット」だったり政党(共産党)だったわけですが。
これらを批判すると「偏狭で孤独なものになってしまう」のなら、一体何のための運動なんですか?
言っておきますが、この運動体に参加している人すべてが上述したような連中ばかりではもちろんありませんし、(今は)一部の右側からの批判もありますよ。
しかし、「ヘサヨ」と言われた側が、ずっと危惧していたような現状があるのも事実でしょ。

私が「右も左もない運動」を批判したとき、先日の3.22マルチイシューの反安倍デモをある程度評価したのは、各々の価値観なり思想を大事にしてやっていこうという意思が見えたからです。
しかし同時に思うことは、過去の言動の反省も総括もなく、かつ、異論も大事にしてその上で運動体としての方針を打ち出していくことを忘れるならば、そういう運動体はダメでしょ、ということです。

で、もちろんこういった相対主義的な運動なり言説というのは、3.11以降に始まったわけではなく、90年代からの流れがあるわけですよね。
「新しい歴史を作る教科書の会」「小林よしのり」を批判してきたのは誰か?例えば批評家の佐々木敦が「あずまんの一人勝ち」と評した東浩紀はどうでしたかね?
「南京事件」について右派に理解を示したりしてませんかね。
すでに他の方が批判されていますが、小熊英二の朝日に掲載された”(あすを探る 思想・歴史)「ネット右翼」への対処法”。
http://www.asahi.com/articles/DA3S11670003.html
安倍が旧在特会、現教育再生・地方議員百人と市民の会事務局長の増木重夫とツーショットの写真を撮り、閣僚らがネオナチ団体と仲良しなのは、欧米主要メディアも報じているわけですが、何をいまさら眠たいこと言ってんの?というレベルのネトウヨ対処法を語っているわけですよ。
もっと笑止なのは朝日ね。「頑張れ日本」初め対朝日集団訴訟原告人数3万人超えているのに、こんな小熊の論掲載して危機感無いのかね?というレベル。
もっとも、朝日は「極右」のルペンを「右翼」と紹介して、彼女の言い分を思う存分紙面で語らせていますから、驚くことでもないかもしれませんが。

「歴史認識」に対する未来志向ってやつも、中韓を刺激するばかりではないでしょ。
先日来日したメルケル。彼女はもちろん保守政治家ですが、彼女に「中韓にも問題ある」と主張して納得されますかね?そんなわけないでしょ。
http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20150317/1426658313
アジア女性基金の大沼保昭が秦郁彦らとともに米マグロウヒル社に対して、慰安婦強制連行という記述は誤りだと主張していると。
秦はかつて日本兵総数を250~300万人としていたのに、今回100万人と主張して自説を補強していると。
その秦を外務省は「慰安婦問題のエキスパート」として海外メディア記者に紹介していると。
もともと大沼は挺体協に対する恨み節が目に余っていたわけですが、とうとうこんな歴史改ざん主義者と手を組んだということですね。

結局相対主義がこういった言説や現状を招いているわけで、私が批判しているのはそこです。
ですので、
>『自分の考えが右とか左とかは考慮に入れずに、単刀直入に意見をぶつけていく』
というスタンス
には大いに賛成しますが、原則を大事にしないとアッという間に持ってかれてしまいますよ、ということを言いたいわけです。
ちなみに私の場合の原則とは「人権」です。

2015.04.03 00:28 URL | white noise #- [ 編集 ]













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