それを助長しているのが、日本維新の会の分裂劇、さらには日本維新の会・橋下徹派と、同派及び結いの党とつるんで新党結成を企んでいる民主党の前原誠司や細野豪志らの動きであろうと私は推測している。
日本維新の会の分裂劇では、石原慎太郎陣営が予想外の23人もの議員を確保した。これについて、6日付の『kojitakenの日記』に、「『石原新党』になぜ23人も集まったのか」という記事を書いた。この記事にも書いたように、「石原新党」に馳せ参じる23人の議員のうち、当選回数5回未満の衆議院議員は、1人を除き、知名度のある中田宏や山田宏も含めて、全員比例代表選出議員である。普通に考えれば、次の衆院選で当選の見込みの極めて薄い連中である。それは、ATOKが「日本送信塔」としか仮名漢字変換してくれない、かつて存在した某泡沫政党を立ち上げて2010年の参議院選挙に臨んだ中田宏や山田宏が、彼ら自身を含めて1人も当選者を出せなかったことや、石原慎太郎が名付け親になって立ち上げられた某立ち枯れ政党が、片山虎之助ただ1人しか当選者を出せなかったことを思い出せば明らかだ。
この件について産経新聞は、石原慎太郎に近いベテラン議員が、「次の衆院選では必ず自民党の協力が得られるから安心してほしい」と議員たちを説得したのが奏効したと言っているが、「選挙協力」って一体何だろうか。別々の政党で戦い、かつ自民党が連立相手に公明党を抱えている現状では、自民党も票の回しようがなかろう。
そうなると、「石原新党」自体の自民党への合流か、さもなくば最低限でも公明党を連立から離脱させた上での自民党との連立くらいを口にしなければ、権力の座を維持する欲望に飢えるバブル当選組の議員たちを説得できなかったのではないかと思われる。つまり、近い将来発足する「石原新党」は、限りなく自民党(安倍晋三)に近い政治勢力になるということだ。
それなら橋下徹はといえば、こちらも本質的に石原慎太郎と何ら変わりない。そもそも安倍晋三が総理大臣に復帰したきっかけとなったのは、一昨年夏、橋下と松井一郎が、当時自民党内で不遇を託っていた安倍晋三を維新の会に引き抜こうとしたことだった。維新からの引き抜きを阻止しようと、自民党総裁選に安倍晋三を担ぐ人間が続出し、それが谷垣禎一を降ろして「担ぐ御輿は軽くてパー」の石原伸晃を立てようとした自民党長老連(古賀誠と森喜朗)の軽挙妄動の失敗が相俟って、まさかの安倍晋三総裁復帰、そしてそうなってしまえば必然の帰結として第2次安倍内閣発足につながったのだった。私は橋下こそ安倍晋三の復帰を招いた「A級戦犯」であると考えている。
その橋下は、「集団的自衛権の政府解釈変更は立憲主義に沿う」との妄論を炸裂させている。一方、結いの党は集団的自衛権の政府解釈変更に消極的とされる。ここで鍵を握るのは新党結成のパートナーと見られる民主党の一部(といっても半分以上になる可能性もある)議員だが、最近、前原誠司が前面に出てくるようになった。前原はもちろん政府解釈変更派である。これまで尖兵として動いてきた細野豪志は、政策よりも政局で動く鵺のような人間だから、橋下も前原も政府解釈変更派とあっては細野も同じ態度をとるに違いないと私はにらんでいる。そうなれば、結いの党も政府解釈変更派へと転じるのではないか。
こう考えると、仮に公明党を抜きにしても、「石原新党」と「橋下+結い+前原・細野新党」、さらには「みんなの党」と、集団的自衛権の政府解釈変更に賛成する安倍晋三の仲間には事欠かないのである。上記のような「野党の右翼的再編」が安倍晋三に勇気を与え、それが公明党に対する高飛車な姿勢につながっているように私には見える。
ただ、自公の連立が解消されるとは私は予想していない。自民党は公明党に選挙で票を上乗せしてもらい、公明党は公明党で、中身は詳しく知らないが政権与党にいる旨味から離れられないような気配が感じられる。
では今後どういう推移をたどるか。公明党が安倍晋三に屈し、集団的自衛権の政府解釈変更を認める展開しか私には思い描けないのである。
なお、小沢一郎の「生活の党」も、最近の朝日新聞記事などを見ると、民主党以上に集団的自衛権の政府解釈変更肯定に傾いていることが読み取れる。小沢一郎の年来の主張であることから当然であろう。従来、集団的自衛権の政府解釈変更に反対するかのような擬態を見せていた同党がスタンスを微修正したのは、小沢の意向を反映したものと思われる。
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先月初旬に発売された『文藝春秋』保守特集 http://t.co/vXlLTIFrpc に、最近「反安倍」で主流となりつつたる孫崎享や内田樹など「良質な保守」の言動がまとめて載ってたんだけど、その所長の酷さに唖然としてTogetterでまとめてみた http://togetter.com/li/665363 りしたんだけど、それは兎も角。
そこで収められているものの中に浅野智彦による中島岳志(彼も に寄稿している一人だったりする)の『朝日新聞』「わたしの紙面批評」での「真の保守Vs.偽の保守」という対立図式を批判しているのがあります。「真の保守」という名目で(自民党がやっている)自分の気に入らない政策を逸脱として切り離せるとは思えないし、寧ろそうした図式を持ち込むことで却って「良識的な自民党」というイメージを創り出してしまっている、というのが浅野氏の批判なんですよね。
以前から繰り返し言っているんですけど、「反安倍」が自民党一党優位に寄与する格好になっている上に、そこへ「真の保守」(あるいは「真の改革」)って格好で橋下や石原・江田・前原と言った面々が「右翼的再編」を志向するってのを見ていると、板野潤治のいう「批判勢力が絶え果てた」中での喜劇にしか思えなくなるんですよね。これでは政治参加も(それによって他者に優位に立てるとか)何らかの旨みでも持たない限り、あまり参加意欲を持てなくなるのが普通だけど、それを「無責任」と非難して「民意」の絶対化に助け舟を出す者もいれば、ニヒリズムぶって棄権で何が悪いとか言っては上から目線で世間を語る的な小田嶋隆の様なのが跳梁跋扈したり・・・・・
仮に日本がファシズムみたいな事態になるとしたら、「反安倍」の多くがその片棒担ぎをやる予感がしますね。
2014.06.09 10:40 URL | 杉山真大 #- [ 編集 ]
まったくもっとご指摘のとおり。最初は「初めの一歩」でごくごく限られたところから始めるが、近々本格派兵が決まるでしょう。第一歩としてジブチの海軍基地を恒久基地に整備するのではないか。中継基地としてシンガポールなどインドシナ半島のあまり害のないところに展開する可能性もある。
来年になったらもう誰も派兵に反対するやつはいないよ。
2014.06.09 11:29 URL | 野次馬 #mQop/nM. [ 編集 ]
一部を除いてそんなに変なこと言っているとは思わなかったがなあ、あの「保守特集」。むしろうなずける面の方が自分には多かったけど…。まあ私って真性左翼じゃないようなので(笑)。
むしろ「週刊金曜日」を見ていると左翼のダメっぷりが目立ってしまうのです。
舞の海氏の「排外主義発言」とやらもそうです。この問題では、集会は確かに排外主義者たちが多く参加していたが、舞の海氏はそれに同調していないし、むしろ排外主義者からの掛け声に対して抑制しています。
つまりは明らかな誤りの記事なのに、編集長は誤りを認めながら、別の問題にこじつけて自らを正当化しようとする、集会の性質はともかく、特定人物への批判はその発言なり、行動なりでしかやってはいけないことです。「こりゃこの雑誌ダメだな」とはっきり分かりました。
(編集長は永野記者の「脚色」を知っていながら掲載していたふしがある。それならもっと腐っているといってよい)
あとは「美味しんぼ鼻血問題」もそうですね。左翼ブログのほとんどが実質的に美味しんぼの「擁護」に回っている。中日新聞などにも言えるのですが、「敵の敵は味方」という姿勢しか見えません。
いやそんなことはないんですよ。「無能な味方ほどたちの悪いものはない」ってこともあります。美味しんぼのために、安倍をはじめ、原発推進派はすっかり勢いづいています。
「よくぞ、こんなバカなものを載せてくれた。これでこちらがマトモに見える」
ということでしょう。
私は今の左派リベラルに安倍政権が倒せるとはまったく思いません。なんだかんだで安倍は経済で結果を出してしまっているからです。
安倍政権が倒れるとしたら、WEのような案が大々的に報じられ、支持率が低下し、自民党内部での交替しかないでしょう。
自民党の穏健保守派ですが、「絶滅状態」などという人もいますが、私はそうは思いません。かなりの大勢力です。疑問なのは、彼らが安倍を担ぎ上げるようなマネをしたことです。
2014.06.10 00:13 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]
リムパックに中国海軍も参加。古いニュースなのに今頃報道している帝国報道機関、いや帝国情報統制機関のNHK。第一に、「中国包囲網」プロパガンダしか頭にないからどういう視点から報道するべきか分っていない。第二に、米海軍は中国海軍とホットラインを導入する。包囲網騒ぎしかできない痴呆大国には危なくて任せておけないのだ。これを「頭越し」というが、そんな都合の悪いことは愚民には教えられないのだ。
2014.06.10 12:06 URL | 野次馬 #mQop/nM. [ 編集 ]
>飛び入りの凡人氏
その「変なこと言っている」連中が、実際のところ「リベラル」「サヨク」がリスペクトしているってことが問題だったりするんだよ。
例えば孫崎享なんて、安倍がやった従軍慰安婦の否定や靖国参拝を批判したアメリカにペコペコしているのは対米追従って開き直りなことを言ってるし、内田樹なんて士農工商の如く格差の大きい閉鎖的な階級社会を肯定し、弱者は相互扶助と相互監視で連帯責任を負えって辺見庸が目にしたら「絆のファシズム」と批判しても不思議の無いことを言っているんだし。田中康夫もカトリックの社会教説とバークを背景の違いも解らず持ち上げているし、(「リベラル」の旗手だった筈の)枝野幸男も「八百万の神々」ってシンキロー張りのこと言うし・・・・・まともな「リベラル」なら眩暈を起こす代物なんだけどね。
舞の海の発言の一件は『週刊金曜日』最新号で平井編集長が見解を示し、実際には"排外主義発言"と、そう取られかねないニュアンスを持った発言って意味で取り上げたつもりだったんだけど紙数の関係で無理だった訳だったり。
で、実際舞の海発言の全文起こし http://blog.livedoor.jp/dg_law/archives/52206553.html を自分も一読したんだけど、「排外主義」がミスリードだったとしても例えば後藤和智氏辺りが批判する様な俗流の若者劣化言説とかが出てきたり、別の次元で肯けないんだよね。しかも、あの後『正論』7月号 http://amzn.to/1pzpOiB に「天皇に守られた相撲」ってので発言が掲載されたり、流石にミスリードってのを差し引いても擁護できる代物でもないって自分は考える。
まぁ、「安倍は経済で結果を出してしまった」のは一面の真実であり、それで「反安倍」がブードゥー経済学の類に走ったりするのは自分としても拙いとは思うんだけど、クルーグマンが繰り返し主張している様に「パイを増やす」と言う点で安倍は成功したけど、「パイを分配する」と言う点では逆に安倍はシバきをやっていて、それに対する「反安倍」も安倍と五十歩百歩のシバきや全くの見当違いのことしか提示できていない、ってのが問題なんじゃないかな?松尾匡の様にまともな意味での批判派もいるにはいるけど、それが「反安倍」の主流になっていないのが現実で・・・・・・
2014.06.10 17:45 URL | 杉山真大 #- [ 編集 ]
>杉山真大さん
「週間金曜日」をかなり信頼されているように見受けられますが、この「週金」こそ、「左右を越えた連帯」を言い出した左派ジャーナリズムの代表的存在ではないでしょうか。
既に6年前になりますが、その象徴的な事例を取り上げたブログを紹介します。
日の丸掲げる『週刊金曜日』、左派・右派・陰謀論者の「国民戦線」結成へ!?
http://ukiuki.way-nifty.com/hr/2008/10/post-1add.html
更に、岩波「世界」同様にこの頃から現在に至るまでの佐藤優の重用もひどいものです。
辺見庸も4月30日付けの日録で厳しく批判しています。
http://yo-hemmi.net/article/395766886.html
2014.06.10 21:06 URL | ぽむ #mQop/nM. [ 編集 ]
安部晋三、石原慎太郎、橋下徹、前原誠司、いずれも極右政治家で、日本を侵略国家にする集団自衛権に賛成、救いようのない狂信的な日本侵略主義者、日本覇権主義者ですよ。
維新、みんな、民主いずれも膨張しすぎた自民党から分かれた人がメインとなってつくった政党ではないですか。
いっそ再度一緒になって、「大日本大政翼賛会」でも結成した方がわかりやすいかもしれません。
保革のバランスが崩れ極右全体主義化してしまったところに今日の日本の惨状があります。
公明党は結党当初は、自衛隊は憲法違反とし(確かにそのとおり)、非武装中立政策を掲げ、平和の党だったのですが、80年代に入ってから右へ右へと舵をきるばかり。
ただ、同党がもし自民党と連立を解消したなら小選挙区のすべての議席は失うでしょう。
小沢一郎は自民党の出身、改憲論者で日本を戦争で人を殺し、殺される国にすることには熱心な政治家ですよ。リベラルな政治家と考えるなどあまりにも甘い妄想です。
2014.06.10 22:57 URL | 風てん #- [ 編集 ]
集団的自衛権に関して、
細野豪志は前原誠二とやや違う立場のように
見受けられますが。
民主・細野氏、憲法解釈変更「焦りすぎ」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0702P_X00C14A6PE8000/
2014.06.11 02:37 URL | 斜め読み #mQop/nM. [ 編集 ]
結&大阪維新って、成立した場合には一体誰が仕切ることになるんだろうか。
現状の「維新大阪グループ」においては、国会議員に関しては小沢鋭仁や松野頼久あたりの元民主系が前面に出てきている。
「大阪市長」が何を言おうと国会議員じゃないからあまり関係なくなってしまってることは頭に入れておいたほうがいいと思う。
今後は江田けんじがここに参加してくるので一体どうなることやら。
他党から大阪維新への合流のメリットは、やはり橋下が国会議員でないことにある。
ここにくると国政においては橋下をほっといて好き勝手できるからね。
但しアレの発言に自らのプライドが持ちこたえればの話だが。
例えば竹島の日韓共同管理だとか、相続税100%とか。
さすがに石原や平沼や中山成彬はこれには耐えきれなかっただろう。
江田けんじや前原や細野だと、こういうのも別に気にしなさそうだけど。
2014.06.11 11:25 URL | 元大阪府民からの伝言 #- [ 編集 ]
民主党に「非自民」だけでなく(それ以上に)「非維新・橋下」であってほしいという儚い夢をかけていた人が多少なりともいたようだけれど。海江田本人はともかく、中核議員がここまで声高に(橋下と組む)再編を叫んでいるようでは、とんだ見込み違いだったということ。
特に、細野に妙な期待してる人が多かったせいか、橋下と組みそうな展開にショック受けてる人もいるようだが、私には自然な動きとしか思えず。ブログ主の評価の通り、まさにヌエ的人物であって、あれだけややこしい内紛の多かった民主党政権で、巧みな?政局遊泳を続けて、小沢鳩山時代から野党転落後まで、ほぼ一貫して表舞台にいつづけたにもかかわらず、それほど色がついた感じもしないのがこの人の本質であろう。
ただまあ、橋下と直接つながるのはイメージ的にアレだと思う人もいるだろうから、さしあたり結いの党が接着剤のような役割を果たしている感もあり。
2014.06.11 14:07 URL | つづき #SFo5/nok [ 編集 ]
さっきも書いたけど、大阪維新の国会議員団自体をすでに元民主系が押さえているわけで。。。
この事実を知らない(もしくは見たくない)リベラル諸氏があまりにも多すぎるのではないのかな。
さらにいうと先の東京都知事選、大阪府知事の松井一郎は細川護煕に期待を寄せる発言をしていた。
田母神じゃなかったんだよね。
大阪維新に関しては、その中枢にいる人物たちの発言や行動を過去に遡って見てみると、別に民主とは対立関係にはないことはわかる。
あと結構、彼らは「反原発」とも思った以上に距離が近いことも読み取れるよ。
2014.06.11 22:25 URL | 元大阪府民からの伝言 #- [ 編集 ]
「モンゴルの若者は簡単には帰らない」って部分のこと?
あれくらいで俗流若者論と言ってもらいたくないなあ。今の日本には選択の幅が広がった、角界だけが出世の道ではない、ってのはむしろいいことだと思うんだけど。まあ実際に「七五三の法則」ってのは確からしいし。それを若者の劣化と見るか社会の多様化と見るかは人それぞれだけど。
あと「天皇に守られた相撲」ってのは、裸体禁止令が出ていた明治時代に、相撲を事実上「解禁」したのは明治天皇だった。だから明治天皇がいなければ今の相撲はなかったかも知れない、ってのが発言の真意で、別に舞の海氏は天皇を過剰に持ち上げたりはしていないよ。
とにかく舞の海氏がどういう思想を持っているかまでは分からないが、彼の発言は、偏狭な思想を持つ集会の中では異彩を放っていたというくらいバランス感覚があったものでね(むしろ排外発言が客席から飛んだ時にこれを否定したくらいだもの)。週刊金曜日はそれを認めてさっさと訂正するなり、謝罪するなりした方がよかったね。
2014.06.12 00:18 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]
あと後半部分ね。
>「パイを分配する」と言う点では逆に安倍はシバきをやっていて、それに対する「反安倍」も安倍と五十歩百歩のシバきや全くの見当違いのことしか提示できていない
これについては同意。松尾氏の指摘ももっともだと思う。
ただ批判派が力を持たないとはいっても、結果的に求人倍率は上がったし、平均給与も軒並み上昇、さらには製造業や外食産業など、ブラックが横行していた業界を、「ブラックではやっていけない」って状態に追い込んだのも事実なんですよねえ。
社会保障などには興味のなさそうな安倍政権だけど、取りあえず景気を底上げして労働環境を改善してしまったわけで。
だからこそ、松尾氏は「左派も経済成長を止めない」という政策が必要だ、と言っているわけです。
安倍政権の自壊を望むなら、裁量労働制でマスコミが騒いでくれるのを待つしかないんじゃないかな。自分、今そんな悲観的気分。
2014.06.12 00:26 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]
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