きまぐれな日々

昨日(19日)のニュースで特筆すべきは、やはり沖縄の名護市長選だろう。開票結果は下記の通り。

(当)稲嶺  進 無現 19,839票
   末松 文信 無新 15,684票


以下に毎日新聞の論評を紹介する(下記URL)。
http://mainichi.jp/select/news/20140120k0000m010115000c.html

名護市長選:沖縄振興策より基地受け入れを拒否した市民

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設の是非を最大争点とした同県名護市長選が19日投開票され、日米両政府が進める名護市辺野古への移設に反対する現職の稲嶺進氏(68)が、移設推進を訴えた前自民党県議の末松文信氏(65)を破り再選を果たした。

 名護市民は、移設反対を訴える稲嶺氏に再び軍配を上げた。「アメとムチ」で民意を誘導しようとした手法が、沖縄では通用しなかったことを安倍晋三政権は自覚すべきだ。

 名護市の人口は約6万人。沖縄本島北部の拠点都市とはいえ、経済の衰退にあえぎ、抜本的な振興策を見いだせないでいる。多くの地方自治体が抱える悩みと同様だ。そんな窮状を狙うかのように、安倍首相は昨年末、仲井真弘多知事に膨大な予算を投じる沖縄振興策を約束。基地負担軽減も示した。

 今回の市長選で、政府の振興策に有権者が揺らいだのは確かだ。だが基地に経済を依存する本土の自治体がある中、沖縄戦の悲劇を経験し「銃剣とブルドーザー」で米軍に土地を奪われた沖縄では、カネと引き換えに軍事施設を受け入れることを特に嫌悪する。

 本土復帰から40年以上たった今も、県土面積が全国の0.6%の沖縄には、在日米軍専用施設の74%が集中している。事故の危険におびえ、騒音に苦しみ、米兵による犯罪も絶えない。負担は限界で、これ以上は受け入れられないという民意を示したといえる。

 一方、沖縄が強く発してきた普天間の「県外移設」を安倍政権は真剣に検討してきただろうか。代替施設が辺野古である理由も理解されていない。移設を拒否する名護に無理強いすれば溝は広がるばかりで、日米安保の土台もぐらつきかねない。「県外」が本当に無理なのか、一から議論すべき時に来ている。

 普天間の返還合意から18年、国策によって地域は分断され、苦しんできた。そもそも、普天間の危険性除去を大義名分に地域を壊すのは本末転倒だ。民意を「アメ」で誘導することで安全保障を構築しようとする政治手法に問題がある。国策優先のあまり、国民を軽視していないか。政権の姿勢が問われる。【井本義親】

毎日新聞 2014年01月19日 23時03分(最終更新 01月19日 23時23分)


この名護市長選は、もうずいぶん前から結果は見えていた。ただ、最終的には思ったほど差は開かなかった。それだけ自民党の陰湿な締め上げが強かったのだろうが、自民党も最後には勝負を諦めていたフシがあった。

それでも、この選挙結果は、安倍晋三が昨年後半に沖縄県知事の仲井真弘多に強い圧力をかけて承認させた辺野古埋め立てへの明確な拒絶の意思表示であって、安倍晋三にダメージを与えるものであることは確かだ。

それでは、昨年末の前東京都知事・猪瀬直樹の辞意表明を受けて実施が決まった東京都知事選の告示直前の状況をどう見るべきか。

まず自公が推す舛添要一だが、これは石破茂や石原伸晃らの意に沿った形の候補と言えるであろう。安倍晋三は昨年末に「若い女性が良い」などと発言して主導権を握ろうとして失敗した。ここで思うのだが、「若い女性」とは安倍晋三はいったい誰をイメージしていたのだろうか。私は(若いかどうかはわからないが)橋本聖子あたりだろうと思っていた。あるいは、丸川珠代だろうとか、いや滝川クリステルだろうという声があった。だが彼女らのいずれも出馬することはなく、安倍晋三に思想信条の近い人たちは、頭に来て玉砕覚悟で田母神俊雄を築いてきた。

しばしば言われる「ファシズム」とのからみでいえば、安倍晋三が(単なる思いつきの発言であったかどうかは別にして)本当に「若い女性」を担ぎ出していたなら、その時こそファシズムの危機だっただろう。先週の日曜日(12日)だったかと思うが、TBSの『サンデーモーニング』で、ハリス鈴木絵美という人だったか、「若い女性」に該当するといえるコメンテーターが、安倍晋三が「若い女性」発言をした時それに期待したが、蓋を開けてみればおじさまばっかりでがっかりしたと言っていた。このことから、安倍晋三が「若い女性」か、それに限らずソフトな雰囲気を持った掌中の人間を担ぎ出すことに成功していれば、その候補が圧勝する流れができていたに違いないと私は思うのだ。そしてその時こそ、日本がファシズムの未知を一直線に突き進む開始の合図になったといえるだろう。ファシズムとは、田母神俊雄のようなマッチョな人間が勇ましく叫ぶところから生まれるものではない。

幸運にも、と言って良いと思うが、安倍晋三の思惑通りにはならなかった。現在有力といわれている舛添要一と細川護煕は、ともに新自由主義系の候補だが、舛添は石破・石原(伸)、細川は既に政界を引退した小泉純一郎や中川秀直らをそれぞれ代弁する候補者であるといえ、どちらが勝っても似たり寄ったりであろうと私は考える。

いや、舛添が勝てば原発が再稼働され、推進されるが、細川ならそれに歯止めがかけられる、だから「よりまし」な細川に投票すべきだという人もいる。確かに原発政策に全くの影響はないとはいえないかもしれない。しかし、細川・小泉・中川(秀)らに対応する国政の勢力はどうなるだろうかと考えると、それは結いの党をブリッジとして民主党の多くと日本維新の会の橋下派を糾合して今秋にも発足が予定されているあの「新党」ではないかと私には思えるのである。橋下徹は現時点でこそ細川とは距離を置いているが、時が来れば「新党」の中心人物になるであろう。そんなろくでもない結果につながりかねない候補に投票するのが賢明であるとは、私にはどうしても思えない。

安倍晋三が戦争に突き進むのを止めるために細川護煕を支持するのだという人がいる。しかし私が思い出すのは、一昨年、橋下徹が人気絶頂だった頃、ある人と交わした会話である。彼は、「橋下が総理大臣になったら本気で中国と戦争を始めかねない」と言っていた。安倍晋三を止めたつもりが橋下徹というさらなるモンスターを呼び起こしてしまっては何にもならない。それどころか、安倍晋三と橋下徹のそれぞれの勢力が合体する可能性すらあると私は思っている。現に橋下徹は安倍晋三を担ごうとした過去を持っているのである。

近年の私の主義主張からいえば、本来私が投票すべきは宇都宮健児しかいない。しかし、昨年末からずっと書いている理由によって、今回は宇都宮氏には投票しない。昨年、前回都知事選における宇都宮選対のなした悪行が告発されるや、おそらくその旧宇都宮選対の中心となった人たちが既成事実を作って先手を打とうとした。それが宇都宮候補予定者が早々と出馬を表明した理由だと私は確信している。なお、旧宇都宮選対の中心にいた人たちは「非共産党系」の人たちだったことに注意が必要である。つまりこの問題を「共産党の体質」に求める一部の指摘は正しくなく、共産・非共産を問わない「リベラル・左派」全体の問題としてとらえられるべきである。これは、「同調圧力」や「全体主義」という言葉で論じられるべき問題であろう。

そのような体質を容認するのであれば、広く国民の支持を得られる勢力に拡大できる可能性は皆無であると信じる。これは何より、民主主義の価値観を重視すると自認する人自身が、昔からの「ムラ社会」の行動様式から全く脱却できていないことを示すものだ。そんなものを容認してはならない。私はそう考えるに至った。

これに対し、旧宇都宮選対を告発した人も元来同じ体質を持っていて、たまたま身内がその体質に巻き込まれたからそれを批判したものの、自らの過去のあり方には目をつぶっている。だからその人の言説には信を置くに値しないといって、私に宇都宮氏への投票を勧めた方もいた。しかし、仮にそうであってもその告発自体は正しく、むしろそうであればなおさらのこと、今回の出来事をきっかけに、そのような体質の一掃を図らない限り「リベラル・左派」の未来はないと私は考えるのである。

だから私は宇都宮健児氏には投票しない。もちろん細川護煕や舛添要一やましてや田母神俊雄にも投票しない。その他の候補者の中から選ぶか白票を投票するかのどちらかである。
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相変わらず煮え切らない態度表明だこと。せっかく投票権があるんだから素直に左派の宇都宮に入れれば良いものを。要らん事を言って高みの見物に走るから、リベラルもとい旧社会党主義者は嫌われるのです。宇都宮支持・新左翼の全体主義体質をkojiさんは忌み嫌ってるようですが、ないものねだりで明後日の方向を見続けるリベラルの現実逃避癖も、相当なものです。都内に通学してて投票権もない私のような人間だっているのに。選択の自由はきっちり行使しましょう。クドクド理由を付けて政治不信につなげるのは、最も卑劣な行為ではないだろうか?「自民も民主も同じ」などといって維新やら最悪の安倍最登板の引き金を引いたのは貴方たちリベラル・左派ではないか。その辺の反省があれば、もう少し現状認識も対応も変わってくるはずです。

2014.01.20 10:56 URL | 小笠 #IHqOstwo [ 編集 ]

よりマシ主義というのは、多くの場合大変な危険を孕んでいるのですね。それが90年代以降の日本の政治経験だったと思います。
日本新党であれ新進党であれ、先の民主党政権であれ、よりマシ幻想が崩壊して残った焼け野原には靖国右翼と新自由主義者の大跋扈しかありませんでした。

そもそも、「よりマシ」なのは、しょせんは政治的外観や刹那の瞬間だけでしかない場合が多い。「よりマシ」は、果たして本当に「よりマシ」なのか、だったのか、よくよく考え振り返ってもみなければならないでしょう。
「よりマシ」幻想が破綻する度に、国内政治的大状況が確実に悪化して来たのがこの間の日本社会ではなかったのか?と。
オイ、「よりマシ」営業マンよ!責任取ってくれや!なんて言ってる人たちもいる。

ま、細川であれ宇都宮であれ、「よりマシ」主義ではもう推せない、ということでしょうね。
楽観主義は悲観主義に、冒険主義は敗北主義に、転回してしまう、というのは良くあることです。
固定ハンドルの人なら、あとあと責任もてないこと言うなよ、書くなよ、ということでしょうね。

2014.01.20 11:20 URL | バッジ@ネオ・トロツキスト #CrLMSZ1k [ 編集 ]

>ソフトな雰囲気を持った掌中の人間を担ぎ出すことに成功していれば、その候補が圧勝する流れができていたに違いないと私は思うのだ。そしてその時こそ、日本がファシズムの未知を一直線に突き進む開始の合図になったといえるだろう。ファシズムとは、田母神俊雄のようなマッチョな人間が勇ましく叫ぶところから生まれるものではない。

まさに戦前に近衛文麿首相が登場した雰囲気ってのが、そうでしたよね。2.26で岡田啓介が失脚した後、広田弘毅は軍部に下され林銑十郎は「祭政一致」って余りに時代錯誤なことを言い出して選挙で不信任され・・・・・そうした雰囲気の中で「若いのによく勉強してて知識があり、国民みんなから人望が厚くて、部下を見る目があって、世界の大局を見渡す視野がある、指導者に相応しい人」 http://twitter.com/FlatDefense/status/421843634732818432 ってイメージで右翼・保守派からリベラル・左翼まで拍手喝采の中登場したのが近衛ですから。

で、その近衛が首相となってからは、まとまりかけた日中戦争を収拾するどころか「爾後国民政府を相手にせず」と泥沼化させ、ナチスとの防共協定を三国同盟にまで強化して相前後して満州で関特演やってソ連の警戒心を強め大政翼賛会を作って民主主義を終わらせ国家総動員法で半ば独裁体制を確立し仏印に進駐し対米戦を決定的にして退任直前には東南アジアの植民地を分捕って対米戦を戦うって方針まで立てたってことやらかし続けていた訳で。近衛自身はGHQに呼び出される以前に自殺したそうですけど、仮に被告人になってたら間違いなく死刑になってた可能性大でしょう。
http://togetter.com/li/614594

詳細は上記まとめにあるんで多くを述べませんけど、近衛と言い細川や鳩山といい「教養主義的なポピュリズム」ってのが一番危ういって気もするんですよね。下手に教養者ぶっているだけにコロリとなるのが多かったりして、結果としてファシズムへの道程を造ってしまいがちなんですよね。先の参院選の直後に『朝日新聞』の一面を潰して内田樹がファシズム待望論と見紛うばかりの雑文を載せてましたけど、あぁいう根っこは未だ日本社会から克服されていないって感がありますね。

2014.01.20 11:25 URL | 杉山真大 #- [ 編集 ]

>これは何より、民主主義の価値観を重視すると自認する人自身が、昔からの「ムラ社会」の行動様式から全く脱却できていないことを示すものだ。そんなものを容認してはならない。

 全く御指摘のとおりで、正しく、「ムラ社会」で生起した事象であり、政治的主義・主張、政治思想の相違に依るものでは有り得ません。 
 戦後に為っても、実際の村八分は残存し、訴訟に発展した例も有ります。 最近でも、自治会を巡る新旧住民の軋轢で、村八分にされた人も多数がいます。 その場を、職場・学会・学校・NPO等々に移して、村社会の掟を適用され排除された人々が多数存在します。 
 憲法会議の機関紙への論稿を事実上掲載拒否された事象では、澤藤氏は、宇都宮氏批判を書かれる予定では無かった事実に注目しなければなりません。 氏そのものを排除することが目的であった訳です。 
 村八分に特有の「排除の論理」は、特定集団の構成員間の明示的、若しくは、黙示的合意を基に適用され、排除行為は徹底して実行される傾向にあります。 これからも澤藤氏には、様々な攻撃が為されることでしょう。 場合に依れば、澤藤氏の人権救済のために、「守る会」等の組織が必要になるかも知れません。 幾ら左派・リベラルが少数に為った日本でも、個人が相手にするには大き過ぎるでしょうから。 
 左派・リベラルも、見事に転落したものです。でも、元々、批判相手と同じ体質ですからね。  

2014.01.20 13:22 URL | とら猫イーチ #mSWjQtqs [ 編集 ]

例えば100人の集団の中で、99対1の対立があったときに、1の側からの批判の自由を尊重できるかどうか、そのような少数の批判を集団の中で許容できるかどうかが、自由主義の成否を決めると思います。これができなければ、同調圧力によって全体主義へと染まっていくことになります。
ただし、この同調圧力というものは、すべての組織、すべての個人にとって大なり小なり宿痾のようなものではないかと私は考えています。例えば、私がある政治的組織の中枢で指導的な立場に立ったと仮定して、その私がなんら同調圧力を構成員にかける事は無いという自信は全くありません。澤藤弁護士の告発に対しては私も拝読していて宇都宮陣営に対する疑念を強く持ちましたし、澤藤弁護士の批判内容に共感できたのですが、もし仮に別の人物が、私が日頃批判的な心象を持っている思想に基づいて同陣営を糾弾したとしてその人物に対する排除がなされたとしても、澤藤弁護士の時と同じような憤りを持つかと言うとそうはならないと思います。
そのジレンマをどう克服していくのかということについて私は正解を持ち得ていません。
ただ、人間にとって宿痾のように、他者の自由を束縛しようとする心性を心のどこかに潜めているのであり、そのことを自覚できているか、ということがまずは大事なのではないかと。
民主主義と自由主義というものは、これで完成だということはないと思います。矛盾と未熟さを抱えた人間が、葛藤しながら、追い求めていくものなのでしょう。そのことの自覚なしには、左派リベラルの未来はないと思います。

2014.01.20 15:10 URL | フリスキー #Mc0xmjc2 [ 編集 ]

細川さんに関しては、多くの人に井田真木子『フォーカスな人たち』(新潮文庫)が読みなおされることを願います。
http://d.hatena.ne.jp/nessko/20140111/p1

都民ではないので、都知事選は遠くから見ているだけになりますが、田母神がどれくらい得票するかには非常に興味があります。

田母神は石原慎太郎が個人的に応援すると表明していますね。結果、田母神の印象は極めて右寄りになってしまって、そのせいで他の候補はすべて中道寄りに見えてくる、という雰囲気になってきます。
べつに田母神が意図した効果ではないのでしょうが、このあたりも見落としてはならないでしょう。

2014.01.20 20:35 URL | nessko #aIcUnOeo [ 編集 ]

選挙は神聖なもの、と書くと、のけぞられちゃうかしら。

子どものころ、両親が投票に行くのに、よくついていきました。選挙会場は、わたしの通う小学校で、いつもはトコトコ 歩く通学路を、休みの日に両親と自動車で出かけるのがうれしくて、校庭に臨時で設けられた駐車場に、車で乗り付けるのも痛快でした。

運動場には、緋毛氈ならぬグリーンの細長いゴムシートが会場の入口まで敷かれ、両ふちには「明るく正しい選挙への道」と書かれた小さい文字が、延々と繰り返して印刷してありました。有権者は行儀よく並んで、誰もがその緑の道を通るのです。
私は小さな文字を目ざとく見つけて読んでみせ、もちろん、「小学生なのにエライ」とほめられたりしました。

ある時の帰りみち、後部座席から、「お父さんはだれに入れたの? お母さんは?」と、聞くと、母は口元に人差し指を立てて、「ナイショナイショ」の合図。
父はそのとき、「選挙というのは、めいめいが考えて選ぶもので、人には言わないものだ。たとえ夫婦でも秘密でいいんだよ」と言いました。
親への隠し事はご法度のはずなのに、初めて知る、例外のルールでした。

まあ、今にして思えば、選挙の心構えというよりも、子どもが外で、ベラベラと余計なことを話さないようにするためのほうが大きかったかもしれません。

そんなこんなで、わたしは今まで、だれに入れるかなんて、人に話したことはありませんが、今回ばかりは宇都宮さんの応援を表明して憚りません。

宇都宮さんが年内に出馬表明したのも、昨年の体験を踏まえた、まともなスケジュール感覚だと思います。出馬以来、政策を訴え続けているけれど、まだまだ選挙区に行き渡っていないもの。

他の候補者は政策を説明しないまま、名前だけを連呼して、突っぱしるつもりなのかしら。

理解できません。

2014.01.21 01:59 URL | ymca-1333 #- [ 編集 ]

これから名護市民の経験するであろう苦難に胸ふさぐ思いです。日本国も国民も名護市民を切り捨てる(村八分)ことは目に見えているので。

2014.01.21 05:55 URL | redkitty #- [ 編集 ]

以前も書いたのですが、、「政治家は、何を言うかだけでなく、実際に何をやってきたかが問われる」との先人の言は重要でしょう。政治家の口先だけの美辞麗句や、本音と遊離している建前に誤魔化されてはいけない、ということです。

そして、この「何を言うか」が政策内容だけでない(たとえば橋下や石原には「非政策的政治的部面でもトンデモ発言」がある)ように、「何をやってきたか」も、言行不一致(=公約違反)や無反省(=自己過失の隠蔽)の有無などとして強く問われる。
総じて、政治家には政策的人格的な信頼性が問われるのだ、ということでしょう。
過去や社会的場面でのボロに頬被りしたままでダンマリを決め込んでいるような人間は、「公職者」や「選良」にはけっして適さないのだ、ということです。

幻想が、社会をますます破綻させてしまわないためにも。

2014.01.21 09:58 URL | バッジ@ネオ・トロツキスト #CrLMSZ1k [ 編集 ]

はじめまして。
 ウォール街選挙運動の人たちは”鼻を摘んでオバマに投票し、走って帰れ”と言いました。
 彼らは、オバマがコンマンと知っていましたが、より悪くない候補だから棄権せずむかつきながらも投票したのです。
 選対の反民主性について言えば、お気づきのとおり、どこの選対も民主的ではないでしょう。これを基準にしたら、選挙はいつも棄権することになり、ばかげています。では、民主的な選対メンバーを集めかつ活躍することの可能性は?これも指摘のあるとおり、これは”主体”の問題で力量と経験のあるメンバーを集めて組織を組めば大なり小なり、組織内民主主義の問題は避けられないでしょう。”宇都宮選対の”反民主性と、自分(たち)から切断処理するのはお気づきの通り、端的に誤りです。
 かつての本田勝一じゃあるまいし、少数の問題を持って全否定するのは、”潔癖症”が過ぎませんか。たらいの水を捨てようとして、赤ん坊を流してしまうことになりませんか?
 単に投票に行く1都民と選対にいた澤藤弁護士とは立場と利害が異なる以上、彼の憤激に飲み込まれて、”ケシカラン”と右手をぶんぶん振り回すのは、外見的にはネットでよく見る被害者を出汁にして攻撃性を露にする”正義”な人たちと同じになりませんか?
 大切なのは、その人が当選したら何を重視、何を実行するのかを見極めることです。そのためには、彼がそれまでに何を主張し実践してきたかのベクトルを見ればいい。
 もし当選したら、宇都宮さんらはその反民主性が滲み出し、赤いドゴールならぬ”赤いイシハラ”と呼ばれるようになるかもしれませんが、”白い手”の殿様やネズミ男より、よほどマシです。
 ブログ主様には、ブログ主様の今の選挙権がどのようにして得られたのか、自民党が言うように天から降ってきたのか、それとも憲法にあるように死屍累々の無数の人々の戦いの上に奪い取ってきたものなのか、それを単にワタクシのものとして処理してよいものなのか、ぜひ改めて考え直してほしいです。

2014.01.21 21:48 URL | L #LkZag.iM [ 編集 ]

ネット上の話だが、細川・宇都宮両陣営、というか支持者同士が罵りあっているのを見ると泣けてくる。ほとんど感情的な次元になっちゃってる。

2014.01.22 02:18 URL | 青い鷹 #- [ 編集 ]

あ、もっともリアルな世界でも、澤藤弁護士に宇都宮陣営(海渡さんとか)が反論したり、一本化の過程や、一本化を持ちかけたのはどっちなのかという議論でゴチャゴチャしたり、もう何が何だかわかりませんが。

2014.01.22 02:27 URL | 青い鷹 #- [ 編集 ]

具体的事実や鋭く問われている主要論点に全く触れることなく行われる擁護や批判は真に空疎ですね。
ま、この板でも、直接的で主要な論点に関する応酬は、すでに終わったようです。

それにしてもブログ主は慧眼でしたね。
今日の事態を予想するようなエントリーが3.11直後から上がっていた。
そう、視野狭窄な一国主義的反原発運動と一点共闘主義に内包する危険やよりマシ幻想が招く終着点を予想していた。
さすがに、左派・リベラル派がカネの問題で躓くことまでは見通せなかったようですが、ま、その点では当方も同じ。ファシスタ(束ね)社会では道義的問題でも均質化が生まれるということの典型例までは予想し得ませんでした。

官憲の動きから当分眼を離せない季節が続きそうですね。グッタリ。

2014.01.22 12:04 URL | バッジ@ネオ・トロツキスト #CrLMSZ1k [ 編集 ]

参加資格がないので、外野から無責任に選挙結果を予想してみます。

当選・細川
次点・舛添

細川氏には小泉氏という強力な応援団があり、池上彰氏のような人当たりのいい人物からも出馬を薦められたなどという話も伝わってきます。そして脱原発はやはりウケがいい。今まで脱原発派がほとんど負けてきたのは、放射脳と大差ない主張や、経済や雇用を任せるには不安すぎる反原発に特化した候補ばかりだったからです。
「以前は金の問題を抱えていた」と言いますが、周囲の評価を聞いてみると「そんな昔のこと…」と言っています。20年以上も前の金銭疑惑などさほどマイナスに働かないのでは?

舛添氏もかなりの票は集めるでしょうが、本来の自民支持の層に限られるでしょう。言ってみれば、この選挙で、「野党が壊滅状態にならなかった場合の、本当の自民・公明の実力」が測れると思います。意外に票が伸びず、自公はショックを受けることになるかも知れません。
浮動票を細川氏に大きく食われる分、舛添氏には厳しい選挙戦になると思います。それに彼は少し旬を過ぎてしまった感があります。

供託金ギリギリ・宇都宮
供託金没収・田母神以下

宇都宮氏は共産・社民などの基礎票を固めるに止まるでしょう。前回より票を減らすと思われます。前回100万近く取ったのは、「反猪瀬票」を拾ったことによるものでしょう。今回はそれらは細川に流れると思われます。「候補者の中ではやっぱり宇都宮」という人もいるでしょうが、多くの人は自分の票が死票になるのを嫌いますので、やはり厳しいでしょう。
田母神氏はテレビにも出ていますし(イロモノに近いですが)「右派B層」の票を取り込んでそこそこの数はいくと思います。でも石原慎太郎は自分の影響力を過信していると思いますね。票数50万以下なら右傾化というほどではないですね。

かわって我が地元名古屋市も、河村が強いというより、反河村勢力が有力な候補者を立てられないというところが大きいです。「共産・社民」という色付き候補より、共産・社民が推すかたちでもいいですが、リベラルで知名度と人気を持つ人が出るのが当選の条件です。

2014.01.22 22:46 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

>飛び入りの凡人 さん

怪しげな世論調査らしきものが、細川圧勝から舛添ダブルスコア、果ては田母神圧勝まで色々出回っていて謎ですが、肌感覚から言って、到底細川が勝てるとは思えないです。そもそも組織力や知名度で劣勢と思われる候補が(このあたりの評価に差があるようですが、私は細川の認知度なんてそんなものだと思っています)実質的に告示後の2週間だけの選挙で票を大きく伸ばすということはありえないでしょう。青島幸男が後出しの選挙運動なしで手品をやったように思われていますが、相手は無名官僚で出馬表明時期は青島と同じくらい遅かった。知名度合戦になるのはある意味当然の結果です。

自民党が舛添を忌避して支援を手抜きしてくれればよかったのかもしれませんが、皮肉にも、勝てると見て全力支援に切り替えてきた(これもわけがわかりませんが)と朝日新聞にありました。これも常識的に考えれば、かなり舛添有利に働くでしょう。

細川の出馬表明が遅れた影響もあり、異常なまでに各候補者のメディア露出が少ないので、ここから遊説などでどのくらい浮動層をつかめるかも鍵で、巷間その鍵は小泉が握っていると言われていますが、郵政のときでさえ東京でどれだけ比例票数を上積みさせたかというと80万票。今の影響力といえば推して知るべしでしょう。


どうにも、この2人の「元総理」への評価(価値的な意味でなく、影響力などについて)は過大に見積もられているように思う。

同じような意味で田母神が意外ととる、というのもほとんど支持者の妄想と思っています。ですから、ブログ主さんの覚めた見方に賛成です。極右の支持が少ないことが判明し、老害政治家が完全引退するきっかけになれば、この選挙にも多少意味があるのかなと思った次第。

2014.01.23 11:58 URL | Pogemta #MF8IyTP2 [ 編集 ]

宇都宮も細川も支持しないニセ土俵拒否派のオレは、今回の都知事選で舛添、細川、田母神の合計票が一昨年暮れの猪瀬票を割れば、有権者の良識が勝利したと看做すことにしました(もちろん宇都宮や鈴木以下の得票数も無視)。

政治闘争の永い歴史の中では、唯一支援する候補者が告示後に急病死した場合など、そういうモノサシしか存在出来ない局面もあるのだ。

2014.01.23 14:46 URL | バッジ@ネオ・トロツキスト #CrLMSZ1k [ 編集 ]

私の予想ネタ元は週刊ポストです(笑)。そこに個人的な考えを加えて書き込みました。
私は今回、傍観者ですので予想だけしています。

ニコ動が都内11万人を対象に投票先アンケート調査を行ったそうです。その手法がよく分かりませんので、正確さについては疑問もありますが、それによるとトップは舛添、わずかの差で細川。大差をつけられて宇都宮、その下に田母神となっていたそうです。
新聞による予想とほぼ同じです。トップが入れ替わっている予想はありますが、2強は揺るぎもしません。

新聞の世論調査は補正などもおこなっているため意外と正確で、kojitakenさんが日記で述べられているようにこれを覆す結果が出たことはほとんど記憶にありません。
私は2強に埋没して、宇都宮候補すら供託金没収もあり得るのではないかと思っています。

2014.01.23 23:18 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

名護市長選挙において、基地受入れを拒否した名護市の有権者の皆さんの意図表示に心から敬意を表したい。

東京都知事選挙において、安部晋三が価値観を分かち合えるのは狂信的な日本軍国主義者の田母神でしょう。
本心はファシスト石原慎太郎と一緒に田母神を支持したいところでしょう。
いずれにしても桝添、田母神を当選させることは安部晋三の暴走に拍車をかけることになるでしょう。
消極法でいってこの2名だけは絶対に当選させてはならない候補者です。

2014.01.23 23:35 URL | 風てん #- [ 編集 ]

前記で「ニセ土俵拒否」と書いたので、「土俵」について補足しておきます。

当方は、現代の国内外の政治や人類社会一般の問題を考える際に外すべきでない「土俵」を①現代の人類理性(=理性的常識)の到達点②いわゆる「戦後レジーム」③日本国憲法の進歩的諸条項だと考えています。
これら三つについては相互に重なる部分などもあるのでここで詳細な展開は出来ませんが、それらはいずれも現実的で正当なものであり、現代における全人類的な宝でしょう。
そして、今後の人類社会の発展も、それらの土俵を具体化・充実させていくことが基本方向となるものだと思います。

そのような前提的立場からは、今回の東京都知事選が設けた土俵は不十分なものでありニセものだと考えるのです。
これ以上具体的には書きませんが、靖国・歴史問題や新自由主義、自由と民主主義、基本的人権などに対する政治的立場に疑念や欠陥を感じざるを得ない選択肢しか存在しない土俵は、ニセモノであり、後顧の憂いを考えれば拒絶すべき対象でしょう。

この世には、「自民VS非自民」のような、学習済みのニセの対立軸以外にも外観だけの対立でしかないニセの土俵が存在するし、これからもその亜流や変種がまだまだ登場してくるであろう、ということです。

2014.01.24 10:36 URL | バッジ@ネオ・トロツキスト #CrLMSZ1k [ 編集 ]

管理人様お久しぶりです☆東京の選挙については、管理人様の予想通り桝添さんがリードしていますよね…
私が東京の有権者でも今回は棄権するような気がします。最大の理由は細川さんでも桝添さんでも政治家としての賞味期限が過ぎているからです☆
知名度や福祉に力を入れていた人で考えると西川きよしさんくらいしかイメージできません(笑)

2014.01.25 17:32 URL | 葉隠 #CRmGiUQU [ 編集 ]

籾井勝人NHK新会長、安倍カラー満載のNHK経営人事のひとりですが、
「従軍慰安婦、どこの国にもあった」
という発言をしていますね。あと放送内容の中立を脅かすような発言をも(個人的には慰安婦よりこっちの方が問題ではないかと思うだが)。

朝日は「放送法はNHKを含めた放送事業者に「政治的公平性」を義務づけている。NHKの会長がこのような発言をするのは極めて異例」と書いていますが、はっきり「違法性が強い」と書くべきでした。

ほかにも経営委員の一人、百田尚樹がネット上で散々政治的な発言を繰り返しています。

はっきり言って公共放送たるNHKは公務員以上に政治的な中立が求められます。
公務員は業務外に、身分を語らずして政党機関紙を配っただけで逮捕されるのに、それより公的な影響力がはるかに強い公共放送の経営委員たちが、個人的にはどんな思想を持とうが勝手ですが、それを公にすることが真っ当とはとても思えません。

過去のNHK会長人事は一癖二癖ありそうな人物もいましたが、経営関係以外の政治問題については口をはさみませんでした。

安倍の人事の本音を見た思いであり、公共放送最大の危機にあると言ってもいいでしょう。このままではNHKは中国や北朝鮮の政府宣伝放送局同然に成り下がってしまいます。

2014.01.26 01:40 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

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2014.01.26 13:09  | # [ 編集 ]

都知事選で盛り上がっている様ですが、所詮、脱原発派が勝っても、孫自然エネルギー村長が喜ぶ「カーボン・ハラキリ」をするだけ。 反対に原発推進派が勝っても、東京都に原発を誘致する訳では無いので、何も変わらず。 後、無いけれども、「バンザイ突撃」派が当選しても、東京都が中韓に宣戦布告出来ないので、これも変わり無し。
 それより、皆さん、人間は、赤道直下のアフリカが現産地ですので、これから毎年寒くなる日本で、電気料金高騰に耐えられるのですか? 自民党から共産党まで、「温暖化」と云っている阿保ばかりの日本って大丈夫ですか? 
 一千万人の人口がある大都市東京で、原発に代替するに「自然エネルギー」なんて言ってる候補者が居るのには、笑うしか有りません。 ドイツ発のおとぎ話に騙される単純さでは、東京都知事は務まる筈が有りません。 剥げ頭に赤ずきんでも被って寝ていたら良いのです。 

2014.01.26 19:01 URL | とら猫イーチ #mSWjQtqs [ 編集 ]

岩手4区でちょっと興味深い選挙結果が。
小沢系の現職vs反小沢連合の新人
http://www.kahoku.co.jp/news/2014/01/20140118t31006.htm
結果が↓
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140126_12

反小沢連合に共産までが加わったのは初めてだと思うが、
ここまで差がつくとは思っていなかった。
お膝元でのこの結果、教祖様・信者ともお通夜状態かと。メシウマーw

2014.01.26 22:39 URL | 岩手4区住民 #- [ 編集 ]

朝日の記事は当初の私の予想を修正させざるを得ないものでした。

舛添氏が圧勝しそうですね。
ダブルスコア、いやひょっとしたらトリプルもあるかも知れない。なにせ脱原発派も取り込んでいるのですから。
あと連合が舛添支持に決めたのも大きい。電気関係の労組を抱える連合は脱原発を唱えることができません。ですから前回も宇都宮氏への支持も見送りました。

ここに構造的な問題が見えます。原発はただ単にエネルギー問題ではなく、雇用問題でもあったのです。どこかの業種を叩くとそこで働く人たちが苦しむ、そんな構造ができあがっているので、今更すぐに変えることはできないということです。
基地問題で悩む沖縄ですが、一方米軍基地は多くの雇用も抱えており、これを解決しないことには、ただ純粋まっすぐに「米軍基地反対!」を叫んでいても駄目だったのですね。

しかしですね。舛添氏が勝つと、間違いなく安倍は増長します。脱原発など消し飛んでしまうことは間違いないでしょう。安倍の得意顔を思うと憂鬱な気分になります。

共産・社民の票は宇都宮氏に行きそうですが、無党派層の支持を取り付けないと当選は無理です。よく「党ナントカ委員」という肩書で出馬する左派議員は、知名度で絶対的に不利なんです。だから考えが近くて、そこそこの注目がある人を候補を選出しなくては勝てないのです。そのことにいつ気づくのでしょうか?

あと面白そうな結果になりそうなのが田母神氏。
「維新支持者の一部」の支持しかないようですね。維新自体が今や極小政党。その一部だけとなると供託金没収の惨敗は間違いなさそうです。ネトウヨが「閣下」と呼び、海のものとも山のものとも分からないアンケートをひけらかして「80%の圧倒的支持だ!」と狂喜していたあの様が暗転するのは確実です。
でもまた「不正選挙だ!」「在日の陰謀!」「ネガキャンのせいだ!」とか言い出しそうですね。もっともネガキャンするほど、どこのマスコミも相手にしてませんが(笑)。

2014.01.27 00:15 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

原発の問題と基地問題って根っこで繋がっている課題のような気がしてます。

戦後日本の繁栄の中で埋もれた負の遺産というか…みんな負の大きさに気づいていながら、知らないふりをしているような気がしてます…

いろんな課題を現実的に考えると…
高齢化→子供の数が少なくなり税収が減ることを考えると、高福祉高負担への転換が自然ですし…
エネルギー→原発の耐久年数が迫っていることや核廃棄物を処分する方策が決まってないことを考えると、原発以外で電力を賄うことを模索しなければならない…


外交・安全保障→中国の影響力は世界的に絶大であり、日本が中国へ喧嘩を売るメリットはなく、 協調できる部分でその影響力を利用したほうが国益にかなうのではないだろうか…

という素朴な疑問がわくのです…

安倍政権のやりたいことが全くわからないというのが正直なところです。

特に税の高い透明度の再分配機能は国家の信用度そのものであり、もう一度国のかたちを考え直すような機運が高まって欲しいと願うばかりです。
駄文失礼しました。

2014.01.27 01:23 URL | 葉隠 #CRmGiUQU [ 編集 ]

今度の細川/小泉擁立の背景はまだはっきりしていませんが、なんだか胡散臭いんですよね。担いだ人たちには、野党再編、新党結成を睨んで、細川小泉がその結集軸になればという意図もあった気がする。落選議員が妙にたくさん関わっているのも気になります。

2014.01.27 02:10 URL | Yomogi #MF8IyTP2 [ 編集 ]

またまた補足w

前記で書いた「当方は、現代の国内外の政治や人類社会一般の問題を考える際に外すべきでない『土俵』を①現代の人類理性(=理性的常識)の到達点②いわゆる『戦後レジーム』③日本国憲法の進歩的諸条項だと考えています。」は、詳細に展開しなかったため誤解も招くようなので・・・・

このうち①は、典型的なものとしては、マルクスの「地球の所有」否定思想や国民国家の死滅を予想する思想の延長線上にあるジョンレノンの「イマジン」の歌詞内容などに現れている現代的理性。こういう「理性」は、1959年制定の南極条約や1966年制定の宇宙条約などですでに現実化・常識化もしている。
この「理性的常識」は、他にも各種の社会権・人権などとして提唱され、保守的な思想や現行制度との間で係争もされている。

②も、単なる「日本国の戦後レジーム」などではない。国連憲章で掲げられている侵略戦争の違法化などが代表例。もちろん、それは歴史修正主義や靖国思想などと両立し得るものではない。それは、「ナチ犯罪に時効無し」法制なども内包される、国内外における自由や人権、民主主義などの現実的(法的・制度的)到達点である。

③については了解いただけよう。9条、18~25条などなど、戦後日本社会の獲得物である。

日本社会では、これらの「土俵」を拡張・充実させるどころか、それを厳守さえできない勢力・人士が政界でも何と多いことか。左派リベラル陣営においても旧悪の残滓を散見することが残念である。

2014.01.27 10:36 URL | バッジ@ネオ・トロツキスト #CrLMSZ1k [ 編集 ]

一昨日、沖縄で反基・反安保地闘争をやってる知人と話した中で、当方も書いてこなかった点が思い出されたので追記。

真の「反原発」派が忘れてはならないこと以下3点。

①まず、当たり前のことだが、靖国主義者や歴史修正派日の丸右翼では、原発ゼロは絶対に不可能だということ。
なぜなら、反原発運動は、事故を起こせば日本にも被害をおよぼす中国や韓国の原発も含めて原発ゼロにしていかなければ、日本国民のことだけを考えても放射能被害からの解放はありえませんが、小泉のような靖国派や歴史修正主義者などの一国主義右翼にそんな国際連帯は絶対不可能です。小泉などは、中・韓から門前払いされるのが関の山ですから、中国、韓国を原発ゼロに転換させるような申し入れ、交渉なども不可能でしょう。

②日米安保賛成のエセリベ連中の反原発も①に同じ。
沖縄の知人からも強調して欲しいと要望されましたが、 沖縄や横須賀には原発(=原子力発動+原子力発電のための原子炉)を抱いた米軍原子力艦船が寄港と停泊を日常的に繰り返していますが、安保容認・米軍基地存続派の保守やウヨリベではこういう原発も無くせません。原発ゼロは核安保体制が抱えている問題とも切り離せないのです。

③スターリン主義や社民的現実主義を引きずり反国際主義的な一国改良幻想でズブズブの共産・社民のような20世紀型左翼もまた、ベルンシュタインやレーニン以来の「内政不干渉原則」絶対化の立場にとらわれて中・韓の原発に物を言えません。中・韓の反体制派反原発運動と連帯して原発政策に固執する日・中・韓などのアジアの体制権力を揃って原発ゼロに政策転換させることは不可能です。国際的な人民連帯運動による下からの突き上げ運動を構築することなども「内政干渉」を恐れて出来ないでしょう。

これら3点だけみても、今の日本の政治家・政党の反原発パフォーマンスは信頼に足りるものではないのです。
原発ゼロと、放射能の被害からの解放を本当に願う人びとは、その辺をよく考えて今後の行動にあたるべきでしょう。

2014.02.05 09:37 URL | バッジ@ネオ・トロツキスト #CrLMSZ1k [ 編集 ]













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