きまぐれな日々

前回の記事を公開したあと、東京都知事選に細川護煕が出馬するという話が持ち上がった。その噂は昨年末からあったのだが、私は真に受けていなかった。夕刊紙や週刊誌が書くことが現実になったためしがなかったからである。しかし、9日に朝日新聞が1面で報じて以来、一気に可能性が現実味を帯びてきた。なんでも、今日(14日)予定されている細川護煕と小泉純一郎の会談によって細川氏が決断をするらしい。

細川氏は政党からの推薦を受けず、無所属で出馬する意向とのことだが、民主、生活や維新の会の一部議員(旧日本新党など)が細川氏を応援するのではないかと言われる。実際、民主党主流派の松原仁、先頃まで民主党員資格停止処分を受けていた菅直人、民主党を離れて生活の党の代表を務める小沢一郎という、三つ巴の対立関係にある三者がいずれも細川氏支持を明言している。

もちろん細川護煕の最大の後ろ盾は小泉純一郎である。これだけ揃えばもう「お腹いっぱい」としか言いようがない。誰が何と言おうが、私は細川護煕には投票しないし、舛添要一にも投票しない。もちろん田母神俊雄なんかには間違っても投票しない。投票する可能性があるとすれば宇都宮健児であるが、昨年末先週の記事に書いた理由によって、積極的に宇都宮氏に投票したいという気持ちには全くなっていない。宇都宮氏に投票するか白票を投じるかはまだ決めていない。

皮肉だなと思うのは、細川氏を推す人たちから、宇都宮氏は出馬は辞退せよという声が上がっていることだ。そういうことを主張する人たちの論拠は「脱原発派は団結せねばならず、当選が全く期待できない宇都宮氏は辞退すべきだ」とか「宇都宮氏を推す共産党は自公の『補完勢力』だ」などと言うものである。むろん後者を公言しているのは「小沢信者」であり、一昨年の衆院選と昨年の参院選の結果は、「日本未来の党」やら「生活の党」やらこそ「自公の補完勢力」以外も何物でもないことを示していることを思えば噴飯ものである。

こうした意見は強力な「同調圧力」をかける「全体主義」的思想そのものであり、宇都宮氏を応援する人たちが反発するのは当然である。しかし、細川護煕応援団に反発する人たちが支持する宇都宮氏の前回都知事選における選対は、澤藤統一郎弁護士親子その他の人たちに対して、細川応援団が宇都宮陣営に対して現在行っているのと全く同質の「同調圧力」をかける「全体主義」的暴挙を行っていた。そのことが実に皮肉だと私は思うのである。

候補者との距離感の差異はあるとはいえ、今回の都知事選にどの候補者も応援しない私から見ると、一番当選に近いのは舛添要一、次いで細川護煕であり、宇都宮健児と田母神俊雄は舛添・細川両候補予定者から大きく水を開けられる結果になると思われる。既に前回宇都宮氏を応援していた人たちのうち、少なくない人たちが細川護煕に寝返っているので、宇都宮氏は前回都知事選と比べて大きく得票を減らすだろう。また、ネットでは最強の田母神俊雄は選挙では最弱と思われ、細川護煕に票を奪われる宇都宮健児との3位争いはどちらに分があるか、私には想像がつかない。

細川護煕が小泉純一郎の応援を得て都知事選に出馬したら、「脱原発」か「原発維持・推進」かが都知事選の大きな争点になり、それは都政とはなじまないのではないかという声もある。しかしその意見は間違いだ。東電原発事故は福島で起きたが、東電福島原発で起こされた電力をもっとも多く使用しているのは東京である。正力松太郎や中曽根康弘の時代に始められ、惰性で続いてきた原発推進は、東電原発事故があってもなお止まっていないが、その一方で、東電原発事故によって新たに「脱原発」の慣性力が生じた。現在はその両者がせめぎ合っている状態であり、「脱原発」か「原発維持・推進」かが都知事選の争点になるのは歴史的必然であると私は考える。ただ、原発に関していえば、細川護煕を応援すると言われている小泉純一郎は、今世紀初頭の日本のエネルギー政策を「原発偏重」へと大きく舵を切った人間である。そして小泉はその責任を取ろうともしていない。小沢一郎も民主党で同じような政策転換をやっているが、小泉は内閣総理大臣だったのであるから小沢とは比較にならないほど責任が重いのである。その小泉が推す候補に投票するつもりなど、私には全くない。

もちろん、原発問題だけが都知事選の争点ではない。その他の政策において、舛添要一は全く支持できないが、細川護煕にも期待できないし、もちろん田母神俊雄なんかは論外だ。この点でも宇都宮健児が一番マシだが、同氏の前回都知事選選対の非民主的性質はどうにも我慢ならないし、どうせ同じような人たちが今回も選挙を切り回すのだろうから、それには強い拒絶反応を持つ。

かくして、記事を書いている時点では気持ちは「白票」へと大きく傾いている。もっとも気持ちには波があり、数日前には宇都宮氏へとかなり傾いていた。だがまた気が変わり、氏の取り巻きの非民主性だけは許せないという気が改めて強まってきた今日この頃なのである。
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今回の都知事選でも宇都宮陣営がいち早くしゃしゃり出なければ、まだまだ他に有力候補はいたんですよね。その点がかえすがえすも残念です。
例えば、憲法を始め主要政策問題についての立場で賛同出来る菅原文太氏、「反原発運動の顔」でもある坂本龍一氏などなど、著名人にも何人か候補たりえる人物はいた。10万人単位のラブコールをネット上などで組織できれば、こういう進歩的著名人も動き出す可能性はゼロではなかったでしょう。
オレたちのフットワークの無さにも責任はあったんですけどね。

2014.01.14 09:17 URL | バッジ@ネオ・トロツキスト #CrLMSZ1k [ 編集 ]

細川陣営があまりに高圧的な印象で、違和感を持っています。もともと共産党が一本化に応じるというのは難しかったとは思いますが、あんなふうに迫られたら、頑なになっても仕方ないのではないか。率先して宇都宮支持を明言しておきながら、「社共では勝てないから降りろ」とブログで発言してしまう菅直人もあれですが、ネット上であたかも宇都宮氏があたかも安倍政権の援軍のごとく罵倒する感覚がわからない。

それはともかく、私が思うのは…報道の限りだと、細川陣営は小泉の支援が出馬の条件と言っているわけですよね。そうなると、都知事選の結果いかんにかかわらず、今後の陣営内部で―もっと言えば脱原発ひいてはリベラル勢力内部で―の小泉の影響力、発言力というのは否応なく増していかざるを得ないのではないかと思うのです。それはその他の論点にも及んでいくのではないかと。過去の小泉政権の政策の問題性も去ることながら、小泉ジュニアの存在、小泉が別に自民党政権を本質的に批判したわけでもないことなどを考えれば、警戒的にならざるを得ません。

2014.01.14 10:27 URL | 錦織 #tHX44QXM [ 編集 ]

 ブログ主様が政治向の御話ですので、宇都宮氏批判を一時置き、知事選を考えて観ますと、仮に、当選して政策実施の段階で四面楚歌に為る候補者は、当選後の対策について、どうお考えなのでしょうか。
 地方自治体首長選挙は、議員内閣制の国とは違いますので、与党議員零でも理論的には、首長に当選可能ですが、その後はどうされる御積りなのでしょうか。 詰まりは多数派工作です。 
 宇都宮氏の場合は、当選後、多数派の野党が議会では何一つの政策も実施は不可能で、議案は否定され、反対に、百条委員会が設置されて選対幹部その他が委員会に喚問されて釣るし上げになりますし、膨大な資料要求もあり都庁は大混乱します。 その対策はどうされるのでしょう。
 舛添要一氏の場合には、看版のとおりの政策実施が可能でしょうが、細川氏の場合には、議会多数派との政策の磨り合わせを経て、看版とは相違する結果が予想出来ます。 
 その他の候補は、当選されても何も出来ないでしょう。 都庁職員には、単なる迷惑としか映らないでしょうし。 議会多数派に従うしか余命を保つ術が無いのですから。 地方自治体の議会と政治は、厳しいですよ。 
 

2014.01.14 12:33 URL | とら猫イーチ #mSWjQtqs [ 編集 ]

左翼系のブログということで覗いてみたのですけれど、左翼の方たちは自分たちの力を過大に見積もっているようですね。日本の社会にはほとんど影響がないくらいまで落ちているのにです。

僕も気分的には左翼よりですけれど、左翼ではないので、左翼の言っていることがほとんど影響力がなくなっていると空気は感じています。内容ではなく、左翼が言っているということそのこと自体にです。

先ほど気分的にと言いましたが、自分は脱原発だし、格差問題も関心がありますが、左翼ってだけでアレルギーがあります。良く聞くと言っていることは正しいこともあるとおもうのですけれど・・・。

でも、これって自分だけじゃなくて日本全体の空気に言えることじゃありませんか?現に脱原発だって小泉元総理が言いだしたからここまでの話になったわけでそうじゃなかったら日本じゃほぼ終わりという局面だったじゃないですか。

もしこれで舛添氏が勝てば安倍政権は逆に原発に関してお墨付きを得たとして、原発推進に突き進むでしょうし、世論も仕方ないと容認するのではないでしょうか。その意味では今回の都知事選は脱原発にとってラストチャンスじゃないんですか。

そうならば、問題は宇都宮さんがどうだとかいう話ではないとおもうんです。小泉元総理には格差問題もあって支持はしてませんけど、他に発信力のある人はいませんからね。多くを求めても仕方がないと思います。何か一つ、少なくとも安倍政権の原発推進に待ったがかけられればそれだけでいいと思うのですけれど。

宇都宮氏が勝てればいいですけれど、それはあり得ないのですから、そしたら細川氏に一本化するしかないのではないでしょうか。政治にベストを求めても無理ではないでしょうか。ベターを選択していくしかないのではないでしょうか。白票や宇都宮氏への投票は舛添氏が勝てば、原発推進阻止にはなにも助けにはならないと思います。むしろ、その原発を問う都知事選で脱原発候補を破ったということだけが残るのではないでしょうか。

2014.01.14 19:42 URL | 雑言 #- [ 編集 ]

選挙の結果には期待できないわけですから、選挙の「過程」にいかに意味を持たせるのかが、脱原発運動には大事です。

小泉・小沢の細川押しにシラケて選挙そのものを諦めてしまえば、それはそれまで。
細川や宇都宮に全権委任で、どちらを取るんだ、と脱原発運動の力量を分散することも、意味がない。
(それが小泉が細川を引っ張り出してきた理由であると、個人的には踏んでおります)

個人個人が、この東京都知事選挙をダシに、好き勝手に脱原発運動やればいいんです。
それだけのために、東京都知事選挙を利用すればいい。
他県の人間だってどんどん臆することなく、脱原発運動を都知事選挙とは別腹で東京でやればいい。
誰に投票するとか、全く考えずに「脱原発」だけを訴えればいい。
そうすれば、全然面倒臭い話じゃありません。
都民はそれを見つつ、好きなのに入れるなり白票するなり、好きにすればよいでしょう。(白票は感心しませんが)

結局、都知事選挙で勝つのは舛添でしょう。
だが、その「過程」で何があったのかを見せつけることに、意味が無いわけではありません。

誰を推すのにも意味が無いのなら、「脱原発」と書かれた無効票が当選者を上回るほどに、脱原発のみを執拗に連呼し、デモし、宣伝しましょう。
選挙の結果が霞むほどに、その過程、東京都知事選挙中の東京を「脱原発」だらけにしてやりましょう。

宇都宮だの細川だの、悩むことは無いんです。
国民が訴えるべきことを、国民が都知事の候補どもよりも声を大にして訴えればいい。
都知事選を、せいぜいそのためのステージに利用すればいい。
そうして初めて、政治家や財界のいけすかない野郎どもの思惑を、この東京都知事選挙は超えることが出来るでしょう。

大切なのは脱原発運動の歩みを持続すること。
それだけですよ。

2014.01.14 21:22 URL | 朱の盤 #epoDbB82 [ 編集 ]

「小泉の脱原発は、処分場の問題をテコにして、安倍政権の再稼働に道を開くものだ」、というアクロバットな議論を展開していた内田樹は、秘密保護法の時とはうってかわって、今回沈黙していますが(笑)、どうするのかなぁ・・・
http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/406.html

2014.01.15 00:53 URL | よもぎ #195Lvy4Y [ 編集 ]

http://www.asahi.com/articles/ASG1G52ZBG1GUTIL031.html
この記事によると舛添も「脱原発を言い続けている」らしいので、脱原発のために宇都宮に降りろと言ってる細川派は、いっそ自分らが舛添に「一本化」した方が早いのではないか。

2014.01.15 04:35 URL | unorthodox #Qpa/qnd. [ 編集 ]

脱原発は現在の日本社会における重大課題です。
しかし、それでもそれは憲法・戦後レジーム擁護的課題に比べれば、劣位におかれるでしょう。少なくとも全基稼働停止中の今は。民族的壊滅事態は当面回避されているのですからね。

靖国右翼によって靖国右翼の暴走に風穴を開けられるかのような幻想は危険です。
我々は、民主党政権で空公約の被害も経験しているのですからなおさらです。

この世には、大統領選期間中に候補者が病死してしまうようなケースだってありえるのです。
猪瀬のチョンボで産まれた突発事態に必要以上の位置づけや期待を寄せるのは過大評価でしょう。
近眼のお祭り騒ぎは、悲観と楽観の間のユレしかもたらしません。

2014.01.15 10:04 URL | バッジ@ネオ・トロツキスト #CrLMSZ1k [ 編集 ]

いつも拝見させて頂いております。先程久しぶりにきっこのTwitterを見ましたら「共産党支持」に傾いてて面白かったです。。それこそ、きっこって一昔前「共産は自公の補完勢力」って声高に叫んでいませんでしたっけ?

2014.01.15 10:55 URL | Tony #- [ 編集 ]

 日本の政治って、所詮は、利権の切り売り・調整に過ぎないでしょう。 
 脱原発は、原発村から自然エネルギー村へ利権の比重が変化するだけで、利権擁護の実質は同じでしょう。 だから孫氏は、自然エネルギーに向われている訳でしょう。 東電の後を狙われて。
 戦後、憲法体系が一新されても、実定法秩序に依ってなし崩しにされてしまい、人権規定の実質も貧相なものに為り果ててしまいました。 例えば、警察・検察の被疑者取調の実際は、江戸幕府下の奉行所に依るものと同程度ですよ。 欧米では当然の取調の可視化・記録制度も未だに無いのです。 
 そんな社会で、左や右と云っても、本質的には同じ穴のムジナです。 宇都宮氏と選対の本質は、右も左も同じです。 自立した個人の人権を尊いものと尊重し、一端、個人の人格を損なうような事態となれば、躊躇無く、反撃し、許さない社会を構築しないと、収容所列島に住む囚人と同じです。 

2014.01.15 13:41 URL | とら猫イーチ #mSWjQtqs [ 編集 ]

脱原発が東京都知事選の争点になるか?で議論があります。私は争点になるべきではないという立場です。しかし選挙結果の影響力は残念ながらある。そして日本という国家のエネルギー政策の方向性が東京都民の判断のみで歪められる危険があるのは事実です。ここで思い出して欲しいことがあります。
「外国人参政権」を認めるかどうかの議論です。国政選挙はまだしも地方選挙は全く問題ないでしょうという趣旨の発言がたくさんなされました。そのような思想の方は今回の事態をどのように見ているのでしょうか?地方選挙の選挙権であっても外国人に与えてはダメだということが明らかになったと思いますよ。舛添・細川・宇都宮・田母神の4人の中で外国人参政権付与に反対しているのは田母神だけです。細川か宇都宮かどちらかが出馬を調整により取りやめなどという姑息な手段が語られていますが、田母神は正々堂々と選挙戦を戦って意外な結果を出す可能性を秘めていると思います。ポピュリズムで舛添も原発減らす方向だ、とか言っていますが、いわゆる「国家観」というものはごまかすことはできないのです。

2014.01.15 17:26 URL | zappo #- [ 編集 ]

森政権末期、支持率はひと桁にまで落ちて、そのまま選挙をすれば野党が大勝できるところでした。でも野党のやったことは「森は支持率が低いから辞めろ」と原理原則論ばかりを押し通し、そのために森は退陣、小泉が首相になって支持率はV字回復。選挙で自民党は圧勝しました。

今回も私と同列の組合が作る「すくらむ」などが舛添・細川叩きを繰り広げています。
でも宇都宮が当選することは、言葉は過激になりますが天地がひっくり返ってもあり得ません。そんな候補を推し続けると、結局は舛添が勝ち、「原発は知事選の問題ではない」と言っていた安倍も手のひら返しで「原発推進は国民の支持を得た」とばかりに鼻高々でしょう。

左派ブログは「自公陣営が宇都宮氏ネガキャンを始めた」などと言っていますが、左派だって宇都宮以外はすべてダメというネガキャンだらけです。

左派ブログ「息苦しい世の中で 自由に語り合える空間を」
http://blog.goo.ne.jp/t2885totty8885/e/86ee4ab25e387c000ee78820d0c77991
では「こんな2人のどちらか(元幕僚候補など論外)が当選したとあれば、まさに「世も末」「愚民主主義の極み」だと言うしかない。」などと書いていますが、この二人以外に当選の公算はありません。都民は当の左派から愚民呼ばわりされるのは間違いないところです。

唯一絶対神の信者以外は邪教徒。こんな左派の姿勢が広く共感を得るでしょうか? 田母神絶対神扱いのネトウヨとどこが違うのか分かりません。

2014.01.15 22:30 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

>田母神絶対神扱いのネトウヨとどこが違うのか分かりません。

全くもって同感。 つい最近も、共産党の大会について言及されておられるサイトへ、「科学的社会主義」と言うならば、「二酸化炭素地球温暖化仮説」について検証せよ、と言う旨のコメントを寄せたところ、即時に削除されました(大笑)。
 こんな阿保な金儲けのみが目的の「新自由主義」的詐欺話を信じていて何が国政の革新なのでしょうか。 馬鹿にも程がありますが、彼等は本気なのです。 こんな阿保に投票する人達は、それ以上の阿保です。 

2014.01.15 23:41 URL | とら猫イーチ #mSWjQtqs [ 編集 ]

 東京都知事選では、脱原発が争点になりそうです。 では、脱原発を掲げられた候補者が当選の暁には、その政策実現が可能なのか、と考えて観ます。 この際、東京都には原発が無い事実と、政治的に全国の原発廃止に至る経路が存在しない事実には触れずに、脱原発の際に、何をもって原子力発電に代替可能かを考える必要があるように思われます。 即ち、御題目に過ぎないもので実現可能性が無ければ意味が無いからです。
 現在、日本で原発に代替出来得ているものは化石燃料ですが、多くの候補者は、この事実を観ず、欧州に学び、原発代替エネルギーに「自然エネルギー」を充てる、とされておられます。 でも、これは不可能です。 不可能ですが、電気料金高騰に依る国民の犠牲の上で、経済的に利権を獲得することは可能です。 既に、こうした見込みで「原発村」に代わるべく「自然エネルギー村」が構築されつつあります。 例えば、下の公益財団法人自然エネルギー財団の「理事就任に関するお知らせ」を御覧に為れば、京都大学大学院経済学研究科教授の植田和弘氏が理事に就任されたようですが、氏の経歴を調査されれば、公益財団法人自然エネルギー財団の設立者・会長である孫正義氏との関係が、どの一点で結ばれるのかが理解出来て、「村」が成長して行く過程が分かるようです。
 下記の批判「専門家の「高過ぎる」という意見を無視して、メガソーラーの42円/kWh買取を決めた、調達価格等算定委員会の委員長」が、植田和弘氏なのです。 「村」の構成が良く理解出来ますね。 
http://jref.or.jp/library/news_20130801.php
理事就任に関するお知らせ 公益財団法人自然エネルギー財団 2013年 8月1日

http://nosoftbankno.blog84.fc2.com/blog-entry-323.html
メガソーラー42円ボッタクリ買取を決めた委員会の委員長が、孫正義の自然エネルギー財団に天下り。No SoftBank 2013-08-08

 「村」の成長が原発代替の成功に直結しない事実は、欧州を観れば分かることですが、「二酸化炭素の排出を伴うエネルギー源を風力や太陽光などと置き換えるという夢の実現に、欧州大陸は米国よりはるかに近づいている。そして、その夢は悪夢の様相を呈し始めている。」とWSJに依り指摘される事実を感得出来得るまでに、この国の国民が支払う代価は、相当に高いものにつくことでしょう。
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304134704579138693534116718.html?dsk=y
.【社説】新たな暗黒大陸─再生可能エネルギー政策で失敗する欧州  WSJ(日本版)  2013年 10月 17日

 全ては、自民党から共産党までが「二酸化炭素地球温暖化仮説」に染まっていることから起きる喜劇であり悲劇です。 

2014.01.16 13:24 URL | とら猫イーチ #mSWjQtqs [ 編集 ]

いくつかの小沢左派系のブロガーは、小泉と組むことがこれまでの言動と矛盾することを十分自覚していて、なんとも無理筋な論理を展開したり(ファシスト安倍を止めるためにオバマの手先小泉と手を組むべき)、あっさり宗旨替えしたり(政治家は変わる。小泉の変貌は小沢の変貌と同じだ)しているが、開いた口が塞がらないとはこの事だ。

今回のことにかんしては、岩上安身氏や想田和弘氏のほうがずっと冷静だと思う。小泉は自民党や安倍政権と本質的に対立しているとは言えない。

それに、細川陣営が政策を出していないどころか、会見をズルズルと遅らせているというのに(20日以降に会見では実質的に公示後しか運動できなくなるが、真面目にやる気があるのだろうか?)、一方的に一本化を迫ってくるというのもどう考えてもおかしいだろう。

2014.01.16 18:33 URL | 及川 #- [ 編集 ]

>及川さん

細川がまだ会見をしていないのは確かに気になりますね。
土壇場になって出馬取りやめなんてことも全くないわけではないですから。
確率はかなり低いとは思いますが、万が一にでもそうなったときのことを、細川支持に熱狂している人々は一応は考えておいたほうがよいかもしれません。
一度政界を引退してほとんど悠々自適の身であるし、ドタキャンしても失うものは何もないに等しい人ですから。
小泉と安倍が対立しているか否かは別として。

2014.01.16 22:52 URL | 元大阪府民からの伝言 #- [ 編集 ]

正直、前回の都知事選の「お祭り騒ぎ」ってのから何も学ばないばかりか、お前が下せ・お前こそ下せと同調圧力みたいな事やらブラック企業宜しくの回顧騒ぎや資金問題など・・・・・管理人氏が「俺は寝る」ってなりたくなるのも解る気がします。

どうもファシズム、とまではいかなくても失政が起こる度に有権者の「無関心」とか「観客民主主義」って嘆いてみせて、それを克服する「参加民主主義」を称えた言説ってのが、どうも迷走して今日の事態を招いてしまっている気がするんですよね。つまり政治参加という行為や行動が矢鱈絶対化されたことが、「民意」に対する絶対化を招いて結果としてできた政権や首長が独善的になるのをみんなで支持するパターン。

巷間言われている俗説として「無関心がファシズムを生んだ」ってのがあるのですけど、実際のデータを見ているとワイマール期のドイツって政治的無関心とは程遠い「政治の季節」だったりして、例えば国会の総選挙で投票率は75%を下回ることが無く、ことナチスが躍進した1930年以降は投票率が80%を超えるのが常でした。
http://de.wikipedia.org/wiki/Reichstagswahlen_in_Deutschland#Ergebnisse_1919_bis_1933
現在のドイツと違っていて直接請願や国民投票のハードルも低く、またナチスや共産党は勿論、保守右派やリベラル・社民に至るまで様々な院外団を組織してデモや街頭活動を競っていたくらいです。政治活動以外にも例えばワンダーフォーゲルとか色んな社会活動も盛んで、どう形容しても「無関心」と言えなかったのですよ。

自分は、ファシズムを生んだのは「無関心」ではなく「歪んだ関心」であり「観客民主主義」ではなく「参加を通じた権力志向」の危うさこそが今指摘されるべきだと思うのですが・・・・・ちょっと体調不良と私事都合があるので、取り敢えずはこれにて。

2014.01.16 23:15 URL | 杉山真大 #- [ 編集 ]

今回の選挙へのkojitaken氏の対応、賛成します。
オレも、さすがに今回の宇都宮は広げられません。自分の一票を託す気分にさえなれない。

ところで、日本社会の右から左までが染まり切っている「同調圧力」体質、これは「多勢迎合」主義と同じメダルの表裏をなすファシスタの現れですが、しかし日本社会にはその他にも左右が共有する悪弊・病理がまだまだあるんですね。

例えば総括拒絶癖。
また、隠蔽・改竄・捏造体質。

歴史問題や原水禁問題(=反核・反原発政策)などで、右にも左にも上記は蔓延しています。
自浄作用や自己変革能力のある社会に早くしたいものですね。
今回の事件も、そのための恰好の教材になるのかな?

2014.01.17 20:16 URL | バッジ@ネオ・トロツキスト #CrLMSZ1k [ 編集 ]

プレジデント読みましたが、私も青木さんの精神的
虚弱体質のプロバガンダに断固として御免こうむりたい、と即答する。

2014.01.17 20:31 URL | #- [ 編集 ]

>バッジ@ネオ・トロツキスト様

 澤藤氏のブログからは、首都圏青年ユニオンの河添誠氏に、「運動屋」としての顔があることが描かれています。その河添氏と結び付きが強いことが伺える吉良よし子氏に、バッジ@ネオ・トロツキスト様は期待をしていますね。吉良氏に危ういところはないのでしょうか? その根拠はどのようなものでしょうか? 私には、河添氏が抱える裁判闘争中の原告のことを「抗うつ剤をラムネのようにぼりぼりとかじりながら仕事をしたと話していました」などと国会で紹介するような吉良氏は、極めて危ういと感じるのですが、いかがでしょうか?
 私の質問は、吉良氏を応援する人にとっては、彼女への疑念を晴らすチャンスだともいえますが、いかがお考えでしょうか?

2014.01.18 13:24 URL | suterakuso #- [ 編集 ]

suteさん、「彼女への疑念」など、まず当分晴れないでしょうね。
彼女に限らず、現在の日本共産党幹部や20世紀型左翼の圧倒的部分は、民主集中制のはき違えとその固執がありますから当然です。
今回の「内紛」でも、彼女も他の幹部・議員同様に、いずれの立場からも見解表明出来ていないでしょ。いずれの立場でも、実名発言するには特別の勇気が要るのです(オレだって今のところは匿名論陣でしかありませんからね)。

オレの彼女への評価は、従来の共産党の議員や幹部に多い温室栽培型ではない社会活動経験から来るキャラクターと、落選経験や生活不安も乗り越えて立候補した決断ぐらいであり、村野瀬掲示板でも彼女の理論政策水準への懸念などは書いていましたよ。
「河添との結びつき」については、事実を知りません。具体的にご教示を。もっともオレだって河添を全く知らないわけではありませんよ。

2014.01.18 16:45 URL | バッジ@ネオ・トロツキスト #CrLMSZ1k [ 編集 ]

 バッジさん、ご返答ありがとうございます。私はバッジさんと違い、ただのヲチャーです。ご教示をと言われても、バッジさんが毛嫌いしているであろうブログの情報などを、留保付きで参考にしているという程度にすぎません。

2014.01.18 22:12 URL | suterakuso #- [ 編集 ]













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