きまぐれな日々

今回も2週間ぶりの更新。今月の更新は2回にとどまり、月間の新規エントリは2006年4月のブログ開設以来最少になった。

秘密保護法案の衆院採決は、明日(26日)にも行われそうだ。しかし、法案に反対する言論は、東京新聞や毎日・朝日などがネットに先行している。ネット市民の反応は鈍く、『kojitakenの日記』に

民主党が反対するんだそうな。てめえが作った(煽った)法案だろうが。こんな奴らが反対するなら賛成したくなる。

などとしたり顔に書く馬鹿者まで現れた。また、同じ『kojitakenの日記』で私が山本太郎の「天皇お手紙事件」や小泉純一郎が自らの原発推進責任をろくろく反省もしないで「脱原発」でウケを狙ったことを繰り返し批判したことに対して、

小泉・山本を叩く暇があったら、法案の本質を徹底的に批判するキャンペーンをすべきところであった。

コメントしてきた人間もいたが、前述の通り、「法案の本質を徹底的に批判するキャンペーン」なら東京(中日)・朝日・毎日などの新聞やTBSのテレビ番組『サンデーモーニング』などの方がネットよりずっと先行している。マスメディアに説得されない国民の考え方を弱小の個人ブログが変えられるはずもない。

私は、国民主権を蔑ろにして明治憲法時代さながらに天皇に「直訴」した山本太郎や、原発推進のほか格差拡大の経済政策やイラク戦争への加担などの犯罪的行為を犯し続けた小泉純一郎に「脱原発」派が肩入れしていることと、安倍晋三の狙い通りに今国会で秘密保護法案が成立しようとしていることに対する主権者たる国民の抵抗の弱さとの間には強い相関があると考えている。

要するに国民一人一人に「個」がないのである。

昨日、2000年に指揮者の小澤征爾と作家の大江健三郎が2000年に行った対談を記録した『同じ年に生まれて - 音楽、文学が僕らをつくった』(中公文庫,2004)を読んだ。私は正直言って小澤征爾にも大江健三郎にも一定の批判を持っているが、それにもかかわらず、2人の言葉に、今の日本人に欠けているところを鋭く突いていると思った。以下引用する。

大江 やはり自分という個人、自分の個ということを強く考えて、その自分をはっきり表現しようとしたり、ほかの個を教育してやろうと思ったりするということは、自己中心主義というのじゃない、この世界のなかに真っすぐ立って生きていることであって、それは重要だと思います。
 小さな島に、海に囲まれて暮らしてて、ほかの国から侵略してきた人間に殺されたり奴隷にされたりしないできた日本人には、自分の一人の個を直立させねばならないという考え方、真っすぐ立ってる人間にまず個がなければならないという考え方は、弱いと思う。(中略)その個として立っていることが、エゴイズムとか、個人中心主義とかいうんじゃなくて、人間が生きていることの原則だと受けとめられねばならない。まず一人立たなきゃなにも始まらない、ということへの認識が弱いということが日本にはある。
(小澤征爾、大江健三郎『同じ年に生まれて - 音楽、文学が僕らをつくった』(中公文庫,2004)70-71頁)


     (中略)

小澤 だからインスティチューション(引用者註:団体や政党)よりも個人のほうが絶対大事なんだ、というのが僕の信念だと、だんだん分かってきました。ところがインスティチューションに入っちゃうと、お金もかかるし、いろいろ道のりもあるし、その人があるポジションに就くまでには時間がかかったりするので、えてしてインスティチューションのほうが自分より大事だとか、あなたより大事だとか、会議に出ている人の前で、インスティチューションのほうがあなたたちよりも大事だとなりがち。そうじゃないと僕は思うんですね。

大江 はい。

小澤 とくに日本は戦後二十五年のあいだに、急にいろいろなことが変わった。それで国益とあなたがおっしゃったことで思ったんですけれども、会社の益とか、インスティチューションの益の方が個人よりも大事だと思った瞬間に、その個人は個というものを失った。どんなところへ行っても、インスティチューションの益が、その人よりも強いということはありえないと僕は思うわけです。
 インスティチューションの長になった人が、もしそのことを分からなかったら大きな問題が起こってくるでしょう。

大江 本当に、そうだなあ。
(前掲書 91-92頁)


国民個人個人に自立する気がないから、「脱原発」を実現するにも小泉純一郎や(山本太郎を介して)天皇にすがろうとする。そんな根性と、為政者が発する「国益」なる言葉に易々と説得され、長いものに巻かれてしまうことは、断じて無関係ではない。「私は小泉純一郎や山本太郎を支持するけれども、秘密保護法案には反対だ」と仰る人もおられようが、小泉純一郎や山本太郎を支持すること自体に、秘密保護法案を容認する芽が潜んでいるのである。
関連記事
スポンサーサイト

洒落たこと書いたつもりかもしれんけど、特定の政治問題を文化論に還元するとだいたい怪しげなものになってしまう。諸外国の秘密保護法制と比較して日本の今回のそれはそんなに特異なものなのか。たいして変わらないものだとするなら、それを容認している諸外国民の「個」は一体なんなのか。そもそも日本でこれまでそういうものが存在しなかったという事実と、日本人の「個」はどういう関係になるのかとか、疑問だらけ。


http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8331133_po_0806.pdf?contentNo=1

2013.11.25 19:02 URL | Fozonou #tHX44QXM [ 編集 ]

特定秘密保護法を見送りましょう
特定秘密保護法を廃案にしましょう
特定秘密保護法の成立をやめましょう

2013.11.25 22:40 URL | ルシファー #eqP7eH0Y [ 編集 ]

政治家の発言内容を支持すること、賛意を示すことと政治家個人を支持することはまったく別のことである。
山本や小泉の発言に賛意を示したというだけで批判するというのはおかしい。

秘密保護法案を熱心に批判しているひとはネットにもたくさんいる。kojitakenさんが法案を批判している記事はあまり目にしたことがない。kojitakenさんがライバル視している「世に倦む日々」氏などはいい記事を書き続けている。個人では変えられないって?じゃ、ブログをやめるんだな。

2013.11.26 00:24 URL | tarari1036 #SOQOwhaA [ 編集 ]

ブログ主さんが仰っているのは、「カリスマ待ち」みたいなことはやめようよって事でしょう。天皇や小泉に「お願い」する必要なんてなくね、と。むしろそんな事やってたら、その他の分野ではますますサイアクになっていくよ、と。
まさに同感いたします。

天皇陛下バンザイをやってたあげくどうなったのか、
小泉政治がどんだけこの国をめちゃくちゃにしたのか、
そこんとこ忘れんなよって事でしょう。発言自体は歓迎しても、バンザイしたり称賛する必要などまるでない。

風見鶏政治家のポピュリズム劇場に、一喜一憂してきちゃったからこそ、今もなおもクソのような政治家によるクソのような政治が続いているわけでしょうに。そんなワイドショー的ワンイシューに、いちいち流されてていいのかよ(呆)。

安倍がもし今「脱原発」を宣言したら「ありがとうアベ様」と感謝感激バンザイしちゃうんですか?その他の「罪」は全削除?・・アホか。秘密保護法案のような超絶悪法を強行採決するようなクソは徹底的にやっつけなきゃいけないんじゃないですか?特に左の皆様は。

クソという次元ではまさに小泉も同レベルであったわけですが(呆)。

今回のブログ主さんのエントリーを本気で理解できない方々がもしも多数を占めるようならば・・左の民、ヤバすぎるでしょう。

2013.11.26 21:52 URL | siroto #YnyydAJU [ 編集 ]

今の日本は病的だと思う。あんな国民弾圧法に対し、危機感を覚えないのは狂っているとしか思えない。
しかも、何について熱くなるのかと言えばオリンピックだのリニアだのに熱中し、冷めているものを罵倒して叩く事。
東京オリンピックが決まった時、「そんなことをしている場合ではないのでは?」と思わなかった人がいる筈ないのにである。
明らかな現実逃避。
こちらのコメントにもそういった人達が見かけられるが、これが今の日本人の姿なんだと思うと絶望感しかわきません。
これから日本がどれだけ落ちていくか想像もできませんね。

2013.11.26 22:23 URL | #- [ 編集 ]

>Fozonou様

>諸外国のそれと比較して今回の秘密保護法制はそんなに特異なものなのか

特異なものだと思いますけどね。国民の知る権利を基本として、秘密はあくまで臨時的例外的なものとして出来るだけ秘密を限定して自由闊達な報道と論議を確保しようという視点が決定的に欠けていると思いますね。
秘密にランクを設けた上で、年数に応じて自動的にランクを下げて行くような仕組みもなければ、チェック機関も無い。
チェック機関については検討するといいながら実現は明言してない。チェック機関の中身を詰めて本当にチェック出来る体制が担保されてから法案に盛り込むのが普通でしょう。
何もかも論議が不十分なまま急いで法案を上げようとしている。設計に不備がある船を急いで完成させて出航させるようなものですね。船は沈みますよ。今の政権は民主主義国家日本を沈没させたいのでしょうか?

なお安全保障の軍事に関わる分野については、自衛隊法や日米相互防衛援助協定にもとずく秘密保護法といった個別法において秘密保護が明記されております。「今までスパイを取り締まる法律がなかったから特定秘密保護法が必要だ」といった言明は全く当たらないものと思います。

2013.11.27 11:51 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

池田信夫が『秘密保護法って何?』と題した文を書いてますが、論理が破綻していますね。

>閣議決定した段階で法案は通ることが決まる

そんなことはないでしょう。閣議決定を経て提出された法案でも廃案になるものはいくらでもあります。1958年岸内閣が提出した警察官職務執行法改正案も、衆院での強行採決後に猛烈な反対運動の高まりで廃案となりました。
そもそも閣議決定で法案が通ることが決まるなら国会はいりません。これでは議会制度を否定していることになります。

>充分審議して修正した法案を採決するのは当たり前です
充分な審議が行われたかどうか、疑問ですね。第三者委員会も設置するかどうかはっきりせえず、その中身も何ら決められておりません。これで充分な審議とか修正とか言うことは無理があるのではないかと思います。

>原発なんか関係ありません

そうでしょうか。原発の安全性に関わる原発の構造がテロ対策の名のもとに秘密にされるおそれは充分にあると思います。その原発の安全性如何という重大な問題についての議論を封殺するものとなるのではないでしょうか。

続く

2013.11.27 17:24 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

池田信夫が『秘密保護法って何?』と題した文を書いていますが、論理が破綻していますね。

>閣議決定した段階で法案は通ることが決まる

そんなことは、ありません。閣議決定されて国会に提出された法案でも廃案となるものは数多くあります。現に20数年前に提出されたいわゆる「スパイ防止法」案も廃案になりました。
それに、閣議決定で法案が通ることが決まるのなら国会など要らないことになります。これは議会制度の否定です。

>充分審議して修正した法案を採決するのは当たり前です
疑念が次々に生じているのに予算編成に間に合わせようと採決ばかりを急いだとしか思えませんが。
第三者委員会設置も明言されておらず中身も何も決まらないのでは実効性あるチェック機関が出来る保障は全くありません。これでは修正したとは言えないのではないでしょうか。

2013.11.27 17:36 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

池田信夫が『秘密保護法って何?』と題した文を書いて、秘密保護法賛成の立場を明らかにしていますが論理が破綻していますね。

>閣議決定した段階で法案は通ることが決まる

そんなことはありません。閣議決定されて国会に提出された法案でも廃案になっているものはいくらでもあります。例えば1958年に当時の岸内閣が提出した警察官職務執行法改正案は反対運動の高まりによって、衆院での強行採決後に廃案となっています。
そもそも閣議決定されただけで通ることが決まっているのなら審議など必要なくなる国会も不要となります。これは政府に対する国会の優位を謳う議会制民主主義を否定するものとなります。

>充分審議して修正した法案を採決するのは当たり前

秘密の範囲や監視機関も曖昧なままで審議が尽くされたとは言えないでしょう。第三者機関も設置が確定したわけでもなく、その内容も何も決まらないまま。これでは修正したとは言えないでしょう。

>原発なんか関係ありません

そうでしょうか。テロ対策との名目のもとに、特定の原発の安全性を論議するのに必要なその原発の構造とかの情報が恣意的に隠される恐れがあります。これでは、その原発が本当に大丈夫なのかどうかを判断出来る材料がないことになります。

続きます。

2013.11.27 18:52 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

池田信夫『秘密保護法案って何?』についての続きです。

>いま日本には軍事・外交機密を守る法律がない

自衛隊法や日米防衛相互援助協定にもとずく秘密保護法で軍事機密を守る法律はあります。
外交機密についても、公務員には守秘義務が課せられていることを考えれば守る法律がないとも言えないのではないでしょうか。
機密情報を知りえた政治家が簡単に情報を漏らしてしまうということは以前から指摘されていたことです。また、日本の省庁の情報セキュリティ意識の低さも以前から指摘されていることです。
「それを防ぐ」のはスパイ防止法の如きものではなくて、政治家と省庁の情報セキュリティの向上意外にはないと思います。

>だからマスコミは本来の取り締まりの対象ではない

取り締まりの対象になると思いますよ。秘密保護法のなかった時の西山事件でさえ、取締りの対象になったのですから。

>平和ボケの日本人は、スパイがいかに恐ろしいものか知らない

ゾルゲの話は誰でも知っていることですね。で、ゾルゲが情報を得られたのは戦前日本にスパイを
取り締まる法律がなかったからでしょうかね?
そうではなくて、国民をスパイ視して国民の自由と権利の侵害を正当化して恥じない強力なスパイ防止の法律はあったにも拘わらずにゾルゲ事件は起こってしまったのです。
これは当時の権力者自身の情報セキュリティ意識の低さが原因で起こった事件です。
ゾルゲ事件を例えに出して秘密保護法案を正当化することは筋違いです。

続きます。

2013.11.27 19:23 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

連投すみません。続きです。

>第二次世界大戦では日本軍の暗号は、アメリカに筒抜けでした。これではどんなに戦力があっても勝てません

別な言い方をすると、どれほど全国民を潜在スパイと見なして締め上げても、肝心の軍自身政府自身のセキュリティ意識の低さが原因の暗号筒抜けで負けたということです。
現代でも、秘密保護法で「スパイ防止だ」とばかりに国民の知る権利をいくら制限したとしても、政府自身の情報セキュリティ意識の低さが原因の暗号筒抜けならぬサイバー攻撃への無防備などが原因で負けてしまうということです。

>必要なのは指揮系統と情報機関を強化することです
それが必要なことは言うまでもありませんが、そのことと今回のような秘密保護法とは関係ないと思います。
ウイルスを退治するのだといって、副作用の強過ぎる薬を用いたのでは体じたいをダメにして、何のための薬なのか分らなくなります。

2013.11.27 19:41 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

スパイ天国と言われる日本ですから、漏れる蛇口の閉めやすくて思いついた所から処置していこうと考案されたのが、秘密保護法でしょうか。ただ漏れているソースは、上層部からだと思いますけどね。検察はリークすると話題になりますけど、担当検事が自ら情報を漏らすことは有り得ないので、漏れるとしたら政治家か検察の幹部でしょう。人事だって最初に新聞が報道してしまうくらいですから、外国から見れば何という国なのだと思われますよね。秘密保護法はマスメディアの中でも新聞やテレビ局は賛成というか、声を上げて反対とは言えないのでしょうね。漏らされたら困る立場にあるのはマスコミも一緒だと推察されます。

2013.11.27 22:34 URL | somebody #- [ 編集 ]

私は「利用できるところだけは利用せよ」の立場です。

安倍の秘密保護法案など論外です。お前はアベノミクスだけやってろ! うまくいったらそこだけは評価してやる、そんなところですね。

過去に韓国の大統領だった朴正煕は独裁と恐怖政治を敷いて悪名高い人物です。ですが「漢江の奇跡」という経済の大成長もやってのけました。現在韓国が日本に対して強気でいられるのも、この朴の成長期があってのことだと思います。
ですが彼の元で行われた民主化運動の弾圧などは到底許容できません。政治家への扱いはそれでいいと思います。

小泉にしてもそうです。彼がネオリベを広め、日本を疲弊させた罪は万死に値する。だが脱原発運動が真っ当なものなら(つまり山本太郎のような「放射脳」なものでないのなら)、そこだけは利用すればよいと考えるのです。

そもそも日本の左派は度量が狭すぎます。
佐高信が市民運動家との相違点に悩んでいた頃、丸山眞男に「きみは尻の穴までの連帯を求めるのか?」と言われました。現実に丸山には右派との共闘もあり、先鋭的な左派学生に厳しい言葉をかけたこともあったためです。

kojitaken様が大嫌いな星野仙一ですが、私もあの武闘派パフォーマンス的な振る舞いは嫌いです。また彼のしていることはまさにパワハラです。
ですが彼が指揮した3球団4時代すべてで優勝しているという事実もまた否定しようのない事実です。落合によると星野は「普段は大声で選手を怒鳴ったりして、明日にでも二軍落ちかと思うと、次の日にはちゃんとスタメンで出場させている。星野さんは野球を長期的に見ているようだった」と述べています(なお落合自信は選手を殴ったことは一度もないと講演会で発言しています)。

というわけで100%否定な人間もなければ、100%支持できる人間もない、それが私の考え方です。

2013.11.28 01:09 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

偉人にすがるのみの者は騙され、
個に拘る者は、ばらばらにされて分断統治さる。
常に拘りなく重層的に考えねば、陥穽はいたるところにあり。

2013.11.28 07:42 URL | 和久希世 #dN1wHbUA [ 編集 ]

毒饅頭とは、毒の部分と饅頭の部分を分別出来るようなものではない。
食ってしまって甘味だけを甘受できる毒饅頭などというものは、無い。
毒をもっと強い毒を食らう、付け足すことで上書きしてしまうか、
毒を食ったことをごまかしつつ下した腹を抱えて行くか、
とにかく、毒饅頭に手を出しておきながら、毒なんか俺が食うはずが無い、という自意識が、一番危ない。
これは毒なのだという覚悟を決めずに毒饅頭を食らうのが、一番よく毒が回るのだ。

そして政治の世界には、毒饅頭しか置いてないのだ。

2013.11.28 17:46 URL | 朱の盤 #epoDbB82 [ 編集 ]

秘密保護法案で左翼マスコミが大騒ぎしています。今からちょうど7年前を思い出してみましょう。
2006年11月30日
防衛庁を「省」に昇格させることや、自衛隊の海外活動を本来任務に格上げするなどの防衛「省」昇格関連法案が30日午後、衆議院本会議で自民、民主、公明、国民新の各党の賛成多数で可決され、通過した。社民、共産両党は例によって反対したようである。

この頃、朝日新聞は社説で「…私たちは『庁』にこだわりたい。省になることで、軍事的なものがぐっと前に出てくることはないのか。そんな心配もある。」と書いている。

やはり朝日の社説は説得力無しでしょう。今現在から振り返ってみてもあれは失敗だった、という人はかなり少数派だと思います。防衛省になって日本が悪くなったと具体的に何かあげる事が出来ますか?何も問題なかったですね。

今回の騒動も同様でしょう。”決められる政治”を私は望みます。欠点を細かく指摘していればきりがない、法案が可決できない状態がずるずると続くほうがより問題なのです。

2013.11.29 12:06 URL | zappo #- [ 編集 ]

 国旗国歌法も、「心配されたことは何も起こらなかった。一部の常軌を逸した者が処分されただけだ」とか言われるのかな。

2013.11.29 22:13 URL | suterakuso #- [ 編集 ]

>zappo様

7年前の「庁」から「省」への昇格の時、今回の秘密保護法案のように「大騒ぎ」になったんですかね?どうも仕事が忙しかったせいかどうか印象に残ってないのですがね。
その問題には違和感感じなかった私も、秘密保護法案には違和感感じて仕方ないんですけどね。
今回の法案は、主権者たる国民が主権を行使するに当たって必要な国政についての知る権利を奪いかねないものだと思います。
本来、国民>国会>内閣>省庁の階梯であるべきものを内閣と省庁優位に逆転させかねないものです。
このような法案に様々な疑念が抱かれて批判が巻き起こって来るのも当然なことと思えます。
Zappo様は「左翼マスコミ」だけが「大騒ぎ」していると思われたいのでしょうが、さに非ず自民党の内部や小林よしのりのような人物からも批判が出されております。
また「決められる政治」と仰いますが、このような問題ある法案を簡単に決めてしまっては国家と国民にとって禍根を残すと思います。ここは「熟議」が必要と考えます。
日本国の情報セキュリティを高めようとすることと、このような不完全な法案を拙速に決めることとは何ら関連性の無いものです。
目先の「それらしさ」に目を奪われて、国家百年の計を疎かにすることは非常に危険であります。

2013.11.29 23:46 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

>suterakuso様へ

国旗国家法で、「心配されたことが起こった」とお考えなのでしょうか? 私はそうは思いません。あの法案が必要となった社会的背景を考える必要があるでしょう。私が小学生の時代は君が代は平気で歌っていましたし、起立しない教師とか、そんなゴタゴタした問題は存在しませんでした。ところが日教組が強くなり、また日本社会もだんだん左に傾いていきました。1990年代前半の自民党に責任があるでしょう。宮澤内閣か、いやもっと前の1982年くらいが分岐点か?という声もあるようです。私は右翼でも何でもありませんが、日本の国全体がどんどん左に傾いて行った、ということは実感していました。その反動というか真ん中に戻す動きが始まっているだけだと思います。
NHKが昔は君が代で国旗がはためく画像で終了していましたね。あれがなくなったのもおかしいでしょう。左に傾いてきたと思いませんか?

2013.11.30 09:05 URL | zappo #- [ 編集 ]

 えっと、80年代前半から日教組が強くなったということでしょうか? それは、正直、初めて聞きました。実体験としても、私が小学校低学年の頃の80年前後には、起立しない教員どころかスト(教員は教卓にいて自習)もありました。福岡の話ですね。しかしそうした人たちが処分を受けたのが80年代で、それから福岡では教員の労務管理が厳しさを増していったと聞いています。戦後期は、共産党とか露骨に象徴を含めて天皇制反対だったのに、一定の支持を集めていたのですよ。つまり明治政府の遺産を継承することに反対する思想の人たちがかなりいた。それを十分に議論して妥協点を見つけ出していないからこそ昔は不起立に懲罰なんてできなかった。それが最近になって、決まったことに従わないから懲罰なんて言い出した。そんな流れじゃないですか?っていうか、こんな話、テンプレートでしょ?

2013.11.30 11:24 URL | suterakuso #- [ 編集 ]

>80年代前半から日教組が強くなったということでしょうか?

そういう意味ではありません。少し私が説明不足だったですね。具体的な年代の記載は日本の左傾化がいつ頃からか?という話です。1990年代前半と書いたのは自民党が保守政党としての性質を失い、そして細川内閣、村山内閣となって「自国を侵略国家と明言」したあの一連の流れを指しています。1982は「侵略進出教科書書き換え捏造報道」によって日本の愚かなマスコミに日本国がはめられてしまった年です。このあたりから隣国に配慮すればするほど日本が口撃(武力でなく口で)される、という構図が出来てきました。

本題に戻りましょう。私は上記の昭和57年の近隣諸国条項によって規制された教科書からはからはギリギリセーフの世代です。地域差があるのかもしれませんが君が代や国旗でのゴタゴタは無かったです。小中高と平和で政治色のない思いで深い卒業式を経験できました。
今の子供たちにもこのような経験(政治色のない卒業式)をさせてあげたい、そのようには思われないのでしょうか?大人の身勝手で子供が迷惑を被っている、そうではないですか?左翼思想を表明したいのであれば卒業式ではない別の場所でビラ配りなどをすればいいじゃないですか?権利意識の強過ぎる教師が増え過ぎて現場の統制がとれずに子供達に迷惑をかける、それを防ぐ法律は必要だと思います。

PS 日教組が君が代・国旗を問題にし始めたのはいつ頃からなのか? また、
天皇制反対の共産党が戦後期にそんなに人気があったのか?
このあたりの事は私は詳しくないのでURLなどを貼り付けてもらえれば助かります。

2013.11.30 15:34 URL | zappo #- [ 編集 ]

zappoさんよ

あんた何にも知らないのですな。何も知らないのによくも投稿するよ。あなたのコメントを読むこちとらが赤面してしまうよ。しかもちょっと自分で調べれば、すぐわかることをしないで、他人にお願い。無知の上に厚かましいと来ている。

自分で調べなよ。あんた、いまの脳天気な右翼の典型だよ。

2013.12.01 01:41 URL | 負け組の矜恃 #- [ 編集 ]

 反省モードです。脱線のきっかけをつくってしまい、申し訳ありません。私のコメントもがさつな点がありました。zappo様には私のコメントなどより有益で比較的アクセスしやすい情報源が他にあまたあると思いますので、それらをご参照いただけたらと存じます。こちらのコメント欄より適当な議論の場が他に多くあると思いますので、そちらをご訪問されたらと存じます。

2013.12.01 10:04 URL | suterakuso #- [ 編集 ]

suterakuso様へ
いえいえ、こちらこそ貴重な実体験ありがとうございました。
ミリシヤ様へ
遅くなってすみません。前回も有意義な議論ができましたので今回も期待しております。考えの違う人に自分の考え方はこうだ!というのをぶつけてみるのは、反論を頂いたりしながら再考したり、やっぱり役に立つことだと私は思います。
さて秘密保護法の本題です。
>その問題には違和感感じなかった私も、秘密保護法案には違和感感じて仕方ないんですけどね。

これはなるほどと思いました。防衛省へ昇格は正しい選択だったと感じている国民は多い、しかし今度の法案はそれどころじゃない、といったところでしょうか?朝日新聞はなんでもかんでも反対するのでちょっとあれは論外で小林よしのりとかも反対している、ということが確かに重要でしょう。(別に小林が偉いわけではないですよ、一部で右翼と言われることもある小林までもが・・という意味です。) 私も小林よしのりの意見も読みました。確かになるほどということを述べています。しかし、今回の秘密保護法案を論じる時に難しいのは、”完璧なものを求める” ことによって法案が遅れるデメリットです。中国の怪しく危険な動きがまた始まっています。国会での予算審議も重要です。見切り発車でも仕方が無いと私は感じるのです。悪いところは後から少しずつ直していけばいいのでは?
なぜそう考えるのか?それは我々日本国民は一般的な幸せな一市民のことだけをどうしても考えてしまいます。しかし拉致被害者の家族はどうですか?自衛隊で最前線で頑張っている隊員はどうですか?レーザー照射された隊員(およびこれからされる恐れのある隊員)、拉致被害者自身は正に生命の問題なんです。知る権利よりも私は生命の方が大事だと思います。情報を持っていて優位に立つことは「抑止力」になるのです。話が飛躍し過ぎている、と思われる方がいるかもしれません。でもそういう方は一度、関西テレビ水曜日の16時48分から1時間くらいの中の「青山繁晴のニュースでスバリ」を見てみたらいいと思います。拉致被害者は断定できないレベルを含めたらまだまだ凄い数の人たちがいるのです。青山氏も「こういう法律が無かったために多くの日本人が拉致されてきたという側面がある」と述べていました。公平を期するために言うと「首相が第三者機関というのは問題だ」とも述べており、本当に偏りの無い視点でこの問題を見ておられます。しかし、「マスコミは法案反対運動ばかりを強調しているが賛成している国民もたくさんいる、そのことを一切報道しないのは不公平だ」とも述べています。
私もこれだけ新聞テレビで指摘されてそれを読んでいるので完璧な法案ではないというふうには思っています。でも社民や共産のように完全に葬り去ってしまえ!というのはあまりにも極端でヒステリックな反対論だと思います。つまり、問題点は確かにある、しかしこれ以上の議論は国政を停滞させる、法案が通らないデメリットは軽視しても良い?このあたりに行き着くのではないでしょうか?ミリシヤ様はゆっくりと時間をかけて問題点を克服してそして法案成立・・・という立場ですね(再確認)。

2013.12.01 20:45 URL | zappo #- [ 編集 ]

>zappo様

レスありがとうございます。私も時間の空いた時にレスすれば良いと考えておりますので、遅れなど全く気になりません。
私の者のような議論が些かでも御参考になるのなら望外と言う他はありません。

さて機密保護法の問題ですが、朝日新聞が反対しているのは論外とはどういうことでしょうか?
朝日は「なんでもかんでも反対」だから機密保護法案にも反対しているのだろうというのなら違うと思いますけどね。
少し朝日の紙面をウォッチすれば明らかですが、過去の郵政民営化や消費増税やTPPなどなどに対して果たしてなんでもかんでも反対であったのかどうかですね。そのような言説は「共産・社民はなんでもかんでも反対する」と同じレベルのステレオタイプな見方ではないでしょうか。

私は秘密保護法案がいくら遅れようがなんらデメリットが生ずるとは思えません。というか、さっさと廃案にして他の重要問題に取り組む方がはるかにマシだと思います。
中国の防空識別圏設定は外交と軍事の問題であって、秘密保護法は関係無いですね。また、国会の予算審議も重要ならば機密保護法など廃案にして、そちらに取り組むべきですね。

>悪いところは後から少しずつ直していけばいいのでは?
設計と土台の悪いものを後から少しずつ直して行くよりは、現行の自衛隊法や公務員法などの不備を少しずつ直して行く方がよほど堅実です。
新兵器が必要だからといって致命的な欠陥ある兵器を制式採用するよりも既存の兵器に改良して使う方がよほどマシですね。
与党は、何をそんなに急いで欠陥法案ごり押しするのか理解に苦しみます。

拉致被害者の家族の苦しみとか自衛隊員の苦労と生命と、この秘密保護法案と何の関連性がありますかね?「情報を持っていて優位に立つことは『抑止力』になる」というごく当たり前な一般論から、今回の秘密保護法が必要だという具体論を導くのは確かに「飛躍し過ぎ」です。
なお青山繁晴については井上清と同様に私は何の興味も関心も湧きません。私は、青山繁晴の意見をも咀嚼されているであろうZappo様と意見を交わしているのだと思っております。
賛成している国民も多いのではないかということですが、機密情報守るための法律は必要だという漠然たる一般論で、まあ要るだろうというところではないかと思っております。既に自衛隊法などで軍事機密を守る法律はあること。それにも拘わらずセキュリティ意識の低さから情報流出が後を絶たなかったこと。恣意的な運用を防ぐ仕組みがないことなどが理解されて行けば、こんな欠陥法案を世に出すべきではないと考える人はもっと増えると思っております。
あと、国民の知る権利については個人的な権利に留まらず、国民の政治参加にとって絶対必要な権利即ち公共的な権利であり、公益性を持つものです。

>これ以上の議論は国政を停滞させる
なら、廃案にして他の重要課題に取り組むべきです。廃案にしてもデメリットはありません。

>ミリシヤ様はゆっくりと時間をかけて問題点を克服してそして法案成立・・・という立場ですね

誤解を招くような書きかたをしたのであればお詫び申し上げますが、今回の秘密保護法案は廃案ということで明快であります。
先にも書いたように欠陥あるものに手を加えても無駄ですね。既に自衛隊法など秘密保護の法律がある以上、法律の問題というより政治家とか官僚組織の情報管理の意識の問題ですね。
前にも書いたように、いくら全国民を潜在スパイ見なして取り締まっても、暗号筒抜けで「負けた」歴史から学ぶべきだと思います。

2013.12.01 23:40 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

このコメントは管理者の承認待ちです

2013.12.02 23:33  | # [ 編集 ]

”論外で” の意味は、  「朝日は防衛庁を防衛省に昇格という問題の無いことにまで反対していたような新聞社なので、結構間違った主張をしていたという負の実績がある。それを無視して、あの有名な大新聞社が法案反対って言ってるからその主張が正しいのではないか、 と考える事」   は論外で・・・・という意味です。朝日新聞は他の新聞社と比較しても世紀の大誤報というものを非常にたくさんやっています(希望があれば具体例を提示しますが・・・)。  ”なんでもかんでも反対” という表現は少し不正確でした。「安倍政権のすることに対して」あるいは「日本の安全保障が強化されることに対して」と言うべきだったですね。若宮啓文という朝日の論説主幹を長く務めた人物は、「安倍を叩くのは朝日の社是だからだ」と述べています。ゆえに公正性が無いのは明らかなので、朝日新聞の今回の”秘密保護法案反対大キャンペーン”には惑わされないようにして議論をしましょう、という意味です。
>拉致被害者の家族の苦しみとか自衛隊員の苦労と生命と、この秘密保護法案と何の関連性がありますかね?

おそらく「日本版NSC」と「特定秘密保護法」が国の安全保障強化にとって車の両輪になる、ということの認識が薄いがために「関連性?」となってしまうのだと思います。警察がしっかりしている国家は誘拐という犯罪はリスクが高いだけだとなって、ある程度はその発生を抑えることができる。国レベルにおいては、安全保障の意識の低い我が国は、北朝鮮のような国にとってスパイ活動や拉致はやり放題、情報力も皆無で怖くない、ということで餌食となるのです。http://www.weblio.jp/content/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%89%88NSC (日本版NSCとは?)
前コメで例示として書き忘れましたが、今年1月の日揮現地駐在員が殺害されたアルジエリアテロ事件で有能な日本人社員の尊い命が失われました。あれも「関連性なし」と仰るのでしょうか?あの事件では一般に次のように言われていましたね。
「アルジェリアで起こった「テロ」事件において、日本政府の情報収集能力が、あまりに低く、遅い事が露見した。なぜ、日本の諜報・情報機関は能力が低く、動きが遅いのか。その無能力は、結果的に日本人をテロの犠牲者にする事となる。」
あの時、日本版NSCも無く特定秘密保護法も無く、そんな状態の中ででき得る精一杯のことを安倍政権はやりました。国民の反応もそれを認め政権支持率は高かったです。あの事件で安倍総理は、「日本版NSC」と「特定秘密保護法案」の必要性を身をもって感じたのだと思います。拉致被害者救出なども含めて日本人の命を守る、という使命感が人一倍強いがためにやや強引な感じで衆議院を通過させた、決して国民の自由を奪うためではないのです。昭和の日米安保もやや強引だったのかもしれませんが結果は良かったではないですか?
>中国の防空識別圏設定は外交と軍事の問題であって、秘密保護法は関係無いですね。

これは決定的におかしいと思います。「日本版NSC」は正に外交と安全保障のためのものだからです。それから軍事情報に関する包括的保全協定GSOMIA(ジーソミア)という協定を日本は60ケ国以上と結んでいるのですよ。ジーソミアのURL(ウイキペディア)  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%8C%85%E6%8B%AC%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E5%8D%94%E5%AE%9A  

そういった締結済み諸国に迷惑をかけてもいいのですか?国会で慎重に議論を!ならまだ分かりますが、特定秘密保護法案を廃案にしよう!というのはあまりにもヒステリックです。それよりもなぜマスコミはこのジーソミア締結済みという事実を日本国民に知らせようとしないのでしょうか?
とにかく外交・軍事とは密接に関係があり、諸外国と機密情報の共有体制を確立することを目標とするのが特定秘密保護法です。とりわけアメリカが、秘密保護体制の強化を日本に求めているため、日米同盟を強めたい安倍政権はこの法案に熱心だというのが本当のところだと思います。よって見据えているのは「集団的自衛権」の問題なのです。

2013.12.03 01:45 URL | zappo #- [ 編集 ]

>zappo様

「論外で」とはそういう意味なんですね。それなら「あの産経新聞が秘密保護法に賛成しているから正しいのではないか」とか「安部政権の推進していることだから正しいのではないか」あるいは「あの評論家が賛成していることだから正しいのではないか」と考える事も同様に論外となります。その対象自体について考えるのではなくて、何か(誰か)がそれについて賛成(反対)だから・・・という考え方は論外ということです。
それにしてもzappo様は結局のところ朝日新聞自体を論外とお考えのようですね。この場は、朝日新聞を論じる場でも安部政権についても論じる場でもありませんので悪しからず。

安全保障の意識の低さや日本の諜報・情報機関の能力の低さはよく指摘されるところであり異存のないところです。また、日本版NSCについても遅きに失した感もします。
しかし、そのような一般論から今回の特定秘密保護法案を正当化する具体論は出て来ません。例えば、ある病気を治さなければならないという一般論からある特定のAという薬の投与を正当化する具体論は出てこないからです。
薬Aを投与すべきだとなるためには、実際の効き目・副作用の有無などが慎重に検討されねばなりません。それを疎かにして投与するならば深刻な副作用を引き起こすかも知れません。
また、高性能な新兵器が必要だという一般論から新兵器Bの採用が正当化されるわけではありません。採用のためには新兵器Bの発揮可能な性能・扱い易さ・故障し難さ・コスト面などの要素が慎重に検討されねばなりません。それを怠り性急にに採用決定すれば、安全保障を危うくします。

この法案には、薬に例えれば副作用が兵器に例えれば欠陥が多過ぎると見受けられます。
情報は秘密にすることが必要な場合もありますが、広く共有されることで力を発揮する場合もあります。とすれば秘密と公開のバランスをとることが肝要ですが、今回の法案では恣意的に秘密の範囲が広がる恐れがあります。国民の知る権利は高度な公益性を持つものですが、それが侵される恐れがあります。また、報道機関の活動を萎縮させ他方スクープを特定の新聞社にさせることで報道機関のコントロールが今まで以上に可能となる恐れもあります。
その他にも懸念されることは多いわけで、このまま法律として世にだすことは欠陥自動車を世に送り出すことや欠陥兵器を制式採用してしまうことと同じようなことと思われます。
このような法律を成立させなくとも出来ることはいくらでもあるのではないか。例えば官庁のITセキュリティ要員を増やすだけでも相当な効果があると思います。

続きます。

2013.12.03 22:45 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

続きです。

>zappo様

>昭和の日米安保もやや強引だったかもしれませんが結果は良かったではないですか?

米ソの全面戦争とか第二次朝鮮戦争が起きなかったので結果として良いということになりましたね。良い結果となった一要因は反対運動が「戦争に巻き込まれるのは御免だ」という国民の強い意志を示したことではないかと思います。
今回の法案を強引に通すことが良い結果をもたらすかどうかはまた別問題です。反対運動の強い意志を汲んで運用に当たる政権側が慎重になるのかどうかですね。

で、ジーソミア締結してるから情報共有のために秘密保護法が必要とのことですが、肝要なことは外国との情報を共有する実質的な体制整備でしょう。従来から言われているのは政治家を通しての情報漏れだし、イージス艦情報流出に見られるような情報管理意識の低さやITセキュリティへの対策の遅れなどです。過去の情報流出事案のほとんどはこれらが原因です。たとえ秘密保護法成立させてもこれらの改善が為されない限り外国から信用はされません。逆に言えば秘密保護法無くとも情報保全においてかなりのことは出来ると思います。法制度に不備があるなら自衛隊法や国家公務員法の改正で対処出来ないという理由が分らない。なぜ現在法制度の下で情報保全の体制が出来ないのかの明確な説明を聞いたことがないですね。ともかく説明不足で強引に突っ走ろうとすること自体が法案の危うさを裏書きするものでしょう。
拙速は避けて、法制度変えるなら一からやり直せ。法制度より実質的なセキュリティ体制の向上を図れ。国民を縛り上げても暗号筒抜けで「戦前」の教訓を思いだせ。
これが秘密保護法案への回答です。

2013.12.03 23:30 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

どれだけ詭弁を弄しようとも、特定秘密保護法案に賛成するやからは「サヨクが反対してるから賛成してやる」の領域を出ていませんね。あの保守系雑誌の「WILL」ですら絶対反対の態度を見せているのに。

安全保障? 法案には「特定有害活動の防止」なんて名目もあるのですよ。こんなものどうとでも拡大解釈できてしまう。原発反対や乱開発反対なども「特定有害活動の防止」の名目でその情報を隠匿されたら政府の思うがままです。
言っておきますが、これによって情報隠蔽の実害を受けるのは左派とは限りませんよ。

自民党は民主党が壊滅状態の今なら、法案も好き放題に決定できるし、使うのも自分の好き放題でできるとでも考えているかも知れませんが、現在の政局を5年前に予測できた人はまずいません。数年先の政局などまったく分からない時代なのです。
自民党が下野したら、今度は抑圧される立場になりかねないことをあの党は考えているのでしょうかね。

なんせ次に出てくる勢いを持った政党は、たぶんもっとポピュリズムに走り、思想は右翼的で、ネオリベ志向の強い連中であるような気がしてならない。だからこそ危険なのですが。

2013.12.04 01:24 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

飛び入りの凡人様へ
>どれだけ詭弁を弄しようとも、特定秘密保護法案に賛成するやからは

賛成派のどういった主張が詭弁なのでしょうか?私の主張の具体的にどのあたりがどのように詭弁なのかぜひご発言ください。

ミリシヤ様へ
病気の治療と薬Aの投与の話ですが、私の場合は以下のようになります。
中国・北朝鮮という癌(侵略)にやられかけている人(日本)は放置(法案廃棄)はできません。抗癌剤の投与は確かに副作用(外交防衛などの知る権利100%保障は無理)はあります。しかしそれ以上のメリットがあるのだから慎重に投与の加減を様子を見ながらやっていく・・・・。つまり副作用があまりに大きければ投与量を減らす(秘密の範囲を狭める)、回復すれば(中国共産党が崩壊し民主的で覇権主義でない新政府が誕生すれば)投与をやめる(秘密の範囲を大幅に狭める)・・・・・・・・このようになります。副作用を恐れて何もしない事を選択するのですか?
>情報は秘密にすることが必要な場合もありますが、広く共有されることで力を発揮する場合もあります。

”広く共有”が純粋な日本人だけならそうかもしれません。しかし日本列島には韓国民団、朝鮮総連、中国人・・・・などなどの方がおられます。この人たちを区別して純粋日本人だけに情報を知らせることなど不可能でしょう。2010年7月に中国は「国防動員法」を制定しました。どのようなものかご存知ですか?万が一初耳であれば困りますので念のため下記に当時の記事を貼り付けて起きます。


『ほとんど報道されていませんが、本日(2010年の)7月1日から中国において、中国本国はもちろん、日本にとっても極めて重要な法律が施行されました。国防動員法です。
 簡単に言えば、有事の際には国が、人、物、金をはじめとする、民間のあらゆるものを調達することができるとする法案です。陸海空の輸送手段も、食料や医薬品も、インターネットや通信、報道といったインフラも、さらには原子力分野も含んだ民間のあらゆる分野の技術者をも含みます。
 この強硬な法律は明らかに戦争を意識しており、急激な経済成長と共に急拡大する軍事力を使い、いよいよきたるべき台湾や日本海、太平洋への軍事侵攻が近いと捉えられます。
 さらに日本にとって脅威なのは、この法律は中国国内にいる中国人に限定されていません。原則として国外にいる中国人にも適用されるはずです。そうなると、現在日本に大量にいる中国人は、有事の際には中国軍に動員され、日本にいながらにして破壊活動や軍事活動を開始する要員となる可能性があるのです。これがどれほど恐ろしいことかは、昨年長野で行われた聖火リレーの時に、組織的に動員され、大量に集まって赤い中国国旗で長野の街を埋め尽くした中国人達の光景を覚えている人は、その意味を理解できることでしょう。』

2013.12.05 02:13 URL | zappo #- [ 編集 ]

私も昔、中国から留学していた人と二人きりで食事をしたりしたこともあります。ですからあまり疑いの目で見たくはありません。しかし友情があれば国の命令なんかにその人が従うはずがない、などと考えるのはあまりにも日本人的発想すぎます。
>反対運動の強い意志を汲んで運用に当たる政権側が慎重になるのかどうかですね。

「反対運動の強い意志を汲んで」これからの運用が慎重になる、そういう意味でこの法案は産みの苦しみを味わいながら成立した(しようとしている)ことが安全保障と知る権利の両立ということの実現にこれから貢献するのかもしれません。この辺は意見が一致できそうですね。

>法制度に不備があるなら自衛隊法や国家公務員法の改正で対処出来ないという理由が分らない。

自衛隊(国家公務員)法は自衛隊(国家公務員)全般にわたって規定する法律ですね。そんな一般的広範囲なことを扱う法律の中に秘密保護の詳細を放り込むのは無理があります。かえって抽象的文言ばかりになってしまって具体性にかけるものになるでしょう。「特定秘密保護法案」第1条を見てください。(下記にコピー)


『第一条 この法律は、国際情勢の複雑化に伴い我が国及び国民の安全の確保に係る情報の重要性が増大するとともに、高度情報通信ネットワーク社会の発展に伴いその漏えいの危険性が懸念される中で、我が国の安全保障に関する情報のうち特に秘匿することが必要であるものについて、これを適確に保護する体制を確立した上で収集し、整理し、及び活用することが重要であることに鑑み、当該情報の保護に関し、特定秘密の指定及び取扱者の制限その他の必要な事項を定めることにより、その漏えいの防止を図り、もって我が国及び国民の安全の確保に資することを目的とする。』


このように(目的)が記されています。なぜ必要となったかから始まり、的確に保護する体制の確立をして、そして最終的に”我が国および国民の安全の確保に資することを目的とする”と謳っています。つまり「治安維持法」のような運用はしないことを明確にしています。新たな別の法律だからこそ(目的)(定義)と始めて系統立てて記載していくことができるのです。
それから、ミリシヤ様の仰るような対処がもし可能であるなら、反対論者の大学教授や弁護士が 「自衛隊法の第○○条」を「・・・・・・」こう追加して改正するだけで足りるはずである、と新聞に投書なりなんなりするでしょう。それができないということはプロの目から見ても無理だからだと思いますよ。

>>中国の防空識別圏設定は外交と軍事の問題であって、秘密保護法は関係無いですね。
>これは決定的におかしいと思います。

この部分のお返事を是非頂きたかったのですが・・・。議論の中で最も重要なポイントです。誰にでも勘違いや失言はありますので、「間違っていました」 で全然結構ですよ。

2013.12.05 02:16 URL | zappo #- [ 編集 ]

>zappo様

別にあなたのことを言っていたわけではないが(私が言いたいのはヤフコメなどのバカどもと、https://twitter.com/akatonbo88のように、「社民党が反対するならそれは正しいことだ」というアホウを取り上げたのですが)。でもまあそう言われるのならいくつか具体例をあげましょう。
すでに他の人とかぶるところもありますが、

・国旗国歌法が「強制するものではない」という国会答弁の元、作られたが、実際には強制どころか、懲罰までちらつかせての学校内恐怖政治となっていること。
・朝日が防衛省への名称変更を批判したなお、今回の法案の危険性とはまったく意味も危険度も違うもの。同列に論じることこそ意図的な感覚を持つ。
・青山繁晴を例に出す時点で、私達とは立脚する点が違いすぎる。
・「賛成派もいるはずだ」という話は何にでも成り立つ。核武装しようとか、徴兵制をしこうとか、生活保護を全廃しようとか、極論を持ち出しても、少数の賛成派は必ず出る。そもそもリベラルの主張が少数派だった時に、そんなことを言い出した右派を知らないのだが。
・小川榮太郎という右翼的な著者が書いた本を阿比留瑠比というこれまたカルト的極右の記者が紹介したものにバイアスもしくは恣意的な解釈が含まれている可能性はないのか?

あなたの述べたところだけでもツッコミどころはいくらでもあるのです。

----
警職法、スパイ防止法、共謀罪など、危険な面を含んだ法案はこれまでほとんど通っていないので、実際に危険な法案が通ったケースでの想定ができていません。
その例と言えるのが凶器準備集合罪と国旗国歌法でしょうが、暴力団の出入りを防ぐという名目だった前者は現在では子供の喧嘩にまで適用され、後者は先に述べたとおりです。

これが「いくら詭弁を並べようと」と私が述べる理由です。

2013.12.05 22:25 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

ちょっと話が変わりますが…

内田樹氏が「日本のシンガポール化」というブログを書いていたので思い出したものです。
以前、日本は「明るい北朝鮮」と呼ばれるシンガポールのような国になるのではないか? とここで書いたことがあったからです。

シンガポールでは政府批判は違法です。労働組合や市民団体も政府の息がかかったものしかいません。国あげての御用組合・御用団体です。でもあからさまな反対運動は出ません。なぜなら富裕層を優遇しているから。発言力の強い彼らを優遇することにより、表向きの不満は出ないようになっています。

アラブ諸国も似たようなところがあります。もちろん中国もそうでしょうね。「漢江の奇跡」時代の韓国もそうです。

しかしアラブに民主化運動が巻き起こったように、韓国は民主化したように、「開発独裁」と呼ばれる、強圧的な政権でのもとで経済成長をして後は民主化運動が巻き起こる…という流れができています。中国もいずれそうならざるを得ないでしょう。シンガポールはまだちょっと難しいかもしれませんが。
とにかく「強権的に経済成長」→「民主化運動」→「民主的な先進国」への道をたどるのが世界の趨勢です。

しかし日本は特異な国のようです。自民党の経済成長(これも実態は怪しいものですが)を優先するために、どんどん非民主的になっていく、世界の常識とは逆の方向を歩む…。世界に稀有な例がここ極東で誕生するのかも知れません。

2013.12.05 22:44 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

>zappo様

>中国・北朝鮮という癌(侵略)にやられかけている
中国・北朝鮮との関係は日本にとっての外部環境の問題です。従って、内部環境の問題の喩えとしての病と同一視することは適切ではないと思います。
日本の情報管理の意識の低さと体制の不備は内部環境そのものです。ここで中国などの外部環境を持ち出してもあまり意味あることとは思えません。ちなみに中国の国防動員法のことは、当時2CH共産党板でB75というHNの人が紹介してましたね。

>それ以上のメリットがある
前コメでも書いているように、残念ながら大したメリットがあるとも思えません。また、副作用を調節する仕組みがあるとも思えません。官僚機構や行政府が不都合なことを自ら表に出すとも思えないですね。

>副作用を恐れて何もしないことを選択するのですか?
前コメからそんなことが読み取れるのですか?「官庁のITセキュリティ要員を増やすだけでも相当な効果がある」などと書いてますけどね。
間違った弊害の多い秘密保護法案を成立させる間には、実質的なセキュリティ強化を図れということです。

続きます。

2013.12.06 00:04 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

続きです。

>zappo様

>友情があれば国の命令なんかにその人が従うはずがない
そんなこと思う人がいますかね?友情があっても会社などの命令には従わざるを得ないというのはごく日常的に経験することです。個人間の友情とその人の社会的な立場は同じ平面上にはありません。
立場は異なれど、違う国の人と人とが友情を深めることはよいことに決まっていると思いますよ。あるいは友好関係を深めることもね。お互いの利益になるなら多いに経済関係も深めるべきですね。政治的な対立と同じ平面で考えることがおかしいことだと思います。

>これからの運用が慎重になる
悪法だとの思いは変わりませんが、成立したとしても運用は最大限慎重にすべきだと思います。その後の政治情勢の変化で廃棄されることを期待してますが。意見一致しないでスミマセン。

軍事機密は何より自衛隊の問題です。自衛隊の使命を果たす上で必然的に出てくる問題なんです。自衛隊法で保護することが自然なことです。もし詳細に規定すべきというなら、それが出来ない理由などありません。
秘密を保持しているのは自衛隊であり官僚組織であり政治家なんです。 自衛隊法や国家公務員法で秘密保持を規定することは当然なことと 思います。尖閣ビデオ流出事件でも国家公務員法で罰することが可能でした。何も秘密保護法が別に要る訳ではないのです。

>この部分のお返事を是非頂きたかった
前コメで触れていたつもりですがね。外交関係進める上で外国との情報共有の為に外国からの信用が必要というのなら、今回のような秘密保護法作ったところで、政治家や官僚組織の意識が変わらないならば大した効果は無く信用されないということです。
戦前にも軍機保護法なるものがあって国民を締め上げたにも係らずに、暗号筒抜けやゾルゲ事件で重大情報は流出した訳です。つまり情報のセキュリティへの意識の低さは戦前からの伝統とも言うべきものです。そこのところを変えない限り、秘密保護法で国民の知る権利という高度な公益を阻害しても現代の「暗号筒抜け」ならぬサイバー攻撃などで情報は流出して行くということです。
これが再度の回答です。

2013.12.06 00:48 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

飛び入りの凡人様へ
最初のほうの ・ の5つですが、国旗国歌法は私が問題提起したものではないので(また別の機会にしっかりやるべき議論なので)、今回はパスします。防衛省への名称変更は、私の最初の問題提起です。それをしたのは、秘密保護法案反対派の人たちは現在でも ”省”となったことは良くなかった、と考えているのかを知らないと今回の議論も遠回りになってしまうからです。”良くなかった派”はほぼいないのだなと分かり収穫がありました。”同列に論じるな!”についてはすぐに私は了解しております。
>青山繁晴を例に出す時点で、私達とは立脚する点が違いすぎる。

青山氏は右翼ではなく公正でわかりやすい解説をしています。但し”愛国者”であることは自認されています。どうもリベラルといわれる人々と”愛国者”とは相性が悪いようですね。諸外国では愛国者って当たり前のことなのに、日本では「自分は愛国者だ」とは言いにくい雰囲気があります。街宣右翼と混同する人が多いためでしょう。もう一人のわかりやすい解説の人”池上彰”だったらOKでしょうか?視聴者に絶対的人気がありますね。でも青山氏に関しても「ニュースが本当に良く分かるようになった」と評価する人がたくさんいます。私の行きつけの散髪屋のおやじさんもそうでした。その人は共産党は偽善的や、と言ってました。つまり 「私達とは立脚する点が違いすぎる」 というのは当たっているようです。 でも「私達と・・違いすぎる」って街宣右翼でもなんでもない普通の一市民ですよ。現に草の根保守の人々が増えて安倍政権が誕生したのですから、「私達」だけで固まってしまうのは良くないと思います。
>「賛成派もいるはずだ」という話は何にでも成り立つ。

『しかし、「マスコミは法案反対運動ばかりを強調しているが賛成している国民もたくさんいる、そのことを一切報道しないのは不公平だ」とも述べています。』
という私が引用した青山氏の発言部分に対する反論でしょうか?”少数の賛成派”と言われますが、今回の法案に対して「ほとんど問題ないでしょう。」というのが少数派ですね。「問題があるのは認めるが廃案にしてはならない」 となれば決して少数派とは言えないでしょう。
>あなたの述べたところだけでもツッコミどころはいくらでもあるのです。

是非突っ込んで欲しいです。「小川榮太郎という右翼的な著者が書いた本を阿比留瑠比というこれまた・・・・」は私が述べた事ではないのでパスします。

>警職法、スパイ防止法、共謀罪など、危険な面を含んだ法案はこれまでほとんど通っていないので、実際に危険な法案が通ったケースでの想定ができていません。

2013.12.06 19:41 URL | zappo #- [ 編集 ]

秘密保護法案のようなものが無かった事が諸外国と比べて極めて特異で危険な状態だったですね。今までのここでの議論でもマスコミでも、今年1月のアルジェリア人質殺害事件でなぜ日本の国は何もすることができなかったのか?というこの問題には決して触れたがりません。不利になる議論は避ける、という意図が見えています。今まで成立を防ぎきってきた「スパイ防止法」のようなものができれば世の中が大きく変わる、と左派が感じられるのはある程度は私も理解できます。しかし右派の逆の不安がありながらそれでも改正法を成立させたものがありました。それは非嫡出子の相続分2分の1規定を撤廃した民法改正です。あの9月4日の最高裁判決が出たためですが、あの裁判では、「最終的に戸籍制度をなくさせる事を目標とする会」のようなものが市民運動やらなんやらで活動していたようです。NHKも世論誘導していました(これは証拠もあります)。単なる非嫡出子の差別撤廃の問題ではなく「日本古来の家族制度」を崩壊させるための第一歩だ、という不安が右派の間で非常に大きくなっているようです。どのような社会になっていくのか、想定できないのは左派も右派も同じでしょう。

>その例と言えるのが凶器準備集合罪と国旗国歌法でしょうが、暴力団の出入りを防ぐという名目だった前者は現在では子供の喧嘩にまで適用され、

凶器準備集合罪が子供の喧嘩に適用されるようになって社会問題となっているのですか?私はそうは思わないのですが・・・・。確か夏ごろだったか、「小学生が学校にナイフを持ってきて他の児童を脅迫した」という事件がありましたね。校長先生が、ナイフ少年に体罰をしたということで辞職届を提出するところまで追い詰められました。私はあのケースの体罰は認められると思います。”子供の人権”とかいって甘やかす事で、どんどん日本社会がおかしくなっていると思います。ビートたけしも昨日くらいか 「いじめという言葉を使うから事を見誤る。いじめではなく、暴行、脅迫、恐喝という表現を使うべきだ」という趣旨の発言をしました。私は賛成です。

2つ目の投稿は楽しく読ませてもらいました。しかし最後の3行でこけてしまいました。日本にいるからこそ日本の良さがわからなくなるのだと思いますよ。現に中国や韓国からはアメリカに移住する人々が大変多い、しかし日本人はそこまでして幸せを求める必要性がないから内にこもってしまうのだと思います。

>あの保守系雑誌の「WILL」ですら絶対反対の態度を見せているのに。

すぐに本屋に行きましたが11月26日号(1月号)しか置いてなかったです。12月号?11月号?ですか?ちなみに1月号は目次を頼りにしながら全体を見たのですが「特定秘密保護法」の記事は皆無でした。(正確に言えばスノーデン、パンドラの蓋を開ける、という投稿が1ページだけありましたが・・・。)「WILLが絶対反対の態度」というのは噂なのか実際に読まれたのかどちらでしょうか?(別に疑っているわけではありませんので気を悪くしないでくださいね。どんな態度なのか興味が少し出てきましたので・・・)

ミリシヤ様へ
すみません。今日はお休みです。

2013.12.06 19:43 URL | zappo #- [ 編集 ]

>zappo様

私も現政権がすべて悪法ばかりを通しているとはいいません。
婚外子に対しての冷酷な扱いは他の先進国ではあり得ないほどのものだったので、これが多少なりとも改善に向かえばと思います。

まず誤解です。
>「小川榮太郎という右翼的な著者が書いた本を阿比留瑠比というこれまた・・・・」は私が述べた事ではないのでパスします

「安倍政権を批判するのは朝日の社是だ」という文章はここから出てくるのです。実際にはこれらは別の文節によっての発言だったようです。

青山氏とは相性が合わないと言いましたが、各論でいえば賛成できる面はたくさんあります。人間とはそうしたもので、意見が違うのは憲法解釈や先制攻撃力の保有、さらにはありきたりな官僚批判などです。そうした総合的な面で立ち位置が違う。と言いました。
「愛国者」というのとは関係ありません。たとえば池上氏も「日本は韓国・中国などとは氏名の呼び名などで相互主義をとっていてそれは正しいと思う」と政府よりの発言をしていますし、左派も「愛国者」を自認している人は多い(青山氏の「愛国心」は個人的には認められるものです)。ただ一部ウヨの偏狭的愛国心とは違うだけです。これは以下にもつながります。

>草の根保守の人々が増えて安倍政権が誕生したのです

これは違いますね。
民主党政権があまりに素人理念ばかりで成果を出すことが出来なかったので過去の実績のある自民党に戻っただけです。もっと言えば、ほとんどの人は経済政策で選んだのです。これは投票基準をたずねた新聞やテレビ各社のアンケートなどからも明らかでしょう。
右翼だから選んだんなんてのはそれこそネトウヨぐらいのものですよ。

>問題があるのは認めるが廃案にしてはならない

それは世論調査が「賛成」「反対」「急いで可決せず審議を」となれば、最後の選択肢が選びやすいからですよ。
それと「廃案にしてはならない」という声が多数というのは初耳ですが…。
こういうアンケートはストレートに「特定秘密保護法案に賛成か?反対か?」という設問でいくべきでした。

>”子供の人権”とかいって甘やかす事で、どんどん日本社会がおかしくなっている

まさに俗流若者論、俗流子供論ですね。
子供の非行など増えていませんし、少年犯罪も減り続けていることなどあちこちで言われていることではないですか?
「いじめ」が社会問題になったのは、これまでが「いじめられる側が悪い」という間違った思想が蔓延していたからです。社会問題として取り上げられるようになったことはむしろいいことです。

仮に「いじめ」を「犯罪」として扱うとしても、子供のケンカに凶器準備集合罪を適用することへの正当化にはなりません。「暴力団抗争の防止」という目的に限って適用するという当初の答弁は何だったのか? ということですよ。あなたは問題と全然違うことを答えています。論点を戻しましょう。

2013.12.07 22:36 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

飛び入りの凡人様へ
まずは脇道にそれている問題から順番に行きましょう。
>>”子供の人権”とかいって甘やかす事で、どんどん日本社会がおかしくなっている
>まさに俗流若者論、俗流子供論ですね。

このようなコメントの引っ張り方は意図的なやり方ですね。私はナイフ少年の話をしていたのですよ。悪い子供は甘やかしてはいけません。だから”いじめ”のような卑怯なことをする子供には「お前のやっていることは○○罪だ!」と強く叱ってやる必要があるのです。子供全般・若者全般を批判しているのではありません。

>少年犯罪も減り続けていることなどあちこちで言われていることではないですか?

少年人口が減少しているので絶対数において減少しているというのはありうることでしょう。そんな話ではなく、いわゆる”モンスターペアレント”が増えている問題、そして学校の先生が「子供の人権を侵害した」と抗議されてうつ状態になってしまうという指摘です。(それは親の問題だとの返答が予想されますが、教師をなめてかかっている特殊な子供が昔より増えたのは事実でしょう。) 1970年代にはこんな問題はなかったですよ。そういう意味でおかしな社会になっている、と言ったのです。
>「いじめ」が社会問題になったのは、これまでが「いじめられる側が悪い」という間違った思想が蔓延していたからです。

これはおかしいでしょう。そんな思想は”蔓延”していませんよ。一部の思想を”蔓延”としてはいけません。いじめを見てみぬふりする子供というのはそのような思想からの行動でしょうか?違いますね。自分がいじめられる側になるのが怖い、という思いがあるから”いじめ”の現場を無視したりあるいは加担したりするのです。
>子供のケンカに凶器準備集合罪を適用することへの正当化にはなりません。

いったいそんなケースが何件あったというのでしょうか?教育現場でそのようなことが連日問題となっているのでしょうか?

>「暴力団抗争の防止」という目的に限って適用するという当初の答弁は何だったのか? ということですよ。あなたは問題と全然違うことを答えています。論点を戻しましょう。

問題と全然違うことを答えている?どういう意味かさっぱりわかりません。”凶器準備集合罪”の議論を持ち出されてのはそちらのほうではないですか?少しずつでも本題に近づきましょうよ。上段8行目へ。

>実際にはこれらは別の文節によっての発言だったようです。

意味不明なので説明してください。もし事実は違うんだということでしたら、若宮啓文氏は三宅久之氏の 「(第一次)安倍政権はいい事もしているのに朝日はそれを報道せず、なぜ安倍叩きばかりするのか?」との問いかけに何と答えたというのですか?三宅氏は亡くなられる少し前に安倍晋三議員の総裁選出馬を後押しした人ですよ。三宅氏の朝日への質問もなかった、とかそういうことを言われるわけではないでしょうね。

2013.12.08 02:51 URL | zappo #- [ 編集 ]

>>草の根保守の人々が増えて安倍政権が誕生したのです
中略
>右翼だから選んだんなんてのはそれこそネトウヨぐらいのものですよ。

”右翼”という言葉に置き換えをされたのはなぜなのか・・・気にはなりますが。まあ置いておきましょう。政権誕生理由をいろいろ書いて頂きましたが、それらは自民党が選挙に勝った理由ですね。但し政権公約の金融緩和政策のアベノミクスが国民に評価されて誕生したという部分は正しいでしょう。数日前に、個人政治献金か何かの記事でランキングが新聞に載っていました。その記事では安倍晋三氏へ個人献金する人(および金額)がはっきりと増えている、とありましたよ。下記URLのように「日本を守る安倍さんを応援しよう」という動きが起こっているのは隠しようのない事実です。http://dljapan.net/category-197.html   また、”ネトウヨ”の定義がよくわかりません。一般的にネトウヨとは低所得・低学歴といったマイナスイメージの言葉だと思うのですが・・・。左派がよく使う言葉なのでどんな人たちのことなのか述べてください。安倍さんにたくさん個人献金する純粋な日本人がネトウヨなのでしょうか?(民主党の前原氏は韓国人から個人献金を受けて問題となりました。民主党は韓国系の日本人からの応援が多かったようですね。)安倍さんへの個人献金は日本が好きな人からのものなので安心感があります。
それともう一点、このブログ内でも「自民党が右傾化している」という嘆きをよく見かけます。安倍政権と草の根保守との関係を否定するのであれば「自民党の右傾化」という主張がわけの分からないことになります。保守の人からの厚い支持により、安倍晋三氏の人気が高まったのは間違いないでしょう。

>それと「廃案にしてはならない」という声が多数というのは初耳ですが…。

私は「多数」とは言っていません。
『「問題があるのは認めるが廃案にしてはならない」 となれば決して少数派とは言えないでしょう。』   このように述べたはずです。

>こういうアンケートはストレートに「特定秘密保護法案に賛成か?反対か?」という設問でいくべきでした。

本音が出てしまいましたね。アンケートを自社に有利な結果となるように(質問事項を)作成する、というのは公正な報道機関のすべきことではありません。私が何度も今まで述べてきたように、”日本版NSC”と”特定秘密保護法”とは車の両輪です。”日本版NSC”は何の問題もなく圧倒的賛成多数で可決されています。そのことから考えれば常識的には廃案というのは考えにくいのです。よって「特定秘密保護法は必要か?必要でないか?」という設問の仕方のほうがまだましでしょう。

私の前のコメントの
>秘密保護法案のようなものが無かった事が諸外国と比べて極めて特異で危険な状態だったですね。今までのここでの議論でもマスコミでも、今年1月のアルジェリア人質殺害事件でなぜ日本の国は何もすることができなかったのか?というこの問題には決して触れたがりません。

この部分はやはり触れてもらえませんでした。(ここが議論の中心になるべきでしょ!) 国家の安全保障という国際的な問題を 「日本国民の自由や権利を縛る国内問題」というふうに矮小化して議論をしようとする傾向がはっきりと認められたと思います。

>あの保守系雑誌の「WILL」ですら絶対反対の態度を見せているのに。

「絶対反対の態度」を私も読んでみたかったのですが、ご回答がなくて残念です。ネット上のうわさだったと解釈しておいてよろしいでしょうか?

2013.12.08 02:56 URL | zappo #- [ 編集 ]

ミリシヤ様へ

ちょっと道草しておりましてどうもすみませんでした。この前の続きです。

>立場は異なれど、違う国の人と人とが友情を深めることはよいことに決まっていると思いますよ。

何かこれだけを読むと私が逆の発言をしたかのようなイメージ操作ですね(その後ろの文章も)。そんな分かりきった話ではなく、私はミリシヤ様が中国の国防動員法に危機感をどの程度もっているのかが気になったのです。「秘密保護法で秘密は守りきれない」との主張をされていることはわかりました。しかしあまりにも国防動員法に対する危機感がなさ過ぎると私は感じるのです。(以下ニュース記事を引用)
『安倍晋三政権が、外国人の通名(通称名=日本人名)の厳格化に乗り出した。総務省自治行政局外国人住民基本台帳室長が先月15日に通達を出し、外国人が通名を記載する際には要件を厳格にした上で、原則として変更を許さないものとしたのだ。総務大臣政務官時代からこの問題に取り組んできた、自民党の片山さつき参院議員が、通名の問題点を語った。
 「日本人が改名するには、家裁の許可が必要です。しかし、外国人の場合、届けるだけで通名を変えられる。これはいかにもおかしい。通達により通名が容易に変更できなくなって当然です」 片山氏はこう語る。・・・・・・中略・・・・・・・

さらに通名は、日本の安全保障にも影響しうる可能性がある。さらに、片山氏はこう警告する。
 「中国の習近平国家主席が国防動員法に基づいて、日本にいる中国人に登録を求めています。中国が沖縄県・尖閣周辺の空域に『防空識別圏』を設置するなど国内外で緊張感が高まる現在、通名で潜伏する中国人たちが北京政府の指示の下でいきなり蜂起するようなことは、絶対に避けなければなりません」 (zakzak)』

(zakzak)というだけで過剰反応しないでくださいね(私の愛読書ではありませんので)。右寄りの人のブログも散歩してみると貴重な情報が入ってくるものですよ。

>尖閣ビデオ流出事件でも国家公務員法で罰することが可能でした。

まさか民主党政権のあのビデオ隠蔽が正しかったとでも?。あんなものは秘密でもなんでもない、誰が考えても国民に公開すべきものです。特定秘密保護法のような法律がないから、時の政府の勝手な判断であのようなことがなされてしまう、後から検証することすらできなかったかもしれないのです。まさにこの点は今日の夕方の安倍総理の会見で説明がなされました(尖閣ビデオ非公開の具体例で)。隠蔽と秘密保護の違いをよく理解するようにしてください。

>戦前にも軍機保護法なるものがあって国民を締め上げたにも係らずに、暗号筒抜けやゾルゲ事件で重大情報は流出した訳です。

確かに大日本帝国は情報戦で負けました。負けた理由は「セキュリティへの意識の低さ」だけでしょうか?違いますね。数学力の差、暗号作成(読解)能力の差、これが大きいです。つまりヨーロッパではドイツ軍の暗号作成能力は非常に高く絶対イギリスに解読される恐れはないと考えていた。しかしイギリスの暗号解読力の高さ及び努力がそれを上回った、ということが日曜日のテレビで放送されていましたよ(日本のレベルはもっと下でしょう)。そして日本は1941年12月8日より前からイギリスに暗号解読されていたのです。それでチャーチルがルーズベルトに日米開戦を促したわけです。

2013.12.09 23:57 URL | zappo #- [ 編集 ]

>>この部分のお返事を是非頂きたかった
>前コメで触れていたつもりですがね。

”触れていたつもり” で最初は???でしたが・・・。ミリシヤ様の”触れていた”という考え方は下記のとおりでよろしいでしょうか?(私の考えも併記しながらですが・・)

『私は、日本版NSCと特定秘密保護法は車の両輪だ、つまり秘密保護法があってはじめてNSCが機能する、よって中国との外交(軍事)問題と秘密保護法は密接な関係にある、との立場です。一方ミリシヤ様は防空識別圏(外交)問題と秘密保護法は関係ない、NSCと外交は関係が有るが、NSCは秘密保護法なしで単独で機能する。そして秘密保護法をやっても情報は漏れるものであるから全く意味がない。だから前コメで、「どんなに頑張っても情報が漏れるのは過去の日本軍の例でも分かりきっている、無駄だからその他の方法で努力せよ。」と触れたではないか。』

こういうことでよろしいでしょうか?

>例えば官庁のITセキュリティ要員を増やすだけでも相当な効果があると思います。

>従来から言われているのは政治家を通しての情報漏れだし、イージス艦情報流出に見られるような情報管理意識の低さやITセキュリティへの対策の遅れなどです。過去の情報流出事案のほとんどはこれらが原因です。

>秘密を保持しているのは自衛隊であり官僚組織であり政治家なんです。

>政治家や官僚組織の意識が変わらないならば大した効果は無く信用されないということです。

だいたいこの辺のことでもって、「秘密保護法はやっても無駄だから、同法と防空識別圏(外交)問題は関係ない」 と結論付けたい、ということですね。
もし私の読み取り方が違っていたらおかしな議論になるので、今日はここまでにしましょう。ほぼこの解釈でいいですよね?

2013.12.09 23:59 URL | zappo #- [ 編集 ]

>zappo様

>中国の国防動員法に危機感がどの程度もっているのかが気になってのです

その中国の国防動員法と秘密保護法の問題とは別な問題です。前コメで触れたたように、対中国の問題は日本にとっての外部環境に係ることであり、一方秘密保護法に関係する情報セキュリティや国民の知る権利の問題は内部環境の問題だと思います。
中国の国防動員法は、海洋進出政策(尖閣領有主張含む)の延長線上に必然的に出て来たものと思われます。今更危機感がどうのという問題ではありません。彼の国の膨張政策には外交的・軍事的に対処しなければなりません。片や、我が国の情報と機密の有り方については我が国自身の問題として取り組んでいくべきことです。
従って、通名の問題などはこの場で取り上げるに相応しいものなのか?と思うわけです。

>まさか民主党政権のあのビデオ隠蔽が正しかったとでも?

まさか、あれが隠蔽とでも?ビデオの内容は「秘密でもなんでもない」それまで政府が説明して来たことを裏付けるものに過ぎません。つまり政府が嘘を言って真実を隠したものではありません。隠蔽とは、核持込に関する日米密約は無いとか沖縄返還に関す密約は無いという虚偽の説明をして真実を隠すことです。

>数学力の差、暗号作成(読解)能力の差
数学力にそんなに差があったのでしょうか?戦前日本の代表的数学者の高木貞治は1932年に第一回のフィールズ賞の選考委員に選ばれております。これは、世界的な業績を挙げたことが評価されたものであり、日本の数学研究は世界レベルに達していたと思われます。
また、暗号作成(読解)能力が低いということ自体が情報軽視の為せるところです。既に日露戦争の前後で外交暗号がロシアに破られていることが明白になっていたにもかかわらずに暗号の改善に取り組まなかった為に、またもや1920年頃に米国に解読され軍縮条約などの外交交渉は全て手の内を読まれていたという事実があります。(ただし、その後ドイツ式の暗号を導入したのは事実です。)
また、暗号についての取り扱いも情報軽視の実情を示すものです。日露戦争の最中でも在外公館で暗号書が盗みだされたり、日米開戦の年の初め頃に民間船舶の暗号書(海軍暗号と関連がある)が米警察に押収されたりと機密保持についての意識の低さをうかがわせるものです。さらにそのような事実があるのに、その重大性に気づいて対策が取られた形跡はありません。

このような情報軽視・情報保全の意識の低さは戦前からの体質的なものと思われます。そのような負の側面を改善しない限り、法律で国民を締め上げている片方では情報ダダ漏れの状態はなくならないでしょう。

とりあえず、今日はここまでにさせて貰います。

2013.12.12 00:07 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

>その中国の国防動員法と秘密保護法の問題とは別な問題です。

そりゃあ同じ問題ではないでしょう。関連する問題ですね。「関連しない」と思われているのですか?

>前コメで触れたたように、対中国の問題は日本にとっての外部環境に係ることであり、一方秘密保護法に関係する情報セキュリティや国民の知る権利の問題は内部環境の問題だと思います。

例えば、TPPは外交問題で外部環境、つまり諸外国の出方に関わる問題ですね。一方、減反政策の廃止は内部環境、つまり日本の内政問題ですね。これらは別な問題です。しかし両者は密接な関連のある問題です。別な問題でも両者に密接な関係のある問題というのはたくさんあるのですよ。

>中国の国防動員法は、海洋進出政策(尖閣領有主張含む)の延長線上に必然的に出て来たものと思われます。今更危機感がどうのという問題ではありません。

「必然的に出てきた」というのは日本人の感覚としては相当に違和感があります。このような緊張状態において、あのようなことをすれば「危険が高まるだけである」ということは、ほとんど世界中の人々が理解するところでしょう。

>彼の国の膨張政策には外交的・軍事的に対処しなければなりません。

共産党系の主張のミリシヤ様が「軍事的に対処」とは少し驚きました。私は戦争を抑止するために「情報で優位な立場に立つ」ことが重要だと思いますが・・。相手の意図が分からなければ、盧溝橋事件のときのように 「国民党ではない共産党の最初の一発」 によって日本がハメられて戦闘開始となってしまうのです。

>我が国の情報と機密の有り方については我が国自身の問題として取り組んでいくべきことです。

よって国連の人権委員会がどうのこうの・・・・はおかしいですね。

>まさか、あれが隠蔽とでも?ビデオの内容は「秘密でもなんでもない」それまで政府が説明して来たことを裏付けるものに過ぎません。

隠蔽とは、「当然に公表すべきものを何らかの意図を持って隠してしまうこと」 と私は理解していますが違いますか?隠蔽したから日本国内の”保守層”のみならずほとんどの国民が民主党にあきれ果てたのではないですか?”それまで政府が説明してきたこと”と一色さんが公開した画像とが全然違っていたから日本国民が隠蔽をする民主党政府に怒り、燃え上がったのではないですか?

2013.12.12 21:07 URL | zappo #- [ 編集 ]

>隠蔽とは・・・・中略・・・虚偽の説明をして真実を隠すことです。

虚偽の説明をすれば捏造です。日本のマスコミでは以下のとおり。捏造は時々やります(例、朝日新聞の吉田清治の慰安婦狩り報道、珊瑚落書きKY事件)。隠蔽は日常茶飯事です(例、角田美代子事件における李正則という本名を隠す、2010年の中国の国防動員法制定をほとんど報道していない、日本のジーソミアもほとんど国民は知らない)。

>数学力にそんなに差があったのでしょうか?

これは私が間違っていたかもしれません。「数学力を暗号作成・解読に結びつけるように努力する姿勢に差があった」と訂正いたします。

>このような情報軽視・情報保全の意識の低さは戦前からの体質的なものと思われます。そのような負の側面を改善しない限り、法律で国民を締め上げている片方では情報ダダ漏れの状態はなくならないでしょう。

情報に対しての1940年代、大日本帝国の姿勢がどうだったかは、前述のNHKスペシャル(12月8日21時から放送)を見ればだいたい次のような感じでしょう。「我々現代人が思うのと比べれば、当時の日本は情報に対して相当に意識は高かった。しかし連合国はそれ以上に高かった。」

つまり現在の日本国民は、外交において、いかに情報が大切であるかをもっともっと認識する必要がある、それが良くわかる番組でした。

ところで外交と関係するのが「日本版NSC」、それを機能させるのが「特定秘密保護法」、よって同法は”内部環境の問題”だけにはとどまるはずがない!と私は今まで何度も述べてきました。ミリシヤ様はそうではないと何度も述べてきました。では一度、ミリシヤ様のような主張(秘密保護法反対派の中でも少数派?)はいったい他に誰が述べているのですか?新聞赤旗ですか?著名な学者ですか?「別な問題だ」とか「関連がない」と仰るのなら、そのような意見をどこかから引っ張ってきてもらえませんか?私は反対派の中でさえもそのような意見はミリシヤ様だけだ、と思えて仕方がないのですが・・・・・。

2013.12.12 21:09 URL | zappo #- [ 編集 ]

>zappo様

>関連する問題ですね

全然関連性皆無のものなどあまり無いでしょう。中国が国防動員法を制定したり防空識別権設定したりしても、秘密保護の名目の元に(公共の利益であるところの)国民の知る権利を害したり報道支配につながるような今回の秘密保護法を制定しなければならないほどの関連性は無いということです。本当に情報保全をする為には、何より日本の戦前からの体質である情報軽視とセキュリティ意識の甘さを改めなければなりません。法律的には既存の法律の改善に先ず取り組むべきと思います。そして、もし新たな法律が必要となるならば、国民の知る権利などを害さないような仕組みを法案に書き込むなどしなければならない。
今回の秘密保護法は拙速であり欠陥法案です。こんなものは禍根を残すものです。

>「必然的に出てきた」というのは日本人として相当な違和感があります

何故違和感を感じられるのでしょう?中国の対外膨張政策の流れを見ていれば必然でしょう。もっとも穏健派もいれば強硬派もいますので事態は複雑ですが、国防動員法にせよ防空識別圏設定にせよ今更騒ぎ立てる問題でもないですよ。それに対応することを粛々とやるべきですね。

>共産党系の主張のミリシヤ様が「軍事的に対処」とは少し驚きました

私の主張を共産党系とは、それこそ少し驚きましたね。私の主張を共産党系と誤解されているのはzappo様他極く少数に過ぎないと思います。
もちろん共産党に対して一定のシンパシーと敬意は感じても常なる支持者ではありませんし、むしろ批判者でしょう。政策においてもかなり同意出来ない。私が共産党の政策とは相違して、消費増税やむなしとか防衛費の増額を主張しているのは
ここの常連さんはよくご存知のことだと思います。

情報で優位に立つことの重要性は、外交及び軍事上においてあるいは経済面でも言うまでもないことであります。

>よって国連の・・・

同様に「外国との情報共有が重要だから・・」と言って秘密保護法案を正当化していたこともおかしいですね。

後、尖閣ビデオの件ですが呆れられたのはあの情報流出させた職員を英雄視した人々の方でしょう。あの事件が日本の情報保全体制に対する信用をますます失わせたことは間違いありません。
対外的な信用という面と、海保職員という武力に関わる国家公務員が政府の意に反した行動を起こしたことの重大性と危険性を考えて見るべきですね。これらの事に思い至らずに英雄視するなどは、国家のあり方が解ってないのじゃないかと思うわけです。
尖閣ビデオ自体をあの時点で非公開にしたことにはなんら問題はありません。ビデオの内容についての説明はなされていましたし虚偽な説明でもありませんでした。また、相手が公開を嫌がっているのであれば、それを公開しないことは外交のカードの一つとなります。カードは多く持っておくことが優位に立つ条件の一つです。






2013.12.13 00:56 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

>zappo様

zappo様の残りのコメに対しては、今日の晩に返答させていただきます。

2013.12.13 01:00 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

>zappo様

>虚偽の説明をすれば捏造です

それならそれでかまわないのですが、もしそうなら自民党政権が核持込の密約は無いとか沖縄返還に関する日米の密約は無いとか言い続けたことも捏造ということになるだけです。
また、例えば「共産党はポルポトを支持した」「共産党は中国の文革を支持した」「スパイを取り締まる法律が無かったから情報がダダ漏れだった」とかの言説も虚偽なので捏造ということになるだけの話ですね。

>「数学力を暗号作成・解読に結びつけるように努力する姿勢に差があった」と訂正いたします

訂正されることは結構なんですが、そのこと自体が情報軽視の姿勢を表すものと思えるのですけどねぇ。
「相当に意識が高かった」とは何と較べてなんでしょう?米・英・ソといった当時の列強と較べなければ意味無いと思いますけど。

>外交と関係するのが「日本版NSC」、それを機能させるのが「特定秘密保護法」

NSCが外交と関係し、また情報収集の為にはその保全が大切なことは言うまでもありませんが、そのような一般論から、具体的な「特定秘密保護法」を正当化出来るものでないことは既に述べたところです。
NSCが機能するためという名目で「特定秘密帆保護法」の欠陥に目を瞑るわけには行きません。
欠陥法を認めれば国と社会に弊害を齎します。副作用のある薬を投与することは体力を弱めます。
同法が内部環境の問題というのは、そういう面からも言えると思います。

>ミリシヤ様のような主張(秘密保護法反対派の中でも少数派?)はいったい他に誰が述べているのですか?

そんなこと聞かれても分らないとしか言いようはありません。
自分の意見が、たまたま他の誰かと一致することもあるし一致しないこともある。たまたま少数意見の場合もあるし、そうでない場合もある。
zappo様は自分の考えが他の人と一致することを気になさるのでしょうか?それはzappo様の思考の流儀なんでしょうけど、私はそうではないというだけの話であります。



2013.12.13 23:54 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

ミリシヤ様へ

後半論点が重要なので前半部分の反論を先に終わらせておこうと思います。

>全然関連性皆無のものなどあまり無いでしょう。

これは言葉遊びでしょう。

>秘密保護の名目の元に(公共の利益であるところの)国民の知る権利を害したり報道支配につながるような

”名目の元に”というのは相当主観的な表現ですね。安倍政権は知る権利を害することや報道支配を目指しているというのですか?秘密保護を目指すときにやや知る権利に制限がかかってしまうということが問題になっているわけです。

>情報軽視とセキュリティ意識の甘さを改めなければなりません。

情報重視で「日本版NSC」でしょ?セキュリティ意識の甘さで「特定秘密保護法」でしょ?意識を改めるとかの抽象論では事は進みません。反対のための反対論です。組織として意識を強化するように努めても、たった1人でも問題のある人間があればすべて努力は水の泡です。教育だけでなく「処罰される」という抑止力も現実的には必要なわけです。「改めなければなりません」では「何も対案のない野党」と同じです。

>中国の対外膨張政策の流れを見ていれば必然でしょう。

「必然でしょう」とは”予測できる”という意味でしょうか?「中国は悪いことをしない」という性善説ではないということですね。エスカレートしてきますね。意見一致です。安心しました。私の場合はさらに「チベット自治区のような日本自治区構想」や「外国人参政権による日本の政治の支配」もたくらんでいると読んでいます。そして「尖閣危機回避のための新たなルール作りと称して尖閣の現状の変更」がもっとも差し迫った危機です。まあ全て意見一致は無理で当たり前ですが・・・。

>国防動員法にせよ防空識別圏設定にせよ今更騒ぎ立てる問題でもないですよ。それに対応することを粛々とやるべきですね。

”騒ぎ立てる”というのは中国的な捉え方ですね。日本人の立場では危機感を持って当然です。”それに対応することを粛々とやる”って全く具体性がないですね。安倍政権がやっている以上の対応策があれば是非提言してください。そういった具体的なものがなくて困っているのが現在の日中問題です。

>私が共産党の政策とは相違して、消費増税やむなしとか防衛費の増額を主張しているのは ここの常連さんはよくご存知のことだと思います。

この前後のことに関しては失礼しました。(5月の遊就館を出しての靖国議論がそのまま共産党だったので強烈にそののイメージがあったもので・・・)

”防衛費の増額を主張”は私も大変共感するところであります。是非このブログ内でもしっかりと論拠建てて主張をして戦争が起こらないようにする(容易には日本を侵略することはできないと思わせる・・・抑止力を高める)ように導いてください。軍事力のバランスが崩れれば非常に危険が高まる、ということを理解していない日本人がまだまだ多いので・・・・。

2013.12.14 01:00 URL | zappo #- [ 編集 ]

ミリシヤ様へ(1つ目の終盤部分からのつづき)

>国家公務員が政府の意に反した行動を起こしたことの重大性と危険性を考えて見るべきですね。
>国家のあり方が解ってないのじゃないかと思うわけです。

この問題(一色さんの行動)のときにマスコミは今回のように 「国民の知る権利」 を主張せず 「政府の意に反した行動」と非難しました。完全にダブルスタンダードです。中国に不都合なことは政府内で握りつぶせ、それを国民に知らせた一色はけしからん!といったところでしょうか。上記の2行の引用部分はいかにも正しいように感じられます。これは”民主主義というものは完全で過ちを犯さない”という前提において成立する話です。「政府の意」「国家のあり方」というのがキーワードです。国民の過ちにより民主党政権が誕生してしまった→鳩山・管直人・岡崎トミ子・白真勲・岡田・小沢・・・・日本人による日本のための政治が全くできていない→中国韓国に有利になることばかりをする→本来の国民たる日本人の気持ちを考え職を辞する覚悟で行動に出た、そういうことなのです。「ナチスのような政府の意」「ナチスのような国家」・・・・民主主義で選挙によってできた政府であるからといって正義感のある国家公務員までもが盲目的にとんでもない政府の言うことに従うべきなのですか?結局、左派は今の政府を信用していない、右派は信用している、その違いでしょう。左派は安倍政権と習近平政権とどちらの方が信用できると思っているのでしょうか?まさか・・・・。

>また、相手が公開を嫌がっているのであれば、それを公開しないことは外交のカードの一つとなります。カードは多く持っておくことが優位に立つ条件の一つです。

こんな意見は始めて聞きました。「国際世論」というものを全く意識していない考え方です。こんな考え方であれば他にも次のようにもなるのですか?

アメリカのグレンデール市長が「慰安婦像を建てたのは間違いだった。」と発言してくれました。日本の名誉を守るべく頑張った人々のおかげです。韓国は「従軍慰安婦問題は捏造である」という事実を日本に公表されることを嫌がります。だからといって公表しないことが外交カードになるのですか?黙っていたり謝ったりすると、「やっぱり事実なんだなあ」とされるのが国際世論というものです。
河野談話作成時のことを石原信雄氏は「韓国側は、これは彼女たちの名誉の問題だから、それを認めてもらえればそれで韓国側は結構ですと。要するに賠償問題というのは日本政府に要求しません」と、

こんなのは最悪でしょう。あのときに事実を世界に向けて発信しておくべきだったのです。外交カードどころじゃあないですよ。

>また、例えば「共産党はポルポトを支持した」「共産党は中国の文革を支持した」「スパイを取り締まる法律が無かったから情報がダダ漏れだった」とかの言説も虚偽なので捏造ということになるだけの話ですね。

2013.12.14 23:22 URL | zappo #- [ 編集 ]

捏造であれば事実をしっかりと主張すればいいのです。事実を主張する権利は否定されるべきではないでしょう。そうであるにもかかわらず
「南京で30万人虐殺した!」 とか「朝鮮半島で20万人を慰安婦にするため強制連行した!」 などの捏造に対して ”事実をしっかり主張する事” を「好ましくないことだ!」 という日本人の一部勢力があることは憂うべき事です。

>そのような一般論から、具体的な「特定秘密保護法」を正当化出来るものでないことは既に述べたところです。

「一般論から具体論を正当化する」の意味がよく分かりません。一般論ではなく「法律の必要性」ですね。いくつか前の私のコメントで同法の第1条の(目的)を記しました。こういう必要性があるからそれを達成するためにこの法律がある、ということを謳っているのです。法律の条文構成は大体こんな感じですよ。”正当化”と仰るが具体的に修正しなければならないかどうかはまったく別の問題です。法律を制定する必要がある事とその法律が完全無欠であることとは次元の違う問題なんです。そもそも一般論から具体的法律を正当化しているって左翼政党・マスコミを見てもそんな主張は初耳です。

>zappo様は自分の考えが他の人と一致することを気になさるのでしょうか?それはzappo様の思考の流儀なんでしょうけど、私はそうではないというだけの話であります。

”思考の流儀”とかそんな意識をしたことは全くありません。しかし一般的には少数説を発言するときは慎重になると思うのですが・・・。少し例を出しましょう。

「北朝鮮は明らかに世界から非難されるべきことをしている。しかし日本を巧妙に貶める発言を世界でやってはいない。一方、韓国はいかにも自らが正しいようなふりをして世界中に慰安婦像を建てたり告げ口外交をしたりしている。韓国は日本を敵視すると同時に北朝鮮とも対立状態にある。よって日本は北朝鮮と先に親しくなって韓国の焦りを引き起こさせるべきである。北朝鮮の核と日本の経済力が合体すれば韓国もおとなしくならざるを得ないだろう。」

この考え方についてミリシヤ様はどう思われますか?私がこのような発言をすれば、”馬鹿なことを言うな。こんな意見のやつは他にいるか!” となりませんか。ゆえに独創的で味方があまりついてくれないと予想される意見を言うときには再度ゆっくり考えることは正しいと思います。

「日本版NSC」と「特定秘密保護法」とがセットで出され、両方あって始めて外交力が強化される、という議論がここまで長くかかるとは正直思っていませんでした。私が議論したかった部分はまだまだ先なんですが・・・・。自民党が実のない議論は打ち切って採決したときの気持ちが良くわかりました。今日、土曜日の夕方6時からの「日・ASEAN特別首脳会議」に関する安倍総理の特別記者会見、非常に良かったです。中国が東シナ海に設けた防空識別圏を念頭に「飛行の自由および民間航空の安全を確保するため協力を強化する」とした共同声明を採択した。
あのままズルズルと反対のための反対論で国会迷走、ということをしなかったからこそ首脳会議の成果、及び今日のすばらしい記者会見があったのです。

2013.12.14 23:26 URL | zappo #- [ 編集 ]

>zappo様

>これは言葉遊びでしょう

中国の国防動員法を以って欠陥ある秘密保護法制定を正当化出来るほどの関連性は無いということです。

>安部政権は知る権利を害することや報道支配を目指しているというのですか?

法案の内容からそう判断せざるを得ませんね。また、安部政権の下で自民党が出した改憲案を見てもそのような方向を目指していると思います。
もう一点重要なことは、安部政権どうとかに関係なくこの法律はその時々の政権と官僚機構にとって都合のよいものであるということです。
国民からの監視と批判を免れることを法律で保障されるわけですから。当然自民党でない政権にとっても都合のよいものです。

>秘密保護を目指すときにやや知る権利に制限がかかってしまう

その程度で済むとは思えません。実行性ある監視機関が法律でなんら明記されておらず担保が無い以上、秘密の範囲は恣意的に無制限に拡がって行くでしょう。

>情報重視で「日本版NSC」でしょ?セキュリティ意識の甘さで「特定秘密保護法」でしょ?

どうしてそんなに簡単に短絡出来るのでしょうかねぇ?情報重視と言ったってNSCに尽きるものではないし、まあNSC自体は良しとしてもセキュリティ意識を改善するからだと言って欠陥ある特定秘密保護法の正当化は出来ないですよ。
もし法律面で改善を計ろうとすれば、前にも書いたように自衛隊法や公務員法の改正をすればよい。もちろんその場合でも監視機関の整備は必須でしょうけどね。先ずそのような改善努力と議論を積み重ねて行くべきですね。その過程でセキュリティ意識の改善もなされて行くことと思います。今回の秘密保護法はいかにも拙速です。
セキュリティ意識の改善はいくら厳罰的な法律を作ったところでなされないことは、戦前の暗号戦の教訓が示すところです。現代で言えば、例えばハッキングによる情報流出です。

>反対のための反対

そうではなくて、国民の知る権利や報道支配などによる弊害を危惧してのことです。
設計に欠陥があり機械的故障が続出することが予想される戦車を制式化することに反対することは「反対のための反対」とは言いません。


続きます。

2013.12.15 20:33 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

>zappo様

>性善説ではないということですね

中国への敵意を徒に煽るような性悪説でもありません。外交においては性悪説も性善説も無用で危険な観念論だと思います。

>日本人の立場では危機感を持って当然です
危機感を持つということと、騒ぎ立てて冷静な判断が出来ないような状態にすることとは全く違うことですよ。
一部の週刊誌や月刊誌の見出しを見れば、騒ぎ立てているだけとしか思えませんけどね。尖閣国有化など騒ぎ立てる世論に迎合した結果です。

>安部政権がやっている以上の対応策があれば是非提言してください

実際に政権についておればそう無責任なことは出来ませんからね。しかし、野党時代の自民党の言動はかなり無責任だったと思います。騒ぎ立てる一部メディアと世論に迎合していたと思います。

>遊就館を出しての靖国論議がそのまま共産党だった

そうですかね。遊就館の展示に問題がありその歴史観が誤ったものであることは保守系の評論家にも指摘されているところですが。

防衛費の増額についてはあくまでも自衛の範囲でということです。つまり憲法の平和主義の理念を支持した上でものですので、全面的な敵地攻撃論などと言ったものに組するものではありません。
また、当然ながら財政との兼ね合いを取りながらということです。

>完全にダブルスタンダード

当時のマスコミあるいは民主党がどうのといった類のことは本筋から外れ話を煩雑にするだけだと思います。
ビデオ問題についての国民の知る権利についてですが、当時政府はその内容について説明しております。また、非公開の期限は無制限と決められていたわけでもありません。公開せよとの声も当然なんですが、外交的な判断で一時的に非公開にするというのは認められると思います。
そして、政府の非公開判断の是非とは別に公務員がそれに反する行為をすることはやはり当然罰せられるべき事です。
もし、それを許すならば公務員は自分の判断で政府の言うことに従わなくてもいいということになります。これの行き着く先は民主的な選挙で選ばれた政府でも軍事クーデターで打倒しても良いとうことになります。これは、民主国家としてのルールに反する行為です。そんなことを認めれば国家は成り立たないということです。
まあ、それを認める立場はありますけどね。それは武力革命の立場です。zappo様がその立場に立つのだと仰るならそれなりに納得はします。(私はその立場には立ちませんけど)

慰安婦問題についての御説についてはパスさせて貰います。私は、河野談話とアジア女性基金設立で決着した筈の問題と思っております。

南京事件については、暴行・略奪・虐殺があったことは事実でしょう。後は規模がどれくらいかと言った事実を出来るだけ検証出来るかの問題です。「南京虐殺はでっち上げだ」と叫ぶような言説は問題外です。

続きます。

2013.12.15 21:50 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

>zappo様

もし仮に法律の最初に書かれている目的が正しいとしてもその後の条文に問題があれば、そんな法律は成立させるべきではないでしょう。
例えば、小泉政権が提出した人権擁護法案は、目的は人権擁護という立派なものであるにも関わらず、その条文に問題があるからマスコミや弁護士会や野党からの反対意見が噴出したわけです。

秘密保護という目的なら、既にある自衛隊法や公務員法で明記されている。で、それが不完全ならば自衛隊法や公務員法の条文を改正すれば良いではないですか。
今現在直ぐに特定秘密保護法を制定しなければ、秘密保護の法律は無いというわけではないのです。そこのところを勘違いしている人が多い。
だから、秘密保護法の問題性に気づかないま必要だという人が出てくる。前に挙げた池田信夫などもそうでしょう。もっとも池田信夫も緊急性がないことは認めている。

北朝鮮の例を挙げられたのは、少数意見が馬鹿げたものだという例証として出されたのでしょうけど、あいにく少数意見でも馬鹿げたものものばかりではありません。例えば、反原発の主張はずっと少数意見でしたが、それが馬鹿げたものではなかったことは実証されております。

>自民党が実のない議論は打ち切って・・

実の無い議論になったのは、懸念や疑問に答えずにともかく何が何でも成立させようとばかりに急いだ自民党の姿勢にあります。性急で急ぎ過ぎと考えている保守ブロガーもいるわけです。
自民党の姿勢からは熟議でより良いものを目指そうというものは感じられません。議席の数の力で押し切れば良いと考えているのかも知れませんが、選挙制度のマジックで多数の議席を占めているだけだということを忘れない方がイイと思いますね。

後、アセアン会議と秘密保護法と、これまた関連性は殆ど無いと言っていいでしょう。



2013.12.15 22:25 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

ミリシヤ様へ

だんだん議論が空転してきました。ぐるぐると同じところを回っております。新たな主張は出てこず言いたいことはほぼ主張済みということでよろしいでしょうか?そうであれば私としましては議論の入り口からもう少し中のほうへ入っていきたいのですが・・・・。先へ進むために今回できるだけ反論は控えますが、お返事のなかった部分をもう少しだけ・・・・・・。

(以下私の前コメ)
>上記の2行の引用部分はいかにも正しいように感じられます。これは”民主主義というものは完全で過ちを犯さない”という前提において成立する話です。「政府の意」「国家のあり方」というのがキーワードです。

つまりナチスのように”民主主義”が誤った政府を作ってしまったときは、「政府の意」「国家のあり方」などと原則論をいっている場合ではない、暴力や軍事クーデターではなく、民意を得られる方向でその政府の悪のたくらみを暴露せざるを得ない・・・・・、(私は一色さんがこのケースだ、ミリシヤ様は違う、それは了解済)

この点については(一色さんの例は除いて結構です)、反論なしで同意していただけたんですね。

(以下ミリシヤ様の前コメ)
>民主的な選挙で選ばれた政府でも軍事クーデターで打倒しても良いとうことになります。これは、民主国家としてのルールに反する行為です。

というように原則的な当たり前の話ばかりをされるので例外のケースはあり得ないと考えれられているのかが気になったわけであります。

(以下私の前コメ)
>結局、左派は今の政府を信用していない、右派は信用している、その違いでしょう。左派は安倍政権と習近平政権とどちらの方が信用できると思っているのでしょうか?まさか・・・・。

左派と右派の違いは正にそこにあると思いませんか?安倍政権を信用していないのはわかりました。改めて問いますが、習近平政権よりもはまだ信用できると思いませんか?

以上の2つにお答えを頂いてから、議論の中のほうまで入っていきたいのですが・・・・・。どうでしょうか?

2013.12.16 00:41 URL | zappo #- [ 編集 ]

>zappo様

>新たな主張は出てこず言いたいことはほぼ主張済みということでよろしいでしょうか?

別にそんなつもりはありませんけどね。zappo様が、慰安婦・南京事件・中国の国防法など次々と新たな論点を出されるのに対応しているだけであります。関連性薄い問題にかかずらわずに、早く「中の方へ」入るべきですね。

>民主主義というものは完全で誤りを犯さない

そんな前提があるのですかねえ?
逆に、「民主主義というものは人間は有限で不完全であり過ちを犯す」との前提に立っていると思えます。
いくら選挙で選ばれた政治家でも政府も完全ではない。それは選挙で表されたとされる民意自体が完全ではないからです。そこから、国民は自分たちの選んだ政治家なり政府を監視し監督する義務があり、自由に意見を表明することが出来る。そして、次の選挙でまた政治家も政府も審判を受けていく訳です。
民主主義は常に自由な批判と権力監視によって、絶えず修正して行くシステムだと思います。
軍事クーデターや武力革命のようなものが正当化される場合とは、言論や表現の自由が抑圧されて時の政府への批判が許されず反対派が弾圧されて民主的な方法での政権交代が望めないような状況の時です。

ということで、これが
>例外のケースはありえないのかが気になった
への回答になると思います。

従って、あたかも当時の民主党政権をナチスとなぞらえることは全く不当なことであると思われます。民主党政権のあの措置に批判がありうることも当然で、それこそ言論の自由・批判の自由です。しかし、公務員なかんずく海保という武力に関わる職員が政府の意に反して勝手な行為をすることが許される筈がありません。それを許せば民主主義も国家も立ち行かないと思います。

>結局、左派は今の政府を信用していない、右派は信用している

時の政府を信用するかしないかは、無意味なことですね。信用するしないという受身なことではなくて、いかに政府を国民の為に使って行くかの問題です。主権は政府にあるのではなくて国民にあります。
当然、外国の政府を信用するしないもナンセンスな話だと思います。どこの国の権力であれ同じことです。もちろん外国の権力に、日本国民の主権は及びません。どういう意図と政策を持って行動しているのかに注意を払い、政府にしかるべき対応を促すというのが国民の取りうることです。

>左派と右派の違いは正にそこにあると思いませんか?

左派と右派の定義が曖昧である以上、簡単な問題ではないと思います。多様性ある

2013.12.16 23:09 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

最後が尻切れトンボになってしまいました。

>左派と右派の定義が曖昧である以上、簡単なことではないと思います。多様性のある考え方を二分法出来るのか、ましてや時の政権を支持するかしないかという類のことが考え方を仕分ける基準になりっこないと思います。

2013.12.16 23:17 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

ミリシヤ様へ

>>民主主義というものは完全で誤りを犯さない
>そんな前提があるのですかねえ?
逆に、「民主主義というものは人間は有限で不完全であり過ちを犯す」との前提に立っていると思えます。
いくら選挙で選ばれた政治家でも政府も完全ではない。それは選挙で表されたとされる民意自体が完全ではないからです。そこから、国民は自分たちの選んだ政治家なり政府を監視し監督する義務があり、自由に意見を表明することが出来る。そして、次の選挙でまた政治家も政府も審判を受けていく訳です。
民主主義は常に自由な批判と権力監視によって、絶えず修正して行くシステムだと思います。



私は、『これ (これとはミリシヤ様の主張のこと) は”民主主義というものは完全で過ちを犯さない”という前提において成立する話です。』と言っているのですよ。どうも相手の言ったことを曲解される傾向があるようですね。長くやり取りすれば相手の議論のやりかたの特徴が見えてきます。そのやり方とは
1、まず相手の主張を自分の反撃しやすい形に変形させる。2、そうして変形されたおかしな主張(ここでは、『完全で誤りを犯さないという前提がある』)を誰もが納得するような正当な当たり前の主張を自信を持って述べる。

これが今まで何度も繰り返されていることにお気づきになりませんか?

そして自信を持って正当で当たり前のことを述べておられる部分(上記引用の後半)を見てみましょう。「監視し監督する義務」「自由な批判と権力監視」・・・・これらは内部告発がないと成立しないことが多々あります。それを内部から告発して可能にしたのが一色さんなのです。最近、政府ではなく企業において、「懸賞で何百名様に当たる!」と宣伝しておきながら1名も当たりがなかった、それを正義感から一社員が告発した、こんなケースもあるのですよ。隠蔽を公表した一色さんは正義の人です。

>公務員なかんずく海保という武力に関わる職員が政府の意に反して

この表現も再登場です。「武力に関わる職員が・・・」と書けば、「それは危ないなあ」と導くことができるという計算がありますね。一色さんは中国に向かって勝手に武器を使用して攻撃する意思など全くなかったですね。ユーチューブに公開することは武力とは関係のない安全な方法です。

>時の政府を信用するかしないかは、無意味なことですね。

意味が良くわかりません。

>当然、外国の政府を信用するしないもナンセンスな話だと思います。

うまく質問をかわしましたね。それでは質問を変えましょう。
「秘密保護法」に賛成している人たちは「知る権利は自分たちは全くいらない」と考えていると思われていますか?反対している人達とどこが違うと思われますか?これがわからなかったら「秘密保護法、反対!」といくら叫んでも賛成派の人達を説得することはできませんよ。

>(中国共産党が)どういう意図と政策を持って行動しているのかに注意を払い、政府にしかるべき対応を促すというのが国民の取りうることです。

これはさすがにびっくりしました。B層とかいう言葉もあるくらいで、一般国民がどれだけ中国共産党の出方を真剣に考えると思いますか?仕事、子育て、勉強、介護などなどがあって、いくら理想論をいってもできるはずがないでしょう。中国共産党の怪しい動きは「日本版NSC」によってどうやっていくか戦略を立てるのです。仮に国民主権と言ってその情報を国民に流して判断してもらおう、とすれば日本国内の中国人に完全に筒抜けでしょう。そんな馬鹿なことができるはずがありません。

2013.12.17 02:33 URL | zappo #- [ 編集 ]

一部が抜け落ちていました。次のように訂正します。

そのやり方とは
1、まず相手の主張を自分の反撃しやすい形に変形する。
2、そうして変形されたおかしな主張(ここでは、『完全で誤りを犯さないという前提がある』)に対抗する形で、原則論、つまり誰もが納得するような正当な当たり前の主張を自信を持って述べる。

2013.12.17 08:20 URL | zappo #- [ 編集 ]

もし無意識のうちにそのような手法を使っているようでしたらピンとこないと思われますので、下記に今までの議論からのその手法の具体例を挙げておきます。
この手法を使われると、いたずらに議論を長引かせてしまうことになりますので・・・。当たり前の話は長々と述べる必要は無いでしょう。

その1、
(ミリシヤ様発言)>>立場は異なれど、違う国の人と人とが友情を深めることはよいことに決まっていると思いますよ。

(zappo返答)>何かこれだけを読むと私が逆の発言をしたかのようなイメージ操作ですね(その後ろの文章も)。そんな分かりきった話ではなく、私はミリシヤ様が中国の国防動員法に危機感をどの程度もっているのかが気になったのです。

その2、
(ミリシヤ様発言)>>北朝鮮の例を挙げられたのは、少数意見が馬鹿げたものだという例証として出されたのでしょうけど、あいにく少数意見でも馬鹿げたものものばかりではありません。例えば、反原発の主張はずっと少数意見でしたが、それが馬鹿げたものではなかったことは実証されております。

私はいつ「少数意見がばかげたものだ」と言いましたか?
「一般的には少数説を発言するときは慎重になると思うのですが・・・。」「ゆえに独創的で味方があまりついてくれないと予想される意見を言うときには再度ゆっくり考えることは正しいと思います。」
私はこのように述べています。「火力発電を減らして原子力エネルギーに頼るのは危ない。」という意見は慎重に考えて、そして再度ゆっくり考えて、それでもそうなんだ、という思いで主張されたんだと思いますよ。「少数意見が馬鹿げている」と持っていって私が民主主義を否定する人物だと導きたかったのでしょう。

その3、
(zappo議論を進めるための提案)>>新たな主張は出てこず言いたいことはほぼ主張済みということでよろしいでしょうか?

(ミリシヤ様返答)>別にそんなつもりはありませんけどね。zappo様が、慰安婦・南京事件・中国の国防法など次々と新たな論点を出されるのに対応しているだけであります。

これも今までの議論の経過を捏造していますね。私は今回は「慰安婦問題」「南京事件問題」の真偽を問いかけてはいません。”次々と新たな論点を出される”と書かれると、いかにも積極的に「あれは実際にあったのか?無かったのか?」という論戦を私がやりたがっているようなイメージを与えます。議論を停滞させているのは相手側だというイメージ操作です。

少しそれますがこれに関係してもう1つ述べておきます。法案反対派にとっては関係の無い話だと感じられるかもしれませんが、法案必要派にとっては”国際情報戦”という意味で上記の問題は避けて通れない問題です。韓国の左翼が最も戦時慰安婦の問題で騒いでいるということはご存知ですか?相手の国のどのあたりの勢力が中心となって世論形成しているのか、そういう情報は絶対に必要です。しばしば今までの議論でも”AとBは関係ありません”として片付けてしまおうという傾向がミリシヤ様にはありました。秘密保護法が必要だと主張する人々にとっては関係のある問題を、自分たちだけの立場で関係が無い、と言って議論をさせないのは民主主義の否定につながると思いますよ。

1つ前の私の質問、
『反対している人達とどこが違うと思われますか?これがわからなかったら「秘密保護法、反対!」といくら叫んでも賛成派の人達を説得することはできませんよ。 』

これに対しては ”そんなことは分からないですよ” とかの返答が予想されます。しかし私も秘密保護法反対派の気持ちをできる限り想像してその立場に立つようにしながら議論をしています。分からなくてもできるだけ真剣に考えて想像してみてくださいね。

2013.12.17 21:09 URL | zappo #- [ 編集 ]

>zappo様

>どうも相手の言ったことを曲解される傾向があるようですね

曲解はしてませんけどね。zappo様が、そのような前提に立たれてないことは普通に文を読めば明らかなことだと思います。
私なりの民主主義の定義を書いたのは、曲解からではなく第一に反論の一つの方法としてであります。相手が「Aと言う前提が成り立つ時にのみBが成り立つ」(つまりAは成り立たないからBは成り立たないではないか)と主張している場合に「いや、俺はそもそもAなんて成り立つとは思ってないよ」(Aが成り立たなくともBは成り立つよ)と言いたい訳で、反論の一つの方法と思っています。
第二に西部邁などの原理保守などが主張する民主主義否定論が誤った民主主義解釈に基づいており、ネット上でもその影響が見られるので明確にしておく必要があると思ったこと。
第三にzappo様の「例外のケースはありえないのかが気になった」への回答の為に必須だと思ったからです。

あの海保職員の行為が内部告発に当たるかどうかですが、私は当たらないと思います。
尖閣ビデオを一時的に非公開にするという政府決定が果たして「内部告発」という場合に該当する不正行為に当たるのかどうかです。
尖閣ビデオの内容については政府の説明があり、また限定的ながら国会でも公開されておりました。何かの不正を隠蔽していたということではないと思います。また永久に非公開という性質のものでもありません。
今回の特定秘密保護法案で問題となった特定秘密とは明らかに性質の違うものです。
また、公開しないという政府決定に反してビデオ流出させた職員の行為を認めたのでは、国家機関が成り立たなくなります。
余談になりますが、この職員を英雄視している人たちは、ビデオの内容中に日本に不利になる要素が含まれている可能性もあり得たことを考えたことはないのかと思うところです。

続きます。

2013.12.18 18:31 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

>zappo様

>一色さんは中国に向かって勝手に武器を使用して攻撃する意思など全くなかったですね

当たり前ですね。私が言いたいのは、あの海保職員の規律違反を認めるならば、やがて武力に関わる職員や組織が政府に向かって勝手に武器を使用して攻撃する事態を招く恐れがあると言うことです。
現実に戦前日本において、515事件や226事件などのように軍人が徒党を組んだりあるいは部隊として政府首脳や軍幹部などを襲撃する事件が起きております。これは、それ以前のクーデター未遂事件や軍規違反行為などが何ら処罰されずに終わったことが誘発したものでしょう。戦前日本は実は国家の体を為していなかったのではないかとさえ思われます。
このような歴史を振り返ると、尖閣ビデオ流出事件の顛末に危機感を覚えるのは私だけではないでしょう。

>意味が良くわかりません
>うまく質問をかわしましたね

zappo様の質問の前提となっている考え方がどうなのかと言うことです。

>「秘密保護法」に賛成している人たちは「知る権利は自分たちは全くいらない」と考えていると思われますか?

いろいろな考えの人がいるでしょう。秘密保護法によって知る権利が侵害される可能性について
あまり考えたことがない人が多いとは思います。
これは秘密保護法について議論する期間があまりなく、その弊害について明らかにされることがまだまだ少なかった結果だと思います。
もし十分な議論の時間があれば、今回の秘密保護法の欠陥がもっと明らかになり知る権利と秘密保護のあり方について別な形での成果が生まれたと思います。拙速な法案成立が悔やまれます。

あくまでも主権者は国民であり政府はその使用人に過ぎないことを忘れてはいけないと思います。
すなわち国家のオーナーは国民なんです。オーナーたる国民が政府に任せているに過ぎないのです。従って「日本版NSC」なるものも国民の委託によって戦略を立てる訳です。「こういう戦略を策定しましたがどうでしょうか?」と国民に御伺いを立てなければなりません。その中で秘密にしないといけない公開出来ない情報があることも事実ですが、本質は国民>政府・NSCであることを忘れてはおかしなことになります。

2013.12.18 19:19 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

>zappo様

>韓国の左翼がもっとも戦時慰安婦の問題で騒いでいるということはご存知ですか?

そうかも知れませんね。まあ、ナショナリズムをやたらに煽って騒ぎ立てるのは何処の国の左翼だろうが右翼だろうが保守だろうがネトウヨと同じようなものですね。

>相手の国のどのあたりの勢力が中心となって世論形成しているのか、そういう情報は絶対に必要です

そういう情報が絶対必要ということは全然否定してませんよ。外交でも軍事でも情報収集と分析は基本の基本ですよ。大日本帝国はこの面が欠けていたために破滅したといっても過言でありません。
しかし、それだからと言って繰り返しになりますが今回の秘密保護法を正当化することは断じて出来ません。私には無理やり結び付けようとしているとしか思えません。

zappo様の言われる通り長く議論していると相手の癖や傾向が分って来るものであります。
私も他所のネット上で随分とネットウヨクの方々とは議論しました。
相手の言うことを変形させて自分に有利なように誘導尋問まがいのことをする人。決着の付いた筈の論点を繰り返し繰り返す蒸し返して来る人などいろいろでした。

とりあえず私が返答するところはコレくらいです。zappoさんがいろいろと議論の進め方について仰っている点については承っておきますが、その点の議論は秘密保護法についての議論の筋からは外れたものでありまたあまり生産的とも思いません。
秘密保護法についての議論を先に前に進めるために余計な寄り道はどうかと思いますので、よろしくお願いいたします。
私の今日のレスについて、あるいはzappo様の新たな主張を待って引き続き議論をしたいと思います。
もっとも、米欄で延々と続けて良いものかどうか。管理人様のお許しがあればのことですが。

2013.12.18 20:41 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

ミリシヤ様へ

>私の今日のレスについて、あるいはzappo様の新たな主張を待って引き続き議論をしたいと思います。
もっとも、米欄で延々と続けて良いものかどうか。管理人様のお許しがあればのことですが。

私もミリシヤ様と全く同じ気持ちであります。いよいよ本題に入っていくところで是非とも議論を続けていきたい気持ちを持っています。しかしこの記事でのコメント数ががとうとう63を超えようとしています。また私が2006年11月30日(防衛省に昇格)からの記念すべき7周年の日が明日ですよ・・・・というお知らせ(問題提起も含む)から始まった議論もついに20日となりました。私の場合はミリシヤ様以上にここではアウエイであり、管理人様からストップがいつかかるか?という心配もありました。管理人様はじめここの住人の方々と反対の立場の意見でありながら、しっかり”承認”して掲載してくださった管理人様に改めて感謝いたします。

そしてやはり年末でお互いに忙しいことでしょう。私はまだ全く年賀状書きも取り掛かっておりませんし(笑)。結局、私の説得で意志の強いミリシヤ様を動かすことはできませんでした。しかし、”法案反対派”と言われる人々であっても 「(頭ごなしに)軍備増強を否定」する人ばかりではない、ということがわかったのが最大の収穫でした。

長い議論にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

2013.12.20 00:07 URL | zappo #- [ 編集 ]

>zappo様

事情があり、返答が遅れてしまいました。

こちらこそ、私のいささか拙い議論にお付き合いいただいてありがたいと思っております。
また機会があれば、許される範囲で喜んで議論したいですね。

ブログされているようで、大変ですね。

2013.12.22 16:20 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

「個」の問題といえば、今回の佐村河内事件、実際に曲を書いたのが新垣であったことの他に、やれ「佐村河内の難聴は嘘だ」とか「佐村河内は絶対音感なんてもっていない」とか、佐村河内が登場した時以上に、またまた瑣末な点が話題になっていますね。
これも、「個」無き愚衆の「寄ってたかってイジメ」でしょうかw

佐村河内問題では、要は、ゴーストライティングの事実と、新垣楽曲の出来不出来の評価の問題でしょ?
後者についても、音楽界には「アルビノーニのアダージョ」から日本のポピュラー音楽業界でのパクリの蔓延のような実態もあるんだから、盗作じゃないケースでは真の作曲者が誰かなんて事は、商売問題を離れれば作品評価とは一応関係ないと思うのですよね。
だいたい、「音楽の意味」に一義性なんて無いんだから、あの交響曲が広島の惨状をイメージして作られたものであるかどうかという点だってある意味ではどうでもいいことですよ。ベートーベンの「運命」やラフマの「鐘」みたいにね。
要は、主観より客観、あれが原爆音楽として名作になるのか駄作・凡作なのかが問題なんだと思います。こういうのは、バカウヨ百田尚樹の小説を小野ヨーコが推奨した(らしい)ような事とか、王党派で反動のバルザックの作品をマルクスが高く評価したようなことと同じですよ。
要は、作品内容。作家評価はまた別物だ、ということ。

それから、「日記」の方で、ピートの難聴を侮辱するようなこと書いてる人がいるけど、無知ですね。
大音量使用のロックだけでなく、職業的ミュージシャンに難聴は付き物ですよ。エリック・クラプトンを始め、多くのロック屋ジャズ屋が一時は難聴になっている。クラシック屋だってプレーヤーには難聴はけっこういますからね。
フィードバック奏法のようなサスティーナブルな楽音表現常用者(ヴァイオリン族も)には難聴は不可避なんです。

「日記」にはID失念で書き込めないので、こちらに失礼。

2014.02.08 09:00 URL | バッジ@ネオ・トロツキスト #CrLMSZ1k [ 編集 ]













管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://caprice.blog63.fc2.com/tb.php/1324-934c2222