きまぐれな日々

前回の記事で触れた5月5日の東京ドームにおける長嶋茂雄と松井秀喜の国民栄誉賞授与式で、安倍晋三がプロ野球・読売球団の「背番号96」のユニフォームを着用して始球式に臨むという思わせぶりな憲法96条改定キャンペーンで大はしゃぎしていたのがまるで夢か幻であったかのように、先週はその96条改憲をめぐる状況が一変した。

アメリカが憲法96条改定に異を唱えたのである。

この記事を書くために「アメリカ 96条」や「米国 96条」でGoogle検索をかけても、なぜか大新聞などの記事がほとんど引っかからない。唯一、同一の内容と思われるTBS(東京)と毎日放送(大阪)のニュースが引っかかったが、放送局のニュースサイトの常でもうリンクが切れてしまっている。そこで『kojitakenの日記』に転記しておいたTBSニュースから関連箇所を下記に示す。

(前略)アメリカの議会関係者らが安倍政権側に対し、96条改正に対する懸念を間接的に伝えていたことが明らかになりました。複数の日米関係筋によりますと、連休中に訪米した自民党議員などを通じて、「アメリカは憲法改正について9条よりも96条の改正を一番問題視している」と伝えてきたということです。

 背景には、安倍総理の歴史認識をめぐって中国や韓国が反発する中、憲法改正の要件を安易に引き下げることへの警戒感があるものと見られます。こうした懸念を受け、政府内でも空気が変わりつつあります。

 「憲法は急がなくていい。政権の最後の切り札として温めておいて最後にやる感じでいい」(日本政府関係者)

 「国民的理解をですね、96条についてまだ得られている段階ではない」(菅義偉官房長官)

 安倍総理にとって悲願ともいえる憲法改正に向け、どのような手順を踏んでいくのか、難しい舵取りが迫られそうです。

(TBSニュース 2013年5月9日 16:56)


私は「アメリカ陰謀論」には与しないが、アメリカが日本の政治に大きな影響力を持つことはもちろん認識している。ただ、それを論じる際にはエビデンスがあるかどうかを常に抑えておく必要があると思う。もちろん証拠が見つかっていない謀略は多数あるに決まっているが、それらについて「陰謀仮説」を立てる時には、それが仮説であることを言明する必要がある。そして今回についていえば、アメリカの意向が日本の政治の動向に大きく影響を与えた可能性がきわめて強い例と思われる。

安倍晋三の発言のトーンも大きく変化した。実は、安倍晋三が東京ドームで嫌らしいパフォーマンスをして見せたその日に既に、安倍は96条改憲について慎重な発言に転じていた。
http://www.asahi.com/politics/update/0505/TKY201305050081.html

憲法96条改正「熟議が必要」 安倍首相

 安倍晋三首相は5日、東京都内で、憲法改正の発議要件を緩和する憲法96条改正について「まだ十分に国民的議論が深まっているとは言えない。やはり憲法改正ですから、熟議が必要だろう」と記者団に述べ、慎重に議論を進める必要があるとの認識を示した。

 96条の先行改正に反対姿勢を示す公明党に対しても「丁寧に議論していきたい」と語り、同党に配慮していく姿勢も示した。

(朝日新聞デジタル 2013年5月5日18時46分)


ところが、安倍晋三はこの発言のわずか12日前には、こんなことを言っていたのである。
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/news/20130423-OYT1T00689.htm

96条改正、参院選で堂々と掲げて戦う…首相

 安倍首相は23日午前の参院予算委員会で、憲法改正の発議要件を過半数に緩和する憲法96条の改正について、「7月の参院選でも、堂々と掲げて戦うべきだと自民党総裁として考えている」と述べ、参院選の党公約に明記し、争点とする考えを示した。

 「憲法制定以来、六十数年にわたり、全く(改正に)手をつけていない。96条の改正は、国民の手に憲法を取り戻すことにつながっていく」とも述べ、要件緩和で社会の変化に柔軟に対応する改正が可能になるとの利点を強調した。

 一方、過去の植民地支配と侵略について謝罪した1995年の村山首相談話について、「『侵略』という定義は、学界的にも国際的にも定まっていないと言ってもいい」と指摘。「わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り」などとした談話の記述に関しても、「あいまいな点と言ってもいい。この談話はそういう問題が指摘されている」と述べた。

(2013年4月23日17時50分 読売新聞)


安倍晋三が連休中に熟慮して「公明党に配慮して」イケイケドンドンの発言をトーンダウンしたものであろうはずがない。「ご主人様」のアメリカの不興を買ったのでしぶしぶ消極論に転じたとしか考えられない。

実は、憲法96条改定は自民党単独で推進されようとしていたものではない。安倍晋三や内閣官房長官の菅義偉は、橋下徹の「日本維新の会」と共謀して憲法96条改定を参院選の争点にしようともくろみ、公明党には踏み絵を踏ませようとしていたのである。4月9日に橋下徹はこんな発言をしていた。
http://mainichi.jp/select/news/20130410mog00m010003000c.html

橋下徹氏:「参院選、憲法改正を争点にしたい」

 「参院選は憲法改正が大きなテーマになる。僕はこれを争点化したい。96条改正をテーマにする」

 9日午後に開かれた維新の憲法調査会で橋下共同代表は明言した。実は菅官房長官が7日、福岡市で同趣旨の発言をしており、今回の会談の地ならしとの見方がある。

 「参院選に向けた野党の共闘にくさびを入れる」(安倍政権のブレーン)との狙いもあった96条改正の争点化だが、菅氏らの発言は与党内にも不協和音を生んでいる。

 「衆参の憲法審査会の議論も終わっていない。参院選の争点になるほど熟した議論になっていない」

 公明党の山口那津男代表は9日の記者会見でこう指摘。自民党の脇雅史参院国対委員長も同日の記者会見で「国会議員は単一の争点で選ぶものではない。憲法改正を争点にする話にはならないし、してはいけない」と強調した。

 維新の憲法調査会でも「憲法は国家権力から国民を守るもの。特定の価値を宣言するような思想書的なものではない」との橋下氏の発言に対し、保守色の強い旧太陽の党系の三木圭恵(けえ)衆院議員らが「国民の義務を憲法にしっかり書き込むべきだ」と反論。改正論議の足元が定まっていない実情をうかがわせた。

(毎日新聞 2013年4月10日)


つまり、つい先日までは安倍政権と橋下が息のピッタリ合ったところを見せて、憲法96条改定に突き進もうとしていた。それに待ったがかかった形である。

私はこの1か月ほどは都合によってTBSテレビが毎週日曜日朝に放送している『サンデーモーニング』を見ていないが、それ以前から毎日新聞前主筆の岸井成格が、安倍政権が河野談話や村山談話の見直しをしようとするならアメリカが止めにかかるだろうとの見通しを口にしていた。そして岸井の予想は現実のものとなった。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201305/2013051000932&g=pol

村山談話「全て踏襲」=菅官房長官、安倍首相答弁を修正

 菅義偉官房長官は10日午後の記者会見で、過去の侵略と植民地支配を謝罪した1995年の村山富市首相談話について「(談話)全体を歴代内閣と同じように引き継ぐと申し上げる」と明言した。
 安倍晋三首相の歴史認識をめぐり、中韓両国の反発に加え、米国にも懸念の声があることを踏まえ、村山談話を「そのまま継承しているわけではない」とした安倍首相の4月22日の国会答弁を事実上軌道修正したとみられる。 
 菅長官は、「侵略の定義は定まっていない」との首相答弁に韓国から反発が起きたことに関しても、「安倍内閣として侵略の事実を否定したことは一度もない。こうした点も歴代内閣を引き継いでいる」と強調した。

(時事通信 2013/05/10-18:47)


さすがにこの件に関しては、マスコミも「米国にも懸念の声があることを踏まえ」とはっきり伝えている。実際、今年5月1日付のアメリカ連邦議会調査局の報告書(下記URL)で、「安倍は日本帝国の侵略とアジア他国民の犠牲の物語(narrative)を拒絶する、修正主義的な歴史観を信奉している」として強く批判されている。
http://www.fas.org/sgp/crs/row/RL33436.pdf

アメリカは、日本がアメリカに従属する軍事同盟国として軍事力を強化するのは歓迎するけれども、歴史修正主義に走るのは許さないという姿勢なのだ。だから、憲法9条だけを改定する分には文句は言わないけれども、大日本帝国憲法みたいなものの復古は認めないのだろう。安倍晋三ら日本の極右政治家たちの歴史修正主義によって東アジアの緊張が高まるとアメリカの国益を大きく損ねることを考えれば、アメリカとしては当然の動きといえる。

ところで、よく「小沢信者」系の人々が、「日中や日韓の関係がこじれて特をするのはどこの国か」などと言って、アメリカが日中や日韓の関係を悪化させる工作をしているとする陰謀論を語ることがあるが(例の「孫崎史観」にも通じる)、これは明白な誤りである。また、前記ほどひどくはなくとも、例えば植草一秀は、「対米従属なのに安倍首相が米国に敬遠される理由」などと題したブログ記事を書いているが(リンクは張らない。興味のある方は直接植草のブログを確認されたい)、そもそも安倍晋三を含む日本の極右人士は、米議会のレポートにあるように、「日本は東アジアの多くを西洋諸国の植民地支配から解放したとして称賛されるべきだ」という思想を持っているのだから、そんな連中が本質的に「対米従属」なわけがないのである。孫崎享や植草一秀らの主張は、実は右翼との親和性がきわめて強い。孫崎享が、かつて南京大虐殺の否定論で名を馳せた歴史修正主義系右翼論客の名を冠した「山本七平賞」を受賞しているのはだてではないのである。「孫崎史観」に惑わされているリベラル・左派がもしいるなら、一刻も早く迷妄から脱するべきだ。

ともあれ、アメリカの動きによって、憲法96条改定の見通しは不透明になった。もしアメリカの圧力がなければなし崩しで安倍晋三と橋下徹がたくらんだ憲法96条改定へまっしぐらに進んでいたであろうと考えると、日本の民主主義の未熟さ、というよりそもそも民主主義など日本には存在しないと言っても過言ではないくらいだと思えて頭痛がしてくる。もちろん本来はアメリカの意向によってではなく、国民自らが安倍や橋下が企む憲法96条改定を阻止すべきである。

今後の選挙についていえば、都議選で日本維新の会が伸び悩み、それが参院選にも影響を与える可能性があるが、安倍晋三と自民党の堅調は続き、彼らは都議選も参院選も易々と乗り切るだろう。しかし、その先3年間国政選挙を行わなくても良い時期に、安倍晋三が「安倍カラー」、つまり歴史修正主義を大々的に打ち出して極右政治を行えるかどうかは怪しくなってきた。そうなると、安倍政権は第1次内閣の時と同様どこかで自壊するのではないかと思われるのだが、それまでに日本の政治・経済・社会にどれくらいのダメージを与えるかはちょっと想像がつかない。本当は参院選で安倍自民党を敗北させるのが一番良いのだが、間違ってもそんな結果にはならず、確実にその真逆の結果になることが予想される。この国の前途には暗い暗い展望しか持ちようがない今日この頃なのである。
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今度こんな本が出ると知って遠い目になりました。

鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ)

http://www.asukashinsha.co.jp/book/b110776.html

「安倍政権がはまった罠と「危機」の正体! 対米従属勢力に叩かれ、潰された三人が、日本を取り戻すべく立ち上がる。」(内容紹介より)

2013.05.13 11:00 URL | u-cyu-jin #- [ 編集 ]

96条改正=民主主義の否定って極端すぎやしません、それを潰すのが民主主義の勝利ならTPPなどの構造改革で何故民意が問えないのかアメリカ含む外圧をはねられないのかを考えるべき。
安倍は本質的に対米従属が大嫌いだから憲法を変えたいんでしょ
96条が変えられないと9条も変えられない、武力が無いと結果外圧そのもののネオリベが大好きな産業改革も受け入れざるえない
人権や社会保障をないがしろにする憲法改正にはちゃんと反対して日本社会を壊す構造改革そのものを民意で叩く状況にするなら国民が高い権利意識を持ちつつ外圧をはねつけなければならない
それが出来ないのに勝手に日本に民主主義は無理とか革命正義論に毒され過ぎ、構造改革の是非を民意で問えない状態なのに国民の権利意識なんざあってないようなもの。
国民が自らの権利を守ってる意識を持たなければ民主主義なんて無理
それは外圧という明らかな侵食で明らかになりつつある
9条を改正すれば国民の権利と自らの利益はより明確になるだろうからTPPなどの過激な構造改革にはより強行な国民的反対が起きるだろう
そのときに国民を徴兵や検閲などの弾圧をさせない為の憲法的権利こそ守るべきだろう
96条改正や9条改正の反対は国民生活の本当の敵を見誤ってる。

2013.05.13 14:32 URL | 権利を守る意識 #- [ 編集 ]

96条を改正する根拠は96条なんだからそれ以外の法律で変えたら民主主義の否定ですよ。
詳しくは前の記事のコメントに書きました。

2013.05.13 21:32 URL | 基礎固め 根拠は #- [ 編集 ]

タイトルの「横槍」は「やき」と読みましょう。

それはともかく、憲法改正、もとい帝国憲法・軍国日本復活の試みは右翼の革命であって、馬鹿が推進する革命がまともな結果をもたらしたためしはない。ブッシュ・ブレアの中東民主化革命が最近のいい例だ。

2013.05.13 22:49 URL | 野次馬 #mQop/nM. [ 編集 ]

>しかし、その先3年間国政選挙を行わなくても良い時期に、安倍晋三が「安倍カラー」、つまり歴史修正主義を大々的に打ち出して極右政治を行えるかどうかは怪しくなってきた。そうなると、安倍政権は第1次内閣の時と同様どこかで自壊するのではないかと思われるのだが


ちょっと何言ってるかわかりません。
唯一の不安要素である安倍カラーが封じられると安倍政権は安定長期化に向かうと考えるのが普通では。

2013.05.13 23:01 URL | モドリッチ #- [ 編集 ]

>96条改正=民主主義の否定って極端すぎやしません

全く極端ではありません。
96条は非常に合理的な条項であり、現時点で改正する事は非民主的であると断じられます。
衆議院は小選挙区比例代表並立制ですが、この小選挙区制という代物は、極端な話、30%台の得票率で、60%や70%の議席獲得が可能な欠陥制度です。
参議院も衆院に引っ張られて勝敗が極端になりつつあるので、この選挙制度によって、日本の議会は実質的に破壊された状態にあります。
仮に96条を改正すれば、実質的に国民投票のみで改憲可能となり、ポピュリズム的な改憲が可能になるという極めて危険な事態に陥ります。
たとえ形式上は硬性憲法であっても、実態の上では、軟性憲法に改悪する事を意味しているという事です。

96条は、制定の経緯を考えると、民主主義をポピュリズムやファシズムから護る為に制定されたものです。
大日本帝国憲法の復活を目論み、思想弾圧・言論弾圧を正当化し、合法的に実行しようと考える政治勢力が96条改正を志向する。
この一致は、偶然ではありません。
(彼らが言うところの戦後)民主主義を破壊する為には、96条が邪魔になるので、だから破壊しようとしているわけです。

時代錯誤極まりない話ですが、日本ではそうした人達が何故か力を持っていて、こういう恥ずべき状態が起きたわけです。

2013.05.13 23:30 URL | #- [ 編集 ]

自衛隊が専守防衛で武力こうしもできないとおもっているのでしょうか。
外圧とも限りません。安部や麻生がまさにアメリカのネオリベ推進団体であるヘリテージ財団からよばれて公演しているのを知らないんでしょうか!?麻生は水道の民営化、石原は尖閣諸島乃売買乃話をしています。
念のためヘリテージはクルーグマンもわだいにするアメリカの右派シンクタンクです。
国民の意識が低いのに過半数で変えたら大変ですが!?諸外国は三分の二議員を説得しているところがあるため不可能何てことはないことを存じ上げないですか。
占領下で憲法が無効だと唱えても、なら変えればいい話です。
96条無視したら、それこそ占領軍と同じく根拠のない非民主国家の誕生ですよ。

自分たちが思う民主化のためなら武力で制圧していいと考えた戦前乃軍やスターリンなどの共産主義と一緒ですね。

2013.05.13 23:35 URL | 基礎固め #- [ 編集 ]

参院選後も穏健路線なら、むしろ政権は長持ちするのでは。世論はもとより党内極右派も、穏健路線に不満で安倍下ろしをするとかいうのは考えにくい。むしろ、右翼路線で外交的に行き詰まった場合に、党内穏健派から総裁選の対抗馬が出るとかいうほうがありうる。中韓との関係改善も結局参院選に勝って長期政権が濃厚となった後でしょうが、一般論としてはそれは政権にとって追い風でしょうし米国も歓迎するでしょう。

まあ日本の保守政治家が本質的に親米なのか、米国は日本の「自主」路線をどこまで容認するのか、というのは大変重要な論点だと思います。今のところは、保守派の目指す政治大国化・外交的地位の回復が日米同盟の枠内で可能と考えるので、うまくいってますけど、たとえば日朝首脳会談なんかは、日本の「自主」の動きかと、米国は凄く神経を尖らせたわけですしね。また、鳩山政権の一連の外交がいかに稚拙な空想的火遊びであったとしても、同種の不安はあったはずです。

日本が中国、北朝鮮、ロシア、中東などを睨んで外交的な自由度を増したいといった動きと、日米同盟の摩擦というのは、中期的には色々起きてくるでしょう。

2013.05.14 00:37 URL | Yoshiwara #tHX44QXM [ 編集 ]

私は先に書いたように96条や9条の改正には賛成の立場だ
だが、別に武力行使、つまり自衛隊に交戦や紛争をしてほしいわけじゃ断じてない。
言いたくは無いが日本の国益と豊かな再分配を実現するためにはどんな悪辣な方法も使わなければもう「目」が無いだろう。
プラザ合意に始まる構造改革の押し付けとバブル後の無理やりな合理化で戦後豊かに育まれた「中間層」は消え去ってしまった。
あれだけ円高や構造改革を要求かつ是認してきたのに日本社会が決定的な破綻をしていないことを考えれば外圧をモロに受けていなかった日本がどれだけのポテンシャルを持っていたのか容易に想像できるだろう
それが無理やりネオリベのいう国際経済とやらに全身突っ込まされたら病根を取り除きたくなる。
その為にはもはや安倍晋三という劇薬すら使わねばならない状況だろう、無理やりなグローバル化、まともな経済対策一つマニフェストに書けない貧弱極まりない野党。
このまま国内経済が徹底的に破綻するならば国民の財産を守るために9条改正による半強制的独立しか無いだろう、もちろん改正しただけで改革外圧を撥ね付けることは出来ないだろうが国産GPS衛星にプルトニウムを幾つか乗せて発射すればそれだけで半ば独立状態になる
上記の方法は空想だが必要のない構造改革と外圧にはこれぐらいの悪辣な手法も取らざるえないだろう。
経済的独立と軍事的独立、これらが両立してこそ豊かな中間層を再構築できる、再構築したら延々と生産力の強化と内需の拡大に回せばいいのだから民主的な再配分も容易になるだろう。
規制改革だけで日本を第二のアメリカにできると思っているお天気なネオリベさんはほっといて、麻生や安倍がアメリカ共和党主導のネオリベとつるむのはそこなら取引が可能だからだろう
オバマの安倍に対するつれない態度を見るに個人的にも党の歴史的にもアメリカ民主党はとても取引の通じる相手じゃない、中国が好きすぎて相手にもしてもらえない。
安倍はTPPを取引材料に96条と9条の改正を引き出せると思っていたのだろう、軍事さえ手に入れば将来的に思想が右でも左でも必ず米国の意に沿わない政治家が出てくる。
安倍がネオリベ信者であろうとなかろうとネオリベ思想が将来的なガンを切除するために用いる他ない薬だというのは残念ながら理解せざるおえない。
よしんばアベノミクスがうまくいって再分配がうまくいってもこのままでは産業改革の名の基にまた水泡に帰すだろう
それらを受け付けないための軍事力の保持ならば賛成せざるえないというのが私とブログ筆者の最大の違いだろう。
もう一度言っておくが自民党改憲案の人権や社会保障意識は論ずるに値しないと思っているのは私もブログ筆者と同じである

2013.05.14 01:26 URL | 権利を守る意識 #- [ 編集 ]

モドリッチさんへ

 安倍政権の支持層には、中国や韓国、北朝鮮に激しい敵意と憎悪を持つ右翼系の若者(俗にいうネットウヨク)が大量に含まれています。
 このネットウヨク層自体が、マスコミ(やしきたかじん氏の番組をはじめとする右寄りの番組群――日本版FOXTVですよね)と統一協会(+同じ穴の貉の親米右翼系)、日本会議系の宗教右翼やらが若者を焚き付けた結果現れた層なので、彼らは無知ゆえに時代に翻弄された被害者としての面もあるわけだが、とにかくそういう連中が支持者として少なからぬ数を誇ってるわけです。
 アメリカが極東アジア情勢の緊迫化を嫌って安倍政権の歴史修正主義をやめさせようとし、また96条改正の本丸を大日本帝国憲法の復活、即ち個人の自由を公の安寧秩序の為に著しく制限した非民主的な社会への回帰と看破し、懸念を表明して安倍政権の改憲策謀を封じ込めたとしても、ネットウヨク達は、絶対に納得しない。
 現に自民党の高市早苗政調会長が「当時、資源封鎖され、抵抗せずに日本が植民地となる道を選ぶのがベストだったのか」と発言し、ネットウヨク層の反発を抑える為、あるいは彼らの支持を得る為のパフォーマンスを行った。
 ネットウヨクが安倍政権を売国奴と罵り、反安倍に転じて痛烈なバッシングを始めるのは時間の問題でしょう。
 現在、日本において、右翼層と目される国民の比率は15%前後であると予測されます。安倍政権の熱心な支持層も同層であるので、彼らが支持者から離脱する事は安倍政権にとっては非常に大きな打撃となりますし、マスコミもアメリカに喧嘩を売ってまで96条改憲や歴史修正主義を推進する事はできないので、安倍政権は極めて苦しい立場に立たされる事になります。
  安倍カラーは外交面・経済面における不安要素であると同時に、右翼層を支持層に取り込んで自民党の支持層を磐石化する集客装置でもあるのです。右寄りの層にアピールする事で伸張してきた勢力が、右寄りである事を封じ込められて自壊するのは道理というものですよ。
 右翼・復古主義でありながら親米派であるという矛盾する政治勢力の、終わりの始まりなのかもしれませんね。

2013.05.14 12:35 URL | #- [ 編集 ]

上の人↑
自民党がその極右的改憲案を突かれて少し引いたりしたとしてもその程度で自壊するような可愛げのある奴等ではないです
人権問題で強烈な反対が起これば直ぐに改憲案すら修正するでしょう
96条や9条で妥協することは無くても本当に国民の敵になる事はしない連中です
だからこそ信頼出来ないし逆の意味で信用出来る
60年近くも政権にしがみつく能力は伊達ではないです

2013.05.14 15:13 URL | 権利を守る意識 #- [ 編集 ]

kojitaken様

96条改正を歓迎してしまった方が得策では?

96条さえ改正してしまえば、1~8条廃止に手が届くよ。

2013.05.14 19:56 URL | 牧野弘幸 #v/Q4ADBU [ 編集 ]

↑96条を改正したあとの復活帝国憲法の改正条項はやはり三分の二。元首だか主権者に復帰される天皇陛下の地位を過半数で変更だなんて滅相もない。96条改正論は現行憲法を壊すためのテクニックにすぎません。

2013.05.14 21:26 URL | 野次馬 #mQop/nM. [ 編集 ]

一連の歴史問題騒ぎは、危機管理のお手本かと皮肉りたくなるくらいの素早い収拾ぶりと、自民党らしからぬ(?)「言論統制ぶり」で苦笑しましたが、今回積極的に動いた官房長官や幹事長のような人を、首相が参院選後に「うっとおしい」と考えて遠ざけたりするかどうかが、この政権が長く続くかの試金石になる気がします。あと高村副総裁とかもね。たとえば、高市早苗なんかが官房長官、幹事長だったらもっと厄介なことになっていたでしょう。それにしてもその後にあの橋下発言が出てくるあたり、政権も悪運が強いというかなんというか。

2013.05.15 15:40 URL | 串間 #GmYQECrI [ 編集 ]

話は変わりますが、左右両翼のためにかいておきます。
現状アベノミクスが成功したとか言っているマスコミやニセリフレ派は危ないです。
輸出や株価が上がったからといって市民の賃金が上がると言うことはありません。まともな経済学者やまともなリフレハ派はそう考えているはずです。
インタゲは消費や投資をやり易くするよというアナウンス乃役割。これからマネタリーベースを増やし、その資金を企業や銀行が上手く使えるようインセンティブを作れるかです。逆にいえば現状でも企業や銀行が資金を使いたい残業分野を開拓する助けができればいい可能性があると言えます。資金を増やすだけでそうなるとおもっているだけならトリクルダウンと一緒です。中途半端な経済学者です。
そしてマスコミは取り上げませんが、今のリフレ政策は一時の市民貯蓄資金の実質的減少による市民の現物品への誘引政策の面があることです。浜田教授はちゃんといっていますが、マスコミや安部政権は全く発言せず、ひどいですよ。賃金が多きな原因と思うなら、非正規やブラック企業そして将来の不確実性をなくすための社会保障政策を打ち出すべきです。

2013.05.15 20:47 URL | 基礎固め 両羽 #Se39aWuM [ 編集 ]

‘アベは実は日本一の親韓政治家’と揶揄する奴もいるが実はhsstこそアベなんかよりはるか彼方なる親韓政治家であることを思わせざるを得ない。‘横っちょの’(何が‘お隣の’だ!!)大陸の盲腸の酋長の側近がセクハラやっちゃって国中が悲鳴を上げまっくているさなかに起こったこのhsstのグローバル的問題発言。消えたよ、消えた、だから今日のシンガンス駐日大使が辞任する記者会見でエラソーに捨て台詞を吐いて屁こいて去ってったワケだ。ミョンバク野郎の末期に中国の漁船が三国志みたく‘連環’でもって押し寄せて海上保安の公務員を殺され、大きな話題になりかけた時も慰安婦の像を‘建立’して日本極悪キャンペーンでもって、見事に乗り切った故事に乗っ取り、今回も韓国のスパイhsstでもって‘グロ~~バルな’話題でもって火消完了!!、ザマ~~ミロ!!ってことさ

2013.05.15 21:57 URL | 日本がアブナヒ #- [ 編集 ]

>牧野さん
私も改憲には基本的には反対なんですが貴方の言う通り護憲派を名乗りつつも1~8条や88条限定の改憲ならば大賛成という人は多いと思いますので歓迎はやりすぎですが含みを持たせ将来左派が多数派になれた時に妨げとならない程度の反対にとどめるべきと言うなら一理あります。
個人的には"護憲派"を名乗るならたとえ不本意でも1条~8条や88条も守る様にするべき(私も内心、皇族は大嫌いですが表面上は守る様にしています)と思いますけど。

2013.05.15 22:08 URL | A #HfMzn2gY [ 編集 ]













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[鳩山由紀夫][孫崎享][植草一秀][トンデモ]鳩山由紀夫・孫崎享・植草一秀が「トンデモ本」を発刊へ(呆)
きまぐれな日々 安倍と橋下が企んだ憲法96条先行改定の状況は一変したがのコメント欄より。 http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1302.html#comment16425 今度こんな本が出ると知って遠い目になりま

2013.05.14 01:31 | kojitakenの日記

[橋下][安倍晋三]海外の報道は橋下の妄言を安倍晋三の歴史修正主義と関連づけている
国内では安倍晋三も菅義偉も稲田朋美(笑)も下村博文(笑)も産経(笑)も橋下徹をトカゲの尻尾切りの対象にしようとしているし、日本維新の怪の内部でも橋下を共同代表から下ろせ...

2013.05.16 08:23 | kojitakenの日記