きまぐれな日々

しばらくブログを更新しなかった。毎週月曜日にまとまった文章を公開する気力が減退してきたからだ。このままではズルズルほったらかして、放置ブログになりかねないので、今回は自らを奮い立たせる意味で短い記事を書く。

安倍晋三の支持率が異常に高いが、奇妙な現象が起きている。たとえば安倍晋三のTPP参加表明の是非を問う朝日新聞の世論調査に対する「支持する」の回答が71%を占めた。また、安倍晋三が民主党・野田政権が掲げた「2030年原発ゼロ」の政策を「ゼロベースで見直す」としたことの是非を問うTBSの世論調査で、こちらはさすがに7割台などという高率にはならなかったものの、「見直し賛成」51%、「反対」41%となり、約半数の回答者が安倍晋三の原発推進政策を支持した。毎日新聞の同様の問いにも、過半数には至らなかったが「見直し賛成」が「反対」を上回った。

ああ、これが日本人だと思った。第2次安倍内閣が発足する前、有権者は安倍晋三が過去にやったことを覚えているから、今回も安倍は自滅するに違いないと書いたことがあるが、甘かった。よくよく考えてみれば、A級戦犯容疑者の岸信介を戦後12年目に早くも総理大臣にしてしまったのが日本国民だった。

日本社会の「同調圧力」の強さにはほとほと呆れる。あまりにも「空気を読む」人間が多すぎる。ところが安倍晋三は前回の総理大臣時代、「空気が読めない」を略した「KY」の異名を頂戴した人間だ。国民の関心の低い「改憲」にばかりかまけて、気づいたら「消えた年金」問題で輿論が騒然となる中、支持率を急落させた。

安倍晋三が総理大臣を退いた後、誰もが安倍晋三は終わった政治家だと思ったし、私もその例外ではなかったが、「KY」安倍晋三は、KY、じゃなかった敬愛する母方の祖父・岸信介の悲願だった「憲法改正」を実現するために「再チャレンジ」を付け狙ってきた。その執念おそるべしである。安倍は、岸信介のような頭のキレはおよそないようだが、執念深さだけは岸信介のそれを受け継いでいたようだ。

そしてその機は来た。昨年の終戦記念日に、橋下徹が安倍晋三を自民党から引き抜こうとしていることを朝日新聞が「スクープ」した(実際にはマスメディアの記者たちの誰もが知っていながらそれを報じないという「空気」を朝日が破っただけだと私は推測している)ことで潮目が変わった。自民党が安倍を維新に獲られてはなるまいと思ったのかどうか、あれよあれよと安倍は総裁選に当選し、衆院選で圧勝し、「アベノミクス」の宣伝が大当たりして、かつての小泉純一郎を彷彿させる「敵なし」状態になってしまった。

その間、自民党を批判する側の言論の流行もずいぶん変わった。2006年10月の党首討論で「憲法無効論」を振りかざして時の総裁・安倍晋三(当時)に改憲を迫った民主党代表・小沢一郎(同)を、多くの「新左翼崩れ」が支持するようになった。これらニューカマーの小沢一郎の支持者たちが形成するサークル内での「同調圧力」の強さはまさに異常である。原発は「即時廃棄」でなければ「脱原発派」とは認められない一方で、なぜか孫崎享の教える「岸信介は偉大な『自主独立派』の政治家」という教義を信じなければ異端として排斥される。今では、安倍晋三を「A級戦犯の孫」として非難する「小沢信者」は誰もいなくなった。噴飯ものである。

「小沢信者」は単なる一例であって、何が言いたいかというと、「付和雷同」して「空気を読む」のは、何も安倍晋三や自民党を支持する人々ばかりではないということだ。広く日本人に染みついた悪弊である。

私は呼びかけたい。われわれは皆、内閣総理大臣・安倍晋三の「KY」を見習おうではないか、と。
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最近の注目は「選挙無効」判決。さて最高裁がどう判断するか、楽しみです。選挙無効と最高裁が判断しそうな雰囲気も感じます。地裁や高裁は空気を作る役目、そして最高裁は空気を読む慣習みたいものがあるようにも感じます。ちょっと、ブログの内容とかけ離れましたが、KYについては、共通しているものがあります。(笑)

2013.03.26 20:44 URL | somebody #- [ 編集 ]

少しいやな言い方をしますが、主さんの安倍批判には切れ味が無いようにおもいます。批判する気がないなら別ですが…

批判したいなら、真っ直ぐTPPのおかしなところや原発問題を論理的実証的につついていけばいいかと思います。他国の法律規制をかえられるISDS条項、情報開示の無さ、政府の成長見積もりが小さくて参加する意味が無い、一年でたったの参千億、かえってマイナスリスクのほうが多い、農業だけではなく保険や特許もある、それらは批准国がきめたものに従わなければ入れない、批准国九カ国の同意がないと抜け出せない、つまり交渉して非課税分野を決めることはできない、日本は諸外国に比べでも十分非課税比率多い、アメリカの次、つまりマスコミの開いた国にするとかいうのは嘘、情報開示が未だに無い、非課税分野を決めても四年間は情報開示してはいけない条項になっている、大企業だけには情報開示している、なんだそりゃ …おほん
失礼。
第二次大戦はブロック経済があったからとか言ってるマスコミがあるがアメリカはまさに中国に対してブロック経済すると政府見解出してますよ~
突っ込まないんですか。

もう突っ込みどころ満載です。まだまだありますから。

2013.03.26 21:18 URL | 基礎固め 積み重ね #GKbkLkOs [ 編集 ]

[「空気を読む」のは、 広く日本人に染みついた悪弊である。]


これの最たるものは何だと思いますか?
戦後GHQのもと日本では「公職追放」が行われました。右よりの人々は追放され、重要なポストは左翼が占領することとなりました。やや右よりの立派な人であっても空気を読んで左翼的行動をとりました。東京大学が左翼で固められたことはその後の日本に大きな影響を及ぼしました。その教授の弟子は左翼思想を引き継ぎます。やはり空気を読んで左翼思想のほうが自分が有利な立場に立てるからです。

2013.03.26 22:11 URL | zappo #- [ 編集 ]

私はその調査を初めて知ったのですが、リベラルが主導権を持てる最後の砦ともいえた「脱原発」もすでに風前の灯です。

私は必ずしも消費税に反対ではありませんが、大型間接税という名で中曽根政権がこの政策を持ち出したとき、世論は猛反発しました。しかし今ではみんな何の疑問もなく受け入れています。
自衛隊海外派遣もそうでした。当初は猛反発、しかしほとぼり冷めればなし崩し的に認めています。
TPP参加賛成は共産・社民以外はほとんど明確な反対を打ち出していません。支持率が低かった野田内閣末期でさえTPP賛成は世論の過半数を占めていたのです。

そしてひどいのはやはり小泉政権の時でしょう。
ネオリベ政策が猛烈な勢いで進められ、ひと昔前までなら世論は反発していただろうことまですべて賛同に回りました。小泉の言うことならよく分からないがすべて賛成、とばかりにいわゆるB層は、自分の首を締め上げるようなネオリベ政策を絶賛したのでした。

この国は既成事実と属人的空気に実に脆いのです(今回は安倍がというより自民党が、というべきでしょう。属党的といったほうが正確かもしれません)。
おそらく改憲案も、初めは批判的な意見が目立っても、次第に賛成が増え、国民投票でも承認される公算が大きいと思います。核装備とか徴兵制とか言い出せば反発も大きいでしょうが、この国の権力者は国民特性をよく知っていますので、そんな過激な改憲案ではなく「反対する奴は空気が読めない奴」というような一見ソフトな改革案を持ち出して国民をリードすると思われます。

実は原発事故の直後から気になっていたのは、
「いつまで脱原発の世論が持続するものか、息切れしてしまうのではないか?」
ということでした。しかも早川某や広瀬某のような、科学の皮をかぶった似非危険厨が発言をするたびにこちらはハラハラのし通しでした。
おそらく脱原発が多数を取り戻すことはもうないでしょう。次の巨大地震で事故でも起きない限り。でもそれはあってはならないこと…。ジレンマです。

一部の企業の給与が上昇したといっても、我が社の給与にはまったく反映されていません。一方で灯油は上がるわ、ティッシュペーパーも上がるわ、生活必需品の値は上がり、苦しくなっていく一方です。しかし「経済が好転している」というニュースに沸き立つ日本人は自民党を支持し続けるのでしょう。
この調子で解雇規制緩和も、生活保護の削減も、「自民党の言うことなら」とばかりに賛成派が多数を占めていくことでしょう。

2013.03.26 23:11 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

>zappoさま

占領軍は民主化しようとは思いましたが、左翼化させようとしたというのは初耳です。
普段は原典に当たるべきウィキペディアですが、以下の記載はどう思われますか?

「レッドパージ」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B8

>重要なポストは左翼が占領することとなりました

私には妄想陰謀論以外の何ものでもないように思えるのですが。

2013.03.26 23:35 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

「空気を読む」の最たるものが戦後の公職追放だって?戦争責任者は追放されて当然ですし、その後レッドパージと、進駐軍はバランスをとってます。それはともかく、戦前の日本ほど空気を読む・読まされる国はなかったと思う。大正デモクラシーの間は軍批判が行われていたのに、満州事変が始まったとたん一億団結・戦争万歳となったことは周知のとおり。戦争が終わったとたんに全員民主主義者になったことも周知のとおり。そろそろ化けの皮がはがれるのは必然。菊池寛に言わせれば、後世の評価って言ったって後世が今の連中よりましだという保証は全くない…仰せのとおりでございます。

2013.03.27 00:04 URL | 野次馬 #mQop/nM. [ 編集 ]

日本人は「○○についてどう思うか?」と問われると、自分がどう思うかではなく世間はどう考えるかを答える稀有な民族だそうです。世論調査の結果にはこの習性が働くと思います。埼玉大教授の松本正生氏は、多数派から漏れることへの不安や自己を無難な立場に置きたいという心理が影響を与えていると分析しました。長期に渡り腰を据えて…なんて常套句のような考え方をする有権者は利権でウマウマできる人くらいですよ。

連日の安倍ヨイショ報道と、毎週発表される世論調査の結果で持ち前の横並び意識を擽られた国民が安倍支持にまわり、高支持率に拍車をかける悪循環に陥っているのではないでしょうか。就任早々に電波オークション制度の撤廃を示唆し、TPPの公約で新聞の再販制度を守ると宣言した自民党を叩く理由はマスコミには見当たりません。

阿修羅を見ていると分かりますが小沢信者には似非脱原発派が多いです。例えば田中俊一の人事案に託けて菅の脱原発はインチキだと猛烈に非難していた信者達は、安倍が人事どころか原子炉の新設にまで踏み込んでもスルーです。要するに彼らにとって原発問題は政敵を攻撃するためのツールに過ぎないんですよ。ちなみに小沢信者には安倍に親和性を感じている者が少なくないように見受けられます。

2013.03.27 07:49 URL | HB #Tyz.jML6 [ 編集 ]

>飛び入りの凡人様へ

はい、仰ることはよくわかります。
「左翼」という言葉の定義が確かに難しいです。
また「右より」の定義も難しいですが、この言葉を「保守層」「愛国者」と置き換えてもらえばいいかと思います。 

ウィキペディアの「公職追放」から一部、以下抜粋します。


「公職追放によって政財界の重鎮が急遽引退し、中堅層に代替わりすること(当時、三等重役と呼ばれた)によって日本の中枢部が一気に若返った。しかし、この追放により各界の保守層の有力者の大半を追放した結果、教育機関(日教組)やマスコミ、言論等の各界、特に啓蒙を担う業界で、いわゆる「左派」勢力や共産主義のシンパが大幅に伸長する遠因になるという公職追放を推進したGHQ、アメリカにとっては大きな誤算が発生してしまう。」


レッドパージも読みましたが、やはり公職追放が先でその後に「弾圧する方針に転じた。」ということだと思います。




2013.03.27 13:43 URL | zappo #- [ 編集 ]

>野次馬様へ

{「空気を読む」の最たるものが戦後の公職追放だって?}

空気を読んで公職追放を行った、と言っているのではありません。
公職追放が行われているその時の社会で、愛国的な発言をすれば自分も追放されてしまう、という危機感を察して、つまりその時代における空気を読んで行動をする人も多かった、という意味です。

それから後半部分について。

「山本五十六」という映画の2011年版のほうを見られましたでしょうか?新聞社が世論を煽っている様子が全体にわたって描かれていました。映画で固有名詞はあやふやでしたが、朝日新聞が戦前には国民の世論を煽ったことでは有名です。何が言いたいかというと、「政治家を見張るのはマスコミ」の役割だとよく言われます。しかし、そのマスコミの暴走を止められるのは誰でしょうか?それはネット住民しかないと思います。新聞・テレビの報道・主張が完全に正しいと単純に考えないようにしましょう。(最近NHKに不信感!)

PS  私は2011年版「山本五十六」はそんなに好きではありません。なぜなら海軍善玉・陸軍悪玉論というように単純化し過ぎているからです。しかし新聞社が日本国民を煽った(戦局不利になってからの嘘の発表は大本営の責任ですが・・・)という事を伝えた功績はあると思います。

2013.03.27 14:29 URL | zappo #- [ 編集 ]

公職追放で誰がいなくなって誰がついたか調べない限り答えに近いものは出ないでしょうね。

近いというのは主体者の意図は結果とは違っていたという分析も検証する必要があるからです。

あと、経済的、個人選択、社会政策、文化政策でそれぞれの次元で左右があるので現在はひとまとまりに左翼とか右翼とかいうのはほとんど意味ないです。

保守議論を多少面白くするテーマは 小保守と大保守の違いですかね。
つまり明治維新後を保守本領とするか江戸時代やその前を保守本領とするか。
天皇制の見方、力の在り方の違いともいえるかもしれません。
維新は王政復古や新国粋主義と見れて寧ろ保守の思想的衰退という意見も有ります。
私も気持ちそう思いますね。壊して西洋思想をただ取り入れただけで、本来は時代に対する対応策として補完的に西洋思想を取り入れるという方法論を取るべきだったかと。

だいたいは思想はバランスが重要で、聞きかじりですがアメリカの個人主義は実は仲間内での交流を推進するという文化的補完があるというのを聞いたことがあります。人類学を勉強すればバランスがその民族ごとに複雑できていることがわかると思います。そしてそれはとても論理的バランスがある、宗教的ですがバランスを保つ論理が内在しているんです。

2013.03.27 23:30 URL | 基礎固め 論理 #xY95lCtw [ 編集 ]

「空気を読む」という姿勢は、多勢迎合風潮の容認・肯定にも使われるので問題ありなんだけど、東電や自民党・経団連から全柔連、相撲協会、果ては左翼政党、労働組合にまで蔓延している日本社会の独善性、視野狭窄、民意無視を見せつけられると、一定の意義も感じざるを得ないんだよね。
ま、日本人であるオレも、自戒の必要も含めてこの言葉の流行を考えたいと思います。

2013.03.28 09:50 URL | バッジ@ネオ・トロツキスト #CrLMSZ1k [ 編集 ]

今回はやや過激ですが(念の為に断わっておきますが、過激派の類ではないです)。

みなさん難しく考えすぎです。
日本は、国民が財界・政府・富裕層の結託と圧制、抑圧的政治体制に『自発的』に反旗を翻し、市民革命を起こして民主主義導入を討ち果たした国ではありません。
あくまでも、アメリカが日本に民主主義を押し付けた結果、民主化されたに過ぎません。
国民の意識も、政治家の意識も、戦前から殆ど変わってなくて、ただ憲法だけが変わった。
こんな状態で、民主制が戦後70年近くも維持できた事の方が奇跡的だったと言うだけの話です。
日本は今後、大戦前のような、大日本帝国憲法という抑圧的で非民主的だった頃に何もかもが戻っていくだけの事です。
もちろん戦前のように労働争議も激しくなりますし、右翼や左翼も復活し、日本人右翼が、戦前のように、財界や政界の大物を暗殺し、国や企業が労働争議を非合法な手段を用いて弾圧するところまで瓜二つの状態になって行く事でしょう。
憲法以外は戦前と何も変わっていないのだから、元に戻っていくのは当たり前の話なんじゃないんですかね。
ただし政治家や財界、富裕層達が思い上がり、勘違いしている点があるとすれば、現在の国民を見て、どんなに搾取しようが、抑圧しようが何も言わない従順な子猫で、どんなに酷い目に遭わせようが愚民化政策と牙を抜く手法で制御できる、と考えている事です。
つまり抑圧体制を導入しても、国民は今のように従順なままだと思い込んでいるわけです。
しかし、古今東西、旧ソ連や北朝鮮、中国のような特殊なケースを除いて、抑圧国家は必ず民衆に手によって倒されてきています。
TPPの話が出ていますが、解雇規制緩和とTPP参加がコラボで来れば、日本人の多くは、没落し、貧困層や労働者階級に転落した家庭の子供達は、男の子なら仕事を求めて海外に出稼ぎし、女の子なら風俗で働くか、裕福な日本人や外国人(アメリカ人、中国人)の愛人となって生きて行くしかない悲惨な社会に変り果てる事でしょう。
恐らく30年以内に、耐えかねた若者達による市民革命が起きて、体制崩壊をきたすか、在日米軍撤退後に親米派が消えた自衛隊によるクーデターが起こるなりして、戦前の残滓を残す体制は跡形もなく消え去る事でしょう。
絶対にありえない話ですが、仮に第二次大戦がなければ、政府は激しさを増す労働争議を押さえられなくなり、国民の憎しみの目が、華族と資産家に向かい、やがては革命が起きて、明治体制は崩壊したであろうと考えられます。
戦前の体制は経済成長の果実を資産家がほぼ独占し、国民の1割前後しかいない中流層がおこぼれに授かる酷い偏りがあったので、あの体制のままでは、経済成長による中流層の増大など見込めませんでしたし、貧富格差が革命の引き金となる現実を考えたら、革命勃発は不可避だったでしょう。
つまり日本は、歴史のやり直しをしているに過ぎないわけです。

2013.03.28 11:39 URL | 不毛な歴史のやり直しをしてるだけ #- [ 編集 ]

今回はやや過激ですが(念の為に断わっておきますが、過激派の類ではないです)。

みなさん難しく考えすぎです。
日本は、国民が財界・政府・富裕層の結託と圧制、抑圧的政治体制に『自発的』に反旗を翻し、市民革命を起こして民主主義導入を討ち果たした国ではありません。
あくまでも、アメリカが日本に民主主義を押し付けた結果、民主化されたに過ぎません。
国民の意識も、政治家の意識も、戦前から殆ど変わってなくて、ただ憲法だけが変わった。
こんな状態で、民主制が戦後70年近くも維持できた事の方が奇跡的だったと言うだけの話です。
日本は今後、大戦前のような、大日本帝国憲法という抑圧的で非民主的だった頃に何もかもが戻っていくだけの事です。
もちろん戦前のように労働争議も激しくなりますし、右翼や左翼も復活し、日本人右翼が、戦前のように、財界や政界の大物を暗殺し、国や企業が労働争議を非合法な手段を用いて弾圧するところまで瓜二つの状態になって行く事でしょう。
憲法以外は戦前と何も変わっていないのだから、元に戻っていくのは当たり前の話なんじゃないんですかね。
ただし政治家や財界、富裕層達が思い上がり、勘違いしている点があるとすれば、現在の国民を見て、どんなに搾取しようが、抑圧しようが何も言わない従順な子猫で、どんなに酷い目に遭わせようが愚民化政策と牙を抜く手法で制御できる、と考えている事です。
つまり抑圧体制を導入しても、国民は今のように従順なままだと思い込んでいるわけです。
しかし、古今東西、旧ソ連や北朝鮮、中国のような特殊なケースを除いて、抑圧国家は必ず民衆に手によって倒されてきています。
TPPの話が出ていますが、解雇規制緩和とTPP参加がコラボで来れば、日本人の多くは、没落し、貧困層や労働者階級に転落した家庭の子供達は、男の子なら仕事を求めて海外に出稼ぎし、女の子なら風○で働くか、裕福な日本人や外国人(アメリカ人、中国人)の愛○となって生きて行くしかない悲惨な社会に変り果てる事でしょう。
恐らく30年以内に、耐えかねた若者達による市民革命が起きて、体制崩壊をきたすか、在日米軍撤退後に親米派が消えた自衛隊によるクーデターが起こるなりして、戦前の残滓を残す体制は跡形もなく消え去る事でしょう。
絶対にありえない話ですが、仮に第二次大戦がなければ、政府は激しさを増す労働争議を押さえられなくなり、国民の憎しみの目が、華族と資産家に向かい、やがては革命が起きて、明治体制は崩壊したであろうと考えられます。
戦前の体制は経済成長の果実を資産家がほぼ独占し、国民の1割前後しかいない中流層がおこぼれに授かる酷い偏りがあったので、あの体制のままでは、経済成長による中流層の増大など見込めませんでしたし、貧富格差が革命の引き金となる現実を考えたら、革命勃発は不可避だったでしょう。
つまり日本は、歴史のやり直しをしているに過ぎないわけです。

2013.03.28 11:43 URL | 歴史のやり直し #- [ 編集 ]

 維新の国会議員団が中選挙区制にする案をまとめたけれどもhsst総統が小選挙区じゃないとダメなんだ!!と一蹴したそうです(日刊ゲンダイより)

2013.03.28 12:02 URL | どんな左翼にも^~同意できないキミが~‘真理’~になる~こ~とボクは信じてるか~ら~ #- [ 編集 ]

>全国1ブロックの比例代表制にすれば「一票の格差」は完全になくなる

選挙制度に関して、比例代表制と小選挙区制、どちらが学術的には優れているのか、正しいのかという話になれば、それはもう文句なしで比例代表制であるわけです。
議員という存在の本質は、直接政治に参加できない有権者の代理人に過ぎず、白紙委任状を与えられて好き放題する事など本来許されない立場です。
ここの問題に関して、必ず世論が分かれますが、その世論と、各党の姿勢とは、言うまでもなく相関性があります。
政党が各政策・改革案に賛成を示せば、その政党の支持者達の多くが賛成しますし、その逆もまた然りです。
なので各政党の得票率と議席配分率をリンクさせてやれば、議会はより民意に近い状態となり、有権者が直接政治に関与したのと近い状態になります。
当然ですが、あくまでも『代議制』なんですから、有権者が直接政治に関与したのと近い状態になる事が、民主主義の観点から最善である事は言うまでもない事です。
こうした民意と議会の直結状態を、小選挙区論者は「衆愚政治」という言葉で全否定し、国を間違った方向に暴走させると非難する人がとても多い。
もちろんこのロジック以外に反論の材料がない為ですが、優れた政治家が愚かな国民を主導するなどという妄言は、歪んだ選良思想に過ぎません。

日本の場合、比例代表制は選挙で特定の候補を落とせないから論外だとの主張があり、また多くの支持を集めていますが、こんな馬鹿げた珍説が罷り通るのは日本くらいのものです。
『選挙で特定の候補を落選させる為に、有権者が直接政治に関与したのと近い状態にする事を放棄する』こう書けば、この主張がどれだけ馬鹿げているのかがよくわかる。

新自由主義者(というより保守派)が全国1ブロックの比例代表制に反対する理由は単純明快。
過去の選挙結果を見ればわかる事だが、民主党左派、社民党、公明党、共産党が連立し、左翼政党オンリーでの政権獲得が可能だから。
混じりっ気なしの左翼政権が誕生すれば、革新政策を矢継ぎ早に成立させて、戦前の国家体制や封建的価値観の残滓を一掃するでしょうね。
日本の保守派は原則的に明治体制の擁護者であり、戦前や封建的価値観の残滓の上に成り立っている為、左翼政権が残滓を一掃すれば支持基盤を失う。
保守派はそれを理解しているから、全国1ブロックの比例代表制に反対しているわけです。
そもそも現行の比例代表制にブロック制が導入された事に関しても、共産党の勢力を殺ぐ為の策謀だったとする説があるくらいですからね。
KOJITAKENさんは理解した上で皮肉を書いたんだろうけど。

みんなの党は保守政党でありながら比例代表制を支持しているが、あれは同党が政策に対し原理主義的である為だろうと見ている。

2013.03.29 04:46 URL | はてブに書けないのでこっちで #- [ 編集 ]

>zappoさま

それは右派・左派の定義よりも「空気を読む」の定義の問題ではないでしょうか。
戦争遂行者が責任を問われるのは当然のことですが、レッドパージは明らかに違法な弾圧です。右とか左とかの問題じゃない。

戦前は大正デモクラシーで代表されるように、労働運動や市民運動が強くあらわれ、官憲との衝突を経ながらも戦後まで思想が息づいていました。
空気を読んだのは、こうした自由主義・国民主権の動きに対し、戦争となるやいなや突然愛国者を演じて戦争を煽った者たちです。

ですから戦後に左派的な言論が広がったとしても、それは戦前の市民運動の再燃といっていいものでした。ですから彼らは「空気を読んだ」のではなく、抑圧されていた言論を復活させたに過ぎないのです。

「大正デモクラシー」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%AD%A3%E3%83%87%E3%83%A2%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%BC

ウィキペディアはソース自体がトンデモを含んでいる場合も多く(秒刊SUNDAYや日刊SPAといったネットイエロージャーナリズムをソースにしている場合もある)、鵜呑みにはできませんが、この記述に関してはソースの信頼度から問題ない記述と思われます。

もちろん、戦中の戦争賛美者が終戦と同時に平和主義者に変わった例もあります。「主婦之友」なんかその好例です。せめて朝日のように自分の姿勢を総括せよ、と言いたいです。しかし戦争賛美の執筆をしてきた作家が戦後は責任を感じて隠居するといった例も少なくありません。
要するに戦前からくすぶっていた左派勢力が終戦とともに息を吹き返した、それを「空気を読んだ」というのは違うと思います。アメリカは自分の望まぬ勢力が必然的に伸びることを見誤っていたのですよ。

30年以上も前「ブリキの太鼓」という映画がありました。この映画で主人公の父親は部屋に掲げていたベートーベンの肖像画を、ナチスの進撃とともにヒトラーに変えます。そしてナチスが不利と見るやベートーベンに付け替えるのです。
「空気を読む」とはこういうことです。

2013.03.30 00:18 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

>飛び入りの凡人様へ

「大正デモクラシー」をざっと読みました。
改めて戦前に日本人自身で民主主義の社会の実現を成し遂げかけていたのだと感じました。

しかし戦後教育において、
「戦前の日本を完全に悪者扱いにして、GHQにより日本に民主主義が与えられた。」
という主張が何の違和感もなく語られたりしています。つまり占領下で創られた日本国憲法によって民主主義国家になったんだという考え方です。

ポツダム宣言の第10項では
「日本国国民ノ間ニ於ケル民主主義的傾向ノ復活強化ニ対スル一切ノ障碍ヲ除去スヘシ」 となっています。

「復活」強化なのです。しかし米国は日本に民主主義など無かったものとして教育改革を行っていきました。

戦後レジームの脱却って6年前には理解できなかったのですが今では少しずつ理解できるようになりました。

2013.03.30 17:09 URL | zappo #- [ 編集 ]

zappoさんへ

そこまで来たのなら、もう一歩、踏み込んで欲しいものだな。

>「大正デモクラシー」をざっと読みました。
>改めて戦前に日本人自身で民主主義の社会の実現を成し遂げかけていたのだと感じました。

それは事実に反します。
少なくとも大正デモクラシーの時代には、そこまでの力はありませんでしたし、だからこそ軍国体制に突き進んだのです。
そもそも大日本帝国憲法は専制国家のプロイセン憲法を真似て作った極めて抑圧的なもので、改憲には革命級のエネルギーが必要です。
実際にプロイセンは、ドイツ革命を経なければ、民主主義国家に生まれ変われなかったのですから。
また民主主義を成就させるという事は、市民革命を経た国と国民意識が同等になる事を意味しますし、戦前の国民の水準がそこまで高度でなかった事は明白ですよ。
従って、

>つまり占領下で創られた日本国憲法によって民主主義国家になった

というのは、紛れもない事実です。
戦前の日本は、例えるならドイツ革命前のプロイセンに限りなく近い状態であり(そもそも明治体制に都合がよいという理由でプロイセンを手本に憲法を作ったのだから、抑圧的な体質が似寄るのは当然の帰結です)、民主主義国とは程遠い有様だったわけです。
ありていに言えば、革命を経なければ民主主義国家に生まれ変われなかったプロイセンの憲法を真似たのが間違いの元です。
選挙をやっていたとか、議院内閣制をやっていたから民主主義国だなどと言う人がいますが、あれなどは噴飯ものですよ。
イギリス労働党が結党されたのは1906年ですが、幸徳秋水を無実と知りながら、社会主義勢力を弾圧する為に虐殺した大逆事件があったのは4年後の1910年です。
こんな事をやっていた野蛮な後進国が民主主義国だなんて余所の国で言ったら、本当に馬鹿にされますよ。

また、戦前から続いた民主主義の担い手達は、戦後、社会党や共産党の人間となったわけです。
ところが冷戦崩壊後に社会党は解党し、共産党は弱体化し、民主主義の担い手だった勢力が総崩れしました。
民主党については、リベラル派の代表的政治家である菅が小選挙区制導入派だった事実からもわかるように、民主主義の担い手の継承政党ではありません。
あの政党の本質は、戦後民主主義の担い手になった勢力を、保守勢力と抱合せる事で、無力化させるというものです。
菅にはその他、中曽根が社会党解党工作として行った国鉄分割民営化に賛成し、社会党にも社会民主主義の放棄を迫った事実があり、
戦後民主主義の担い手となった左翼勢力を積極的に解体してきた胡散臭い面もあり、民主党と菅のせいで、戦後民主主義を担ってきた勢力は、無茶苦茶にされてしまいましたね。

だから社会党解党、共産党弱体化と民主主義の後退がリンクして起きているのは、偶然でも何でもないんですよ。

せめて共産党の党勢でも拡大してくれて、民主党の旧社会党勢力が民主党を離脱して社民党と再合流して、議会で三割程度の議席を回復するようにでもなれば、マスコミも彼らの主張を取り上げないわけには行かないので、民主主義の後退に歯止めも掛かるのでしょうが、そのシナリオはほぼ絶望的なので、戦前の抑圧体制への回帰が図られて、安倍氏らの大願が成就するのでしょうね。

戦後レジームからの脱却というのは、社会党や共産党などの左翼勢力を完全排除し、軍国体制になる直前の抑圧体制に戻すという意味に過ぎませんよ。

2013.03.30 19:17 URL | この国は詰んでるのかも #- [ 編集 ]

>この国は結んでいるのかも様へ

私は近代史の論争の時にいつも思う事があります。
我々現在人はどうしても今の視点から物事の善悪を判断してしまいます。人類の歴史は戦争の歴史でもあり民主主義の発展にも非常に長い年月を要しました。自分がもしその時代の判断を任された人間だったらどういう決断をしただろうか?という現実的な謙虚な姿勢も必要かと思います。

5・15や2・26事件あたりからはさすがにもっと別のやり方があったのでは?と残念に思います。
しかし1876年の日朝修好条約、1895年の下関条約(第1条で朝鮮国を独立自主の国である事を清に認めさせた)、そして1905年の保護国化、1910年の日韓併合という流れは”あの時代においては”概ね妥当な決断だと私は考えます。アジア史日本史だけで考えるのではなく当時の欧米列強の様子も含んだ世界史的観点から考えなければなりません。パクチョンヒ大統領も「概ね妥当な支配だった」という言葉を残しています。当時の李氏朝鮮の身分制度社会等の圧制やロシアの脅威、それらを無視して理想論だけ言っていてもダメだと思います。つまり、


[1910年です。
こんな事をやっていた野蛮な後進国が民主主義国だなんて余所の国で言ったら、本当に馬鹿にされますよ。]

とあります。確かに野蛮だったかもしれません。
しかしあの時代に諸外国の感覚から見て「野蛮な後進国日本」となっていたかは私は大いに疑問です。

1900年に義和団の乱がありました。欧米列強各国が軍隊を派遣しました。日本も遅れて派遣しました。その時の日本の軍隊は規律が守られていて非常に優秀だったそうです。私は1902年というあの時代に英国と日本が同盟を結べたのは凄いことで不思議だなあと思っていましたが、義和団の乱で日本の世界的信用が高まったからというのも大きな理由のようです。そして1910年の韓国併合も欧米列強は特に異議を唱えずに当然のことのようになされたと思います。今から見れば「悪いこと」になるのかもしれません。しかし日帝36年の恨みと言われることに対しては疑問を感じます。日本の朝鮮半島統治は欧米列強の植民地とはその搾取・投資などの観点からも全く違います。今の感覚からすれば問題もあるかもしれませんがあの時代においては朝鮮半島の近代化という観点から評価できると思います。



2013.03.31 15:31 URL | zappo #- [ 編集 ]

「おおむね妥当」って誰の目で見てるの?「日本人だから日本人の目」か?そうならば「当時の基準では」論は言い訳のためでしかな。昔からそんな議論をする人々は、いつのまにか「日本はアジアの独立に貢献した」とか言い出す。それは当時の基準論ではもはやない、支離滅裂だ。い訳しか考えていないのだ。だから「どうすればよかった」という視点が生まれない。第一次大戦で帝国主義の時代は終わったにもかかわらず目をつむる。3・1抗日運動を見れば独立の必要は明らかだったはずだ。それは併合後たった9年のことだったのだ。
なお、日英同盟は対ロ戦略上双方の利害が一致したということであって、紳士のイギリスがアジアの騎士日本を認めたなんて粗雑な外交は存在しない。

2013.03.31 20:59 URL | 野次馬 #- [ 編集 ]

はて、同調圧力とは、いったい具体的に何を指しているのでしょうか?
支持率が高い=同調圧力と言っているように聞こえますが、そうすると議会制民主主義は、すべて同調圧力がないと成立しないということを言いたいのでしょうか?
選挙に勝ったら、過半数をとったら全て同調圧力と言われてしまっては、国民も政治家もたまりませんな。

2013.03.31 21:50 URL | 新参者 #5ro8DsWA [ 編集 ]

「安部晋三」彼は父方の祖父で悪名高いA級戦犯岸信介に心酔いしている日本軍国主義者、日本帝国主義者であり、民主主義と対極にいる人物ですね。
反面教師とするような人物ですよ。
多くの国ではこういった人物を民衆の力で権力から追い落として民主主義を勝ち取ったきているのですが、日本では、こういった人物が選挙で選ばれ、絶大の支持を誇り、右にならえしてしまうのですから、なぜ、日本は民主主義を自らの力で勝ち取れなかったのか?なぜ民主主義の敵、石原慎太郎、橋下徹といったファシストが選挙で圧勝するのか?
なるほど納得できます。
民主主義を勝ち取れなかったばかりか、与えられた民主主義をも国民自らの手で一生懸命破壊しまくっているのですから、どうにもこうにも救いようがありません。
民主主義が好きな人は、日本から亡命するのも賢明な選択かもしれません。
ただ他国に移住できる人は、それなりに実力のある人しか不可能。
他国へ移住するのも弱肉強食の世界なのですかから本当に悲しいです。

2013.04.01 02:28 URL | 風てん #- [ 編集 ]

>野次馬様へ

[「おおむね妥当」って誰の目で見てるの?「日本人だから日本人の目」か?]

日本人だけでなく、パククネ新大統領のお父様のパクチョンヒ(朴正煕)大統領が代表格です。

以下ウィキペディアより引用

[福田赳夫が韓国を訪問した際、酒席において日韓の閣僚たちが日本語で会話をしている最中、韓国側のある高官が過去の日本統治時代を批判する旨の発言を始めたところ、彼を宥めたうえでこう語っている。

日本の朝鮮統治はそう悪かったと思わない。自分は非常に貧しい農村の子供で学校にも行けなかったのに、日本人が来て義務教育を受けさせない親は罰すると命令したので、親は仕方なしに大事な労働力だった自分を学校に行かせてくれた。すると成績がよかったので、日本人の先生が師範学校に行けと勧めてくれた。さらに軍官学校を経て東京の陸軍士官学校に進学し、首席で卒業することができた。卒業式では日本人を含めた卒業生を代表して答辞を読んだ。日本の教育は割りと公平だったと思うし、日本のやった政治も私は感情的に非難するつもりもない、むしろ私は評価している。]

その次に思い浮かぶのは、拓殖大学国際学部教授の呉善花先生です。

検索をかけるとyoutubeもでてきますし是非見て下さい。非常に尊敬できる立派な方です。先生の本で読みやすい本もありますがその他結構専門的な韓国併合までの経緯の本も書かれています。私はそれも読みました。この本は朝鮮半島の歴史の初心者にはちょっとしんどいです。(まあ私も初心者ですが頑張って全部読みました。)




2013.04.01 20:14 URL | zappo #- [ 編集 ]

>野次馬さまへ

誤解があってはいけないので少し追加します。
現在の韓国大統領パククネ氏は、日本と韓国を両方知っていて公平な視点で見ることができた父パクチョンヒの気持ちを必ず理解できていると思います。それを表現したくても今の韓国国民の世論を考慮してできないのが現実です。これを時間をかけてでもどう融和にもっていくかです。非常に難しいことですが彼女のあとにでてくる大統領は反日思想の人物しか出てこないように思います。日韓がわかり合える最後のチャンスだと思います。

決して”日本人は全く悪くなかった”ということを主張するために引用したのではありませんので・・。

2013.04.02 08:42 URL | zappo #- [ 編集 ]

右顧左眄する「日本人の気持ち」は誰にもわからないでしょう。まして韓国人の感情はわかりません。朴正ヒの気持ちもクネさんの気持ちも私には全くわかりません。酒席の発言(ガセの可能性大いにあり)の趣旨もわかりません。都合のいいエセ報道をつないでおらるようですが、ご再考をお勧めします。

2013.04.02 10:45 URL | 野次馬 #mQop/nM. [ 編集 ]

>野次馬様へ

[ガセの可能性・・・・・・都合のいいエセ報道]

昨年12月の韓国大統領選挙で対立候補のムンジェイン(文在寅)氏がパククネ候補を「親日派高木正雄の娘」というレッテルで攻撃した話は有名ですね。ノムヒョン大統領が反日政策を強化し、ますますそれが強まっている社会では、このレッテル貼りは非常に有効です。

問題は、パククネ氏の
「千年間、加害者と被害者という立場は変わることはない。」
をどう捉えるかです。
私はこの発言を好意的に捉えたいです。下記のように彼女は考えているのではないでしょうか。

「これで国内的には親日のレッテルは剥がされる。日本に対しては、千年間も恨み続けるというのはいかがなものか?というように日本の左翼勢力が思い始める。どうにもならない韓国世論よりも民主的国家の日本の世論からまず反日の無意味さに気付いてほしい。」

そういう思いであることを願っています。

あまりにも楽観的だとの批判があると思います。しかしそれなら私は問います。千年間も過去のことで恨み続けるっておかしいと思わないですか?

2013.04.02 15:31 URL | zappo #- [ 編集 ]

植民地支配を、犯罪の被害者(韓国)、犯罪の加害者(日本)に置き換えて説明する人がいるけど、反論する人は、植民地支配は犯罪とは異なると言う。
確かに犯罪とは異なるが、植民地支配を受けた側の心理としては、犯罪の被害者側の心理と同じである事は、言うまでもない事。
もしこれが本気で理解できないなら、犯罪被害者側の心理が理解できないというに等しく、人としてちょっとどうかと思うよ。
植民地支配に関して、日本が韓国の近代化に寄与した事例を挙げて、だから日本は良い事をしたのだ、という主張についても。
これは犯罪の被害者の視点から見れば、犯罪の加害者が、加害の償いにお金を沢山出した、という話に置き換えられると思う。
判り易くいえば、これが殺人事件だったとして、身内を喪った被害者遺族に、加害者の大金持ちの親が数億円の現金をポンと積んで「金を受け取ったんだから息子(娘)のやった犯罪の事は忘れろ」と高圧的な態度を取るのと同じ。
言うまでもない事だが、札束でこの種の問題を解決しようとする人間がいれば、世間は「クズ野郎!」と罵り、白眼視する。
また性犯罪だと金で示談にさせられ、被害者が納得できないまま口を塞がれるケースが多々あるが(弁護士が糞野郎で、無理やり金を掴ますんだよ、ああいうの)、世間の反応はやはり「金で解決する恥知らず」と加害者側を白眼視する。
そもそも論として、近代化に寄与したから植民地支配は正しかった、等というロジックは、民族主義的には絶対に成立しない。
結局、どんな言葉で取り繕おうが、韓国側が納得しないのは当たり前であって、納得しない韓国に「いつまで謝り続けなければならないんだ?」と切れてる人間はまともに考える脳味噌を持たないアホって事。

それから戦前の日本に民主主義があったか否かでは、当時の基準に照らそうが、そんなものがなかったのは明白。
戦前の日本は欧州が民主主義を獲得して行く過程を辿って行った段階に過ぎず、民主主義国になる前の段階でしかなかった。
原因も国が民主主義の担い手だった社会主義勢力を、容認すれば天皇制が解体されると危機感を抱き、徹底弾圧を行った為だとはっきりしている。
むろん解体されるものには反民主主義的な専制的要素を多分に含んだ明治体制も含まれており、専制の維持・民主化阻止を目的として、戦前の政府は社会主義勢力を弾圧していた。

2013.04.02 18:50 URL | 常識で考えよう #- [ 編集 ]

>常識で考えよう様へ

結局バランスの問題でしょうね。日本の良質な保守層は反省謝罪の心を持ちつつ韓国政府も1965年の日韓条約による謝罪資金援助の事実等を広く韓国国民に知らせて欲しいと思っています。

一方、在特会のような行動は「人としてどうかな」という感じです。言ってはいけない言葉を連呼するあの暴力的なデモはやめて欲しいです。

反省謝罪無しで日本の良かったところのみ主張するはダメ
日本人は韓国人を奴隷のように扱って経済もガタガタにしたもダメ

ということでしょう。極論は止めて中庸というか事実を見る必要があります。

このことに関係する表現が朝日新聞にありましたので下記に少し引用します。昨年12月8日(土)朝刊の国際欄の韓国大統領選挙前の記事より。

「富む財閥 苦しむ庶民
急増する自殺者 
日本の植民地支配や朝鮮戦争の荒廃から立ち直り、休戦時(1953年)に70ドル足らずだった国民所得は2万ドルを超えた。」

これって韓国の経済に関する話ですよね。民族主義の尊重はここでは別の話でしょう。その経済の話をしている時に”日本の植民地支配や”という書き方をされると知らない人は日本が植民地政策によって韓国経済までもメチャメチャにした、と覚えてしまいます。

こういうきめ細かな情報操作を左巻きの新聞はやってくれるので、良質な保守層までもが過激になってしまう恐れがあると思います。反省謝罪はしますが事実と違うことで貶められると腹が立つのは当然です。
日本人のやってきたいいこと悪いこととバランス良く両方とも伝えていく必要があるでしょう。

それができていないのが「NHKの国会中継youtube削除事件」です。著作権を理由に中山成彬議員の「日本人のやってきたいいこと及び悪いことが捏造であった証明」の説明が削除されました。
しかし一方で「日本人のやった悪いこと」を説明した辻元清美は削除されずに残っています。

私は現在、韓国より日本のほうが民主主義というか主義主張の自由は広く許されている国だと思ってきました。しかし日本も危ないです。「片方削除もう片方は残す」って許されるのでしょうか?

2013.04.03 01:32 URL | zappo #- [ 編集 ]

高木正雄さんは朴正ヒさんの日本名ですからガセではありません。対して日本の「当時の基準派」は捏造が大好きです。自分がしょっちゅう騙されるから他人も同じだということでしょう。

さて千年うらみ続けることはないでしょうな、多分。日本も蒙古来襲から700年でうらんではいない。でも蒙古来襲は日本のナショナリズムの根幹にありますしこれからもそうでしょう。700年後、半島のナショナリズムの根幹にも抗日運動があり続けることでしょう。中国もそうなるでしょう、もっと大きなスケールで。

表現の自由は存在する間にエンジョイするしかないでしょう。もうじき帝国憲法復活ですから。

2013.04.03 13:22 URL | 野次馬 #mQop/nM. [ 編集 ]

一番空気読んでるのは与野党の政治家や評論家ではないですか。
大規模金融緩和主張する日銀総裁人事に簡単に同意してしまったことなど、その典型でしょう。
アベノミクスが破綻することは必至だと思います。あの無謀な太平洋戦争でも、最初の半年は快進撃したわけです。それは状況に助けられただけのことでした。
今のアベノミクスも同じでしょう。バブルは必ず弾ける時が来ます。そして、その反動として経済混乱が起こることは過去の歴史が教えるところです。遠くない将来に予想される経済混乱は過去に例がないほどに過酷なものとなるでしょう。
今からでも遅くはないから(そう信じたい)、速やかに現在の経済政策が修正されることを希望します。

あと、憲法改正なんて無意味な労力の無駄ですね。そんなことするより、もっと大事な政治課題は山積みでしょうに。
憲法改正言う政治家は、現実の政治課題から逃げているように思われます。

2013.04.05 21:04 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]













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