だが、16日解散に至るまでは確かに急展開だったため、マスメディアが「第三極」と呼ぶところの極右政党群が、解散が早まらなければ彼らが数か月かけてメディアの注目を引きつけながら展開したであろう離合集散が急ピッチのドタバタ劇で繰り広げられた。行き着いた先は、しばらく前から最後にはこうなるのではないかと思っていたところの、石原慎太郎と橋下徹の野合だった。その醜悪さには目をそむけるばかりだった。
特にひどかったのは、15日に、それまで小沢一郎の「国民の生活が第一」を中心としたいくつかの小政党が形成する「民意の実現を図る国民連合」に加わると見られていた「減税日本」(代表・河村たかし)が突如「たちあがれ日本」を改称した「太陽の党」(代表・石原慎太郎)との合流を発表したと思ったら、翌16日、つまり衆議院解散の日には、「日本維新の会」代表(当時)の橋下徹が東京に出向いて石原と会談し、その結果今度は日本維新の会が太陽の党を事実上吸収合併する一方で、太陽の党と減税日本の合流は反古にされたことである。
ある時期から橋下徹と河村たかしの間で確執があったことはもう誰でも知っていることだが、橋下と石原が互いに組みたがっていることが最近ミエミエになっていた。そこで河村は石原にコバンザメにように食いつくことで、つまり石原の配下にしてもらうことで、維新と石原一派が合流する政党に入れてもらおうとしたものだろう。しかし、橋下は冷徹に河村たかしを引き剥がした。
橋下はその理由を政策の違いとかなんとか言っているが、大の原発推進派である石原と組むに当たって「脱原発」の看板を下ろした橋下がそんなことをいうのは噴飯ものだ。そもそも「減税」で入りを減らす河村の政策も、「バサーッと切る」が口癖の歳出減志向の橋下の政策も、ともに過激な新自由主義であって政策に違いなど全くない。橋下は、ただ単に河村たかしという人間が気に食わないだけなのである。
政策の違いで最も大きいのは、石原と橋下、または石原と河村の原発政策である。橋下も河村もともに「脱原発」を表明していた。一方、石原は昨年の東電原発事故の直後に福島を訪れて原発推進論をぶったほどの過激な原発推進派である。その石原と河村がいったん手を組んだことや、石原と橋下が手を組んだことは、河村や橋下の「脱原発」の主張が「人気とり」の目的以外の何物でもないことを意味する。
脱線するが、ついでに書いておくと、民主党と「国民の生活が第一」も「脱原発(依存)」政党であるとは私は認めていない。両党とも核燃サイクル存続を主張する議員が多く、それは両党に属する政治家が「脱原発とは何か」を理解していないからである。彼らは「なんちゃって脱原発」派に過ぎないし、民主党には原発推進派も大勢いる。親分の小沢一郎の言いつけを聞いて「脱原発派」と称している「生活」も内実はどうだかわからないし、そもそも代表の小沢一郎は、1991年の青森県知事で核燃サイクル推進派の現職を当選させるために剛腕を発揮したこと、2007年に日立製作所のエンジニア上がりの大畠章宏の進言を容れて民主党のエネルギー政策を原発の積極的推進に転換したこと、それに昨年の民主党代表選で原発推進派の海江田万里を推したことなどについて、何の総括もしていない。これは、たとえてみれば戦争犯罪人が敗戦後何も言わずに平和主義者に転向したようなものである。そのような態度は無責任そのものだろう。小沢は、まず自らの原発推進の責任を総括しなければならない。
そんな「国民の生活が第一」あるいな民主党にしても、原発をゼロにする年限を掲げているだけ、それがたとえ民主党のように「2030年代」という悠長なものであっても、「脱原発」自体を引っ込めてしまった「日本維新の会」よりはよほどマシだといえるだろう。
そもそも、今年5月に橋下は「脱原発を争点に総選挙をやれ」と言っていたことを私は忘れていない。今後の選挙戦において、本当の「脱原発」政党である社共はもちろん、民主党や生活党も維新のこのふざけた姿勢を厳しく追及すべきだろう。小沢一郎はこれまで橋下と組む気満々で、配下の者に「橋下の悪口は言うな」と厳命していたと聞くが、そういう己の誤った態度を自己批判するとともに、橋下に切り込んでいかなければならない。もっともそれが小沢にできるか、私は知らないけれど。
ついでに書いておくと、解散2日前の11月14日になってもまだ下記のようにつぶやいていた飯田哲也にも、脱原発派の知識人としての責任を問いたい。
NHKも報道。本当に解散か....?もしそうなら、小沢&維新封じと選挙後の連携で、野田官邸周りと自公が野合したか?(NHK11/14)衆院選 来月4日公示・16日投票へ http://nhk.jp/N44Y5evj
「維新封じ」などと被害妄想に浸っている暇があるなら、なぜ橋下と石原慎太郎の野合に飯田は口をつぐんでいるのか。知識人としての責任ある態度のかけらも見られない飯田には呆れるほかはない。
ところで解散前後の15, 16日と17, 18日の朝日新聞の世論調査で、比例区の投票先を問う設問に対して、17, 18日の数字で自民22%(15, 16日23%)、民主15%(同16%)、維新6%(同6%=維新と太陽の合計)という数字が出ている。
これは、今後テレビに各党の政治家、特に橋下徹がテレビに出演を重ねていくことで大きく変わると思うが、解散前と比較して自民と維新が支持率を大きく下げ、民主はやや上げたものの自民と維新の減少分に対応するほどではなく、小沢の「国民の生活が第一」に至っては、政党支持率、比例区の投票先とも、朝日の17, 18日の調査で「0%」という数字をたたき出す惨状だ。阿部知子が離党し、重野安正幹事長までもが病気で出馬を断念した社民党でさえ政党支持率は生活と同じ0%だが、比例区の投票先では1%の数字となっており、小沢新党の勢いはいまや社民党以下に落ちてしまった。
「小沢信者」は世論調査は「マスゴミ」の捏造だとか、「マスゴミ」の小沢隠しのせいだとか言っているが、事実がどうかは選挙結果が明らかにするだろう。ちなみに民主党にもいえることだが旧自由党も、事前の世論調査で支持が低い割には選挙でそれなりの議席数を獲得する傾向があるので、生活党も多ければ議席を2桁に載せることもあり得ると、私はその程度にはみつもっている。しかしそれ以上ではあり得ない。いつまでも橋下に秋波を送り続けて相手にされなかったことや、カルト的な信者に担がれ、最近では岸信介や佐藤栄作を信奉している孫崎享を講師に招いて「戦後史の正体」を勉強しているという彼らに、自民党や自由党時代からの熱心だった支持者の間にも愛想を尽かしている人たちが多いのではないかと私は想像している。
ここでまた脱線するが、たとえば小沢一郎が師と仰ぐ田中角栄について書かれた早野透(元朝日新聞記者)の『田中角栄 - 戦後日本の悲しき自画像』(中公新書)には田中角栄の憲法観が言及されていて、角栄は日本国憲法に懐疑的な考えを持ち、時には改憲志向と思われる発言を野党に批判されたりしながらも、憲法はこの先100年は変えなくて良いと角栄が言ったことなどが紹介されている。しかし、孫崎の『戦後史の正体』には、親米・反米による政治家の色分けはあっても、日本国憲法に対するスタンスの色分けは皆無だ。以前にも当ブログに書いたように、孫崎は核武装を視野に入れていた岸信介や、同じく核武装を検討させた佐藤栄作(その結果は核武装に否定的だったが)などを称揚している。そんな本を、少し前には「脱原発に頑張る橋下市長を応援しよう」と言っていた某左翼人士が絶賛している。岸信介を信奉する保守人士である孫崎享を、吉田茂−田中角栄の系譜を継ぐ小沢一郎の陣営が「先生」格に祭り上げるばかりか、日本共産党の幹部級党員だったはずの編集者まで絶賛する。ちょっと私には信じられない光景だ。
これほど時代が大きく狂ってしまうと、気力も萎えそうになってしまうが、その気力を振り絞ってなんとか週1回のブログの更新を続けている。しかしその気力も、総選挙後というか来年以降はいつまで続くか自信がなくなってきた。私自身は次の選挙では自民党、民主党、維新の怪、国民の生活が第一のいずれにも投票しない。
そんな人間が最後っ屁を放っておくが、国民の生活が第一はリベラル勢力の軸には間違ってもなり得ない。かつて角栄に対してクーデターを起こした竹下登のように、小沢一郎を乗り越えようとする人間が現れなければあの集団は変わらないが、そんなポテンシャルのある人間はあの集団にはいない。小沢が切ってしまったからだ。あるいは、自分たちが田中角栄に対してクーデターを起こして権力を掌握していった小沢にとっては、同じことを起こす可能性のある人間は周囲に置いておけないのかもしれない。そんな人間がトップに立っている集団は、ボスと一緒に命脈が尽きるだけだろう。
- 関連記事
-
- 維新の怪・僭称「脱原発」・社民党など政党の堕落に呆れる (2012/11/26)
- 衆議院解散に慌てて野合した橋下徹と石原慎太郎の醜態 (2012/11/19)
- たとえ「脱原発」が総選挙の争点になろうとも (2012/08/27)
>河村や橋下の「脱原発」の主張が「人気とり」の目的以外の何物でもないことを意味する。
彼らの薄汚い、退廃的な政治手法を断罪されているこの文言に感動です。
原発・放射能汚染の問題は「人命最優先」の決意、立場に立って、即時対応しない限りは解決しないと思います。この立場こそが現実理念に基づき、現実的に人々を有効に救える原点だと思います。
fukushimaの原発事情はもはや、「原発と安全は共存できない」ことを明確に実証しました。
このような状況に立ち至り、今選挙を前にして、多くの政治家、政党は「脱原発もどき」の政策を出して有権者を欺き、篭絡しております。 根底において「人命最優先」の決意、立場に立たず、ただ脱原発を道具として票を集めようとするような政治家、政党をどしどし暴いて行くことが今
住民、国民の命を守るためには緊急に必用なことだと思いました。
2012.11.19 11:20 URL | 矛盾元太郎 #wMyNaENg [ 編集 ]
亀井静香が新党結成するそうです。
亀井静香氏が新党結成へ/反TPP、山田元農相らと
http://www.shikoku-np.co.jp/national/main/20121119000164
亀井静香は郵政民営化に反対してきましたから、反TPPというのはわかりやすいですし、平沼もこちらに来たほうがいいのではないでしょうかね。
2012.11.19 12:39 URL | nessko #aIcUnOeo [ 編集 ]
野田の党首討論は中身はともかく理路整然、何よりも声がよどみなく通ってました。これで四文字熟語かなんか連発すれば、比較で安倍はもっと下がるでしょう。ひるがえって極右はテレビの露出度が減らされ、今までのようにニュースと称するプロパガンダ(特に大越だな)ができなくなるでしょう。安倍や原の下連合を落とすためにどうしようか…と思う今日この頃であります。
2012.11.19 17:55 URL | 野次馬 #195Lvy4Y [ 編集 ]
維新と太陽の合併、代表が石原になっているところがミソっぽい。
選挙の結果いかんで橋下と松井が態度を変えてきそうな気がしてならない。
このまま橋下本人が衆院選出馬をしないとしよう。
この場合、維新が大敗、または結果が良くても連立でごたついたら、後は石原に任せて彼らは国政から逃走する可能性がある。
代表代行という形で一歩下がったことで、結局は結果オーライを狙った責任回避に見えてしまう。
何だか、以前の「脱原発宣言」と同じ臭気がぷんぷん漂ってくる。
あれも最初から嘘というよりは、実現がたやすいと甘くみていて途中でおかしくなったから投げ出したというほうが、いつもの橋下らしい感じがするんだよ。
あの男は自分が無能無策であることは絶対に認めないし反省もしないよ。
馬鹿と思われるくらいなら嘘つきだと言われたほうが、本人もマシと考えているよ、きっと。
行動を見ていればそれくらいわかると思うけどね。
2012.11.19 19:55 URL | 元大阪府民からの伝言 #- [ 編集 ]
町田徹が亀井静香を批判していたけれど「余計なお世話だ、バカヤロー」ですね。
「郵政族ではないのに亀井氏が郵政民営化に反対するのはおかしい」と言っていたけれど、それは「亀井氏」を「国民」と置き換えて考えることもダメだということになるし。
日経上がりは一生そうなんだろうと言われてしまうさ。
小沢一郎が完全無罪になりましたが支持者が「尻尾が犬を振り回すな」と暴れるのが目に浮かびます。
2012.11.19 20:48 URL | 不肖の弟子 #hgGo7H3Q [ 編集 ]
マスコミが石原・橋下連合を過剰に報道しすぎなんですよ。マスコミは石原はともかく、橋下には影響力が強くなって欲しい願望があるのが見え見えです。
「小異を捨て」というが、それで失敗したのが民主党だということがわかってないようです。2人の政策の差は「小異」と呼ぶには大きすぎます。ともあれ、支持率数%程度の党をこれほどまでに連呼するマスコミのバカさ加減には呆れかえります。
野田の発言は実に堂々としていますね。思想的には安倍、石破に負けないくらいの政治タカ派で、前原、小泉と同じくらいのネオリベなので全然支持しませんが、対する自民が安倍のようなアホウを担ぎ出したので気分は暗澹としています。
「子供に妙な名前を付ける親を指導しなくてはいけない」などと、子供の命名まで国家管理しようとする安倍の相変わらずのKY発言は自民の支持者をどんどん減らしてしまいますよ。
共産党批判をここで何度も繰り返した私ですが、やっぱり比例の投票先は共産しかないのかな・・・。
生活の小沢については影が薄くなりましたね。今のところ小沢信者以外に支持の広がりはないようです。
ここでも小沢信者さんが「小沢派という大きな政治勢力」というようなことを言っていましたが、世間の風の冷たさを彼らは思い知ることになるでしょう。そういう発言は大政党の中にいたからこそできただけだということを。
2012.11.19 22:35 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]
古寺さん、もはやお手上げの様ですね。
つまり自民も民主の野田・前原派も、そして維新の会も石原もみんな同じ穴の狢であったということですよ。
そして彼らの立つ共通の立脚点は、アメリカ追従の現体制護持という点だったということです。
これはつまりアメリカにより作られた土俵の上で花相撲を取っているようなものだということです。
だからこそ彼らは、原発にも増税にもTPPにも、すべてに反対の姿勢を出すことは、たとえその方が彼らにとって国民受けが良くても無理なわけです。
それはこれらはすべてアメリカの戦略下にある属国日本に与えられた使命でもある国策だからです。
その国策には財界もぶら下がり、多くの恩恵を受けているわけです。
よって自民も民主の野田・前原派も維新の会も、それには絶対にそれに逆らう事は出来ません。
それに逆らう事は、現体制下の日本で生きていくことは出来ないほどのきつい仕打ちが待つものだからです。
そしてそういう現体制護持派勢力に対して、国民の生活が第一と社民と大地とみどりの風と共産などの真の第3極を形成する勢力は、勇気を持ってアメリカの戦略とは別の立脚点に立とうとしているので、原発にも脱原発(国民の生活は10年と期間を区切っています。ドイツに行き向こうの責任者と会ってきています。本気です。だからマスコミはこの事を殆ど黙殺しました。あなたもですか?)、増税に対しても反対であり、TPPにも当然反対する事が出来るわけです。
ここに国民に背を向け、一定のポジションを与えられてアメリカに媚びるだけの勢力と、国民を一番に考える勢力との違いが明確になるのです。
だからこそアメリカとその意向を受けた霞が関にべったりのマスコミは、民主野田・前原派、自民・公明、そして偽りの第3極である維新の会しか選択肢が無いかのように報じるわけです。
テレビ報道など、もはや偏向を通り越して連日のように維新と野田の話題を報じまくっています。
悲しいかな、そんな報道にのせられてしまうのが今の日本人です。
かたや国民の生活が第一や社民や共産などに対しては、ほぼ無視に近い状態です。
特に国民の生活が第一に対しては、代表の小沢一郎氏に対しての「政治とカネの問題」という虚構を元にした攻撃により、イメージは最悪のままの状態がつづいています。
裁判で小沢代表の無罪が確定し、秘書の石川氏の一審判決に対しても疑義を呈するような判決内容であったにもかかわらず、マスコミによるこの一連の報道への謝罪等は一切ありません。
こうして邪魔な国民の生活が第一やその他の国民を一番に考える勢力を国会から事実上追放することに成功すればどういうことになるのか。
おそらく自民安倍総裁が政権に返り咲き、その後行われる政治のおぞましさは想像を絶するものになるはずです。
古寺さん、あなたもここの皆さんもいつまで見当違いの政治談議をなされているのですか。
あなた方の議論を読ませていただきましたが、結局虚構の現状を前提に論じ合うだけで、しかもそれへの解決策ですらなにも見いだせていないではありませんか。
ただ自分らの知識を寄せあって、虚構の現状分析でああだこうだと青臭い議論をし合うだけです。
そこには何も未来志向の解決策など見出すすべもありません、それはつまり前提となる現状認識自体が、上から与えられた偽りの虚構の世界の中から一歩も出ていないものだからです。
しかし今度の選挙で自民・公明・維新の会が政権に着けば、もうとりかえしがつかないのですよ。
TPPなど、参加してしまえばおそらく脱退することは非常に困難になるでしょう。
TPPがどれほど日本社会を破壊しまくるのかは、色々な専門家が方々で指摘していることです。
危険な原発はつぎつぎに再稼働されてしまい、さらに大増税で国内産業は壊滅状態に追いつめられることでしょう。
日本社会はジャパンハンドラーズと呼ばれるアーミテージやナイやキャンベルなどにいいようにされて、国民は塗炭の苦しみに喘ぐ事になります。
小沢嫌いも結構ですが、もはやそんな事を言っているような悠長な段階なのですか?!
何でもかんでも小沢小沢で、あなたが悪の権化のようにしてネットに拡散してきた悪の本山・小沢一郎のイメージですが、今やどうみても小沢一郎がじつは国民の味方であったことは明白でしょう。
そして本当の国民の敵が、アメリカの言いなりに動く霞が関と言う組織と、それに寄り添う自民や民主野田・前原派に維新の会らであるのも間違いのないところです。
来月の選挙ではこのままだと国民の生活が第一も社民も共産も、その他真の第3極勢力はほぼ壊滅状態に陥ることでしょう。
あなたはその結果を見て、ざあまあみろ小沢と手を叩いて拍手でも送りますか?
もしそうならば私はあなたを最大限に軽蔑します。
そうではなくて早く目を覚まして、真に国民の側に立つ勢力と共にあなたも結集しましょうよ。
このまま日本が亡国への道を突き進むのをそうやって虚無感に浸りながら傍観ですか。
もはやあなたがすべての悪の根源のように説いていた小沢一郎だけではなく、真に国民の為の政治を志向してきた勢力は風前の灯状態ですよ。
そして国民の本当の敵により、日本には安倍超タカ派・亡国・アメリカ追従の傀儡政権が樹立してしまうのです。
それでも小沢さえいなくなれば満足だというのならばいつまでもそうしていてください。
あなたがそれだけの人であったということです。
そしてあなたはあとでそんな今の自分自身に死ぬほど後悔することになるでしょう。
でも賢明なあなたはけっしてそうはならずに、ここで考え方を変えてくれるものと私は信じています。
どうか私をもうこれ以上落胆させないでください。
そしてせめてあなた方の虚構の世界をネット上にこれ以上ばら撒かないでもらいたい。
正直今のあなたは現実を見失った害悪でしかない。
本当に残念です。とても残念です。
いいですか、繰り返しますがあなたの見ている世界は虚構の偽りの世界なのですよ。
マスコミが構築した虚構でしかないのです。
現実の日本は、アメリカに自国の経済復興の為に利用され食い尽されようとしている哀れな存在です。
我々の本当の敵は小沢一郎ではなくて日本をアメリカ資本に売り渡して自身の身の安泰だけを考えている連中です。
見誤っては駄目です。
真の第三極であるオリーブの木・国民連合、共産党、その他の民主派リベラル派の運動体に参加している人達こそが日本人の未来を真剣に考えている人達です。
私はこれらとともにあります。
時々悲しくなるぐらい落胆させられる毎日ですが、めげずに前向きに頑張って行きます。
手を取り合って前へ・・・・・。
2012.11.20 00:09 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]
さてこれから地道に出馬者の情報集めにいそしんで参りましょう。
民主党、自公、橋下、石原慎意外で、消費税増税撤廃、tpp不参加を私はさがして候補者を調べて行くつもりです。反原発は口先だけのごまかしができますがこの二つはするかしないかがはっきりするので。
皆さんほかにも自分なりの論点があるでしょう、がんばって悩み調べて下さい
2012.11.20 00:34 URL | 基礎固め 地道 #sK7dvhWA [ 編集 ]
風太さんに同意します。
2012.11.20 20:46 URL | #- [ 編集 ]
風太さんへ
本当にそう思うなら「共産党は候補者を擁立するな」とか言うのはナシにしてくださいね。
私が嫌いな言葉の一つが「尻尾が犬を振り回すな」
なので。
3年前は擁立を控えめにしたのにこの体たらくだったわけで。
2012.11.20 22:08 URL | 不肖の弟子 #hgGo7H3Q [ 編集 ]
安倍自身の考え方には偏りがあるし、同意できない点は多々ある。
しかしながら安倍に対するマスコミの論調も同じくらい偏りを感じる。
デフレ脱却のための経済政策はボコボコに批判するくせに、親学みたいのはスルーするんだよな。
普通、逆だと思うけど。
この流れだと、いずれ列島強靭化も思い切り叩かれそうだな。
緊縮財政に反するようなものは、構造改革大好きなマスコミ(特に朝日系)の餌食になりやすいからね。
叩くのなら教育に対する変な意気込みのほうを叩けばよい。
経済政策自体は、現状をみる限りではそれほど悪いとは思わないのだが。
2012.11.20 22:25 URL | 元大阪府民からの伝言 #- [ 編集 ]
権力闘争と原発反対と官僚を含めた公務員叩きと
社会保障制度に対する偏見・誤解を助長させることにしか興味のない
政治家および政党には退場していただきたい・・・
投票する候補者・政党がなくなっちゃうな、これじゃ(苦笑)。
2012.11.20 22:49 URL | 岩手4区住民 #- [ 編集 ]
評論家だね。単なる。
或いは「観察」かな。
そして、ただただただただ小沢憎しだけ。
評論とか、観察は学者の仕事。
国を考えるのではなくて
ただ観察しながらグダグダ言っているということか?国を憂うのではなくて壊れゆく国を快感を持って眺めているに過ぎない。
喜ぶのは自民と官僚とアメリカだけ。
解ってやっているから始末に負えない???
2012.11.21 17:16 URL | 気まぐれに語って欲しくないんだなぁという俺 #- [ 編集 ]
安倍の経済政策は前回の首相時とはかなり違っていますね。ネオリベ色を薄め、緊縮財政から距離を置いている。日銀を利用しようとするのもかなりいい線。
親学は向山洋一の影響を受けすぎているのかなあ。
夫婦揃って変な宗教にハマってるようなものだから(それを無批判に持ち上げるネトウヨは「安倍教祖様」の信者と言えるが)。
ただひとつ気になる点があり、「子供は社会で育てる」という思想に反対し、「子供は親の責任で育てる」と言っている点。こういう点だけはネオリベ色と復古色が融合しているだよなあ・・・。
2012.11.21 20:33 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]
亀井さんへのインタビューをぜひ聞いてください。
岩上さんのサイトで見られます。
つい先ほど終了したばかりですが、とても生々しい内容でした。
日本の保守中枢がいかにアメリカにより支配されてきたかと言う話も述べられています。
必聴です。
2012.11.22 20:27 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]
>風太氏
名演説(?)も結構だけど、少し質問させて。
貴方は事ある毎にアメリカガーとか戦後日本ガーとか何だと言ってるけど、ひょっとして日本国憲法も無効にしろとか言うつもりなの?で、TPPが国民の生活を破壊するとか言うけど、(仮にTPPに入らないとして)今度は国民経済とか国益とかのためにシバキ政策が行われても、それは甘受すべきだとか思ってる??
何と言うのか、貴方(のみならずいわゆる自称自主独立派とか反米保守とか言う連中も含めてだけど)の主張って、その様なディストピアしか思い浮かばないんだよね。チェスタトン風な物言いをするなら、アメリカの軛から脱却してアジアに入るってんじゃなくて、アジアはおろか国際社会からの逃避を目指すってのか。まぁ、小田嶋隆あたりならガラパゴスでいいじゃない、って言うんだろうけど、でもここまで外国とのヒトやモノとの交流で飯を食っていることが多い中で、貴方方が言う自主独立ってハイテク技術を持ったタリバンを目指すつもりなのか、嫌な予感しかしない・・・・・
2012.11.22 23:45 URL | 杉山真大 #- [ 編集 ]
ミリシヤさん、ひょっとしてこちらに投稿しようとしたのでは?
財政出動は私はある程度効果があると思っています。確証というほどのものはありませんが・・・。
しばしば財政出動に消極的だった小泉政権時に財政赤字が減ったといいますが、これは景気が回復したためです。景気が回復すれば財政出動は必要ありません。
実際、財政出動は景気減退時に考えられる政策なので、結果が悪くてもそれが財政出動のためなのかは判断が付きません。
橋本政権下では緊縮財政を行いましたが、最大級の赤字増加率になってしまいました。もともこれは山一ショックなどが原因かも知れないのでなんとも言えないところではありますが。
同様に金融緩和も行うときが状況の悪いときですから、これだけで結果を論じても答えは見つからないと思います。
民主党は必要な公共事業も減らしすぎた面があるので、これは是非とも見直すべきです。民主党が政権を守ってもこれだけは言えます。特に防災面での公共事業があまりになおざりにされすぎています。
日本はハイパーインフレを心配するほどの状況でしょうか? ジンバブエじゃあるまいし。
ただデフレ脱却にもっとも必要なものは、企業が労働報酬を増やすことだと思います。企業の内部留保は史上最大、国の赤字も史上最大で労働者報酬が減り続けているなどという異常な国は今の主要国では日本だけです。
2012.11.23 13:06 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]
まあー、新生・日本維新の会の躍進を見ていておくんなはれ。
そして、安倍政権のもとで全保守勢力の賛同による憲法改正をして国際的に「普通の国」に日本を取り戻すんどっせ。
あんたも日本人だっしゃろ、日本の国のことを真剣に考えなあきまへんで。
2012.11.23 20:11 URL | Hinode #- [ 編集 ]
「Hinode
= 保守の皮を被った構造改革リベサヨ」
ですな。
メディアで手放しで維新上げ上げ状態なのは、もはや朝日系列のみなんだけど。
馬鹿で勉強もしない、金にも困ってない子どもにタダで私立高校進学プレゼントの「社会主義国家・大阪」を全国展開してほしいとはねえ。
困ったもんだ。
大阪市は子どもの医療費無料の範囲拡張や、給食を全員喫食にするという話もあるらしいが、市バスや地下鉄が滅茶苦茶になってまで実施する価値があることかな?
大阪市を廃止・特別区化してまでやる価値があるとは到底思えないけどね。
2012.11.24 09:57 URL | 元大阪府民からの伝言 #- [ 編集 ]
>飛び入りの凡人様
そうなんです。違う場所に投稿したようですね。お気遣いありがとうございます。
私は、財政出動を専ら公共事業の意味で使いましたが、防災対策など必要なものまでも否定してはいません。しかし、それはあくまでも財政の許す範囲内でしか行えないと考えています。
景気対策としては、一時的な景気対策としての効果はあっても、現在の長期的な構造不況への対策としては効果はなく、国の借金を増やすと言うデメリットがあります。
ただ、例えば廉価な公営住宅建設大量供給のために、民間資金で建設国債を買ってもらい公共事業をやるというのは有りと思います。
その場合は、家賃収入で国債償還が出来るわけです。
しかし、日銀の国債引受で公共事業というのは、
お札の増刷による貨幣価値の低下を招きインフレを招くでしょう。そのインフレを想定内で制御出来る保証は無いと思います。
また、行き過ぎた日銀引受は国債の価値そのものの低下となり、国債価格の低下を招くのではないでしょうか。その場合、国債を大量に保有する日本の金融機関の保有資産価値は暴落して倒産が相次ぐでしょう。
そうなると金融恐慌となり、経済は大混乱に陥り1400兆の個人金融資産は消滅するでしょう。
そして、円の価値も暴落し輸入品価格の暴騰によりハイパーインフレの発生が考えられます。
そうなれば、財政も経済も破綻してあらゆる社会保障制度も機能しません。もちろん、安全保障費も低下するので安全保障も駄目になると思います。
財政出動や金融緩和でお札を大量に刷って景気回復というは幻想でしょう。逆に、おカネの価値を下げて国債価値下落とともにインフレと財政破綻を招き、日本を破滅させると思います。
現在の不況は構造的な要因によるものであり、日本経済の実力の低下が原因であり、おカネの量を増やすことで解決出来るものではないと思うのですがね。
小泉政権で赤字財政が減少したのは景気回復による税収増によるものですが、公共事業削減については不況のさなかにあった政権発足時から取り組んでいるものです。
2012.11.24 11:35 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]
>風太氏
>名演説(?)も結構だけど、少し質問させて。
>貴方は事ある毎にアメリカガーとか戦後日本ガーとか何だと言ってるけど、ひょっとして日本国憲法も無効にしろとか言うつもりなの?
うん?アメリカの戦略下から脱すると憲法も無効にしないといけないのですか。
憲法はそれ自体が目的ではなくて国民の立場を保証する為の手段です。
従って国民にとって都合が良ければべつに捨てる必要もないではありませんか。
むしろアメリカの方がいまや憲法を変えさせて自衛隊を自由に使いたいと考えているのではないかな。
次期総理を狙う安倍さんなんて、アメリカの後押しを受けているのか元気がいいですよね。
>で、TPPが国民の生活を破壊するとか言うけど、(仮にTPPに入らないとして)今度は国民経済とか国益とかのためにシバキ政策が行われても、それは甘受すべきだとか思ってる??
えええ?TPPにはいらないとシバキ政策が行われて、それを甘受しないとならないの?
TPPってそんな位置づけのものなのですかねえ。
>何と言うのか、貴方(のみならずいわゆる自称自主独立派とか反米保守とか言う連中も含めてだけど)の主張って、その様なディストピアしか思い浮かばないんだよね。
いえいえ私はそんな社会を目指していません。
逆に日本こそがディストピアなのかもしれませんよ。
>チェスタトン風な物言いをするなら、アメリカの軛から脱却してアジアに入るってんじゃなくて、アジアはおろか国際社会からの逃避を目指すってのか。
日本はもともとアジアの一員ですが、それをアメリカは無理やり自己の戦略下に留まらせていたいのでしょうが、でも必要でなくなればポイです。
国際社会からの逃避?意味がわかりません。
むしろ今の日本はアメリカしかみていない(国際社会からの逃避状態の)政権(霞が関)を抱えているのですよ。
だからそれを変えないと、アメリカから見捨てられたら国際社会では逆に生きていけなくなります。
日本はね、アメリカだけではなく、中国やロシアともやりあって(戦争ではないよ、外交ね)生きていかないとならないのです。
その為にはいつまでもこんなことを続けてはおられないのですよ。
>まぁ、小田嶋隆あたりならガラパゴスでいいじゃない、って言うんだろうけど、でもここまで外国とのヒトやモノとの交流で飯を食っていることが多い中で、貴方方が言う自主独立ってハイテク技術を持ったタリバンを目指すつもりなのか、嫌な予感しかしない・・・・・
TPPを拒否してアメリカの戦略下から出るとどうしてガラパゴスになるんだろうな。(苦笑
アメリカの戦略下にいることが、国際社会で活動するには必要なものなのだとでも考えておられるかのようにお見受けします。
そしてアメリカの影響下にいないと日本がどうにかなるとでも考えておられるのですかねえ。
むしろアメリカの横やりで日本は随分と損をしていると私は思いますよ。
私はもっと外交力を強化して日本は国際社会で渡り合って行かないとならないと思います。
その為にも日本独自の戦略が求められるのですが、アメリカの戦略下に踏みとどまるうちはそんなものは未来永劫に望めないでしょう。
でも杉山さんのような考え方の人、日本人にはじつは多いのだろうな。
そこがアングロサクソンの凄いところです。
今回はとても面白いお話を拝聴させていただきました。
でもねえ杉山さん、そもそも今の時点でこんな事で論じ合っている時間があるのでしょうか。
来月には日本の運命が決まる衆議院選挙なのですよ。
そして安倍自民と野田民主と石原維新で大勢を押さえてしまえば、日本はあなたのような悠長な事を言っていられるような状態でなくなると私は思います。
杉山さん、評論家気取りもいいのですが、今日本はそんな事で遊んでいられるような事態ではないと思いますよ。
2012.11.24 12:31 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]
>風太氏
>>憲法はそれ自体が目的ではなくて国民の立場を保証する為の手段です。従って国民にとって都合が良ければべつに捨てる必要もないではありませんか。
その通り。
>>むしろアメリカの方がいまや憲法を変えさせて自衛隊を自由に使いたいと考えているのではないかな。次期総理を狙う安倍さんなんて、アメリカの後押しを受けているのか元気がいいですよね。
で、小沢も鳩山も元来は改憲派なのだけど。小沢は10年以上も前に現憲法無効論と改正試案を『文藝春秋』に寄稿している http://www.ozawa-ichiro.jp/policy/04.htm し、鳩山にしても同様に新憲法試案 http://www.hatoyama.gr.jp/tentative_plan/ なるものを上梓している訳だが、こういうのはスルーつもりなのかしら?それとも、こういうのが貴方にとっては「正しい事」だとでも??
>>えええ?TPPにはいらないとシバキ政策が行われて、それを甘受しないとならないの?TPPってそんな位置づけのものなのですかねえ。
TPPに入ると滅茶苦茶なシバき政策が行われる、って言説の落とし穴を指摘しているまでだが。別に甘受しろと言うつもりじゃないけど、TPPなど外圧絡みでシバき政策を非難するやり方は国内での矛盾や利害対立を見落とす危うさがあるって言いたいの。
ちなみに実際にTPP交渉に入った国では、単純な甘受でも頭ごなしの反対でもなく交渉のテーブルに着くならチャンとシバきにならない様に考えてくれよ、ってのが主流だったりする訳で。
http://www.jam-union.or.jp/katudo/2011/tpp/tpp-jam-8.html
>>日本はもともとアジアの一員ですが、それをアメリカは無理やり自己の戦略下に留まらせていたいのでしょうが、でも必要でなくなればポイです。
>>国際社会からの逃避?意味がわかりません。むしろ今の日本はアメリカしかみていない(国際社会からの逃避状態の)政権(霞が関)を抱えているのですよ。だからそれを変えないと、アメリカから見捨てられたら国際社会では逆に生きていけなくなります。
>>日本はね、アメリカだけではなく、中国やロシアともやりあって(戦争ではないよ、外交ね)生きていかないとならないのです。その為にはいつまでもこんなことを続けてはおられないのですよ。
尖閣諸島への「不審船」で国中が大騒ぎしていた際に、小沢や鳩山が時の政権より激しい強硬策を主張していたことはお忘れでしょうか?そもそもkojitaken様が何度が指摘しているけど、中国や韓国に対しての強硬策を主張するばかりか河野談話も撤回しろ・過去の侵略戦争の謝罪はするなとか言う連中が、小沢や鳩山の界隈には結構目につくんだがな。中国や韓国に対して何とか落としどころを探ろうとするのならまだしも、競って威勢のいい強硬策を主張するのを見てると、「国際社会からの逃避」を目指そうって言うのは決してピント外れな形容だとは思えないが。
>>TPPを拒否してアメリカの戦略下から出るとどうしてガラパゴスになるんだろうな。(苦笑
>>アメリカの戦略下にいることが、国際社会で活動するには必要なものなのだとでも考えておられるかのようにお見受けします。そしてアメリカの影響下にいないと日本がどうにかなるとでも考えておられるのですかねえ。むしろアメリカの横やりで日本は随分と損をしていると私は思いますよ。
勝手に人の主張を捏造してくれて有難うございます(棒
確かに「外交力を強化して日本は国際社会で渡り合って行かない」って認識は自分もあるよ。しかし、他国ばかりか周辺諸国とも巧く立ち回るどころか徒に強硬策を競っているのは、自公・民主や「第三極」果ては小沢一派まで含めて同じ穴のムジナじゃないのかね?
そうでなくても、現実には中国や韓国はおろかASEAN諸国やインドといった国々は、既に日本の頭越しに直接アメリカやロシア・EUと丁々発止やりあっているのだし。日本が「外交力を強化して日本は国際社会で渡り合って行かない」と得意になってみたところで、周辺諸国は既に日本抜きの流れになっているんだよ。そうした現状を見て、威勢のいい毅然さと単純な自主独立を叫んで何処が相手にする?下手すれば厄介者の国が一つ増えた、ってことになりかねないw
>>杉山さん、評論家気取りもいいのですが、今日本はそんな事で遊んでいられるような事態ではないと思いますよ。
岡目八目ってこともある訳だが。一緒になって裸踊りをしているうちは理解できないけど、ふと立ち止まって冷静になって見ていればこそ解る真実もあるのだし。
2012.11.24 21:06 URL | 杉山真大 #- [ 編集 ]
国の出先機関を広域連合には譲らないことを、自民党は公約化したらしい。
橋下はこれが大層気にいらないようで、関西広域連合傘下の知事市長に対し、自民に票を入れないように言ったらしい。
(産経の報道にあった)
可能性は低いがもし民主が第一党となったとしよう。
「太陽の維新」は民主と連携を模索することだってありうるだろうね。
少なくとも維新サイドにとっては、
「地方の権限拡大」 >>>>> 「憲法改正」
なのは間違いないからさ。
石原はどういうか知らないけど。
憲法に関する言及が目立ってるけど、それ以外の面では元々維新の政策は自民よりむしろ民主に近い。
教育に地方首長の関与を強めるなんてのも民主が言い出したこと。
左派でこれを指摘する人は少ないのはなぜ?
憲法改正より地方への無茶な権限委譲のほうがハードルは低いから、危険度も高いのに。
2012.11.24 21:30 URL | 元大阪府民からの伝言 #- [ 編集 ]
>ミリシヤ様
小泉時代の公共事業削減の前、景気回復時から赤字は減少しているので、緊縮財政と国の赤字の関係を語るのは無理だと思います。
財政出動とその効果について、私は明らかに相関があるとまでは言っておりません。
税制についてもそうです。しばしば消費税を3%から5%に引き上げた橋本政権時代に税収が落ち込んだというのも左派ブログでよく語られますが、これも山一ショックと同時であり、この影響の方が大きいと思われます。
要は疑似相関を見るだけでなく、因果を吟味すべきです。
>お札の増刷による貨幣価値の低下を招きインフレを招くでしょう
これについてはあり得る話だとは思います。ただ現在の日本のような状況下でこの政策を行った国は例を知らず、果たしてハイパーインフレになるかというと疑問に思います。
日銀もそれほど馬鹿でない、無計画な増刷をするとは思えません。ましてや安倍のようなバカな政治家にそそのかされるほど無学な組織とも思いません。
なお財政出動とはいっても、安倍自民の素案はあくまでも業界活性化という面でしか見ていない。すなわち山口二郎氏のいう「会員制の再分配」の域を脱していないところに自民党の限界を見ます。
生活保護者の医療受診を制限するとか、教育負担の社会化を親個人の責任に負わせるとか、むしろ社会保障という面においては民主党時代よりも大幅に後退している感があります。子ども手当も高校無償化も自公政権が復活したら消滅するかも知れない、そう思うとホント今回の選挙は「これは罰ゲームか?」と言いたくなる選挙です。
2012.11.24 22:28 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]
杉山さんへ
今一番大事な事は、すぐそこに迫る危機にどう対応するのかであると私は思います。
少なくとも今は、小沢さんや引退した鳩山さんの過去の言動や行動を議論し合う時ではないと思います。
そういうのはあとでやればいいことです。
このままだと来月にも安倍内閣が成立してしまうのです。
それももしかしたら自民と民主と維新の組み合わせによる連立の可能性すらあります。
そうなったらとても厳しい局面に日本は晒されることになると私は危惧しています。
杉山さん、違いますか。
古寺さん、あなただって昔は反安倍で活動なされていたではありませんか。
それが今度の安倍政権では過去よりももっとさらに危険度が増すことが予想されるのですよ。
いまさら小沢憎しで騒いでいる事態ではないと思うのですよ。
なんだかよくわからないなあ、どうしてあなた方はそうして平気でいられるのか。
小沢さんの改憲論を論じ合うよりも、いまは安倍さんらの現実の改憲への対応を考えるべきだと思いますよ。
タコつぼに籠って議論している時期はとうに終わっているのですよ。
あとで後悔しない為に現実に向き合いましょう。
2012.11.25 01:04 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]
もうひとつ付け加えるとしたら、政治家は国民にとって道具でしかありません。
それ自体が目的ではなく単なる手段です。
だからその時々で使う道具も異なってくるのです。
日本人はそこんところがよくわかっていないのようですね。
でも民主主義とはそういうものなのです。
2012.11.25 01:23 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]
>政治家は国民にとって道具
それを身をもって実践したのは脱原発の一派でしょうな。
脱原発国民投票の今井一が、大阪市長選挙で橋下を推しまくったことが記憶に新しい。
彼なんかは今も、太陽の維新を応援し続けるのが筋なはずなんだけどね。
「米軍基地を関空に」
で感動しまくった岩上安身も同じ。
彼らには維新シンパを続けて、自らの筋を通してほしいわけだが。
「脱原発は嘘だったのか」なんて言わずに、
「橋下を殴ってでも脱原発をやらせる」
と何故言えないんだろう。
つーか殴ってでもやらせりゃいいじゃん。
2012.11.25 07:17 URL | 元大阪府民からの伝言 #- [ 編集 ]
風太さん
あなたは杉山さんやkojitakenさんの評論家然としたところを批判していらっしゃいますが、杉山さんやkojitakenさんは、その評論家然とした眼差しで、小沢氏や鳩山氏の周囲には、強硬な原発推進派や原発停止を妨げる妄動をしかけた人物、強硬な改憲論者などが多いこと、そして小沢氏の裏切り?逃亡?巣篭もり?闇の指令?などを、冷徹に指摘されていますよね(これを言うと、あなたはマスコミのせいにするか、小沢氏は完ぺきではないと免罪し、でも、よりましとするか…。…はたして免罪できるレベルでしょうか? よりましでしょうか?)。で、その言葉に耳を傾けずに「生活」を支持したりすれば、あなたのおっしゃる終末をさらに加速させるだけではないのでしょうか。
もう、そんなに焦っているんなら、もう、人の批評家然を批判するより、とっとと自分が立候補すれば?とか、陳腐なことも申し上げたくなります。
2012.11.25 11:13 URL | suterakuso #- [ 編集 ]
典型的な橋下信者のツイートを一つ。
http://twtr.jp/user/koutaro1942/status/272492599154192384
「資本家の犬」とか、言葉遣いがなんともねぇ。
アイツの熱狂的支持層には、こういう御仁が少なからずいる。
「昔サヨクで今イシン」みたいな人の存在が、維新の伸び悩みの一因であることは間違いないんだけど、こういう人を切って捨てられるほど、支持層に厚みはないのもまた事実。
2012.11.25 11:28 URL | 元大阪府民からの伝言 #- [ 編集 ]
>飛び入りの凡人様
私も、小泉政権下における財政赤字減少については「景気回復による税収増」によると書いてありますので、緊縮財政による歳出削減が即赤字減少に直結するものと考えているわけではありません。景気が悪化すれば、税収は減るのですから。
とはいえ、税収増と併せて歳出抑制を続けたからこそ赤字は減ったということも事実だと思います。
その歳出抑制と公共事業削減の方向性も、実は森政権の時からの継続なんですね。その緊縮策により森政権末期に急激に景気が悪化したという解釈もあるかも知れませんが、小泉政権発足後初の2002年度予算でも公共事業費は更に削減され歳出総額も抑制され以後その傾向は変わることはありませんでした。
つまり緊縮策は継続されたわけですが、それにも係らず次第に景気は回復して行った事をどう見るかですね。
インフレについてですが、今の日本の累積債務の過大さは他に例のないものです。このような状況で、更に大規模財政財政出動で債務を増やしたり無制限金融緩和でお札をばら撒けば、円の信任や国債の信任が低下することは避けられないところだと思います。それが一定の限度に収まるものなら良いですが、
そうでないならば行き着くところまで行ってしまうでしょう。
いくら日銀が抵抗しても、日銀法を改正されれば終わりです。それに異議を唱えられる政治家が果たして何人いるのか甚だ心元ないですね。
日銀のせいでデフレが終わらないとか、日銀が何もしないから景気が良くならないとか思い込んでいる政治家は、実は民主党にもたくさんいると思います。
時の政治の思惑や党派的な利害に左右されないように中央銀行の独立性が保証されていますが、それが今侵されようとしています。
自民党の財政出動論は、公共事業による経済波及効果によっての持続的な成長を意図しているものとは思います。持続的な成長があれば、税収増により財政赤字も解消されて行くという算段でしょう。
しかし、既に1990年代の経験から公共事業による景気回復効果は一時的なものに過ぎないこと、それによる財政の悪化が無視出来ないものであることは証明されていると思います。
だから、自民党の今回のその政策には今更感しかありません。
生保や年金という個別問題への対応ではなく、社会保障の枠組み全般を変える時期に来ていると思います。
しかし現実、急に変えられない以上当面は今の生保は維持しなければなりません。それならば、医療費全額無料を一割負担にするなどの改変は必要なことだと思うのですがね。
財源の縛りがある以上、何らかの給付抑制も避けられない所だと思います。
そして、これは生保の捕捉率を向上させるためにも必要ではないでしょうか。
2012.11.25 12:36 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]
>ミリシヤ様
仰られていることには同意できる部分もあります。懸念もあります。日銀の建設国債買い取りは確かに危険を伴うと私も思います。
90年代の積極財政が景気回復に直結していないという面については、90年代初頭はバブル崩壊の影響が強かったので仕方ありません。しかし93年に底を打った景気は、その後順調に回復に向かいました。
橋本政権は96年頃から緊縮政策(橋本行革)に入ると、この直後から景気は急降下します。もっとも以前書いたように、この時には山一ショックと消費増税が重なるので、そちらの影響かも知れません。複合的な原因も考えられます。
実はこの間、アメリカの景気はほとんど変動なく回復基調を続けていました。よって世界経済の影響を除く効果を見るのはこれまでだと思います。
小渕政権では積極財政、森政権は前半積極財政で、後半は財布の紐をやや締めました。そして2001年に景気は大下落します。しかしこれはアメリカの景気後退と同期しています。その後、小泉政権となり緊縮財政とともに景気は回復します。しかしこれも米国の景気とまったく同調した動きなのです。
辛坊治郎氏は2003年以降のグラフを元に、アメリカが景気後退基調にあったのに日本は緊縮財政のおかげで安定成長できた、と言っています。しかしこれはアメリカがピークを迎えた後、本来の安定成長に戻った時期をフレームアップした手法だったのです。
つまり90年代の日本は財政出動と景気は相関があるが、因果関係があるかまでは明確に言えない。00年代以降は、日本の景気は世界の経済の動向に左右されているに過ぎないと言えます。
社会保障のあり方を考えることは必要だと思います。しかし自民党の案は完全に「自己責任型」にシフトしすぎているために批判したのです。
あと日銀法改正を阻止したいのなら、維新やみんなの党には絶対投票してはいけません。
2012.11.25 22:40 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]
>風太氏
>>今一番大事な事は、すぐそこに迫る危機にどう対応するのかであると私は思います。
で、それは「バスに乗り遅れるな」とか言ってる連中とどこが違う訳?
>>少なくとも今は、小沢さんや引退した鳩山さんの過去の言動や行動を議論し合う時ではないと思います。そういうのはあとでやればいいことです。
過去の言動や行動について何も釈明も弁解もなしに、その場その場の流行に乗っかっている格好だから信頼できんのよ。現に小沢も鳩山も、トリウム炉とか地下原発とかの推進議連や研究会に参加している訳で。現状に於いてさえこうだから、問題にしているの。
>>このままだと来月にも安倍内閣が成立してしまうのです。それももしかしたら自民と民主と維新の組み合わせによる連立の可能性すらあります。そうなったらとても厳しい局面に日本は晒されることになると私は危惧しています。杉山さん、違いますか。
その安倍と鳩山って自主憲法議連などで、結構一緒に行動してきたりしているんだがな。寧ろ公明党が何かしらタカ派的な政策にイチャモンつけたりでもしたら、下手したら小沢とか田中康夫辺りまで巻き込んででもやるってことは想像出来んのかね?事実、昨年秋の菅下しでは「手を取り合って」不信任案を焚き付けたんだからさ。
2012.11.25 22:46 URL | 杉山真大 #- [ 編集 ]
実質小沢援護の発言します何年間も全然中立性保たなかったマスコミが全然報道してないようなので。
まず、政治資金規制法は企業献金自体は禁止していません。ちゃんと金の出どころを書くよう要請する法律です。
そして、日本では土地の売買は口頭契約のみで成立します。重要なのは登記は時間的に間があいても違法では有りません。
分かった方いるかと思いますが。特捜部はこの期限ズレをむちゃに違法だと言った訳です。検察本部は違法ではないのが分かっているから起訴はしませんでしたが。特捜部はウソの供述書を作った訳です。
書面には借りた日と使った日、石川氏的には登記した日は記入されていました。特捜部的には契約した日を書いていないからダメというわけです。
マスコミは現物を入手して専門家にきいたりすれば分かった筈です。
因みにフランスは登記と契約は同時にやることが定められています。
2012.11.26 00:34 URL | 基礎固め 民法 #sK7dvhWA [ 編集 ]
suterakusoさん、 杉山真大さん、 あなた方はこの間の一連の小沢さんへの政治とカネの問題バッシングと、鳩山さんの普天間基地移転問題での官僚らのサボタージュをスルーしてひたすら鳩山叩きをするマスコミという構図をどうみるのですか。
この二つに限らず日本では今異常な事が多々起きているのです。
いや、いままで見えなかったのが政権交代で見えてきたのかもしれません。
そして選挙が迫る現在、生活や社民や共産や大地やみどりの風や新党脱原発と新党日本くらいしか、国民の方を向いている政党がとりあえずは存在していない現状です。
そんななか、古寺さんや杉山さんは真の第3極である生活や社民や新党脱原発を必死に叩きまくりです。
これでは結果的に自民や民主や維新による、国民の期待を裏切る売国的な流れ(もうはっきりそう言います)に手を貸すことになります。
なんだかもう日本は滅茶苦茶になりそうなのに、それでも気が付かない(もしくは気が付いているのかもね)で現状を無視した的外れな批判活動をしまくっている。
本当は第3極でネット市民もまとまって、この異様な流れに抵抗をしないといけないのに、これでは内部での分裂活動です。
だから私は現実を見てくださいと盛んに申し上げているのです。
バスに乗り遅れるな?そんなバスはありませんよ、むしろ今乗っている怪しいバスからはただちに降りて自分の足で歩こうというところです。
彼らの過去の発言や行状が免罪できるレベルかどうかは意見が分かれることでしょう。
(ちなみに地下原発などについては現在進行形の話ではないはずですよ、現状は脱原発で新エネルギー移行派です。)
でも私はべつに免罪する必要もないと思います。
ただ免罪することと、彼らを今は利用することとは別です。
そういうことを厳密に言い始めると、殆どの政治家は多かれ少なかれ使えなくなります。
いまは彼ら位しか国民の意向に沿う政治家がいないのならば、それは国民が長い間惰眠をむさぼっていた為でもあるのです。
だからいまは不満があっても、彼らを利用して自分らの為に働いてもらえばいいだけです。
みなさんが小沢さんや鳩山さんを断罪するのは危機が去ってからでも充分でしょ。
違いますか?
彼らを断罪しても、それで力を失いつつある彼らが退場して終わりです。
しかしその間にも安倍や野田や石原などは日本を最悪の状況に引っ張ってしまうでしょう。
今は小沢さんらの断罪よりも私はこちらの方が優先だと思います。
それでもどうしても小沢さんを断罪するのが先だというのですか?
いいですか、そもそもみなさんが忌み嫌う小沢さんはあと数年で引退ですよ。
鳩山さんなどすでに独裁者化した野田により、強引に引退に追い込められたではありませんか。
この状態では普通に考えて、この国の流れを変えようとする政治家などなかなか出てきませんよ。
だって変えようとすればアメリカの対日政策にも逆らう事になる、そうなれば霞が関やマスコミが黙っていても余計な事をするなとばかりに叩き潰そうとしてくるのですからね。
だから私はそんな損な役割を負おうとしている小沢さんも鳩山さんも評価するのです。
それに比べたら民主の野田も前原も、自民の安倍も石破も、維新の石原も橋下も、すべてクズ同然で評価の対象外です。
野田や前原など体制にすり寄っているだけの存在です。
橋下も石原も橋下も安倍も石破も同類です。
だから彼らは適当に批判されても結果的に持ち上げられて生き残るのです。
小沢さんがあれだけのバッシングを受け続けるのとは対照的です。
こんなこともわからないでいったい何を見ているのですか。
いますぐそこに危機が近づいてきているのに、サロンの評論家気取りもいい加減にしてもらいたいものです。
これではまるでどこかの政経塾のようです。
そしてこの日本の状態を見てアメリカは腹を抱えて笑っていることでしょう。
愚かな日本人だなと。
基礎固め 民法さんへ
この政治資金収支報告書の記述ズレの問題は、たしかに専門家からも疑義が提起されていますよね。
私もこれで摘発するのはそれ自体が問題ではないかと考えていました。
だからかつて現役時代の郷原さんが法の適用で法制局と打ち合わせた際の経験からも、この摘発には無理があるとして立ち上がったのです。
この事件では他にもマスコミにコメントを求められた大学教授などの専門家が、マスコミに都合のよいコメントを出さないので紙面に掲載が出来なかったという話を聞いています。
当たり前ですよね。
つまり検察が仕掛けてマスコミがそれを自分らの都合よく拡散した事を完全否定されては困りますからね。
せいぜいマスコミの仕掛けた「政治とカネの問題」キャンペーンでは、神戸学院大学の上脇先生くらいがマスコミの意図に沿うコメントを連発していた位です。
彼にとってもこれは自身の活動に沿うキャンペーンとして利用できるものだから協力したのでしょうが、研究者としてはどうかと思いますがねえ。
これでは共産党の市田さんが発したコメントと同類です。
2012.11.26 07:35 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]
>風太氏
いい加減に終わりにしたいんだが・・・・・
>>あなた方はこの間の一連の小沢さんへの政治とカネの問題バッシングと、
そもそもレイヤーが違うでしょ。小沢一郎が政治資金規正法で有罪だろうが無罪だろうが、原発推進の中心的な役割を果たし民主党のエネルギー政策を原発推進に転換させた事実は決して消せないのだし。
>>鳩山さんの普天間基地移転問題での官僚らのサボタージュをスルーしてひたすら鳩山叩きをするマスコミという構図をどうみるのですか。
悪いが鳩山自身は実のところ何処まで本気だったのかが疑問符がつくんだよね。腹案があったとか言うけど米軍の代わりに自衛隊を進駐させるってのだとしたら(はなゆー氏辺りが辺野古で建設中の施設は自衛隊に対応してたとか言ってたよねぇ)、沖縄県民は余計に反発強めたんじゃないか?
で、そもそも官僚のサボタージュ云々って言うならば、前原と八ツ場ダムの一件も、菅と脱原発(依存)についても、同様に官僚のサボタージュを批判すべきであって巷間の前原批判・菅叩きだって同様に筋違いってことになるんだが。
>>なんだかもう日本は滅茶苦茶になりそうなのに、それでも気が付かない(もしくは気が付いているのかもね)で現状を無視した的外れな批判活動をしまくっている。本当は第3極でネット市民もまとまって、この異様な流れに抵抗をしないといけないのに、これでは内部での分裂活動です。
>>だから私は現実を見てくださいと盛んに申し上げているのです。バスに乗り遅れるな?そんなバスはありませんよ、むしろ今乗っている怪しいバスからはただちに降りて自分の足で歩こうというところです。
つまりこの異様な流れに抵抗をしないといけない・現実を見てくださいってバスに乗れ、ってことですか。自爆&ブーメラン乙w
>>ちなみに地下原発などについては現在進行形の話ではないはずですよ、現状は脱原発で新エネルギー移行派です
ソースは?議員連盟から脱退したとか寡聞にして聞かないのだけど。
2012.11.26 23:01 URL | 杉山真大 #- [ 編集 ]
>>彼らの過去の発言や行状が免罪できるレベルかどうかは意見が分かれることでしょう。でも私はべつに免罪する必要もないと思います。ただ免罪することと、彼らを今は利用することとは別です。そういうことを厳密に言い始めると、殆どの政治家は多かれ少なかれ使えなくなります。
今から半世紀以上の昔でも同じことがあったんだよね。15年戦争で競って威勢のいいことばかり言っていた連中が、敗戦で粗方公職追放の目に遭った。で、暫く経って公職追放解除になった訳だけど、そうして戻ってきた連中を「使える」というだけで復権を容認した挙句、未だに右翼的な言動が幅を利かせている訳。
「彼らを今は利用することとは別」ってことで却って免罪や批判すら憚れたことが、今の体たらくを生んでいるくらいは理解した方が好いよ。
>>いまは彼ら位しか国民の意向に沿う政治家がいないのならば、それは国民が長い間惰眠をむさぼっていた為でもあるのです。だからいまは不満があっても、彼らを利用して自分らの為に働いてもらえばいいだけです。みなさんが小沢さんや鳩山さんを断罪するのは危機が去ってからでも充分でしょ。違いますか?
「国民の意向」って簡単に言ってくれちゃうけど、そもそも自分でさえ彼らの基本政策には首肯し兼ねるところが多いのよね。それこそ目立っている政策はあっても、細かいとこまで見ると下手すれば危ういんじゃないか?としか思えないし。
>>しかしその間にも安倍や野田や石原などは日本を最悪の状況に引っ張ってしまうでしょう。今は小沢さんらの断罪よりも私はこちらの方が優先だと思います。それでもどうしても小沢さんを断罪するのが先だというのですか?
何でそういう解釈になるんでしょう?安倍や石原を批判すべきなのは当然だけど、少なくとも小沢や鳩山・田中康夫はそれに対するオルタナティブにすらならない・そればかりか連中とも通底すらしているって言っているんだよ。自分もsuterakuso氏もkojitaken様も。
2012.11.26 23:21 URL | 杉山真大 #- [ 編集 ]
>ミリシヤ・飛び入りの凡人両氏
松尾匡氏が指摘しているんだけど、欧州では左派が寧ろ「金融右翼」なことを言っているんだよね。中央銀行への政府の介入を強め、緊縮財政に反対し、インフレを容認するって。
まぁ、松尾氏は「今、左派やリベラル派が、安倍さんの経済政策をののしればののしるほど、いざこれが成功して好景気がもたらされたあかつきには、彼のカリスマ性が高まることになるでしょう・・・・・好景気実現の成果をひっさげて、盤石の支持率のもとで安倍さんが解散に打って出たりしたならば、その先に待っているのは『改憲』『国防軍』『核武装』…」って悍ましい未来図を予想しているけど、自分もこの懸念は共有せざるを得ないなぁ・・・
http://matsuo-tadasu.ptu.jp/essay__121124.html
2012.11.26 23:28 URL | 杉山真大 #- [ 編集 ]
杉山さんへ
小沢さんが原発推進派の中心だったとの件については、古寺さんが以前から小沢さんが代表時代に民主党が原発政策を変えてしまったから推進者だったのごとく非難し続けてきていますね。
でも本当に推進派だったから政策を変える事を認めてしまったのでしょうか?
あの時はまだ民主党は政権交代どころではなかった時期です。
そして組織も何も不十分な民主党で、結局唯一の動ける組織は連合しかいなかったのです。
そして連合の有力な勢力が電力労連であり、電機労連です。
政策を変えた張本人は大畠さんですが、彼もまたその労組出身でした。
小沢さんは事故が起こる前でしたし、連合を取るかの選択を迫られたのでしょう。
そして民主党が政権を取り自民党の政権に終止符を打つ道を小沢さんは選んだというわけです。
今から思えばそれが正しかったのか疑問は残りますが、では連合の支持が無くて、当時の組織のない民主党は政権を交代させられたのでしょうか。
そして今、政権交代ならずで自民党政権のままだった場合、原発事故後の対応は民主党よりもましだったと言いきれますか。
私は少なくとも事故の被害は今よりももっと隠ぺいされたのではと思います。
だから私は小沢さんの選択はベストでは無くてもベターではあったと思いますよ、少なくとも国民に政権は自分たちで選択して選ぶものだという考えを植えつけたのですからね。。
そして現在は小沢さんは、事故を教訓にして脱原発を提唱し、他のリベラル勢力をも結集して何とか自民や民主の暴走を止めようと必死で頑張っているのです。
これが政治家としてのあるべき姿で、責任の取り方であると思います。
杉山さん、いくら奇麗事を言っても、それでは何も動かせませんよ。
現に安倍自民が政権を取ろうとしているのにあなたはどうしたらいのか何も無いでしょう。
古寺さんも同様です。
さんざん小沢さんらの非難をし続けてきていますが、では誰がどうやって何をすれば日本はよくなるというのですか。
私が過去何回もその点を指摘しても答えはここの常連さんの誰からも得られませんでした。
だから言うのです、もうこれ以上本当の敵を利するような真似はしないでほしいと。
ただ為にする非難は何も生みませんよ。
今日滋賀県の嘉田知事が新党立ち上げの記者会見をおこなっています。
同席しているのは脱原発派の飯田さんです。
そして嘉田知事は一昨日小沢さんとも会って打ち合わせをしていたようです。
嘉田知事には、歌手の加藤登紀子さんや作曲家の坂本龍一さんに俳優の菅原文太さんらが支援にまわっています。
このオリーブの木の輪はこれからますます大きくなっていくことでしょう。
私が考えていたような展開になってきました。
そしてこのオリーブの木構想が自民と民主の暴走を止める最後の最後の砦になるのでしょう。
みんな考えは全く一緒ではありませんが、最優先しなければならない大問題の前に、手をとりあって共に頑張ろうとしているのです。
これが民主政治の根本なのです。
古寺さんも杉山さんも、政治を良くする為の優先順位が私とは大きく異なるようです。
杉山さんの優先順位はいままさに再稼働されようとしている危険な原発を止めようとするよりも、その為に頑張る政治家たちを非難して悲憤慷慨するほうが優先するようです。
でもそこには何も生まれません、ただ既得権益勢力の暴走を指をくわえて傍観するのと同じです。
おそらく古寺さんは嘉田知事に対しても同じように非難を浴びせるのでしょうね。
でも私は嘉田知事の勇気に敬意を表します。
たとえ泥をかぶってもこの流れを止めないと未来に禍根を残すからです。
嘉田知事の決断の意味はとても大きいと思います。
私は支持します。
2012.11.27 16:42 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]
小沢なんて、原発利権の塊みたいな人だったんですけど。元後援会長が東電会長の平岩外四で、後任の勝俣などとも極めて良好な関係だったわけで。また、小沢の元秘書は未だに東電不動産に籍を残したまま世田谷区議会議員をやっていますよ。
そういう背景をもとにしているのだから、一貫して原発に関して有利な選択をしてきているのは自然な流れなのでは。
2012.11.28 20:30 URL | puyonyan #- [ 編集 ]
>風太氏
>>小沢さんが原発推進派の中心だったとの件については、古寺さんが以前から小沢さんが代表時代に民主党が原発政策を変えてしまったから推進者だったのごとく非難し続けてきていますね。
>>でも本当に推進派だったから政策を変える事を認めてしまったのでしょうか?
小沢は、民主党以前の自由党・新進党・新生党さらに自民党の時代でも原発推進の政治家では中心的な一人だったのだが。20年くらい前の青森県知事選挙で、推進派の知事を当選させるために締め付けやら現金攻勢やらやったのは知らないのかね?
その頃から反原発で地道にやってきた方々から見れば、小沢の反原発なんて昨日今日言い出した様な選挙向けの看板と看做されても仕方ない。
>>あの時はまだ民主党は政権交代どころではなかった時期です。そして組織も何も不十分な民主党で、結局唯一の動ける組織は連合しかいなかったのです。そして連合の有力な勢力が電力労連であり、電機労連です。政策を変えた張本人は大畠さんですが、彼もまたその労組出身でした。
>>小沢さんは事故が起こる前でしたし、連合を取るかの選択を迫られたのでしょう。そして民主党が政権を取り自民党の政権に終止符を打つ道を小沢さんは選んだというわけです。
>>今から思えばそれが正しかったのか疑問は残りますが、では連合の支持が無くて、当時の組織のない民主党は政権を交代させられたのでしょうか。
腐っても野党第一党だった民主党に対して随分な言い草だな。そもそも小沢一郎が合流する以前から連合が民主党を支援していた訳で、その時点ですら民主党は原発について「過渡的エネルギー」という位置付けでしかなかった。それを小沢が「基幹エネルギー」と推進の立場を明らかにし、加えて核燃料サイクルまで推進って言い出したんだがね。
序でを言うなら、大畠は(同じ民主党でも原発推進寄りだった)鳩山由紀夫に近い立場だったし、小沢は電力労連などとも親しかったりするのだけど。
>>そして現在は小沢さんは、事故を教訓にして脱原発を提唱し、他のリベラル勢力をも結集して何とか自民や民主の暴走を止めようと必死で頑張っているのです。これが政治家としてのあるべき姿で、責任の取り方であると思います。
>>杉山さん、いくら奇麗事を言っても、それでは何も動かせませんよ。現に安倍自民が政権を取ろうとしているのにあなたはどうしたらいのか何も無いでしょう。古寺さんも同様です。さんざん小沢さんらの非難をし続けてきていますが、では誰がどうやって何をすれば日本はよくなるというのですか。
>>私が過去何回もその点を指摘しても答えはここの常連さんの誰からも得られませんでした。だから言うのです、もうこれ以上本当の敵を利するような真似はしないでほしいと。ただ為にする非難は何も生みませんよ。
山岡賢次や田中康夫を筆頭として、小沢界隈にいる人物の何処をどう形容すればリベラルって言えるのかね?中には「リベラル」もいるかも知れないけど、それなら民主党の方にもっといるぞw
あと小沢と言えば、地震直後の脱原発や震災復興を進める上で散々菅直人政権を妨害するばかりか、自民や公明などとも「手を取り合って」不信任案を焚き付ける真似をしてたってことは忘れたとは言わせないぞ。再稼働されようとしている危険な原発を止めようとするよりも、その為に頑張る政治家たちを非難していたのが、小沢や鳩山・田中康夫や山岡賢次といった面々だったんだがな。
「政治家としてのあるべき姿で、責任の取り方である」って言えば聞こえはいいかも知れないが、過去の問題に何ら弁解も釈明もせずに頬かむりするのを見てるとそれこそ放火魔の消火活動でしかないんだけどね。おまけに敵側(?)が同じ様なことをすれば妨害に走る。これでは信頼しようがない。
2012.11.28 20:59 URL | 杉山真大 #- [ 編集 ]
小沢氏はこれまで何度か権力を握った、あるいは権力の近くにいたことがある訳で、小沢氏こそ、既に"検証済み"でしょう。小沢氏だけに期待できる剛腕があるんでしょう? で、その剛腕の持ち主が権力を握ったんでしょう? で、何をしましたか? 剛腕がこけおどしだったか、小沢氏の真の狙いが国民の期待とは程遠いということか、どちらかということでしょう。
2012.11.28 21:39 URL | suterakuso #- [ 編集 ]
杉山さん、あなたには政治は無理だよ。
思い込みが強すぎるし、政治を客観的にみていない。
あなたの見方はすべて外観を見て自分の価値観にそれを当てはめて評価しているだけ。
見方が変われば意味も変わる。
そして何よりも一番大事なのはどうして小沢も鳩山も失脚させられたかと言う事。
あなたも古寺さんもその点になると逃げてしまう。
古寺さんが金科玉条のごとく取り上げる小沢改憲論も、その意味するところは日本の自立にあるのに、そういうところか見えていない。
私はあの小沢改憲論とは異なる考えだが、あの考え方は小沢さんだったらそう思うだろうなと言うのはよく理解できる。
なんなんだろうなあ、正直もっと私の思いもよらない視点から政治を語ってくれるのかと思って期待していたんけど、駄目だねホント。
やはり現実の政治の動きにあなたも対応しきれていない。
というよりはまってく捉えきれていないようだね。
まあ孤高の政党である代々木の先生方と似たり寄ったりだなあ。
2012.11.29 01:05 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]
小沢の改憲論ですが、石原の改憲論と一字一句違わないんじゃないですか?
http://ameblo.jp/sankeiouen/entry-11183943357.html
石原が同じ事を言うとボロカスにけなすのに、小沢が言うと褒め称えるのは、どういう了見なんでしょうかね。
失脚させられたことをもって正義だというのなら、フセインもノリエガもみんな正義なんでしょうかね?
2012.11.29 11:21 URL | puyonyan #- [ 編集 ]
岩手1区からタッソ知事が出馬するのではという噂が流れてましたけど、
そのカミさんを出すそうだ。
http://www.iwanichi.co.jp/ken/item_32262.html
「権力闘争が第一」の小沢教祖様がやりそうなことかと。
確かに旦那は3・11から半月の間に本当に髪が真っ白くなるほどに
奮闘していたけど、その間・そしてその後教祖様は何をやってたのか
このご婦人はご存じないのか・・・。
去年の知事選でタッソの対抗馬だったのは河村たかしマンセーの若造で
小沢政治を終わらせるなんて言ってましたが・・・苦笑。
(ワタシは目ェつぶってタッソに投じました)
さらに情けないのは、河村たかしマンセーの若造を社民党が事実上支持したこと。
その因果なのかどうなのか、今回4区での候補擁立見送りとのこと。
岩手でも社民党終わりました(苦笑)。
岩手県内で政治を冷静に見ているのは、もはや沿岸被災地の人達だけなのかも。
震災復興に次ぐ関心事は、政治ではなく花巻東・大谷祥平の進路なのかもしれない。
2012.11.30 15:43 URL | 岩手4区住民 #- [ 編集 ]
トラックバックURL↓
http://caprice.blog63.fc2.com/tb.php/1278-f3314ae4
[小沢一郎][維新の怪][これはひどい]小沢一郎「(維新などと)連携できるなら解党もいとわない」(呆)
きまぐれな日々 衆議院解散に慌てて野合した橋下徹と石原慎太郎の醜態 のコメント欄より。コメント主は風太氏*1。 古寺さん、もはやお手上げの様ですね。 つまり自民も民主の野田・前...
2012.11.20 07:59 | kojitakenの日記