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きまぐれな日々

今回は趣向を変えて、まず安倍晋三・自民党新総裁の激励から始めたい(笑)。

自民党総裁選直後にこんな報道があった。
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20120928-1024232.html

 26日の自民党総裁選直前、都内のホテルで決起集会を行った安倍晋三総裁(58)が、昼食に高級カツカレーを食べていたと一部の情報番組で報道され27日までに、インターネット上で“カツカレー騒動”が勃発している。ツイッターなどでは「(値段が)高すぎる」「既に庶民感覚を失っている」などと安倍氏への非難が出ている。過去にも麻生太郎元首相の都内一流ホテルでの高級バー通いが非難されたことがあり、安倍氏にとっては早速、痛い船出となった。

 安倍氏は26日、東京・ホテルニューオータニで行われた決起集会に出席。支持者を前に、総裁選に「勝つ」ための験担ぎとしてカツカレーを勢いよく頬張った。この様子をMBSテレビの情報番組の男性リポーターが「通常のカレーだけで3500円、カツを乗せると特別オーダーでもっと高くなるそうです」などと伝えたことが“カツカレー騒動”の発端となった。

 放送直後から、ツイッターやフェイスブック上などで「安倍さんは全く庶民感覚がない」「高級カレーをテレビ前で食べるなんて一般人を無視している」などとの非難が出た。ただ、一部には「3500円カレーを食べてみたい」という書き込みもあった。その後、ネット上で同ホテル内にあるコーヒーショップ「SATSUKI」のポークカツカレーのフィレ(3200円、サービス料別)ではないかとの情報が流出。同品は、定価に10%のサービス料が追加され3520円で提供している。(後略)

(日刊スポーツ 2012年9月28日9時22分)


悪いが、こんな「安倍新総裁叩き」には私は与しない。高所得者が積極的にお金を使うことはほめられこそすれ、批判される筋合いなど全くない。「金は天下の回りもの」ということわざもあるが、気前よく金を使うことは高所得者の責務だろう。ましてや中川秀直の次期総選挙不出馬が報じられた現在、安倍晋三総裁は「りふれは」「一部経済系」などと言われる人たちが期待する「上げ潮派」のリーダーであらせられるらしいから、総裁選の日だけと言わず、毎日でも3500円のカレーを昼食に召し上がってお腹を鍛えていただきたい。また、朝日新聞や毎日新聞の食堂のカレーは安倍新総裁が食べたカレーよりももっと高いという話も聞くから、朝日や毎日の記者諸賢も、昼食には「安倍総裁ご愛食のカレーより豪華なカレー」を食べて、日々の激務に備えてほしいと思う今日この頃である。

冗談交じりの文体で書いたが、上記のような安倍晋三批判に与しないというのは真面目な意見である。かつて麻生太郎元首相が同様の批判を受けた時にも、私はその批判には与しなかった。むしろ厳しく批判されるべきはテレビ朝日が大好きな「めざしの土光さん」(故土光敏夫氏)だろう。

で、安倍晋三だが、残念ながら3500円のカツカレーを食したこと以外にほめるところが何もないのが現実だ。新総裁就任早々、安倍総裁は「改憲が次期衆院選の争点」と述べた。思い出したのは、5年前の朝日新聞大阪本社版の1面を飾った見出し「首相『改憲』むきだし」である。ネット検索をかけてみると、記憶に誤りはなく、2007年3月3日付朝日新聞大阪本社版1面トップに、この見出しの記事が出ていた。それを記録したブログ記事が見つかったので以下紹介する。

http://ryu2star.blog94.fc2.com/blog-entry-813.html

首相「改憲」むきだし

↑ 。。。これが3日の朝日新聞 大阪本社版 朝刊トップ記事の見出しである。

曰く、1月24日に支持率低下に悩む首相が改憲派の大先輩として敬う、中曽根元首相を昼食に招き、そこで、「『自分はこの仕事をしたい』という熱情が国民に届くかどうかだ」 と言われ、

そこから、「参院選まではやりたいことができなくても仕方ない」と周囲に漏らし、極力キレないように自分を抑えて来た首相が 変わって来た のだそうである。

何もせずに参院選後に退陣に追い込まれれば悔いを残す。

「憲法改正の道筋をつけた首相」としての足跡を刻みたいとの思いを強めているようだ。(後略)


この記事はよく覚えている。なぜかというと、安倍晋三は国民の暮らしそっちのけで改憲にのみかまけるつもりなんだなあと呆れ返った記憶があまりにも鮮烈だからだ。

この年の5月に、教育改革関連三法案が改定された。当ブログは2007年5月21日に、『サンデー毎日』の記事を引用して、「安倍政治の目玉『教育改革関連三法案』の真の狙い」と題した記事を公開した。

この記事を読み返すと、どうしても橋下徹の「大阪維新の怪」の蛮行を連想させずにはいられないのだが、安倍は国民の暮らしになどお構いなく、こうしたことにばかり熱中していた。3月の朝日新聞に「支持率低下に悩む」などと書かれた安倍だが、4月の統一地方選で石原慎太郎が大差で浅野史朗らを破って3選された頃から内閣支持率は持ち直し、この記事を書いた頃には支持率高止まりの気配さえあった。

それが、「消えた年金」問題の浮上で雲行きが怪しくなり、記事を公開した1週間後の5月28日には松岡利勝農水相が自殺。さらに松岡農水相自殺が報じられたのと同じ日に、安倍内閣支持率急落が報じられ、それからわずか2か月で安倍自民党はまさかの参院選大敗を喫したのだった。本当にあっという間の転落劇だった。

安倍が総理大臣辞任に追い込まれたのは「潰瘍性大腸炎」のせいなどではない。上記に書いたような「お花畑」のKY政治が安倍自民党を参院選惨敗に追い込んだのであり、参院選前に勝利を確信した安倍が自分から「内閣信任の選挙だ」と言ったことが完全に裏目に出て、安倍は責任を追及された。そういう恥ずかしい失敗を安倍は既に一度行っているのである。それなのに、安倍はまたしても「改憲が次期衆院選の争点」だなどとほざいている。安倍晋三は何も変わっていない。

こう書いていると、5年前に戻ったような変な気分になってしまうが、ネットでは安倍晋三の愛妻・アッキー(安倍昭恵)があの悪名高いトンデモ「水からの伝言」にはまっていることを水から、いや自らブログ記事に書いていたことがネットで発掘されて騒ぎになった。
http://togetter.com/li/381122

もちろん、大阪の条例案で騒がれたトンデモの「親学」についても安倍は推進派の親玉である(民主党の鳩山由紀夫も「親学」推進派のトンデモ議員である)。改憲、「水からの伝言」、親学と、いずれも4,5年前に話題になったことばかりである。

私が思い出したのは星新一のショート・ショート「おーい でてこーい」である。この作品は、東電福島第一原発事故や、その名も大飯(おおい)原発再稼働の時にも思い出したが、今回なぜまたまた思い出したかというと、深い深い底知れぬ穴に投げ込んで始末したつもりのトンデモが次々復活してきたからである。もちろん「捨てたつもりが空から降ってきたゴミ」の最たるものが安倍晋三その人であることはいうまでもない。真っ先に安倍晋三が降ってきて、それに伴って「改憲論」、「水からの伝言」、「親学」などが相次いで降ってきたという印象である。

ただ、そんな「昔の名前で出ています」の安倍晋三を、2007年と同じように簡単に駆除できるかというと、それには私は懐疑的である。なぜなら、かつてと比較して今は人々の右傾化が顕著だからだ。

たとえば、かつてブログで「安倍晋三を終わりにしよう」などと言っていた頃は、民主党、共産党、社民党、それに新左翼、さらに保守の一部の支持者が「安倍晋三打倒」「自民党打倒」を共通の目標にしていたのに対し、政権交代後の政権運営に民主党が失敗したのちの現在では人々の意識が大きく変わってしまった。

それも、大方のイメージに反して、現在の民主党主流派の支持者たちが右傾したわけではない。私が見るところ、もっとも大きく右傾したのは、民主党支持層のうち「左派」に属していた人たちである。さらにいえば、森永卓郎に影響された鳩山由紀夫びいきの池田香代子が「民主党のサハッ」と呼んだ政治勢力を支持する人たちである。

たとえば、6年前に「安倍晋三を終わりにしよう」と私などが呼びかけていた頃、もっとも彼らの琴線に触れるテーマは「戦犯・岸信介」に対する批判だった。「A級戦犯容疑者・岸信介の孫」としての安倍晋三を叩くことは、その狭いネット空間におけるトレンドだった。

それが今ではどうか。岩上安身、植草一秀、天木直人、岡留安則といった面々が絶賛する、元外務省国際情報局長・孫崎享のベストセラー『戦後史の正体』の際立った特徴として、その「陰謀史観」以外に挙げられるのが、岸信介に対する異様なまでの高評価だ。孫崎は、戦後日本の総理大臣を「自主派」と「対米従属派」の2派に分ける。これは、従来から「小沢サハッ」(いわゆる「小沢信者」)の好む論法であり、田中角栄や小沢一郎は「アメリカの虎の尾を踏んで潰された」という結論に持って行くのがパターンだ。それは孫崎本でも同様だが、それに加えて、従来のこの手の分類では必ず「対米従属派」に分類されていた岸信介や佐藤栄作を「自主派」に位置づけている点が、従来の類書にはない孫崎本の特徴になっている。私は孫崎本のうち岸信介を称揚した部分を主に立ち読みしただけだが、それは到底承服できるものではなかった。

岸信介を「売国奴だからアメリカに協力した」として切り捨てる論法自体が誤りであることは、6年前に岸信介批判本を出した宮崎学の著書などでも指摘されていることであり、何も孫崎の独創でもなんでもない。問題なのは、そもそも「善玉」と「悪玉」の単純な二分化自体が誤っていることだ。だから、岸信介に「自主派」としての側面があることは当たり前、というより「自主派」と「対米従属派」の分類自体が意味をなさない。岸信介は原発を楯にした「核カード」を用いて、日米安保条約でアメリカと交渉したと指摘しているのが有馬哲夫の新著『原発と原爆』であるが、有馬が示唆しているように、岸信介は日本の核武装を視野に入れていた。つまり、岸信介は確かに孫崎享が言うような「自主派」だったかもしれないが、それは核武装を含む日本の重武装を伴うものだったのである。

実際。孫崎享の『戦後史の正体』を読んだ少なくない「小沢サハッ」がそれまでの「護憲派」から「改憲派」へと転向したと私は聞いた。私は先日来ブログで孫崎の「トンデモ本」(と断定して差し支えないと思う)の批判を展開しているが、反応は乏しく、中でも岸信介に関するコメントには未だに1件も接していない。

以上のことからは、もはや「小沢サハッ」、つまり2006〜09年において民主党支持層の「左」側を占めていた人たちの多くはもはや「右旋回」してしまったと思われる。それと軌を一にして、彼らが支持する「国民の生活が第一」も野田民主党と比較してさえ相対的に「右」に位置する性格の政党になったとしか解釈できない出来事が続いている。

たとえば、「国民の生活が第一」の外山斎衆院議員は、国会の代表質問で政府に「河野談話」の見直しを迫った。また、同党の安全保障政策は、小沢一郎の年来の持論である「集団的自衛権行使の容認(政府解釈の見直し)」を事実上求めるものになっている。さらに遡れば、民主党小沢派時代から、典型的な新自由主義系地方政党である「減税日本」と提携し、あの橋下徹の「大阪維新の会」に小沢一郎がすり寄るなど、「国民の生活が第一」は、政治思想的にも経済政策的にも「右派志向」の動きしかしていないように見えるのである。

それでいて、「小沢サハッ」たちは用いる言い回しだけはかつての名残を残している。一例を挙げると、昨日の紙面に孫崎享の『戦後史の正体』を酷評する書評(評者・佐々木俊尚)を批判する(おそらく)「小沢サハッ」のTweetに、こんなものがあった。

かつての戦争で日本国民を大量殺戮したルメイに勲章を与えた連中と同じ穴の狢、朝日新聞。A級戦犯でありながら、その大罪を恥じて国民に謝罪するどころか、今も尚、米国ヨイショに邁進し米国利益最優先。読む価値無し


「A級戦犯でありながら、その大罪を恥じて国民に謝罪するどころか、今も尚、米国ヨイショに邁進し米国利益最優先」というのは、かつて、というよりつい6年前に安倍晋三が自民党総裁選の本命として台頭してきた頃でも、安倍晋三の敬愛する(母方の)祖父・岸信介を批判するのに用いられた形容だった。その批判がいまや、岸信介擁護本を批判する書評を掲載した新聞に向けられるようになった。これは私にとっては信じられないほど大きな変化である。その延長線上に見えてくるのは、安倍自民党と元・現民主党の「小沢・鳩山クラスタ」が握手する光景である。

そうした醜悪な光景が現実のものとなるイメージは浮かぶけれども、今も相変わらず「改憲」に向けて浮かれまくっている安倍晋三が、次の衆院選なり来年7月の参院選なりで惨めな敗北に追い込まれる光景は、残念ながら私には思い浮かべることができない。それは、上記のような「小沢サハッ」の「右旋回」もあるが、近年橋下徹が人気を博してきたことからも推測できる。「小沢サハッ」のようなコアな人々のみならず、世間全般に右翼化の風潮は広まっている。橋下人気はマスメディアが煽った影響も大きいが、むしろ右翼化の風潮に橋下が乗った色合いの方が濃いのではないかと思う。1993年の「山本七平賞」(故山本七平がいかなる人物であったか、リベラル・左派の方ならよくご存じのはずである)受賞者・孫崎享に「洗脳」されてしまった「小沢サハッ」のような特殊な例のみならず、右翼化の風潮は世に広く行き渡っている。そしてそれが異様なまでの反中・反韓感情として噴き出している。そうそう、「小沢サハッ」だったと思われる元広島県議の梶川ゆきこも、ひどいレイシストと化しているが、「「小沢サハッ」仲間がその梶川を諫めたという話が聞いたことがない。

ところで、今回の記事では橋下徹の「日本の維新の会」についてほとんど触れなかったが、安倍晋三が自民党総裁になったことに伴って、自民党との差別化が難しくなった彼らが天下を獲る(盗る)可能性はほとんどなくなったと考えている。自民党は、公明党か維新の会のいずれかを連立に相手に選ぶかとなれば、それは固定票のある公明党を選ぶ以外の選択肢はないし、それどころか自公連立に民主党が加わる可能性の方が維新が加わる可能性よりも高いのではないかとさえ思っている。いずれにせよ、橋下がイニシアチブを握る形で「維新の会」が加わる可能性はほとんどなくなったと見て良いだろう。あれほど勢いのあった「維新の怪」が、安倍晋三に自民党離党と維新の怪代表就任を要請して蹴られて以来、あっという間に衰勢に転じてしまった。まさに一瞬先は闇。政治の世界は恐ろしい。

このように橋下の前途は暗いが、それよりももっと暗いのが日本の未来であって、かつて国民的保守政党であった自民党が右翼イデオロギー政党と化して、その党首にカルト的な極右政治家が復帰し、さらには次期総理大臣就任確実と見られているとは、少し前には想像もつかなかったほど恐ろしい事態である。私は、次に安倍晋三を倒すことは以前より容易ではないし、安倍晋三が倒れるまでに日本がどれほどひどいことになってしまうか、空恐ろしい気持ちになっている。ここまで強い危機感を持つのは生まれて初めてである。
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池田香代子さんのブログをはじめて読んだ頃は、お書きになっている内容からてっきり社民党支持者かと思っておりましたが、その後、民主党を支持するようになり、今もそうみたいですね。池田さんと同様に、本来なら社民党に投票するのが合っているのに何故か民主党に投票している人たちというのが一定数いるんじゃないでしょうか。
自民党と共産党を避けるタイプの方たちなんですけれども、彼らが社民党に投票しないから、社民党がどんどん議席を減らしてしまっているのではないですか。
たとえ議席が取れなくても、投票すると政策が支持されているのが数で見えるのですが、それは意味ないと思っているのでしょうかね。

2012.10.01 10:18 URL | nessko #aIcUnOeo [ 編集 ]

改憲することは野田を大連立に抱き込めば意外に簡単だと考えます。野田は歴史に名を残すことに執着した人物であり、改憲のような歴史に名を刻めるプロジェクトへの参加を断ることは考えられません。
そして、右翼日本は9条の改正(これは技術的に難しい面があります)で満足できません。1条も不満だし、だいたい社会権も自由権も全部気にいりません。現行憲法のアメリカ流リベラリズムを憎んでいるのです。改憲の動きが反米陰謀論とリンクしているわけではありませんが。さて、そうなると全部書き直しですが、そんなことに時間を費やしていたら機は去る。そこで生まれるオプションが「現行憲法失効・維新憲法成立」(石原流)です。そして維新憲法は要するに大日本帝国憲法の復活です。新憲法を起草する能力など誰にもありません。帝国憲法しかないのです。

2012.10.01 10:48 URL | 野次馬 #195Lvy4Y [ 編集 ]

世間と言っても、庶民レベルでは、さほど右傾化も左傾化もしていないのではないでしょうか?

まぁ、民主党が期待外れだった(少なくとも左派的な受け皿では無かった)という点で、その反動もあるでしょうし、隣国との領土問題などを煽ったり火に油を注ごうとするマスコミや政治屋どもの存在もあり、5年前よりも世間の雰囲気が、若干ですが保守回帰している雰囲気はありますが、それでも(少なくとも)KYの安部氏の望む様な…改憲こそが選挙争点…といった雰囲気にまではなっていないでしょう。

庶民がどうにかして欲しいのは、生活に対する安心であり、将来に対する安心である筈であり、安倍氏がKYで「改憲」を叫べば叫ぶだけ、田舎の自民固定票以外の無党派層は、不安になる面もあるでしょう。
(生活者の大部分は「希望は戦争」という程には愚かでは無いと思います)

その不安を突いて、右派イデオロギーに対向して新しい福祉社会像を、力強く明示できる、社会民主主義的な勢力があれば良いのですが、現状はお寒い限りなのも確かなので、まだまだ?将来が暗いと感じる気持ちは、私も共有します。

しかし、何としても自民の安倍氏の再度の首班内閣などという悪夢は、出来れば実現を避けたいし、仮に実現しても短期で悪夢を終わらせたいと、心の底から思います。

2012.10.01 16:36 URL | 伊賀篤 #Xk9Ues7M [ 編集 ]

 みのもんたとか、羽鳥なんとかとか、やしきたかじんなんかに相当するような人たち(てきとーな例示ですが)って、昔から民放にたくさんいたんでしょうか? EXILEやヒップ・ホップ系のような感じのミュージシャン(私のイメージだけど、マッチョだけど、感覚的で、「お前を守る」とか「俺、悪やった。おかん、ありがとう。」とかそんな感じ)って、昔から流行っていたんでしょうか? ああいうのって、ナショナリズムと親和性が高そうに思います(…お前、サブカル系(…)だろっていう突っ込みあり…)。
 今も昔も民放をあんまり見ないので、よく分からないし、大昔は私が存在していなかったので、よく分からないので、聞いてみたくなりました。

2012.10.01 17:29 URL | suterakuso #- [ 編集 ]

追記:

一言に「世間」と言っても、私の知っているのは、普段から地域や会社などで周囲と対話している限りの狭い世間の事に過ぎませんから、(まして芸能界などは…はあまり存じませんが)、TVなどに露出する政治の世界の「世間」に限れば、確かに国家主義に煽られた風潮に媚びる様に、右翼化している事は確かだと(私も)考えます。

これを打破するには、そう(国家主義)では無い道を、今は出来るだけ広く訴えていくしか、無いのかもしれません。それで打破できる展望に確信が持てる状況でもないのですが…

2012.10.01 18:49 URL | 伊賀篤 #Xk9Ues7M [ 編集 ]

 ほとんどの国民てこの人の頭が(岸の怨念にとらわれてるんじゃないかと思えるほど)極右なのを知らないのではないでしょうか?これを知らずにいる人が日本の有権者の95%ぐらいしかいないのじゃないかとすら思えてきます。

聞いてると安倍氏の言うことは、暴力団=右翼団体のスローガンとほぼ同じですよね。(右翼団体の支援者の笹川良一も岸総理と同じA級戦犯、巣鴨プリズン出身ですね。)

マスコミ、特に報道が(右翼やネット右翼を気にせず)実際に言ってること、やってきたことなど(沖縄の自決問題で勝手に教科書を書き換えたり、従軍慰安婦問題のことや、田母神が幕僚長になったり、教育改悪やら)本当の姿を報道して欲しいものです。

バラエティの延長の番組で最近の番組は視聴率欲しさなのか、過激な発言ばかりする偏向な評論家を多用する傾向がありますよね。あんなのあくまでバラエティなのに・・・。民衆の将来不安や不満と結びついて放送局も数字が取れるんでしょうか?
あれでは国民は何が本当の史実なのかわからなくなってしまいますよね。

2012.10.01 21:04 URL | まんなかが一番 #- [ 編集 ]

追記
A級戦犯のその後って興味深いです。
児玉誉士夫(右翼団体)、小林順一郎(右翼団体)
正力松太郎(読売新聞社長)、岸信介、笹川良一・・・右翼活動に走る人もいますが、公職追放後にアメリカの「逆コース」で政治家になったり、CIAエージェントになったりしてますね。
是非こういうことも、報道してほしいです。

2012.10.01 21:20 URL | まんなかが一番 #- [ 編集 ]

 ここまで政界全体が右傾化すると、あまりわがまま言えなくなります。
 安倍政権&橋下政権&小沢政権阻止のため、敵を自民・維新・生活の3党に絞り、現民主党を支援しましょう。

最悪の自民・維新・生活より、よりマシな民主へ

 野田政権は主に凌雲会・花斉会・民社協会の3グループを基盤にしています。
 凌雲会・花斉会は政治右派と言っても限度がありますし、経済面も左傾化しつつあります、小宮山厚労相の答弁は少しづつ積極財政化してきました。
 民社協会は国旗・皇室・靖国・国防・原発等は右寄りですが、自民党のように利権政治・世襲政治ではありませんし、経済面は左寄りです。
 この3グループは、全て公明党と関係が深い点が難点ですが、逆に考えれば小選挙区制に戻す可能性もあります。
 なので、野田政権を支援するようにしましょう。

どうしても自民党を支援しざるを得ない場合、石破系・石原系を支援する。

 まずは野田政権を支援しましょう。
 しかし、どうしても自民党を支援しざるを得ない状況に追い込まれた場合、石破・石原を支援し、安倍にチョッカイを掛けましょう。
 石破は政治面も経済面も安倍よりはマシと考えて構いませんし、安倍を幽門(安倍の肛門を塞ぐわけではない)する形の大連立の場合、安倍政権&橋下政権&小沢政権よりはマシです。
 石原は国民新党・たちあがれ日本等の政治右派政党とパイプがありますが、それらは経済左派なので、政治面も経済面も右の安倍よりはマシと考えましょう。

消費税増税に100%反対しない

 消費税増税は仕方ないと思ってください。
 むしろ、基礎年金を全額消費税で賄えるように、消費税増税を推進しなければなりません。

2012.10.01 21:40 URL | Abeshine #v/Q4ADBU [ 編集 ]

孫崎氏を批判できればなんでもいいんだな。ITかじりの佐々木俊尚というポンコツにすがるという失態wwwhttp://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20120930/1348964581

2012.10.01 21:52 URL | woo #- [ 編集 ]

 日本の保守化は進んでいると思います。一つにはもちろん民主党の失敗がありますが、もう一つは中韓の攻勢にあります。どうも左の人はこの中韓の攻勢を見ないようにしているのか、もしく軽く考えておられるように思います。日本は徐々に右傾化の流れにありましたが、それを決定的にしたのは前の尖閣衝突事件です。あそこで国民の意識が決定的に変ったのだと思います。あのことで選挙では争点にはならないと言われた外交安保は経済や社会保障と並んで今後は大きな争点に一つになる時代になったのだと思います。左の退潮はいろいろありますが、その大きな一つとして外交安保に関して国民に響くような対策を語ることが出来ていないということがあるのではないでしょうか。
 左が政権をとるつもりがない、万年野党で批判だけをするということを目指すのならばともかく、もし政権を本気でとるのであれば外交安保についても説得力のある論を提示できなければ国民にはとどかないと思います。そして今後は外交安保が大きな争点となっていく以上、それを提示できなければ政権はとれないと思います。
 右傾化、国民の方が悪い、放っておけばいいなどそんな言葉の元で外交安保を避けるべきではないと思っています。外交安保は基地やオスプレイだけでありません。左は基地やオスプレイを語るのと同じ熱心さをもって尖閣や竹島、東アジアの安全保障について語るべきだと思います。

2012.10.01 23:27 URL | つづき #- [ 編集 ]

はじめまして。
私は安倍総裁を支持していますが、「改憲を争点に」はどうかと思いました。いずれはGHQからの完全な脱却という意味でも、またもっと時が流れれば時代にそぐわないものになっていくだろうという意味でも、変える時が来るのでしょうが、何故今?
私は安倍総裁に、教育界の暴走を止めることと、目先のカネに目が眩み中国・韓国に何も言えなくなってしまった現状の商業第一主義からの脱却、揺らいでしまった日本国民の安全保障の立て直し、を期待しているから支持しています。
改憲なんて、カビの生えた保守派たちのロマンチズムだと思います。ただ国際的に危険視されあらぬ疑いをかけられるだけで、実益なんて何もない。せっかく「憲法解釈」という玉虫色の言葉があり、およそ必要な全てのことは現憲法下で可能なのに。
安倍総裁のこういう、観念的・心情的なことに拘る姿勢はとても不安です。ましてスピーディな政治が必要とされる昨今、はっきり言って、早晩誕生するであろう安倍内閣が成功する画が見えません。唯一の救いは、twitterなどによって、メディアに対する国民のチェック能力が、安倍内閣当時よりも上がっていることくらいでしょうか。

2012.10.02 11:11 URL | 安倍支持者 #- [ 編集 ]

ごもっともです。


一部で「安倍晋三の功績」というデマコピペが流行しているそうです。

単に世の中が右傾化しただけでなく、

インターネットがさらに普及したことで
新聞等をマトモに読まずネットのデマに流されてしまう若者が増えてきたことも一員なのではないでしょうか?

2012.10.02 11:50 URL | #- [ 編集 ]

ここでも何回か言いましたが、左派が外交安保政策に弱いのはその通りでしょう。でも安倍をはじめとする観念右翼だってただ威勢のいいこと言ってるだけでしょ。あの連中に竹島を取り返す具体的な「安保政策」なんてありましたっけ(ないよ)。尖閣問題にしたって毅然としてりゃ解決するってもんでもないのは当たり前の話。安倍で典型的なのは彼の「得意分野」のはずの拉致問題。左派が何もできなかったのも事実だけど、安倍一派の、制裁を主眼においた毅然とした対北政策で拉致が何か進展しましたか?してません。要は左派も観念右翼も似たようなもんですよ、安保政策に関しても。私個人も左派の安保政策には不満を持ってますが、右翼の方がより現実的な政策を提示してるなんていうのは事実誤認も
があれば提示してください)。そうやってマスメディアを筆頭に右翼を甘やかしてきた(右翼の方がより現実的な政策もってますよ的な)結果としての右傾化ってのもあるんじゃないですかね。

2012.10.02 16:49 URL | tonybenn1973 #hj3M6W3Q [ 編集 ]

下のabeshineさんのコメントが反面教師としておもしろいですね。ワザとだと思いますが、日本人の政策政治決定方法の悪い例です。

何となく誰が誰を支持しているとか右的だ左的だとか。マスコミが悪いのもありますが、それに乗らず、しっかりどういう政策をするかまたは実際したか、また法律はしっかり条文をみて効果を調べる。

当たり前行動したいです。野田民主は原発削減策を掲げながら、閣議決定はしてないのを知っているでしょうか。曖昧な基準で 差別や著作権を決めて権力の制限をはずす法案をとうしている議員は誰か。
インターネットならそれが調べられます。スパイなど情報収集でも八割は公開マスコミと言われています。
それに加えて自分流の方法、特技を磨くのがいいかとおもいます。私もう使いませんが左派が現実的方法を身に付けるよう応援しています。

2012.10.02 20:35 URL | 基本的に ワザと #41syo2uY [ 編集 ]

 右翼は対米従属、集団的自衛権、防衛力増強などを提起しています。要はアメリカの下で対中包囲網を築こうというのでしょう。もちろんそれで全てが解決するわけでもありませんが、安全保障における抑止力としては一つの考え方です。安全保障においての軍備を考えるならばこれを観念論として切って捨てることは出来ないと思います。
 翻って左は何を提起してきたでしょうか。東アジア共同体論など、話にならない観念論でした。それが幻想であったことはここ数年で明らかになったと思います。つまり結局話せばわかるというのでは通じなかったということだと思います。
 この両者を比べて果たして同じ観念論でしょうか。確かに軍備を拡充しても問題は解決しないでしょう。ですが抑止力はつきます。国際社会において抑止力は単なる観念論でしょうか。私はそうはおもいません。
 
その上で誤解をしてもらいたくないのは私は別に右翼と同じ論に立っているわけではありません。もちろん抑止力の向上は必要と考えていますから、もしかしたら多くの左の方とは意見が違うかもしれません。ですが私も過度に増強すればその弊害も大きいと思っています。国内のナショナリズムにも気になります。ただそれでも今のようにほとんど沈黙している状態なのはいかがなものでしょうか。本当に今のまま何もしなくてもいいのでしょうか。私には疑問です。
 
 そうした上でさらに国民の支持という問題があります。国民からみて果たしてこの両者が同じ観念論に見えるでしょうか。私はそうは思いません。このように言うと国民に迎合しているという批判が出るでしょう。その批判は正論だと思います。ですが、現実問題としてその迎合といかに相対するかということを忘れてはならないと思うのです。国民の方が馬鹿だと無視をしていれば状況は悪くなるばかりです。戦前でも世の中の風潮に迎合せずに戦った人物もいます。もちろんそれは評価されてしかるべきですが、それはあくまで個人として偉かったというだけでその流れを止めることは出来ませんでした。そう考えれば今の風潮を批判するだけではなく、どのようにしたら流れを変えられるか、左に支持を取り戻せるかを考えるべきだと思います。その際には今までとは違ってこの外交安保も必要であると思います。いい悪いではなく右翼はこの問題で一定の支持を得ています。左はそれを支持する国民を相手にするのですから。

2012.10.02 21:55 URL | つづき #- [ 編集 ]

私は国防や領土問題が選挙の最大争点になることはないと思います。
これは右派のみならず、左派も間違えてきた点でした。「領土を守り、自国を誇ろう」というのも「憲法を守って戦争のない日本を」という両スローガンとも有権者を惹きつけてはきませんでした。

そんな中学二年生が叫びそうなことより、国民の興味はやっぱり日々の生活です。
ただ、食い散らかし感は否めません。「あいつがダメだったから、次はこいつで」という安易な乗り換えが多すぎる感はあります。
そういう面で言えば、自民が次の選挙で勝つとしたら「民主がダメだったから」であって、安倍の主張のためではないでしょうね。むしろ過去の安倍の不人気を考えると、意外と民主は善戦するのではないかとも思います。

安倍は思想右翼の最たるものですが、経済的にも上げ潮派に属し、小泉改革の延長線上にあります(安倍が脱ネオリベなどという幻想はどこから来てるんだろうか?)。
経済無策だから上げ潮派に属してしまったのかも知れませんが・・・。WEにしても、小泉時代にも言い出せなかったことを(最初の提言は小泉時代)、持ち出してくるKYこそ安倍だと思います。

なお管理人さんが主張するように、私も安倍が高級カツカレーを食べてたなどと言って批判するのはおかしいと思います。そしてもうひとつ、腹痛持ちを揶揄して馬鹿にするのも、差別に繋がりますので賛同しません。「腹痛のほうは政党運営に大丈夫だろうか?」という不安なら認めます。

2012.10.02 23:34 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]


未来予想図
もしも、自民党が与党か、第1党となり維新と連立、次期首相安倍になった、とすると・・・。

アメリカは安倍のお爺さんへのカルト妄想を利用する

アメリカからすると 
  →日本が改憲-自衛軍-極東における米の軍事費削減-日本に東アジアのお目付け役-安保見直し
中国からすると
  →右傾化と批判-中国国内の反日活動活発化-世論の安定-共産主義の延命 

日本はというと、、、。 
  →東アジアで反発-アメリカだけが頼り-アメリカは右傾化した日本を口実に批判-中国に擦り寄り-いずれ日本を見捨てる-孤立化

あまり他国(アメリカと中国)を信用しすぎないほうが。
こうなるとも考えられるけど。。。
安倍になれば、アメリカも中国もうれしいだけなんじゃない?

2012.10.03 00:12 URL | まんなかが一番 #- [ 編集 ]

追記:
岸元総理がCIAから金をもらって党内にばら撒いて党首になり、アメリカの手先となって受け入れた新安保。
そのときは冷戦構造化で本気でレッドパージをしてたアメリカは日本に軍をおきたかったんでしょうよ。

でも今は冷戦が終わってますから、すでに赤(左)に怯える時代ではないでしょう。中国なんて赤の皮かぶった特権階級資本主義。 

勝手に作って欲しくて置いた安保、なんでわざわざ日本がアメリカの下からはずれる必要がありますか?
今でも中国には抑止力になってます。

2012.10.03 00:27 URL | まんなかが一番 #- [ 編集 ]

私は所謂左派も孫崎も護憲、安保理も否定しないですが…。しかも安倍不支持

結局安保理も観念的なのは分かってないと危ないと思います。安保理はNATOとは違いアメリカ参加する義務は有りませんよ。日本人が条文をしっかりみないから誤解してる。
また尖閣にも竹島にも北方領土にも米軍は参加にしない可能性が高い。
竹島はアメリカは韓国領としています。孫崎の本参照。
自衛権自体は憲法は否定しない。そうすると結局アメリカの戦争に参加するかが問題。ズルズルやっているのは所謂従米右翼です。
共同体は十年前は非現実的でしたが、中国ロシアの経済発展によりいまは寧ろ現実的方法です。ロシアは宣言WTO加盟。二カ国とインド、資源国カザフスタンが経済協力機構をつくったのは知っているでしょうか。中国は元ではなくSDRをアジア共通通貨に提唱しています。

所謂左派よりアメリカが基軸通貨や石油確保のため戦争に走るのは御存知でしょう。国民を思う人ほど心配するはずです。安倍みたいにいつでも改憲とかただいっているのとは違うでしょ。

2012.10.03 00:36 URL | 基本は おもしろい #aVgyawdo [ 編集 ]

国民の目にどう写るかを重視するその姿勢こそが甘やかしだと言っているのです。現実には大した効果もないものを、ただ耳障りが勇ましいから、とか「現実的に聞こえるから」とかいうざっくりとした理由で正統性(外交安保は右翼が一枚上手)を与えちゃってきたでょと申し上げているのです。

まず対米従属から。百歩譲って冷戦時代にはこの選択が日本の安全保障に寄与した部分はあると思います。ただ冷戦後、この政策判断が何か日本の安保に大きな役割果たしましたか?アメリカが同盟相手でいながら、思いっきり尖閣で手こずってるじゃないですか。断言できますが、アメリカはこの問題で日本と共同歩調をとって軍事行動にでることは絶対にありません。議会がんなこと絶対に承認しませんから。つまりいくらアメリカにくっ付いてても、少なくとも今懸案の領土問題には何の効果もありません。ゆえに叫んでも効果のない観念論ですね。

次に集団的自衛権。これを認めることと日本の安全保障は何の関係もありません。当たり前です。仮に日本が武力攻撃を受ければ、日本は当然個別的自衛権を発動することになり、アメリカは(場合よっては)集団的自衛権を行使することになるでしょう。つまり日本の領土、領海を守るという最も重要な安全保障については集団的自衛権を日本側が認めるかどうかなど、何の関係もないことです。ゆえに効果のない観念論決定ですね。

最後に防衛力増強。抽象論としては個人的には特に反対しませんが、彼らがこの文脈で何を言うかと言えば、やれミサイル防衛(技術的に対核には効果ほぼゼロ)だ、核武装(世界的に孤立するだけでっせ)だ、敵基地攻撃能力(憲法改正しなきゃ無理だろうし、技術的にも対核には殆ど効果なし)だ、実効性のないものばかりですよ。

私は左派だと自認してますが、専主防衛の範囲で防衛力を整備することも当然だと思っています。その意味で今の左派には大いに不満があります。ただし、観念右翼の言う政策だって観念左翼(福島みずほさんみたいな)とどっこいどっこいなんですよ、ちゃんと検証すれば。そこをすっ飛ばして、「何となく右翼の方が説得力ありそう」ではどうしようもないと思います。左派の安保政策が問題だとおっしゃるなら、右派のそれもきちっと検証しましょうよ。それが私の見解です。

2012.10.03 14:30 URL | tonybenn1973 #hj3M6W3Q [ 編集 ]

右翼化wwwww

2012.10.03 17:23 URL | でたー #XXK4Q9gA [ 編集 ]

安保を安保理と間違えて変換してました。勉強したばかりの子がいたらごめんよ。あと最後の段落は所謂右翼の方へ語りかけです。

ところで改憲しなくても安保の関係を変更出来るのは御存知でしょうか。日米地位協定を帰ればいいだけです。 改憲をいう人は日本が他国に対しての集団的自衛権を持ちたい方でしょう。 自衛権はすでに持っているまた対等な立場をとるなら日米地位協定を変えるればいいわけですから。

2012.10.03 19:37 URL | 基本プラス #- [ 編集 ]

>tonybenn1973さん
読んでいてなるほどと非常に納得させられました。
私は所謂ネトウヨですが、左派の考えを知りたくてこのブログに辿り着きました。
「現実的」を標榜する右派が、「観念的」になってしまっているというのは、安倍新総裁の「改憲を争点に」という報道を聞いた時に何となく感じた違和感に対する明確な解答になりました。今の社民党と同レベルな右派を想定するとしたら、日韓・日中即時開戦論を唱えているような連中かな、と考えておりましたが「観念的」という括りでみると、自民党なども決して現実主義ではないのですね。
ただ、少々疑問に思ったことがあります。
尖閣問題について、中国が太平洋に自由に出て来られないようにするためアメリカは死守するだろう、という考え方があります。これは中国側も同じで、資源大国が海底資源のためだけにあれだけの行動を起こしていると考えるよりは自然でしょう。また、仮に海底資源が欲しいとしても、過去の例を見れば「勝手に掘ってしまえば」、日本の政権が自民だろうが民主だろうが、指を咥えて見ているだけなのは明らかです。そんな中で「領土」にしようとしてきたというのは、その領海における日本の監視体制をなくしたい、ということではないでしょうか?とすればアメリカはやはり尖閣を守る(少なくとも中国には渡さない)のではないでしょうか?
また、対米従属についてですが、そこからの脱却を考えた場合、これまでと同じレベルの安全保障を期待するなら、日本核武装論に繋がりませんか?
国際的孤立を招きかねない点でも事実上不可能、やるとするならいつかきた道を辿るような行為では・・・。もちろん核がなくても攻められないことを担保できるなら別でしょうが、難しいと思います。

2012.10.04 10:19 URL | 安倍支持者 #- [ 編集 ]

>安部支持者様

中国には海洋進出と言う確固たる戦略があり、米国がそれを抑えようとしているのは事実ですが、米国にとっての尖閣の戦力上の価値はいかほどのものなのか、果たして局地戦争までするまでのものか疑問です。
ただの領土紛争と判断すれば、1982年のフォークランド紛争のように介入しない可能性が高いと思います。
米国務省元高官のアーミテージがこの間言ってたように、安保適用の範囲内としても日本が何をやっても良いわけではない。島に施設を作る等の挑発行為が原因で戦闘になった場合には介入はしないでしょうね。つまり、よくよく考えて慎重に対応しないと、米国の介入はおろか支援も期待出来ないということだと思います。
この点いわゆる「愛国心」溢れる人たちには国際情勢の現実を見て欲しいと望むところです。いまさら、あまり言いたくもありませんが、地方自治体の一首長が、外交の絡む案件に国との相談もなく勝手な行為に及んだことは軽率の謗りは免れないと思います。

外交に関しては対米従属の外交を脱して主体的な外交をしなければ、とても尖閣に関する中国の外交攻勢には勝てないでしょう。対米従属かどうかは安保の有る無しには関係がない。しかし、米国は味方につけておかなければ絶対ならないところです。

核武装については、防衛上の有効性があまり無くリスクやコストと引き合わないものと考えます。
核武装すれば発言力が高まり自立出来るなんてことはあり得ない話ですね。
あたかも、太平洋戦争で飛行機生産が急務の時に無用の大戦艦を建造し続けるのと同じくらいな話だと思います。

2012.10.04 12:57 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

>安部支持者様>tonybenn1973様

勝手に割り込んで申し訳ありません。
失礼しました。

2012.10.04 13:32 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

古寺さん、孫崎さんの「戦後史の正体」読んでみましょうよ。
読まなければ孫崎さんの意図するところを読み取ることはいくらあなたでも無理だと思いますよ。

あなたは本の中の岸に対しての評価をもって本の内容を見もしないで非難しているようにみえます。
でも本当にそれでいいのですか?
私は岸への評価などというところよりも、この本の要は吉田茂の完全否定だと受け取っています。
現実にはアメリカの意のままに動かされてきた吉田は、しかし日本の戦後史では最大級の評価をされる大政治家です。
そして現在もNHKで吉田茂を賛美するドラマが放送されています。
そうです、日本の戦後史を見直すには吉田という政治家をどう見るかが一番重要なことなのです。
非難ではなく批判はそれからがいいでしょう。

ここに集う皆さんもぜひ一度この本を読まれてみてください。
このままだと日本は中国との仲も壊されてアメリカにいいようにされてしまいますよ。
戦略をもたない日本は国際社会では格好の餌食です。
だからといっていつまでもアメリカ頼みの日本でいられると思ったら大間違いです。
そして独立する為にはいかに中国やロシアを利用するかなのですが、いまのままではねえ、100%無理でしょう。
このままではアメリカ軍産複合体の手先どもに尖閣で煽られて、せいぜいF35などを買わされるのがおちです。
そしてせっかくの中国市場を失う事になるのです。
馬鹿丸出しです。

私はここではお邪魔虫なのでこれ以上述べませんが、悪い事はいいませんが一度は読んでください。

2012.10.04 17:12 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

 右派の言っていることを検証するというご趣旨には賛同します。ただ、本当に右派の言っていることが左派と同レベルでしょうか。私には疑問です。
 というのは核武装とかそういうのは仰るとおりですが、他の問題でもそれが観念論でしょうか。私には左のほとんどが観念論にしか見えないのに対して、悔しくとも右にはそうではないものがあるように思えてなりません。つまり右派の言っていること全てが現実論だとは思いませんが、その一部には現実論もある。しかし左は・・・。とそのような意味で申し上げた次第です。

 その上で見解の相違が大きいのはアメリカと抑止力の問題です。本当にアメリカの存在はそんなものなのでしょうか。私はアメリカがいるからこの程度で済んでいるのだと思っています。つまり解決にはならなくともある程度の抑止になっているのではないかと思っています。
 解決にならないから役立たずというのは少し違うように思えます。抑止力には様々な段階があるのではないでしょうか。完全に解決、押さえ込みを出来なければ抑止力といえないということはないのではないでしょうか。その程度を軽減させるということも十分抑止ではないでしょうか。その意味ではアメリカの力は大きいと思います。フィリピンはアメリカが出て行った途端取られました。もちろんフィリピンとは国力も防衛力も違いますから同列には扱えないですが、それでもアメリカがいなかったら今よりも攻勢は激しかったように思えます。
 アメリカと抑止。私はその効力に関しては大きいものであると思っています。

2012.10.04 17:27 URL | つづき #- [ 編集 ]

他の問題ってなんですか?具体的に挙げることができないとすればそれは単なる印象です。印象で政策の優劣(というよりどんぐりの背比べですが)を判断することほど愚かなことはありませんよ。

それと抑止力の捉え方が余りに抽象的です。そのような捉え方こそ日本に広がる「アメリカに守られているから…」という、対米従属から一歩も踏み出せない(別に日米同盟止めるまでいかなくてもいいんだけど)自虐的思考の源泉です。実際には今現在だって、日本の領土、領空、領海全ては自衛隊のみによって守られているのです。在日米軍は、現実的には日本の防衛に何にもコミットしていませんから。海兵隊が抑止力だ?(右翼がよく言いますね)はぁ?ってなもんですよ。あんなもんで何がどう抑止されてるのか、ご存知ならその関連を論理的にご説明下さい。

2012.10.04 19:35 URL | tonybenn1973 #hj3M6W3Q [ 編集 ]

右傾化する今だからこそ、左派は団結すべきだ。しかしその左派の団結を阻止する勢力が存在する。左派の仮面をかぶっているが、右派の補完勢力には要注意だ。

2012.10.04 20:44 URL | きまぐれば #sSHoJftA [ 編集 ]

確かに、防衛力の強化に関しては改憲とは特に関係ないと思います。
護憲で専守防衛のままもっともっと軍備増強し、有事に備えるというのも一つの考え方ですから。
国防に関して、
「右派=安倍的なもの」
「左派=福島瑞穂的なもの」
というのも実態を表しているとは思いません。
特に後者はちょっと異例すぎるような気はします。
領土問題に関して憲法改正なんてのは無関係でしょう。
そんなことをしている時間があるのなら、もっと現実的でスピーディーな対応が望まれると思います。
言い方に語弊はあるかもしれませんが、現行憲法下でも相手をあの手この手でゴツンと叩くことは不可能ではないわけですから。

2012.10.04 21:47 URL | 元大阪府民からの伝言 #- [ 編集 ]

>つづき様

私も米国の存在が抑止力として大きいと思っております。
ただ、尖閣について米国が実際に軍事介入することは先ず無いでしょう。しかし、支援は期待出来るかも知れない。米軍の支援が有るのと無いのとでは大違いでしょう。さらに、背後に米国が控えていると言うことは中国の行動への牽制となっていることは間違いありません。

ベトナムはかつてソ連にカムラン湾を基地として提供して味方につけて、中国と中越戦争を戦いました。そして今は、かつての敵の米国に基地を提供して中国を牽制しています。生き残るためにリアリズムに徹すれば、そうせざるを得ないことでしょう。
侵略には自国で直接対応すべきものですが、その際如何に他の国を味方につけておくことが出来るのかも非常に重要な要素です。
だから、米国との関係は特に重要と思います。

>tonybenn73様

>海兵隊が抑止力
この意味は、多分こう言うことではないかと思います。
即ち、在沖縄海兵隊の目的は別に日本防衛ではなく例えば台湾有事に備えるものだが、その海兵隊などの米軍基地が沖縄にあることによって中国は尖閣有事の際に沖縄を攻撃することは控える。
尖閣有事の際に、沖縄全体が自衛隊の後方基地として重要な機能を果たすことは疑いがない。もし、沖縄が攻撃されて尖閣への支援機能に重大な損害が出れば尖閣を維持出来なくなる公算が高い。
従って、尖閣が有事となっても沖縄と言う後方支援基地を攻撃出来ないのであれば、中国にとっては尖閣攻撃への敷居は高くなるので一定の抑止力が働くと考えられる。

このことは、日本本土全体にもある程度当て嵌まると考えられます。

2012.10.04 23:34 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

日米地位協定で何でも出来るわけではないです。やろうとすると無理が出てきます。

それを遣ったのが従米右の小泉政権がつくった 非戦闘地域の定義です。
政府は 国に準ずる組織が戦闘していなければそこは非戦闘地域としたのです。つまりイラクの政府が転覆したから、テロは国ではないからそこは非戦闘だという言葉だけのペテン。

これはもう法治国家からの逃げですよ。こんな国を壊すことを右は許したんですからね。
因みに後発覚して野党の質問に小泉は、そうです。どこでも行ける。自衛隊が行ったところが非戦闘地域といってます!

2012.10.05 06:40 URL | 基本 法律 #StxUo8xM [ 編集 ]

面白いので話を混乱させようと思います。「抑止力」を皆さん対中(敵)で考えておられます。なぜ対中なのですか?「アメリカと同盟国だから」というのはトートロジー。「市場経済を共有するから」は疑問。中国も十分市場経済があります。「自由と民主主義を共有するから」が正解とされていますが、では、共有しない(最近はやりの)ベトナム、シンガポールは敵ですか?遠いから関係ない?ならば半敵扱いのイランやシリアはいよいよ関係ありません。最近相対的に嫌われないロシアは共有しているのですか?
つきつめると何なのか、誰にもよく分かりません。

2012.10.05 09:53 URL | 野次馬 #195Lvy4Y [ 編集 ]

台湾有事に備えるったって、あの兵力でどうやって備えるのって話です。それに大前提として、現在の中台関係を見れば台湾有事なるものの蓋然性も極小(恐らくそんなものはないでしょう)なのは事実ですし。

沖縄の米軍基地の存在が対中の抑止力になってるっていうのも、まぁそう言おうと思えば言えなくもないだろうけど、そんなことよりも、現在進行形の非常に緊密な米中関係の方がよっぽど大きなファクターでしょう。大体米中が対立してる(いずれ対立するだろう)なんて考えが冷戦時代の遺物なわけで。その意味でも、対中抑止力として米軍の存在を殊更強調するのも、物の見方が物凄く図式的というか何というか、そんな感じがする。

2012.10.05 11:36 URL | tonybenn1973 #hj3M6W3Q [ 編集 ]

>ミリシヤさま
なるほど、アメリカにとって、中国の太平洋進出がどれほどの脅威であるか、それを見誤っては日本は愛想をつかされる、ということですね。
私としては、都知事の尖閣購入発言はアメリカからの影響(というか指示。巨大化する中国に向けたアメリカのプレ宣戦布告)があったのではないかと考えておりましたが、そうでない場合アメリカとしては迷惑でしかないと。実際のところはどうか分かりませんが、読み誤ればただでさえ揺らいだ日米の信頼関係に止めを刺すことにもなりまねないですね。特に今回の問題が日米のパイプが弱くなった民主党政権下で起こったことであるという点も勘案に値します。私見としては、石原都知事-アメリカは蜜月(本物の右派に怒られそうですが)であるように思うので、アメリカの誘導によるものではないか、と考えていますが。

日本が仮に核武装したとして、発言力が高まることはないというのはそのとおりだと思います。招くのは北朝鮮のような国際的孤立だけでしょう。
しかしコストパフォーマスはともかく、防衛上の有効性がないというところは、?と思いました。アメリカ、ロシア、中国など、世界で影響力の強い国家がこぞって核兵器というものを持っているのは何故でしょうか?私は使うためではなく、正に抑止力のためであるように思います。あけすけに言うなら「過度に攻めたら地球ごと自爆してやるぞ」という宣言です。北の将軍様を思わせる瀬戸際発言ですが、実際今の日本はそういう庇護の下にあると思います。もし対米追従路線から脱却する(≒反米路線に舵を切る)のであれば、発言力を犠牲にした抑止力を得ることや、他の核保有国との強力な同盟、例えば日中安保、日露安保(歴史的に見ていつ裏切られるか分かったもんじゃないですが)、日印安保など、抜本的な対案がやはり必要なことなのではないでしょうか。私は、これらはどれも信用に足るものではないと考え、現在の対米追従路線を支持します。

2012.10.05 14:56 URL | 安倍支持者 #- [ 編集 ]

>野次馬さま
答えは簡単、「反日国家だから」だと思います。小学生のような答えですね。私もそう思います。
しかし、これは根幹に関わる解答だと思います。防衛・安全保障を考えるのあたって、「どこと反目するか」「どこと協調するか」を規定することは当然で(なぜならそれによって強化する装備などが変わってしまう)、これはまた外交にも多大に影響します。
では反日国家とは何ぞや、というと、私は国主導の反日教育がなされている国家だと思います。子供の刷り込み・思い込みというのは恐ろしいもので、それは誰よりも大日本帝国が示してくれています。つまるところ、利益だけでなく、感情論で戦争に発展し得る国家だということです。
もちろん反日教育をしてる、してないを明確に色分けできるわけもなく、言わば反日ランキング暫定版のココから上は仮想敵国、ココから下は友好国、と決めているにすぎないでしょう。
以上の理由で、私は中国を敵と仮定するのは妥当であると考えます。
もちろん、その軍事規模や覇権への野心など、挙げて言ったらキリがなさそうなので、一番馬鹿らしく、それでいて根本的だろうと思う理由を言ってみました。

2012.10.05 15:25 URL | 安倍支持者 #- [ 編集 ]

>安倍支持者様
ご回答ありがとうございます。では韓国は敵でしょうか。ご回答からするとイエスにかたむくのだろうと思います。そこで「反日」の意味合いを考えていただきたいと思います。これら二国のナショナリズムが抗日戦争、抗日独立運動に根ざしているからです。ちょうど、われわれのナショナリズムのどこかに蒙古襲来を撃退したプライドがあるように、彼らのナショナリズムにとり抗日(反日)は数百年にわたりテーマであり続けることでしょう。そのため愛国教育は必然的に「反日教育」になってしまいます。私はこの状態を自業自得ととらえ、やっかいな隣人として付き合うほかはないと思っています。

2012.10.05 20:58 URL | 野次馬 #195Lvy4Y [ 編集 ]

>tonybenn1973様

私も台湾有事の可能性は実際のところ低いと思っております。しかし、それも米国介入が一つの要素となっているのではと思います。もし、米国が介入しないことが明白となれば、直ちに軍事力を背景に統一を迫ると思うのですが。
台湾有事における米海兵隊の役割は、開戦初頭の中国軍特殊部隊による政府・軍機能中枢の占拠・麻痺を防ぐというもので、本格的な米軍増援までの時間稼ぎでしょう。

米中関係の基本は共存と協調でしょうが、米が中国の海洋進出を抑制しようとしているのは南シナ海での対応からも明らかと思います。
米国は中国と全面的な対決を避けたいところでしょうが、しかし西太平洋での存在感は維持したいので、なお当分在日米軍基地は米国にとって重要であり続けるでしょうね。

>安部支持者様

私には、米国が中国と全面対決しようとしているとは思えないですね。だから、日中の対立も米国にとって歓迎すべき事態ではないでしょう。
とても米国が都知事の行動を支持しているとも思いません。都知事の行動はわざわざ対立を巻き起こすものでしかないわけですから。

核兵器が抑止力と言うのはその通りなんですが、それは相手方の核兵器使用に対する抑止力と言う事で、核による脅しに対する抑止ですよね。しかし通常兵器に対しては、核では抑止出来ないですよね。
つまり、米国の核の傘があろうが日本独自の核があろうが、通常戦争での負けを防ぐことも外交的に敗北することも防げないのではないでしょうか。
核の傘ということだけでなくて、確かにいろいろな意味で安保体制を維持することは役にたつことだと思います。今の情況で安保廃棄は考えられません。もちろん、それは米国に外交を頼り切るという事ではないです。

2012.10.06 00:02 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

>野次馬様
お察しの通り、私は北朝鮮も韓国も、敵国と仮定して妥当であると考えています。保守層の一部にも、韓国は東西冷戦における西側であるという考えから友好国であるという向きがありますが、これは少々時代錯誤ではないかと思います。例えば現代において、キューバやベトナムと対立するメリットはないように。まして韓国は、軍事面で日本を敵国認定をしているとされます。向こうから「お前と戦争するかもね」と言われておきながら備えないのは、少なくとも日本国民に対して誠実な姿勢とは言えないのではないでしょうか。この点は、古い保守を抱える自民党に大いに不満に思う部分です。
また、蒙古襲来を撃退したプライドという部分には、残念ですが同意できません。少なくとも自分は、自分が生きてきた世とおよそ直接的でない時代の出来事にプライドを持つことができません。同様に、白村江の戦いに恥辱を感じることもありませんし。
こんな考えの私だからかもしれませんが、他国の、ましてや煽られて作られた向きのあるナショナリズムに対して配慮するというのが、どうにも理解できないのです。未来志向の真逆でしかない、進歩のない姿勢であると。共同の歴史研究を行うこともなく譲歩し続けて、何の意味があるのでしょう。誤解を恐れず言うならば、味を占めてしまうだけだと思います。安易な譲歩は、結局事実がどうだろうが興味ないよ、と宣言することに他ならす、この姿勢は戦後補償としても不適当です。それでは友好とか和解からは遠のくばかりです。

書いているうちに話が少し逸れてしまった気がしますが、最後に。やっかいな隣人として付き合うほかないという点には、私も当然賛成です。敵国と仮定することと、交流関係を持つこととは別ですから。これはまさに「抑止力」という言葉の大事な部分で、関係悪化を前提とした軍備ではないということです。


>ミリシヤ様
ありがとうございます。
「米国の思惑」と「核の抑止力の範囲」の考え方の違いが、尖閣や日米同盟に関する考えの違いの元となっているようですね。
私を含め、おそらく多くのネトウヨは、米国経済の悪化、中国経済の悪化とそれに伴う共産党への不満蓄積を背景に、米中対決は直近にあり得ると考えています。それが全面対決であるか、あるいは代理戦争としての日中対決であるかは分かりませんが、どちらにしろ実際の主導は米軍でしょう。
また、核の抑止力は「通常兵器だけでも、殲滅戦のようなマネはできない」「外交的にも過度に追い詰めることはできない」といった側面はないでしょうか?敗北は防げないが惨敗は防げる、というのが核の効力で、敗北を防ぐための戦力とは別個に考えるのが適切ではないかと考えています。例としてはちょっと不適切かもしれんませんが、中国によるチベット弾圧などが、惨敗を防げなかった結果ではないかと思います。

たぶんこのあたりの左右の認識の差は、どちらにも決定的な根拠はなく、埋めようにも埋まらない永遠のテーマなのでしょう。大変勉強になりました。

2012.10.06 09:33 URL | 安倍支持者 #- [ 編集 ]

 他の問題、例えば自衛隊、海上自衛隊の増強、またそれかかわる法整備、外交面では中国と問題を抱えている国との連携の強化などは一定の評価できると思っています。

 それから抑止に関してですが、日本が自衛隊だけで守られているのは少々乱暴ではないでしょうか。本当に日本の力を過大に評価してらっしゃらないでしょうか。
 そもそも抑止に関して軍事上の最大の抑止は核です。日本がそれを持たない以上その抑止には限界があります。それとも日本は将来的に核武装を目指すべきというのならばそれはそれでわかります。しかしそうでないならばアメリカの核の傘は必要不可欠で、核抜き抑止力というものがこの国際社会において軍事上の防衛力として、抑止力としてそれだけで完璧だとお考えでしょうか。私はそうとは思いません。
 その上でこのような抑止が本当にまったく効いていないのでしょうか。中国はこのことをまったくカウントしていないのでしょうか。中国がこの程度の攻勢ですんでいるのは日本だけを見て抑えているのでしょうか。私は違うと思います。
 私は日本が自衛隊だけで守られているいうのは幻想だと思います。アメリカとの防衛と現実としての基地と在日米軍。これをカウントしていないとは思えません。確かに普段は自衛隊だけで守っています。ですが何かあったときにはアメリカが後ろにいる、そう相手が考える、それが抑止でしょう。そういう意味での抑止は抑止ではないとお考えでしょうか。普段活動していることだけが抑止でしょうか。核の傘は平素活動していませんが、あれは抑止の概念には入らないものなのでしょうか。そうではないと思います。
 アメリカに守られていることを自虐思考と仰っていおられますが、一方で核もない日本の自衛隊がそれだけで日本を守っているというのはいかがでしょうか。

2012.10.06 10:27 URL | つづき #- [ 編集 ]

>ミリシア様

私は中台紛争(あり得ませんが、仮にあったとしても)で、アメリカが台湾に軸足を置いた介入をするとは思いません。それほど米中の経済に限らない相互依存関係は深まっており、日本の親台派(まぁいわゆる観念右翼ですね)の捉え方はそれこそあまりにイデオロギーに偏向した観念論だと思います。この辺は見解の分かれることかもしれません。ただ、良好な米中関係は日本の安全保障にとっても当然プラスになることにはご同意頂けると思います。

外交とは「潜在的な脅威」をいかに少なくして、自国の安保のみならず様々な国益を追求しやすくすることを一義的目的にするものだと思います。反共、反中という下らないイデオロギーのために一自治体の長がした軽率な行動は、日本の国益を大きく損なうものであったということは間違いないと思います。

ミリシア様の見解には賛同できることも多く、今後ともご教授下さい。

2012.10.06 11:50 URL | tonybenn1973 #mQop/nM. [ 編集 ]

つづき様

議論が噛み合っていないので無益かもしれませんが、一応言っておきます。

おっしゃるような右派の政策(ちょっと具体的には存じあげませんが)が現在の日本の安保にどんな効果があるのか、私にははなはだ疑問です。それなら東アジア共同体と大差ないんじゃね?と。

抑止の最大が核なら、日本だけでなく世界の大多数の国にはその抑止力はありませんよ。そしてそれがなければ自国を自分で守ってないということになるなら、ドイツもイタリアもカナダも北欧も韓国もオーストラリアも…守ってないんですかね?彼らは何と言うでしょう?

そしてアメリカに関してですが、日米安保に明記してあるからご存知だと思いますが、日本の施政領域下で武力紛争が起こった場合でも、アメリカも日本も当然のように憲法その他国内法規の範囲内で行動することになります。仮にアメリカで武力行使の議会承認を得られなかった(必要ないという解釈もあります)など、国内事情によってはアメリカが軍隊を出さないこともあり得ます(尖閣はこのケースにあたるでしょう)。通称ガイドラインにも日本防衛の一義的責任は自衛隊にあるとあります。米軍は自動的に参戦するわけではないのです。右派が好んで使う日米同盟の実態はそういうものです。だから無益だ、日米安保破棄だ、などと叫んでいるのではありません。このような抽象的抑止力に寄っかかりすぎてる右派の観念論の実態を指摘してるだけです。

日本を守っているのは自衛隊でありこれは幻想でも何でもありません。幻想だと断言するなら、あなたのおっしゃる「後ろにアメリカがついているから守られているのだ」という説の具体的根拠を提示してください。最初にも言いましたが、実体の伴わない印象で議論してきたことが昨今の右傾化の一因だと思いますから。

2012.10.06 15:26 URL | tonybenn1973 #hj3M6W3Q [ 編集 ]

安倍支持者様

相手国のナショナリズムの根源に基本的な共通価値を認めるかどうかですね。私は「侵略の否定」又は、「民族の自決」が共通価値だと思います。それが国連憲章の一番大事な部分だと思いますし、命よりも大事なものだとも思います。中韓両国のナショナリズムを認めざるを得ないのは、それが日本の侵略に抵抗した運動、すなわち共通価値を代表するものであったからです。逆に残虐な侵略国家だった当時の日本について誇りは持てません。侵略を肯定するナショナリズムはやめなければいけません。

2012.10.06 23:24 URL | 野次馬 #195Lvy4Y [ 編集 ]

>安部支持者様

私も、冷静な議論を通して認識の差を理解出来て勉強になりました。今後ともよろしくお願いします。
ただ、認識の違いは左右ばかりではなくて右の中でも左の中でもあると思います。いろいろな違った見方が出てくることで全体としての認識は深まって行くものと考えます。

核が多少とも抑止になりうるのは、相手の核攻撃に対してだけです。通常戦争では役に立ちません。
「惨敗」の具体的な内容は分からないのですが、もし日本が核武装していたとしても通常戦争での「惨敗」を防ぐために実際に核使用出来るものでしょうか。先に核使用すれば、その後の核報復で「惨敗」どころか「破滅」するでしょうね。つまり先に日本から核兵器を使うことは出来ず、従って通常戦や経済での負けを核兵器で防ぐことは出来ないでしょう。

>tonybenn1973様

冷戦時代のように相手を「悪」とみなして対決して行く時代ではないでしょうね。米国としても、経済再建のために輸出市場としての中国は重視しているはずです。
従って、米国の対中の軍事方針は中国の「やり過ぎ」を抑える範囲のものと思われます。中国もそれは分かっているので、経済を通じた平和統一をいずれは達成するつもりでしょう。政治的には香港のように民主制を認めると思います。
ただ、良好過ぎる米中関係が日本にとっても良いと言えるものかどうか。米国への遠慮が、中国の対日姿勢を抑制していることは無視出来ないと思いますが。

外交の重要性は、私も強調して強調し過ぎることはないと思っています。武力で問題が解決出来るとは思っていません。
深刻な対立問題があっても、その他の部分で協力関係を模索して次第に対立問題を相対化して行くような努力が是非ともしなければならないと思います。
もちろん、そのためには軍事力での抑止も重要な前提と考えます。

安全保障は、いろんな分野が絡む難しい問題です。いろんな知恵を出し合っていくことが必要です。よろしくお願いします。

2012.10.07 11:00 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

 日本の右翼の言っていることに一理あるというのは2つの側面があります。日本自身の防衛力の強化とアメリカの抑止という観点です。その際にまず、日本自身の防衛力強化ですが、その意味では右翼の述べていることに一部には日本の防衛力を向上させる観点からは見るべきものがあるとのではないかと思っています。防衛力増強は必要だと仰っておられますが、その観点で右翼の言っていることに見るべきものはないでしょうか。一方でその観点で左翼から見るべきものを聞いたことはあるででしょうか。私はありません。

 それから2つ目としてアメリカの問題ですが、申し訳ありませんが、具体的な根拠とはどういう意味でしょうか。例えば今までに中国軍が日米安保を考えているとか、幹部が米軍の介入をけん制している発言をしているとかいう意味でしょうか。

 その上で自衛隊が守っているというのは現実に日米安保があり、核の傘があり、在日米軍がいるという現実がある以上それを抜きにして守っているという根拠はどこでしょうか。今米軍が動いていない状態でも守れているからというのは論拠になりえません。抑止とは相手に後ろから出てくるかもしれないと思わせることが抑止ですから今現実に動いていないから抑止にならないというのは論拠にはならないのではないかと思います。例えば中国が日本に対するときにアメリカはカウントしていない、日本の実力だけを見て判断しているのだというのならばそのとおりだと思いますが、果たしてそうでしょうか。またその根拠はどこでしょうか。

 それからドイツだとかイタリアだとか核のない国が守っていないというのはそのとおりだと思います。だからこそNATOでも在韓米軍もあって同盟関係を結んでいます。核を持つ隣国に紛争関係があるところで、核を持たない国が単独で防衛できるというのは幻想だと思います。だからこそ傘を持たない国の立場は弱くなります。フィリピンは米軍が出て行った途端に取られました。それが現実です。逆に言えば軍事的に弱い国は核の傘の抑止があることによってその軍事的脆弱さを補えます。

 日本の防衛力強化は必要です。ですが、それは限度がありますし、またその限度を超えて戦前のようなことにしてはならないと思っています。ですが、一方では中国のような拡張を目指す国が隣国にあることも事実でそれに対抗していかなければならないことも事実です。ですから同盟関係が必要なのであるのだと思います。
 そんなものはいらない日本単独でやるのだとして、核武装もする、軍拡もするというのならばそれはそれで一つの考え方ですが、私は組しません。
 核をも含めた軍事上の抑止に関してそれが大したことがないというのはいかがなものでしょうか。核を持つという意味は大きいものがあります。だからこそ北朝鮮でもイランでも開発するのではないでしょうか。
 日本が核武装もしない、防衛力増強も限度があるというのであれば、そして昨今の中国の拡張を考えればどこかと組む必要があるのではないでしょうか。そうなれば今のところアメリカでしかありえません。

2012.10.07 12:15 URL | つづき #- [ 編集 ]

いつも通り、通り一辺の抽象論なのでもう最後にする。

左派の安保に見るべきとこがないのは何度も述べている、不満だって言ったはずだ。だからってそちらみたいに右派のそれにみるべきところがあるなどとは全く思わない。それだけの話。

ドイツが自分の国をNATOで守って貰っているなんて考えているわけないだろ。大体NATOなんて冷戦後殆ど形骸化してるっていうのに、何を冷戦時代の頭で寝言を言ってるのか。

いかがなものかも何も、自衛隊が全ての防衛を担ってるんだからしょうがないでしょ。違うって言うならそれを理屈で説明してくれよ(軍事は理屈だよ)。

北朝鮮が核を欲しがるのは他に何もないからに決まってるだろ。通常戦力は話にならない、経済力もない、そんな国に残された唯一のラストリゾートが核。日本の現状とは似ても似つかない国を持ちしてどうするの?核武装したいの?

それから唯一の具体例フィリピン。ここも日本とは国際的地位、経済力、軍事力、どれをとっても大きく異なる。ゆえに比較対象として意味あわのかね。

中国はロシアやベトナム都の国境画定には武力なんて使ってないよ(アメリカは後ろにいなかったけど
な)。こっちの例はどうなんの?

余りに中身の薄い、抽象論へ返すのは面倒になりました。これで終わります。

2012.10.07 16:15 URL | tonybenn1973 #- [ 編集 ]

もっと大筋の評論でよい。
あまり細かいことに拘って評論を展開していると、せっかく今こそ左派の大同団結が必要な時に、左派が左派同士で分裂してしまい、右派対左派の力関係においてもともこうもなくなってしまう。
真の評論は、自己満足のためにあるのではない。
現実に社会を民主的な方向へと変革するエネルギー源にならなければならない。
我々民主主義を希求する国民は、ここ最近急速に日本社会が右傾化していることに懸念を抱いている。そんな時だからこそ、左派の大同団結が現実に可能となり、右派に対抗し得る力になるべきなのだ。不幸な社会の到来を阻止するためにも。
ブログ主の方にお聞きしたい。このブログを書かれている目的はどんな目的で書かれているのですか?
もしよろしければ、教えてくださいな。

2012.10.07 16:15 URL | きまぐれば #sSHoJftA [ 編集 ]

 いちおう常連?なので、「ブログ主の方」のコメント欄に対する姿勢をお教えいたします。http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1267.html#comment15216
>「管理人との問答は無用」というのが当ブログのコメント欄の運営方針です。

2012.10.07 22:07 URL | suterakuso #- [ 編集 ]

suterakuso さまありがとうございました。

たまたまランキング参戦バナーをクリックしたら、ランキングが出て、このブログの紹介が以下のように書いてありました。

「いまだかつてない戦後日本の政治・社会最大の危機に当たって、世直しのために発言をしていくブログです。」これが目的だろうと思います。よくわかりました。

世直しは連帯する大きな力が必要だと思います。それがわたしの率直な感想です。それでは。

2012.10.07 22:39 URL | きまぐれば #sSHoJftA [ 編集 ]

suterakusoさん、

またまた余計なことをしてくれましたね。あなたが私を怒らせたのはもう何回目でしょうか。当ブログの方針について余計なクチバシははさまないで下さい。重ねてお願いします。

「きまぐれば」、とやら。

私は過去のあんたのコメントを覚えています。最初はこんなのでした。

>>小沢はおのれの「剛腕」を過信していたようだ。小沢新党「国民の生活が第一」や社民党は最終的には「維新の会」に弾き出され、弱者連合と化して衆院選で惨敗すると思うが、こうして考えると結局「国民の生活が第一」も社民党も「安倍・橋下連合」の事実上の補完勢力にほかならないのではないか。

>補完勢力の本家本元である共産が入っていないではないか!
笑っちゃうね・・・。

これに対して私はこう応じました。

>>「きまぐれば」とやらよ。

>> 補完勢力の本家本元である共産が入っていないではないか!
>> 笑っちゃうね・・・。

>当たり前だろ。これは何かというと共産党を「補完勢力」呼ばわりする「小沢信者」(や民主党支持者の一部)に対する皮肉だからね。

>そんなことも読み取れないのか、バーカ(笑)

で、その次の「きまぐれば」のコメントが下記。

>右傾化する今だからこそ、左派は団結すべきだ。しかしその左派の団結を阻止する勢力が存在する。左派の仮面をかぶっているが、右派の補完勢力には要注意だ。

最初のコメントと合わせて読めば、「補完勢力」が共産党及び同党に親和的な論をなす者であることは自明。

それから3番目がこれだよ。

>もっと大筋の評論でよい。
>あまり細かいことに拘って評論を展開していると、せっかく今こそ左派の大同団結が必要な時に、左派が左派同士で分裂してしまい、右派対左派の力関係においてもともこうもなくなってしまう。
>真の評論は、自己満足のためにあるのではない。
>現実に社会を民主的な方向へと変革するエネルギー源にならなければならない。
>我々民主主義を希求する国民は、ここ最近急速に日本社会が右傾化していることに懸念を抱いている。そんな時だからこそ、左派の大同団結が現実に可能となり、右派に対抗し得る力になるべきなのだ。不幸な社会の到来を阻止するためにも。
>ブログ主の方にお聞きしたい。このブログを書かれている目的はどんな目的で書かれているのですか?
>もしよろしければ、教えてくださいな。

最初に無礼きわまりないコメントを寄越しておきながら、3回目になって「ですます」調を使ってくる厚顔無恥さに私は呆れた。

本来なら、「きまぐれば」とやらのいう「左派」とは何を指すか問い返さなければならないところだが、私はあえて無視して単にコメントを承認した。そんなところに、

>いちおう常連?なので、「ブログ主の方」のコメント欄に対する姿勢をお教えいたします。http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1267.html#comment15216
>>「管理人との問答は無用」というのが当ブログのコメント欄の運営方針です。

とは、あんたは一体何を言っているのだ。どうしていつも人の心を逆撫ですることしかできないのか。

結局、このふざけた(間違いなく「小沢信者」であろう)「きまぐれば」とやらから、いい気になったコメントを引き出しただけだった。以前の「革命烈士」の時とまるっきり同じだ。

こんな振る舞いしかできないsuterakuso氏に、果たして社会科学的な分析など行うことが可能なのか、私ははなはだ疑問に思っている。

2012.10.07 23:12 URL | 古寺多見(kojitaken) #e51DOZcs [ 編集 ]

さて、議論は相手をけなさなければ有意義ですなと思いつつ。軍事的安全保障は次の選挙の争点にはする必要は感じないですね。

まず原発の縮小をしっかりやることが、直接安全保障につながっていますから。原発にミサイル落とされたら終わりですから。

ですがマスコミは生活に関わらない事象ばかり垂れ流していくでしょう。民主の原発縮小の閣議決定なしを批判せず民意が分けるための複数は引いたということです。

次はいよいよTPPにくるはずです。民主、自公、維新どれになっても推進に働きます。逆に言えばここらだけをマスコミは報じ、それとなくTPP反対派のネガティブイメージを報じまず。それは間接的で直接政策を批判するものではないでしょう。ご注意下さい。
ほら、維新の竹中がなんか言ってますよ…

2012.10.08 00:38 URL | 基本 現実 #AJT5cU0U [ 編集 ]

 確かに、自分でもどういう訳か、相手を見ずにコメントいたしました。

2012.10.08 01:22 URL | suterakuso #- [ 編集 ]

「kojitakenの日記」では産経グループの世論調査で、維新が大幅に支持を下げ、民主党支持率が続落して内閣支持率も下がり、自民党が急伸したことを述べていますが、読売が2日に行った調査によると、野田内閣の支持率は34%で前回調査より7%の大きな伸び、ここが違います。
読売も産経も右寄りのマスコミであり、概ね回答者の傾向が保守的であるにもかかわらずどうしてこんな違いが出るのか分かりません。

どちらも自民の支持率が上がって維新の支持率が下がったことは同じですが、民主の支持率は読売の調査では上がっています。
一方読売によると、安倍への期待では「評価する」が40%に対し、「評価しない」が53%と安倍の不人気ぶりを表しており、自民の支持率上昇は維新への熱が冷めたことと、誰が選ばれるかはともかく総裁選の報道が大きく取り上げられたことによるでしょう。

産経とは違い、読売調査では民主も支持率も伸ばしています。これは自民の総裁が安倍になって失望した人が流れたのではないでしょうか? 谷垣のまま、もしくは石破であれば自民は民主を圧倒したと思われます。

ネオリベ・リベサヨ・ポピュリズムの民主、極右・生活保障軽視・時代錯誤的KYの自民、超ネオリベ・ポピュリズムの維新。どれを取ってもろくなものはないので、次の選挙への興味が湧かない状態の私ですが、とにかく言えることは、
「安倍は人気がない」
ことだけはたしかであるということです。

2012.10.08 21:30 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

協調性を何よりも重んじるはずの左派が、けんか腰ですね。

どんなに論を展開しようが、説得力のある論はただひとつなのです。

それぞれがそれぞれの国益を追求するのみ!

本当であれば、米軍なぞ日本にはいらない
日本は日本人の手で守る
それが、常識です
しかし、現在の日本にとって、それは難しい

野次馬さんのコメントは、混乱させるどころか至極まともなコメントだとおもいます!
「そもそも信頼できる国など存在しない」という意味で
ただ、戦略的に組める相手が、アメリカしかいないだけのこと

抽象論なんかではないのですよ。
真理なんですから!

2012.10.13 01:30 URL | hahaha #- [ 編集 ]

このコメントは管理者の承認待ちです

2012.11.08 20:09  | # [ 編集 ]

安倍自民党は確かに右翼的だが
それなら韓国や中国にこれ以上の
侵略を許すのか?
女や子供は平和ボケすぎて全く危機管理意識はないが ほっておけば日本は本当に中国の属国になりかねない
それがどうゆう事か理解してないだろうが、日本人を恨む国の民と上手くやって行けるとでも思っているのだろうか?

2012.12.02 09:48 URL | 中道 #- [ 編集 ]

安部晋三が嫌いなら、それを通したらいいが、こんな赤い新聞紙まがいの事書いている人がいたんだ。今のうちに中華人民帝国にでも、移民して置く方がいいと思う。それともその時はその時で、朝日新聞の様に変わり身早く、右翼の旗手の顔を偽装して、先頭に立ってるかもね(笑)

2013.02.10 01:21 URL | #5Wn/Sb0g [ 編集 ]

私は安倍内閣において憲法改正には賛成です。

あなたは憲法改正に反対のようですが
どうすれば日本を守れるのか代案はありますか?

2013.02.13 21:34 URL | #- [ 編集 ]













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