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きまぐれな日々

私の住む南国にあっても、夕方吹く風に涼しさを感じるようになった。今年の夏は、当地に来てからもあまり経験のないほど異様に蒸し暑い夏で、ずいぶん消耗したが、これから涼しくなって元気を回復し、ますますAbEndに燃えたいと思う今日この頃だ(笑)。

ところで、月が変わればブログのアクセス状況も変わる。当ブログは、時に過激な反安倍晋三の記事を載せる割には、従来あまりネットウヨの攻撃を受けないブログであった。それだけ相手にされていなかったともいえる。

それが、ここへきて様相が一変した。前々から、早くトラックバックしろ、来たらすぐ削除してやると公言していたブログから、ついにトラックバックが来たので、予告通り削除してやったが、それもトコノマ(笑)、今度は某右翼ブログ経由のアクセスが急増した。

そのブログとは、もう記憶のかなたとも思えるほど昔、といっても6月16日の当ブログの記事「安倍晋三は以前から統一協会に祝電を送り続けていた」で思いっきり皮肉ってやった、「きちが石根」という右翼ブログである。

今、この6月16日付の記事、特にコメント欄を読み直すと、なんともいえない懐かしさにかられる。これは、ハムニダ薫さんのブログ「薫のハムニダ日記」提唱の「安倍晋三統一協会に祝電」キャンペーンに協賛した記事だが、一昨日ブログを閉鎖されたピリカラさんからコメントをいただいているし、つい先日ブログに復帰されたkuroi-mazinさんのコメントもついている。そして、今回のAbEnd削除騒動で矢面に立たれたSOBAさん、ピリカラさん同様先日ブログを閉鎖されたヘリオトロープの小部屋さん、それになんといっても「AbEnd(安倍ND)」運動の提唱者・美爾依さんから初めて当ブログにコメントをいただいたのがこのエントリだった。美爾依さんのコメントを見て、「カナダde日本語」を訪問したところ、「AbEnd(当時は名称未定)」の呼びかけの記事があったというのは何度も書いたことだが、それはともかく、この記念すべきエントリで槍玉に挙げた「きちが石根」だが、向こうはウヨの間では結構な人気ブログらしくて、どうやら当ブログは相手にされなかったようで、当時は何のリアクションもなかった。それが、9月2日になって突如彼のブログで取り上げられ、そのせいで、「きちが石根」経由のアクセスが49件もあった。はっきり言って、こんなブログ経由のアクセスでヒット数が増えても、うれしくもなんともない。
とにかく腹が立つし、あんなところのアクセス数を増やしたくもないので「きちが石根」の当該記事へのリンクは張らない。知りたい方は、6月16日付の私の記事中にあるリンクからたどっていただきたい。そのくせ悪口だけは書くので、読者には不親切だろうが、ここは私のブログであって、管理人である私の気の進まない努力などする気もない。

で、右翼ブログのヨタ記事についてだが、70年代以降、右翼の論客にとって論じる場所はいくらでもあったことを、全然否定し得ていない。論じる場が、統一協会系新聞である「世界日報」でなければならない必然性を、「きちが石根」は相変わらず示し得ていないのである。

実をいうと、このブログの記事が私自身をさほど強烈に批判しているわけではない。ハムニダ薫さんの祝電追及キャンペーンから始まって「安倍ND (AbEnd)」に至る反安倍キャンペーン全体が槍玉にあがっている。

「きちが石根」は、一連の運動を「作られた反安倍さんキャンペーン」だという。だが、私が書いた「電通と暴力団とカルトが作ったものじゃない」 という記事にはっきり示しているように、祝電追及キャンペーンには当初マスコミや政治政党は全然絡んでいない。カマヤンやハムニダ薫さんのスクープ、ソースこそ示さなかったけれど、この件を周知させた「きっこの日記」(6月6日付)などを主な媒体として、ブログ世論が騒ぐことで、マスコミが後追いをせざるを得なかった一件だと思っている。当ブログ(6月7日に、ハムニダ薫さんの記事を引用した記事「やはり事実だった統一協会系団体への安倍晋三の祝電」 を掲載したのを皮切りに、多くの関連記事を書いた)も、その末席を汚した。
ちなみに、有名ブログ「世に倦む日日」も、この件を取り上げたことがある(「安倍晋三の統一教会祝電醜聞と自民党総裁選 - 渡辺恒雄の戦い」)が、その記事には、カマヤン、ハムニダ薫さんや「きっこの日記」への言及はない。
私はかねがね「世に倦む日日」の非凡なネット調査能力に敬意を抱いていたのだが、その有名ブログが、ネットにおける祝電問題追及に言及しなかったというのは、いかにも奇異に感じる。

そして、祝電追及キャンペーンは、カナダ在住の日本語教師・美爾依さんのブログ「カナダde日本語」が提唱した「AbEnd運動」(最近、発起人の美爾依さんによって「安倍ND」と改称された)へとつながっていく。私は、この運動を広めるのに、美爾依さんやその他の中心メンバーともども、もっとも尽力した人間の一人だと自負しているが、この運動は、断じて「作られた運動」などではない。カナダ、韓国、ミクロネシアや日本全国から上がった反安倍の声が集まっているが(なぜか東京発の声の占める比率はさほど高くなく、西日本や海外発が多い)、その過程には、反安倍の記事を掲載しているブログをネット検索で見つけてはトラックバックを呼びかけるという地道な活動があった。そうやって徐々に大きくしていった、自発的な運動なのである。

くだらない「きちが石根」なるブログから来訪された諸氏には、これを機に祝電追及キャンペーンや「AbEnd(安倍ND)」の経緯をよく調べることをオススメする次第だ。
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こんにちは。

ABENDに安倍マンセー工作員が少数わいています。
中には巧妙なものもあります。
チムセコ工作員が戦術を変えたのでしょうか?
駆除の為の殺虫剤噴霧が必要なようですね。

2006.09.03 11:25 URL | どーも #a2H6GHBU [ 編集 ]

続きです。

【毎日がレビュー】
http://toba.livedoor.biz/archives/50592165.html
>私は安倍さんが好きです。さまざまな発言が私の考えと一致するからです。非常に期待しています。今回、改めて彼のビジョンを知っておきたくて、この本を手に取りました

【今日のトピックス】
http://blog.livedoor.jp/genius_newton/archives/50107352.html

この二つが安倍マンセーブログです。
これらがABENDに貼ってあります。

2006.09.03 11:36 URL | どーも #a2H6GHBU [ 編集 ]

どーもさん
美爾依さんの昔の記事を見に行ってほしいんですが、「安倍晋三 - トラックバック・ピープル」は安倍晋三の批判を目的としたものではなく、ニュートラルなものなので、安倍晋三を支持する記事がTBされていてもかまわないのです。
いつかの甲斐田新町のは、たんぽぽさんに対する個人攻撃や悪質な誹謗中傷(ああいうのを誹謗中傷と言うんだよね)があったから削除されたのです。

2006.09.03 19:31 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

了解しました。。。

2006.09.04 16:37 URL | どーも #- [ 編集 ]

kojitakenさん、お久し振りです。

TBありがとうございました。あべしとは関係ないエントリーですが、TB返しをさせていただきます。

いまだリハビリ中につき戦線復帰とは言えませんが、今後ともよろしくお願いしますm(_ _"m)ペコリ

2006.09.04 17:40 URL | kuroi-mazin #- [ 編集 ]

kuroi-mazinさん
お久しぶりです。安倍と関係の有無にかかわらず、TBは大歓迎です。こちらこそよろしくお願いします。

2006.09.04 20:30 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

どーもさん
差し支えなければ右のメールフォームからメールを送っていただけませんか?

2006.09.04 20:34 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

>きちが石根

え…まだあのblog続いてるんですか?
前に「アインシュタインの予言」でデマを飛ばしてたから、国会図書館で調査して論破したのに、まだ懲りてないんだ…。うーむ。

2006.09.11 03:49 URL | Bar #sIzfUQmU [ 編集 ]

Barさん
コメントありがとうございます。
「きちが石根」は、ブログ名を「きち☆石根」に変えたみたいですが、まだ続いています。
笑えるのは、サーチワード「きちが石根」でネット検索したら、「きち☆石根」がひっかかることです。なんのためにブログ名変えたんでしょうかねえ。

2006.09.12 23:56 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]













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