大阪のことは仕方ないかもしれないが、国政にかかわる政党や政治家が大阪ダブル選挙に際していかなる行動をとったかはよく覚えておいた方が良いだろう。この件に関してよくまとめられていると思うのが、かつてその選挙制度に関する論考を植草一秀が好意的に取り上げたことのある上脇博之・神戸大学教授のブログ記事「大阪ダブル選挙の対立構図は『独裁vs反独裁!』(『維新vs既成政党』ではない!)」である。具体的にいうと、国民新党、みんなの党、公明党、石原伸晃(自民党)、原口一博(民主党)、小沢一郎(民主党)などが「独裁」を肯定する橋下徹に事実上手を貸している国政の政治勢力ならびに政治家たちである。民主党に関しては、非主流派の小沢・鳩山系が橋下徹に親和的だからといって、現執行部を含む主流派が橋下と対決する姿勢をとっているかというとそうでもないことも付言しておく。とにもかくにも、最終的に日本を滅ぼすのは橋下との対決を避けようとする政治家の面々だと私は考えている。
最近の政治の話題は「TPP」一色だったが次の焦点は「消費税増税」に移る。前回のエントリでは、「消費税増税」に論点が移ってしまう前に書いておきたいと思って、労働者派遣法の改正に関し、民主党が自民党や公明党と妥協して「製造業への派遣」と「登録型派遣」の禁止を法律から外すという「骨抜き」をしようとしていること、そして小沢一郎がそれに関して沈黙していることを批判した。すると、この部分に関して「世直し大工」氏から批判のコメントをいただいた。以下に紹介する。
民主党のていたらくぶりは古寺多見さんのおっしゃる通りですが後半の製造業派遣「原則禁止」削除の記事については古寺多見さんの知識のなさに呆れてものが言えません。この法律のお陰で「人夫出し」と呼ばれる日雇い派遣会社が多く潰れました。建築業というのは親方一人、職人数名の超零細企業の寄せ集めで成り立っているのです。
通常の仕事であれば職人達でまかなえますが、材料の搬入など人出が必要な時には対応出来ません。
そのために現場で動ける「人夫」が重宝されていました。
多くの親方(社長)は職人として働いており、3日前の人員確保など考えてる暇などありません。作業当日の朝「3人必要だ」といえば簡単に調達出来た「人夫出しの仕事」のお陰で仕事が成り立っていたのです。そこに集まる労働者も毎日現金収入が得られ、通常のアルバイトより高額な日給(8000円~1万円程度)の所得を得ていました。
民主党が出したこの法案はこの日雇い労働を規制する法案で、この法案のお陰で多くの労働者は路頭に迷う事になったのです。
民主党の「岡田」がこの法案に反対したのは親族である「イオングループ」の影響です。
これは人材派遣方以前からあったパートタイマー改正法案が施工され 企業とパートタイマーが直接雇用できなくなり、そのため「人材派遣会社を作り派遣社員としてパートタイマーを働かせる事になったのです。
現在スーパーなどで働いているパートさんは法律上「派遣社員」になります。昔からあった契約社員もこの悪法である改正パートタイマー法のお陰で派遣会社に属する「派遣社員」になりました。その結果所得は激減しました。
今の日本の雇用体系は「正規雇用社員」と「派遣労働者」の二種類だけなのです。
「経団連」がどうのこうのと言う前に何故、「派遣社員」が増加したのかをきちんと調べてから発言して下さい。あまりにも無知としか言い用がありません。
2011.11.17 03:58 世直し大工
このコメントに関して、「風太」さんからも、
とのコメントをいただいた。しかし、私には「世直し大工」氏の主張がさっぱり理解できなかった。世直し大工さんの指摘については、知り合いの関係者から少しだけですが聞かされていたことがあります。
この「世直し大工」氏のコメントをめぐる議論の経緯は、『kojitakenの日記』の何件かの記事に書いたので、興味のある方は下記のリンク先をご参照いただきたい。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20111117/1321540451
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20111118/1321550171
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20111118/1321574371
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20111118/1321614392
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20111119/1321666106
議論といっても「世直し大工」氏から一度返事をいただいただけだった。『kojitakenの日記』及び当ブログのコメント欄からは、「風太」さんにもコメントをお願いしたのだが、一度も返事をいただいていない。
「労働者派遣法」の改正については、読者の関心も非常に薄いように思われるし、何を書いてもムダかと思っていたのだが、この記事を書く直前の23日深夜に、「世直し大工」氏から『kojitakenの日記』に再度コメントをいただいたので、その前にいただいたコメントとあわせて、こちらのブログでも紹介しておく。こちらで紹介するのは、「はてな」ユーザーにコメントを限定している『kojitakenの日記』よりコメントがつきやすいかもしれないと思うからだ(なお、「はてな」には登録するだけで「はてなダイアリー」に日記を開設せずともコメントできる。登録は簡単だしオプションをつけなければ無料だから、そんなにバリアは高くないと思うのだけれど)。
まず18日にいただいたコメント。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20111117/1321540451#c1321556685
yonaosi 2011/11/18 04:04
労働労働者派遣法を述べる前に「パートタイム労働法の改正」について述べなければなリません。 「パートタイム」労働者とは主たる就業先の企業と直接 (就業時間・賃金)などの取り決めを行う雇用形態でスーパーなどのパートタイマーや短期的なアルバイト、自動車製造工場などの「期間従業員」、一般企業などの契約社員がこの「パートタイム労働法」の適応を受けていました。 昔の雇用体系は正社員とパートタイマーの2つに分類されていました。この時点では労使共にうまくいっていたのですが、パートタイマーの人権・処遇の改善を求める政治的な動き(社会党だったと思うが・・・)でこの「パートタイム労働法」が改正され、一定期間(最長1年間)を超えた場合、その場所で同じ仕事をする場合は正社員と同じ労働条件(賃金・労働時間・社会保障など)にする以外労働契約の更新は認めないという法案に改正されました。結果、企業は直接雇用形式を取りやめ、第3者が雇用者である派遣労働に変わっていったのです。 派遣労働であればこの「パートタイム労働法」の適応外になるためです。スーパーなどもこの「パートタイム労働法の改正」により直接雇用から「派遣労働」へと変わりました。 スーパーの場合ほとんどが形式上の雇用契約となり、独自の派遣会社を持ち労働者と雇用契約を結ぶことができます。そのため「派遣労働者」は急増しパートタイム労働者は消滅しました。
その増加した「派遣労働者」を更に規制しようとしたのが「労働者派遣法」なのです。
労働者のためと言いつつも結果的に労働者の雇用を減少させ、所得の低下へとつながりました。
20年以上も前のことですがダイハツで期間従業員を6ヶ月間していたことがありますが、その時代は今のような派遣労働ではなく直接雇用の「契約社員」であったため健康保険や失業保険なども全てダイハツと同じでした。今は更に条件の悪い「派遣労働」に変わっています。何故派遣労働者が増えたのかはこの「パートタイム労働法の改正」が原因です。安っぽい正義感のお陰で結局苦しんだのは労働者たちだけでした。
私のまわりにもこの「パートタイム労働法の改正」で涙を飲み込んで仕事をしている人が大勢います。 本当にその労働者の為になっているのかどうかを考えなくてはいけません。
ただ単に規制をすれば良いという単純なものではありません。
ちなみに私は小沢信者でも極右勢力や極左勢力でもありませんし、民主党崇拝者や自民党崇拝者でもありません。自分自信が何をすべきかぐらいはわかっているつもりです。
ちなみにTPPには大反対です。
続いて23日のコメント。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20111118/1321550171#c1322058963
yonaosi 2011/11/23 23:36
このパートタイム労働法改正案は度々変更・更新が繰り返されていまのではっきりとした事は言えませんが「派遣労働が問題化する以前のはなしです。当時も「派遣労働」はありましたが、現在のように製造業やスーパーのような小売業に認められたものではありませんでした。 期間工、契約社員、パートタイマーは全て直接雇用でその働く企業と直接雇用されていました。正規社員以外の労働者はこの「パートタイム労働法」の対象でした。この年に改正されたパートタイム労働法の改正点は
- 同一労働同一賃金、同一待遇の原則、有給休暇や賞与など正規社員と同等
- 会社は労働契約を明確にし、契約期間・賃金の掲示を示し、契約更新は認めない。正社員になる場合は除く。
- 休憩場所の差別的待遇を改める
といった現行法と趣旨は同じですが罰則規定が現行法よりもあまりにも厳しかったため、企業は労働者と契約を結ぶのをやめ、規制の緩やかな「派遣労働者」へと雇用形態を変えていったのです。
この法案の狙いは「パートタイム労働者」を強制的に「正規労働者」に変更させる目的があったため雇用者・労働者にとってハードルの厳しすぎる法案となってしまいました。 これは当時野党であった民主党・社会党・共産党が押し切った形で法案化した経緯があります。自動車業界で働く「期間工」もこの「パートタイム労働法」の対象となるためその逃げ道として「労働者派遣法」に製造業も含めるとして今度は自民党が押し切ったかたちとなりました。それから数年後「リーマンショック」がおこり、「派遣村問題」が発生したのです。
ちなみに「福岡パルコ」の仕事をしました。2ヶ月の短期契約でしたが、本来なら請負契約を結ぶのが普通ですが、「派遣社員」として登録、仕事をしました。
行きつけの大手スポーツクラブのインストラクターも以前は契約社員でしたが「派遣社員」としての雇用契約を結ばされ嘆いていた事がありました。
「労働者派遣法」を厳しくすれば企業や労働者は「請負業」として仕事をしていくしか働く道はありません。 建築業でいうところの「一人親方」と同じになり、労働関連法規の対象外となり、労働環境はますます悪化します。
労働者の労働環境を改善するための法律がじつはさらに悪化させることになるのです。
現在のパートタイム労働法はこの派遣村問題以降だいぶ変更されたみたいです。
このへんは私ではなく「社労士」のほうが詳しいと思います。私が知っていることは以上です。これ以上のことはわたしにはわかりません。お近くの「社労士事務所」にお問い合わせください。(費用は払えませんが・・・。)
パートタイム労働法は自民党・宮澤喜一内閣当時の1993年に制定され、同じく自民党・安倍晋三内閣当時の2007年に初めての大きな改正が行なわれた。
18日にいただいたコメントを読み、パートタイム労働法について調べた結果と照らし合わせた結果、「世直し大工」氏は1993年のパートタイム労働法制定について書いているのではないかと私は推測したのだが、昨日いただいたコメントを読むと、どうやらそうではなく2007年の改正について述べていたものらしい。当時の民主党代表は岡田克也ではなく小沢一郎であり、民主党は小泉政権の苛烈な新自由主義政策に対抗して、「国民の生活が第一」の路線に転換していた。従って、イオングループ一族の岡田克也が小売業の利益のために云々という、「世直し大工」氏の最初のコメントは、完全な誤りである。そんな人間がよくもぬけぬけと
とほざけたものだなと、その面の皮の厚さには感心するばかりだし、「世直し大工」氏の3件のコメントはどれをとっても誤りだらけで、正しいところを探す方が難しいほどひどいものだが、本記事の主旨は何も「世直し大工」氏を槍玉に挙げることではない。「経団連」がどうのこうのと言う前に何故、「派遣社員」が増加したのかをきちんと調べてから発言して下さい。あまりにも無知としか言い用がありません。
何が「世直し大工」氏に3件のコメントに表出しているような誤解をさせたのか。そこに問題があるというべきだろう。もとをたどれば1995年の日経連による「新時代の『日本的経営』」にあり、この提言の目的はいうまでもなく企業の労働コストを下げることにあった。
その線上に沿って、まず「特定の業種についてのみ認められる」というポジティブリスト方式だった派遣業務においてその対象業務を増やし(1996年改正)、次いでポジティブリスト方式を「特定の業種以外は派遣労働が認められる」ネガティブリスト方式にして派遣労働が原則自由化され(1999年改正)、最後にネガティブリストから製造業を外して製造業への派遣労働が認められた(2003年改正)。このあとの2つ、すなわち1999年と2003年の改正こそ、日本において派遣労働者を増やし、格差を拡大して「ワーキングプア」を激増させる元凶なのである。要するに労働者が怒りの矛先を向けるべき政治勢力は1999年と2003年の法改正に賛成した政党や政治家であって、2007年のパートタイム労働法改正の局面における民主党(当時小沢一郎代表)・社民党・共産党ではない。
なお、前回のエントリを公開した当初、一部誤りを書いていた。1999年と2003年の民主党代表はいずれも菅直人だったが、民主党は1999年の法改正に賛成し、2003年の法改正には反対した。また、小沢一郎は前回にも書いた通り1999年の法改正においては与党議員としてこれを推進する立場にいた。少なくとも1999年当時の自由党と民主党は批判されなければならない。
「世直し大工」氏のように、掲示板で経済問題に関して意見を活発に表明している労働者の方でさえ上記のような誤解をしてしまうほど、「反貧困」の運動体を含む日本の労働運動の力は弱い。さるブログのコメント欄で、『kojitakenの日記』は民主党と小沢一郎を批判することしかできなかったと論評されたが、それは私に筆力が欠けていることのほか、「反貧困」の運動体に今なお期待しているからでもある。
だが、働く者の多くが橋下徹だの小沢一郎だのの「力の強そうな者、頼れそうな者」に期待を託している間は何も望めないし、「反貧困」に限らず、「脱原発」にせよ「TPP」にせよ沈黙かさもなくば邪魔しかしなかった小沢一郎に対して何もできない、あるいは「格差拡大」「原発推進」「TPP推進」「消費税増税」を実行しようとしている「野ダメ」野田佳彦に対して何もできない、(もしそんなものが本当に存在するとしたら)「民主党リベラル派」とは一体何なのだろうか。
特に声を大にして言いたいのは、肝心な時に大ボス・小沢一郎の顔色をうかがい、ボスの真意を「忖度」する、いわゆる「ソンタクズ」と揶揄される人たちが、いくら勇ましいことを言ったり、仮に「護憲派」であったところで、そんな人間を信用して未来を託すことなど全くできないということだ。
日本の政治をここまでダメにしてしまった要因として、「(保守)二大政党制」及びそれを生み出した「小選挙区制」が挙げられるが、これを推進した政治家としてもっとも責任が重い人間が小沢一郎であることは今さらいうまでもない。
やはり結論はいつも同じ「小沢一郎の打倒なくして日本の未来なし」になるのだが、今さら小沢一郎を倒したところで日本の焦土化はもはや止められないのではないかという悲観論からどうしても離れられない。
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大阪府知事選では、維新の会の松井一郎氏について、どの程度府民の関心がありますか?
松井氏について、どう報じられ、どう受け止められていますか?
今更ながら松井氏のプロフィールを調べると、改革派というよりも、既得権益側・守旧派を思わせるものでした。分かりやすいものでは、
旧自民党員
二世議員
日本会議会員
というものがあります。
また、学歴は、
福岡工業大学付属高校→福岡工業大学
ですが、なぜ松井氏が学生時代を福岡で過ごしたのか不思議に思い、調べてみると、「2ちゃんねる」や「阿修羅」(下品ですみません…。でも、ヒットしてしまうんです…。)に、
福岡工業大学の理事長は笹川良一
松井氏の父親は笹川良一の子分
という書き込みがありました。実際、笹川良一は、1970年から91年にかけて、福工大の理事長をしているようです。
これらから、「例の橋下氏に対する文春や新潮の攻撃は、実は、松井氏に対するネガティブ・キャンペーンを予め封じるための作戦かもしれない。橋下氏の鞍替えさえも、松井氏が属する勢力の支援を得るための取り引きかもしれない。」と妄想しました。
それはともかく、上記のプロフィールは、ネガティブ・キャンペーンでも何でもなくて、判断材料として府民が知っておくべきことだと考えます。笹川良一との繋がり以外は、本人も公表していることでもあります。
2011.11.24 20:38 URL | suterakuso #- [ 編集 ]
>suterakusoさん
文春や新潮(特に新潮)は、橋下よりも実は松井一郎を刺そうとしているように私は思うのですが。
記述自体は少ないものの、わかる人がみればなるほどと思う内容ですから。
ライターに上原善広氏を投入している点もなかなか良い選択です。
2011.11.24 22:49 URL | 元大阪府民からの伝言 #- [ 編集 ]
>元大阪府民からの伝言さん
私は、文春や新潮の見出しを見て、記事は読んでいないんです…。妄想の部分は、飽くまでも妄想であって、根拠のない戯言くらいにご理解ください。
とは言え、松井氏に関する記事は、見ておけばよかったと思っています。
次の記事が関係してくるのでしょうかね。
文春▼逮捕歴もある「大阪維新の会」消せない過去▼大阪地検前田 元 特捜検事が掴んだ維新の会「裏ガネ情報」
新潮▼虎の威を借る「維新の会」面々は叩けば埃が舞い上がる
サンデー毎日▼橋下後継「維新の松井一郎」カネと暴力団情報
今更だけど、古本屋に行こうかな?
とにかく、このプロフィールをみると、「維新の会」以外には何も売りがないのですが、本当に大阪府民は、886万人の行政の長として、この人がふさわしいと考えているのですかね?
2011.11.25 21:40 URL | suterakuso #- [ 編集 ]
わざわざアホミテー爺の犬の石原とつるんで
郵政民営化を促進する
自称郵政国営派の亀井
http://www.asyura2.com/11/senkyo122/msg/689.html
>国民新党の亀井静香代表が、石原慎太郎東京都知事を党首にした新党構想を主導していることが24日、わかった。
>すでに民主、自民、たちあがれ日本に所属する国会議員にも参加を呼びかけ、大阪市長選に出馬している橋下徹前大阪府知事が率いる「大阪維新の会」や、大村秀章愛知県知事が率いる「日本一愛知の会」との連携も模索する。
>27日の大阪府知事・大阪市長のダブル選の投開票を待ち、年内結党に向け活動を本格化させる。
どうやら亀井は回復不能なほどぼけたらしい
あるいはアメリカからカネもらって手打ちしたか
若くて生きのいい郵政国営派の議員がいないのが郵政凋落の原因
そもそも郵政にたかるやつなど、国営派にせよ外資派にせよ利権しか考えていない
国民のことなど考えていない
2011.11.25 22:41 URL | 噴飯物 #a2H6GHBU [ 編集 ]
小沢氏は日本改造計画(93年)のころから二大政党制論者ですからね。
政権担当能力のある政党を自民党以外に作りたかったみたいです。
ただ、55年体制、つまり自民党一党優位制にもどっても駄目だと思うんです。
これから中選挙区中心に戻すにせよ、朝日の社説のように大選挙区制にするにせよ、比例一本にするにせよ、自民党万年与党体制は避けなくては。
2011.12.03 13:18 URL | SPIRIT(スピリット) #- [ 編集 ]
所詮床屋政談だから文句を言う筋合いもないんですが、
・そもそも日本で人材派遣が業務限定ポジティブリスト方式で始めたのは一種の欺瞞である(ビルメンテナンスやファイリングと称する実質一般事務は「専門」業務とはいえない)。
・業務限定は欧州も含め世界標準ではない非常に特殊なものである
ことぐらいおさえておいてください。独りよがりで読んでいてすごく恥ずかしいです。何をいっても無駄でしょうけど。
2011.12.03 16:46 URL | 観察者 #- [ 編集 ]
kojitaken様
> 日本の政治をここまでダメにしてしまった要因として、「(保守)二大政党制」及びそれを生み出した「小選挙区制」が挙げられるが、これを推進した政治家としてもっとも責任が重い人間が小沢一郎であることは今さらいうまでもない。
その通り。
小沢一郎氏を倒さなければ話になりません。
> やはり結論はいつも同じ「小沢一郎の打倒なくして日本の未来なし」になるのだが、今さら小沢一郎を倒したところで日本の焦土化はもはや止められないのではないかという悲観論からどうしても離れられない。
小沢一郎氏を倒しても、まだ大量に新自由主義&新保守主義者が残りますが、党議拘束無しの新党が結成されれば、何とかなるかもしれません。
(詳しくは次コメントを参考にして下さい)
2011.12.05 03:35 URL | 牧野弘幸 #v/Q4ADBU [ 編集 ]
SPIRIT様
> 小沢氏は日本改造計画(93年)のころから二大政党制論者ですからね。
> 政権担当能力のある政党を自民党以外に作りたかったみたいです。
小沢一郎氏の場合、政権担当能力のある政党を自民党以外に作りたかったと言うより、「自民党もどきの政党」を自民党以外に作りたかったかもしれません。
万が一、自民党が下野してしまった場合にそなえて、スペアの自民党を用意したと言う意味です。
> ただ、55年体制、つまり自民党一党優位制にもどっても駄目だと思うんです。
日本の場合、自民党の考えと同じ、一大政党制が向いてると思いますが、自民党政権が良いわけではありません。
自民党の最大の特徴として(民主党はもっとそうですが)「党議拘束」が存在しますが、これが良くないと思います。
現在、最も必要な政党は党議拘束無しの新党だと思います。
当ブログの管理人であるkojitaken様に嫌われてたけど、結成時の改革クラブは、ある意味、斬新な政党でした。
私は2008~2009年頃、一大政党制を主張してました。
政権交代に反対と言う意味ではなく、「一大政党制」を掲げて政権交代した方が良いと言う意味ですが、ほとんどの人に理解されず。
私の言い方が悪かった場合、申し訳ありませんでした。
2011.12.05 03:37 URL | 牧野弘幸 #v/Q4ADBU [ 編集 ]
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