きまぐれな日々

一時ブログで絶大な人気を誇った池田信夫(通称ノビー)という男がいるが、最近は池田ブログにつく「はてなブックマーク」の数もめっきり減り、ノビーの人気が凋落して「池田信者」が激減していることがよくわかる。

そのノビーが2008年に有馬哲夫氏の『原発・正力・CIA』(新潮新書, 2008年)の書評を書いている。その一部を引用する。

本書では原発が中心になっているが、著者の前著『日本テレビとCIA』とあわせて読むと、冷戦の中でメディアとエネルギーを最大限に政治利用した正力松太郎という怪物が、現在の日本にも大きな影響を残していることがわかる(これは『電波利権』にも書いた)。正力は暗号名「ポダム」というCIAのエージェントで、米軍のマイクロ回線を全国に張りめぐらし、それを使って通信・放送を支配下に収めるという恐るべき構想を進めていた。

この「正力構想」はGHQに後押しされ、テレビの方式はアメリカと同じNTSCになったが、彼が通信まで支配することには電電公社が強く反対し、吉田茂がそれをバックアップしたため、正力構想は挫折した。しかし、そのなごりは「日本テレビ放送網」という社名に残っている。そしてGHQが去ってからも、正力はCIAの巨額の資金援助によって「反共の砦」として読売新聞=日本テレビを築いた。同じくCIAのエージェントだった岸信介とあわせて、自民党の長期政権はCIAの工作資金で支えられていたわけだ。

正力が原子力に力を入れたのは、アメリカの核の傘に入るとともに、憲法を改正して再軍備を進めるためで、最終的には核武装まで想定していたという。しかしアメリカは、旧敵国に核兵器をもたせる気はなく、正力はCIAと衝突してアメリカに捨てられた。しかし彼の路線は、現在の渡辺恒雄氏の改憲論まで受け継がれている。こうした巨大な政治力を使えば、電波利用料で1000倍の利益を上げるなんて訳もない。


文中の太字部分はノビーのブログによる。「暗号名『ポダム』というCIAのエージェント」だったという読売新聞社主・正力松太郎だが、正力はアメリカの言いなりだったわけではなく、amazonのサイトに掲載されている読者レビューに指摘されているように、正力松太郎とは「世界一の謀略機関と恐れられるCIAすら己の権力のために利用しようという常人離れした思考」の持ち主だった。だから、最終的に「CIAと衝突してアメリカに捨てられた」のである。

現在、極右の一部は小林よしのりに象徴される「反米右翼」となっているが、小林のスタンスは「反米・核武装」のための「脱原発」である。いくら「脱原発」では同じだと言ったって、こんなのと「共闘」できるはずがないのは当然だろう。

上記のノビーのレビューはまあ普通に読めるものだが、そのノビーが最近書いた「朝日新聞の『第二の敗戦」』というブログ記事は実にひどい代物だ。あまりにひどいので、『kojitakenの日記』に「「旧来右翼」に過ぎない正体を露呈したノビー(池田信夫)」と題した記事を書いた。しかし、何か書き足りないものがあるなあと思っていたら、Gl17さんのコメントが鋭く突いていたので、以下に引用する。

Gl17 2011/10/02 14:08

「可能か不可能かを考えず、理想を掲げて強硬な方針を唱える姿勢」

↑原発は安いんだ!とお題目を唱えて、安全が確保できるのか、廃棄物どうするのかetcといった問題を無視する池田氏みたいな人のことですね。

毎度毎度、旧軍や戦前批判にかこつけてサヨクをDisるのがノビーの定番になってますが、大概の場合はもうかなりムリヤリで、あまり論理的ではありません。
恐らく、ソレが自己へ向けられるべき批判論理であるのは彼自身が周知だからこその行動でしょう。
先回りして言ってしまえば、自分は言われる側でなくなると思ってるのだろうと。

右派が批判される理路を左派へ強引に当て嵌めるのは産経などもよくやってますね。
戦前の日本が自らその強硬方針で破滅に至ったのはもう否定しようがありません、それは右派の原罪的なトラウマです。
それを少しでも慰撫しようと、批判側の左派へ「言い返す」という情動に逆らえないんでしょうね。
そもそも戦前の翼賛報道を批判するなら、つまり右派的政権や保守派へ阿るなという話にしかならないハズなのに、その根幹はスルーしちまう辺り・・・。


要するにノビーはもう詭弁を弄するくらいしかないほど「手詰まり」だということなのだろう。

正力松太郎の社論を正力没後40年以上が経つ今なお墨守している読売新聞も、惰性で原発を守ることが自己目的化した記事を書いているに過ぎない。ところがその原発の正力松太郎にとっての位置づけといえば、「核武装を視野に入れる」という一応の大義名分はあるけれども、実際のところは「総理大臣を目指す大政治家にふさわしいスケールの大きな政策」といった程度のものだった。前記有馬哲夫氏にインタビューした「ビデオニュース・ドットコム」のサイトから引用する。

正力はほどなく一つの結論にたどりつく。それは、野望を実現するためには自らが最高権力者、すなわち日本の首相になるしかない、というものだった。そして、正力は同じく当時将来が嘱望されていた原子力発電は、そのための強力なカードになると考えた。しかし、正力の関心はあくまでマイクロ波通信網であり、原発そのものは正力にとってはどうでもいい存在だった。


正力にとってその程度に過ぎなかったものが、日本に多大な災厄をもたらした。それにもかかわらず未だに原発を擁護するノビーやナベツネを筆頭とする読売新聞記者どもが妄言を書き連ねて世に害毒を流している。

正力松太郎は「新聞の生命はグロチックとエロテスクとセセーションだ」という迷言を残した人物だ。国会の答弁で「核燃料」を「ガイ燃料」と発音していて社会党議員に訂正されたというエピソードも残している。大衆操縦の大家だったが、知性的な人物とはいえなかった。警視庁時代に起きた関東大震災では、朝鮮人暴動の流言を撒き散らして朝鮮人虐殺を引き起こしている。戦争に協力したとしてA級戦犯容疑で逮捕されたが、実際には戦時中の読売新聞は戦争を煽ったというより戦場の刺激的な写真を紙面に掲載するなどしてセンセーショナリズムによって売り上げを伸ばしていたのだった。本当に戦争を煽ったのは朝日や毎日のような、読売と比較すれば「硬派」の新聞だった。

雨宮処凛氏の近著『14歳からの原発問題』(川出書房新社, 2011年)で著書の雨宮氏が東京大学大学院生にして「『フクシマ』論 - 原子力ムラはなぜ生まれたのか」(青土社, 2011年)の大著のある開沼博氏に「ガイ燃料」と発音した正力について「バカなんですか?」と訊くくだりがあって吹き出してしまったが、繰り返すけれども原発とは正力にとってその程度のものに過ぎなかった。もちろん開沼氏もその意味の答えを雨宮氏に返している。

「その程度のもの」に現代日本に住むわれわれがいつまでも振り回されるなんて不条理は、もういい加減やめにしようではないか。
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単にノビーは炎上マーケティングのようなもんで煽情的なことを書いて自分の投資しているアゴラに来るようにさせているだけのようですね。それも効果があるかどうかわかりませんが。だから3.11以降原発の事故があった後すぐに彼がツイートした内容と最近ツイート等している内容って全然違うんだけど、煽るということなんだろうねえ

2011.10.04 09:21 URL | やまぼうし #ehuBx04E [ 編集 ]

 結局こうなってしまいました。前に脱原発には橋下知事のような右も入れないと駄目だと主張していましたが、やはり脱原発は左派活動の一種だという雰囲気になってしまいました。
 6万人の集会でも大江氏のような左派が前面に出ていてあれでは左派活動と捉えられるだろうなと思いました。
 もっとも私の予想より早く脱原発の機運が薄れたのも事実です。1,2年は続くと思っていたのが下火になりつつあります。内閣が変わったのもありますが、やはり左派以外に広まらなかったことがひとつの要因だと思います。
 もちろん福島の問題があり潜在的な原発への恐怖がありますから、反対論も根強いでしょうが、大きなうねりの運動としての脱原発は先の6万人集会がピークで以後は下火になると思います。以後は左派集会としての捉え方しかされないと思います。
 さらに言えばその潜在適な反対論も電力需給と経済的な問題から時間はかかるでしょうが徐々に衰退していくと思います。まさに原発族のシナリオどうりです。
 やはりなんといっても脱原発の機運が高まっていたこの機に左派も右派もなくひとつにまとまっての脱原発の運動ができなかったのが問題だと思います。千載一遇のチャンスを生かせなかったことはとても残念に思います。

2011.10.04 13:29 URL | 比嘉 #- [ 編集 ]

「左派活動だと捉えられるだろうと思いました」←党派分け隔てなく活動しろと言うなら、左派がやってるから参加しないっていう狭量さってどうなのとしか。元々そっちのフィールドが先行してるのを知らない人もおるまいに。

貴方の言い分は単に左派を悪く言いたいだけでしょうソレ。
ブログ主氏は前々から、主張に問題のある相手とまで組むというのは愚行であるといった内容をしょっちゅう書いてたはずですし。

何も脱原発さえ出来れば、他のことがどうなってもいいわけじゃない。

2011.10.04 18:42 URL | Gl17 #EBUSheBA [ 編集 ]

脱原発運動の人たちで「あなたは右派だから私たちの活動に参加しないでほしい」ということを言う人は、ほとんどいないと思います。kojitakenさんも、橋本氏でも城内実氏でも脱原発を表明したことについては評価する、という態度をとっています。よって、左派の人たちの右派を入れない態度が、脱原発運動の失敗の原因であるというのは、事実と異なるのではないでしょうか。

また、橋本氏のような人気者が脱原発を表明したことは千載一遇のチャンスだったのに、これを「利用」しようとしないから、脱原発運動が失敗したという趣旨だとしても、それはそう簡単に結論付けられないことだと思います。

私の感覚としては、内向きで自分の生活を維持することに対する関心ばかりが強く、その割には時間がたてば危険のことを軽く見てしまう国民性が、現在脱原発運動が下火になっている主因だと思います。よって、橋本氏を利用したところで、ブーム的な盛り上がりの長さには大差がなかったのではないかと思います。

また、「大江氏のような左派が前面に出ていてあれでは…」というあたりをみると、左派的な人が脱原発活動に関わらなければ、多くの国民が安心して脱原発の態度を表明できて脱原発運動が成功したということを、むしろ主張したいようにもとれますが、いかがでしょうか。

最後に、まだ脱原発の流れをあきらめるようなことをいう時期ではないと思いますが…。

2011.10.04 21:29 URL | suterakuso #- [ 編集 ]

「一人殺せば殺人者、百万人殺せば英雄だ」という格言があるように、本当の大悪人は、なかなか捕まらないのが現実です。それどころか、大豪邸に住み、贅沢三昧に生活しています。
正力松太郎といえば、
①関東大震災時には、朝鮮人暴動の流言を撒き散らし、朝鮮人虐殺事件を引き起こす。
②戦前の日本帝国主義の侵略戦争に積極的に加担しA級戦犯として逮捕、公職追放。
しかし、幸運にもGHQの逆コースにより起訴猶予、公職復帰となります。
③戦後は、世界で最も民主的といわれる平和憲法の改悪を模索。
危険な原発推進派としても有名です。
④人間的にも貪欲、私利私欲のかたまりで最低!
例えをあげればきりがありませんが、まさに大悪人の中の大悪人、超反動的な人間です。
本当の大悪人らしく、彼も逮捕、有罪判決を受けることはありませんでした。

2011.10.04 23:03 URL | 風てん #- [ 編集 ]

福島第一原発の事故後に、その安全対策が疎かになってなっていた点を、
池田信夫は、反原発運動のせいにしたことは記憶に新しいです。
つまり、あらためて安全対策を取ろうとすると、原発の危険性を認める
ことになり、そうなると、ますます反原発派がうるさくなるので、
そのままになっていたと。つまり、この事故も反原発派のせいにしようとする
トンデモ屁理屈を言ってましたね。
比嘉さんの言ってることもこれと同類の、何でもかんでも悪いことを
左派、リベラルのせいにする中身の無い屁理屈の類でしょうね。
池田といい、この方といい、どこまで屁理屈がお好きなんでしょうか。

2011.10.04 23:21 URL | フリスキー #iMBi6aSc [ 編集 ]

イケダという男を見ると新自由主義者についての洞察を深められると思います。
イケダの考えは、原発の安全性と便益はトレードオフであり、便益がその危険性のもたらす損失を上回るので、原発推進に立つというものでした。
そうであれば、原発の経済性が疑問視されている現在では、新自由主義の考え方からも、理論的にはどちらの立場にも立ちうるはずです。
ところが、イケダは便益と安全性を経済性の観点から厳密に比較検討するという作業をせずに、自動車というリスクの性質が異なるものを持ち出して、極めて大雑把に原発を肯定します。
イケダの立場であれば、その比較こそが主張の核となるはずなのに、そこを簡略化して反原発を嘲るわけです(核廃棄物の処理はプレートに埋める、等の荒唐無稽な提案をしています)。
つまり、原発推進という結論ありきの議論なのです。

原発は、便益の享受者とリスクの負担者が分かれます。
これが正に原発の本質的な問題なのですが、イケダは、便益の享受者の立場に立って、その人たちの利益を守るために、安物のプロパガンダを繰り返しているだけなのです。
便益と安全性を厳密に比較するという本来の立場を捨てているわけです。
こうなってくると、この男の新自由主義の考えは、一定の政治的立場を正当化する手段に過ぎないのではないかと思われてきます。
これが新自由主義者一般にいえることかどうかは検討しなければなりませんが、我々に重要な視点を与えてくれます。
結局、イケダは、市民運動が嫌いな「旧保守」で、弱者を叩き大衆を侮蔑して、奇妙な優越意識を楽しんでいる、気味の悪い男に過ぎないのではないか。
(文中で池田氏を乱暴に取り扱っていますが、これは彼が本年6月12日のブログで反原発デモ参加者を侮辱したことに対応したものです)

2011.10.05 06:34 URL | greenstone #- [ 編集 ]

別に6万人を集めなくてもいいんだけれど、
雨後のタケノコのようにポコポコ、各地で脱・反原発デモンストレーション行動を持続的断続的に行っていく必要は感じますね。
大艦巨砲主義なところから脱却した社会運動の在り方は必要だと思います。

もっとネットやツイート、無線などを活用した、警察との妥協を必要としない、大胆かつ非暴力的なデモンストレーション行動を模索していく必要はあるでしょう。
都心などなら100~200人単位で、手を変え品を変え、遊園地のアトラクションのように、流動的かつ離合集散的な運動を展開できそうな気もするんですけどね。
(言うは易し、行うは難し、覚悟も要るし、で口だけならいくらでも「出来そう」と言える。
 問題は「やるか、どうやるか」、動を常態とした心持ち、モチベーションをいかに高めて臨むか。
 これが難しい)

運動を抑制したい側、
運動を統制・コントロールしたい側、
右左それぞれ様々な同調圧力から脱却していながら、それでいて情報のやり取りのネットワークは築く、
これが肝になっていくでしょうね。


まさしく、「坂本竜馬は何処か?」みたいな話になります。
もっとも、坂本竜馬ですら戦いの要は動きのある大艦巨砲に重きを置いてますから、
要するに大艦でも小艦でも運動の機動性をどう上げて、効率的持続的なアピールを何で高めて行くのか、という話になるのでしょうね。

今はとりあえず、ストリート・デモの指導者先導者、主催を誰でもがなれるように、訓練しておくべきかもしれません。
デモは苦しみを訴える人の波でもありますが、次代へ漕ぎ出す船であるとも言える。

どれだけの(量・質の)船に、
どれだけの(量・質の)船長を用意出来るか。
船長はどれだけのライトスタッフを得られるか。

これの準備が大事ですね。

2011.10.05 10:14 URL | 朱の盤 #XQYq98OQ [ 編集 ]

 まず大江氏のくだりですが、そこは舌足らずで大江氏のような左派がではなく左派だけがというべきでした。大江氏が壇上に出るのはかまいませんが、その次には例えば橋下知事のような右派が話すべきだったという意味です。
 その上で脱原発の機運が低下している理由はもちろん左派活動に見られたことだけではないでしょうが、しかし有力な一因ではあると考えています。確かに左派活動だから参加しないというのは狭量というのは一理ありますが、それが現実だと思うからです。逆に言えば左派の人たちも右派は他の問題もあるから手を組めないという人も多いですから両者とも狭量といえばそういえると思います。
 
追伸

 なお私自身に言えばブログ主さんのいう保守リベラルと規定されるかもしれません。ただ自分自身は中道左派だと認識しています。私から見れば共産党のような党は極左で極右と同様、話にならないとと思っていますし、社民党はかなり左ですがそこまでが許容範囲だと考えています。
 ただそれでもこの原発の問題では共産党も橋下知事と同様手を組む必要があると考えています。その意味では私の考えでは右派の左派嫌悪も左派の右派嫌悪もこの問題だけでいいので何とかならないものかと考えています。そうやってすべてが手を組んでその熱情のあるうちに脱原発の流れを決めてしまわなければそれは無理だと考えます。ただその熱情は思ったより早くしぼんでしまったようですので見通しは甘かったのですが。

2011.10.05 11:15 URL | 比嘉 #- [ 編集 ]

多分に新自由主義の究極的な方向性を考えると、自分自身が今の立場より下に落ちるという認識や覚悟があるのかどうか。
つまり今の既得権者が唱える新自由主義というのは「方便」でしかないんじゃないのかと。
既得権者が別の既得権者を批判することで新自由主義を唱えているだけではないかと。
また市民運動を揶揄するとなると、保守であるのもどうかと。
もちろん日本での保守主義は今まで反サヨクでハスに構えていればよかったのだがサヨクが弱くなると、そもそも理念がいい加減だから、そこで新自由主義を利用しているだけだろう。
仮に自分の力だけで実力勝負するという(それはあくまで仮定であって現実にはありえないわけだが)世界であれば小泉やら安倍やらそもそも世襲議員なんてありえないだろうに。

ハイエクが生きていたら哂うだろうな。
(そもそもハイエクなら原発推進にならない)

2011.10.05 12:12 URL | やまぼうし #ehuBx04E [ 編集 ]

福島の現実で実証されているように、放射能の被害はこれから、益々広く、深く日本人の命、生活、生業、自由を蝕んで行くでしょう。活動期のこの地震列島上には52基もの原発があるのですから、今後何時また第2、第3の福島県の惨状が起こるか分かりません。使用済核燃料処理のコストと重圧もまた巨大になるばかりです。あの6万人集会は、このような状況下にある日本の人たちの苦悩を表現し、救いを模索して結集したものと確信します。だから、未だかってないような質量ともに、拡大、強化、発展した展望ある大デモンストレーションとして成功したと思います。私はその瞬間で捉えました。「右」がのびるか「左」が伸びるかなど、とは関係がないと思います。原発危機、問題を感じ、自覚した人が一人でも生まる事が、人類を救うことになるのではないでしょうか。

2011.10.05 14:02 URL | hamham #- [ 編集 ]

全く馬鹿げた意見を述べる人がいますね。

右翼(「右派」とは右翼のことですかね)が「本当に脱原発を望む」のであれば、橋下を脱原発の旗頭にしてデモを行えばいいだけでしょう。それに参加するよう国民に呼び掛ければ、いいのですよ。脱原発をいうのであれば、何も皆が1つになってデモをする必要などないのです。様々な人々が各地でデモを行えば、いいわけです。何も左翼に脱原発を頼ることはないでしょう。それを左翼が悪いなどというのは、お門違いとしかいいようがない。

しかし、いわゆる著名な右翼論客がデモを呼び掛けることはないでしょう。例えば、橋下は関経連が政府に対し、原発再開の陳情をした時も何もいいませんでしたからね。彼にとって脱原発も自分の独裁政権を押し進めるための方便にすぎません。でなければ、彼は関経連に対して何らかのコメントを述べていたでしょう。彼は関西電力に文句を述べていますが、今、悪名高い電力会社を批判するのは、彼にとって理にかなっているが、関経連への非難は、今の彼には不利に働くからです。

なお、あのデモは脱原発に向けて大きなうねりを作っていると思います。過小評価すべきではありません。不幸にして死者も出たフランスの核施設事故もヨーロッパでは脱原発に向けた動きに拍車を掛けています。飯田哲也氏をはじめとした脱原発派が総合資源エネルギー調査会・基本問題委員会の委員になったのも、原発推進がいかに脱原発に向けた動きです。以前だったら、考えられないことです。

最後に大江健三郎は左翼ではないでしょう。

2011.10.05 20:25 URL | 負け組の矜恃 #- [ 編集 ]

すみません。削除するのを忘れた箇所がありましたので、訂正します。

「原発推進がいかに脱原発に向けた動きです。」の「原発推進がいかに」は削除してお読みください。

2011.10.06 00:31 URL | 負け組の矜恃 #- [ 編集 ]

核武装論者や核抑止論者を脱原発運動に加えることは出来ません!
その辺を隠したり誤魔化したりする人間についても同様です。

事物には「限度」がある。

2011.10.06 10:18 URL | バッジ@ネオ・トロツキスト #s8zCq/WU [ 編集 ]

 うーん。やはり理解はされないようですね。別に左翼が悪いといっているのではなく左翼活動に見られることが問題だと述べているのです。つまり左翼だけの集会でも駄目で右翼だけの集会だけでも駄目だと思うのです。それぞれが独自にやればいいというのでは大きなうねりにならないと思います。要はみんながひとつになってデモをすることこそが必要なのだと思います。そうでないと脱原発が一部の議論として扱われるようになると思います。私は原発推進の力をそんなに過小評価はしていません。
 それから6万人集会を高く評価するのは同意しますが、それはあくまでピークとしてのものでここから発展するものとしてではないと思います。今後脱原発に関して6万にも集まる集会はないと思います。今後は経済にも影響が出てきますし、だからこそその前に何らかの成果を勝ち取らなければならかったと思ったのですが・・・。
 右と

2011.10.06 11:28 URL | 比嘉 #- [ 編集 ]

比嘉さん

脱原発デモの呼びかけに橋下知事ですか??
いくらなんでも
現役の知事がデモの呼びかけ人になんか名を連ねるわけないでしょうに。

もしかして、あなたは、脱原発派を装っているだけでは?

2011.10.06 20:00 URL | フリスキー #iMBi6aSc [ 編集 ]

そもそも、右派の中で脱原発を唱える人が出来てきたのは、
震災後ですよね。
それ以前において、脱原発を主張してきた人たちに対してとってきた
彼らの態度、評価をまずきちんと反省するべきでしょうね。
原発推進に何の異議も唱えず、脱原発論を左翼の妄言扱いして一蹴してきた
保守、右派サイドの反省がまず必要だと思いますよ

2011.10.06 20:57 URL | フリスキー #iMBi6aSc [ 編集 ]

私は比嘉さんの主張に共感できるかもしれません。

つい先日、所用で東京に出かける機会があったのですが、空いた時間にいろいろなところを歩き回りました。(東京のことを本当にしらないので…。)
そして、日比谷公園の前も通ったのですが、公園の角の反対側の前に「全国会議」とかいう名前の座り込みのテントがありました。せっかくの機会だから署名をしたのですが、そうすると一方的にビラをたくさん渡されました。また、テントの前には、少しグロテスクな赤ん坊の合成写真のようなものがあり、放射能によりこんな健康被害がでると恐れさせたいもののようでした。そこにいる人たちの雰囲気は、いかにも左翼、あるいは活動家かも、という感じでした。
やっぱりふつうの人は敬遠するだろうなぁと感じました。正直、今でもあの人たちはどんな人たちなのだろうか、署名をもとにダイレクトメールを送ってきたりしないだろうかとも思っています(組合の執行部も、党派に属さないと言いながら、選挙前に○○党に投票するようにと勝手に電話をかけてきたりしますしね…。)。

別に私は、その人たちを否定しているのではありませんし、私などとちがって本当に活動をしていて、尊敬すべきだと思います。でも、もう少し方法を考えたらよいのになぁと思うのです。

比嘉さんの言っているのは、このようなことだと理解してよろしいでしょうか。

集会で橋下知事がマイクをとって、脱原発だけを主張してくれるのなら、ぜひしてもらってもよいとも思います。まぁ、しないだろうとは思いますけど…。

ところで、私は希望的な意味もこめて、脱原発運動の人で、「あたなは右派だから私たちの活動に参加しないでほしい」という人はほとんどいないと思う、と書きましたが、そうでもないようですね。やはり、彼らの野心を満たすことに脱原発が利用されることを嫌うからなのでしょうかね。

2011.10.06 21:42 URL | suterakuso #- [ 編集 ]

すみません。付け加えですが、私は共産党は右翼と同様話にならないとは思いません。人権尊重の姿勢のレベルがまったく違うと思います。

2011.10.06 21:47 URL | suterakuso #- [ 編集 ]

なんだか反原発の左翼臭が嫌だというお話があるようですが、そもそもこの国では「貧者や弱者の味方」をして、権力側と対立すると、「左翼」とか、必ず言われるんじゃないですかね。(どうしてだか、私にはよくわかりませんが)

原発立地候補になって、反対運動をした地元の人たちなんて、そもそも左翼なんかではない、先祖代々の生活を守りたいだけの「保守的な農民や漁民」だったりしたんでしょうが、「原発が来るのが嫌だ」と言っただけで「左翼」になり、今や時の人となった小出氏を含む「熊取6人組」のような専門家の方たちも、そんな反原発の地元民を応援したりしたせいで「左翼」と言われたようですから。

だいたい、臭うといえば右翼だって、相当臭いますよ。実は私は若いころに某宗教右翼に居たことがありますが(親が信徒だったので、青年会員→いつの間にか政治活動に動員という流れ)なかなかどうして、一般人の感覚からは???な感じで、耐えきれずに抜けました。嫌韓右翼の人のデモとかもちょっと・・・

「そんな、おかしな右翼のことは問題にしていない、比較するなら、もっとまともな右翼にしろ」って?ごもっとも。

でも、だったら、多くの「まともな左翼」の人たちがどうしているかも言わなきゃ不公平ですよ。

2011.10.07 00:20 URL | 桃色クジラ #- [ 編集 ]

繰り返します。

まじめな脱原発運動が、橋下徹大阪府知事のような核武装論者と共闘・共同出来るであろうなどと考えることは、「あどけない願望」どころか完全な妄想、「狂気の沙汰」でしかありません。
もっと論理的に考えよう!

2011.10.07 09:21 URL | バッジ@ネオ・トロツキスト #CrLMSZ1k [ 編集 ]

ちなみに
ここにも書かれていますが

・あまりに“無責任”な池田信夫氏の批判
http://news.livedoor.com/article/detail/5915786/

「トラフィックを稼ぐのには良いかも知れないが、他の人にはあまり真似をして欲しくない手法だ。」

というこれ。

やはり周りから見て
自分の投資しているアゴラに人を集めて儲けようとする志向性を
かなりみんな気が付いてきている
というところではないでしょうかねえ。

2011.10.07 10:26 URL | やまぼうし #ehuBx04E [ 編集 ]

2008年10月に放映された大阪毎日放送制作のドキュメンタリー、「なぜ警告を続けるのか~京大原子炉実験所・”異端”の研究者たち~」をご覧になった方も既に多いかと思います。(原発事故以来、様々なブログで取り上げられて動画もいくつかアップされています。)日曜日の深夜、それも大阪ローカルの放送だったにもかかわらず、「関西電力は同局の全番組から広告を引き上げ、『原発がいかに安全か』という講習を局幹部が受けるようにねじ込んできた」という、いわくつきの番組ですが。

http://video.google.com/videoplay?docid=2967840354475600719#

こちらに出てくる原発に反対していた地元の方々、元区長さんとか、民宿のおやじさんとか、おばさんたちが、特に左翼だの右翼だのと関係があるとは思えません。

原発推進派が期待したように「貧しい田舎なら、地元の反対はあまりない」などということはなかったようで、(思えば当然のことですが)誰よりもまず、反対の狼煙を上げたのは地元の人々だったようです。おそらくは、子どもたちの将来に対する不安と、先祖伝来続けて来た「真っ当な生活」を守りたい、それだけのことだったと思います。

これを見て、左翼が牛耳っているから、反原発には参加しなかった(したくない)というのは言い訳にしかならないような気がしました。ああ、もちろん、これは私自身の我が身を省みての反省なのですが。

2011.10.08 00:34 URL | 桃色クジラ #- [ 編集 ]

亀コメですいません。
病が治ってきたのは、今年の春くらいからなので、ノビーの過去の文章は読んでいませんが、名前くらいは知っていました。
最近、ノビーの文章を見かける機会が数回あり、読みましたが、なぜ、こんな駄文とデマと、自民党へのごますりしか書けないやつが、病気中だった私でも名前を記憶していたほど、メディアに露出しているのか不思議でなりませんでした。

あくまで憶測ですが、自民党の凋落とも合わせ、過去3、40年の間、保守系雑誌やテレビ番組で自民党擁護の論陣を張り続けていた、いわゆる「保守系文化人(嗤)」の劣化、老化著しく(江藤淳はとうに鬼籍に入りましたし)、政治家は世襲するが、保守論壇を担いうる、そこそこの知性を持ちつつ、タイコモチ精神に言動をささげるような恥知らずは、中々いないなか、櫻井なんちゃらと言うババアと並んで、保守系論壇(自民党のちょうちん持ち)の座を狙っているとしか思えないのですが。
 とても東大経済学部出身者とは思えない最近の駄文の垂れ流し具合は、あきれ返るのみです。

2011.10.08 10:13 URL | 眠り猫 #2eH89A.o [ 編集 ]

なんで左翼活動に見られるんだろう。
手を組むって一体どんな行為を指しているんだろう。

左翼活動だと感じる人の目が歪んでいることを疑う方が先でしょ。

右派と手を組まないから左派だけになるなんて芸当は誰にもできないから。現在の権力バランスを考慮に入れているのか甚だ疑わしい。
右派に頭下げてご機嫌伺いをして集会に参加してもらうことを「手を組む」と言うのなら、なんで左派がそんなことしなければならないのか。あほらしい。
別に本気で脱原発を達成したい右派がいるなら既存の活動に参入するなり、新たに活動するなり好きにすればいい。彼らは左派なんぞより力もリソースも持ってる。推進側以外、誰も邪魔なんぞしないし、できないでしょ。本気ならね。

2011.10.08 11:01 URL | kgofboston #- [ 編集 ]

ここでも
バレてるね
あ、もういいよね。
http://twitter.com/#!/hasegawa24/status/120129039976497153

2011.10.08 11:44 URL | やまぼうし #ehuBx04E [ 編集 ]













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ランセット論文
世界的に権威ある英医学誌ランセット(Lancet)が2004年に日本では診断用放射線の利用回数が他の欧米諸国と比べて3倍ほど高く、それに伴いがんになる危険性も大きいという論文をかつて載せたことがあり、それに対し放射線医学総合研究所がX線診断検査と発がんのリスクに...

2011.11.25 20:47 | 山階宮透の日記