昨年の終戦記念日に、NHKはドラマ『15歳の志願兵』を放送した。その翌日、当ブログに「NHKドラマ『15歳の志願兵』を見て思ったこと」と題するエントリを上げ、13件のコメントをいただいた。上記のドラマは、江藤千秋著『積乱雲の彼方に 愛知一中予科練総決起事件の記録』(法政大学出版局、1981年;新装版2010年)に書かれた史実である、昭和18年(1943年)に現実に起きた愛知一中で生徒達が予科練志願に総決起した事件を下敷きにしたフィクションだったとのこと。
このドラマはNHK名古屋放送局の制作で、同局は2007年以来4年連続で終戦記念ドラマを制作してきたとのことだったから、今年はどうなのかと思ったが、特に放送予定はなさそうだ。それに限らず、各マスコミとも終戦記念日の報道に力が入っていない。大新聞社は今年は終戦記念日を新聞休刊日にあててしまっている。
今年は3月11日に東日本大震災と東電原発事故が起きた。先の戦争とは被害の大きさという点で震災に、そして核分裂反応に伴う放射線発生の脅威という点でそれぞれ共通する。
しかし、一部には「核兵器と核反応の平和利用を分けて考えるべきだ」とする主張もある(私はここで「原子力」という欺瞞の満ちた言葉の使用を意識して避けている)。だが、私はこれは誤りだと考えている。この議論からは放射性廃棄物の問題が抜け落ちているからだ。原子爆弾は、核分裂反応を爆発的に進ませて、一度に大量のエネルギーを放出させるが、原発は核分裂反応が一定の割合で連続的に起きる(=臨界)ように制御する技術だ。起こさせる反応自体は同じで、しかもその過程で生成する放射性物質の処理技術が確立されていないどころか目処も立っておらず、次世代以降の課題として先送りされている。原発のプラントでは被曝労働が日常的に行われており、一方、「核のゴミ」である高レベル放射性廃棄物は、有史以来の人類の歴史よりはるかに長い時間、安定した状態で管理されなければならない。そんな期間にわたる安全性を保証することなど誰にもできないのは当然だ。
上記の問題点に目をつぶって「子や孫世代の叡智には期待できないのか」などと「脱原発」論を批判する「科学的社会主義者」たちがいるが、その姿勢のどこが「科学的」なのかと鼻で笑いたくなる。1960年代の公害工業と同じ発想で原発を擁護するのを「科学的」と称する姿勢は、かつて「ソ連は誤りを犯さない」としたいわゆる「教条左翼」の姿そのままだ。日本共産党が東電原発事故を機にこうした体質を完全に切り捨てて「脱原発」の立場を明確にすると、彼らは共産党批判に走るていたらくであり、これには開いた口が塞がらない。
もっとも上記は「ごく少数派」の左翼の話であり、現実問題としてもっとたちが悪いのは、「原発擁護」にかこつけて今年は「原爆」のことも何も言わなくなった右翼メディアである。産経新聞がその典型だ。彼らも放射性廃棄物の問題については、できもしない「核燃料サイクル」論という名の「虚構」に頼るが、それは上記の「科学的社会主義者」と同じ態度であり、現実を直視しない「極右」イデオロギーの一種だ。私に言わせれば、「原発推進派」や「原発維持派」は一種の「極右」である。よく言われる「極左と極右は根が同じ」とは、原発の件に関しても成り立つことなのだろうと思う。ただ違うのは、「極右」の人間は「極左」とは比べものにならないほど数が多いということだ。
原発以外の経済においても、かつては工場が有害物質を排出して「四大公害病」の問題を引き起こしたが、現在では公害を撒き散らすような企業は市場から退出を促される。しかし、原発は一度プラントを建てたら30年から40年の長きにわたって使われる(それどころか60年間使おうとの画策もなされている)せいか、技術も古ければ放射性廃棄物の問題に対する考え方も古い。そのくせ技術的な難易度は昔も今も変わらず高い。原発とはそんな厄介な技術なのだ。
原子炉においては、材料の温度履歴、中性子を浴び続けることによる劣化、長期間の振動に対する耐久性などが問題になるが(他にも問題はたくさんあるだろうが、私の能力では包括的に表現することはできない)、東電原発事故において福島第一原発1号機が短時間でメルトダウンに至った重大な原因の一つには地震動による配管の破損があったという説が有力だし、九州電力の玄海原発1号機は炉が継続的な中性子線の照射によって劣化して「脆性遷移温度」(それ以下の温度では原子炉の容器が脆くて割れ易くなるという温度)が急激に上がるという問題点が指摘されている。後者は、最初は低温では脆くても高温では強靭だった材料が、中性子線を浴び続けることによって高温でも脆くなっているという意味であり、要するに玄海原発1号機とはきわめて危険なプラントなのだ。だから、この1号機は何があっても早期に廃炉にしなければならない。
原発は、現在の普通の企業であれば、処理方法に大きな技術革新がなければとうてい商業化などされるはずのない技術だが、それが無理矢理推進されたのはもちろん「国策」だったからであり、なぜ国策になったかというと、もちろん東西の「冷戦」があったからだ。これは何も日本だけでの話ではない。チェルノブイリ原発事故を考察する際にも、「冷戦」があったがためにソ連が未完成の技術を無理矢理実用化して大事故を招いたという視点は欠かせない。だから私は「原爆と『核反応の平和利用』は分けて考えるべきだ」という意見は原発推進論者の強弁に過ぎないと主張する。
そして与党・民主党と野党第一党・自民党の政治家の大部分が「原発推進派」である現実にはただただ嘆息するばかりなのである。「原発維持が現実的」などと語る、次期総理大臣候補の筆頭らしい野田佳彦など、その典型的な人間だ。そして、「地下原発推進」論者の鳩山由紀夫、「トリウム溶融塩原子炉」推進論者の小沢一郎、菅政権退陣が確定的になるや「小型原発」推進論を言い出した玄葉光一郎などなど、執行部系だろうが小沢・鳩山系だろうが問わず「原発推進・維持論者」ばかりの民主党には、もはや何の期待も抱くことはできない。
13日の『kojitakenの日記』に、「『ポスト菅』に『脱原発』論者が一人もいない件について」と題した短い文章を書いたが、これが「はてなブックマーク」で注目されたのにはちょっと驚いた。多くの人が思っているであろうことをさらっと書いたに過ぎなかったからだ。私が書く記事の場合、「はてブ」のコメントは、ブックマーク数が多くなる場合はたいていネガコメの方が多数になるのだが、上記エントリの場合は必ずしもそれには当てはまらず、賛否のコメントが入り交じっている。
終戦記念日なのに戦争のことは書き出しの部分でしか触れず、もっぱら原発のことばかり書いたのにはもちろん理由がある。広島の原爆慰霊碑に「安らかに眠って下さい 過ちは繰り返しませぬから」と刻み込んでおきながら、今また「過ちを繰り返」そうとしている日本を見て、ああ、だから岸信介は総理大臣になり、正力松太郎は「『原子力』の父」になり、中曽根康弘は「大勲位」になったんだなあと、戦後日本が繰り返してきた「過ち」に思いを致すからものだからである。
今度こそ過ちを繰り返してはならない。上記の「はてブコメント」にもあるが、「脱原発」を「後向きだ」という人がいる。そういう人たちに聞きたいが、戦争を放棄すると誓った66年前の日本人たちは果たして「後向き」だったのか。「後向き」の人間に、奇跡といわれた高度経済成長を実現させることができたのか。70年代の自動車業界が排ガス規制を克服してその後世界を制することができたのか。
「後向き」だったのは戦前の体制に郷愁を持つ人たちの方だった。現在で言うと、「地下原発」だの「トリウム溶融塩原発」だの「小型原発」だのにこだわったり、「脱原発」を「後向き」と言ったりする人たちの方がよほど後向きである。今後の「脱原発」は、日本の政治からなんかではなく、企業活動が引っ張っていくと思いたいところだが、日本経団連の腐敗堕落ぶりを見ているとそれも期待薄かもしれない。
なんとも気が重くなるばかりの終戦記念日なのである。今年の「8.6」から「8.15」までは、「原発」を含む「核」の廃絶を思う期間でなければならなかったと思うのだが。
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コジタぁぁぁぁ!!北海道泊の営業運転再開のモンダイについてはスルーかい!?疲れちゃったってかい?‘体制’に楯突くのが!!
もう若くはない、‘ご自愛しろっっっ!!’って。
2011.08.15 22:27 URL | 自民党と仲良くしよう、そうすれば金持ちになれる。 #- [ 編集 ]
私も、原発の推進というのは、はじめから核兵器の問題と深く結びついたものだったのだと思います。
核融合を管理する技術があることは、核兵器を管理する能力を備えていることを意味するのだと思います。北朝鮮の核開発についての騒動は、これを逆に教えてくれることだと思います。
右寄りとされる政治家に、原発の推進者が多いのは、「日本」の立場を強くしたい人や、そういう態度をアピールしたい人は、その気になれば日本が核兵器を思いのままに使えることを示したいからだと思います。
kojitakenさんは所得の再分配の問題を重要な問題として取り上げていますが、所得の再分配の問題の前提として、所得の分配の不平等の問題があります。所得の分配の不平等の問題とは、例えば、莫大な資産を金融機関に預けるだけで使い切れないほどの収入を得る人がいるいっぽうで、毎日丁寧に町の清掃をしているのに日々の生活もままならない収入しか得られない人がいるという問題です。
この所得の分配の不平等の問題の、究極的なものが、南北問題だと思います。先進国が豊かで発展途上国が貧しいのは、やはり、先進国の人の方が発展途上国の人よりも、努力に対して大きな収入が得られる世界経済のしくみがあるからだと思います。
そして、先進国は、今も、何らかの形で力を働かせて、このしくみを強化しようとしているのだと思います。
核兵器を保有することや、核兵器を管理する能力を誇示ことも、そうしたことの一つだと思います。
(ただし、原発を推進するというのは、あまりにもマイナス面が多く、割にあわないものだと考えられるようになりつつありますが。)
私は、小沢氏の支持者が、小沢氏を持ち上げるときに「本当に国民のための政治をしようとしている」というようなことをよく言い、小沢氏以外の政治家を批判するときに「アメリカのいいなりの政治をしている」というようなことをよく言うことから、小沢氏の支持者には、「日本」の立場を強くすることを求める人たちが多いのではないかと考えていました。
つまり、国内的には所得の再分配を求めるけれども、対外的には「日本」の利益を追求することを重視する人が多いのではないかと考えていました。
こちらに訪問する小沢氏の支持者の主張や、彼らが描く正しい小沢氏の支持者の主張が脱原発であることは、こういう理由で少し意外です。
2011.08.15 22:32 URL | suterakuso #- [ 編集 ]
‘野だめ’は有名ですが、堀北真希の出世作で黄泉瓜テレビの‘野ブタ。をプロデュース’ってのもありました。まさにいま‘なんとかペンタゴン’とやらがプロデュース真っ最中ってところじゃないですか!!
2011.08.16 17:18 URL | 洋梨型デブではないが日本の‘ルイ・フィリップ’野田佳彦 #- [ 編集 ]
すいません。
日記の方の話題なんですけど、一個上のコメントの方と微妙に被るんですが、
『のだめカンタービレ』は割と好きな漫画なんで、
せめて『野ブ田を“逆”プロデュース』ぐらいで勘弁してもらえませんか(涙)
ええ、ええ、「自分の好きな物のために他者(?)を貶めるなんて、なんてエゴイスト野郎だ!!」と非難されるのは覚悟の上で。
地元から当選を許してしまった、最悪の『野ブ田』だか『野ビ田』(「財務省エモ~ン」と泣きつく感じ)だか本当、知りませんけど。
(でも10年前には、もうちょっとマシな人物かと、割と朝に見かける度に駅頭立ちしてるし、民主党自体を自民党のカウンター・パートとして見てたし、
応援してたのも事実なんですが。
ハァー…。。。。。。。)
2011.08.16 23:43 URL | 朱の盤 #XQYq98OQ [ 編集 ]
あんまり人の悪口で連コメすると、どれだけ低い人間性なんだと軽蔑されるでしょうが、
あの“端正な”アバタ顔に“親愛”を込めて『野バ田』(ちょっとバター顔だし)、
あるいは(財務省の)『野ボッ田』(ロボット)なんてのも、いいかもわかりません。
(財務省に、そして雰囲気が)ベッタリな感じなので、『野ベ田』なんてのもどうですかね。
これぞ、野田佳彦の“無理やりバ行五段活用”プロデュース!
なんちゃってー、てー、てー、てー・・・・・・
…なんだか、古寺多見さんが執拗に城内実衆院議員をイジる気持ちが、ちょっとだけわかったような気がします。。。。。
(私と違って、古寺さんはあの静岡7区選出の衆院議員を支持したことなど、一度も無い賢者だということは、百も承知ではありますけど。。。。。)
2011.08.17 00:07 URL | 朱の盤 #XQYq98OQ [ 編集 ]
上のコメントを書いたらさっそく石破発言で、あらまぁという感じです。
そろそろ谷垣総裁あたりも原発維持を明言するかもしれませんね。
民主党といい、政権を獲得するためには原発容認の立場を表明している方が有利になるような力が、あの世界には働いていると考えた方がよいのでしょう。
私は、これは、国体護持のための秘められた力が云々などではなくて、単純に、企業の論理が働いているのだろうと思います。
企業にしてみれば、今企業の中心になっている人たちが働いている短い期間に利益を上げるためには、国の経済活動を停滞させるものは阻止しなければならないし、「日本」の国際的立場を高めて日本企業の利益が高まるような外交を求めるのでしょう。
企業で働いている人たちも、「企業で働いていれば、こう考えるようになるものさ」ということで、こういう政治を積極的にではないにしても支持するのでしょう。
これに対して、鳩山→菅政権、国際的にはオバマ政権を誕生させたものの一つは、「でもそろそろ何かをかえて、考え直さなければならないのでは」という漠然とした考えの盛り上がりだと思います。無党派層とかB層とかお茶の間の主婦とかブームで政治を考える若者とか言われる人たちが、こういう考えの方に流れたのだと思います。
しかし、鳩山→菅政権は見事に失敗・崩壊し、漠然とした考えは打ち砕かれ、それ見たことかたと「現実主義的」な企業の論理が勢いを増してきそうです。
私は、本当に企業の論理は「現実主義的」なのかと疑問に思います。「企業の論理のせいで、こんなに歪んだ現実が生み出されているのに」というのが、私が感じるところです。発想をかえると、現在の経済のしくみという現実こそ、変な現実なのではないか。一つだけ例をあげると、「必要としている人がいて、作る人がいても、買われないものは作られない」というのは変なことではないのか。
昔、「書をとって町にでよう!」というフレーズがありましたが、書をとって自分を高めなければという気持ちが強まっています。
2011.08.17 07:05 URL | suterakuso #- [ 編集 ]
企業の論理は日本の場合本来果たすべき社会的責任を無視しひたすら利益を追求し続けます。
またその様に日本の企業は育ってきたと思います。
江戸時代の藩くらいしか組織論を持たない日本においては、会社は=藩となり、従業員は藩士であり、家老は重役に置きかえられるのです。
そして霞が関が下す国策に上手く乗っかって(時には天下りを受け入れて自社有利に仕向ける)利益を出していくわけです。
そこでは欧米の様な、企業は単なる生産手段に過ぎないという考え方は無く、従業員は過労死するまでも会社に尽くすのです。
まさに会社あっての従業員=国家あっての国民という構図(封建性資本主義とでもいうのでしょうか)ですね。
近年そういうものが大分薄れてきているように言われていますが、この経済収縮と雇用縮小で再びこの考え方が主流になりつつあるとみています。
そして大事なのはこの日本で国民の命を犠牲にしてまで大きく育て上げた大企業は、もはや市場が小さくなる日本に見切りをつけて海外へ活路を見出そうとしているということです。
税金を払わずに社会保障も低く抑えて貯め込んだ巨額の内部留保金は、そんな大企業の海外投資へ使われていくわけです。
すでに松下電器はパナソニックと社名を変えて、従業員の大多数は海外で現地採用すると宣言しています。
ソニーはもとより、これからは日本企業はためらわずに日本を見捨てていくでしょう。
いくら法人税を下げても無意味です。
元々日本では税率は高くても一度赤字を演出すれば以後数年間は払わなくてもお咎めはないのですからね。
従って海外の企業の様に、法人税率は低くても企業業績関係なく課せられる高額の社会保障負担は日本では低く抑えているのですから、テレビでいかにもなふうな連中が日本は法人税を低くしないと企業の海外流出が止まらないというのは真っ赤なウソなわけです。
そうやって日本からはどんどん企業が流出しつづけるでしょうね。
しかし国内市場は縮小を続けるままなのですから、その流れを止める手段などあるわけがないのです。
きちんとした国民主権に相応しいルールがあればここまでのことはおこらなかったのでしょうが、残念ながら日本国民には民主主義の概念が備わっていないのです。
だからただただ自分を企業に同化させて僅かな利益のおこぼれを受け取るしか生きるすべを持たない。
欧米ではデモやストライキが起こるようなことでも、日本では絶対に起きないようにコントロールされている。
みんな競うように良い子ちゃんになりきり、自分だけは救われたいと願い企業のピラミッド社会の頂点を目指すわけです。
でもたとえ役員になれたとしても、結局は企業の歯車の一個にすぎず、だから東電の幹部のように事故が起きるかもしれない事がわかっていても変える事が出来ないわけです。
企業は国家と同じように、その論理のままに海外へ展開し、いずれ日本は空っぽになります。
そして海外へ進出した企業はそこで初めて民主主義の洗礼を受けるというのですから皮肉です。
日本企業が海外では社会貢献に積極的だという話を聞くと私は非常に複雑な気持ちにさせられます。
2011.08.17 16:01 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]
原発に加えて核兵器も欲しいと思う人は、日本が管理しきれるのか、真剣に考えてもらいたいです。核兵器は、作るのは簡単だけど、持つ側に相当レベルの管理システム、交渉スキルそして覚悟を要求する武器でもあります。日本人が有効に交渉の手段として核を使えるとは思えません。お荷物になるだけです。だいたい、現在の日本で核のボタンを持たせて大丈夫そうな政治家いますか? いざと言う事態に直面した時、核のボタンのせいでお腹が痛くなっちゃう人か、自制心なくしてボタン押しちゃいかねない人とか、そんな人しか思いつきません。
日本が核をもったら、韓国も持つだろうし、その他東南アジアでも持つ国出てきます。NPT脱退して、核が拡散したら、一気にアジア内で緊張が高まりかねません。こんなの必要ない緊張です。プルトニウム処理で出てくる汚染問題も含めて、核兵器を持つことのデメリットも真剣に考えてもらいたいものです。変なプライドというかナショナリズムで決められたら困ります。
2011.08.17 19:45 URL | さくら #- [ 編集 ]
世に〇む人が燃えている、しかしあんたは大臣になりたかっただけ、政権につきたかっただけのサヨク連中の応援団にふさわしく、いまや北の果てのトマリとか、そこの新聞の内容だとかなんてどうでもいい、それよりも大島さんや良輝クンの機嫌が変わらないうちに速く大連立協議だ、と醜く蠢動している、化けの皮がはがれおちましたな。
2011.08.17 22:57 URL | あんた等の守護神・管とか仙石はどこまで堕ちるのか?? #- [ 編集 ]
日記へのコメントが多くて申し訳ないのですが、
日記で激論?になっているコメント欄に
「国連の常任理事国のすべてが核兵器を保有している これが現在の世界の現実
同盟国のアメリカが核兵器を持っている以上、日本は核を持たない平和主義だと言う主張はズル過ぎる
日本という国は、見てみぬ振りの卑怯者でなく、いざとなれば底知れぬ強さを持つ人格者であってほしい」
というコメントがありました。
私は、こういう方は、相手の側を卑怯者とか自分の側を人格者とか言うことよりも、
「現実に対応して日本もジャイアンになるべきだ」
とか、
「日本人が一番美しいのだから、日本人が一番力を持つべきだ」
とか言うべきだと思うのですが、いかがでしょうか。
2011.08.18 08:45 URL | suterakuso #- [ 編集 ]
初めまして。
別に原発問題だけが重要な事でもないと思いますけどね。
他にも財政とか経済の問題とかあるわけで、原発への態度だけが政治家評価の基準にはならないと思います。
それはさておき、原発維持の論拠として核武装を挙げる人は、エネルギーや経済の側面からでは原発維持の合理性を説明出来ないからでしょうね。
核兵器を持てば、何か日本の立場が凄く強化されるとか、防衛費が安上がりで済むとか考えている人がいるようですけど幻想ですね。
ある兵器に寄り掛かるよりは、軍事システム全体の強化の方が大事だし、そして軍事力も国際的な政治力を伴わなければ何ら役には立たない。
たとえ核兵器を持っていたとしても、東シナ海の孤島での領土紛争に実際に使えるのかどうか少し考えれば明らかな事と思いますけどね。
2011.08.19 10:13 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]
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