きまぐれな日々

例年、5月の連休明けは苦手な季節で毎年疲れが出るのだが、いつもの年だと6月には元気を取り戻すのが常だった。私にとって、梅雨の前半はむしろ相性の良い季節なのだ。当ブログが安倍晋三批判で政治ブログの世界に乗り込んだのも、5年前の6月だった。

ところが今年はそうはいかない。次第に朝起きるのが遅くなり、かと思うと深夜に目が覚める日々が続くなどして、体調が乱れがちだ。東日本大震災以来、「異常な時代」に突入したための疲れなのか、単に年のせいなのかはわからない。当ブログの運営においても、コメントやトラックバックの承認が滞りがちになっていることを申し訳なく思う。

政治の世界も異常だ。もともと変な世界なのだが、異常さに磨きがかかっている。だから、人々が疑心暗鬼になっている。

昨日(6月16日)の朝日新聞夕刊のコラム「素粒子」には、こんな文章が出ていた。

 首相が旗降る新エネ買い取り案は宙づり。再始動の地下式原発議連は何狙う。もやもや多し。梅雨空早く晴れよ。


これを読んで私が思い出したのは、前回のエントリでも取り上げた「地下式原発議連」と「菅降ろし」を関連づけた東京新聞の記事(10日付)だ。私の周囲でも、先日の「自公小」の不信任案騒ぎは、菅直人首相がエネルギー政策の転換を狙っていることを潰す狙いがあったのではないかという声がよく聞かれる。国民の間には「脱原発」を求める空気が日に日に強まっているのに、それが永田町には全然伝わっていないように私には見える。

マスコミは、読者や視聴者を相手に商売しているから、受け手のニーズを無視できない。だから、朝日新聞にせよ毎日新聞にせよ徐々に「脱原発」色を強めているのではないか。読売は、原発を推進してきた「原子力の父」にしてA級戦犯容疑者だった正力松太郎(不起訴処分になった)が社主を務めていたし、現在も原発推進政治家の元凶である中曽根康弘の親友・渡邉恒雄(ナベツネ)が主筆だから今も原発推進に決まっているし、産経ももともと右翼紙だ。しかし、「原発推進」ないし「維持」の論調をとる地方紙がどれくらいあるのか。原発立地自治体の地方紙はどうだかわからないが、おそらく大多数が「脱原発」指向の論調をとっているのではないか。

そんな空気を読んだ「バル菅」は、再生可能エネルギーの全量買い取り制度(FIT)の関連法案成立に意欲を見せ始めた。すると、これまで菅首相を支えてきたはずの民主党主流派も「菅降ろし」に走り出す始末だ。特に目立つのは岡田克也であり、この男は獰猛な原発推進派政治家としての正体を露(あらわ)にするようになってきた。さすがは元通産官僚である。

本当は、今回は『世界』7月号に掲載された飯田哲也の「日本のエネルギー政策の民主化を」という論文を取り上げようと思っていたのだが、『vanacoralの日記』からリンクを張られている飯田哲也と岩上安身の対談の文字起こしの内容があまりに生々しくて強烈に印象に残ったので、急遽方針を変えてこれを紹介することにした。

岩上安身は、世の人々を小沢一郎支持へと流し込もうとしている人物だが、小沢信者としては珍しく「電源三法」を取り上げたりする見識は持っている。だが、これから引用するのは主に飯田哲也の言葉だ。まず、上記『vanacoralの日記』に引用されている部分の前に飯田氏がしゃべったことを以下に紹介する。

飯田:とにかく国民の世論は今間違いなくエネルギー政策原子力政策を変えろということで一致をしていると思うんですね
で、一方で官邸とか国会とかあるいは霞が関とか永田町は 全く逆向きに動いていて

今本当に古い仕組みに戻るか、国民がエネルギー政策を変えられるか。のホントに今瀬戸際で

浜岡を止めるアレもメルケルに比べれば弱いんですけれども
「止めて下さい」という要請ですから・・・

メルケルは4日後に7基止めたのですけど
ただ、あそこから日本のいわゆる思考停止オヤジどもが作っている、どうしようもない古い人たちが逆ギレし始めて
で、あれからまず、電気が足りないキャンペーンが始まったわけです

4月の下旬には 一瞬小春日和的に東電は「夏は大丈夫だもう計画停電はやらない」と
そういう形で経団連も25%減らしますということで
割と一瞬ゆるい時期があったんですが
アレがあってからいきなり電気が足りないキャンペーンが始まるわけですね

朝日新聞なんかでも夏は7社が足りないとですか
一面トップで、あれはまったく根拠を持たないデマです

(中略)

今度は国家戦略室、ここは経産省が乗っ取っているAチームと菅さんが直接連れてきたBチーム(民間人)とがあって
これはAチームが完全に仕切っているのですね

仙谷さんはもう民主党政権になった暮れぐらいまでに洗脳が完全に終わっているので
もう、彼は原子力に対してはダメですよね
それから、玄葉さんも洗脳が完全にほぼ終わっていて

菅さんがいない間に、とにかくこの国家戦略室
実は経産省の出島部隊が政治主動を装いながら実は経産省の役人が全部仕切ると
しかも、放射能の5重の壁じゃなくて経産省も5重の壁が作ってあるんですよね
で、なおかつ詳しい事は経産省の総合資源エネルギー調査会と原子力委員会で決めるというふうになっている

この人たちってはっきり言ってまな板の上のコイな訳ですよ
「あんたたちが間違いをやっているわけでしょ」という人たちが
自分たちが全部料理しますからっていうんで、料理人の側に回っていて
7日に会議があって事実上エネルギー環境会議の第一回目に相当するのが開かれて
その秘密の議事録を私は入手したのですが
あのぉ、ほんとに原子力政策ありきで
「もう、すでに、安全対策津波対策終わっています。安全です」というふうに
海江田さんが報告しているんですね
海江田さんが報告するメモは当然経産官僚が作っていて
もう、「いっちょ上がり」というふうなのが進んでいるわけです

このエネルギー環境会議で物事を進ませる中身の食い破りと
上部構造としては例の何故こんなところで不信任案が出るんだというあの不信任案と
しかもそれの根拠になったのは安倍晋三が全くニセ情報
最初の注入がどうのこうのという話しでしょ


昔民主党の永田議員でしたか?自殺まで追い込まれた虚偽答弁みたいな事を安倍晋三がやっているわけですから
そんなの本当は追い詰めなければいけないのに
それを追い詰めるメディアはゼロですよね


で、それがいきなり大連立騒ぎになって
しかも候補は野田さんとか
これは完全に財務省の傀儡政権で
増税財務省ラインと原子力経産ライン。そしてその間をつなぐのが東電ゾンビスキームで
東電を生かさず殺さずで国民の電気料金を垂れ流しながら
今の独占体制を維持しようという
完全に経産省と財務省の傀儡で動く大連立が今動いているわけですよ


安倍晋三が「偽メール事件」級のガセネタで声をうわずらせていた醜態を、私はもちろん叩いたのだけれど、5年前に「AbEnd」(安倍を『the END!』させよう)の合言葉のもと、安倍晋三批判の声を上げたブロガーの多くはいまや「小沢信者」と化し、安倍晋三のガセネタをもとに国会で菅首相を追及した自民党の谷垣禎一総裁を声を枯らして応援するていたらくだ(笑)。そういえば書いていて思い出したのだが、あのキャンペーンを始めてからまる5年くらいになるはずだ。今こそ「AbEnd Part-II」が必要なんじゃないか。

最近よく思う。いったい誰がこの「誰にも止められない」原発推進エンジンを作ってきたのか。かつて伊方原発(愛媛県)の建設を強行した四国電力社長(当時)山口恒則は、『国際経済』という雑誌のインタビューで、こんなことを言ったという。

(原発は)国の政策でやれというから急いでやったわけでしょう・・・濃縮が日本でできるわけでなし、再処理が日本でできるわけでなし、とにかく発電所だけがどんどんできていくのは早過ぎます。


上記は、鎌田慧の『原発列島を行く』(集英社新書, 2001年)の84頁から引用した。この発言は科学技術庁幹部の怒りを買ったとかで、雑誌は回収されたという。四電の社長といえど、この程度の発言力しかないのか。

かと思うと、東京電力の政財官への影響力は異様に強く、経産省の事務次官の首さえ飛ばす権力を持っているという。飯田哲也が『世界』7月号に書いているし、先日テレビで放送されたバラエティ番組『TVタックル』でも、高橋洋一だったかが言っていた。飯田哲也によると、電力会社と、市場原理主義の影響を受けた(=新自由主義の洗礼を受けた=引用者註)東大法学部卒のスーパーキャリアが主導権を持つ経産省との間には微妙な緊張関係があり、かつて通産大臣が電力自由化を検討するという「宣戦布告」が行われると、現役の通産大臣が三代続けて総選挙で落選して、電力会社の政治力を見せつけたという(『世界』2011年7月号39頁より)。

東電原発事故を引き起こすに至った原発推進システムは、安倍晋三の祖父・岸信介を含む官僚や政治家の先人たちが作り上げてきたものだろう。「電源三法」を作った「田中曽根」(田中角栄と中曽根康弘)や「原子力の父」正力松太郎も悪いが、もとをただせば岸信介に行き着く。岸は、戦前の商工省で「戦時経済」のスキームを作り上げた人間だ。岸こそ通産官僚の中の通産官僚だった。ひとたび動き始めると、その惰性を止められない原発推進システムには、岸のDNAが埋め込まれているような気がしてならない。その「昭和の妖怪」岸信介の孫が安倍晋三だ。瀬戸内海の自然を破壊して放射能の脅威にさらす、中国電力の論外な上関原発建設計画にも安倍晋三の影が差している。

飯田哲也・岩上安身対談の引用に戻る。


岩上:原発これからもやっていけるかどうかで経産省の中でも割れていた事がある

飯田:2004年ですね

岩上:そうですね。その時ことごとく脱原発派
経産省の中にいた脱原発派をバタバタと潰していった動きをした方がいた

飯田:はい

岩上:その方が今内閣の官房参与の中にいらっしゃる

飯田:はい

岩上:いらっしゃいますよね。望月(晴文)さん。
その方が書いている絵がある
この人を切れるかどうか・・・その勝負がかかっているんですよね
間違いなく菅さんが今の事をできるかどうかという事は、
そういう人を切り捨てる事が出来るかどうかにかかっているわけですよね

飯田:まぁ、それもそうですけし
民主党の政治主導で完璧に間違ってきたのは
ミイラ取りがミイラになった事をそのまま認めているわけですよ

本来の政治主導は首相、
菅さんが海江田さんに
今朝の新聞では事故調を経産省に置こうとした画策があったというのを菅さんが止めたという話があったでしょ
本来だったらそんなふうに役人が暴走する事を海江田さんに「止めろ」と言って指示しなければいけないし
それが出来ない海江田さんは出来なかったら更迭しなければいけないんですよ
それが本当の政治主導でしてね

日本はとにかく妖怪のように官僚が飛び回っていて
本当に自分たちの圏域を守るために今回の事故に関して
全く「屁」とも思っていないですよね

この、財務省も経産省も・・・
彼らがまさに魑魅魍魎(ちみもうりょう)のように動き回る状況をどう抑え込めるか
今国民の声が燃え上がるしかないんですよね

それが無いとエネルギー環境会議で財務省と経産省が思ったとおりのエネルギー政策になり
大連立で傀儡政権が出来て傀儡官僚政権が出来ると・・・
それはまず国民の世論が盛り上がって何とか阻止をするしかないと思いますね


そう、私は大きな赤字ボールドの文字で強調した、この部分に強く共感したのだ。四国電力の社長でも止められず、経産省の官僚は電力会社の政治力に太刀打ちできないという、正体不明の原発推進エンジンは、むろん日本の総理大臣やIT業界の大立者だけの手で止められるものではないし、ましてや総理大臣の首をすげ替えたら止められるものでは間違ってもない。国民の多数が「脱原発」に立ち上がって初めて止めることができるのだ。というより、国民の多数が立ち上がらない限り、止めることはできない。

飯田哲也と岩上安身の対談には、まだ少し続きがある。その部分は下記の追記欄にて紹介する。
[追記]飯田哲也・岩上安身対談の末尾の部分

岩上:たぶんですね
みんなキョトーンとしています
このキョトンとした嫌な感じだけ覚えておいて下さい
この後の詳しい解説は後日もう一回、飯田さんお時間作って下さい

飯田:はい、もうその時事が終わっていたらまずいですけどね

本当に今瀬戸際ですね
このまま何も約束させずに菅さんを沈没させたら
もう官僚傀儡政権が出来るので
そんなに菅さんの政権が長生きするとは思いませんけども
政権にいる間に国民のための何かのブリッジをしっかり約束してもらって次にバトンしてもらうと
それをやってもらうのが今の菅さんの仕事だと思います

岩上:仙石さんが政権じゃダメだと

飯田:仙石さんはもうちょっと・・・どうしちゃったんだろうと・・・いうほど
これは最初の政権とった12月の原発輸出にのめりこんだ時から
国民を売って原子力村に身を売ったということですね

岩上:新経済成長政略の中心ってそこでしたものね
原発の輸出

飯田:原発進出で成長なんてできるわけないのに狂ってますよ
あれはただの東芝に儲けさせるためだけの物であってですね
あんなものを作るなんて事は完全に亡国の政権だということですね

岩上:東芝、日立というのは儲けようととして

飯田:あのね、日立はね、日立と三菱は提携しているだけだけど
東芝は6000億円突っ込んでるからそれを取り戻さなければいけないのですよ
東芝は力の入り方が違うんですよね
だから、巨悪は東芝です

岩上:なるほど

飯田:はい

岩上:ということで、東芝の皆さんちょっと首洗って待っていて欲しい・・・
この話し、ちょっと続きお願いしますね
終わっていない事を祈りますし

飯田:そうですねまだまだ続く事を


もちろん、ようやく始まった「脱原発」の流れがこの程度で止められてたまるものかと心から思う。
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この国は、憲法で【国民主権】を掲げた国であった筈です。

決して「官僚主権」でも「政治家主権」でも無いのです。

ロクな政治家が居ないというのは、日本の民主主義の成熟度や定着度の低さ(常にアクティブな行動をする主権者意識の乏しさ)にも、私自身を含めて責任は負っていますが、これを【打破】する契機としては、国民が【直接】に政治の【ワン・イッシュー】を決められるという、制度的な保障が、国民の政治への積極性の発揮に寄与する可能性は有ります。(無論ですが変化には、草の根や日常での「対話」が基本である事に違いは違いありませんが…)

そういう意味で、官僚より、政治家より、権威において勝る「国民投票」という制度を導入する事には、スゴイ抵抗が予想されますが、私は強く求めたいですね。

2011.06.17 13:01 URL | 伊賀篤=勉強不足のJCP党員 #Xk9Ues7M [ 編集 ]

このテーマに全然関係ないのですが、誰か教えてください。
 余剰電力で買い取られた電力そのものはどう扱われているのでしょうか?
ネットで調べてもこれらの事は調べる事は出来ません。 どの様な経路を辿り、どう利用されているのか?
 太陽光パネルから電源メーターまでの経路は解るのですかその先の変圧器(電柱の上にあるヤツ)から先の「買い取られた電気」の行方が解りません。どなたかご存知でしたら教えてください。

2011.06.17 19:09 URL | 世直し大工 #- [ 編集 ]

>今こそ「AbEnd Part-II」が必要なんじゃないか

無理なんじゃない?
たいたいそのアベが総理じゃないし、政権党でもない。
AbEndが盛り上がったのは、政権党の首相が相手だったからだ。

それより、コンピュータ監視法ができてしまったが、kojitaken氏はとりたてて何も行動しなかったよね。
そんな人が、またぞろAbEndの夢よ再び、で
ブログ件論の中心に立とうとしても、誰も相手にしないんじゃないの?

2011.06.17 19:42 URL | コメント #a2H6GHBU [ 編集 ]

>今国民の声が燃え上がるしかない
不透明な政治状況考えれば、確かにこれしかないですね。

http://www.npu.go.jp/policy/policy04/pdf/20110607/siryou1.pdf
6/7国家戦略室「革新的エネルギー・環境戦略について」です。
これを読むと革新的エネルギー・環境戦略策定に関するスケジュールとして、年央 新成長戦略実現会議が、原子力委員会、総合資源エネルギー調査会等の検討を検証、とありますから、飯田氏の言うとおり「で、なおかつ詳しい事は経産省の総合資源エネルギー調査会と原子力委員会で決めるというふうになっている」ということかな、と感じます。
「新しいエネルギーベストミックスの実現」という文言も入っているので、“安全な原発推進”も考えているのであろうと。
海江田経産大臣も当日点検停止中の原発7月再稼動を目指す、と表明してましたし。
飯田氏が朝日か毎日あたりに秘密の議事録内容垂れ込んでくれないかな、などと不穏なことを考えてしまいます。

さて、地下式原発推進議連ですが、こちらも「どうかしてるぜぇ」て感じですね。
日本の原子力村は安全・規制面のみならず技術的にも二流。そこが根本的にわかっていないのではないかと。
管理人さんが紹介された世界7月号における飯田氏寄稿文における、東芝がなぜ原子力ルネサンス対応でウェスティングハウスを買収したか、もそうですし、「シートン俗物記」さんの6/3エントリーとリンク先を読むと改めて研究者の人材不足にぞっとしますね。
http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20110603
地下式が東京新聞指摘どおり、かえって危険率が増すのは言うまでもないことですが、彼らは今後、トリウム溶融塩炉や進行波炉を持ち出してきて、それまでは何とか問題先送りを図るのではないかと、そこまで疑っちゃいますね。
商業炉のみならずもんじゅや六ヶ所村の再処理工場における過去の指摘を見れば、少なくとも安全管理体制の徹底的な見直しが必要不可欠なことはわかりそうなものですが。
http://blog.dandoweb.com/?eid=77280
http://blog.dandoweb.com/?eid=67057

管総理がいつ辞任するか、後継政権の枠組みがどうなるか、まったくわかりませんが、とにかく今は声を上げ続けるしかない、改めてそう考えます。

2011.06.17 19:59 URL | meditation2011 #- [ 編集 ]

さっき非公開で書かせていただいたことの続きですが、その後さらに腹を立てています。なんだか脱原発派で、他の点は目をつぶって、初めて菅を応援する気になったという人が多いのですが、私は買取法案の話と、1.5次補正の議論で、一気に醒めました。要するに脱原発と被災者をダシにして政権延命してるだけではないですか。補正の話は、その分復興が遅れるだけです。ちょっとこんな酷い首相はみたことないです。いやはや。

菅でなくては脱原発がすすまない、などというのはまったく馬鹿にした話で、むしろ変わったほうが与党はもとより超党派だって合意できることも多いでしょう。なんだかこの首相に騙された気分です。今の買取法案とエネ法案程度なら、ポスト菅が誰であれ、かならず成立するでしょう。あるいは成立を確約させて退陣したっていいはずです。もうすぐにも退陣してほしい。

2011.06.18 01:03 URL | 赤塚男 #- [ 編集 ]

kojitakenが大好きな仙谷は、週刊ポストによると原発輸出を再開したいようですがどう思いますか?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110613-00000010-pseven-pol

2011.06.18 11:34 URL | po #- [ 編集 ]

JCO事故の後に茨城産の野菜が忌避されたが、
東北産の野菜や果実に同じ災いが降りかかっている。
まして観光地の客の入りも落ち込みがひどい。
一般の国民は、情緒的感覚的反応がまだ優勢なのだろうが、
その態度が被災地の復興を邪魔していることに気付けよ、と言いたくなる。
食品の放射線汚染暫定基準値は「長期間食べたら害になる」仮定の値であって、
「一回でも口にしたら害になる」値ではないと知っている人は少ないと思う。
まあ、リスク厨は都合が悪いから耳をふさいでいるだろうけど。
絶叫するだけの主張は簡単に足をすくわれるのではないかと恐れている。
だからこそ正しく恐れる態度が重要になる。ソースは新聞レベルでも十分可能。

2011.06.18 12:31 URL | 観潮楼 #- [ 編集 ]

ここにきて政局はなかなか読みづらい展開になってきましたね。
仙谷、前原、岡田、玄葉、野田らが、「菅が辞めなければ自分が辞表を出す」なんて言い出した。
今まで、公約はもちろん、選挙に負けようが党が壊れようが馬耳東風だった彼らの態度がここまで豹変するのはどう見てもおかしい。おそらく、なんとしても「大連立」の方向へ持っていくように、「上」からお達しがあったのでしょう。

さらに、ホントかどうかわかりませんが、亀井が内閣改造を進言し、自身は副総理兼復興担当相、さらに小沢派を内閣に取り込み、小沢が納得できる内閣を、という提言に、菅が同意したという。たしかに、菅が政権をつづける残された最後の手づるは、小沢を味方につけることぐらいでしょう。

この動きがあるからこそ、上記「悪徳~奉行」らが、風見鶏のようにいきなり逆を向いたというのは理解できる。

もう一つ、私も嫌いだった橋下徹が、いい感じで関電とバトルしてますね。
あいつはとにかく軽ーいウヨだと思っていたが、そんな昭和世代のものさしだけで計ると間違える可能性があるな、と思いました。
そこらの「代議士・政治家」なんて小物じゃなくて、関電社長という大物をあそこまでやり込めるというのは、どう見ても、演技じゃなくて、本気で原発推進派に理不尽と怒りを感じてるんでしょう。

いろんな意味で混沌としてきました。「国のかたち研究会」寄りの管理人さんの文章の、今後の方向性も興味深いところです。

2011.06.18 17:45 URL | cube #- [ 編集 ]

「太陽光発電促進付加金についてネットで調べて見ました。
この太陽光発電促進付加金は太陽光パネル普及の為に通常の電気料金の他に追加徴収されるお金で現時点では0.07円×使用量(KWh)です。 300KAの使用料は21円になります。
 この「太陽光発電促進付加金」とは前にも言いましたが太陽光パネルを設置している家庭から買取る余剰電力は「最大48円/KWh」で電力会社が買取りますが、電力会社が作る電力コスト「20円弱/Kwh」の差額分である28円/Kwhの補填として利用されます。

「菅総理」が辞任と引換に法案提出しようとしていた「全量買取」と現時点の買取制度を比較すると下記のようになります。(売電量300KA、電力会社からの使用料300KAとします)
 現行では(使用量ー売電量)×20円(/KWh)なので
       (300ー300)×20円=0円となります。

では「全量買取」の場合どうなるでしょう?
       (売電量×48円)ー(使用量×20円)
       (300×48円)ー(300×20円)=
       (14400円)ー(6000円)=8400円となり、太陽光パネルが設置出来ない家庭(6000円よりもおおはばに利益を得ることとなります。
※ちなみに太陽光パネルからの電力量は差し引き「ゼロ」のままです。
 8400円は電力会社が支払うのは事になり、その金額は「太陽光発電促進付加金」で補填される事になります。とんでもない金額になり、一般家庭の電気料金は大幅に上昇します。

最近とみにT V出演が多くなった「飯田氏」はこの説明を一切しません。 菅首相もこの手の話をしないまま「脱原発」=「全量買取」を位置づけ国民にアピールしましたが、さすがに「民主党議員」から猛反発を受けました。

「脱原発」は私は悪いことだとは思いませんが「脱原発」=「全量買取」では決してありません。
「送電自由化」についてもおかしいことばかりです。 
 商売とは「安く仕入れ」「高く売る」から「利益」が生まれ成り立ちます。
 私が「送電会社」の社長になるのならば高コストの「自然エネルギー」など買いません。
低コストが可能な大手電力会社から電力を買い一般消費者に提供するでしょう。(新たに送電網を開発するには莫大なコストが掛かるため、こんな馬鹿げたことはしないが・・・。)

 いくらアホな「民主党」議員でもこの「菅総理」の暴走を止めに入りました。

「NHK」で大分のある会社が「ゴルフ場」の建設予定地に「メガソーラー発電」のシステムを作ると紹介していました。 
社長の話だと売買電力の損益分岐点は「35円」であり、「34円」では赤字でその場合「撤退」もありうる。と言っていましたが、現在家庭用の電力は「20円/KWh」でしかありません。 いったい誰がこの「メガソーラー」から電気を買うのでしょうか?

2011.06.19 05:15 URL | 世直し大工 #- [ 編集 ]

買い取り制度では、まだ、金額の設定はしていません。
はじめは買い取り量が極めて少ないのですから、基本的にはそんな問題になりません。
再生可能エネルギー発電が増え、設備費も安くなっていけば、買い取り料金も下げていけばいいのです。
送電線を独占し、大切なエネルギーが民間企業の独占状態になっている今の状態は明らかに、社会システムとして良くない。
今の原発村を維持している根本はここにある。

2011.06.19 18:08 URL | joe #hXUhQmuQ [ 編集 ]

私が例として取り上げたのは「現行制度」での買取価格が「全量買取」になった場合の試算です。今現在の買取価格を設定しています。買取価格は既に決められています。
 現時点の買取制度が「全量買取」になった場合こんなふざけた金額になります。
 太陽光発電は昼間しか発電出来ません。1日の発電量は3分の1しかありません。 3分の2は現行の発電方式に頼るしか無いのです。将来「コストが下がるから」といった問題では無いのです。 即刻この電力不足に対応しなければなりません。
 ちなみに「送電線」て「電力会社」の所有物じゃないのですか?

2011.06.20 12:31 URL | 世直し大工 #- [ 編集 ]

世直し大工さんとやら。

 恐らく電力会社は必要な分の電力しか買いません。
そのため、買い取りを行う電力会社は、売電を行う企業や世帯に対して、それらが所有する発電装置に、発電を制御する装置を取り付けます。

 この制御装置は電力会社によってオンラインで制御されますが、当然ながら発電機の制御を電力会社に委託してしまうことを意味します。

 面白いことに、外部(電力会社)で停電が発生すると、制御装置は発電機の出力を止めてしまいます。危険防止のためでしょうけど。
 当然、停電なので企業や世帯が発電機を自分達のために使おうとしても、そのままでは何もできないという状態に陥るのです。

 その場合は制御装置を分解して、電源ケーブルを引き出すということになりますか。

なんか変な人が1000万家庭に普及させようとしていますが、売電が前提ならば、あまり有り難くないような気がします。

発展途上国向けに、TVと電灯の電力をまかなえるだけの太陽光発電セットを売っている企業があるそうですが、そちらのほうがよっぽど有益な気がします。

2011.06.22 03:25 URL | 774 #I9hX1OkI [ 編集 ]

このコメントは管理者の承認待ちです

2011.07.22 21:08  | # [ 編集 ]













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