きまぐれな日々

明日からゴールデンウィーク。私は暦通り、3連休、出勤、3連休、出勤、連休(土日)の予定だ。

今年はたいへんな春だった。東日本大震災で被災された方々のご苦労はいかばかりだろうか。心よりお見舞い申し上げる。

東日本大震災では、福島第一原発で大事故が起きたため、この問題ばかり追い続ける羽目になった。原発のおそろしさが現実のものとなった事故だからやむを得ないと考えている。

大地震及び原発事故から1か月半以上が経過した現在求められるのは、当初政府や東電が隠蔽していたものの徐々に明らかになった情報を再検証し、原発事故の経緯を振り返ることだろう。

最終的には「レベル7」の大事故と判定されるに至った原発事故だが、原子力安全・保安院は当初、「事故」ではなく「事象」の範疇に属する「レベル3」と暫定的に判定していた。枝野幸男官房長官が「爆発的事象」という意味不明の日本語を使っていたのはこれが理由だ。

「レベル3」の事象というのはいくらなんでも楽観的に過ぎたにしても、事故後最初の3日間は「レベル7」には至っていなかった。それが、おそらくは格納容器につながる部分の損傷により大量の放射性物質が漏出し、15日には「レベル7」に至った。

ここで、菅直人首相が東電幹部を怒鳴りつけたのが3月15日の早朝だったことを思い出そう。あの時、東電幹部は、おそらく現場から放射線量が多過ぎて手に負えないという報告を受け、事故対応からの撤退を言い出し、菅直人はそれに切れたのだった。大量の放射性物質の漏出は、遅くとも15日未明までには起きていた。当時私は、ようやく政府が東電を管理下において統括する姿勢を見せたことを評価したが、今にして思えば、評価するも何も、そうせざるを得ないほど事態は緊迫していたのだ。あの時、保守マスコミは「東電を怒鳴りつけても萎縮させるだけだ」として菅直人を批判したが、これなど見当違いの論外な批判だったことがわかる。

4月20日付の東京新聞は、政府が3月15日、福島原発で事故対策にあたる作業員に限り、被曝限度を従来の計100ミリシーベルトから250ミリシーベルトにする規則の特例を定め、17日には自衛隊員や警察官、消防隊員などに対する限度も同様に引き上げたあと、政府がさらに被曝限度を引き上げて「救命時は無制限」にしようと検討したことを報じている。

原発とは、緊急時にこういう作業が存在することを容認せざるを得ない技術なのだ。原発を推進した者ばかりではなく、原発を消極的にだろうが容認した人間、さらには原発推進を阻止することができなかった原発反対派にも責任がある。上記東京新聞が報じた政府の方針を軽々しく批判することはできない。これは原発を建てた以上、避けて通れない選択なのだ。私はこういう事態に二度と陥らないためにも、原発を段階的にであれ撤廃せざるを得ないと考えるが、今後は今後として、今回政府がこういう検討をしたことは批判しない。

思い出すのはひところ話題になった「暴力装置」という言葉であり、政府こそ合法的な暴力装置なのだ。政府にこういう命令を下させまいとするなら、これはもう原発を撤廃するしかない。

私は事故発生直後に政府と東電を激しく批判し、3月15日に政府が東電を制御下に置いたあとは、もっぱら東電を激烈に批判してきたが、これに対して、「この非常時に東電批判は行うべきではない。事故が終息してから東電や原発の批判はいくらでもできる」と主張された方もおられた。だが、その主張は誤りだと今になって強く確信する。というのは、どんな非常事態であってもそれが日常と化してしまうことを、この1か月半でいやというほど痛感したからだ。

政府や官僚や電力会社(何も東電だけではなく原発を持っていない沖縄電力を除く9社すべて)が言い続けてきた「絶対に起きない」事態は今も続いており、先日の朝日新聞の報道によると、原子力安全委員会が、事故発生4日後の3月15日までの放射線の総放出量が19万テラベクレルであったのに対し、4月5日時点での1日当たりの放射能放出量は154テラベクレルだったとの試算を明らかにした。放出量のピークだった3月15日に15万テラベクレルが一気に放出されたと仮定すると、現在の放出量はその頃の千分の一程度になっている。しかし、同時に注意しなければならないのは、仮に4月5日時点での放出量が1年続くとすると、あとから放出された放射線量だけでも「レベル7」に相当する5万テラベクレルを超えてしまうということだ。

だが、こんな異常な事態でさえ日常と化してしまっている。東京で配られた今朝の新聞の折り込みチラシは、大型連休の直前ということもあって、震災前と変わらないと思えるほどの分厚さだった。権力のやることも、朝日新聞が書くことも、テレビ朝日でキャスターがしゃべることも、以前と同じに戻りつつある。自民党や民主党の小沢派はおろか、馬淵澄夫ら民主党の「親菅派」でさえ復興の財源としての消費税増税に反対しているのに、朝日新聞と与謝野馨と菅直人は消費税増税に執念を燃やすし、一色清に代わってテレビ朝日に出演するようになった朝日新聞の五十嵐浩司という記者は、日本人はこれだけの大事故があっても冷静だ、なぜなら世論調査で原発の縮小や廃止を求める意見は4割なのに、増強または現状維持を求める人は6割もいるなどとほざいていた。ひどいネオリベだった経済記者出身の一色清に代わって、外報部出身の五十嵐浩司に代わって少しはマシになるかと思ったが、とんだ見当違いだった。世論調査の読み方については、当ブログの前々回のエントリで書いたが、毎日新聞の調査では縮小や廃止を求める意見の方が多かったことを五十嵐は意識的に無視して、原発温存へ世論を誘導しようとした。

そして朝日新聞はチェルノブイリ原発事故25周年という特別な日に、なんと原発を推進した張本人・中曽根康弘の巨大なインタビュー記事を掲載するありさまだ。あの岸井成格が主筆を務める毎日新聞でさえ社論を「脱原発」に転換したから、朝日も変わるかと思っていたが甘かった。朝日はやっぱり朝日だった。

政治家もひどくて、東京都知事の石原慎太郎は「震災は天罰だ」と言ったり、わざわざ福島まで「私は原発推進論者」だと言いに行った。与謝野馨は、壊れたレコードのように「自民党の原発推進政策は間違っていなかった」と連呼する。民主党でも鳩山由紀夫は毎日新聞の取材に対して、絶対に大惨事をもたらさない原発システムを研究すべきだ、日本が原発を売り込むベトナムでは、事故を契機に技術が進むとの期待もある、などと答えて、今でも原発推進の姿勢を崩していないことを明らかにした。

要するに、日本に限らないかもしれないが、社会においてもっとも強く働く力は慣性力(惰性)であって、一度方向づけがなされたら、それを止めることは難しい。これは何も政治の世界に限った話ではなく、日々の仕事を通じて痛感されている方も多いだろう。私もその一人だ。

だからこそ、政府批判や東電批判、それにこれまで原発を推進してきた勢力(自民党、民主党、電事連、電力総連、電機連合など)を、事故が起きた瞬間からずっと、特にもっとも危機的な状態にある時にこそ強く批判しなければならないのである。その時の批判の強さが、その後の政策や大手マスコミの社論の転換につながる。批判の自粛などもってのほかだ。今回は、世論の批判がかなり強かったから毎日新聞も社論を転換したし、菅直人も原発推進の政策を白紙に戻すと発言し、自民党総裁の谷垣禎一でさえ一時は原発推進政策の見直しを口にした。だが現在は、原発推進派の巻き返しが目立つ。鵺(ぬえ)的な朝日新聞は、結局社論の転換にまでは至らなかった。先日の五十嵐浩司の発言などを聞いているとそう判断せざるを得ない。

一方で橋下徹が「原発新設を止める」ことを関西広域連合に提案する動きもあり、綱引きは活発だ。関西の場合、関西電力の原発依存度が5割近くに達していて、仮に福井に大災害があった場合などに想定されるリスクが大き過ぎる問題があるが、そういった特殊事情は別にしても、現在は「脱原発」の流れがまだ強い。この流れを大事にしなければならない。

原発反対派や慎重派は、この流れが主流になるように、根気よく、というより執念深く発言を続けて行かなければならないと考える次第である。
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報ステで、毎日新聞の記事にのっとって初動対応を検証した時に、コメンテーターだった朝日の高橋真理子さんが、官邸情報だけに依拠した明らかにヘンなまとめ方だ、今東電は立場上発言しないけど、別の視点もある、と異例なコメントをつけて、ベントについても何か言いたげな様子でした。どうも現場では別の見方があるようです。個人的にはちょっと初動で何があったかは留保したい思い。いずれ詳しい検証が出てくるでしょうが。

2011.04.28 12:05 URL | カリャマン #- [ 編集 ]

今日の中日新聞朝刊の1面です
「浜岡3号機 再開計画
 中電、7月までに 夏の電力需要に対応」

記事にもありましたが、浜岡原発を無理に稼動させなくても中電の電力の供給力は夏の電力需要のピークは十分まかなえています。

 ・ピーク時の電力需要-供給力=439万KW
 一方、
 ・浜岡3,4,5機の出力=361万7千KW
 (中電発表の数値。1,2号機は廃炉決定で現在稼動せず)

実際、ピーク時でも電気はあまってるんですよ。原子力ムラの住民はこんな簡単な計算もできないんですかね。

つけるクスリがない、とはこういうことをいうんですね。

2011.04.28 14:05 URL | ウサギの耳アカ #- [ 編集 ]

原発推進派が集まって作った原発ほど恐いものはないですね。国会でも東電の社長に真正面から質問できる議員は、自民党と民主党にはいないようです。余裕しゃくしゃくで、東電の社長は、「国の支援を受けながら、賠償問題に取り組む」と答弁しています。この答弁に突っ込む議員は、いません。

マスコミも国会議員も、東電に遠慮しているのではなく、原発ビジネスに群がる人や企業の中に、危険な人たちが潜んでいることを知っているのでしょう。原発の用地の確保や、放射線を浴びながら対価を得る人たちを探してくるのは、どんな業種の人たちかと想像すると、日本の影の部分が見えてくるようです。おそらくマスコミ対策も、こういった業種の人々が担っているのでしょう。

いずれ原発YESかNOかで、選挙が行われる日が来るかもしれません。今、原発推進派の議員の名前、この期に及んで東電救済を唱えている議員の名前、よく覚えておくことも
必要かもしれません。

2011.04.28 20:32 URL | somebody #- [ 編集 ]

9.11がアメリカを変えたかどうかはわかりませんが、3.11はよくも悪くも日本を変えるでしょう。少なくとも、今まで通りの思惑、今まで通りのよい身分、今まで通りの利権構造のままで、これからも行けると思っている人たちには「そうは行かないんだ」ということを思い知ってもらわないとね。

2011.04.28 20:48 URL | 桃色クジラ #- [ 編集 ]


日本は、今大きな岐路にたたされています。

一人でも多くの人が、真実を知る事が大切です。

原発推進派は、やはり闇勢力と繋がりがあるので、注意を要します。

武器製造に関わりのある企業にも目を向けて調べてみて下さい。

2011.04.28 21:15 URL | ルカ #- [ 編集 ]

橋下のアレはいかにもポピュリストらしい日和見ぶりですが、一方で「田舎なんかに投資しないで、都市に資金を投下しろ」というネオリ臭も感じますね。

ところで報ステでの初動対応検証について。私には、朝日の高橋真理子のコメントは気持ち悪いまでの東電擁護にしか聞こえませんでしたね。少なくとも読売以外の各紙が(産経まで!)「ベントを迫る菅、もたもたする東電」という認識なんですから、今となっては高橋女史と原子力村とのご縁が気になるところです。

2011.04.28 23:14 URL | gold8 #- [ 編集 ]

以前、福島原発事故について政府が自民党に協力を求めたとの報道で言及されていた“原発担当大臣”のポストは、その後どうなったんでしょうか。自民党に断られたから代わりに○○氏が就任という報道もないようですが。
原発を推進してきた自民党に対処を任せるのも如何なものかと思ったものですが「じゃあ俺たち与党がやるよ!」という行動に出ないのでは、事故対策よりも「自民党に協力を断られたせいで事故対策が進まない!」というアピールを行うのが狙いだったのかなと与党に対して不信感を覚えます。政局より国民国土が直面する現実の危機に対処して欲しいものですが。

2011.04.29 07:21 URL | loopy #- [ 編集 ]

原発推進の流れを止めるためには、特別会計の問題にメスを入れる必要あります。八ッ場ダムを議論する中で、やっと特別会計にメスが入ると期待したけど、論点がずれたマスコミのバッシングで、腰砕けになってしまった。3.11後に日本が変わるためにも、今度こそ、特別会計をなんとかしなければ。特別会計を復興資金の財源に回してもらいたい。
後、脱原発を宣言した企業への指示を明確にすることも大事ですよね。城南信用金庫に口座を開設しようと思ってます。

2011.04.29 10:59 URL | さくら #- [ 編集 ]

私は「一気に「反原発」へと傾く世論。言論状況も劇的に変化」で橘氏を批判した際に、「国に責任があるという面」にも言及しました。国もそうですが、つまるところ日本国民にもその責任の一端はあると思います。
原発推進の議員に投票し続けたのはまぎれもなく日本人だからです(不可解なことに原発事故のあとも原発推進派への投票は減る傾向を見せないらしい。日本人の投票行動が何に支配されているかが見えてきます)。
日本人は100%被害者ヅラはできないはずなのです。

ネトウヨとかの投稿を見てると「東電の役員は報酬半額返上どころか、全額を寄付しろ!」とかわめきたてています。彼らには本当に腹が立ちます。
今まで脱原発の運動をしてきた者を「反日左翼」だとか「プロ市民」だとか散々嘲笑してきたのはどこのどいつだというのか!

東電は一般社員も給与2割返上とか。(「公共性の強い企業では当然。2割減らされてもなお国家公務員の平均給与より高い」という意見もありましたがちょっと論点違うような)。
“原発”を持ってる企業に就職した責任、というのもあるでしょうし、組合も納得しているものを部外者がどうこう言う立場にはないのですが、何の決定権もない末端労働者の給与削減には同情します。やはり責任に応じた負担というのが相応しい。

個人的には「東電70(うち役員60、幹部30、一般10)、国20、国民10」といった責任配分の感覚を持っています。

2011.04.29 21:19 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

今度こそは、人間の英知を結集して「人災」の再発を防がなければなりません。

そこで、私も脱原発に向けての具体的な【政策案】を練ってみました。

なにせ、自分で政策など練った経験の無い「素人」ですので、色々と穴のある【政策案】かもしれませんが、ご批判や、ご指摘が頂ければ幸いです。

拙ブログ最新記事:
脱・原発に向けた具体的ロードマップに向けて(素案)
http://blue.ap.teacup.com/nozomi/117.html

では、お互い頑張りましょう。

2011.04.30 15:51 URL | 勉強不足のJCP党員(伊賀篤) #Xk9Ues7M [ 編集 ]

グリーンピースの放射能汚染の海洋調査の申し出を菅政権・外務省が事実上拒否しているようです。
また実に陰湿な嫌がらせをしているようです。

本来政権交代をした段階で、国民本位の政治を掲げていたはずの民主党政権なのに、菅政権のやり方を見ているとおよそ霞が関べったりというか言いなりで、国民本位とはまるでかけ離れた状態です。
このグリーンピースへの対応は、国策である原発推進で起きた被害を国民に知らせたくない霞が関の意図があるのはあきらかで、それを抑えられないで見て見ぬふりをしている。
むしろ菅政権が主体的に汚染調査をするのが当たり前で、その逆なのですから何をかいわんやです。
私は小沢さんらが政権から離された時に、マスコミから異様なバッシングをされたときに恐れていた事が、形として表れているなというのが感想です。
このグリーンピースに対する対応は世界から物凄く厳しい批判を受ける事でしょう。

政権をせっかく交代させたのに、民主党政権は菅さんが参議院選挙敗戦(原因は消費税発言)の責任を取りたくない為に、また霞が関に迎合する取り巻きやらの200余名の民主党議員の保身の為の裏切りの為に、いまや国民本位とはかけ離れた政権に変質しています。
これではもう菅政権とともに民主党は崩壊ですし、同時に日本の政党政治も崩壊でしょう。
今菅さんを支持していた民主党議員はこのことをどう考えているのでしょうか。
私はこの菅政権の動きをみれば誰が本当に国民の為にならないか明白だと思います。

2011.05.01 17:19 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

[国家など要らない!]
市民を欺き、無辜(むこ)の命を棄ててきた国家なる胡散臭い汚物は要らない。 何が国旗、国家、愛国心だ!わたしは国家なぞは死んでも愛さない…核を使用する施設が安全な筈がなかろう…子供でもわかる。安全神話を捏造した輩は国家(殺人集団)だ。 震災発生以降、日本がおかしい…『ひとつになろうニッポン』なる恐ろしいスローガン。自粛モードを巧みに利用した偽りの『優しさをイメージ』させる強欲大企業の破廉恥偽善CMのタレ流し… 津波により凶器と化したコンクリートの塊、鉄骨、自動車、ガードレールなどの人造物で肉片を挽き千切られ苦痛の慟哭とともに命を亡くされた人人の無念の魂に永遠に付き添い悲しみ続ける覚悟がないのであれば、一時の感傷に任せての偽善で己を慰める行為はすべきではない…死者、遺族に対する冒涜にほかならない…今一度冷静に 震災の意味なるものを奥深く掘り下げ考える必要がありはしないか?
自然災害である津波を『天罰』と表現した大馬鹿者…。非常時に政局に現をぬかす政治屋ども…。 国家とは愚劣なるものである事が明らかになった。 作家の辺見庸さんが述べられた…『国難というが、断じて違う 【個】の難である』と…国などどうでもよい…個個人の平穏な暮らしをどうやって取り戻すか…に、知恵を結集し地に足の着いた方策を着実に進めなければ、深く傷ついた被災者は救われない…

2011.05.02 23:17 URL | 青い鳥 #tGXz79fs [ 編集 ]

「国などいらない」「個人は国による支配から自由であるべきだ」というアイデアを餌に勢力を伸ばしたのが新自由主義です。D.ハーヴェイが指摘したように、国家の解体や個人の自由を至上の価値或いは最終目標に定めると、人は容易く新自由主義に乗っ取られます。
小泉・竹中路線を支持した人たちの実体は、所謂“右・保守”ではありません。右・保守の人間はむしろ改革に否定的でした。「改革」という言葉に胸躍らせて小泉・竹中路線を支持したのは、“何となく”国家=悪のイメージを抱き、国家を解体すれば楽園が実現すると思っていた人たちであり、諸外国はさておき日本においてはリベラルに近い側の人たちなのです。

2011.05.03 06:18 URL | loopy #- [ 編集 ]

僻地が原発や米軍基地その他を押し付けられ、顧みられないのは、都市部在住者が「僻地=自分達と異なる異国的存在」と考えているからです。「日本は一つ、国民は一つ」という意識が強ければ「僻地在住者は同じ仲間」であり「自分達都市部在住者の利益の為に地方を犠牲にしてはいけない」というブレーキが機能したはずです。それを妨げる為に、新自由主義は国家=悪というイメージの刷り込みを利用しているのです。
“個による闘い”は幻想に過ぎません。人間は弱い存在です。大きな害悪と対峙しようと思うならば、連帯こそが重要なのです。国家にも欠点は多々あるでしょうが、国家不要論のような極論を唱えるのは新自由主義者の思うツボでしょう。例えるならば、一人々々が一本ずつの丸太にしがみつくのではなく、各々の丸太を組み上げた筏を作らねばなりません。その上で「国家運営(筏の航行と保全)には自分も責任がある」と自覚し、政治的意識・行動をとればいいのです。

2011.05.03 06:45 URL | >青い鳥様・その2 #- [ 編集 ]

国家は所詮社会を支配する道具であり方便であり手段です。
実態のある社会をこそ我々は守らないとならないのです。

国家は時によっては国民だけではなく社会そのものをも破壊しようとします。
先の戦争でも国家という道具を用いて国民を支配した層は、国民の生命財産を奪い社会を破壊しました。
日本は全国いたるところが焦土と化し、徴用で多くの国民が死に追いやられて行きました。

今回の原発被害でも予想されていた事故だったのにもかかわらず、
国策で無理に原発計画を推進した結果原発は大変な事故を引き起こしてしまいました。
この結果原発周辺の住民の人たちは、いずれ放射能汚染にどの様に対応するかの選択を迫られるでしょう。
築きあげてきた地域社会を捨てて子供や孫の為に他の地域へ移住する選択を多くの人が選ぶ事になるのではないでしょうか。
まさに国家が推進した国策、その実は一握りの支配層による利益の享受の構造で、多くの人々が苦しみ社会が崩壊させられていくのです。
ここに国家という手段を支配層に独占させてしまう事の危険性がシビアに表れてきます。

国家に実態があるとするのは幻想です。
正確に言うとただの法的概念に過ぎないのです。
我々の生きる実態は社会にこそあるのです。
そしてさらにいうと国家という道具は我々国民の手に取り戻さないとなりません。
それこそが国民本位の政治の実現ということなのです。
(だから立法府の議員は国民の選挙で選ばれる事になっているのですね)
我々が推す政治家が政策を立案していき官僚が具体的に実行するのが国民本位の世界です。
巨大資本などの為や、ましてや霞が関の特権官僚の為に日本があるのではないのです。

何か事があるとすぐに役所がどうたらこうたらなどというのではなく、
我々が選んだ議員を使い政策を変えさせて役所を我々の思い通りに動かすのが真の国民本位の政治です。
今回の原発事故で原発がいかに危険でしかも発電コストが高くつき、
さらに原発から出される廃棄物の処理などから未来に残すものではないことを学びました。。
しかしいまだに原発政策はすんなりと変わるようにはなっておりません。
ここは原発を否定する国民の声を各政治家事務所に具体的に訪問やメールで表す必要があります。
彼らを国民の手に取り戻し自分たち国民の意思どおりに動かさなければこの国はいつまでも変わらないままです。
まずは自分たちの考えを政治家に伝える、それが国民による政治的選択行動の第一歩です。

2011.05.03 15:28 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

全面的に賛成します。この事故の収束は1年以上はかかりそうです。その間、いろいろな情報を集め、原発の被害の総体について検証する必要があります。
それと並行して、脱原発を主張する議員を応援し、増やしていく必要があると思います。私が個人で調べた、3.11以降、原発の見直しあるいは脱原発を掲げている現職国会議員を挙げてみました。
スタンスはかなり幅をみていますが、現状維持派は除外してます。
○民主党 菅直人 小沢一郎 原口一博 山田正彦 太田和美 京野きみこ 
村越祐民 山崎誠 大河原雅子 有田芳生 相原久美子 石津政雄 櫛渕万里 
前田武志 森ゆうこ 石森久雄 泉健太 生方幸夫 大西孝展 小宮山泰子
近藤昭一 杉本和巳 橘秀徳 中後淳 辻恵 野田国美 姫井由美子 村木謙公 若井康彦
○自民党 河野太郎 加藤紘一 鴨下一郎 川口順子 西村康稔 山田俊男
○公明党 遠藤乙彦 加藤修一
○社民党全議員 
○共産党全議員
○みんなの党 川田龍平 浅尾慶一郎 水野賢一
○国民新党 亀井静香 下地幹郎 亀井亜紀子
○新党日本 田中康夫
○新党改革 荒井広幸
○たち日 園田博之

2011.05.04 00:27 URL | ちゃこ #PefwKnF. [ 編集 ]













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