以前にも書いたかもしれないが、2003年の都知事選に石原が出馬するかどうかが注目を集めたことがあった。当時石原は、小泉純一郎に代わって総理大臣になる可能性を探るべく、都知事選に出馬せず、同年に予想されていた(現に行われた)解散総選挙で国政に復帰するのではないかと取り沙汰されていたからだ。私はもちろん当時から小泉は大嫌いだったが、石原は小泉よりもっと嫌いだったので、「踏ん張れ小泉。石原を国政に復帰させるな」と念じていた。結局石原は2003年の都知事選に出馬して、民主党と社民党が推した樋口恵子氏の4倍近い票を獲得して圧勝したが、当時四国の住人だった私は、石原が国政に害毒を撒き散らすよりはましだと思ったものだ。
これで自民党と公明党は都知事選に松沢成文を推すことになるだろう。民主党はというと、今朝の朝日新聞(4面)を見ると、党主流派が期待する蓮舫は気乗り薄で、党内極右の長島昭久は松沢支持を表明したものの、党都連が松沢を推す可能性は10%以下とのことで、渡辺美樹との共闘を唱える向きもあるという。松沢は、4年前の都知事選で民主党が実質支援した浅野史郎氏を応援せずに石原を応援したいきさつがあるから、そりゃ民主党の都連はおいそれと松沢は推せないだろう。そういえば、石原も神奈川県知事選で松沢を応援して自民党神奈川県連が推した杉野正氏(但し自民党本部は推薦しなかった)を惨敗に追い込んだから、自民党からも河野太郎あたりの松沢批判の弁も聞きたいところだ。
それにしても、渡辺美樹との共闘論が出るあたりが民主党の情けないところだ。東京都を「経営」するとかほざいている時点で渡辺美樹など論外だが、そんな渡辺も民主党には「すり寄ってくるな」と思っているのではないか。今の民主党は、まるで一昨年の自民党のような政党に成り下がってしまった。
とはいえ、河村たかしの「減税日本」(私は「強者への逆再分配日本」と呼んでいる)などもっと論外、最低最悪だ。今日、名古屋市議会選挙が告示されるが、「減税日本」は自民党よりも民主党よりも多くの候補者が立候補予定だそうだ。一次公認候補には会社役員や自営業者が多かったとのことだが、最終的にはどうなったのか。「減税日本」のブームにのぼせた市民派あがりの候補者も結構いるのではないか。
ところで、あからさまな新自由主義勢力である「減税日本」に対して、社民主義を標榜する側からの批判が極めて弱いことに、私は多大なストレスを感じている。当ブログには、「金持ち増税なんかしたら景気を冷やすだろ」という主旨の、竹中平蔵や中川秀直ばりの「トリクルダウン」論むき出しのコメントを多くいただくようになったが、そんな言説がまかり通っている現在、社会民主主義を標榜している社民党から積極的に「減税日本」を批判するコメントが聞かれないことは、全く理解できない。
昨日(3日)、河村たかしの元秘書だったという衆院議員・佐藤夕子が民主党に離党届を出して「減税日本」入りを表明したが、民主党は離党届を受理せず、佐藤を除名する方針だという。当然の処置だと私は思う。ところが、名古屋市長選や愛知県知事選で民主党や国民新党とともに「減税日本」と戦ったはずの社民党党首・福島瑞穂のコメントはというと、「(佐藤氏は)減税日本の方が民主党で戦うより得だと判断したのではないか」(時事通信)というものであり、社民党と180度政策が違うはずの「減税日本」に対する批判は、ニュアンスさえ感じられない。
現在、社民党は「小沢一郎の別働隊」と見られており、過去の国政選挙において、4年前までは比例区で「社民党」と書いた頻度が他のどの党よりも高かった私は、いまや社民党から完全に心が離反している。それでも、小沢一郎に遠慮してかどうかは知らないが、「減税日本」に対する批判さえ全然伝わってこない社民党とはいったい何なのかと思い、腹が立つ。今みたいな社民党だったら、完全に消滅してしまった方が良い。そう言いたくなるくらい、社民党は社民主義勢力の台頭を待望する人間を裏切り続けている。
当ブログが都知事選で小池晃氏を推すと言明したことに対し、「なんだ、やっぱり共産党支持者か」というコメントもきているが、私は昔も今も無党派の人間だ。だが、河村たかし一派に次々となびく「民主党A」、財界や自公になびく「民主党B」はもちろん、小沢別働隊にしか見えず、河村一派さえろくに批判できない社民党なんかをどうやったら支持できるというのか。たとえば今年解散総選挙があっても、消去法によって小選挙区も比例区も共産党に投票するしかないと私は考えている。
たとえば「自由と生存のメーデー」に社民党の福島瑞穂が来ることはあっても共産党の政治家が姿を見せることはないことなどについて、私は共産党にも疑問を持っており、決して手放しで共産党を支持するものではない。しかし、現時点で投票行動をとる時には、新自由主義系の候補を国政なり地方自治なりの場に送り出す選択肢は決して選べない、それだけの話である。
それに、小池晃で勝てるのか、共産党候補ではダメだというのならいったい誰なら良いというのか。そもそも小池晃氏は無所属で立候補するのだが、なぜ小池氏に乗れないのか、小池氏の立候補を批判する「左」側の人たちは、「勝てない」以外の理由を示すことができない。彼らは、自公の候補に勝てるのであれば、「減税日本」の候補さえ担ぎかねないが、はっきりいって「減税日本」と比較したら自公の政治家の方がまだマシだ。
「反共」に凝り固まっている「左」側の人間につける薬はない。そう半ば諦め気味につぶやく今日この頃なのである。
>はっきりいって「減税日本」と比較したら自公の政治家の方がまだマシだ
消費税15%以上、法人税20%台と主張している自民党の方が、「減税日本」より、どこをどう見たら「マシ」になるのでしょうか?
地方所得税10%減税が、すなわち、所得税が多い高所得者への減税であることに異論はないし、それへの批判はけっこうでしょう。
小沢や亀井の「弟分」田中康夫もその辺りには噛みついていました。
しかし、「減税」は、ともかく個人還付であることに間違いない。例えば年収500万程度の「中流層」にとって、もし75万円程度の課税で、7.5万ほど減税されれば、それはそれで、新しい服や家電を買えるんだから、景気浮揚にもなるじゃないですか。
景気に大打撃、「日本沈没」の消費税大増税より、この方がはるかに「マシ」と思いますが如何に。
いろいろ、勉強されているようで、いつも結論部で、因果関係・起承転結不明の「ズッコケ」になってしまうのが、こちらのブログのオチですよね。
2011.03.04 17:44 URL | cube #- [ 編集 ]
小沢信者のみなさんは、結局のところどうするんですかね。ネオリベ系首長の人たちと共同する小沢派についていって河村マンセー渡辺マンセーになるのですか?それとも筋が通らないからといって社共にいくなり漂流するなりするのですか?小沢さんとネオリベ系首長、両者が手を組んだという認知的不協和を解決するために、小沢さんを捨てるのか、ネオリベ系首長を容れるのか、どちらを切るのでしょう。推測ではネオリベ系首長を容れるのではないかと思います。ここで小沢を切れば、信仰の対象がなくなってしまいます。今まで小沢を信じてきた自分が無意味だったことになるくらいなら、河村が作り出す夢を見るほうがいいと、そう進むでしょう。人は低気に流れますから。
2011.03.04 19:46 URL | 2ちゃんねらー #- [ 編集 ]
ひとつ聞いた話を紹介させてもらいます。
共産党の候補に入れたいが、共産党に入れたのでは死に票になる恐れがある。
ならば、比較的左派に近い大政党へ、という意向が働く。
この説にはそこそこ説得力もあります。
というのも共産党首長もしくは共産党が相乗りしている自治体などでは、共産党もトップクラスの票を取っているからです。
私は日本人のおおまかな支持政策に違いはないだろうと考えていますので、共産党ライト支持層を取り込めれば、そこそこの勢力になるだろうと考えています。
2011.03.04 21:16 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]
このコメントは管理者の承認待ちです
2011.03.04 23:11 | # [ 編集 ]
>あからさまな新自由主義勢力である「減税日本」に対して、社民主義を標榜する側からの批判が極めて弱いことに
極めて弱いというか、公のマスコミは黙殺・有力なネット媒体は右翼・タカ派系以外の記事をほとんど取り上げない、という現状があると思います。(自民党の保守本流勢力は、ほぼ壊滅状態で、辛うじて亜流の河野太郎がいるぐらいで…)
実際、私があまり政治関連記事を見ないせいもありますが、減税日本の『強者への逆再分配』『新自由主義批判』に対する批判記事はここ以外見たことはありません。
(一般マスコミでも、歳入減の穴埋めはどうするの?、という批判はあっても新自由主義については一切触れません)
実際、日本共産党の減税日本の新自由主義的な思想体系についての批判について、一般のマスコミが取り上げることなんて、ありえないし、残念ながら実際にないでしょうし。
2011.03.05 01:23 URL | 匿名 #Ip.SVENo [ 編集 ]
「減税日本より自公の方がマシ」というブログ主様の表現は、単に「自公は酷いが減税日本は更に酷い」という意味でしょう。ずっとこちらのブログを読んでいれば解るはずなのに、鬼の首とったみたいな言い方して恥ずかしいですね。小沢氏を信仰する事に無理に理屈付けしようとするから、見苦しい言動になるんでしょうか。
2011.03.05 07:04 URL | loopy #- [ 編集 ]
> 「反共」に凝り固まっている「左」側の人間につける薬はない。
問題は「反共」ではないと思いますよ。人心を掌握し、現実を変えていく力量を持った人が求められているのだと思います。
そうした人を一人挙げるなら、共産党員の狛江市長である矢野裕氏でしょう。
http://ruhiginoue.exblog.jp/14884483/
狛江市の小田急線高架事業が世田谷区より早く終わったのも、狛江市共産党の市民アンケートがあったためだと指摘がなされています。
上記blogの執筆者も、小池候補では勝てないと指摘していますが、とりまきに問題があるため人心が離反していることも同時に指摘しています。
http://ruhiginoue.exblog.jp/15602032/
政策に対する是非は別として、河村市長も小沢議員も人心を掌握する術を心得ている点は見逃しえないと思います。
区市町村議→都議と叩き上げで地元の切実な問題を解決してきた人なら、都知事選に出馬しても有権者の共感を得られやすいわけですが、そうした叩き上げの人材はいなかったのかなと思う次第です。
2011.03.05 09:37 URL | ONE #8iCOsRG2 [ 編集 ]
テーマとは異なりますが、前原大臣の問題献金が国会で取り上げられて大問題化しています。
私はブラック企業からの献金を別の名義に誤魔化した事はとんでもない事として憤りを感じました。
これこそ法の趣旨に反する行為だからです。
そして同じ記述違反でも記載ミスで済まされるのでは法の下の平等とは何だろうと問いたくもなります。
しかしもう一つの在日の焼き肉屋さんのご主人の献金について国会で大騒ぎをしている風景には受け止め方は異なります。
前原大臣は決して豊かな家庭で育ったのではなく京都の貧しい家庭で育った人です。
それを個人的に支えてきた支援者の一人に過ぎない焼き肉屋さんの僅かな献金を、国家を揺るがすような大問題視するのはどうでしょう。
確かに法律的には問題があり前原議員の相変わらずの脇の甘さには政治家としてどうなのかと大いに疑問を感じますが、自民党などが国会で口角泡を飛ばして攻める様を見ていると何でも政局に利用する厭らしさをそこに感じ取れます。
日本の政治はどうやらとんでもなく情けないところに来てしまっているようです。
前原大臣は自分ではうまくエスタブリッシュメントの側に入ったつもりでいたのでしょうが、現実は単なる貧乏人の成り上がりと思われていたのでしょうね。
小沢さんの問題といい今度の前原議員の問題といい、一体何を基準としてこの国の政治は動かされているのでしょうか。
この国の体制を形作るエスタブリッシュメント(既得権益集団)にとり、使える駒なのか邪魔かだけが政治家やその政策の判断基準だとしたら、この国の民主主義など単なるまやかしにすぎません。
この国の主役は日本国民であり、またその政治はこの国に生活するすべての人たちの為のものでなければならないと思います。
今回の件ではマスコミも例によっておかしな対応をしており、朝日などはカンニング問題というチンけな話題を二日間に渡り一面トップに飾り、そのあとは幼児殺人事件を一面トップにもってきています。
小沢さんの時と同じ基準でみるなら、朝日が推す前原議員のブラック企業からの献金誤魔化し問題こそ一面トップなのにまったくもっておかしな話です。
つまり各社の思惑だけで情報が操作されているということです。
そんな朝日では記者がぞろぞろと辞めているようです。
私の友人の知り合いの記者も結局朝日の報道姿勢に疑問を感じて辞職したそうです。
読売も毎日も日経も同じ様なものでしょう。
いま大事なのは私たち国民がインチキ情報の洪水の中からいかに本当の情報の断片を探し出してそして自分自身で判断して組み立てることができるかということです。
広い視野でこの日本の社会の置かれている現実をみれば、真実を見抜く目は養えるのではと私自身自分に言い聞かせています。
というわけでネットの情報は国民の情報の共有化の為にもとても大事なことだとつくづく思っています。
自由報道協会の人たちの動きも注視して見守っています。
2011.03.05 12:24 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]
> 現時点で投票行動をとる時には、新自由主義系の候補を国政なり地方自治なりの場に送り出す選択肢は決して選べない、それだけの話である。
まさに究極の選択ですね。ドクター中松は出ないのだろうか。
共産党の小池氏は、国会の委員会で停職になる以前の村木氏に「疑惑」の追求をされていた方ですよね。三権分立は理念にすぎず憲法に規定がないから構わないとでも考えていたのですかね。正義感と使命感に燃えながら、検察のお先棒をかつぐ。これは以前からの共産党議員の体質ですね。自覚がないから何度でも繰り返す。
公明党の議員は良くも悪しくも「プロ」だけれど、共産党の議員は呑気なアマチュアですよ。支持者のレベルがかつては相対的にであれ高いといわれていた党なのに、いまはそれも見る影もない。浅田彰のような人物を三顧の礼で迎えて党改革してもらったらどうか。
2011.03.05 19:25 URL | anton #jFjG/CSQ [ 編集 ]
共産党は福祉や社会保障だけではなく、インフラのメンテナンスという観点からも大きな政府の必要性を述べてみたらよいのではと思う。
教育など、人への積極的投資はいわゆる地域政党も主張している。
ただ彼らはそっちにばかり重きを置いていて、ハードウェア面の見積りが概して甘い。
だから保育所の詰め込み問題みたいなのが起きてくる。
地域主権政党どもに任せると、いずれ道路は穴ぼこだらけ、水道管は錆び錆びで赤茶の水が出る、老朽化した公共施設の壁が突然崩れてけが人続出ということにもなりかねない気がする。
以前にも書いたが、コンクリートから人へは、世間の受けはよいが必ずしも正しいというわけではない。
やはりバランス感覚が大事だろう。
不要なコンクリートから必要なコンクリートへの転換を述べる政党が出て来て欲しいもんだ。
2011.03.05 20:57 URL | 元大阪府民からの伝言 #- [ 編集 ]
「前原氏の受けた在日外国人からの献金は問題ない」という主旨のコメントをされている方は、人治主義を主張されているのでしょうか。「貧しい家庭出身で云々」というお涙頂戴話や政局利用とかは結構です。是々非々で判断して、厳正に処分すればいいだけです。金額の多寡は関係なし。「親しい間柄だから不正を大目に見るべきだ」なんて感情論が通用するはずがないでしょう。通用させるべきではない。
政治家の政策立案・実行は多くの国民の生死を左右します。その政治家の判断・行動を有権者ではない外国の手に委ねる可能性を生むのだから、外国人からの献金には厳重な処罰をするのが当然でしょう。極端な話、米国の機関→韓国の機関→在日韓国人→政治家の流れで米国の思惑で動かされる可能性だってありうるんですから。
2011.03.05 22:47 URL | loopy #- [ 編集 ]
補完勢力と云うのがありますよ。
左翼勢力を分裂させる目的で存在しているのでしょう。
政治と云うよりも、むしろ雇われビジネスかもしれませんね。
そんな政党もあるのでしょうね。
民主主義を真面目に考えている人ほど気づきにくい。
民主主義の道のりは険しいですな・・・。
2011.03.05 23:07 URL | 匿名 #sSHoJftA [ 編集 ]
私が社民党を支持しない理由は「阪神大震災での村山政権の対応」で当時もコメントしましたが政権交代した直後の時期は「社民党が与党の今、自分の住んでいる地域に何らかの大災害が起こったら?」という点が不安で仕方なかったのは事実です。
仮に鳩山政権初期に阪神大震災クラスの災害があったとしたら「海外から救助活動の申し出があっても『軍を使わずに救助活動をしてくれるのでなければ駄目だ』と言って拒否」とか「本来救助活動をさせるべき自衛官を使って救助活動に来てくれた在日米軍の被災地からの締め出し」とか「『戒厳令みたいな事を許せば自衛隊が被災地で武装蜂起するかもしれない』と言って被災地に派遣する自衛官を3000人に制限」といった死者を増やしてしまう様な対応を社民党はまた取ったんでしょうかね…?
2011.03.06 00:01 URL | A #AtAD9fD6 [ 編集 ]
社民党に同情するべきことがあるなら、「連立政権がどういうものかを知らないバカ野郎共にバッシングされたこと」のみしかないですね。
社民党や国民新党が連立政権内で発言する度に、「尻尾が犬を振り回すな」という類の意見が市民やマスゴミから出たことはご存じでしょう。
これだけでも「連立政権が利害関係を調整しながらやっていくことを分からない人間が多すぎる。1から10まで疑問を持たないことが、政治では正しいことなのか」と言えます。
2011.03.06 11:35 URL | 不肖の弟子 #hgGo7H3Q [ 編集 ]
前原大臣の在日韓国人の方からの個人的献金の件について、問題が無いとは言っていませんよ。
この件は法的には問題があるのですから、法にのっとって処分すればいいだけです。
人治主義?ここは中国ではなく日本です。
ただ一言言っておきたいのはこの法律の趣旨は外国勢力から国政が左右されるような事があってはならないというもののはずです。
たまたま国籍が韓国の在日の方の、悪意のない個人的献金と、外国勢力からのなんらかの意図が伴う資金供与と区別を付けるのが難しいので、そのように一律に禁止されているだけです。
だから前原大臣に限らず政治活動をするものはその辺をしっかりと管理する必要があるわけですね。
でないと好意から献金をした人が、心ない人たちから責め立てられて辛い思いをすることになります。
それと私は自民党が前原大臣の失態を責める資格があるのかともいいたいですね。
自民党の歴代の大臣経験者の中には、在日企業をスポンサーにしている人が大勢います。
なかには総理経験者もいて、法的に問題を起こした方もいましたが居座り続けましたよね。
この実態があるのによく言うよです。
国の事を思っての事などではなく、単なる政争の具にしたいという思惑が見え見えです。
2011.03.06 15:52 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]
みんなの党が、前原に問責決議とか言ってるそうですが、
おやおや、マル暴・脱税企業からの献金をもらった問題は、どこかへ吹き飛んでしまいまたね。
もらったこと自体は、「みんな」で渡れば怖くない式に、渡辺代表はじめ、レンホーや、野田、民主党本部、自民の若手議員も同じなんでしょうが、
前原の場合、さらに、住所や氏名を巧妙に入れ替え、偽装させた大罪があるんですがね。
この方が、実態は焼き肉屋のおばちゃんの件よりずっと黒い話なのに、マスコミも国会も、いつまでたっても突っ込まない。
ついでに、悪党に操られたのフランケン型ロボットの、「これぞダブルスタンダード」という醜悪発言といい、この国の凍りつくような、おそろしい姿を見せてくれてます。
2011.03.06 17:34 URL | cube #- [ 編集 ]
「政争の材料にするな」と言うなら速やかに潔く辞任すればいいのです。民主党は人材が豊富だから代わりは幾らでもいるでしょうし。「自民党も同じ事をしているじゃないか」と言う論法こそ政争に陥った言い種ですよ。「どっちもどっち」にして逃げたいのでしょうが、非・自民支持の立場からすれば「どっちもどっちなら同じ事していた自民の議員と共に退場して下さい」としか思いません。問題のある自民議員を道連れにしてくれるなら大歓迎です。
母子家庭出身だから、近所のおばちゃんの悪意のない行為だから等のお涙頂戴劇場による擁護は無意味です。
2011.03.06 19:53 URL | loopy #- [ 編集 ]
前原大臣は思っていた通り辞任しました。
しかし理由は在日外国人からの献金というものでしたね。
しかし私はむしろフロント企業からの献金の方がこれでスルーされてしまう事に、この国の真の問題点があるように強く感じます。
こちらの方は他にも蓮舫大臣や野田大臣にみんなの党の渡辺代表など、与野党の多くの議員に広がっていったはずなのに、だからこそなのか追及もありませんでした。
要するに悪いことでもこの体制を支える連中にとって都合が悪ければスルーということなのですよ。
本当に問題なのはこちらの方であり、焼き肉屋の方は問題の本質へのカモフラージュのようなものです。
それがわからない人が、自分がマスコミの煽動に乗せられていることもわからないで大騒ぎの片棒を担がされるのでしょう。
2011.03.06 23:23 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]
どうも、kojitaken様、ご無沙汰しております、ekekです。
くどいですが「自由と生存のメーデー」です。まあ共産党は「首都圏青年ユニオン」がありますから「非正規の若者を中心とした合同労組」が呼びかけ人になっているメーデーには来ないでしょう(ついでですが、「非正規の若者を中心とした合同労組」はあくまで呼びかけ人であり、実施者は「自由と生存のメーデー実行委員会」で、別物です)。「首都圏青年ユニオン」は恐らく共産党系のどこかの労組に動員されていると思います。
福島瑞穂ですが、ここ(http://keihinhotel.blog49.fc2.com/)の勝利集会が昨年総評会館で行われたのですが、来賓として福島瑞穂が挨拶しました。「おめでとうございます」等々の文言の後に「普天間(だったか辺野古だったか忘れましたが)を国会で取り上げたのは社民党です!」・・・おいおい、ワープワも少なくない合同労組の集会に来てこれかい!と思いました。尤も周囲のおっさん達は「頑張れよ~!」とかけ声を送っていましたが。福島本人は流動資産二億数千万円を所有している「資産家」ですし、それ以前に経済問題に興味が無いとしか思えないです。もしくは経済問題を語る知識が無いのかも。いずれにせよ、福島の経済に対する間隔は今に始まった事では無いですね。本日はこんなところで失礼します。
2011.03.08 13:02 URL | ekek #- [ 編集 ]
>cubeさん
>しかし、「減税」は、ともかく個人還付であることに間違いない。例えば年収500万程度の「中流層」にとって、もし75万円程度の課税で、7.5万ほど減税されれば、それはそれで、新しい服や家電を買えるんだから、景気浮揚にもなるじゃないですか。<
住民税10%減税(河村政策)で「年収500万円で7.5万ほど減税」はあり得ません。
住民税率は10%ですから、500万の10%でも50万。
さらに、年収にまるまる課税されるのでなく、基礎控除、給与所得控除、扶養控除などが控除されるので、課税所得は500万より低くなります。
年収500万円程度でしたら課税所得は300万円~200万円くらい(もっと低い人も)ではないでしょうか。
その10%→30万~20万くらいが住民税。
その1割減税ですから、多くてもせいぜい3万円の減税でしょう。
年収200万円以下だったら減税額は数千円です。
もしかして住民税と所得税を混同しているのでしょうか?
課税の仕組みを知らずに「中所得者もいっぱい減税される」と勘違いしている人が河村減税を支持するのかな…とふと思いました。
2011.03.08 21:51 URL | kiriko #- [ 編集 ]
まあ、いいかげんに書いただけなので、例として適切でなかったかもしれませんが、とにかく、私が言いたかったことは、上流はもっとだ、という反論は承知の上で、中流でも年数万の減税恩恵があるじゃないか、それが景気浮揚ぐらいには役立つでしょ、ということ。
上流はそのまま貯金するんだろうし、中流の得も微々たるものだ、といえばそれまでですが、それでも、消費税増税・法人税減税よりはマシだろう、ということ。
私は河村の主張なんか、ちっともいいと思いません。しかし、もし「日本沈没」の自民&菅派と、「減税日本」が互角勝負なら、「減税日本」に1票するでしょうね。
自民&菅の増税路線は、もはや日本の「土豪連中」とか、河村みたいな「地方の中小企業オーナー」のための政策ですらないと思います。
キャノンみたいな、多国籍・輸出主体・株主半分以上外国人といった、国籍不明な大企業のための路線だと思いますね。
2011.03.08 22:53 URL | cube #- [ 編集 ]
ekekさん、
ご指摘ありがとうございます。以前にも指摘されたのにまたやってしまいました。どうも、文章を書いているうちに「独立系」という言葉が頭にちらつくのが原因かもしれません。
福島瑞穂氏が経済問題に関心が薄いことは、私も以前から感じてまして、昨年2月にマスコミが消費税増税を議題にしようとした時、それに飛びついた当時財務省の菅直人ほど論外ではなく、「社民党は消費税増税には反対です」というのは良いけれど、「まず無駄の削減から」などと、新自由主義者と同じことしか言えなかったことに呆れました。あの頃、当ブログでも繰り返し菅直人ともども福島瑞穂を批判したものです。ちなみに、あの時連立を組む三党首脳の中で唯一まともな発言をしたのが亀井静香で、亀井は2013年までの消費税増税議論を門前払いする一方で、税収を拡充する必要性を唯一まともに認識していました。
福島瑞穂に限らず社民党は、結局社民主義のあるべき姿を提示することができず、そのあげく「減税日本」につけこまれたばかりか、小沢一郎に遠慮してか「減税日本」をまともに批判することさえできない醜態を晒しているのだと思います。民主党政権は「末期症状」と言われていますが、社民党は党そのものが末期症状を呈しているとしか言いようがありません。
2011.03.09 07:51 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]
いくらなんでもこれはないでしょう。
照屋さん、どこからこんな考えふきこまれちゃったのでしょう?
外務大臣に佐藤優氏を推す
http://terukan.blog44.fc2.com/blog-entry-731.html
2011.03.09 09:23 URL | ぽむ #mQop/nM. [ 編集 ]
そもそも岩手県議会では自民や地域政党いわてとかと小沢民主党に対抗しておいて
中央が気兼ねしたんじゃ有権者に説明がつかないはずだが>社民
2011.03.10 23:02 URL | 観潮楼 #- [ 編集 ]
kojitaken様
『本文』
>社民党と180度政策が違うはずの「減税日本」
>社民党は「小沢一郎の別働隊」と見られており、
>小沢一郎に遠慮してかどうかは知らないが、「減税日本」に対する批判さえ全然伝わってこない社民党
『コメント』
>社民党は消費税増税には反対です
>「まず無駄の削減から」などと、新自由主義者と同じことしか言えなかったことに呆れました。
社民党が小沢一郎さんを批判しない点は疑ってましたが、まさかとは思いましたが、
◇ 社民党 : 消費税減税
◇ 小沢一郎 : 所得税減税
◇ 減税日本 : 住民税減税
「減税」の共通点があるため味方と言う考えなのかな(笑)
事実でしたら「社会民主主義政党」として全く機能してません。