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きまぐれな日々

河村たかしと大村秀章が小沢一郎を表敬訪問したニュースは、ちょっとした話題になった。

当ブログを継続してお読みいただいている方は、河村が名古屋市議会リコールに向けて行っていた署名運動の応援するために、小沢一郎直系の国会議員である三宅雪子や松木謙公がわざわざ名古屋に駆けつけたことを記事に書いたことを覚えておられるだろうから、河村・大村と小沢のスリーショットにも驚かれなかったことと思うが、世間一般には河村・大村と小沢がつながっていたことはあまり知られていなかったらしく、波紋を呼んだ。

「小沢信者」、「小沢左派」などと呼ばれる、左派系の小沢一郎支持者の中にもいろんな流派があって、小沢一郎は支持するけれども、それは小沢が「小さな政府」路線を捨てて「国民の生活が第一」路線に転換したからであって、河村たかしの「減税日本」なんか支持しないよ、という行き方をとる人たちもいる。そんな人たちも、小沢が河村・大村とつながっているらしいという情報は知っていたはずだが、見て見ぬふりをしていた。だから、小沢直系の議員が河村・大村に協力したことや、過去に小沢一郎が何度も「所得税・住民税の減税」を政策公約に盛り込もうとしたことを執拗に指摘する当ブログは、コメント欄で小沢を強く支持する人から「『河村=小沢』と決めつけている」とか「想像力豊かだ」などと嫌味を言われていたのだが、想像も何もない、当ブログは事実に基づいて記事を書いていたのであり、河村・大村と小沢のスリーショットは、大相撲の八百長の相談が書かれた携帯メールよりもっとあからさまな動かぬ証拠となった。

小沢一郎は支持するけれども河村たかしは支持しないという向きは、このスリーショットには政局的な狙いがあり、小沢一郎が存在感をアピールしているに過ぎず、政策的には両者は相容れないはずだと強弁するのだが、そうだろうか。一昨日(12日)、酔っぱらった河村たかしが東京都内で開かれていた「小沢一郎政治塾」の懇親会に乱入し、「小沢イズム」を勉強中の塾生たちを激励するという一幕があった(下記URLの産経新聞記事参照)。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110212/stt11021222530006-n1.htm

もちろんこれはハプニングでも何でもなく、間違いなく事前に小沢一郎と河村たかしが示し合わせて実行した猿芝居である。小沢一郎が今後いかなる方向性をとるか、これでほぼ想像がつく。それにしても、「国民の生活が第一」と教えられているはずの「小沢一郎政治塾」生が、松下幸之助の「無税国家論」の劣化版を思わせる河村の「減税真理教」を叩き込まれて、自分の中でこれらを両立させるロジックを組み立てることができるのだろうか。私には不思議でならないが、徹底的に教祖を信じれば悟りが得られるものなのかもしれない。

さて、先に「小沢の『国民の生活が第一』は支持するが河村は支持しない」というスタンスをとる人もいると書いたが、これはネットにおける小沢支持派の中ではごく少数派であって、圧倒的に多いのは「小沢も河村もマンセー」という信者たちだ。その信者たちにありがたいご託宣を下さるのが、われらが植草一秀大センセである。植草センセは、「増税日本VS減税日本が次期総選挙の対立図式だ」とのご託宣をブログで下された(下記URL)。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-33b7.html

ところが、私が別ブログ『kojitakenの日記』に書いた記事「消費税増税日本VS金持ち減税日本が新自由主義者の内紛図式だ」に書いたように、小沢派支持するが河村は支持できないという人が結構いるため、植草センセの号令に従って小沢支持者が一糸乱れず行軍するわけにはいかなかった。

植草センセは、「マスゴミに迫害される小沢一郎」という構図を描いて、かつてテレビ東京で深夜に放送されていた経済ニュース番組のキャスターを務めながら現在では不遇をかこつ自らと重ね合わせて人々の同情を得るとともに、ネットにおける小沢一郎の人気浮揚に貢献してきた。

しかし、河村たかしはその「マスゴミ」に絶賛されている。たまに「危うさを感じる」と言うコメンテーターがいても、その警告は「既存政党に飽き足らない有権者にアピールしている」とか「日本の政治を変えるきっかけになる」などと絶賛する声にかき消される。「マスゴミに迫害される河村たかし」という構図は描けないので、植草センセの河村賛美も、小沢賛美ほどには人々の心に届かない。

目算が狂ったと見たか、植草センセは昨日(13日)公開した「民衆は小異を残し消費税大増税阻止で団結すべし」というタイトルのエントリで、

消費税大増税に反対する勢力のなかに経済思想の大きな相違があることなど当然理解している。「小さな政府」を指向する立場から消費税大増税に反対する主権者が存在する一方で、「セーフティネット強化」が重要だが、消費税大増税による財源調達は逆進性が強く反対だとの立場もある。

と書いている。「良い小さな政府」を理想とする植草が前者、河村たかしを批判する人たち(当ブログを含む)が後者に当たることは言うまでもない。

しかし植草は、両者が消費税増税反対で団結しなければならないと言いながら、

名古屋で「山は動いた」のだ。このムーブメントを日本全国に広げてゆかねばならないのだ。

などと書いて、河村一派への翼賛を強する。植草は、民主党が菅直人を筆頭とする「悪徳10人衆」に支配され続ければ、

選挙制度改正が強行に推し進められ、小政党はせん滅されるだろう。

などと恫喝までする始末だ(太字は植草の記事に倣った)。おおかた、再分配重視派には社民党や共産党の支持者が多いと見て、お前らが河村一派翼賛に加わらなければ、選挙制度改悪が強行されて社民党も共産党も消えてなくなるぞ、と脅しているつもりなのだろう。小沢一郎が民主党の中でももっとも強硬な小選挙区制推進論者であり、小沢一郎を支持したところで選挙制度改悪は行われることを、植草は意図的に無視している。

植草のブログ記事は、下記の言葉で結ばれる。

 不正で不当な消費税大増税を断固阻止しなければならない。この大目標を成就させるためには、主権者国民が大同団結しなければならないのだ。この結束を破壊する行動は、消費税大増税実現を推進するためのものだと判断される。


要するに、小沢一郎や河村たかし一派をマンセーしない人間は、菅直人や与謝野馨が意図する消費税大増税を実現を助ける「抵抗勢力」であると言っているのだ。さすがは新自由主義者の植草一秀だけあって、その手口は小泉純一郎にそっくりである。

小沢・河村応援団の植草一秀ばかり批判していても仕方がないので、ここでようやく本論の河村たかし批判へと移る。テレビ朝日がやっている「サンデーなんとか」などでは、河村たかしに突っ込んだ質問をすることはほとんどないが、フジテレビの「Mr.サンデー」は、河村が当選した夜に、インタビュアーが河村の痛いところに突っ込んだ質問をしたらしい。「ニコブログ」の下記エントリ(下記URL)に紹介されているので、以下に引用する。
http://nikonikositaine.blog49.fc2.com/blog-entry-1696.html

河村
「…今後は自分たちの一票で誰かを選ぶだけじゃなくて、ほんとに社会の仕組みを変えていけるんだというね、日本民主主義の夜明けの第一歩になったと思いますよ」

宮根
「以前河村さんにお会いしたときに、僕に直ちに住民票を移せと。市民税10%カットになったからと。それはやられるんですね?」

河村
「今年はやったのよ、161億。1割。議会がね、自分の俸給1円も減らさずに、ボーナス1円も減らさずに否決してまったで」

宮根
「ここにね、こういうの作ったんですけど。例えば10%減税なら、やっぱりお金持ちの方が非常に優遇されるんじゃないかという声もあるんですが、このあたりどうなんですか?」

夫婦と子供2人世帯の場合…(名古屋市による試算)
・年収300万円 → 減税額(年間)1400円
・年収500万円 → 減税額(年間)9500円
・年収1000万円 → 減税額(年間)3万2900円

河村
「あのね、宮根さん。減税というのは、一割減税で、お金持ちがようけ減税されますけど、それはようけ払っておったということと。平成18年に法律が変わって、実は同じ税率なんですよ、金持ちでも。所得税と違うんですよ。だから、金持ち優遇という批判は、法律に則ってやる限りはそれはあたらないんです」

宮根
「あとね、市長就任のときから市議会とずっとバトルになってたじゃないですか。河村さんがあらためて思うね、市長と市議会の関係。それから、議会の解散というのもほとんど確実になりましたので、河村さんの考えは信任を得たということなんですが、ある部分で強引すぎるんじゃないかという批判もありましたよね。そのあたりどうですか?」

河村
「なにが強引過ぎるんですか、宮根さん。衆議院だったら解散になるんです。裏で手を握るとことは、市民に対する独裁なんです反対に。最後は衆議院だったら解散して民意を問う。これ地方自治でも解散権ないけど、リコールという民意を問う道は実はあったんです」

>「平成18年に法律が変わって、実は同じ税率なんですよ、金持ちでも」

これを補足すると、平成18年に小泉政権の「三位一体の改革」の中で、所得税のような累進制から一律10%にしたんですね。翌年から実施され、さらに各種控除が廃止された結果、低所得者の負担は増え、お金持ちは優遇されました。累進制をやめたらお金持ち優遇になるんです。だから河村氏は矛盾したことを庶民には分からないと思って平然と言っているわけです。社会の仕組みが変わるといっても、それは本当の意味での「庶民革命」ではありません。逆方向です。そもそもそれは、河村氏・首長側が主導した運動でしたから。

(『ニコブログ』 2011年2月7日付エントリ「名古屋トリプル投票、河村・大村陣営完勝 首長新党に追い風」より)


ここで名前が出ている「宮根」というのは宮根誠司のことだろうか。だとすると、かつて大阪の朝日放送に在籍した現在はフリーのアナウンサーで、橋下徹応援団の一人なのだが、その宮根でも橋下の盟友・河村に一応突っ込んではみるらしい。

それはともかく、「三位一体の改革」とは、国庫補助負担金の廃止・縮減、税財源の移譲、地方交付税の一体的な見直しの三つを軸として小泉政策が推進した税財政改革だが、その過程で住民税の累進制をやめて一律10%にしてしまったことを「ニコブログ」は指摘する。「累進税制から比例税制へ」とは、新自由主義政策のシンボルのような政策で、「これぞ小泉・竹中改革の精華」ともいえるものだが、河村が「庶民革命」をいうのであれば、一律に税率を引き下げるのではなく、累進制を復活される訴えをしてしかるべきだろう。

しかし、本質的に新自由主義者である河村は、そんなことはせず、減税も一律に行う。そして、「平成18年に法律が変わって、実は同じ税率なんですよ、金持ちでも」などとしゃあしゃあと発言する。そこには、小泉・竹中の構造改革への批判など微塵も見られない。河村自身が新自由主義者である以上当然のことであり、河村の政策の恩恵を受けるのは名古屋の「土豪」だけであり、名古屋の「庶民」たちのフラストレーション解消は、ぬか喜びに終わる。

そんな河村を絶賛する植草一秀とはいったい何者なのか。経団連の代弁メディアである日経新聞系のテレビ東京で、かつて経済番組のキャスターを務めていたことは既に書いたが、植草は、「小泉構造改革」について、植草が提言する「天下り全廃」などの5条件が満たされれば、これを支持するとした。植草が小泉政権を批判するようになったのは、行政改革に関する植草の提言を小泉が受け入れなかったからに過ぎず、植草は小泉政権の「小さな政府」という理念自体には反対ではなかった。それに植草は、尊敬する経済学者として、ケインズとともにミルトン・フリードマンを挙げる人間である。Wikipediaに「ケインジアン呼ばわりされている」と植草がブログで不満を表明したところ、Wikipediaが書き換えられた。

植草は、「スリーネーションズリサーチ株式会社代表取締役社長」とのことだが、この会社は、「有益な国際政治経済情報提供とそれに基づく投資コンサルティング」とのことである。小泉政権当時の2005年にこの会社のウェブページにつけられた「はてなブックマーク」から確認できる。その後、植草が自公政権を批判し、小沢一郎を信奉するブログを立ち上げた後、こっそり「投資コンサルティング」という文言は消されたが、もちろん実体は変わっていない。植草は、もともと富裕層や企業相手に商売をする人間なのだ。証券会社の花形エコノミストで、日経新聞系列のテレビ局で夜の経済番組のキャスターを務めたという植草の経歴も忘れてはならない。

こんな男に、チェ・ゲバラを信奉する全共闘世代の人間が入れ込み、それが歴史修正主義者にして新自由主義者の河村たかしや、コバンザメのように河村にくっついている大村秀章までもマンセーする状態にまで至り、政治に不満を持つネット市民たちが、メダカの群れよろしくこれについていく。

一つだけいえるのは、メダカの群れの行き着く先には明るい未来はないことである。
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今は何となく小泉改革批判が社会に蔓延しているイメージがありましたけどね。『小泉改革』には批判的でも、『河村氏の政策』には賛成の人も少なくないんでしょうね。

とにもかくにも、これから先どうなるか、観察する必要があるでしょうね(僕は名古屋市民じゃないけれど)
メダカのように雰囲気に流される人間ではなく、タイやヒラメのように、自分で考え、決めていける人間になりたいものです。
(僕自身はkojitakenさんなどの様々な人の意見を聞いて、その上で自分なりのベストな結論を下そうと思ってるのですが・・どうでしょう?)

2011.02.14 09:45 URL | SPIRIT(スピリット) #ycSDNT9Y [ 編集 ]

>河村が「庶民革命」をいうのであれば、一律に税率を引き下げるのではなく、累進制を復活される訴えをしてしかるべきだろう。

全くそのとおりだと思いました。

2011.02.14 10:01 URL | 和久希世 #dN1wHbUA [ 編集 ]

植草の書き方は、河村を賛美してるんじゃなくて、「遠慮」している、という程度でしょう。

「小異を捨てて大同へ」などと書くのは、植草自身、河村を全面的に応援できない気持ちを暗示していると思いますね。

しかし、一方で、いろんな意味で「孤立無援」にはなりたくないので、植草はそれ以上書けない。

確かに、それが彼の弱さであり、決して褒められることじゃありませんが、管理人さんのような書き方は、ちょっと厳しすぎると思いますね。

河村批判は大いに結構と思いますが、そこでバランスの欠いた、筋違いの植草攻撃に血道を上げるところが、管理人さんのエキセントリックでよくないところです。

「テレビ東京」「野村證券」「投資コンサルタント」けっこうじゃないですか。何が悪いのでしょうか?
 植草自身、昔、財務省の消費税導入作戦のために、嘘の調査レポートを出した、と告白しています。小泉じゃないけど、「人生いろいろ」。他人の前歴だけで、独断的な攻撃はやめましょう。

2011.02.14 19:31 URL | cube #- [ 編集 ]

とあるブログでは、片山総務相を非難する小沢信者も湧いてきている。
河村たかしを批判する者は民主主義の敵ということらしい。
壊し屋系サヨクはもう何をするやらわからんな。
日本国がズタズタばらばらの八つ裂き状態になってもかまわんらしい。
今は下火になってる首長連合は支持層がすっかり入れ替わった形で復活するかもしれん。

2011.02.14 19:59 URL | 元大阪府民からの伝言 #- [ 編集 ]

植草一秀大センセは小沢がつい最近別件で東京地検に刑事告発されたことをスルーしていますね。
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/
せっかくだからいつものように「悪徳ペンタゴンの手先」とか「小沢に冤罪を着せる腹黒い輩」とか書けばいいのに。返り討ちに遭うのが怖いのですかね。

2011.02.14 21:08 URL | Black Joker #RtNpiJ3M [ 編集 ]

IMFの勧告を盾にして「消費税増」
を正当化している町田徹のような経済
ジャーナリストもいるからタチが悪い。
消費税の逆進性だけでなく、法人税減との
セットで行おうとしていることに頬かむり
を決め込んでいることは、発言を聞いて
いてわかる人が多いでしょう。

世界規模で行われている法人税のダンピング合戦は消耗戦と同じこと。
その競争から降りられるのか否か。

2011.02.14 23:07 URL | 不肖の弟子 #hgGo7H3Q [ 編集 ]

コメントでは初めまして。
「ニコブログ」の管理人です。

「宮根」というのは宮根誠司のことです。「その宮根でも橋下の盟友・河村に一応突っ込んではみるらしい」とのことですが、私が見ている限りでは、宮根氏は意外とそういうまともな(素朴な)疑問を口にする人だという印象です。大阪ではまた違うのでしょうか。

2011.02.15 01:27 URL | ニコ #- [ 編集 ]

昨日知り合いの病院関係者から、「TPPに加入したら今は認められていない営利法人(株式会社など)が病院経営に参入してくることになり、国民皆保険制の崩壊と相まって日本の医療体制は完全に崩壊してしまう。そうなれば小泉改革の弊害どころではなくなる。」という話を聞きました。
TPPはすでにアメリカが主導権を握り、加入国のGDPの大半は日本とアメリカということになります。
途中からTPPに加盟して乗っ取ったアメリカにとしてみれば、真の狙いは日本なのでしょうね。

当然日本がTPPに加入すれば医療制度一つみても明らかなように格差社会はますます推進されます。
このTPPはまさに小泉新自由主義改革の偽装版ではないかと私はみています。
日本人は開国とかいうフレーズには弱いみたいですし、このTPPはアメリカの意向ですから、菅さんらは自身の地位を守るためにも何がなんでもという事なのでしょう。
TPPとFTAなどとの区別もつかない人が多い今の内に強引に通してしまおうというのでしょう。

TPPを、小沢さんらが政権中枢から離れた今のうちに何としてもと急ぐ勢力の狙いをしっかり見つめなおす必要があると思います。
小沢支持派も社民党も国民新党も、もし現在も政権を掌握していればTPP推進などしないはずですからね。
これに日本が加入してしまってからではもうすべてが後の祭りではないかと私は考えています。
共産党の志位さんではないですが、まさに平成の売国政策そのものだと私は考えています。

2011.02.15 06:20 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110213/1297592163
海兵隊の抑止力というのは、全くの虚構だったことになるよね。以前の発言を引用して辺野古への移設を正当化していた輩をなぜマスゴミ・kojitakenは批判しないのだろうか?

2011.02.15 10:38 URL | qwety #- [ 編集 ]

私もこのニュースは見ました。
あまり知らなかったので少々驚きましたが
メダカの群れになってしまってるのも
事実かな、とも感じました。
そうならないように考えていかないと
いけないですね。

2011.02.15 15:36 URL | クーテ #tuEcTzDg [ 編集 ]

私は三重県民なんですが・・・
なかなか候補者が出揃わない今度の知事選に、ついに河村が触手を伸ばしてきました。
「減税日本」から知事選に独自候補を擁立するとのこと・・・
非常に危機感を感じてます。

河村よ、よそにちょっかいかけずに市政に専念しろよ!

2011.02.15 18:32 URL | ウサギの耳アカ #- [ 編集 ]

左派の中には、もうなにがなんでも反体制という一派が形成されている。
とにかくガラガラポンで現状を変えたがり、思想信条を問わず壊し屋タイプに肩入れする。
こうした一派には「サヨク」という片仮名半角書きの称号を送りたい(というかすでにそう呼ばせてもらっているが)。
何でそこまでぶっ壊したいのか私には理解できない。
一旦更地にしてしまうことに合理性があるとは思えないのだが。

2011.02.15 22:56 URL | 元大阪府民からの伝言 #- [ 編集 ]

大変面白い分析ですね。
植草という人物が、自分の信念よりもどれだけ感情に流されるネット市民に受けるかを考えて論調を変えていくことを的確に指摘していると思います。
この先、河村が橋下と手を組むのを彼がどう評するかが見物です。
橋下はタレント時代にテレビで植草のことを病気だと切り捨てています。しつこい性格の植草氏が昔の恨みを忘れて橋下を絶賛できるかどうか。まあ無理だと思いますが、その時河村をどう批判するか。面白いです。

2011.02.15 22:58 URL | 一市民 #- [ 編集 ]

qwetyさんと同じような事を私も考えていました。
鳩山さんがここにきてやっと本当のことを明かしてくれたわけです。
普天間の基地を辺野古へ移転とせざるを得なかったのは、予想通り防衛官僚と外務官僚がサボタージュを決め込んだからだったわけですね。
官僚達が鳩山さんの指示を無視して動かなかった為に、追い詰められてあのような醜態を演じてしまったわけです。

しかし逆に見れば辺野古へ移転する理由とされていた抑止力は嘘だったと認めてくれたわけですよね。
だったらそれをもって辺野古移転の白紙撤回とグァム移転を再度やるべきでしょう。
しかしやらないのが今の菅政権を支える連中です。

アメリカしか見えない彼らは、当然TPPにも賛成していますし、消費税の税率も上げようとしています。
我々の本当の敵は植草さんでも河村さん(こちらは問題多々だけど)でもなく、優先順位から言ったら間違いなく今の菅政権と、それに追従している連中でしょう。
どうしてそれがわからないのかなあ。
彼らは間違いなく日本をアメリカに売ろうとしているのですよ。

2011.02.16 00:15 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

風太よ、ふざけたことを抜かすでない。

qwetyの言う「マスゴミ」とは沖縄タイムズのことだろうが。なぜならあの鳩山へのインタビューは沖縄タイムズが行ったものだからだ。

同紙は、沖縄の人たちの鳩山に対する怒りの声を伝えている。それがお前らには伝わらないのか。

qwetyやお前のような小沢信者が俺に反感を持つのは勝手だが、沖縄タイムズに対する誹謗中傷を俺は許さない。同紙が代弁している沖縄の人たちの気持ちを逆なでするお前らのような人間が、米軍基地移設問題で何を言っても説得力は皆無だ。

いったい鳩山政権時代、鳩山や小沢が何をやったというのか。菅や自民党と何も変わらないではないか。

政治は結果がすべてだ。鳩山も小沢も結果を出せなかったのだ。

2011.02.16 01:17 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

古寺さん、何も変わらないようにしたのは誰なのでしょう?
それはこの国の体制を、その制度を変えたくない連中ではないのですか。
鳩山さんは確かに最後の最後に彼らに屈して主張を曲げて政権を放棄してしまった。
だからその責任はたとえようもなく重いと思います。
しかし彼がすべての諸悪の根源というとらえ方は誤解だと思います。
彼は体制を守ろうとする=日本を変えたくない力によって押しつぶされたのです。

※私はまた、その力の源泉には徳川260年の鎖国下の封建制という特殊な環境で形成されてきた日本人の深層心理があるとも思っています。
つまり日本人は本当は何もしたくないし、変えたくないのですね、出来る事ならこのままでいたいのです。
それが普天間の問題でも、結局沖縄の民に負担を押しつけておいて見て見ぬふりをする国民性に現れています。
つまりへたにアメリカに逆らってまで波風を立てたくないという意識でしょう。
それがゆえに鳩山が悪いということにすべて帰結して、問題をすり替えるマスコミの策略にやすやすとのってしまうのでしょう。
しかし本当は鳩山さんはアメリカに逆らっても基地を移転しようとしていたが、しかし総理大臣の命令なら従うと甘く考えていた官僚たちが、実際にはアメリカの意向に従って総理を無視して動かなかった為に交渉すら出来ずに自滅させられたのが実際です。
彼は結局自分が反体制の立場にいるということが理解できていなかったのでしょう。

鳩山さんが霞が関につぶされたという根拠はあります、私の嫌いな安倍がかつて総理を不自然に辞任した時もそうでしたから。
安倍は当時行政制度を弄ろうとして霞が関に物凄く敵視されていたのです。
だから政権末期の官邸は、各省庁から派遣されていた官僚の殆どは消えて空っぽ状態だったのです。
このことは、私の知る限りではマスコミは一切報じませんでしたが、つまり当時官邸は機能不全に追い込められていたわけです。
だから安倍は追いつめられて腸疾患も悪化し、最後に突然の政権放棄につながったのです(鳩山さんのケースと似ていますね)。
その力を動かしたのは、日本の現体制・制度を何が何でも守ろうとする霞が関や、鳩山さんの場合はさらにその裏にいるアメリカの壁でしょう。
だからそれをみていた菅さんは鳩山さんに代わって総理就任後、直ちにアメリカに詣でてアーリントンへ行き頭を垂れたわけです。
そして霞が関には全面謝罪をして完全にその体制の枠内に身を預け入れわけです(わかりやす過ぎですねえ)。
だから現執行部率いる民主党は、マニフェストを完全に放棄しようとしているわけですね。
そうしないとこの国では政権は維持できないように出来ているのです。

※つまり日本の現体制下では政権党はかつての自民党の様な政策・立場を取るしかないのです。
それが理解できないと日本の政治は語れないことになります。
そしてかつてそれに抗してきたのが党人派と呼ばれる政治家たちでしょう。
田中角栄がそれに列する政治家だと思います。

そしてそうやって作り変えられた現政権が進めるTPP参加や消費税増税=財政再建政策は、決して国民の事を考えた政策などではありません。
TPPはアメリカというか外資が、本格的に日本で自由に営利事業を行う為の手段です。
そして消費税増税での財政再建の裏にはには、日本の大企業の大株主でもある外資が、投下した資本を毀損したくないという隠れた狙いがあるとも思っています。
なぜならば外資は小泉時代に、それら企業の大株主に収まっているからです。
いずれ彼らはその株(当時に比べたらすでにだいぶ手放しましたが)を中国などに売却して最後の利益を得ようとするのでしょう。
小泉などは外資に日本の株を持たせる事も日本の安全保障のひとつと考えていたのかもしれませんがね。
しかし外資にとっては安く手に入れた日本企業の株は投資の対象でしかありません。
だから日本企業が抱える巨額の内部留保が日本国債に化けている今は彼らも財政再建政策を後押ししないとならないわけです。
どこかの格付け会社がやったせこい圧力もその一環でしょう。
そう考えないと、デフレ下の内需が落ち込んでいる日本で過激な増税策など、経済の自殺行為に等しい策を強引に取ろうとする理由がわかりません。
しかも国民はけっして贅沢をしていたわけではないのに財政が悪化した原因の検証もなしにしたら、結局増税を繰り返して最後は破たんしてしまうでしょう。
それでも大増税に急ぐのは、やはり霞が関と自民党がしてきた過去の政策の誤りを是正したくないからでしょう。
なぜならばその誤りの根源にはこの国の明治以来続く官僚主導国家の弊害がそこにあるからです。
かつての陸軍がやった失敗とおなじようなものです。
陸軍は中国に幹部の天下り先としての遠征軍を多数生みだして兵隊の数ばかり増やして予算を食いつくしました。
そして最後は無理な戦いに追いつめられて多大の被害を生みだした敗戦を迎えるわけです。
ちなみに外資自身はすべて手放した後はそんなことはどうでもいいはずです。
彼らには関係ありませんから。
悲惨なのは結果責任だけ負わされる国民だけです。

そして当の企業はというと、市場が冷え込むばかりの日本から海外への移転を画策しています。
いずれその多くは日本から海外へ転出してしまうのでしょうね。
ため込んだ資金を国内には投資せずにしているのは、海外へ出るときに使う為でしょう。
その証拠にそれら企業は日本人の採用枠を大幅に減らし始めています。
もっともツールとしての英語すらまともに使えないような文科省の教育プログラムを、いまだに後生大事にしているようではとも思いますが。
(ここでも官僚主導国家の弊害が表れています)
そして内向き志向の学生の学力は相当に低下しているのも事実です。
しかしそれにつけても日本で大事に育てられてきた生産手段である企業がさっさと国内から出て行ってしまう。
それでいいわけがないと思います。
それら企業を支える為に多くの人たちが過労死したり体を壊したりしてきたのですからね。
虎の子の企業に勝手に逃げられるなどもってのほかです。

この国の国民にはもっと世界から日本を見つめる目(日本の置かれている状況を見る目)が必要だと思います。
GDPの殆どを内需でうみ出している日本では、海外よりは国内というのは仕方がないとも思いますが、しかしいつまでもアメリカ依存のこの体制では今の生活水準ももちませんよ。
生き馬の目を抜く国際社会ではもっと外交力も必要でしょうし、なによりも国民の意識の高さ独立心も大切になってきます。
国民益を考えるときにも、やはり旧態依然とした明治以来の官僚体制のアメリカ版では通用しないのです。
もはや視線を広くもたなくては日本人は国際社会で生きていけません。
半端に国際化を考えるのではなく、どうしてこの日本という国を世界の中で生かしていくかです。
(そして企業が抱え込んだ利益を日本に住む我々がしっかりと受け取れるようにしていかないと意味がありませんね。)
その為にはどうしたらよいか。
とにかくマスコミの論調などではなく、自分自身の中に価値判断の尺度を持ち、各々が主役意識をもってより良い策を考えていくしかないと私は思います。
理想は独立した考え方をもつ個人の集合体である日本です。
今の様なアメリカにコントロールされた官僚がすべてを決めて、国民がそれに従うような日本では到底未来はありませんから。
今の日本はエジプトのムバラク体制と良く似た国であると考えなくてはなりません。
エジプトが変わろうとしているように日本も変わらなくてはならないのです。
公僕である国会議員の小沢さんらはその為の手段として使えばいいだけです。
彼らもまたそれが本望でしょう。
主役はあくまでも国民なのですから。

残念ながら小沢さんら以外に日本の体制を本気で変えようとする実力のある政治家は私には見つけられません。
ただの反体制ならば共産党もあるのですが、彼らには政権を取るのは無理でしょう。
共産党はいつまでもこの国の中で反体制の役割を演じているだけの存在です。
でもそんな党には魅力を感じて入党する若い人がいるはずもなく、いずれ今のままでは衰退していくだけでしょうね。
もし小沢さんら以外にこの体制を変革出来る政治家がいたら教えてください。
市民運動上がりの菅さんも、いざ政権に就くととたんに変節し体制に順応しようと必死なのが現状です。
小沢さんらも同じかもしれませんが、しかし多分そうではないからあれだけマスコミなどから延々とバッシングされつづけるのでしょう。
つまり彼らは本物だということです。
もっともこの体制を守りたいとか、この体制制度の枠内で改革をやっていくべきと考えているのならば仕方がないですが。
でもそれは本当の民主主義国家などではない、大相撲の様な八百長国家体制です。
そんなものがいつまでも続けられるわけもなく、大相撲のようにいずればれて破たんするでしょう。

最後に、qwetyさんの「海兵隊の抑止力というのは、全くの虚構だったことになるよね。以前の発言を引用して辺野古への移設を正当化していた輩をなぜマスゴミ・kojitakenは批判しないのだろうか?」ですが、この「以前の発言を引用して辺野古への移設を正当化していた輩」とは自民党・公明党などの政治家やコメンテーターらのことでしょう。それを鳩山さんが自身の発言を根底から覆したのですから、正当化の根拠を失った自民党・公明党の政治家やコメンテーターらを批判すべきであるのではとqwetyさんは仰られているのだと思いますよ。
少なくとも私は、沖縄タイムズを無責任なマスコミの一員などとは思いませんし、沖縄の民の苦悩に目をそむけるなど私には考えられないことです。
鳩山さんがあえて沖縄タイムズのインタビューで本音を吐露したのは、沖縄の民への懺悔の気持ちがあってのことだと想像します。
また私自身は古寺さんに反感などもっていません。
qwetyさんと同じような事とは、鳩山さんの発言は辺野古への基地移転を推し進める勢力への反撃材料になるなという意味です。

2011.02.16 16:19 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

>しかし逆に見れば辺野古へ移転する理由とされていた抑止力は嘘だったと認めてくれたわけですよね。

小沢信者ってのは、鳩山の嘘まで肯定的に捉えるのか?
鳩山政権時代、鳩山や小沢が何も出来なかったのは悪徳ペンタゴンの仕業か?
小沢に出来る事は子分を引き連れ民主党を離党し、どこかの政党と連合組むぐらいのことしか出来やしませんよ。

2011.02.16 17:10 URL | 八式墓腎 #fjTQqMIQ [ 編集 ]

最初の方に植草批判は筋違いとのコメントがありますが、筋違いだとは思いませんね。
何にせよ、陰謀論を振りかざすことは一番見苦しいことだと私は思います。

2011.02.16 18:38 URL | しがない中野区民 #z8Ev11P6 [ 編集 ]

東京都知事選はとりあえずは渡辺美樹以外はもう誰がなってもよろしい。

ワタミは賃金未払いの前科があり、しかも告発者をクビにするという暴挙を行った企業です。
いわばブラック企業に属するグループであり、ほかにも食中毒(それ自体は多くの外食産業であることなので責めるのは酷かも知れませんが)を世間に隠蔽しようとした悪質な前科もあります。

グーグルで検索すると検索候補に「ワタミ ブラック」というワードまで出ます。
こんな人物に都政を任せるなど、都民を人質に「ブラック都政」をやる恐れさえがあります。
石原氏は「民間の経営感覚はいいんじゃないか?」と発言しましたが、ブラック企業が民間の経営感覚という発想そのものが批判されるべきです。
ちなみにこんな犯罪的なブラック経営者を、河村は持ち上げています。金をケチるのは何より正しいという河村は、実は生粋の金銭至上主義者だといえます。

東国原ならそれでもいいでしょう。
宮崎知事時代は、時折反動的な時代錯誤発言はありましたが、県政自体はバランスが取れて、なにより宮崎を売り込むために必死に動きましたし、ネオリベでもありません。
本音は社民主義の候補者が当選するのが一番ですが、次善として東国原もありかなとは思います。

とにかく今度は都民の政治的成熟度が問われます。
話題性に酔って、ブラック企業をもてはやすようなことがあれば、私は都民を容赦なく「愚民」と批判します。

2011.02.16 19:52 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

とりあえず言えるのは、「子どもの教育」を過度に訴える候補は信用ならない。
結果が出るのに時間がかかるので政策の検証がしづらい。
しかもうまくいかなかったら責任を現場や親や子ども本人にも転嫁できる。
これは都知事選に限らず、特に地方首長の選挙には共通する。
教育方針にうんちくを垂れるよりは、老朽化した校舎の建て替えや耐震化、歩道整備による通学時の安全確保等を公約にするほうがはるかに具体的で、全ての子どもをカバーしたものになる。
人よりコンクリートのほうがかえって平等だったりするもんだ。

2011.02.16 23:44 URL | 元大阪府民からの伝言 #- [ 編集 ]

>風太さん

>普天間の基地を辺野古へ移転とせざるを得なかったのは、
>予想通り防衛官僚と外務官僚がサボタージュを決め込んだからだったわけですね。
>官僚達が鳩山さんの指示を無視して動かなかった為に、
>追い詰められてあのような醜態を演じてしまったわけです。

小沢信者さんたちの十八番「明治以来の~」ですね。私も共同通信の記事で「交渉過程で実務を担う外務、防衛両省の官僚が県内移設に固執し、その“抵抗”に苦悩していたことも明かした。」とのくだりを読んだときはまさにそう思いました。でも、私の場合「明治以来の~」に続くのは「官僚支配」ではなく「日本の政治に特有の無責任体制」です。

かって戦争へ突き進んだ日本のファシズムは、ドイツやイタリアのそれとは、いくつかの点で非常に異なる特質をもっていました。そのひとつが「無責任体制ファシズム」といわれる無責任体制です。民主主義の未発達に加え、明治憲法が定めた天皇のもとに政治権力を各機関に分裂させる仕組みのため政府も議会も集中された権力を持っていなかったことが大きな原因ですが、それだけではありません。
今に至るまで日本では、政治家・官僚・財界人だけでなく労組の指導者など左派陣営の人でも「これは自分の本意ではないが状況からやむをえずこうせざるをえなかった」といったような理由で重大な判断を下してしまうことが多いのです。「すじからいえばそうかもしれないが、現実は理屈通りにはいかず柔軟性が必要」「本当は反対だったが、皆がそういうからやむをえず」とみんなが賛成していったら、その決定は誰の責任かわからないことになってしまいます。ナチスドイツが確信犯的に戦争を遂行していったのに対し、日本の15年戦争はずるずると押し流されるように破滅までいってしまった印象を受けるのもこのためだからでしょう。戦後の安保締結や小選挙区制導入のような重要な決定に際してもこの体質は変わりませんでした。
今回の鳩山発言もまさに、そうした無責任体制の典型例であり、それこそが日本の政治をだめにしているのです。決して「官僚支配」だけに罪をかぶせれば済む問題ではありません。

そして、鳩山政権下どころか80年代以降政界中枢で強力な影響力を持ちながらろくな事をしてこなかったという事実も無視し、「政治と金」の問題にも「政権交代」のためと開き直る小沢信者さんたち。取り調べ可視化や政治献金廃止にもやる気を見せず、挙げ句の果てに河村たかしや大村秀章、更には橋下徹にさえ接近する動きを見せ始めた小沢一郎を「それでも今、日本を救えるのは小沢さん」とメダカの群れを煽動する小沢信者は「日本の政治に特有の無責任体制」が生み出した鬼子みたいなものだと私は思っています。

2011.02.17 00:05 URL | ぽむ #mQop/nM. [ 編集 ]

>でも、私の場合「明治以来の~」に続くのは
>「官僚支配」ではなく
>「日本の政治に特有の無責任体制」です。

私も、本質はそこにあると思います。
鳩山発言は、ぽむさんの指摘した無責任体制をあますところなく
露呈させたものだと思います。
風太さんには、なぜkojitakenさんがお怒りになったのか、
ピンと来ないのでしょうが、
ぽむさんの投稿をよく読まれたうえで
その上っ面な官僚悪玉論を考え直すべきだと思います。
風太さんは以前から官僚、官僚って言いますけど、
具体的に誰ですか?
名前が出てきませんね。
無責任体制の問題とはそこなんですよ。

2011.02.17 00:29 URL | フリスキー #iMBi6aSc [ 編集 ]

風太さんへ追伸

その無責任体制から責任を明確にする体制にするべく
民主党は立ち上がらなければならなかったのに、
結局はその無責任体制に逃避しているだけなんですよ。
鳩山も菅も小沢も同じ穴の狢でしょうに。
官僚が、官僚がって言っているうちは、
何も変わりませんよ。
つまり風太さんも無責任体制に与していることに
そろそろお気づきになるべきでしょう。

2011.02.17 00:37 URL | フリスキー #iMBi6aSc [ 編集 ]

このコメントは管理者の承認待ちです

2011.02.17 13:56  | # [ 編集 ]

国民各層の間に横たわる無責任な寄り合い体質、それこそがまさに行政(総本山は霞が関)が社会の細部にわたり決定権を持ち、口出すことによる弊害そのものですね。
日本では大事なことは常に行政の判断を仰がないと殆ど何も出来ないような仕組みが至る所に出来あがってしまっているのです。
その為に国民の間には思考を放棄して、常に判断をお上である行政に仰ぐという不文律が出来あがってしまっているのですよ。
そうでないと何も出来ませんし、また自己解釈でやろうとするととたんに強制力を伴うストップがかかるのですから大変な負担を負うことになるわけです。
それで仕事をしやすくする為に力のある企業は行政と癒着するわけで、その総本山の霞が関に至っては国政に関するわけですから弊害はたとえようもなく大きいわけです。
いちいち霞が関にお伺いを立てないと何も進まないのでは世界の流れにも追いついてなどいけるわけもなくなります。
そして当の行政自体はと言うと、誰のチェックも受けないし最終的な責任を取らされる制度にもなっていない為に、こちらもまた無責任なもたれ合いが横行してしまっているのです。
なんたって法を守る為の検察組織自体があれだけ腐りきっているのですからどうしようもありません。
それを正す為にも、この国の疲弊した制度仕組みを一度根本から作り変える必要があるのです。
国民が名実ともに主権を行使しうる社会になれば、国民の意思が国政にストレートに反映されるような社会になれば、そのようなもたれ合いの無責任社会、責任の所在があいまいな社会ではなくなるでしょう。
それが民主主義社会への第一歩というものです。

2011.02.17 21:29 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

しかし小沢の周りが善人ばかりかというとそうでもない。
谷亮子はスポーツ庁と騒いでいる。
また官僚の数を増やし
つまり天下りの数を増やし
株式会社化された相撲協会にでも天下ろうというのか。

政治家というのは税金の無駄遣いしか考えられんのか。
一度共産党に政権取らせてはどうか。

2011.02.18 00:33 URL | 灯台 #a2H6GHBU [ 編集 ]

残念ながら、一度「ご破算」にしないと、とにかくこの国はダメでしょうね。
官僚・公務員叩きはもちろん、改革の本丸じゃないが、とにかく一度そこを通り抜けないと、国民が納得しない。
目標が彼方の対岸にあるとき、大きな流れに棹さしてもうまくいかない。面倒だが、一度流れに乗ってしまって、もう一度歩いて戻るぐらいじゃないと。
管理人さんがいくら「敵は公務員じゃないよ」と叫んでも、だれも納得しません。
官民の年間平均給与700万対400万で、どうして納得できますか?1500万の議員年収を、半分に減らすことがどうして悪いのか?現実に欧米の議員だって、なかば「ボランティア」で働いてるじゃないか。

ましてや、日本の官僚は意志のないマシンではなく、無意志・忠実に働くはずなのに、いつの間にか、自己保全本能だけになってしまっていたわけです。明治のはじめからそうだったのでしょう。

我々ができることは、とにかく現状打破してくれる、トウ小平のような「実事求是」な政治家を応援することです。まさに「白も黒もない、ネズミを捕まえてくれる猫がいい猫」なのです。国家の一大事では「国共合作」をした毛沢東や蒋介石のような、スケールの大きな政治家が必要なのです。

菅一派は決して「左翼」なんかじゃないが、「内ゲバ」ばかりやっているような「原理主義者」はで役にたちません。日共なんぞ、いい例です。あれも「左翼」とは言いがたいですが。

選挙第一の、カメレオンのような小沢一郎は、その点、とにかく、選挙民のニーズをとらえようとする点で、日共なぞよりはるかに「注目する価値のある」政治家ですね。

2011.02.18 00:34 URL | cube #- [ 編集 ]

鳩山の方便に対してさえも・・・まったく恐れ入ります。

>※私はまた、その力の源泉には徳川260年~
つまり日本人は本当は何もしたくないし、変えたくないのですね、出来る事ならこのままでいたいのです。

×「日本人」→ ◎「小沢・鳩山」

>それが普天間の問題でも、結局沖縄の民に負担を押しつけておいて見て見ぬふりをする国民性に現れています。つまりへたにアメリカに逆らってまで波風を立てたくないという意識でしょう。

×「国民性」→◎「政治家(小沢・鳩山)」

>それがゆえに鳩山が悪いということにすべて帰結して、問題をすり替えるマスコミの策略にやすやすとのってしまうのでしょう。

×「鳩山」→◎「官僚・悪徳ペンタゴン」
△「マスコミ」→◎「例えば植草先生」

以上のように言葉を置き換えると、とてもよく意味が通じます。それが事実なんですけど・・。

まあ、もう・・・小沢信者には何を言ってもムダなのだということがよく分かりました。
小沢基準・小沢裁きにより、どんな事実でも肯定・否定、自由自在(笑)。
政治の話をしているようにみせかけて、
実は「小沢経」を唱えるだけですから。
そしてこのお題目は今後も、小沢が政界引退するまで続くのでしょう。いやあるいはそこからさらに神の座に奉られるのか・・・「日本唯一の政治家」として。

よくもまあこれだけ「従順に」「個人崇拝」してくれる信者を増やしたものです。
(実数はそれほど多くもないかもしれませんが)
その意味でだけ言えば、小沢はやはり大物なのかもしれませんね(笑)。
ネット上で笛を吹く植草センセーも、さぞ満足していることでしょう。してやったりのドヤ顔の日々でしょうか。

子分の一人が自ら無責任政権を認め、
河村あたりと手を結び、再びその本性を晒し始めた小沢教祖。
信者の方々はこれから更に大変ですね。
これまで以上に、その「個人崇拝」と「従順さ」が試される試練が続くわけです。
どうでしょう・・もう政治ではなくて、趣味とか宗教とかそちらのジャンルで話をされた方がよさそうです。最近のネット上での信者の方々の反応を見るにつけ、ついにその域に達してしまったと思う。

「個人崇拝」からの脱会って、たぶん想像以上に大変なことなのでしょう。
まるで理解できませんが。

2011.02.18 01:06 URL | siroto #9wwavA.g [ 編集 ]

もうすでにあちこちで言い尽くされていることだが、まだこんなことを主張する人がいるので批判しておこう。

>官民の年間平均給与700万対400万

「官」が正規雇用社員のみの平均値。一方の「民」は非正規のパート・アルバイト含めた平均値。よってこの比較は意味がない。そして「官」の給与基準は「50人以上の事業所の正規雇用者の平均収入を超えない」と明確に基準が作られている。
一度人事院勧告の評価を見てみるといい。実に絶妙な計算がされていることが分かるはず。
私は阿久根市の例を挙げてこの比較を批判したはずだが読んでいないようだ。でなければこんな単純なレトリックに政治ブログに出入りする意識の高い人がひっかかるはずがない。

>現実に欧米の議員だって、なかば「ボランティア」で働いてるじゃないか。

それには日常の生活の基盤ができていなければならない。女性の労働力を活用もできず、男性が長時間労働を強いられている中で「ボランティア」で議員をしろといえば、管理人さんの言う「土豪」しか議員にはなれない。
他国の制度が理想的に見えるからといって、基盤もないのに持ち込めば破綻するだけだ。
ネオリベ達が寝言のように繰り返す「欧米は雇用が流動化している」というのと同じだ。失業保障や同一価値労働同一賃金なしにそんなことをすれば、低賃金の使い捨て労働者を増やすだけ。

>小沢一郎は、その点、とにかく、選挙民のニーズをとらえようとする

もうわかりました。管理人さんが小沢を敵視するというのと同じように、あなたは常にポピュリズムを擁護しています。河村しかり小沢しかり。

あとどうでもいいことですが「流れに棹さす」の使い方が間違っていますよ。

2011.02.18 01:24 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

このブログは非生産的なのは間違いない。
というのもなぜこういった新自由主義的な政策を主張する連中が現れるのか、その背景を理解していないように思える。
結局、島国ブログが島国政治を批判していて、
得意げな顔になっている訳だ。
代案なき反対は賛成なんだよ。

2011.02.18 01:46 URL | 無 #h61wDR1U [ 編集 ]

上のコメントは非生産的なのは間違いない。
というのもなぜこういった新自由主義的な政策を主張する連中が現れるのか、その背景を解説していないように思える。
結局、独りよがりコメントで舌足らずブログを批判していて、
得意げな顔になっている訳だ。
具体性なき批判は同じ穴のむじななんだよ。

2011.02.18 09:13 URL | kuroneko #q62RmnHs [ 編集 ]

cubeさんは、以前、
総論では大きな政府路線、福祉国家に賛成とか言っていましたが、
毎度のカキコを見ていると、
小さな政府路線、新自由主義に与している
としか思えません。

>国家の一大事では「国共合作」をした毛沢東や蒋介石のような、
>スケールの大きな政治家が必要なのです。

あなたにとっては、
自民との大連立を画策したことがスケールの大きな政治家に
見えたのでしょうかね(^^;;

それと、どういうわけか、
いつもの“日共”批判で締めくくるあたりがcubeさんらしくて
笑えました。
毎度、“日共”って言葉を使い、これを左翼から外そうとするところから、
推察できるものはありますが・・・

2011.02.18 09:45 URL | フリスキー #iMBi6aSc [ 編集 ]

無責任な寄り合い体質だの非生産的だの言ったら、匿名性(HN含む)のインターネット言論全てがそれに当たるんじゃなかろうか。

中近東でのデモや革命を見るに、インターネットの技術と汎用性は人々の政治に対する抵抗意志を確実に現実のものとして反映させるところまで来ている。

日本において、これだけインターネットで政治言論が活発であるのにこれが現実政治に、特に左翼が影響を及ぼしにくいのは、ネットにおける匿名性が現実とネットでの意識分断の弊害を及ぼしてはいないだろうか?

サックをつけて交尾すれば、あるいは自家発電ならば面倒を背負うリスクの割合は少ない。
だが、未来への可能性のドアがノックされるのは、実名性のあらゆるリスクを被ってでもそこから連帯を切に呼び掛ける時ではないか。

小沢一郎や河村たかし、橋下徹や原口一博より先んじて左翼勢力を結集せねばと思うならば、例えばフェイスブックなどでの実名プロフィールでのガチでの呼び掛けと、そこでの勝負を仕掛けることが今後の左翼の展開においての重要になるかもしれない。

日本の匿名性は風土に根付いた歴史的文化だとも思うから、ここから脱却するのは容易なことではない。
だが、地域での政治改革が民衆の間から『民主主義』の名の下に沸き立つ今ならば、その力の方向性を利用して左翼が右翼や新自由主義と肩を並べて力を争う土俵を、列ねればより連帯を期待出来るであろう『実名性』の場に持つことも不可能ではないかもしれない。
私には左翼の勢力拡大の可能性の道は、そこにしか無いように思われる。


と、そんなことを自分のブログも持たない臆病なHNの分際でつらつら考える。

2011.02.18 13:57 URL | 朱の盤 #XQYq98OQ [ 編集 ]

>残念ながら、一度「ご破算」にしないと、とにかくこの国はダメでしょうね。
>選挙第一の、カメレオンのような小沢一郎は

なーんだ、小沢信者ってのは国民の生活が一番じゃなかったんだな。鳩山同様嘘吐きか?
壊し屋としての小沢に期待してるのか?壊す事しか考えてない政治家なんざイラネーよ。
選挙第一で国民の生活が良くなる訳ねーだろ。




2011.02.18 17:07 URL | 八式墓塵 #8SlIk6.g [ 編集 ]

小沢はとにかく、土建業界のニーズをとらえようとする点で「注目する価値のある」政治屋ですね。「白も黒もない、土建利権を食い物にする政治屋がいい政治屋」といったところでしょう。そのためなら迂回献金もやる。土建利権の現状打破なんてとんでもないから、道路建設予算の削減に繋がる「高速料金無料化」「ガソリン暫定税率廃止」などのマニフェスト違反もやる。選挙の時だけは「コンクリートから人へ」みたいな嘘もつく。

2011.02.18 17:29 URL | Black Joker #RtNpiJ3M [ 編集 ]


もうね、あの人とこの人につけるクスリはないでしょ。

肝心な問いかけはスルー、んで、論点をすりかえ見飽きた内容のコメント。

3行読めばすぐわかる。
また、あんたですか。。。て、スクロールするけど、長い長い。
時間を奪われて損した気分ぜよ。

職場にも信者がいるけど、「教祖様が大多数に利益になることしてくれたこと何かある?」に対して、あの人この人とおんなじ。

日共嫌いもおんなじ。
何もかもおんなじ。

「へえ。。そう。。。」(棒)

話聞かずに目だけみてるけど、濁ってるわ。

ねえ、鏡のぞいたほうがいいよ。

2011.02.18 21:47 URL | ぱぱん #- [ 編集 ]

>教祖さまは何をしたのか?

 少なくとも、個人支持票もなく、党への「比例票」の上澄みだけもらって、「党首」張ってる政党よりは、小沢は地元住民が投票するからはるかに民主主義の政治家として一人前でしょう。
 「幸福の科学」は、共産党のまねして、全選挙区に候補者&教祖さまに「比例名簿一位」をやってましたが。

 小沢はいやだという方々、じゃああなたはどこへ投票するの?自民党?菅一派?共産党?それとも某2大宗教?あるいは棄権?

 子ども手当て、農家個別補償、巨大ダム建設中止、消費税増税を中止と、鳩山・小沢は少なくとも、自公政権がやらない、庶民有利な政策をやったじゃないですか?

 前原もかみついた、小沢の高速道路代の建設費に回す件も、補修費100億レベルの話。前原はそう小沢にかみつきながら、国交相としてダム撤回など仕事をしなかったことの言い訳にしたのです。ダムは一兆ですよ。前原は石原の環状道建設にも近づいていたそうな。

 鳩山・小沢の政治に「まだまだ不十分」という意見は通るでしょうが、全否定までする気にはなれませんね。

2011.02.18 23:22 URL | cube #- [ 編集 ]

>中国政府に近い香港の衛星放送フェニックステレビは18日、
>鳩山由紀夫前首相のインタビューを放映し、
>「菅直人政権はひたすら米国に追随している」との見出しで報じた。

>「政治主導ではなくなった」と菅政権を批判。

http://www.asahi.com/politics/update/0218/TKY201102180392.html

鳩山にだけは言って欲しくない(^^;;

2011.02.18 23:24 URL | フリスキー #iMBi6aSc [ 編集 ]

追加ですが、

こちらの管理人さんはじめ、そのシンパの方々は、例えば民主党や小沢が、朝鮮学校への学費補助にすんなり同意しないことを挙げて罵り、
マニフェストに基づいて公立高校無料、私学へ10~20万の補助を実行したたことを全く無視ないし忘れているようなことが多いですね。

バランス感覚がちょっと足らないんじゃないでしょうか?

2011.02.18 23:55 URL | cube #- [ 編集 ]

私個人は日の丸と君が代が好きで、天皇陛下及び皇室が尊崇対象という人間ですが、ここ数年は共産党に投票しています。理由は別段積極的に指示しているというわけではなく、反・新自由主義の考えからです。真に“右”の人間なら、中曽根以降の新自由主義路線は批判・反対の対象とすべき筈ですが。
「他国を侵さず自国を侵されず」の一国独立・充足経済を確立して戦争発生のリスクを減らし、経世済民の策で庶民の生活及び精神の平安を保つ政治を担う政党・政治家なら支持します。

2011.02.19 11:03 URL | loopy #- [ 編集 ]

Cube、風太両氏の意見はまさに「俗流官僚悪玉論」であるといえます。

報道の官僚像をそのまま真に受けた批判精神ゼロのものと断じざるを得ません。
官僚といえども、時の政権から完全に独立できるはずはないわけで、政府与党の意向を汲んだ政策を立てるわけです。政治家のレベルが低ければ憲法違反の立法をしかねない。そこでなんとか違憲にならない解釈方法を組み立てるのが官僚の手腕なのです。
それを担うのが内閣法制局です。与党の方針に沿って、そして内閣の統一解釈を行うわけです。

ところが小沢一郎は内閣法制局の官僚答弁を禁止するという暴挙に出た。
こうすると憲法判断は時の政治家、権力者によっていくらでも恣意的に運用できてしまうのです。そうしたブレーキ役を作ることで日本はバランスを取ってきたわけです。1980年の徴兵制違憲解釈も、1990年のクウェート派兵断念も、この小沢のやり方では強引に覆すことが可能になります。
時の政権に逆らわず従いもせず、バランスを取る政策を立案するということに官僚は長けていました。

そこで一切の妥協を許さない、俺の言うことだけが正義だと突っ張れば、9条原理主義が官僚叩きに走ることとなった天木直人ということになるんですよ。

さていくつものブログやサイトを見て回ると、この内閣法制局の答弁禁止を支持しているのが、俗流反官僚論者であり、その多くが小沢信者なのです。これには検索した自分も呆れるほどでした。
小沢信者は、小沢の言うことに自分を合わせているのではないですかね。

私はおふたかたはまさに管理人さんの言うところの「小沢信者」と呼ぶにふさわしいと思いますよ。

それと追記ですが、官民複合の労働組合活動をしている者として、年収700万程度の中間労働者を敵視することを「左翼」とよぶのはやめてもらいたい。少なくとも「左翼」の王道として振る舞わないでくれと言いたいですね。
労働条件向上に共闘している私たちには迷惑でしかありません。

Cubeさん
あなたこそ、小沢や河村を批判されるとムキになって擁護するのはバランスを欠いているのではないですか?

2011.02.19 15:32 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

「飛び入りの凡人」氏は、「小沢冤罪事件」「村木冤罪事件」を屁とも思わないんでしょうね。

「内閣法制局」は、平和憲法を守る防波堤で、小沢は軍国主義者だ、などとどうして言えるんでしょうか?

あなたや管理人さんの論理の進め方というのは、木を見て森を見ない、演繹的思考にどっぷりつかって、現実を見ない、無視する、忘れるというものです。

「内閣法制局」を温存する安倍が、どうして「憲法改正」に突っ走るのですか?どうして「教育基本法」を変えたのですか?

年収700万、というのは例えで使ったのみ。私だって家族に公務員がいて、その報酬の恩恵を受けて生きてきたものです。

国民全体の収入を底上げしていく政治が私にだって、理想なんだって。

しかし、現実は非常に厳しい。20年前なら、「名古屋の乱」は到底、起こらなかったでしょう。一番悪いのは、その間政治を執ってきた自公政権と、サブしているはずの高級官僚でしょう?

そして、この悪い現状を解決できないんなら、「破壊」が起こるのは、もはや自然現象です。

2011.02.19 16:44 URL | cube #- [ 編集 ]

個別の話をしても何も意味がない。
官僚に失策があったのは確かでしょうが、大きな企業なら失策のひとつやふたつはあるのが普通でしょう。それをもってすべてを否定する貴方の主張を批判しているんですよ。

年収700万を例えというなら、小沢も例えです。
もし小沢以上の危険なタカ派政治家が出てきて、思うがままに憲法解釈を変える自体になったらとは考えないのですか?

悪いのは自公政権と官僚というが、自公政権を選んできたのは国民ですよ。
官僚が国民が選んだ政権政党に反する行為をしたらそれこそ問題でしょうに。だから官僚は過激な極右政治家まで抱える自民党と憲法の範囲内でつきあってきたのでしょうよ。

あなたのいう現実とは何ですか? マスコミに踊らされるままに「破壊者」を賞讃することですか? 私はそうした有権者をも批判していますけどね。
私、「官僚無謬論」なるものは都市伝説のレベルと思って信じていませんが、マスコミが宣伝する「市民無謬論」にはまったく同意できないのです。

「それが現実だから従え」というなら貴方と私の考え方は水と油、決して混じり合うことはありません。

2011.02.19 18:08 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

>cubeさん
>「飛び入りの凡人」氏は、「小沢冤罪事件」「村木冤罪事件」を屁とも思わないんでしょうね。

「小沢冤罪事件」はともかく「村木冤罪事件」の背景に、政治的な陰謀めいたものがどうからんでいるのでしょうか。この件が検察のでっち上げだったことは間違いないし、村木さんの無実がはっきりしたことは本当に良かったと思います。もちろん、このような不祥事を起こした検察が厳しく追求されるのは当然です。
しかし、官僚としての村木さんは「権力」に狙われるような人物とはとうてい思えません。この人は小泉時代、障害者が生きるために最低限必要とするサービスにさえ応益負担を課した悪名高い「障害者自殺支援法」もとい「障害者自立支援法」を推進した中心的責任者の一人です。財務省の望む通り、福祉を削って緊縮財政に貢献した模範的な官僚なのでしょうが、この法律により苦しめられている障害者とその家族からすれば、それこそ「悪徳ペンタゴン」の一味に思えるんじゃないでしょうか。ちなみに、冤罪が晴れ復帰した後は「待機児童ゼロ特命チーム」事務局長として幼稚園と保育所を本格的に一体運営する「幼保一体化法案」づくりに尽力されたようですが、この法案にも「保育の市場化」との批判が多方面からでています。

>「内閣法制局」は、平和憲法を守る防波堤で、小沢は軍国主義者だ、などとどうして言えるんでしょうか?

内閣法制局が功罪あるということは、小沢氏が主張する内閣法制局長官の答弁禁止に反対する護憲派の憲法学者たちも認めるところです。しかし、自衛隊の集団的自衛権行使や、国連安保理決議がある場合の自衛隊の武力行使などを違憲として解釈するなど、最低限の歯止めの役割を果たしてきました。これがなくなり、全てが政治家の判断にゆだねられるとなると、政治家によっては集団的自衛権行使やそれ以上のことまでもが合憲とされかねないのです。
もっとも法制局改革は小沢氏の長年の宿願ですからね。湾岸戦争の時、アメリカの要請に従って戦地に自衛隊を派遣したかったのだけれど、当時の法制局長官は憲法上問題があるという立場を取り続け、ために内閣不一致を招き、小沢氏ら当時の自民党執行部から長官の罷免論が出たこともありました。 小沢氏は、官僚政治の弊害を語る際にしばしばこの例を口にするそうですが、「官僚支配からの脱却」を掲げる狙いはここにあるのかもしれません。

>国民全体の収入を底上げしていく政治が私にだって、理想なんだって。

90年代後半以降、OECD諸国内で賃金が増えていないのは日本だけですが、cubeさんは、これも全て官僚が悪いとでも言うのでしょうか?
行政・官僚・公務員に対する反感を追い風として規制緩和や新自由主義化が進められてきたという事実、「反官僚」感情のおかげで経団連など財界が批判の矢面に立たされることから逃げられてきたという事実を直視できないのでしょうか。
「反権力」「マスゴミ」と言いつつメディアが垂れ流す「俗流官僚悪玉論」にすっかり洗脳されてしまっているようにしか思えません。

2011.02.20 00:54 URL | ぽむ #mQop/nM. [ 編集 ]

cubeさんへ追加です。

>こちらの管理人さんはじめ、そのシンパの方々は、例えば民主党や小沢が、朝鮮学校への学費補助にすんなり同意しないことを挙げて罵り、 
マニフェストに基づいて公立高校無料、私学へ10~20万の補助を実行したたことを全く無視ないし忘れているようなことが多いですね。 
>バランス感覚がちょっと足らないんじゃないでしょうか?

いくらマニフェスト通り公立高校無料と私学へ10~20万の補助を実行してもこちらの管理人さんやそのシンパの私たちにとっては朝鮮学校排除では帳消し同然なのです。それをバランス感覚が足りないと言うのなら、あなたの民主主義や人権に対する感覚には危ういものを感じます。しかも、あなたがさんざん批判している菅政権なのに、これに関しては妙に寛大とあってはなおさらです。
国連の人種差別撤廃委員会が日本政府に対して事態を懸念する所見を出したことはご存じでしょう?この件は、日本の人権の後進性を世界に認識させたといってよいものです。更に朝鮮学校の存在する背景にある戦前の侵略や植民地支配の歴史への反省もないということも示したといえるでしょう。それこそ、明治以来変わらない悪しき体質を露呈したようなものではないでしょうか。

2011.02.20 01:11 URL | ぽむ #mQop/nM. [ 編集 ]

>管理人さんやそのシンパの私たちにとっては朝鮮学校排除では帳消し同然なのです

 そういうのを「原理主義」というのです。
頭が抽象的・演繹的・一方的な方向にばかり回転する。だから、こちらの管理人さんのように、小沢が与謝野と囲碁をやったと聞けば、やれ「親和性」だとか、河村と小沢が仲がいいと聞けば、必ず減税新党をつくって、弱者斬り捨てをするぞ、とか、どんどん「連想ゲーム」が進行していくのです。
 まず、小沢と河村が同じ党派をつくるのかどうかは、まだ「可能性」でしかありません。
 次に、仮に一緒に「新党」をつくったとしても、それが小沢の今こだわる「旧」民主党マニフェスト色が強いものになるか、河村の「減税」色が強いものになるか、それとも足して二で割ったものになるか、はたまた、社民党や国民新党色、原口や鳩山ら「右派」、輿石や連合の影響が混じって、もっと別のものなるか、今現在何も言えません。
 ところが、「演繹脳」の方にかかると、もう、「こいつらと闘争だ!」となるわけです。

 朝鮮学校学費の件について、小沢なんかは、確か外国人参政権には積極的でしたよね。
 とにかく、個々の政治家にあまり完全な期待を寄せるのはよした方がいいんじゃないでしょうか。
 私にいわせれば、自公政権がつづいていたら到底なしえなかった、公立高校学費無料化をしただけでも、それだけで、小沢が中心にまとめた「マニフェスト」は立派だと思いますね。
 たとえ半ば選挙対策「ばらまき」だとしても、自民党得意の「商品券」「減税」などではなく、欧州政党のような、新鮮な発想です。
 また、子ども手当て、税金による最低年金保証制度…と、いいじゃないですか。
 それを形骸化しようとしているのが、菅・与謝野一味ですが。
 もちろん、あのマニフェストでは「まだまだ不足だ」という意見は通るでしょうが、一歩一歩、反映させる努力をする気にはさせるでしょう。これこそ、投票して政権交代させた醍醐味と言えます。まさに「国民の生活が第一」です。
 安倍みたいな「美しい国」「教育基本法改正」「愛国心」などの空念仏と違って。

 左派的空念仏もいけませんよ。自分の思い通りじゃなかったら「全否定」するのは、正しい政治の見方じゃないと思いますね。

2011.02.20 06:13 URL | cube #- [ 編集 ]

「子ども手当て、農家個別補償、巨大ダム建設中止、消費税増税を中止と、鳩山・小沢は少なくとも、自公政権がやらない、庶民有利な政策をやったじゃないですか?」
子ども手当てはマニフェストの半額なのだから事実上児童手当と大差ない、マニフェスト違反と言われても仕方ないでしょう。農家の戸別所得補償は「あまりに不十分だしこれでFTAを推進するならとても話にならない」というような批判も出ていますよ。ダム建設中止は、川辺川ダムは鳩山・小沢よりも蒲島知事の方が先に言っていたことですし、八ツ場ダムはうやむやでしょう。消費税増税中止はそもそも「全然やってない」のではないですか。鳩山内閣の仕分けで「これで公約通り必要な予算の財源は確保されたので消費税増税はやりません」なんてことは言ってない、それどころか「仕分けではやはり足りないから消費税増税する」ということを滲ませていたではないですか。

「小沢冤罪事件」
何故断言できるのですか。小沢が冤罪だという証拠はないでしょう。

2011.02.20 19:53 URL | Black Joker #RtNpiJ3M [ 編集 ]













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