きまぐれな日々

まず「鍋党(鍋パーティー)」のブログ「Nabe Party ? 再分配を重視する市民の会」のお知らせだが、昨日(1月23日)、鍋パーティーの会員・秋原葉月さんが書かれた「日本の税制の不公平(1)?分離課税」が公開された。同内容のエントリは、秋原さんが運営されているブログ「Afternoon Cafe」にも掲載されているので、鍋党ブログともどもよろしくお願いしたい。

ところで、上記秋原葉月さんのエントリに、首相・菅直人のブレーンといわれた神野直彦・東大名誉教授の著書『財政のしくみがわかる本』(岩波ジュニア新書、2007年)を参照しながら、

税金は、担税能力のある者、即ちお金持ちほどたくさん納める応能負担が原則です。
その原則からすれば、所得税は比例税(所得のいかんにかかわらず同じ税率が課されること。法人税がそう)ではなく、累進税(所得が多いほど税率も上がること)こそが公平な税制といえます。

と書かれている。

これは、神野名誉教授のスタンスであるが、財政学においてはもう一つのスタンスがあり、それは「応益負担」といわれるものだ。応益負担とは政府サービスの利益に応じて税を負担することであり、これを「納税の原則」として大学で教えている財政学者もいるらしい。いうまでもなく新自由主義の立場に立つ学者の言説であり、再分配を重視する神野名誉教授の立場とは真っ向から対立する。

現在の日本において声が大きいのは、残念ながら「応益負担」を主張する人たちの方であり、極端な人になると「人頭税こそもっとも公平な税制である」と言っている。冗談か本気かわからないが、こんなブログ記事もあった。おそらく、リンク先のブログ記事を書いたブロガーを怒らせようとするネタ記事だろうと思って吹き出した。そのブロガーとは私のことである。記事は、『kojitakenの日記』に書いた(下記URL)。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110122/1295679240

記事のタイトルは、「ここまで堕ちたか菅政権! ついに『人頭税』を検討へ」というものだ。「はてな」のホッテントリにしてやろうと、わざとセンセーショナルなタイトルをつけて書き、狙い通り3桁の「はてなブックマーク」がついて、昨日の『kojitakenの日記』のアクセス数は、トータルアクセス数で12,632件、ユニークアクセス数でも9,874件に達した(「はてな」カウンタの計数)。狙ってこんなことをやるとは、われながらあざとい奴だと思うが、政権批判はこのくらい強烈にやらなければならない。自民党政権だろうが民主党政権だろうが、総理大臣が菅直人だろうが小沢一郎だろうが谷垣禎一だろうが、私は容赦しない。

ところで、人頭税はなぜ問題かというところから説き起こさなければならないとのご指摘も受けたので、それも『kojitakenの日記』に書いた。「応能負担と応益負担、比例課税と累進課税と逆進課税の話」と題したエントリである(下記URL)。「応能負担と応益負担」の部分は当エントリの内容と重複するが、あわせてご参照いただければ幸いである。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110123/1295750982

さて、『kojitakenの日記』に書いた私の菅政権と朝日新聞への批判は、B型肝炎集団訴訟で札幌地裁の和解案を菅政権が受け入れるのに伴い、救済に必要な3兆円規模の財源を捻出するために、所得税を時限的に増税する方向で野党と調整すると報じた朝日新聞記事の中に、下記の記述があったことに噛みついたものだ。

 対象の患者は3万3千人、感染しているが症状が出ていない人は40万人おり、政府の試算では、和解案に沿って救済する場合、30年間で最大3兆2千億円が必要になる。歳出削減で捻出するには財源の規模が大きいため、増税で国民に広く負担を求めたい考えだ。社会保障分野に使われている消費税の活用は見送る。

 具体的な増税の仕組みや導入時期はこれから詰めるが、5?40%の6段階ある所得税率を一律1%上げると、年1兆円程度の増税になる。この場合、3年程度で必要な財源を確保できる。ただ、税率引き上げは高所得者の負担額が多くなるため、所得にかかわらず、国民に等しく一定額の拠出を求める案も検討する。このほか、社会保険料の増額と組み合わせる選択肢もある。増収分で救済のための基金を創設し、申請に応じて和解金などを支払う。

(asahi.com 2011年1月22日 3時6分)


あのね、「社会保障に使われている消費税の活用を見送る」と書きながら、なぜそれよりも逆進性のもっと強い「所得にかかわらず、国民に等しく一定額の拠出を求める案」だの「社会保険料の増額」だのといった話が出てくるわけですか。

私は何も消費税の全否定はしない。直接税、特に所得税の税収がもっと拡充され、所得再分配効果が得られるようになれば、将来的には消費税増税を検討する段階が来るだろうと思う。しかし、現在の政治は所得税の税収拡充に逆行したことばかりやっている。その一例が、当エントリの最初に紹介した秋原葉月さんのエントリでも触れられている「証券優遇税制」である。これは、歴史的にはシャウプ勧告のもと、1950年に一度総合課税化されながら、1953年には早くも原則非課税(ただし売買回数、株数多などの条件で総合課税)とされ、その後1989年に課税化されたものの、譲渡益の26%に課税する申告分離課税のほか、売買代金の1.05%に課税する源泉分離課税が認められた。後者は、売買代金の5.25%を譲渡益とみなし、その20%に課税するという理屈だ。しかし、1989年といえば、年末に日経平均が3万7千円を超えたバブル期のピークであり、譲渡益が売買代金の9割を超える(=購入時と比較して売却時の株価が10倍以上になる)取引などざらだった。その頃の富裕層にとっては、まさに「濡れ手に粟」だったことになる。

その後、バブル崩壊で税収が減った大蔵省(のちの財務省)は、何とか税収を確保しようと動いた。源泉分離課税は2001年3月に廃止され、申告分離課税に一本化されることになったが、証券業界の反対に遭って廃止は2003年3月まで延期され、しかも申告分離課税の税率が2003年から5年間、それまでの20%から10%に軽減される措置が取られた。さらにこれは三度延長され、三度目は菅政権下の昨年末に行われた。テレビや新聞では法人税減税をめぐる玄葉光一郎と財務大臣の野田佳彦意見の対立ばかりが報じられたが、証券譲渡益や配当に対する税率軽減措置の延長についても、財務省の立場を代表して延長は1年にとどめよとする野田佳彦と、当初3年の延長を主張していた国民新党所属の自見庄三郎金融担当相の折衝の結果、結局2年間の延長が決まった。
http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPJAPAN-18626920101214

長々と書いたが、要するに証券優遇税制に対する世論の批判がないから、私が以前から主張している総合課税化(民主党のいう「シャウプ税制からの脱却」とは正反対の「シャウプ税制への回帰」ともいえる)どころか、その逆に、分離課税の税率を下げる方向の圧力ばかりがかかり続けてきたのが、証券税制の歴史だったというわけである。麻生政権時代にも世界金融危機への対策として、菅政権になってからの今回も景気対策として、軽減税率が延長された。一部から「積極財政政策をとった」と評価されている麻生太郎も、4年前に今はなき「論座」のインタビューに対して「北欧の社民主義を念頭に置いている」と語った菅直人も、ともに政権を担って実行した政策は、新自由主義の「トリクルダウン」(富裕層の活発な消費によって経済が活性化されるという誤った信仰)に基づいているのである。

ようやくB型肝炎救済の話に戻るが、定額増税を検討する理由として持ち出されるのが、

同じ場にいて、たまたまウィルスに感染してしまった人と、幸運にも感染せずに済んだ人とがいたことを思うと、これは国民全員で負担を分かち合っても止むを得ない

という、これは『日本がアブナイ!』からの引用だが、こうした素朴な言説なのである。これは、最初に述べた「応益負担」の考え方そのものだろう。そうではなく、税制全体を概観するところから認識を持とうとしなければ、それこそ「日本がアブナイ」のではなかろうか。

私は何も、特定のブログを攻撃するためにこんな文章を書いているのではない。むしろ逆で、『日本がアブナイ!』を真面目で良心的なブログとして、常日頃から愛読しているからこそ、そんなブログでさえ陥ってしまう落とし穴をあえて指摘する次第である。

それにしても、菅政権がこんなにひどい「定額増税案」の検討などと言い出す裏に感じるのは、与謝野馨の暗い影である。民主党よりもさらに新自由主義色が強い(現在の)自民党にすり寄るために、こんな案を出すという、いかにも与謝野の考えそうな浅知恵に思えてならない。与謝野は昨日、全国ネットはされていないテレビ朝日のローカルネオリベ番組(テリー伊藤と長野智子が司会している)に出演し、議員辞職すべきではないかとの批判や、「変節」批判などに答えていたが、使命感に燃える与謝野の姿は異様なほどだった。よほど自分を大政治家だろうと思い込んでいるのだろうが、私が思い出したのは、最近の白川勝彦氏のつぶやきだった。

政治に関する報道の大半が、与謝野と小沢だ。二人とも自分がさも大変な政治家だと考えているようだ。しかし、私に言わせれば、二人とも凡庸な政治家に過ぎないのだ。そこが分かっていないことが、二人ともすでに過去の政治家だという証左なのだが…。

(2011年1月19日付 白川勝彦氏のTwitter)


その通りだと思う。小沢一郎の「政倫審出る出る詐欺」もひどいもので、西松事件、一連の小沢問題については、非は主に東京地検特捜部にあると考えている私でさえ、自らの問題を「政争の具」にしているようにしか見えない小沢一郎は、朝日新聞の「天声人語」子が書く通り、「国政の十字路に転がり落ちて動かぬ巨岩」にしか見えないし、与謝野馨にいたっては、その不自然な黒髪のようにドス黒い害毒をもって菅政権を滅ぼす「死神」にしか見えない。そういえば麻生政権で法務大臣を務めた鳩山邦夫を「死に神」と書いたのは朝日新聞だったが、「死に神」といい「巨岩」といい、朝日新聞もたまにはまともなことを書く。

いずれにせよ、巨岩に行く手を遮られ、「死神」を自ら招き寄せた菅政権の先は、もう長くないだろう。
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 管理人さんは、小沢のことになると、あいかわらず目が曇りますね。

「小沢問題」で「不条理」な攻撃を受けつづけているのはあくまで小沢であり、菅や岡田、自民党、マスコミなど敵はいつでも引っ込めることができるのです。
 政倫審に出るといいながら、ずるずる引き延ばすのは、いわば「正当防衛」のうちじゃないですか。敵の要求にそのまま乗っかって、どうやって闘争できるでしょうか?

 管理人さんは、政局のことなどあまり書かない方がよいと思いますね。その堅固な意志は運動家としての素質を感じますが、「政治評論」するタイプでないと思います。

 白川のことなんか、書くなかれ。鳩山応援の本を出したり、小沢の悪口を書いてなければ、管理人さんが一顧だにしない、すぐにバカにしそうな人物じゃないですか。たぶん、仙谷や江田など東大法曹の人間関係で、「脱小沢」になっちゃってるんでしょうよ。

2011.01.24 15:46 URL | cube #- [ 編集 ]

いよいよ官僚言いなり官内閣
もとい菅内閣の本性が露呈してきた

http://www.asyura2.com/11/senkyo105/msg/540.html

きまぐれな日々のように政府に都合悪いものは
みんな監視してブタバコ行きか。

自民政権とどこが違うんだ?菅政権
TPP推進といい、完全に終わったな。

2011.01.27 01:29 URL | 花粉症 #a2H6GHBU [ 編集 ]

花粉症さんが紹介された「コンピュータ監視法」、確かにとんでもない法案です。

しかし、リンクされていた岩上安身氏のツイート
「コンピュータ監視法は、菅政権の本質を如実に表す。民主党は小泉政権時代、政府案案に反対し、独自の修正案を掲げてきた。政権交代後、鳩山政権の時代にも、その姿勢に変化はなかったが、菅政権になり、今国会で、表現の自由を損なう危険性のある同法政府案をそのまま提出する。法務官僚の言いなり。」には多いに異議ありです。

インターネットを政府の規制下に置く動きは鳩山政権下で既に始まっていたことです。
鳩山政権時代の昨年・5月に衆院総務委員会で強行採決され、11月に参院で可決・成立した放送法改正案がその方向を示しています。
改正案の目的は、現在異なる法律で規制されている放送と通信を一元化し、縦割り行政の弊害を排除するというものでした。
しかし、この法案にはそれまで民主党が提唱してきたクロスオーナーシップの制限や日本版FCC(米連邦通信委員会)の設立などの放送行政の改革が完全に抜け落ちていただけでなく、放送や言論に対する政府の権限を拡大する条文が多く含まれるという同党のメディア改革に寄せた国民の期待に逆行したものでした。
 しかも、この法案は規制対象を従来の放送事業から、電気通信を使ったすべてのメディアに拡げる、つまりブログやツイッターなどインターネット上の個人の情報発信までが政府の規制下に置かれる危険性も含むことは、多くの識者からも指摘されていました。しかし、例によってほとんど話題にもならないうちに圧倒的多数で成立してしまいました。反対したのは共産党だけ、社民党すら賛成に回ってしまったのです。

以下の記事がわかりやすく説明しています。
原口条項を削除した放送法改正案が成立
解説:砂川浩慶氏(立教大学准教授)
http://www.videonews.com/news-commentary/0001_3/001607.php

2011.01.27 16:09 URL | ぽむ #mQop/nM. [ 編集 ]

放送法改正案以外にも、菅政権下で決定された悪法(私から見てですが)には、鳩山政権が残した遺産をひきついだようなものがいくつか挙げられます。

昨年12月に閣議決定された新防衛大綱のベースになったのは、8月に発表された「新安保懇報告」ですが、この報告書を出した首相の私的懇談会「新たな時代の安全保障と防衛力に関する懇談会」は鳩山時代の昨年2月に始まったものです。

マニフェストに掲げた通り、一度は廃止を明言した「障害者自立支援法」も昨年4月、突如自民党と公明党が提出した「改正案」に同調、5月末に衆院厚労委員会で審議・採決してしまいました。参議院本会議で採決・成立したのは菅政権下だったとはいえ、主犯は鳩山政権なのは明白な事実。
ちなみにこの障害者の期待を裏切った「改正案」の採決が行われた5月28日は、普天間基地移設は辺野古沖案という日米共同声明が発表された日でもありました。

法人税減税だって、昨年3月の記者会見で鳩山前首相は、明確に意欲を示していますからね。同時期に平野博文官房長官も「年末の2011年度税制改正で引き下げの議論は当然出てくると思う」との見方を示したそうですから、実はこの時点で決定していたのではないかと勘ぐりたくなります。

民主党のお家芸「期待させておいて突き落とす」は菅政権になって始まったものではありません。
真摯に社会を良くしようと思う真面目な党員に去られるのも当然でしょう。

2011.01.27 17:59 URL | ぽむ #mQop/nM. [ 編集 ]

民主党にはさほどに体制側にすり寄り楽をしたいむきが大勢いるという証拠でしょう。
菅総理も勿論そんなひとりですね。
与謝野さんを引きずりこんだのも、体制側(霞が関や財界など)のリクエストに答えたというわけでしょう。
与謝野さんは単なる体制側に都合のよい駒(道具)みたいなものであり、彼もまた財務省にマインドコントロールされているだけの存在なのではと思います。

それはそうと昨日フリーランスジャーナリスト有志が小沢さんを呼んで記者会見を開きましたね。
私は見ましたが、小沢さんはその中で質問に答えて、所得分配の偏りの是正をしないといけないと、かなり強く仰られていました。
今の有力政治家の中では、古寺さんの思いにもっとも答えてくれる政治家なのではと思いました。

2011.01.28 06:43 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]













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