きまぐれな日々

前回のエントリを公開したあと、ブログのテンプレートを変えた。これは、同エントリで紹介した東本高志さんのブログ「『草の根通信』の志を継いで」で、「沖縄県知事選の期間中、背景をイハカラー(黄)で統一します」というキャンペーンを知り、伊波洋一候補を支持する当ブログがこれに賛同したためだ。直接には、「vanacoralの日記」がブログの背景をオレンジ色にしたことに触発された。黄色でなくオレンジ色なのは、「はてな」には背景色が黄色のテンプレートがないためとのことだ。私も「はてな」に「kojitakenの日記」を持っているが、ある理由からオレンジ色には抵抗があることと、FC2だったら背景色が黄色のテンプレートも用意されていることから、「はてな」の方は従来通りで、こちらのブログを沖縄県知事選の期間限定で、背景を黄色にすることにした。

さて本論だが、今回のエントリでは、柳田稔法相に対する批判を、ある程度大きく扱うつもりだったが、連日続く「右」側からの猛攻で、それどころではなくなった。全く言及しないわけにはいかないので一言だけ述べておくと、柳田稔というのは、旧民社の政治家であって、鳩山内閣に引き続いて、菅内閣でも「旧民社の害毒」はとどまるところを知らないということだ。鳩山内閣と菅内閣の断絶を主張する意見が、主に小沢信者に多いが、私の目につくのは連続性ばかりであって、普天間基地移設問題にしても、無能な平野博文や高校無償化らから朝鮮学校を除外しようとした中井洽から現在の柳田稔まで連綿と続く「旧民社の害毒」といい、菅内閣は鳩山内閣の延長であるとしか私には思えない。もちろん総理大臣である菅直人の責任は免れないが、民主党内でかなりの勢力を占め、民主党を「右」に引っ張る旧民社には、「その代わり」といえるような政治の能力さえほとんどないから、ゴロツキみたいなものとしかいえない。彼らは今後淘汰されてしかるべきだし、菅首相は柳田法相を罷免すべきだろう。

このところ何度かとりあげた尖閣ビデオの流出事件については、石原慎太郎と佐々淳行が「中国の漁船(の漁師が)モリで突いてる」というデマを拡散したことが見逃せない。15年ほど前にブームになった「と学会」の会長・山本弘氏さんが、ご自身のブログで石原と佐々の蛮行を検証している(下記URL)。
http://hirorin.otaden.jp/e135038.html

山本さんの検証記事によると、石原は10月24日、フジテレビの『新報道2001』で「政府の関係者から聞いた。日本の巡視船の乗組員が何かの弾みに落ちたのを、中国の漁船(の漁師が)モリで突いてるんだって。それは『仄聞ですが』と、数人の人から聞いた」と発言した。山本さんが書く通り、「仄聞」(そくぶん)とは、「ほのかに聞くこと。うわさに聞くこと」という意味であり、要するに石原は「ソース不明の情報ですよ」と言っているわけだ。海上保安庁の広報担当者は26日、「そういう事実はない。巡視船の乗組員は海に転落していないし、誰もケガをしていない」とコメントした。

しかし、11月7日に、大阪・読売テレビが制作する悪名高い極右番組「たかじんのそこまで言って委員会」に出演した元自衛官・惠隆之介氏は、「乗員が海に落ちたらしいという情報ですね。それをモリで突こうとしたという関連も、私は聞いております」と発言した。ただし情報の出所については口をつぐんだ。

さらに、翌11月8日に、テレビ朝日「ワイド!スクランブル」に出演した佐々淳行氏は「検挙活動の際に、中国船に(海保職員が)3人乗ったところで、離れて、1人突き落としているという、複数の、確実と思われる情報があります。それが一生懸命泳いでいるのをモリで突いた。さらにはね、乗り切っちゃって沈めようとした」と発言した。

ここで注目されるのは、石原が「仄聞」と言っていた情報が、佐々によって「確実と思われる情報」にアップグレードされてしまったことだ。これが、「嘘も100回言えば本当になる」というファシストの手口であり、1930年生まれで、ヒトラーがドイツの総統であった頃に少年時代を過ごした佐々は、80歳を目前にしてその手口を真似ているわけである。佐々の目的は政府転覆であり、そのためには手段を選んでいないことはいうまでもない。佐々から私が思い出したのは、関東大震災の時に、警察官僚の正力松太郎が、「朝鮮人が暴動を起こしている」というデマをばら撒き、これが日本人による朝鮮人虐殺を引き起こしたことだ。佐々も元警察官僚である。警察官僚とは、こんなことばかりやる人たちなのか。

石原や佐々のような老害が妄言を撒き散らすかと思えば、中年世代も負けてはいない。昨日(18日)の参院予算委員会で、官房長官の仙谷由人が、自衛隊について「お装置」と発言したことに噛みついて、仙谷長官と菅直人首相から謝罪発言を引き出したのは、世耕弘成だった。あっけなく謝罪した政府にも呆れたが、さらに酷かったのは野党とマスコミであり、たとえば「夕刊フジ」はこんな記事を書いた。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101118/plt1011181654010-n1.htm

以下引用する。

 まず、この日の失言王となったのは仙谷氏だ。同日午前の委員会では、防衛省が関連行事の来賓に政治的発言を控えるよう求める通達を出したことに対する質疑が行わた。この中で、仙谷氏は「公務員の世界では、(言動に)政治的中立性が求められる」と指摘。そのうえで、「暴力装置でもある自衛隊、軍事組織でもあるから、シビリアンコントロールが効かなければならない」と語ったのだ。

 「暴力装置」という表現は、ロシア革命で主導的役割を担ったレーニンの著書「国家と革命」に出てくるほか、かつて自衛隊を違憲と批判する立場から使用されてきた経緯もある。

 当然、委員会室は怒号で包まれ、質問者である自民党の世耕弘成幹事長代理は発言の撤回と謝罪を要求。仙谷氏は「不適当だった。自衛隊のみなさんには謝罪致します。撤回して実力組織と言い換える」と陳謝した。

 また、菅首相も同日午後の委員会で、「(仙谷氏を)後で呼んで注意する」と述べるとともに「内閣の責任者として私からもおわびしたい」と述べた。

(ZAKZAK 2010年11月18日)


私がこの記事を読んで呆れたことはいうまでもない。「暴力装置」という言葉からマックス・ウェーバーを思い出したのは当然だろう。政治学には門外漢の私でさえ簡単に思い出すほど有名なことだから、政治家なら誰しもウェーバーを想起して当然だろう。暴力装置であるからこそ、仙谷由人が言う通り、文民統制(シビリアンコントロール)が不可欠なのだ。こんなことは「常識」の範疇に属する事項だろう。それを「左翼のDNA」などとほざく渡辺喜美とは、なんて馬鹿な政治家だろうか、世襲政治家なんてやっぱりこの程度なんだな、記事もフジサンケイグループのZAKZAKらしいな、と鼻で笑ったのだった。ところが、フジ産経ばかりではなく、マスコミがこぞってこの仙谷発言を問題視していたので仰天した次第だ。

国会で質問した世耕弘成や、その尻馬に乗った丸川珠代が、ウェーバーを知らなかったのか、知っていながらとぼけて仙谷長官や菅首相を攻撃したのかはさだかではないし、どちらでも良いことだ。前者なら「こいつら馬鹿じゃないか」、後者なら「この卑怯者め」、と思うだけの違いであって、いずれにしても世耕や丸川の評価を改善することには、間違ってもならない。

実際、過去に自民党の石破茂が、「第7回朝日アジアフェロー・フォーラム」で、

警察と軍隊という暴力装置を合法的に所有するというのが国家の1つの定義のはず

と述べたことが、asahi.comに残っている(下記URL)。
http://www.asahi.com/international/aan/hatsu/hatsu090414d.html

国会での世耕や丸川の質問、特に、「謝って済む問題だと思っているのか」とヒステリックに菅首相を責め立てた丸川の狂態は、いくら東大を出たからといって、テレビ朝日から自民党と渡り歩いたこの政治家の頭の中はスッカラカンなんだなと思って軽蔑したが、それ以上にどうしようもなかったのが、仙谷由人も菅直人も簡単に謝罪したことだ。そういう空気に、今日本の政治が包まれている。自民党総裁の谷垣禎一までもが、「『暴力装置』とは左翼文献に見られる表現だと聞いている」などとコメントし、その空気に乗った。谷垣は、石破茂を自民党から除名すべきではあるまいか。

そして、何より呆れたのが朝日新聞だ。asahi.comには石破茂による「警察と軍隊という暴力装置」という発言が残っているのだが、朝日新聞に載った記事は下記URLだ。18日付夕刊に載った。
http://www.asahi.com/politics/update/1118/TKY201011180169.html

「kojitakenの日記」にも書いたので、ここでは記事からの引用は最小限にとどめるが、この記事で私が目を剥いたのは、

 「暴力装置」の表現は、かつて自衛隊を違憲と批判する立場から使用されてきた経緯がある。

というくだりだ。一瞬産経の記事かと目を疑ったが、間違いなく朝日の夕刊に出ているし、asahi.comにも載っている。読売や毎日の記事には見つからなかったが、朝日がこんなことを書いた以上、「バスに乗り遅れるな」とばかり、早晩読売も毎日も追随するのではないか。何より、夕刊フジの記事に表現が酷似していることには驚く。

当ブログが以前から朝日新聞を「経済極右」と見なしていることは、継続的な読者の方はご存知だと思うが、最近の同紙の若手記者には、政治思想や外交・安全保障関係でも右派的な考えを持つ者が目立ってきたようだ。思い出すのは、昨年だったかに星浩が「最近の記者は支局勤務を嫌がる」などと言っていたことだ。マスコミにコネ入社が多いことは有名だが、世襲記者が(記事を書いたのが世襲記者とは限らないが)世襲政治家と癒着して、彼らの言うままの言葉を自社の見解であるかのように垂れ流す。朝日の記事を夕刊フジがパクったのか、夕刊フジの記事を朝日がパクったのか、はたまた、誰か政治家のコメントか何かを、朝日と夕刊フジの記者がともに引用先を明記せずに垂れ流したのかはわからないが、どのケースであってもろくでもない話だ。そして、一つだけ確信できることは、記事を書いた朝日新聞記者が常識を欠いていることだ。学生時代に勉強などまともにしなかったに違いない。

それにしても、朝日新聞にこんな記事が載る時代になったのかと、世間の急激な右傾化には目も眩むばかりだ。こういう時だからこそ、当ブログは「KY」(空気を読めない)に徹して、というより空気に逆らって、意見の発信を続けていきたいと思う今日この頃である。
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2010.11.19 09:00 | 朝日新聞批判 | トラックバック(-) | コメント(17) | このエントリーを含むはてなブックマーク

ここで政治家が、「軍隊の誠意を辱めて、申し訳ありません」とあやまってしまったら、
21世紀版のカノッサの屈辱ですよね。

2・26事件のころの世論を、宮部みゆきさんの「蒲生邸事件」で読みましたが(小説というなかれ)
今ネットや、産経が作ろうとしている「世論」がそのころの世論にそっくりだし、
朝日系がそれを煽るのもそっくり。
ついでにいえば、
二大政党の政争の過程で、軍に言質を与えてしまったのも、
当時の政友会と民政党との争いにそっくりです。

2010.11.19 09:25 URL | デルタ #JnoDGgPo [ 編集 ]

そりゃあ暴力ですよ。仙谷総理がどのような意味で言っているのか分からないが、軍隊は最強の暴力。

Twitterで批判している人は暴力は善でも悪でもなく必要に応じて適宜行使されるべきものであり、指揮官が正しく使うコトで犯罪者はその力の前に沈黙し、治安は保たれ、平和は維持され、体制は守られる事実を分かってない。

2010.11.19 18:46 URL | 与志 #- [ 編集 ]

挑戦学校についてですが
朝鮮学校では「嘘」を教えています。

以下に書くのは具体的な教科書のないようです。

朝鮮戦争は韓国側から攻めてきた、
大韓航空機爆破事件は韓国のでっち上げ、
ラグーン事件も韓国のでっち上げ。
日本人拉致に関しては横田めぐみさんなど具体的な名前や人数は記述されておらず、日本政府が拉致を極大化して、朝鮮人に対する差別を助長させている。

このような「嘘」を在日の子供たちに教えている。

日本政府が朝鮮学校に税金をいれることは、これらの教育を日本政府が認めてしまうことになる。

最低でも教科書をチェックし、このような「嘘」(歴史観の違いではない)を改めさせなければならない。(具体的には教科書の選択の制限、日本政府が意向する教科書を使ってもらう)

そもそも自国に対して敵対的、しかも「嘘」を教えている外国の教育機関に、
自国の税金を投入している国ってあるんですか?
あるなら教えてください。
おまけついでに言うなら
そんな教育機関に投入しないほうがグローバルスタンダードじゃないですか?

2010.11.19 18:48 URL | #- [ 編集 ]

 せ~ん~ご~く~ 悪くない~~ 潔白だァ~~

う~そつきッ、だァ~ますなァッッ

2010.11.19 23:17 URL | 見た~か、‘正義’の「問責」のワザ、怒りを込めて嵐を呼~ぶ~ぜェ~~!! #- [ 編集 ]

法相の発言は頭を下げざるを得ませんが、暴力装置という発言にはそんな必要ないですよ。
どこの国でも軍隊や警察力は暴力装置という見方をされています。国家はそれを使う権利がある。だから暴走しないようにシビリアン・コントロールというものが必要というわけですから。

こんなのはまさに揚げ足取りというほかはない。もっとも民主党も野党時代は揚げ足取り的な言葉狩りをしてきたのも事実ですけど。

それにつけても民主党の叩かれ弱さというか、耐久力のなさは情けないばかりです。
非を認めるところは認めて、そうでないことは断固突っぱねる、こうした毅然とした姿勢がない。叩かれるのが怖くて、ひたすら頭を下げて謝るばかり。謝るということは非を認めることになるのですよ。たとえ悪くなくても。

これはとにかく大衆人気に乗っておきたい民主党のひ弱さだと思います。
衆院選の直前に大衆人気だけはある橋下に「地方分権がマニフェストにない」と言われて慌てて付け加えるといった、党幹部が言うところの「バナナの叩き売りのような公約」に走ったのと根が同じように思います。

2010.11.19 23:23 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

「石破のそれは綺麗な発言、仙谷のそれは汚い発言」と
マスコミ様が見なしているのでしょうか。
谷垣もまた然りです。

社会学者の宮台真司も管理人様の言によれば誤用を垂れ流している
疑いがあります。

朝日批判は、社説にカチンときたことを書いたことがありましたが
「不治の病」と見なすべきでしょうか、いい加減に。

勝谷とか宮崎正弘とか櫻井よし子とかは、自分達の朝日批判
がずれていることを自覚した方が良いですね。
(もっと書くべきかもしれませんがうろ覚えにならなようにここで
止めておきます)
「ダラダラと続けるのは『自分達の朝日新聞のイメージと
実情が違うことを認めたら誰も自分達の著書や寄稿した雑誌を
買ってくれなくなる』ことが怖いわけではあるまいな」と疑わずに
はいられません。

2010.11.20 00:34 URL | 不肖の弟子 #hgGo7H3Q [ 編集 ]

官房長官という「立場」でありながら、
自衛隊からの信頼を落とすような発言をしてしまったことが問題では?
暴力装置という言葉を素直に受けとれば、プラス的な意味には結び付かないです。

暴力装置という言葉の定義うんぬんという問題ではなくて、
自衛隊の人たちがその発言を聞いて、はたしてこの上司を信頼していいのか、と思われることのほうが重大な問題です。

シビリアンコントロールだどうとか言いますが、

信頼していない上司から、俺の命令は絶対だとか言われて、
(ここで言われてるシビリアンコントロールはこういう意味だと自分は捉えています)
反発や不満を抱くことなく、すんなりとそれを受け入れられますか?
無理ですよね。

その気持ち(上司から信頼されていない、あるいは上司を信頼できないということから生じる不満や反発)を無視し続ければ必ず歪みが生じる。


なんでそういう人(自衛隊や海保とか)の気持ちというものを無視して、システムだけで政治をうまくやれると思えるのか。

ビデオ流出なんてその歪みが生じた典型的な例じゃないですか。

いくらシビリアンコントロールを声高に叫んでも、
自衛隊が政府を信頼していなければ決してうまくいきません。

2010.11.20 02:43 URL | ミートプリーズ #- [ 編集 ]

 「暴力装置」というのは社会科学上の用語で、そういうタームを使ったからといって、自衛隊員が不信を抱くとか不愉快に思う、とかいうのは、自衛隊員の教養レベルをかなり低く見積もっているのではないでしょうか。
 TBをつけたエントリーの続編を夜に書こうと思っていますが、中国の人民解放軍を、世耕氏は「暴力装置」だと思っていないのか、と問題を立てられる。日本の自衛隊は「暴力装置」ではないけど、中国軍は「暴力装置」とよんで構わないというのなら、高校生レベルにもみたない精神構造と思える。
 「暴力装置」という概念を否定するまでの思索が、世耕氏にありそうにも見えない。
 中国人民解放軍も自衛隊も、ともに「暴力装置」でしょう。そして合法的とされています。
 しかし、皆さん、チベットで武力弾圧しても、中国の軍隊を「暴力装置」と呼べなくなってもいいのかなあ。

2010.11.20 14:20 URL | kuroneko #/pZx5AMA [ 編集 ]

ドイツ語のニュアンスがわからないけれど、「暴力」という訳語のせいもあって、純粋に価値中立的・社会科学的に使われるのでなければ、「左」の立場から一種のアジテーションとして使われる機会が多かったであろうことは、想像できます。やっぱり政府の人が、直接的に自衛隊を暴力装置だから、という突き放した形で指すことは、あまりなかったでしょうね。どこか自分ではコントロールできないものを、即物的に指すようなニュアンスが出てしまっている。頑固な仙谷氏がすぐに撤回したのが、全てを物語っているでしょう。

とはいえ、突き放した言い方で「いやいや、暴力装置にきまってるじゃん」というのは(だから自衛隊を正面から捉え、位置づけようというのは)、どっちかというと右からの開き直り?としてもありえますね。発言者が仙谷氏じゃなかったら、そういう議論になってたんじゃないですかね。

いずれにせよ、社会科学的な用語と、日常言語の感覚と、どちらをとるかという問題で、それ以上の実態のある議論ではないので、あまり実益のある議論とも思えません。右からの開き直りを別とすれば、自民党だの民主党だの、ほとんどポジショントークに終始してる感があります。

こんなことが大騒動になってること自体、この政権も終わりとしか言いようがないでしょう。

2010.11.20 16:20 URL | KKY #- [ 編集 ]

ついでに、柳田法相については、なんでこのような人物が法相になったかというに、おそらく(就任当時は検察証拠偽造までは発覚していませんでしたし、村木事件にしても似たようなものでしたから)法務大臣は小沢の検察審査会で大変になるかもしれない、というのが菅首相その他の頭にあったんじゃないかと思うんですよね。そこで、親小沢をつけても、反小沢をつけても、逆に政治的意図を勘繰られる、というので、いわば無色の人物になったんじゃないでしょうか。ロッキード事件が進展したのは三木―稲葉コンビだったから、というのがある一方で、角栄がその後、近い人物を法相にしたがったというのがありますから、いわばその両方の逆といいますかね。(ただ、柳田氏は輿石氏とは近いようですが)

ところが、結果的には検察改革が大問題になって、なんとも力不足なところに、この軽い発言ですからねえ。国家公安委員長にしてもそうで、そもそもがこの政権はそちらの方面の改革はやる気はないということなのかもしれませんが。

2010.11.20 16:30 URL | KKY #- [ 編集 ]

「暴力装置」というのはあくまでも学者が使用した、国家権力を示す機械的なタームに過ぎません。そこに感情は入っていないからです。
これを言葉に使われたからといって、現場の士気が下がるなどというのは、現場の人間を子ども扱いしているとも言えます。

私としては河村市長が市議相手に吐いた「税金で食ってる方は極楽」発言のほうが、よほど悪意に満ちた侮辱的な発言だと思えます。

2010.11.20 19:10 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

コトの起こりは、自衛隊の入間基地で行なわれたお祭りで自衛隊支援団体の代表が政権攻撃をし、「政権を潰す」旨の発言をしたことだ。それに対して民主党政権が、政治的発言をする人には基地祭等に参加を控えさせる内容の通達を出した。
これを自民党は民間人の表現の自由を規制するものと批判した。
政治的言論の自由は最重要の権利だが、自民党がこんなことを言うのには仰天した。

まず、政権が出したのは内部通達で民間人に対する効力はない。自民の批判は、根拠のない、砂上の楼閣だ。
そして、政治的な発言をする人は自衛隊の行事に参加させない、としているだけで直接表現の自由を制限したものではない。つまり、政治の話をしたい人は、壇上に上がって挨拶をするのを控えてもらうというだけだ。
自衛隊行事の運営方針を非政治的にするという趣旨だ。
そもそも基地祭は政治の議論をする場ではないのである。
そもそも表現の自由の規制といえるのか。疑問だ。

自民党政権は、現業の郵便職員が休日にビラを配っただけで公務員の政治的中立性を犯すものとして刑罰を科してきた。
自衛隊主催の公式行事で、自衛隊の支援団体代表が、現役の隊員に向かって、「政権打倒」を唱導することと比べて、どちらが公務員の政治的中立性への信頼が損なわれるだろうか。
行事での政治的発言を認めると、自衛隊組織の意思を、自衛隊の行事で、支援者に仮託して言わせる危険性があるし、国民の目から政治的発言は、自衛隊の意図が反映していると受け止められるだろう。自衛隊の政治的中立性に対する信頼は失われ、国民に恐怖を抱かせ、自衛隊にとってもマイナスだと思う。

右寄りの菅政権を批判しようとするので、自民党は極右化してきた。
極右を通り越して、下品に、反知性的になっているように感じる。
下品反知性的極右勢力の中に女性議員が目立つことも特徴だ。
しかし、政権の行方の帰趨を決定しているのは、無党派層である。
民主がこれほど失点を重ねても、自民の支持率が目立って伸びないのは、無党派層にアピールしない極右路線のせいではないか。

2010.11.21 12:11 URL | greenstone #- [ 編集 ]

日記へのコメントですが。

>ひげの佐藤センセ、「マックス」と「マルクス」が似てるからって混同しちゃったのかなあ? 佐藤センセにかかったら、オペラ「魔弾の射手」の主人公の猟師もマルクス主義者なんだろうなあ。

どうでもいい話で恐縮ですが、映画ファンなら名前だけでも知っている1930年代に大活躍したアメリカの伝説的喜劇スター、その名も「マルクス兄弟」。両親はユダヤ系ドイツ移民。ひげの佐藤センセならずともあのマルクスの親戚と思い込んでいる人が結構多いとか。

2010.11.21 21:56 URL | ぽむ #mQop/nM. [ 編集 ]

>下品反知性的極右勢力の中に女性議員が目立つことも特徴だ。
女性への蔑視感情の顕れと見なしてもよろしいですか?

2010.11.22 12:24 URL | loopy #- [ 編集 ]

信頼関係を自ら崩す上司を信頼できますか?
自分は信頼できません。

上司から(特に落ち度がない)自分を信用していない、あるいは信用していないと思われるような発言をされたらどう思いますか?

普通、凹んだり、反発したりしますよね。
(心の中だけだとしても)

そんな上司を信頼できますか?

そして部下の信頼できないという反応は、果たして幼稚な反応なんですか?

繰り返します。そんな上司を信頼できますか?

2010.11.22 18:57 URL | ミートプリーズ #- [ 編集 ]


>繰り返します。そんな上司を信頼できますか?

 わたしが自衛官で、上司が「軍隊や警察は暴力装置だ」と言ったとしても信頼しますよ。なぜ、信頼できないんですか? だってわたしの言語生活で、「暴力装置」って、固めの学術用語ではあっても、別に言われてムカつくようなことばではないもの。
 ミートプリーズさんに伺いますが、あなたの記憶の中で、「暴力装置」という言葉を最初に知ったのは、だいたいいくつの頃だとご記憶ですか。アバウトにでも。そして、その時以来、他人をそう形容した場合、とても信頼関係を損ねる言葉だと認識して、これまで日本語を使っていらっしゃったのですか。

2010.11.23 00:36 URL | kuroneko #4s9N6BDc [ 編集 ]

初めて覗いたんですが、面白い議論してますね~ せっかくなんで横から書き込み

恥ずかしながら無知な自分は、仙石さんの発言で、はじめて「暴力装置」と言う言葉を知りました。意味もわからなかった第一印象では「自衛隊に恨みでもあるのか」としか思えませんでしたが、学術用語だったんですね~。

ただ、自衛隊の幹部のみなさんは高学歴と聞くのですが、暴力装置やマルクス主義についても学校で習ってるんですかね?
習ってないのなら、自分と同じように考えてしまう人もいたのではないかと思うのですが…どうなんでしょう?

2011.04.24 12:58 URL | その他 #- [ 編集 ]













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