きまぐれな日々

河村たかしが主導する名古屋市議会リコールの件は、名古屋ローカルの話題であるせいもあって、当ブログでも不人気エントリに属する。私自身名古屋に住んだことはない「よそ者」だが、名古屋市議会リコールは、全国に同様の動きが広がる可能性があるだけではなく、ファシズムの台頭という観点からも見過ごせないと思うので、しつこく取り上げ続ける。

当ブログはかつて、「安倍晋三を『the END!』させよう」という「AbEndキャンペーン」("AbEnd"とは安倍晋三の異常終了を意味する)の旗を振ったが、当時キャンペーンに参加した多くの人たちは「小沢信者」と化した。だが、安倍晋三よりも小沢一郎よりももっと危険なのが河村たかしや橋下徹であると私は考える。

安倍晋三は、総理大臣になった前後、顔写真にちょび髭を描かれるなどしたが、大衆を扇動するどころか「KY」と馬鹿にされ、参院選で惨敗し、臨時国会の所信表明演説を行った翌日、突如政権を投げ出した。今でも自民党町村派で存在感を誇示しているが、安倍がのさばればのさばるほど自民党は弱体化する。現に谷垣禎一総裁にとっては異論を唱える頭の痛い異分子になっているし、町村派では一時キングメーカーとして権勢を誇っていた森喜朗は、安倍晋三がでかい顔をしているのに切れて、派閥を脱退した。安倍は、自民党にとどまるよりも「たちあがれ日本」に行くべき政治家だが、自分が見えていない安倍は「再チャレンジ」の夢を捨てていないため、自民党にとどまり続け、その結果自民党の足を誰よりも強く引っ張っている。今となっては、こんな政治家は時々馬鹿にする程度で十分だ。

また小沢一郎は、先の民主党代表選で国民的不人気が証明された。「小沢信者」の抱く幻想と小沢一郎の実像には、あまりにも開きがありすぎるが、民主党代表選で、得意とするはずの地方で票を稼げなかったことから、神話は既に崩れており、自民党とはもちろん、「みんなの党」とも組めないだろう。大衆迎合主義者(ポピュリスト)である渡辺喜美は、不人気が証明された小沢一郎になど魅力を感じないだろう。小沢一郎が組む可能性があるのは、これまた「たちあがれ日本」くらいのものではないか。

だが河村たかしは違う。名古屋市長選への出馬を決めた時は、民主党に弓を引く形だった。当時、某ネトウヨ系有名ブログが、河村たかしは民主党の支持などなくても勝てるのに、当初内定していた候補の出馬を取りやめさせた民主党が、勝ち馬に乗ろうと勝手に推薦してきたのであって、むしろ民主党の支持で河村たかしの票が減る、などと書いていた。当該ブログ主は、どうやら民主党は大嫌いだけれど河村たかしは大好きらしい。誰かというと某ヒロシ君のことである。リンクは張らないので、物好きの方は当該エントリを探してみられたい。

このように、有名ネットウヨブロガーの支持も得ている河村たかしだが、呆れたことに民主党代表時代に河村に弓を引かれた小沢一郎が、何を考えたか河村たかしと結託したらしく、松木謙公や三宅雪子を名古屋に送り込んだ。これら全国区の有名人(?)の応援の甲斐あって、河村たかしの名古屋市議会リコールに向けての署名は、必要数に達した見通しだ。

もともと所得税と住民税の半減を掲げる小沢一郎の政策は、「減税日本」を掲げる河村たかしとは親和性が強かった。小沢一郎は、「国民の生活が第一」を掲げながら、今なお「小さな政府」の看板を下ろしていない。この矛盾は、民主党が政権についた今、もう少しまともに批判されてしかるべきではないか、小沢一郎に遠慮してそこをおろそかにしていては、前に進めないのではないかと私は考える。

2007年の参院選を前に民主党が作った、「大増税で生活がガーン!なことに。」と題した漫画も、今から見れば突っ込みどころ満載だ。民主党は、漫画の末尾で「格差是正のための『税制改革』を実施します」と書いているが、小沢一郎は別に金持ち増税や法人税率引き上げを考えていたわけではなく、それどころか同じ2007年の参院選前に消費税の3%増税(つまり税率10%で、今年菅直人が言い出した税率と同じ)を口にしたし、今年の民主党代表選同様、大幅な所得税と住民税の減税(小沢一郎の腹案は、所得税と住民税をともに半減することだったらしい)を公約に入れようとしたが、これを断念した。つまり、当時民主党が考えていた「税制改革」では格差が是正できるはずがなかったのである。だが、参院選は相手の安倍晋三があまりにひどすぎたために、小沢民主党が圧勝した。それには、「国民の生活が第一」というスローガンの力が大きかった。このスローガンだけは、今も色あせない卓抜したものだ。

その小沢一郎は、「西松事件」によって「政治と金」のイメージが国民に強く植え付けられた。この捜査や大久保秘書(当時。その後大久保氏は小沢一郎に解雇された)の逮捕・起訴が正当だとは私は思わないし、「西松事件」で東京地検特捜部をずいぶん批判したために、私自身「小沢信者」呼ばわりされた。だが私は、小沢一郎だろうが東京地検だろうが批判すべき時には批判するし、東京地検批判が結果的に小沢一郎擁護につながって、反民主党の自民党信者がそれを気に入らなかったとしても知ったことではない。そもそも私は特捜検察など廃止すべきだと考えている。現在話題になっている大阪地検の件は、特捜検察が百害あって一利なしの存在であることをよく示している。

しかし、小沢一郎は企業・団体献金の禁止や取り調べの全面可視化について、民主党の政策を前進させなかった。小沢一郎は確かに総理大臣でこそなかったが、前首相・鳩山由紀夫を思いのままに操れる力を持っていたことを疑う人間は誰もいない。取り調べの全面可視化の件に関しては、小沢一郎が検察と裏取引した影響で、民主党政権が及び腰になったとの観測も流れた。一言で言えば、小沢一郎は結果を出せなかったのである。政策論争で菅直人との違いを打ち出せなかったことと合わせて、これでは小沢一郎が代表選で敗北したのも止むを得ない。

今後の政治の主役はもはや小沢一郎ではない。小沢一郎はもう70歳近い。東国原英夫が来年の宮崎県知事選不出馬を表明し、国政への転進を示唆しているが、東京都知事選出馬もあり得るという。どちらの選択肢を選んでも、東国原は今後さらなる害毒を撒き散らすだろう。その翌年には大阪府知事選があり、橋下徹が再選を目指すかどうかは不透明だ。おそらく東国原同様出馬しないのではないかと思う。その流れの中に、河村たかしも位置づけられる。

河村たかしについては、前エントリのコメント欄で、さまざまな意見をお持ちの読者から興味深いコメントをお寄せいただいている。

その中で、「リベサヨ」という言葉に注目した。ネットで調べてみると、「リベサヨ」とは濱口桂一郎氏がブログ「EU労働法政策雑記帳」で常用する言葉で、「ポリティカルコンパス」でいう「リベラル右派」(政治思想的には左派で経済思想的には右派=経済思想的には規制緩和・小さな政府をよしとする新自由主義に近い人たちで、植草一秀もこれに含まれる)に当たる人たちを指すらしい。ポリティカルコンパスは、昔私もやってみたが、当然ながら私は「リベラル左派」になる。

その「リベサヨ」の人たちが持つルサンチマンが、河村たかしらの支持につながるのではないかとのことだが、ことはそう単純ではない。河村たかしを支持する人たちは、一方で平沼赳夫や城内実らにも抵抗を持っていないことを私は知っているからだ。そもそも、"THE FACTS" の意見広告に名を連ねた河村たかし自身が、ポリティカルコンパスでいえば「保守右派」であり、「リベサヨ」ではなく「リベウヨ」に当たる。本音では経済政策に興味がない平沼赳夫や城内実は、長く「保守左派」(「ソシウヨ」?)と見なされてきた。河村たかしと城内実の共通点は、政治思想的に極右であることだ。「小沢信者」は、自身が左翼でありながら、河村たかしと城内実への支持を矛盾なく両立する。それでいて彼ら小沢信者は安倍晋三、稲田朋美、橋下徹らを強く非難するのだからわけがわからない。少なくとも私には全く理解不能である。

もっとも、以上は軽薄に過ぎる軽口かもしれない。おそらく事態はもっと深刻で、「dongfang99の日記」を引用しながらぽむさんが指摘しているところが、特に懸念される。

ナチスをもっとも熱狂的に支持した層とされるのが下層中産階級の人々ですが、ナチスは巧みに彼らのもつ「既得権益者」へのルサンチマンをあおったのです。産業構造の変化で富や社会的地位を得たユダヤ人や組合を組織し団結して権利を主張できる労働者が彼らの憎悪の対象となったことはよく知られています。
スターリン時代のクラーク(富農)撲滅運動や文革も権力者が「既得権益者」への大衆のルサンチマンを利用した代表的な例です。
おかげで真に大衆の幸福を奪っている者たち?大資本家や党の幹部たちへの批判をかわすことができたのです。


実際、河村たかしがもし名古屋市の独裁者として君臨することになれば、一番喜ぶのは名古屋の土豪であり、もッとも悲惨な目に遭うのは名古屋の一般市民だろう。同様に、もし小沢一郎が総理大臣になって、所得税と住民税を半減したら、全国の土豪が喜び、日本社会の格差はさらに拡大し、日本は焦土と化してしまうに違いない。

菅直人の場合は、小さな政府志向とはいえないけれど、東京に本社を持つ大企業優遇で、それはそれで問題だ。だが、大衆のルサンチマンを利用して名古屋の独裁者に成り上がろうとする河村たかしや、河村を支援する小沢一郎はもはや賞味期限切れであるにせよ、今後橋下徹や東国原らが何をやろうとするかを考えると、どっちもどっちというか、緩やかな破滅と一気呵成の破滅の違いしか、菅直人と河村たかしの間には見出せないように思われる。


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 安倍への評価に激しく同意します。
 山口県の選挙民は、なぜまだあんなのをのさばらせているのでしょうね。
 自民党の復権がおぼつかない以上、党内での嫌われ者、安倍の復権はもっと遠いでしょうが、奴の危険性自体は変わっておらず、できるだけ早く、下痢で死んでほしいと思っていますが。

 小沢については、羽田元首相いわく、「小沢が政局以外に関心を持ったことがあるのか?」、だそうですから、政局目的のためなら、社民主義もポピュリズムもごっちゃにして、誰とでも野合するでしょう。
 そういう点が、「小沢は信頼できない」というイメージを国民に持たれているのだと思います。植草真理教信者を除いては。

 河村は・・・。良く知らないし、他の市の市長なので、関心が無いと言うのが本音です。
 ただ、最近のモンスター首長の跳梁跋扈は、もし、日本に軍隊があって、地方ごとに部隊があったら、結託して独立運動でも起こしそうな奴らばかりですね。で、仲間割れして殺し合うような連中です。

2010.10.04 12:02 URL | ジャッカル #2eH89A.o [ 編集 ]

べつに小沢批判が悪いとは言いませんが、あいかわらずアンバランスで強引な論断が目立ちますね。

小沢=地方の土豪の利益を代表する
小沢=河村
小沢=鳩山の辺野古移設決定の第一責任者

そういった、どこまで本当かわからない推論で、文章全体を小沢批判一色にして、
菅も悪いが漸進、小沢政権だと悪い方へまっしぐらだ、などと書かれたのでは、どうみても 菅の方がベターということなんでしょうね。

もちろん、鳩山政権のしたことに小沢の責任がないとは言いませんが、小沢の悪口ばっかりの仙谷、前原、岡田、枝野を重用したように、小沢のコントロールだけで動いた政権ではないでしょう。

2010.10.04 16:24 URL | cube #- [ 編集 ]

小沢民主党元代表が東京第五検察審査会によって強制起訴されるそうですね。
小沢嫌いの人々の中には、この決定で万歳を叫んでいる人も多いのではと思います。
しかしそれでいいのでしょうか?
政策で小沢元代表を批判するならばいいのですが、世の人の殆どはマスコミがばら撒いたイメージだけで小沢非難を叫んでいるだけのように思います。
その姿は一種の集団ヒステリーのようで、政界でも自民党から共産党まで、なんら検証もなしに小沢非難を叫んでいます。
私にはその姿の中にファシズムの前兆を感じてしまいます。
いったい民主主義の国の中でここまで一致して、曖昧な政治とカネの問題を盾に一人の政治家を糾弾するような国があるのでしょうか?
おそらく日本だけだと思います。
人を、ましては政治家をイメージだけで悪人と決めつける姿はまさに全体主義の資格十分です。
これから裁判が始まりますが、西松建設の件も、その後の政治資金規正法違反の件も、まともな裁判でしたら間違いなく無罪でしょう。
立身出世に囚われた検察官と、その強引な起訴で公判が維持できなくなり、何としても有罪にもっていくために今度は別件をでっち上げても有罪を勝ち取ろうとした検察組織。
本当は無罪だとわかっているのに検察リークに乗って、あたかも赤信号みんなで渡れば怖くないとばかりに提灯を付けて国民世論を誘導したマスコミ。
日本はこうやっていつか来た道を再び進んでしまうのではと私は今とても危惧しています。
NHKでは審査会の決定を市民感覚と言っていますが、市民感覚とはなんでしょうか?
感覚や感情で起訴されたらこの世は闇です。
これを自分に置き換えて考えてもらいたい。
嫌いな小沢だからざまあみろではすまないはずです。

2010.10.04 21:06 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

何言いたいのか、ご自分の文章に酔っているみたいでさっぱりわかりません。

2010.10.04 22:30 URL | masami #- [ 編集 ]

前回のコメントに対する反応で、自分の想像が当たっていたことを残念に思います。左派を称する人々の一部は、既得権益の擁護と利益誘導が目的であって、弱者保護・福祉国家観とは無縁の人ではないかと思っていましたが、どうもその通りのようです。結局、彼らは伝統的な自民党支持層なのだと思います。
私が新自由主義経済学に反対するのは、格差を拡大することに反対だからです。しかし、既得権益擁護派は、単に自分の利益を守りたいから反対しているだけではないでしょうか。
高負担高福祉の社会は、原理的に、特定業種の権益保護とは相容れません。今後、国民の負担は増すばかりです。公平さへの要求はもっともっと強くなります。特定の人々のための保護行政があるときには、それが国民一般の具体的利益を目的としているかどうかが厳密に問われるからです。国民の納得を得る必要があるからです。
また、福祉の現状を維持するだけでも毎年一兆円ずつ予算が増えてゆくと言われています。歳出の厳格さを増す一方でしょう。税金を、できる限り給付に回さなければならないので、効率的な行政がこれまで以上に重要となります。2人で一人を支える時代がやってくるのです。
高負担高福祉は、このような厳しい環境下で、みんなが少しずつ身を削って大きな不幸をなくしてゆくという社会です。保護を受けよう、税金にぶら下がろうという人が多ければ成り立ちません。助ける側に立とうと努力することが大事です。

引用されたブロガーは、河村たかしの手法をナチスになぞらえていますが、こういう極端な比喩を使う人は信用できません。
河村たかしは、確かにポピュリズムの政治家で大衆を煽って運動を盛り上げます。運動の内容も議員報酬の削減であり、これは一部の「土豪」しか議員になれなくする危険があり、到底賛成できるものではありません。
しかし、河村たかしは少数民族の迫害を叫んでいるわけではなく、市庁舎に火をつけたわけでもなく、法律条例により憲法を無効化しようとしているわけでもありません。基本的に法的手続きを遵守して運動を進めているのであり、人権侵害を行なっているわけではありません。このような場合に、ナチス等の極端な比喩を用いることには、別の意図を勘ぐってしまいます。
「既得権益打破」の「ルサンチマン」と言いますが、英の名誉革命、米の独立革命、仏の市民革命、近代の市民革命は全て、「既得権益打破」の「ルサンチマン」を抜きにして語れません。私は革命を支持する者ではありませんが、市民革命により民主主義に近づいていったということは忘れてはいけないと思います。また、この歴史を見れば、人々の公平さを求める声は、押し留められないことが分ります

河村たかしは、確かに危険な政治家かもしれません。彼を批判することには重要な意義があります。しかし同時に、新自由主義とは無縁の庶民が、投票に大勢参加したことの原因も考えなくてはいけません。今後、第二、第三の河村たかしが登場するからです。
まず、市議会議員が市民の利益を代表しているとは考えられていないことが挙げられると思います。多くの自治体で見られることです。また、自治体が市民に対して開かれていないことも原因でしょう。税金の使い道に対する市民の目は、ますます厳しくなります。どなたかが指摘されていましたが、自治体は行政の透明化を行い、説明責任を果たすことだと思います。そして何よりも行政が公平に行なわれていることを市民に対して示し、信頼を得る必要があります。

あと、正社員の地位を既得権益と誤解されている方もいると思います。いわゆる解雇規制の問題です。しかし、正社員を既得権益と考える政治家は一人もいません。なぜなら、正社員の地位を保護しないと社会保障が崩壊するからです。解雇規制は、国民一般の具体的利益と深く結びついているので既得権益ではありません。何よりも正社員の地位を失わせたところで現在の若者の雇用が改善する保証はないのです。企業にますます利潤が蓄えられるだけでしょう。
正社員の地位を既得権益と考える人は、言葉の正確な意味での新自由主義者だけです。彼らは、あらゆる保護行政を市場原理の夾雑物と考えます。それに影響されている考えの浅いブロガーもいますが、世間的には相手にされていないと思います。

2010.10.04 22:32 URL | greenstone #- [ 編集 ]

 菅および河村の思惑通りいったら遅かれ早かれ、地方は衰え廃墟と野ざらしが広がり野獣の楽園に、都会だけが栄えひとにぎりの金持ちだけがいい思いをし貧民は片隅で泣き暮らす。
 政治評論って本当にむなしいですね・・・あれこれkojitaken様が意見しても、それを理解する頭を持った人間が実に少ない。おそらく日本人の多くを占めるであろう、外見は人間ですが人間にまだ進化していないapeはマスコミのいうことにのせられ己の頭で考えることを放棄し、自分らの置かれている状況をきちんと理解せず破滅への道を遅かったり早かったりするにせよひた走る。
 私はこんな国に生まれて幸せだったのでしょうか・・・もはや私は海外移住すら選択肢に入れております。
 

2010.10.04 22:51 URL | 谷本篤史 #gKumvUXs [ 編集 ]

河村氏があれだけ人気の理由は、やはり税金の使われ方に対する国民の根本的な不信感があるからでしょうね。
やはり政治資金をどんなことに使ったのか、県も国も党も、はっきり、詳しく公開した方がいいと思います。

民主主義の政治は費用がかかるのは事実ですが、ならば何に使ったのかはっきりした方が信頼性が高まるでしょう。
(ポスター代・秘書に対する賃金・演説会・討論会の費用・あるいは市民グループの集い参加のための交通費とか、それを細かく公開した方がいいかと。)

2010.10.04 23:18 URL | SPIRIT(管理人) #6g2y7452 [ 編集 ]

今回の市議リコールは、現代の「陶片追放」という感じですね。

戦後民主主義(基本的に素晴らしい物だったと思うが)も、末期症状か?

2010.10.05 00:14 URL | 不定期読者 #YRzrIVdk [ 編集 ]

>不定期読者さん
>戦後民主主義(基本的に素晴らしい物だったと思うが)も、末期症状か?

末期症状というより、恒常的な機能不全だったのだと思います。

それと、今回のエントリとは直接関係無いかもしれませんが、河村たかしの公約のもう一つである「地域委員会」について思うことが、、、

議会の翼賛化を目論むモンスター首長が創設する「地域委員会」って、もしかして「隣組」なのでは?と、、、

2010.10.05 13:01 URL | ウサギの耳アカ #- [ 編集 ]

 いちばん危険なのは、前原であり枝野だと思うのですがどうでしょうか。

 それから河村市長が本当に危険人物となるのは、来る県知事選で、「みんなの党」と手を組んだ時と思います。

2010.10.05 18:13 URL | 元部平憐 #gIYQI5Sw [ 編集 ]

このブログで河村氏に対する反応が今一つなのは、氏がポピュリストであること以外の問題点があまり表に出ていないというのもあるだろう。
目が東京や国政に向いていて、地元に対する姿勢が疑われ続けた東国原氏、府知事でありながら大阪市以外への関心が無さすぎる橋下氏というように、河村氏の「ライバル」たちは、ポピュリストとは別のわかりやすい問題点を何かしら持っており、このことが各々の失政にもつながっている。
河村氏の場合、議会改革以外の政策はどうなのか。
成果があがっているのだろうか。
ここらへんが全国的にあまり話題にのぼっていないので、なかなか意見が述べにくい。
サポーターズの間でゴタゴタがあったような話は何かで読んだ記憶はあるけれど。

2010.10.05 22:29 URL | 元大阪府民からの伝言 #- [ 編集 ]

税金の使われ方に対する不信感というのはおそらくどこの国もあるでしょう。またマスメディアは基本的にそれを指摘する役割をもっています。マスメディアは権力の味方であってはいけません。常に監視を怠らないようにしなければなりません。
しかし情報を受ける側にもそれなりのメディア・リテラシーは必要に思います。
あるひとりの人物の不祥事をもって、その人が所属する組織の属性をすべて悪と決め込んでしまうのがいかに危険なことか、それを知る必要があります。

それとリコールという制度は、本来このような使われ方を前提とはしていなかったと思われます。河村氏は確かに違法行為としてのリコールを起こしているわけではありませんが、違法でなければ何をしても良いことにはなりません。
なお竹原市長は違います。彼は議会を無視し、専決を繰り返し、不当な人事を行って裁判でも負け、それでも居座っているのですからリコールの対象とされることは妥当です。
しかし名古屋市の場合、市長と議会は意見が違うだけです。誰も違法行為をしていないし、不祥事を起こしているわけでもありません。リコールはこうした状況下で濫用されることは想定していなかったでしょう。ここに「おかしいじゃないか?」と気づくべきだったのです。
今のままだと、極端な話、3人にひとりが反対する意見を「リコール」の誤用で独裁的に進めることさえできるわけですから、これは議論や対話を重視した民主主義の危機と思います。

「名古屋を日本民主主義発祥の地に」と河村氏は言います。彼こそ民主主義の意味を完全に間違えています。

2010.10.05 23:13 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

greenstoneさん

>引用されたブロガーは、河村たかしの手法をナチスになぞらえていますが、こういう極端な比喩を使う人は信用できません。

ナチスをもちだしたのは引用した「donfang99の日記」のブログ主ではなく、私です。同ブログから引用させていただいた
────────────────
「利権」「既得権」そのものを解体しなければまともな政治ができないなどいうのは、それこそかつてのファシストや社会主義者の物言いでしかないことを、そろそろ反省すべきである。
────────────────
の「かつてのファシストや社会主義者」の具体的な例として述べたわけです。河村たかしの手法をナチスになぞらえたというわけではないのですが、そう受け止められても仕方がないですね。折しも昨日知ったのですが、「ゴドウィンの法則」(ネットでの議論がある程度長引くと、相手をヒトラーに喩える人が必ず出てくること)というのがあって、もし実際に相手をナチに喩えることに走ったら、議論に負けたことになると解釈されることが多いのだそうです。確かに「ナチス」を持ち出す際には熟慮と覚悟が必要です。

実は私が脅威を感じているのは河村たかし本人よりも彼を支持する人たちの心理に潜む「ファシズム的なもの」です。これは見過ごすわけにはいきません。
Kojitakenさんが、「名古屋市議会リコールは、全国に同様の動きが広がる可能性があるだけではなく、ファシズムの台頭という観点からも見過ごせないと思うので、しつこく取り上げ続ける。」
と書いていられるのもおそらく同じ思いからではないでしょうか。

>左派を称する人々の一部は、既得権益の擁護と利益誘導が目的であって、弱者保護・福祉国家観とは無縁の人ではないかと思っていましたが、どうもその通りのようです。結局、彼らは伝統的な自民党支持層なのだと思います。
私が新自由主義経済学に反対するのは、格差を拡大することに反対だからです。しかし、既得権益擁護派は、単に自分の利益を守りたいから反対しているだけではないでしょうか。

私の読解力不足かもしれませんが、「既得権益打破」論を批判すること=既得権益の擁護=弱者保護・福祉国家観とは無縁の人になってしまうのでしょうか。更に「結局、彼らは伝統的な自民党支持層」に帰着してしまうのはあまりに短絡的に思えます。

>既得権益の打破は、もともと左派の主張だったはずですが、既得権益の打破が結局は、自分たちの足元に火が及ぶことに気づいた左派が、今度は立場を変えて、既得権益打破は、ネオリベの主張と決め付けて、それを右派の主張に変えてしまったところがあります。

大手労組幹部のようないわゆる労働貴族が既得権益の打破反対に回ったいうのもありえるでしょうが、既得権益打破批判をする左派の多くは、私と同じ理由(もっと批判すべきことがあるのに、怒りの矛先を間違えていませんか?)からではないのでしょうか。
今「既得権益打破」のターゲットとされているのは官僚・公務員・労組・日教組などです。高級官僚は言うに及ばず、誰であれ特権ゆえに不当な利益を得ているのであれば是正されなければなりません。しかし、不可解なのは現在の貧困・格差に最大の責任がある産業界がそれほど批判されていないということです。実際、名古屋市も今年の減税では全体の0.2%にしかならない高額納税の企業が44%の減税額を受け取っているというではないですか。分離課税のおかげで巨額の不労所得を得ている富裕層に対する非難の声もあまり聞きません。「現在の既得権益打破の動きは、人々の公平を希求する動き」ならなぜ彼らはメインの批判対象にならないのでしょうか。また、当然ながら中曽根元総理や小泉元総理はじめこの30年間政界の中枢にいた政治家も厳しく責任を問われなければなりません。

>「既得権益打破」の「ルサンチマン」と言いますが、英の名誉革命、米の独立革命、仏の市民革命、近代の市民革命は全て、「既得権益打破」の「ルサンチマン」を抜きにして語れません。私は革命を支持する者ではありませんが、市民革命により民主主義に近づいていったということは忘れてはいけないと思います。また、この歴史を見れば、人々の公平さを求める声は、押し留められないことが分ります

おっしゃる通りだと思います。しかし、以下のコメント欄に見られるような現在横行している「既得権益打破」からは、ルサンチマンが「より良き社会」を創っていくポジティブなエネルギーに転化する可能性など到底感じられません。

リコール署名、43万人に=市議会解散住民投票に現実味―名古屋
http://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20100930-00000121-jij-pol&s=points&o=desc

隠されていた差別や排除の社会問題化などにも切実なルサンチマンが必要不可欠だったと私も思います。しかし、ここで河村支持をしている人たちの語る既得権批判というのは、あまりにも通俗的で真剣さは全く感じられません。結局「あいつらはずるい」という、ねたみ・そねみのうさばらしでしかなく、そのバッシングは場合によっては生活保護者や手当を支給されている母子家庭などにも向けられてしまうでしょう。

2010.10.05 23:26 URL | ぽむ #mQop/nM. [ 編集 ]

今の名古屋市にとって減税は必要なのか。
減税してどういう効果があるのか。
他に優先度の高い事項はないのか。

こういった観点からリコールの是非について語られることが少ないのが不思議に思う。
政治手法の問題もあるが、当該自治体にとって河村氏の政策はマッチしているものといえるのか?
まずはこれだと思うけど。

2010.10.06 00:36 URL | 元大阪府民からの伝言  #- [ 編集 ]

どんなに立派な政策でも、それが実行されなければ意味を持ちません。

かつて日本では多くの政治家が立派な政策をつぎつぎに掲げてきました。
しかしどんな立派な政策も、国の制度を根本から揺り動かすような政策は実行されませんでした。
そのような政策を実行に移そうとすると、それを潰そうとする装置が作動し始めてくるのです。
あの小泉改革とやらでも、実行されたのは国の根本的制度変更には関わらない部分だけです。
そしてその為に国民にのみ負担を強いる結果になりました。

かほどに日本という国では、根本的な変革が出来ないようになっているのです。
ですから政策の良しあしを語り合うのも大切ですが、それが実行できる体制になっているのかも真剣に語り合わないと不毛な堂々めぐりに陥ります。
そういうわけですから政策→政権公約も、立派なことを幾らでも並べ立てることが可能になります。
どうせ実行などできないのですし、しなくてもマスコミの支持があれば国民世論は納得します。
民主党が掲げた高速道無料化がいい例です、マスコミが盛んに非難したら国民は簡単にそれに従いました(苦笑)。
この国では政策を実行する前に、それが国の体制に合致しているかどうかで選別が行われ、合致していないとどんなに国民の為の政策でも、ありとあらゆる手段を用いて潰され、実行になど移されることはないのです。

ではどんな装置がそれをおこなっているというのでしょうか?
それを植草さんらは悪徳ペンタゴンと称して、それに立ち向かう構図で小沢さんを支持しているのでしょうね。
私は悪徳ペンタゴンは兎も角、やはりこの国に仕込まれた見えない装置が、それを実行しているのは間違いないのではと考えています。
それはある時は検察の暴走として現れ、ある時は大新聞の偏向した記事の中に現れ、またある時は野党の幹部議員の不自然な動きという形で現れ、またある時はテレビの一方的報道の洪水という形で現れ・・・。
姿かたちを変えて、あらゆる大事な場面でこの国の体制護持に影響を及ぼしているのです。
政策と違い、対象が見えない装置ですから難しい作業ですが、それを避けていては一歩も前へは進めないと思います。
この装置の正体をしっかりとつかみ、それの解体からスタートしていかないと、この国はいつまでも変わらないまま、ますます衰退するばかりです。

大事なことは、諸外国では選挙で信任された政治家の政策はすぐに実行に移されますが、この日本ではそうはなっていないということです。
この国で一番大切なことは、どうやら国の体制=国体を守るということのようです。

2010.10.06 11:43 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

投稿が反映されていないのでもう一度。

ナチスの話が出ましたのでひとことだけ。
我が国では先の小泉竹中自公連立内閣が典型的ナチスルサンチマン政治を行なった唯一の政権です。

2010.10.06 14:33 URL | 通りがけ #- [ 編集 ]

自民党候補にも民主党候補にも投票せず、共産党候補に投票し続けている山口県民がここに1人います。
安倍晋三をのさばらせ、申し訳ありません。

2010.10.06 19:37 URL | loopy #- [ 編集 ]

ぽむさんへ
既得権益の擁護はただの自己保身と書きましたが、それは「左派と称する人の一部」と書きましたとおり、全員がそうだと言っているわけではありません。ただぽむさんのコメントに触発されて書きましたので、ぽむさんがそうでないとすればお詫び申し上げます。

まず河村氏を支持する人のファシズム的心理を懸念されている点ですが、私は特に心配しておりません。名古屋市民は意外に冷静なのではないかと思っています。ファシズムの危険な点は、国家主義的主張と結びついている点であって、それはたやすく弱者少数者の迫害に向かいます。ところが、今回は矛先が統治機構に向けられているので、危険性をあまり感じません。
それより、河村氏に同調している市民の声にもっと耳を傾けるべきです。それをやらないと社民党と同じ愚を犯すことになります。
名古屋市民も減税が大半の市民にとって損なことは分っていると思います。にも拘らず、河村氏の支持が一定規模ある理由を考えるべきです。市民は公的部門に不信感を持ち、それが通常の方法では是正されないと考えているのでしょう。自治体自身が猛省すべきです。
とは言っても、議員報酬が半減することはかなりまずい状況になると思います。普通の人は立候補しないので、特定企業・団体のバックアップを受けた人ばかりが立候補する可能性もあります。とにかく議員が特定の階層からしか出ないのは危険でしょう。議員は、正攻法で立ち向かうべきです。自分たちの至らなさを反省し、真剣に河村提案の危険性を説くべきです。民主主義を育てるチャンスと思います。
河村氏を叩いても、自治体が変らなければ、第二、第三の河村氏が出てくるでしょう。原因を解決することが大事と思います。
いずれにしても、河村氏は大騒ぎするほどの人物とは思えません。私は、橋下氏の方がずっと嫌です。ただの権力闘争に道州制などという大義名分を付けている点が気になりますし、手段を選ばないタイプだと思います。
それから産業界を特に批判する気はありません。彼らはルールの中で金儲けをすることが仕事です。要は、適切な規制立法を作ることだと思います。

2010.10.06 22:46 URL | greenstone #- [ 編集 ]

 どうやら、検察審査会の議決文に、瑕疵だか余分だか、体をなさない部分があるらしく、まだまだ揉めそうですね。
 いよいよ、吉本新喜劇みたいな「アホ」で「おもろい」展開になってきました。
 日本人の「国民主権」「法治主義」「民主主義」ごっこがどんなフィナーレを迎えるのか、その前にどんな混乱が待っているか、見物ですね。高みの見物とはいきませんが…

 民主党党首選はインチキだったと「小沢信者」が騒いでますが、ここまでデタラメが続くと、それも「さもありなん」というところじゃないでしょうか。

2010.10.06 23:17 URL | cube #- [ 編集 ]

greenstoneさん

>それから産業界を特に批判する気はありません。彼らはルールの中で金儲けをすることが仕事です。要は、適切な規制立法を作ることだと思います。

その規制を政府と手を組んでなし崩しにしてきたのが産業界ではありませんか。Kojitakenさんも前回エントリでふれていましたが、1995年に当時の日経連(現在は経団連に統合)が打ち出した「新時代の『日本的経営』がそれを象徴しています。
それに先立ち、細川連立政権の下、細川元首相の私的諮問機関だった経済政策研究会によって例外なき規制緩和宣言がされたことは有名です。この経済政策研究会は大蔵事務次官も務めた吉野良彦ら官僚OB、財界人、そして軽井沢グループと呼ばれる特定の経済学者たちで構成されていました。

この30年の貧困の拡大に産業界が責任があるのは、どう考えても明らかでしょう。
彼らが献金や提言を通じて政治に積極的に働きかけてきた結果、政治は貧困・格差を拡大させる方向へと向かったのです。

ところで、かっては「政財官の鉄のトライアングル」とよく言われたものですが、90年代後半くらいから官僚批判ばかりが突出してみられるようになりました。先日、コメント欄に紹介されていた内橋克人氏の『規制緩和ー何をもたらすか(1998)』に、この件についての氏の考えが述べられています。
────────────────
(冷戦後の日本の経済界に)望まれる新たな論理は次のような複雑な条件を満たしたものとして立ち現れる必要があったのです。何よりもまずかつての日米貿易摩擦のように、アメリカの国益に真っ向うから逆らうものであってはならないこと。アメリカ主導のグローバリズム(国際化)の波に棹さすものであってはならないということです。次に国内では、過去の官主導・行政独裁の政治・経済体制が、すでに限界と矛盾を露呈しつつあるなか、官僚に対する国民の反発は急激に高まっており、したがって新しい論理もそうした「反官僚」感情への同調、つまり官僚への国民の反感と反発に応える方向性に沿ったものになっている必要があったでしょう。
────────────────
今の「官僚批判」が社会変革へのポジティブなエネルギーとならないのは、これが所詮エスタブリッシュメント層が用意したシナリオに乗せられたものにすぎないからでは?

2010.10.08 02:25 URL | ぽむ #- [ 編集 ]

ぽむさんへ
倫理的な意味で産業界を批判することは可能と思います。しかし余り意味のあることとは思えないんですよ。
株式会社は、言って見れば、金儲けの機械です。もちろん人間によって営まれているので、最低限度のモラルは期待できますが、それ以上のことはなかなか期待できない。公害問題のような場合には批判が可能ですが、それ以前の問題であると批判は有効ではないと思うのです。
株式会社は、金儲けをしたい人が集まって出資した組織です。ひたすら金儲けにまい進することが期待されています。止めようとするなら、株主がそれを指示するしかないのですが、株主は、普通、金儲けのために株を買っているのです。
経営者は、利益追求のため、人件費を削減するよう常に圧力を受けています。逆に人件費削減の圧力がないのが行政組織です。ですから我々は企業に対しては人件費引き下げを抑制し、行政組織には人件費引き下げの圧力を加えねばなりません。
企業は競争をするものですから、強制的全体的に労働条件を整備することが必要です。これが規制立法を必要とする理由です。
これまでは、日本では様々な社会規範が企業行動を制約してきましたが、少しずつその規範が崩れてきました。代表的な事件が「ゴーン革命」です。これは日本の企業風土を変えてしまい、以後、大手優良企業が大手を振ってリストラ(解雇)を始めました。当時、私はそれを日々実感していました。

資本主義の歴史は、規制立法の歴史だと思います。浅薄かつ愚劣な新自由主義者は、それらを一切否定しますが、これは人間社会の要請だと思います。
基本的に、企業は利益追求を法的社会的に期待されています。金儲けの機械に、最低限度のモラルを超えて、倫理を期待することは難しいと思います。日本は、資源、エネルギー、食料を輸入に依存しており、輸出産業の稼ぐ外貨が命綱です。企業は、海外との競争のため、コスト削減の圧力に絶えずさらされています。企業行動を変えるには、規制立法の制定が原則的な手段だと思います。
献金による企業の政治支配を変えることは簡単で、法律一本通せばよいのです。公約にしておきながら、それを実現しない管政権を非難すべきです。
官僚が批判されるのは、彼らが法的社会的に国民の意思を実現することを使命とされているからです。にも拘らず、自分たちの利権を守るために仕事をしているかに見えることが問題です。利潤追求を使命としている企業とは本質的に違います。

考え方は違うようですが、目指している方向は、ぽむさんと大きくは違わないと思います。
トヨタ、キャノンと言えば、世界でも知らない人のいない超優良企業です。しかし彼らが今日の地位を得たのは、勤勉で優秀な日本の労働者の献身的努力の賜物です。それを忘れて、生活が向上し、暮らしを楽しめる余裕のできた日本の労働者の人件費を、高すぎるとして切り下げようとする彼らの姿には怒りを覚えます。

2010.10.08 22:49 URL | greenstone #- [ 編集 ]

名古屋市民の私はしつこく河村たかしにこだわりたいと思います。

「dongfang99の日記」の以下の記事で、河村人気の理由の一端がわかるようです。
http://d.hatena.ne.jp/dongfang99/20101007

日本の行政を世界の中で完全に正確に位置付けすることは困難ですが、少なくとも「悪い方」ではないと思います。十分に小さな政府でありながら、行政サービスはそれなりですから。
ところがこの記事の後段、「行政に対する信頼度」では主要国中最低。「マスコミに対する信頼度」では最高です。特に後者はなにか悪い冗談ではないかと思わせる結果です。
日本のマスコミは政治・行政=悪というスタンスで記事を書くので、日本人に政治家バッシング・公務員バッシングが強いのも当然のことだろうとの感を強くしました。

ぽむ様が載せられたYahooのコメントでも、普段は「反日マスコミは嘘ばかり書く。ネットこそ真実!」と言っている連中が、この件では「政治家は悪」という、長年のマスコミ報道に完全に先導されてしまっているのです。
(Yahooのコメント欄ではこうした頭の悪い投稿が目立ちます。普段はマスコミを毛嫌いしているのに、事件報道などではマスコミ報道を鵜呑みにして加害者(時には被害者も)をバッシングします)
こうした煽られやすい大多数を味方につけることで巧みに河村氏は現在の人気を築き上げたのです。

話変わって減税の問題です。
「減税」とは市民にとって感覚的に「激安!」ということなんだと思われます。
誰しもスーパーの激安セールには殺到します。ジャンクフードが隆盛を誇っているのも安いからです。しかしその裏に苦しむ人がいることには気が回りません。
「激安!」はしばしばワイドショーのニュースで肯定的に扱われますが、その副作用としての低時給、サービス残業や名ばかり管理職など、働く人が多く泣かされていることに対して世間の関心は高いとは言えません。

激安は賃金低下、さらにはデフレスパイラルへの悪循環の一部を成しているはずですが、庶民にとっては激安は魅力なのです。
ですからこうした激安競争には、経営者のブレーキが必要です。ブレーキが効かないなら法的に労働者保護をして悪循環を断つしかありません。

河村氏は今まさに、この「ブレーキの壊れた経営者」への道を歩み始めているのです。
「激安!」が魅力的なように、「減税」でもなかなか市民に行政サービス低下という副作用に気づいてもらうことは困難です。
健全であれば、マスコミもブレーキ役を担うところでしょうが、マスコミも大衆迎合に毒されている、さらにそのマスコミを盲信する国民ときています。
もはや社会のあり方自体が、負の渦の中にとらえられている状態と言えるでしょう。

2010.10.08 22:50 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

>小沢=地方の土豪の代表

この理解はある程度正しい。
私も地元の利益代表として応援しています。
また、何度も言いますが、地元では小沢さんが新自由主義的な言動をとったことは一度もありません。

2010.10.11 20:36 URL | そにく #- [ 編集 ]

そにく様
>私も地元の利益代表として応援しています。
>地元では小沢さんが新自由主義的な言動をとったことは一度もありません。


 少々わかり辛い記述ですが、
 『岩手4区の付近では、小沢さんが新自由主義的な言動をとったことは一度もありません。』
 の意味で良いのかな?

 何となく感じてることですが、小沢の特徴として、雪国へは積極的に利権誘導してる変わり、西日本・南日本では新自由主義的な政策を取っているような気がします。

2010.10.14 20:08 URL | 牧野弘幸 #v/Q4ADBU [ 編集 ]

この親父、ついに橋下から引導を渡され、減税をトーンダウンし始めた。
減税しか取り柄のないキワモノ親父に、もう上り坂はなかろうと嘲笑っていたが、やってくれた!マッチョ中指突き出し外交。
もう、なりふり構わんきちが○ぶりに、哀しみすら覚えたが、普通ならば御臨終だ。
B層とネット右翼以外、もう別の保守派にくら替えされるだろうが…もし、彼が巻き返したら…いよいよ覚悟を決める時と思う。政治対決のときか。

2012.02.22 12:15 URL | 旅マン #htg4sRdU [ 編集 ]













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