http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100905/stt1009050130000-n1.htm
これが本当なら、確かに菅首相が小沢一郎前幹事長に対して優勢ということになる。私は、4日の毎日新聞と読売新聞の予想を見るまでは、代表選は小沢一郎の楽勝だとばかり思っていたので、思わぬ展開に驚いている。
もっとも、昨日フジテレビとNHKで行われた論戦を見る限り、予想通りだが両候補とも大きなポイントを稼ぐことはできず、これでは「挑戦者」である小沢一郎の苦戦も止むを得ないかもしれない。今朝のNHKニュースなどでは、両候補互角の情勢だと報じられている。
一部の「小沢信者」によると、小沢一郎は身を粉にして「国民の生活が第一」のスローガンに忠実に汗を流す政治家であるのに対し、菅直人は魂を「悪徳ペンタゴン」に売り渡した新自由主義者だということになっている。しかし、両者のテレビ出演を見る限り、どちらも「サービスの大きな政府」の福祉国家路線は打ち出さなかった。それどころか、小沢一郎は所得税と住民税の減税に言及する一方で「消費税は上げない」とは言わず(次の総選挙までは上げないとは言ったが、議論をすること自体は否定しなかった)、菅直人は法人税減税の穴埋めに消費税増税分を充てる意図を隠さなくなってきた。
本当に小沢一郎が「反新自由主義」なのであれば、消費税問題で菅直人を鋭く追及してもよさそうなものだが、小沢はそうはしなかった。それは、所得税・住民税減税で不足する税収分を消費税増税で補おうという意図があるからだと私は推測した。ネットで調べてみると、「所得税・住民税を半分にする」ことと、「消費税を増税する」ことは、自由党時代からはおろか、1993年に小沢一郎が『日本改造計画』を書いた頃からずっと一貫した政策だったことがわかった。
たとえば、2006年9月の民主党代表選で小沢一郎が無投票当選した際の「基本政策」当初案で所得税・住民税の半減を盛り込むことを検討したもののこれを見送ったことを当時の読売新聞(2006年9月11日付)が報じていたらしく、リンク先は消えているが、これにリンクを張った「2ちゃんねる」の書き込みから確認することができる。
また、安倍晋三を退陣に追い込んだ参院選を直前に控えた2007年7月9日、小沢一郎がテレビ東京に出演した時の発言も、同じく「2ちゃんねる」から確認することができる(元は日刊スポーツの報道)。以下引用する。
民主党の小沢一郎代表は9日夜、テレビ東京の報道番組で、消費税率を将来は10%程度まで引き上げるべきだとの持論は変わっていないとした上で「ただし、所得税や住民税をものすごく安く、簡素化するなどの大減税と同時に考えていかないといけない」と述べた。
政権を担った場合、税制の抜本改革をどの程度の期間で行うかについては「(担当してから)そう長くはかからない。所得税の控除などもすっきりさせ、所得の低い人などは(生活保護など)歳出でみた方がいい」と説明した。
安倍晋三と小沢一郎の消費税増税論をともに批判する、上記リンク先、3年前の「2ちゃんねる」の議論を見ていると、小沢一郎に入れ上げている、江川紹子ら文化人を含むネットでの熱狂なんかよりよほど冷静であることがわかる。
なにしろ、今の「ネットで真実」な方々というのは、「このまま菅直人が総理を続ければ、来年の春から消費税の増税、所得税の増税、大企業の減税の財務省の言いなり政策が始まる」などと言っているのだ。要するに、小沢一郎が唱える「所得税減税」は善で、菅直人が次第に傾斜している(というより経団連や大企業御用労組の圧力に屈しつつある)「法人税減税」は悪だと思っているのだろう。法人税については同意するが、所得税については、この人たちは所得税の累進性というものをご存じないのだろうかと思ってしまう。
要するに小沢一郎の言う「所得税減税」は「金持ち減税」と同義なのであり、これは小沢一郎が土地の豪族(地方の大金持ち)を支持基盤としていることが影響していそうだ。ちょうど、菅直人が東京に本社を持つ大企業の男性正社員を支持基盤としていることと対応している。しかも、小沢一郎の前々からの持論が、「所得税・住民税半減と消費税10%への増税」なのだから、いずれ所得税減税分を穴埋めするために消費税増税を言い出すことは目に見えている。おそらく、小沢一郎の税制改革に関する腹づもりは、自民党時代からずっと変わっておらず、本音は今も3年前と同じだ。現に小沢一郎は、当面の消費税増税反対論についても「消費税を上げる前にムダの削減をやる」としか言っていない。
だから、税制の議論については、「『お金持ち減税』か『大手企業減税』では消化不良だ」とする、『広島瀬戸内新聞ニュース』のまとめに説得力を感じる。この記事によると、菅直人を支持する財務相の野田佳彦が、小沢一郎を「金持ち優遇だ」と批判したそうだが、開いた口がふさがらなかった。これぞ「お前が言うな」の極致だ。
ところで、小沢一郎が菅直人の消費税増税論を批判する一方で、その代わりに持ち出したのが、ひも付き補助金を廃止して一括交付金化することによる財源捻出だった。フジテレビの番組で、榊原英資が「国債発行を恐れることはない。ゆくゆくは消費税増税も考えられるが、それは5年後、10年後の話だ」としゃべっていたのを小沢一郎が遮って、私は榊原先生ほど大胆にはなれないとかなんとか言って切り出したのが、一括交付金の話だった。ひも付きをなくせば、首長は現在の補助金の7割で現在と同等以上の仕事ができるというのが小沢一郎の主張で、これは田中角栄から受け継いだ政策だとか、レーガンやクリントンがやった手法だなどという指摘がなされている。
これに対し、岩手県元知事の増田寛也氏らが、「21兆円の補助金のうち17兆円は医療、介護、生活保護などに充てられていて、7割では仕事ができない」と主張する映像が番組で流されると、小沢一郎は「今の岩手県知事(達増=たっそ=拓也)はできると言っている」と色をなした。増田寛也はかつて小沢一郎系列だったが今は離反しており、代わりに小沢一郎が岩手県知事に送り込んだのが達増拓也だが、達増は、自由党が民主党と合併した直後の2004年1月に、河村たかし、達増拓也、一川保夫、鈴木克昌、海野徹らとともに、「小さな政府研究会」を結成した人物だ。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/317
当然小沢一郎自身も参加すると見られたこの「小さな政府研究会」に小沢一郎は参加せず、逆方向の指向性を持つ旧社会党の横路グループと組んだのだが、それにもかかわらず小沢一郎は2006年にも2007年にも所得鋭・住民税の半減を打ち出そうとしたのだから、小沢一郎は鵺(ぬえ)のようでありながら、政策の根幹だけは自民党時代から一貫しているともいえる。
脱線したが、達増拓也のような「小さな政府」論者にして小沢一郎には逆らえない人物が「ひも付き補助金の7割でやっていける」と言っても、眉に唾をつけてしまうのだが、5月に一括交付金制度の試案を示した神野直彦・東京大学名誉教授が、6月に正式に閣議決定した地域主権戦略大綱では、国土交通省などの横槍によって試案の一部が書き換えられてしまい、地方自治体の自由度が拡大しない制度になりかねないとの懸念を示したのは、7月のことだった。
http://www.47news.jp/CN/201007/CN2010070301000634.html
地方自治体の自由度が拡大しない状態で、金額だけ減らされてしまうと、小泉・竹中時代の「三位一体改革」の再来になる、福祉切り捨てになるのではないかというのが、昨日のテレビ討論で、一括交付金自体は是とする菅直人が示した懸念の意味だろうが、小沢一郎は「それは小泉・竹中に限らず自民党政権は官僚主導のまま金額だけ削減したからだ」と反論した。いずれにせよ小沢一郎は、当面の不況対策としての財政支出は別として、長期的には財政規模の拡大はしない方針のようだから、小沢一郎がおよそ「サービスの大きな政府」を志向する政治家ではないことは間違いない。
私は、菅直人も「サービスの大きな政府」をどこまで志向しているのか疑っているのだが、せっかく「民主党は『大きな政府』を打ち出せ」と日頃から主張する榊原英資がフジテレビの両候補討論の番組に出演していたのだから、榊原氏に両候補がどのような政府を目指すのか聞いてほしかった。しかし、その機会がないまま両候補はスタジオを後にしてしまった。物足りなかった。
私の結論をいうと、当面の不況に対処するためには菅直人は論外、消去法で小沢一郎をとらざるを得ないが、長期ビジョンに関しては、「小沢一郎は支持できないが、菅直人も信用できない」という、ちょうど憲法問題に関するスタンスと同じになる。本当に不毛だ。
ここまで長く書きすぎて、今日も残り時間が少なくなったが、普天間基地移設問題でも、「日米合意順守」で固まっている菅直人に対して、小沢一郎は見直しの含みを持たせているものの、基本的には「日米合意を尊重する」スタンスであり、菅直人と大差ない。このことを、沖縄の地元紙は厳しく批判している。以下、『琉球新報』9月3日付社説から引用する。
米軍普天間飛行場移設問題について、小沢氏の発言はぶれている。1日の共同記者会見で、再交渉による日米合意見直しの可能性に言及。しかし2日の討論会で、日米合意を前提とする考えを明言した。
これでは日米合意を順守する意向の菅氏との違いはほとんどない。一夜明けて発言をトーンダウンさせた真意が分からない。鳩山由紀夫前首相の二の舞いはこりごりだ。
このように、「小沢も鳩山や菅と同じ」というのが沖縄の声であり、沖縄でも小沢支持が菅支持を多少上回る程度に過ぎないと聞く。普天間問題が菅直人支持の根拠になることはあり得ないが、小沢一郎を積極的に支持する根拠になることもまたなさそうだ。
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kojitakenさん、こんにちは。
小沢氏は「国民の生活が第一」を口にしますが、この認識は新自由主義と矛盾します。といって右だ左だと結論づけるわけにもいきません。じっさい、小沢氏への投票を呼びかける右翼の街宣車も走っているとか。
ただ、kojitakenさんの小沢批判にも、すこしデリカシーに欠ける傾向はありませんか(笑)。たとえば地方交付税の問題では、ひもつきの補助金のように使途を限定されなければ、無駄がはぶかれ、もうすこし地方行政はやりやすくなると首長たちは考えてきたようです。
また小沢氏も消費税アップを考えていないわけではありません。ただ参院選の直後、あの方流に、消費税は景気回復の後にしてくれってことだなと発言していたようです。
普天間にしても、いますぐ反米とはいきませんし、それが国民の合意であるわけでもないはずです。金融不況以来、アメリカ嫌いがグッとふえてきましたが。なので日米合意は守りつつ、しかし――といった文脈のほうに成熟した日本の政治家を感じますが、いかがでしょうか。
といって、小沢万能は考えられません。これほどマスコミと民主内にもぐりこんだ旧極左が反・小沢に回っている現状では、ねじれ国会を引きずってまともな政権運営ができるとも想像できません。それでも小沢氏を支持する部分には、ほんの少しでいいから、いまより生きやすい国になってほしい願いがあるのです。けっして理想を求めているのではなく。なのでB層、白痴と呼ばれる貧乏人たちは、ファッショの罠に陥る危険があると強く自覚しています。
2010.09.06 14:51 URL | わど #Fs6oSVEI [ 編集 ]
無縁社会ともいわれはじめた日本の現状を考えれば、あなたのいわれる「サービスの大きな政府」もわるくないかもしれませんね。個々人が地域での結びつきの回復をめざすより、個人と行政府の結びつきを強めるほうが手っ取り早いかもしれない。代金を払って、その見返り(社会保障)を受け取るシステム(に信用があれば)のほうがシンプルである。
ちょっとわからないのは、増税なくして今以上の「サービス」の実現が可能でしょうか?
どのような考え方に拠って、あなたの考える「サービスの大きな政府」が可能となるのでしょうか?
いくつかの記事を拝見しましたが、私にはわからない。できればご教示いただきたい。
私はなにごとにも優先順位というものがあり、かりに社会保障がまだまだ手薄だと考えるのであれば、どこから手をつけどのようなプロセスを踏めばその目的を達せられるか、あなたにはその全体像を素描してほしいと思う。議員を腐しても、なにもはじまらないのではないか。
日本のように一党が独占的に政権党であった経緯を考えれば、行政のシステムも屋上屋に架し諸矛盾を糊塗してきたはずで、その諸矛盾は膨大な行政経費となって予算を圧迫していると考えるのはまちがっていないとおもう。公務員天下りなどは、その諸矛盾の一角にすぎない。民主党は、基本的にそのように考えてきたはずだが、巨大で複雑な行政組織をまえに圧倒され萎縮さえしているのが現状だと思う。できると自分でいっている小沢氏に任せてみるのは手だと思う。もともと総理になるはずだったわけだし。
2010.09.06 16:25 URL | anton #jFjG/CSQ [ 編集 ]
神野直彦さんがAERAで以下の発言をしています。
AERA '10.8.2 No.33
「焦点は所得税増税」神野直彦・東大名誉教授
(戦後の日本は)減税で裕福層や法人企業を活気づかせ、経済成長を促す。成長すれば税収は伸び、財政は潤うという考えが根底にありました。豊かな人や企業が経済を引っ張るという思想ですね。トリクルダウン(したたり落ちる)という考えです。経済力のある個人や企業が儲かれば消費や雇用が増え、豊かでない人にも恩恵がしたたり落ちる、という理論です。しかし、高度成長が終わり経済が停滞すると、この構造が逆回転します。豊かな人の税制負担が軽くなっても、経済は好転せず、税収は増えない。格差が広がり貧困が問題になっても救済する財源がない。「所得再分配機能」が著しく低下しました。
--
こうした声がTV,新聞でFocus されないのは、スポンサーが大企業だからです。
テレビでは「日本の法人税が高いから、外国と競争できない」などと平気で言う人がいるわけです。
確かに今はリーマンショックから企業は立ち直りつつあるので、少しは多めに見てあげましょう。
円高の影響も大きいでしょう。でもね、リーマンショック前の企業が大もうけしていたときも、企業の実際の税負担は(試験研究費税額控除、外国税額控除、受取配当益金不参入によって)それほど高くはないんです。
法人実効税率のごまかしと法人所得課税
政府税調答申、経団連提言を斬る
http://www.zsk.ne.jp/zeikei552/ronbun.html
ここに載っている企業の中には実際の実効税率が10%を切っているところもあります。
これでいて庶民に消費税10%を押し付けるなどと、よく言えたものです。
企業はいったいいつまともに税負担するというのでしょうか?
これでは日本国憲法が規定する「応能負担原則」が歪められるてしまいます。
また神野氏はこの文中で「(財源不足を)消費税で帳尻あわせをする必要はないと思います。所得税を91年の税率に戻すだけで10兆円を超える税収が期待できます」と述べています。
普天間基地についても、「抑止力」とは関係のない「利権争い」であるとは明白です。
情報紙「ストレイ・ドッグ」(山岡俊介取材メモ)
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/cat7603926/index.html
こうしたこと(「抑止力」による軍事費)を見直さないで、消費税増税・法人税減税など許してはだめです。
日本は巨大な利権によって、支配されています。
日本の将来を真剣に考えてくれる政治家が出てこなくては、日本に将来はありません。
2010.09.06 22:18 URL | Vitamin-C #lqZcrvkk [ 編集 ]
antonさん、
日本の政府がどうあるべきかというのは、私はブログで何度も書いていますが、ここ最近は繰り返してなかったかもしれませんね。今年2月頃の記事をご参照いただきたいと思います。
「いくつかの記事を拝見しましたが、私にはわからない。できればご教示いただきたい」などというantonさんの高圧的な、というか「上から目線」のご表現には、ブログを書く人間として少なからず頭にきますが、自制して申し上げれば、「大きな政府」という言葉から明らかなように、私は日本政府は高福祉高負担を目指すべきだと考えています。
但し、以下の2点は絶対にゆるがせにしてはなりません。
まず、現在の不況下で増税を行うことは、ただでさえ冷え込んでいる消費をさらに冷やし、税収減になって財政赤字をさらに増やすだけだから絶対にやってはいけないということ。
逆にいうと、景気が回復すれば増税を実施すべきだと考えています。
その次が第二の重要な論点ですが、増税を行う際には、まず富裕層や大企業から増税することが必要です。特に、日本の所得税は分離課税だらけで、金持ちはその恩恵に浴しているので、これを廃止して総合課税化すること。これが絶対に必要です。また、資産課税も強化しなければならない。、その次に行うべきは所得税の累進性の再強化です。それで足りない分を、環境税の創設、それでも足りないなら、そこで初めて消費税増税を検討すべきだと考えています。
2010.09.06 22:26 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]
結局、大きな政府だの生活が第一だの言った通りできないのは、
選挙に勝つための方便に過ぎなかったからじゃないかとも考えられる。
そう疑うこともなく「100%実行される!」と真っしぐらなのが小沢信者じゃないかと。
それに土豪をバックにしているのは、小沢に限らず地方出の自民党OB組がほとんど。
そんな連中に小沢マンセーされても、「お前が言うな!」の世界。
菅シンパにしても、「小沢よりマシ」なんて考えで、
その欠点に無頓着…特に地方組…なのは論外。
2010.09.07 15:45 URL | 観潮楼 #- [ 編集 ]
税に関してはまったくブログ主さんのおっしゃる通りで、所得税では累進性を強化して金持ちへの増税をすべきでしょうし、法人税も大企業優遇になる減税などとんでもないことでしょう。
ちなみに今日のお昼に放送されたテレ朝系の「ワイドスクランブル」で、コメンテーターの須田さんが、菅さんの側近の寺田補佐官に対して、寺田さんが小沢さん批判で財源問題を持ち出した時に寺田さんをほとんど怒鳴りつけた場面がおもしろかったです。
須田さんは、法人税減税の為にお財務省がプールしてあるそれを使えば子供手当ぐらい容易に捻出できる。
それをしないで財源がないというのは財務省に洗脳されているからだとまで言い放っていました。
たしかに小沢さんに対して、子供手当を満額支給する財源はどうすると攻撃していた菅さんたちです。
財源もないのに法人税減税を言えるわけもないということになります。
その時の寺田補佐官はその問いかけに対して、それは小沢さんが言っていることではないから(答える必要はない)と必死に逃げていました。
どうやら何か裏がありそうだなという感じを受けたのは、私だけではないと思います。
2010.09.07 15:59 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]
kojitakenさん、こんばんは。
ふつーこんなコメントはダメなんですが、ハテナの記事「小沢一郎の主張は本当に『社会民主主義的』なのか?」をこちらのFC2ブロウのほうにもアップしていただけませんか。
どういうわけか、PCを替えたからか、ハテナにログインできなくなって、自然、コメントもできなくなりました。
タクシー運転手のおれなんかとお話しても、どうという参考にはならないかもしれませんが、あるいはB層、白痴と呼ばれる貧乏人の一部の気持ちはお伝えできる可能性もなきはないです。
2010.09.07 18:43 URL | わど #Fs6oSVEI [ 編集 ]
小沢信者の人たちは、小沢さんの政策一つ一つのが。日を増す毎にトーンダウンしてるのをどう思ってるんだろう。
消費税に関しては、もはや菅さんといってること変わらないでしょう。小沢さんの言う3年間というのは。別の言い方をすれば次の選挙まで。論議もよろしいとなれば。違いなど微々たるもの。
あと、世論調査で低いのに。ネットでは支持率が高く大人気。街頭に出たら小沢コールですか。
これって小沢と麻生の名前を入れ替えたら。1年前と同じ状況です。
この時、麻生さんのネットだけ支持率が高い事をせせら笑ってた小沢信者が、今では
そのネット支持率が正しいという。
小沢信者に限っては冷静な人の集まりだと思ってたんだけど。
2010.09.07 21:49 URL | haru #- [ 編集 ]
信者と言えば、マスコミの足かけ2年にわたる政治とカネの問題での国民大衆への刷り込みもまたひどいものです。
ほとんどの国民は情報をマスコミから入手しますから、国民のほとんどは小沢さんや秘書さんたちをカネの亡者のごとく扱っています。
だから海外の人たちからみたら、日本国民の大半はマスコミによって小沢金権批判教の信者のようにされていると映るのでしょうね。
ここの皆さんの中にもそういう信者のような方が見受けられる位です。
しかしこのことは日本の命運を左右しますよ。
なぜならば、これだけ簡単に世論コントロールされてしまう日本国民では、見下されてしあたりまえでしょうから。
私が外国人ならば、日本は搾取の標的にみるでしょう。
そして実際にそういうことになりつつあります。
2010.09.07 22:50 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]
お久しぶりです。小沢氏の日本改造論は素晴らしい内容ですが、最近は社会主義者に豹変したのではないかと心配しましたが、思想というのは変わらないものです。小泉自民党との対立軸作りのために社会主義者を装っていたのでしょう。
控除全廃フラットタックス+消費税が理想的でしょう。現状、日本は年収800万以下の中間層への課税は低すぎるのですが。我が国では金持ちに嫉妬し足を引っ張ることしか考えていませんね。これがこの20年の低迷の原因でしょう。
指示母体や公明党との連立を視野に入れての外国人地方参政権に賛同するのは考えなおして、官僚主導打破に剛腕を奮って頂きたい。
2010.09.07 23:27 URL | 資本主義者 #- [ 編集 ]
わどさん、
コメントありがとうございます。
> ハテナの記事「小沢一郎の主張は本当に『社会民主主義的』なのか?」をこちらのFC2ブロウのほうにもアップしていただけませんか。
というリクエストですが、了解しました。
こちらのブログは原則として月曜日・金曜日の週2回更新ですが、必要に応じて水曜日に更新することにしています。取り上げたい大ニュースがあった時のほか、読者からのリクエストがあった場合にも更新したことがあり、半年前にshuueiさんのリクエストに応じたことがありました。
「はてな」の記事のコピペに少し加工して、明日公開します。
それから、「タクシー運転手のおれなんかとお話しても、どうという参考にはならないかもしれませんが」なんて言わないで下さい。ここも、政治・経済のど素人が運営しているブログなのですから。とらわれのない心で書かれたコメントであれば、いつでも大歓迎です。
2010.09.07 23:40 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]
資本主義者さん、お久しぶりです。
コメントに大ウケしました。ここ最近当ブログにいただいたコメントの中では、もっとも強烈にワサビが利いていたかな。明日の臨時エントリでご紹介させていただきますね(笑)。
2010.09.08 00:06 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]
わざわざ臨時エントリーで扱って頂けるのですか!(笑)
極左ブログからすれば私のコメは大うけでしょうね~。
2010.09.08 00:13 URL | 資本主義者 #- [ 編集 ]
このコメントは管理者の承認待ちです
2017.04.25 11:23 | # [ 編集 ]
このコメントは管理者の承認待ちです
2017.07.15 17:12 | # [ 編集 ]
このコメントは管理者の承認待ちです
2017.08.08 04:40 | # [ 編集 ]
このコメントは管理者の承認待ちです
2018.02.08 10:20 | # [ 編集 ]
このコメントは管理者の承認待ちです
2018.12.01 05:33 | # [ 編集 ]
このコメントは管理者の承認待ちです
2019.02.13 03:30 | # [ 編集 ]
このコメントは管理者の承認待ちです
2019.02.28 18:42 | # [ 編集 ]
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