きまぐれな日々

つい最近知ったばかりなのだが、小沢一郎の側近がやる政治を「忖度政治」というのだそうだ。

鳩山政権時代の3月に、民主党で生方幸夫副幹事長を解任する動きがあったが、一転して留任となった際に用いられた。生方氏が小沢一郎幹事長(当時)を批判したとかで、小沢一郎の側近が過剰反応したのだが、小沢一郎自身が、何も解任するほどのことでもないと言ったとか言わないとかで、一転して解任が取りやめになった。この時以来、大親分である小沢一郎の意図を忖度して側近が動くことが「忖度政治」と揶揄されるようになった。

小沢一郎の側近らのやる「忖度政治」とは、「長いものには巻かれろ」式の思考に基づいており、これほど彼らがスローガンとして掲げる「国民の生活が第一」からかけ離れたものはないと思うのだが、そんな彼らが鳩山由紀夫前首相の別荘で「気合いだ!」と気勢を上げていたことにはドン引きさせられた。

軽井沢に160人もの民主党議員が集まったことに植草一秀などは狂喜乱舞して、

皆で「カンけり遊び」でもすればさらに盛り上がったのではないかと思われる

などと軽口を叩いているが、『日本がアブナイ!』に紹介されている、「あまり政治に関心のない年配の婦人」の言葉が、庶民の感情をよく言い表していると思う。ご婦人はこう仰っていたという。

もし小沢氏が首相になりたいのなら、自分でそう言って、動けばいいのに。軽井沢の懇親会もそうだけど、まるで皇室の方とか、すごくエライ人を扱うように、周囲が気持ちをおしはかって、きちんとお膳立てして、「お出まし頂く」みたいな形をとらないといけない感じになっていることに、違和感を覚える。


これが「庶民感覚」というものだろう。「闇将軍」といわれた田中角栄の秘蔵っ子だった小沢一郎にとってはごく当たり前の行動形態かも知れないが、政治手法としては「古い自民党」そのものであり、いまどき自民党の政治家だってこんな行動様式はとらない。

ところが、ここからが問題である。単に小沢一郎の政治手法が古いというだけなら、すんなり菅直人が再選されればよいし、当ブログもそのような論陣を張るだろう。だが、最近金子勝がしばしば指摘するように(昨日もTBSの『サンデーモーニング』で言っていた)、民主党が昨年の衆院選で掲げた「国民の生活が第一」のスローガンに基づくマニフェスト(その中にはスローガンと相容れないものも一部含まれるが)を骨抜きにして参院選で敗北したのは菅直人首相の方なのである。金子勝は、政治手法は小沢・鳩山の方が「古い自民党」と同じだが、政策は菅の方が自民党と同じ(というより小泉構造改革路線と同じ)であるという「ねじれ」が生じていると言っている。

私は、金子勝の見方は民主党に甘すぎると思う。実際には鳩山政権でも「旧民社の害毒」がマニフェストの実現をずいぶん妨害してきたし、官房長官を務めた無能な平野博文をはじめ、中井洽や直嶋正行といった「旧民社」の政治家たちを任命したのは鳩山前首相だった。鳩山由紀夫は政権末期に、ウリにするはずだった環境・エネルギー政策が骨抜きにされたと嘆いていたが、旧民社の直嶋正行なんかを経済産業相に任命したら、御用労組の意を受けて、金子勝が必要性を力説するような「環境・エネルギー革命」を目指す政策などをことごとく潰し、これを原発推進の口実にすり替えてしまうことなど目に見えていた。

要するに、小沢・鳩山は単に政権に与える影響力が小さくなってしまったために「マニフェストを守れ」とか「原点に返れ」などと言っているだけであって、そもそも民主党に「原点」なるものが存在するのかどうかさえはっきりしない。民主党には「綱領」は存在しないし、「綱領を作れ」と主張しているのは旧民社系の議員だという。旧民社なんかが主導する「綱領」だったら、ない方がまだましだ。

小沢一郎の理念や政策も不明である。前回のエントリにTBいただいた『Afternoon Cafe』は、こう書いている。

去年の衆院選では小沢さんは「国民の生活が第一」という耳に心地良いキャッチフレーズを全面に出しましたが、リップサービスだけなら誰でもできます。
問われるのは何をどう行動に移したのか、です。
で、小沢さんの行動といえば、民主党が野党だったときに自民党との大連立を目論んだり、比例定数削減に熱心だったり、普天間基地問題では鳩山さんのそばにいながらだんまりを決め込んだり・・・およそ「国民の生活が第一」とはほど遠い内容ですね。だからこの人は政策や理念より「政局が第一」の政治家に思えて仕方ありません。


過去の言動にも評価できないところが多いが、小沢一郎のビジョンもはっきりしない。明らかに菅直人より勝っている部分は一つだけあり、それは小沢一郎が緊縮財政指向をきっぱり否定している点である。しかし、小沢は日本の将来像は示していない。

菅直人のブレーンには高福祉高負担を目指せとする学者がいる一方、菅直人を支える前原グループや野田グループは低福祉低負担(新自由主義)を目指す政治勢力だ。この「呉越同舟」も問題だが、小沢一郎にも今なお「小さな政府」指向が強いように私には思われる。

例によって小沢一郎自身ははっきり語らないのだが、テレビ番組などで「みんなの党」の渡辺喜美らから「民主党は大きな政府だ、社会主義だ」と言われると、小沢一郎に比較的近いとされる原口一博は、「大きな政府を目指すなどとは言っていない」と議論を遮るし、小沢信者の間で人気が高いらしい名古屋市長の河村たかしは、最近テレビに出演するたびに、「民主党は減税勢力の代表となるべきだ」と主張している。ところが現実には、年収1000万円以下の国民は、税金にとられる分より公共サービスのお世話になる寄与の方が大きいのだから、河村たかしの主張通りに民主党が「減税勢力の代表」になって政策を推進すれば、日本社会の格差はさらに拡大することになる。

冒頭に触れた植草一秀などは「良い小さな政府」を標榜しているが、「小さな政府」に良いところなど何一つない。「小さな政府=悪」なのである。ところが私は、小沢一郎はもしかしたら「良い小さな政府」を主張したいのではないかと疑っている。30年にも及んだ新自由主義全盛期に、「小さな政府」という言葉は、「官から民へ」と並んで、肯定的な意味合いで語られてきた。2005年の「郵政総選挙」でも、小泉自民党は「小さな政府」を掲げて圧勝した。

それから5年が経過し、流れはずいぶん変わった。かつて「新自由主義寄りのリベラル」だと思っていた榊原英資が、近著『フレンチ・パラドックス』(文藝春秋、2010年)で堂々と「大きな政府」を目指せ、と主張するようになった。しかし、河村たかしの主張にハートをわしづかみにされる名古屋市民が今でも大勢いることも、反面の事実なのである。政局が第一、選挙が第一である小沢一郎は、「国民の生活が第一」をスローガンに掲げておきながら「小さな政府」を目指す、実際には実現不可能な「良い小さな政府」の路線が、選挙でもっとも多くの票を得られるとでも考えているのではなかろうか。

以上は邪推かもしれない。だが、小沢一郎が表舞台に出てきて、堂々と自らの政策を主張して菅直人と戦おうとしない限り、私には小沢一郎とはその程度の政治家だとしか思えないのである。

何度でも書くが、小沢一郎は民主党代表選に立候補して、菅直人と堂々と政策を議論すべきだ。そして、論争に勝った方が民主党代表になる。そんな代表選にしてもらいたいと思う。


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kojitakenさん、こんにちは。まだ全国的に猛暑の名残りがきついみたいですが、お元気でお過ごしでしょうか。こちら東京も暑いとはいえ、ようやく酷い湿気から抜け出しはじめ、公園や街角の茂みでは鈴虫がセミに主役の交代を迫っています。
日本の政治、これからどうなっていくんでしょうね。kojitakenさんより政治を見つめる経験は短いはずですが、小泉・竹中路線の失敗以後、というかバブルの崩壊以後、この国は未来が見えない歴史に放り出されてきました。「未来が見えない」は、メタファーではありません。
ますます世界がグローバル化して複雑になっていくからでしょうか。ワーワーと現状の危機を指摘する人は多いですが、これといって信頼できる解決策を示しえて、あるレベルの成功を収める質の高い思想・主張は目にしません。ネットの「赤旗」まで読んでみましたが、代表選関連の記事は、岡田・前原両氏らの視座とほとんど変わらない内容でした。弱小政党をイジメたいのではなく、他の先進国をふくめた歴史の「未来が見えない」状況を例証したかったのです。
こんな場合にも生物たちは生き延びてきたみたいですね。絶滅したはずの恐竜はカラスや雀として生き延び、セミは生殖の周期を合わせて種の繁栄を模索してきました。だから人間にも未来を生きれないはずはない。ですが、そのコツは、いまよりすこしだけ生きやすい条件を探すことしかないと思うのです。理想ではなく。それにも失敗すれば絶滅です。(※)要領をえない長文、失礼いたしました。

2010.08.23 11:44 URL | わど #Fs6oSVEI [ 編集 ]

トラバありがとうございます。
政策も何も語らず代表戦に出るのでは、かつて「国民不在」と言われた自民党総裁選と全く同じ。
この総裁選に民主党員は、国民により良い政治を提供するには誰を代表にするのがよいのか、という視点で臨んで貰いたいものです。
与党は国民により良い政治を提供するためにあるのですから。

2010.08.23 12:35 URL | 秋原葉月 #449pMq2M [ 編集 ]

民主党を擁護するわけじゃないけど、政権交代から今年初めくらいまでの、およそ執行部に批判的な意見が出てこず、不気味な沈黙と拍手喝さいを続ける民主党からすれば、今の方がよほどマシかと思ったりします。

まあ、単に小沢が権力の座から落ちたからそうなっただけで、今も小沢の取り巻きは忖度政治してるし、公然と小沢批判するのも、政府や党の幹部の座にいる人たちばっかですけどね・・。

対立が政策やビジョンと結び付いていないように見えるところは確かに問題ですが、派閥対立なんて多かれ少なかれそういう面もあるし、財政問題やマニフェストの位置づけで、漠然とした対立点は出来てきている気がする(ただ、小沢側にマニフェストを貫徹する妙案や、財政再建路線への対抗策があるとも思えませんが)。

2010.08.23 16:08 URL | こころ #- [ 編集 ]

Kojitakenさん、私のコメントを取り上げてくださってありがとうございます。
小沢氏の人物としての印象です。
小沢氏自身も言っているように、口下手な人です。まとまった話をするときは常にメモを用意しますし、突然の質問に対してはきちんとした受け答えをしません。この人が論戦をしている姿を見たことがありません。
国民に直接語りかけることが不得意で、総理としては、そういう点が不向きです。それが分っているからこそ、これまで首相ではなく、キングメーカーを志向してきたのでしょう。大統領制の国では、絶対に大統領に成れないタイプです。
また海外で外国の首脳と会うときも口下手が弱点となるのではないでしょうか。
首相になっても、長期政権を自ら避けてしまうような気がします。
この人は、密室で一対一で直談判するときに本領を発揮するタイプだと思います。

他に、やはり口下手が原因かもしれませんが、ひどく子供っぽい振る舞いをします。
例えば、首相と約束があるとき、わざと待たせたり、首相が話をしたがっているときに、わざと釣りに行ってはぐらかしたりする。相手は小沢氏を知っているので、特にそのことを取沙汰しませんが、傍で見ている国民は、うんざりしてしまいます。
こういう自分の力を示そうとする大人気ない態度を見ていると、こんな人が首相になることがとても恥ずかしくなります。

この人が、首相になれば積極財政に舵を切り、国民の支持が少ないだけに、一層のバラマキに走るでしょう。しかし、この人の積極財政は、かつての自民党の政策の復活であり、その後の展望に欠けていることが問題と思います。
彼は、現在の日本の危機にあって、これをやりたい、というものがありません。しかし、「国民の生活第一」を、どうやって実現するかが、今、一番問われていることです。

管首相は、限られた財源の中でしか景気対策を行なわないでしょうから、新たな景気刺激のアイディアがない限り、景気の先行きは不透明のままかもしれません。
管首相、枝野氏は、新自由主義的政策より、むしろ高負担高福祉を目指しているように思います(それが日本で成功するかどうかは別として)。前原、玄葉氏の路線とは若干肌合いが違うのではないでしょうか。

いずれにしても、管か小沢かで経済財政路線がかなり違うと思います。それなのに党内の論理で首相が決まってしまうところが最大の問題です。もっと政策ごとに政党が分かれて欲しいです。
小沢氏が首相になる可能性は極めて少ないでしょう。もしなったとしても支持率の少なさから早々に退陣すると思います。そのとき衆議院を解散し、政界再編の上で、選挙をするのが一番いいのかもしれません。

2010.08.23 22:08 URL | greenstone #- [ 編集 ]

 1995年に武村正義(大蔵大臣、当時)が財政非常事態宣言をしました。「日本はこれ以上負債を増やすことはできない」類の声明を出しました。このとき日本の国債発行残高は名目GDPの86%程度。
で、15年たって国債発行額が名目GDPの180%になってもまだ日本は財政破綻しませんね。

何かおかしいと思いませんか?

財務省の魂胆が丸見えですよね。
かれらは消費税率を上げたいわけです。
なので財政危機をあおって国民に増税やむなしと思い込ませたいのです。

残念ながら菅さんは財務官僚に取り込まれてしまいました。
他の民主党の議員はどうでしょうか。

2010.08.24 03:42 URL | gt5 #yOkMZJi6 [ 編集 ]

実際の話、小沢一郎が代表選の表舞台に出て勝っちゃって、民主党代表の位置に再びついたとして、それを維持するとなったらかなり強権的な采配をしないと政権を維持出来ないでしょうね。
それこそ検察とマスコミは政権に対して一切のチェック機能が働かないように、完全統制が必要です。
昨年選挙前の検察とマスコミによる執拗な代表からの追い落としからして、そうでもしなければ民主党の政権自体が小沢一郎代表就任から3ヶ月でトドメを刺される…、そんな気がします。

小沢一郎が強権的な采配を振るう中、親分ヨイショの忠実な部下気取りの人たちが、「小沢派でなければ人でなし」的な忖度政治をエスカレートさせる…、軽くゾッとしますね。
彼らは国民にさえ、あるいは政権への批判をきかさない様、圧力をかけてくるかもしれない。(考え過ぎでしょうね。お笑いください)

昨年の代表を追われた経験から反省し、今度は“徹底的に”権力の中枢を取ろうと決意した小沢一郎の方が、私は今の曖昧模糊とした菅政権より、よほど怖い。
だって口下手な彼が本気で代表選に勝とうとするなら、政策や理念を訴えるなんてやり方じゃあ、決して通用しない、勝てないのは、自他共に認めるところでしょうから。(そこを見越して、つまり政策や理念を訴えることでの小沢一郎の敗北を見越した上での、kojitakenさんの小沢一郎代表選出馬の檄のようにも思います)

まあ、そんな私の心配も杞憂に終わると思います。
そんな強権的な采配が小沢一郎に出来るなら、去年 幹事長に就いていた時に検察と手打ちをせずに“徹底的に”内部人事に手をつけたでしょうし、鳩山由紀夫のW辞任にも首を振らなかったでしょう。(その気があるならあるいはその時に民主党代表となる電撃的な手を打ったと思います)

マスコミが訴えるような「剛腕」でもない、むしろ小心的な彼は、やはり代表選に出ず、裏方でいてくれた方が世のため人のため。

無理を通したら、通すなら、道理は引っ込むもの。
昨年、衆院選前の検察がまさしくそうでした。
あれに抗するなら、今度は小沢一郎が昨年衆院選前の検察と同じにならなくてはならない。あるいは国民に対して。

しかし、彼はその道を取らない、取れないと私は思います。
その程度の政治家であったというか、「国民の生活が第一」ならそれしかないだろうと愚昧な私は思う次第です。

2010.08.24 04:24 URL | 朱の盤 #XQYq98OQ [ 編集 ]

greenstoneさんや朱の盤さんの書き込みは説得力があってなるほどと思います。

ここのところkojitaさんと同じ趣旨で、場所は違えど別個に進んで同時に撃っているわけです。

個人的には今回の代表選挙を通して、小沢一郎の実像を冷静に見つめてみたいと考えています。
ソンタクズなどを排した虚構ではない政治家小沢一郎は何を考え何を主張しているのか。

生理的に嫌いな人物なのですが、見極める最後の機会なのではと思います。

肉体的な耐久力や知性、対話や議論の技術その観点からいけばおよそ首相の資質はないと思いますが、残された時間的制約の中で今回は正体が明らかになるのではと思います。

しかしいつも期待はずれなんだよなあ、とあらかじめ自戒するわたしでありますが。

2010.08.24 08:30 URL | 浮舟亭田中屋 #- [ 編集 ]

1㌦84円をつけ、日経平均が9000円割れしました。
昨日の白川総裁との会談は、かなり前から注目されていました。
短期的な景気動向、為替相場の動きのカギとなる会談だったはずです。
しかし何のサインも出されませんでした。

話題がずれるのですが、管首相への文句です。
管首相の弱点は、外交安保、経済と言われていました。
ずっと野党できたので仕方ないかもしれません。
特に、外交は閣内に入って始めて学ぶ政治家も多いそうなので責められないのかもしれない。
しかし経済について弱いのは問題が大きかったと思います。
この人は、実社会でのビジネスの経験がありません。日経新聞も読んだことがないでしょう(多分)。
野党時代もトンチンカンな発言を繰り返していましたが、その後も勉強した形跡がありません。
このことが、財務相就任当時の円高発言につながり、参院選の消費税増税発言に結びついたと思います。

当初、国家戦略室担当相として予算の大枠を決めるはずでした。
しかし藤井財務相がそんなことを許すはずがなく、最も重要な仕事を奪われました。
その時から、菅氏は財務省に思いを寄せ続けていたと思います。
予算編成こそが政治そのものですが、かなり専門的な作業で主計局のスタッフ抜きで行なえないと言われています。
そして財務相になったとき、菅氏は喜び勇んだことと思いますが、見事に取り込まれた。
素人を専門家が数人がかりで洗脳することは簡単です。
彼は自分で考えて消費税増税を打ち出したと信じていますが、そう思っているのは本人だけで、財務官僚に誘導されたことが明白です。
今、管内閣に経済が分る人がいません。
経済の分る人を求めると官僚OBしかいません。
今後も官僚のシナリオどおりに全てが進むでしょう。

思うのですが、政治家にマクロ経済や財政学を教える教育機関があればよいと思います。
右翼養成所の松下政経塾に代わる学校を、鳩山さんあたりが私財で作ってくれないか。
このような機関があれば、デフレ脱却議連のようなものはできなかったと思う。
しかし、基礎的な素養を身に付けても専門家の官僚には太刀打ちできません。
ですから、政党にシンクタンクを置き、研究者を養成し、閣僚のスタッフに登用してゆくことも必要と思います。
私は、このような費用に当てるのならば、政党交付金が増えてもいいのではないでしょうか。
本当の政治主導は、ここから始めるべきです。

2010.08.24 22:38 URL | greenstone #- [ 編集 ]

>greenstoneさん
>このような費用に当てるのならば、政党交付金が増えてもいいのではないでしょうか。

日本の政党助成金(政党交付金)の額は世界でもダントツなのですけどね。
例えば、政党助成金を世界で最初に導入したスウェーデンと比べてみましょう。スウェーデンでは、1965 年、政党補助金と政党事務局補助金から成り立つ「政党に対する国庫補助制度」を導入しました。2007 年の 政党補助金と政党事務局補助金はトータルで1億5,702万クローナ(約27億6,500 万円)になります。
一方、2008年度の我が国の政党助成金は、総額約319 億円です。
ただ、スウェーデンの人口は約 918 万人(2007年)なので、人口1人当たりの補助額は約 301円、日本は人口1人当たり 250 円になります。
人口1人当たりの負担で考えると日本のほうが安いわけですが、議員ひとりで考えるとどうでしょう。
スウェーデンの国会議員総定数は349名(2007年)なので合計額1億5,702万クローナ(約27億6,500 万円)を定数で割ると1議席あたり日本円で800万弱となります。
一方、日本は722人(衆院480・参院242)ですから議員ひとりあたり、なんと4400万円以上になります。

参考サイト
参議院総務委員会調査室による
「英国及びスウェーデンの選挙制度及び政治資金制度」
http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2008pdf/20080804064.pdf

これほど極端な差ではないとはいえ政党助成金制度を導入している他の国(ドイツ、イギリス、フランス等)と比べてもぶっちぎりのトップの座はゆるぎません。
これだけもらっていてもこんな程度だったのですから、増やしてもたいした事は期待できそうにもないと思わざるをえません。
そういえば、小沢一郎には自由党時代の政党助成金着服疑惑なんかもありますね。

ちなみに、国会議員80人を減らして削られる予算は56億円ですが、政党助成金約320億円を削れば、国会議員450人分もの経費を削減できます。

2010.08.25 00:14 URL | ぽむ #mQop/nM. [ 編集 ]

小沢はなにもやらなかったという意見をよく
聞きますが、


生活保護の母子加算復活

をやっています。

2010.08.25 04:04 URL | たけし #- [ 編集 ]

>菅直人のブレーンには高福祉高負担を目指せとする学者がいる

誰のことでしょうか?
>「消費税率を2%上げれば失業率は2・8%に低下」
http://alcyone.seesaa.net/article/160578786.html

こんなうそを平気で言う恥知らずのことですか?

だいたい今の消費税自体、福祉目的で導入されたはずではありませんでしたか?
それでどのように福祉目的に使われたんですか教えてくれますか?

くずが福祉目的を言う時は
国民に対してサギを行い
官僚や天下りを儲けさせるだけと
東洋のお猿さん帝国では今も昔も変わりませんが、
いいかげん目を覚ましたらどうですか?

イラカンも新自由クラブならぬ新民主クラブでも作って、官僚のロボットのセンタニともども前原一派とともに独立したらどうなんでしょうか?
そこまでの人望もありませんか。

>元リクルートの江副浩正さんへの取材申込書をつくる。平成20年12月9日の仙谷の政治資金集めパーテイに150万円のパー券買っている件。仙谷さんといえば、旧コスモ信用組合の泰道三八、商品先物「オリエント貿易」下山弥寿男から政治献金をもらっているが、ここで江副さんがでるとスリーカード。
http://twitter.com/officematsunaga

2010.08.26 20:28 URL | 東海地震 #a2H6GHBU [ 編集 ]

kojitakenさんが、菅直人vs小沢一郎のガチンコ勝負を望みながらも、いずれの首相候補にも期待しない、という理由はよく理解しているつもりです。
私自身は、政治の世界は、「bestのリーダーを選べることが最も望ましいが、bestの人間がいない場合にはbetterな人間を選ぶ」ことでひとまず納得し、あとは、より望ましい方向へリーダーが進んでいくように働きかけていく、というのが我々有権者が取るべき道だと思っています。

その観点から考えると、私は小沢氏が民主党代表となり首相となることに期待します。
理由はいくつかありますが、そもそも、2009年3月に西松事件が持ち上がるまで、小沢代表のもとで次期衆院選を戦うことになっていました。そのとき有権者(の多く)が民主党に期待したのは、「官僚依存政治からの脱却」です。他にも「取調べの可視化」や、もちろんマニフェスト【国民の生活が第一】のための各政策の実現が期待されていました。
これらの実現には、【既存の体制を踏襲したい官僚の抵抗】を打破するエネルギーが必要だったはずですが、西松事件の影響で小沢氏が昨年5月に代表を辞任したため、官僚に対して大鉈を振るう力などまったくない鳩山氏が代表になった結果、これらの政策は一歩も進みませんでした。(小沢氏なら官僚依存政治をどれだけ打破することができたのか、もちろんわかりません。これに懐疑的な見方をする人に対して明確な反論はできませんが、少なくとも鳩山政権の残した実績ゼロよりはマシだったことでしょう)

一方、鳩山政権の外交問題で最重要課題となった普天間問題では、小沢氏は「あの青い海を埋め立ててよいのか」と発言しました。政府内の担当閣僚ではなく党幹事長という立場上、これ以上のことは言えなかったと私は考えています。そしてもし小沢氏のこの発言がなかったら、鳩山政権のうちに辺野古移設が決まっていたことでしょう。
官僚依存政治からの脱却、普天間の国外移設。この実現に向けて努力を傾けるなら、私は小沢首相に期待します。

今回の民主党代表選をめぐる報道で脱力してしまうのは、鳩山氏の発言です。例によって、目の前の人間に媚びる発言のオンパレード。見方を変えればキングメーカー気取りと言われても仕方のない発言が続きました。
小沢氏出馬に対して、「5月に鳩山首相とともにセットで幹事長を辞任したばかりなのに、代表選に出るのはおかしい」という見方もありますが、普天間問題の処理を誤り、求心力が急低下した鳩山首相のもとでは参院選は戦えないと判断した小沢氏がセットでの辞任を勧めたのが真相でしょう。マスコミが作り上げた、「政治資金に問題のある小沢」というイメージを払拭することで、民主党が参院選で過半数を確保することができるという読みも当然あったはずです。

しかし菅氏は「脱小沢」を掲げて支持率を回復させたことに気を良くして、マスコミがかねてから推進していた「消費税増税」をぶちあげました。マスコミと財務官僚をはじめとした官僚が後押ししてくれると信じて。

そのマスコミの論調のうち、「反小沢」は、世論にも沿っていたのかもしれませんが、「消費税増税は日本の将来を考えるとやむを得ない」という方は、実は世論には浸透していなかったわけです。菅氏はそこを読み違えました。朝日新聞の参院選前の、消費税増税についての賛否を問う世論調査の推移をみれば、参院選大敗の原因はまさにこの一点にあることは間違いありません。

小沢氏としては自らの幹事長職と引き換えに民主党の参院選過半数を勝ちとってもらうよう菅氏に託したつもりだったのに、現状維持どころか大敗。
しかも菅首相は自らの一連の発言で民主党を大敗させてしまったことに対して口先だけの反省の弁を少し述べたのみ。そして今後も「脱小沢」路線のまま強行突破しようとする仙谷氏、前原氏らの言いなり状態です。
これでは小沢氏が代表選出馬を決意するのは当然です。

2010.08.27 02:53 URL | sweden1901 #SVqLzQOU [ 編集 ]

(つづきです)

問題は、小沢氏が民主党代表になり首相に指名されたと仮定したとき、その後も予想されるマスコミからの攻撃です。

マスコミの論調が、小沢氏の「政治とカネ」の問題をいつまでも掘り起こし続けるのは眼に見えています。これを無視して政権運営ができるのならばそれに越したことはありませんが、果たして・・・?

私自身は、小沢氏に「政治とカネ」の問題がまったくないとは信じていませんが、西松事件では結局不起訴でしたし、政治資金収支報告書への4億円不記載の件も検察は2回も不起訴としているわけで、市民によって構成される検察審査会が2回目の起訴相当を議決して強制起訴となったとしても、検察官役として弁護士が法廷に立つ裁判で有罪になるとは考えにくいと思っています。小沢氏が「企業からの献金・パーティーのの全面禁止」を早急に進めることをするのであれば、いつまでもカネの問題で小沢氏を攻撃する必要性は感じません。

最後にもう一点だけ。
もし小沢首相誕生となると、1年で3人も首相が交代することになるので、そういう観点から小沢氏を支持できない人もいるようです。しかしそもそも昨年9月の衆院選は、小沢代表のもとで選挙を行うはずだったわけです。本来、自民党を倒して政権交代を実現させるはずだった民主党代表たる小沢氏が、予定より1年遅れて首相になる、と考えれば、特段、異常視するべきではないと思います。(こういう考え方に賛同する人は少ないでしょうが)
長文、失礼しました。

2010.08.27 02:56 URL | sweden1901 #SVqLzQOU [ 編集 ]

「東海地震」へ

アホかお前は。

小野善康が「高福祉高負担」を唱えたことなんか一度もないぜ。もっと勉強してから出直して来い。

2010.08.27 07:34 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]













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