きまぐれな日々

民主党代表選をめぐる政局のニュースがつまらない。単に全然関心が起きないばかりではなく、腹立たしささえ感じる。

特に苛立ったのは、樽床伸二が自らを中心としたグループを立ち上げたりとか、海江田万里が代表選出馬を示唆したりした時だ。彼らは、小沢一郎に担がれて、あわよくば日本国総理大臣の座に直結する民主党代表になりたいとの下心を隠さなかった。だが、誰が「郵政総選挙」にも勝てないほどの新自由主義者(樽床伸二)や主義主張不明の政治家(海江田万里)なんかに総理大臣をやらせたいなどと考えるものか。国民をバカにするのもたいがいにしろ。そう思って、猛烈に腹が立った。

かと思うと、鳩山由紀夫は菅直人と小沢一郎の両にらみで、考えていることは自らの影響力を確保することだ。鳩山由紀夫には金はあるし権力欲もある。しかし信念も、「友愛」という漠然とした観念以外の政治思想もない。そのことは、失政を繰り返した9か月の鳩山政権を振り返れば明らかだ。

小沢一郎がどういう政治手法を好んでいるかは昔からよく知られており、要するに「担ぐ御輿は軽くてパーがいい」のだ。かつて海部俊樹政権時代に自民党幹事長を務めて猛威をふるった小沢一郎は、49歳だった1991年の「ポスト海部」の局面で、宮澤喜一、渡辺美智雄(渡辺喜美の親父)、三塚博の3人を「面接」した。小沢一郎の権勢がピークに達した時期の出来事として人々に記憶されている。今、菅直人首相が一年生議員との「面談」を強要したと言っていきり立っている人たちも、当時は小沢一郎を嫌っていたか、または政治に関心がなかったかのいずれかだろうと私は推測している。

小沢一郎が現在でも自らがトップに立つより誰かを担ぐことを好んでいるのは明らかで、昨年の「西松事件」で検察はもしかしたら小沢一郎の権勢に挑んだのかも知れないが、もしそうであったなら逆効果だった。「政治と金」のイメージが強い小沢一郎が代表のままだったら、昨年8月の衆院選で民主党があそこまでの圧勝をおさめたかどうかは疑問だ。あの衆院選で民主党が勝ったことにより、闇将軍小沢一郎の権威はますます高まった。

小沢一郎が強い影響力を持つ鳩山政権は、全然成果をあげられなかった。だから内閣支持率は急降下し、鳩山由紀夫前首相は辞任に追い込まれたが、鳩山政権の不首尾には、むろん小沢一郎の責任も重い。だから一緒に辞任したのだが、誰が何と言っても総理大臣は鳩山由紀夫だったのであり、普天間にせよもっとも重い責めを負ったのは鳩山だった。これは当然ではある。

思い出すと、あの時鳩山は、「普天間で社民党を切ったら小沢さんに政局にされる」と周囲に漏らしてびびりながらも「沖縄・社民党切り捨て」を断行して、実際に小沢一郎に政局にされたのだった。だが、小沢一郎は果たして沖縄県民の側に立って、県内移設、国内移設に強く反対したのだろうか?

そうではないだろう。小沢一郎が本気になれば、易々と鳩山由紀夫を操れただろうが、小沢一郎はそれをやらなかったのである。菅直人も、普天間問題では知らぬ顔の半兵衛を決め込んでいたが、小沢一郎だって何もやらなかった。

そんな小沢一郎が、この期に及んでまだ海江田万里だの樽床伸二らを担ごうというのは最悪である。原口一博でもダメだ。小沢一郎ともども「靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーである原口一博は、松下政経塾出身のタカ派政治家であり、ずっと首都圏に住んでいる人たちは知らないかも知れないが、大阪のよみうりテレビをキー局として首都圏などの一部地域を除いて全国ネットされている、やしきたかじん司会の極右番組で、出演者たちに「次期総理大臣候補」などと持ち上げられていた原口に対して、私は強い不信感を持っている。幸か不幸か、原口は最近小沢一郎とやや距離を置いているようである。

小沢一郎が「誰かを担ぐ」ことの最大のメリットは、小沢一郎自身に深い傷がつかないため、人々が小沢一郎に対して持つ「信仰」を保ち続けられることだ。普天間基地問題が自公政権時代の案に戻ってしまったことを、鳩山由紀夫や岡田克也、北澤俊美らのせいにしてしまえることなど、その典型例である。

ここまで小沢一郎に対する批判をずっと書いてきたが、だからといって私は菅直人を支持しているわけではない。『kojitakenの日記』にも書いたが、何より不満なのは、菅首相に現在の雇用状況に対する危機感が感じられないことだ。大企業男性正社員の根城である東京・武蔵野市を地盤とする菅首相には、日本経済の惨状が見えていない。だから、不況下で財政再建を行おうなどという、かつて小泉純一郎や竹中平蔵が小泉政権初期に犯した失敗を繰り返そうとする。菅首相と同じ方向性を持つのが、自民党の谷垣禎一、たちあがれ日本の与謝野馨、読売新聞の渡邉恒雄(ナベツネ)、朝日新聞の船橋洋一といった面々であり、彼らの思うように日本を舵取りされたのではたまったものではない。

小沢一郎を支持しない私が、それでも菅直人より小沢一郎の方がましだと思う部分は、不況下の財政再建路線などという菅直人の馬鹿げた路線を小沢一郎が批判していることだ。だが、同時に私は、小沢一郎が総理大臣になったところで、財政再建路線の元締めである財務官僚に逆らって積極財政政策を打ち出せるかどうかは疑問視しているし、景気回復したあかつきに、日本が福祉国家を目指す路線をとるかについては、全く期待していない。「良い小さな政府」などという、あり得ない路線をとってせいぜい格差を拡大させるだけだろうと考えている。

そうは思っているけれども、最悪なのは菅首相が何の反省もせず、財政再建路線をばく進することだ。そのためにナベツネや船橋に唆されて「大連立」に走る可能性もある。「大連立」というと小沢一郎が元祖だし、小沢一郎は与謝野馨とも碁打ち仲間であって、政局によっては小沢一郎自身が財政再建路線を走った可能性さえあるのだが、それは別として、現時点では日本経済をさらに傷めるリスクをより強く持っているのは、菅直人の方だ。最低でも、菅首相に財政再建路線を改めさせなければならない。

だから、無風の代表選だけはやってはならない。だが、繰り返し書くように、小沢一郎が誰かを担いで総理大臣を作り、その人間をリモートコントロールすることを許してはならない。それこそ、国民をバカにした所業である。

菅直人に政策や信念がないことは、総理大臣に就任したあとの言動ではっきりしたが、それでは小沢一郎にはいかなる政策があるのか。これに対しても、私は極めて強い疑問を持っている。結局、菅直人と小沢一郎の間に、いかなる政策的対立軸があるのかよくわからないのである。

当面、菅直人が財政再建路線を走りたいらしいことはわかるし、それには私は反対である。一方菅直人は、財政再建路線とははっきり矛盾する福祉国家路線を理想としているらしいこともわかるが、小沢一郎のビジョンはわからない。ネットで必死に「小沢マンセー」を繰り返している「良い小さな政府」論者・植草一秀は、デフレマンセーの論者だが、経済学で流行っているのはリフレ派らしく、小沢一郎系列の民主党議員の中にもリフレ派は大勢いる。反金融緩和派である植草は、もちろん大の「反リフレ派」のはずだが、ブログでは何も書かず、ひたすら「小沢信者」を煽っているだけだ。

それもこれも、小沢一郎が自らへの幻想をいつまでも振りまくことによって生じた弊害である。今や、かつての左翼、リフレ派、デフレマンセーの反金融緩和派など、呉越同舟の人たちが小沢一郎にすがっているが、その小沢一郎の国民的人気は、全く高くない。だが、民主党内での影響力は異様に強い。不健全きわまりない状態である。

こんな状態は、一刻も早く終わらせなければならない。現在の菅直人と小沢一郎だったら、私はどちらも支持しないが、今の民主党にもっとも必要なのは、菅直人と小沢一郎の両者が、正面から政策を議論することだろう。つまり、菅直人と小沢一郎は、民主党代表選で戦わなければならないと考える次第である。

最後に、2つの「声」を紹介する。まず、『kojitakenの日記』にお寄せいただいた、greenstoneさんのコメント。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20100819/1282172584#c

greenstone 2010/08/19 22:32

私は、小沢一郎氏を、政治ゲーム、権力闘争の好きなゼネコン政治家だと思っています。
彼は、権力を取る過程に情熱をかけ、そして権力を取った後、掌の上でそれを転がすことを楽しみます。しかし、政策には何の関心もない方だと思います。
かつては「普通の国」論を唱え、保守的な政治家を装いましたが、現在は左派の政治集団と緊密です。農家の所得補償も、子ども手当も、選挙のためであり、それにより実現したい理念があるわけではないと思います。
しかし小沢待望論を唱えている人たちの気持ちは別な所にあります。
一種の英雄願望だと思います。
民主党に期待を抱いていて、裏切られた人が、小沢一郎なら豪腕を発揮して政治を変えてくれる、官僚主導の政治を打破してくれる、という願望を抱いた。それが小沢待望論だと思います。
政権交代によって分ったことは、少なくとも日本では一夜にして全てが変わるというようなことは起きないということです。多くの日本人は民主党に色々なものを託したと思います。ある人は改革を望み、ある人は福祉の充実を望んだ。そして、それぞれが裏切られた。
政治任用制をとらない日本では何事にも時間がかかり、我々は辛抱強くあらねばいけないのかもしれません。


もうお一方、『平成海援隊Discussion BBS政治議論室』(このBBSも最近すっかり「夏枯れ」してしまっているように見える)に掲載された、浮舟亭田中屋さんの投稿を紹介する。
http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=liberal7&mode=res&no=12922

仁義なき戦い 頂上作戦 - 浮舟亭田中屋

わたしだけじゃないでしょう、
菅 直人VS小沢一郎の真っ向からの激突を望んでいるのは。

民主党がどのような政党であり民主党政権が何を目指すか、そのことが明らかになるためには、もっともわかりやすい戦いです。いろいろベールに包まれた虚像としてではなく、実体あるもの同士の激しい論戦を見てみたいですね。

本当は第一世代には一線を引いてもらいたい気もしますが、まあしょうがない。

例え最後はグチャグチャの数の論理とかポストを餌とかなっても、徹底した議論が展開されることを望みます。

[No.12922] 2010/08/19(Thu) 10:24:10


もちろん、菅直人対小沢一郎の真っ向からの激突を望んでいるのは、浮舟亭田中屋さんだけではなく、私も同じである。そして、小沢一郎を熱烈に応援されている方々も、立場こそ違え同じ思いだろう。いや、小沢一郎信奉者ばかりではなく、「判菅びいき」を自認されている『日本がアブナイ!』の管理人・mewさんも、最新のエントリで、

 菅氏も小沢氏も覚悟を決めて<民主党としても、分裂の可能性があることを覚悟した上で>、この2人が代表選でガチンコ勝負をするのが、色々な意味で、一番すっきりするのかも知れないな?と思い始めている

と書かれている。

来月の民主党代表選こそ、「勝負の秋(とき)」である。


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小沢さんは物語の中の人になってしまっているようですね。

「御輿は軽くてパーがいい」と言ったのは、当時参議院議員の平野貞夫さんです。

平野さん本人が話をしています。

また、海部総理の回顧で、当時小沢幹事長にこんなことを言ったのかと詰問したら、誰がそんなこといったのかと記者を呼んで海部総理の目の前で怒ったという話があります。

これは、平野さんと海部さん自信が言っていることです。

総裁候補の面談についても、ホテルの部屋が空いてなかったからという理由です。
渡辺ミチオさんが擁護していました。

なぜ、一緒にいた渡辺コウゾウさんがそうしたことを言わずに一人を悪者にしたままにするのか、こういうところがよくないのでしょうね。

必ず政策がって話がでますが、「国民の生活が第一」の政策を掲げたのが一体誰だったのか、考えてみたらいかがでしょうか。

2010.08.20 11:37 URL | 通りがかりの人 #- [ 編集 ]

newsing に投稿させていただきました。
http://newsing.jp/entry?url=caprice.blog63.fc2.com%2Fblog-entry-1101.html

2010.08.20 19:46 URL | Ursaemajpris #dDasgHZQ [ 編集 ]

正面きって激突した場合、民主党は分裂するでしょう。
日本の左派は妥協ができませんから。
「政権交代」という錦の御旗ももう無いですし。
そもそもかつての自民党の権化みたいな小沢を民主党に引き込んだのが間違いだったんですよ。
民主党は小沢を追放して解党的出直しをしたほうが長期的に見ればいいと思えます。

2010.08.20 21:30 URL | カー #- [ 編集 ]

ネット上の小沢信者ほどではないが、今の民主党の小沢支持議員もひどいもので、川内議員が「アメリカは日本がグアム移転を言い出すのを待っている」などと発言する一方で、マニフェストが実現できるのは小沢だけ、といって小沢待望論をぶつのを見ていると、寒気がします。普天間現行案に批判的な議員ほど、小沢支持の傾向にあるのも、滑稽な話です。すでに破たんしたマニフェストを武器に、菅政権を攻撃するのもひどい話。

結局こうした言動も、小沢が責任のない地位にいるが故に出てくるわけです。なかばやけくそですが、いっそ小沢が短期間でも首相になって、自民党とも菅ともさしたる違いのない政治をやるのを見てみたい気もする。ネット上の信者はどうでもいいが、若い民主党議員も、そうでもないと目が覚めないでしょう。

もっとも、信者は、それでも「閣僚が小沢氏の『思い』を理解できなかった」「アメリカの陰謀にやられた」といって逃げるのでしょうが。

ネット上で、なぜここまで珍奇な小沢崇拝が跋扈するのか、一種の病理現象として解析してみたいものですが、上記のように、この20年浮き沈みを繰り返し、また実際は政治に大きな影響を与えつつも、責任を問われる地位から微妙にずれた場所にいたこと、あと、やはり曲がりなりにもこの20年の歴史を背負った存在ではあるわけで、90年代に注目されたリーダー候補たちのうち、橋龍も小渕も去り、YKKも去った後で、小沢だけがしぶとく生き残っている。民主党代表時代によく放送された、「小沢一郎の歴史」みたいなTV報道、角栄の秘蔵っ子で、47歳で幹事長、首相の座も辞退した政治家だ、みたいなのを見て、「カッコイイ」と、ころっと信者になっちゃった人が大半じゃないかと思います。で、自民党や新進党や自由党時代に小沢が何をやったかなんてことは、まるで関心がないんですよね。

代表選の帰趨はわかりませんが、小沢に絶対についてくる、という人が、150人は無理でも、3、40人もいれば、今の政局では決定的な影響を与えられるわけです。そして、そうした絶対帰依の手駒を使って政局をひっかきまわすのが、小沢流だったわけです。

憂鬱極まりないですが、そうした動きに菅首相も注意を払わざるを得ないわけで、当面ある種の小沢ペースで政治が進む可能性は高いと思います。

2010.08.21 02:20 URL | 茅場 #- [ 編集 ]

今の政治家の中では小沢一郎さんを支持している人間なので、管理人様とは考えが違うかもしれません。

かといって、小沢一郎さんに過度の期待はしていませんけどね。
そもそも自民党出身であり、世襲議員ですからね。

ただね、総裁候補3人の面接について、私は「それのどこがだめなの?」とお聞きしたいです。
あの当時は小沢さんが金丸信さん主導により自民党総裁になれたのに、自分にはまだ早いと立候補を辞退した。
そうしたら、あの3人が総裁になりたいと名乗り出て、小沢さんに協力を仰いだわけです。
協力するからには、どういう政策で総裁になろうとしているかを知りたいから事務所へ来てもらった。
協力してほしいのですから、あの3人も小沢さんの所へ出向くでしょう。
当時、数が全てだった自民党では当たり前の話でしょう。

で、これのどこが悪いことなの?という感じですね。

2010.08.21 09:18 URL | 誠 #- [ 編集 ]

通りがかりの人様
〉「国民の生活が第一」の政策を掲げたのが一体誰だったのか
耳に心地よい発言なら誰でも出来ます。問題は、「国民の生活が第一」と言いながら実際の政策実現に動かないから批判されるのです。本心からの発言ならば、普天間問題でも動こうとした筈ですが、現実は違ったわけですから。

2010.08.21 14:31 URL | loopy #- [ 編集 ]

なんでこう日本にはマトモな政治家が少ないのか・・・

2010.08.21 23:42 URL | はうあー #9iBg5po2 [ 編集 ]

あんたの敵は誰なんだい?
巧妙なレトリックのつもりだろうが、あんたの人間性、浅知恵が垣間見えるぜ。
結局、あんたの攻撃は責めやすい安易な近場で済ませてる。
あんたは、権力に勝てないと諦めてる。
右翼や権力には勝てないので、
時の反体制派とおぼしき言葉尻を捕まえて、ネチネチと貶めて自らの溜飲を下げているだけの情けない野郎だぜ。

相手が違うだろう?

それとも、あんたはキウチと同じ保守風見鶏なのかい?

2010.08.22 06:01 URL | 誰だ? #- [ 編集 ]

「誰だ?」って誰だ?

名前くらい名乗れよ、この卑怯者め。

私は「権力と戦う」ためにブログをやっているのではない。権力に、国民のための政治をやらせる方向に圧力をかける目的でブログをやっている。

名を名乗らない卑怯者は、権力と戦っているつもりらしいが、お前の「敵」を具体名を挙げて言ってみろよ。

どうせその程度の勇気もない腰抜けなんだろうけどよ。

2010.08.22 08:36 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

積極財政をうって雇用拡大と所得向上に道をひらいてくれるなら、何だって良いですよ。
逆に言うと、均衡財政、GDP縮小はダメ。

2010.08.22 12:06 URL | sonic #GCA3nAmE [ 編集 ]

小沢一郎は、代表選に出て、自分が首相になったら何をするつもりなのかを語っていただきたいですね。
いまのような状態では、何をするかわからないからこわくて支持できませんという人もいるわけで。

2010.08.22 14:50 URL | nessko #aIcUnOeo [ 編集 ]

以前、kojitakenさんが、小沢一郎は乗り越えなければならない存在だ、ということを書かれておられましたが、私もそう思います。

でも、というか、やはり(?)いまの状況では小沢一郎という「毒」がまだ必要なのかな、と思わざるを得ない、、、のかな?

2010.08.22 19:48 URL | ウサギの耳アカ #- [ 編集 ]

小沢一郎の「国民の生活が第一」をリップサービスと捉える人もいるけれど、それによってそれ自体が争点になったり、彼自身が然るべき公的位置にいる時に、その言質を盾に政治の修正を求めることも出来るので、言わない政治家よりはマシなことはマシなんだと思う。

ただ、小沢一郎の場合、何時でも政局の場、権力の表舞台ではなく裏舞台に立つ役回りに(本人が望むと望まざると)なってしまう人で、しかも本人的にも裏に立つことが政治家として板についてしまっているので、どうしても表舞台に立てない運命にこれはある。
だから“小沢一郎の”「国民の生活が第一」というフレーズは、政局の渦の中で犠牲になってしまい、フレーズ止まりになってしまう。

ならば「国民の生活が第一」というフレーズに相応しい、しかも政局とは一定距離離れているような人のバックボーンにこの人は立つのがいいと私は思うわけだけど、民主党の中でそれに相応しく、(小沢一郎抜きでも)一定の支持を集めている政治家は誰だろうと言うとき、中々そういう人が見当たらない気がする。
私の不見識もあるんだろうけど、強いて誰かというならば、原口一博かなあ?と私は現時点では思う。

小沢一郎が民主党代表選なぞの表舞台に立とうとしても、彼には検察やら強固に彼を表舞台に立たせまいという反勢力の頑張り・攻防がものすごい(しかも長期に渡る)ので、国民はそれを見ているだけで政治の不和や乱雑を彼に見てしまい、彼を含めた政治が嫌になってしまう。

だったら、やはり彼は表舞台に立たずに、「国民の生活が第一」というフレーズが、フレーズ止まりにならない政治家のバックボーンに立つ。
それこそが、日本の政治にとって良いのではないかと私には思える。
たとえ小沢一郎(と彼を後ろ盾にした内閣)に「またも闇将軍か!?」「権力の二重構造や再び!」などの批判が出てしまったとしても。

2010.08.22 22:45 URL | 朱の盤 #XQYq98OQ [ 編集 ]

日本国債の長期金利が1%を下回るという状況で、財政破綻を叫ぶなど愚の骨頂。明らかに日本国債は超がつくほどのプレミア債券である。(だからこそ中国政府までもが手を出すのだ)

いまは政府支出を増やして需要を喚起し、インフレ誘導・景気回復に重点を置くべきなのは誰の目にも明らか。にもかかわらず菅さんは財務官僚にだまされて緊縮路線に走ってしまっている。

2010.08.23 00:51 URL | gt5 #yOkMZJi6 [ 編集 ]

ハ~ッ?普天間に土地購入までして金儲けする拝金先生が日本を変えるって、今まで長く政治家をやってんのに何か日本を良くした政策でもあったのか?ヤってる事は旧自民党の権力争いを与党になれそうな民主党に鞍替えしてイヨイヨ…なダケでしょ、こんなアホ与党を支持する日本が恥ずかしい。

2010.08.26 19:18 URL | 日本人 #- [ 編集 ]













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