きまぐれな日々

当ブログは昨年11月以来、月曜日と金曜日の週2回公開のスタイルをとるようになったが、今年は原爆記念日の8月6日と8月9日がそれぞれ金曜日と月曜日に当たる。

6日の広島の原爆記念式典では、広島の秋葉忠利市長が平和宣言で「核の傘」からの離脱を求めたが、菅首相は記念式典での挨拶では「核の傘」には何も触れず、式典のあとに行われた記者会見で、「核抑止力は、我が国にとって引き続き必要だ」と述べた。
http://www.asahi.com/politics/update/0806/TKY201008060151.html

これは、右傾化したといわれる朝日新聞や毎日新聞レベルからも批判の対象となる発言であって、かつて安倍晋三をテレビで露骨に応援した前科があり、「自民党寄り電波芸者」の代名詞になっている毎日新聞主筆の岸井成格は、「誰か(官僚かナベツネ?)にアメリカの核の傘から離れるなんて言っちゃいけないと言われたんだろうけど、誤ったメッセージを出すことになる。核拡散によって欧米の『核の傘』が成り立たなくなったというのが世界の基本認識であり、そこがオバマのプラハ演説(昨年4月)のキモなのだから」と言って菅首相を批判した(8日放送のTBSテレビ『サンデーモーニング』)。岸井の言説には、核を保有する超大国・アメリカに対する批判が欠けているけれども、アメリカの「核の傘」を所与のものとする菅首相の発言と比較すると、岸井の主張の方がずっとまともだ。

これでも「中道左派」を出発点とした総理大臣なのかと、首相になってからの菅直人には呆れる一方だが、政権政党の民主党は現在、来月1日告示の同党代表選に向けて権力闘争が真っ盛りであり、山岡賢次だとか無能な平野博文といった、顔も見たくない、名前も聞きたくない人たちが声を張り上げている。そういや小沢一郎が核廃絶について発言したこともほとんどないんじゃないかと思ってちょっとネットで検索してみたが、やはり過去に強いメッセージを出したとはいえない。『小沢一郎ウェブサイト』には、安倍晋三政権時代の2006年11月に民主党が策定した「政権政策」が出ていて、その中に「核廃絶の先頭に立つ」とは書かれている。しかし、この「政権政策」は、筆頭に「日本国教育基本法の制定」(民主党案は06年12月に成立した自民党案より悪いとの評価も聞かれた)を掲げるなどした冴えないものだ。

『小沢一郎ウェブサイト』には、『文藝春秋』1999年9月号に掲載された小沢一郎の「日本国憲法改正試案」が今も堂々と掲げられているが、そこにも、

 直接的に武力攻撃を受けたときの反撃手段のため、最小限度の軍事力として自衛隊を持つ。加えて国連の一員として平和維持活動に協力して「国連常備軍」の創設を計画したり、軍縮や核兵器廃絶などの具体的な目標を法律(安全保障基本法)に織り込むことも可能である。

と書かれているのみである。「核」という文字は、この部分にしか出てこない。

官僚だかナベツネだかは知らないが、誰かに唆されて易々と「核抑止論肯定発言」をする菅直人も菅直人だが、自由党時代のバリバリの改憲論を今でもウェブサイトに掲載している小沢一郎が「核抑止論否定」に踏み込んで発言したとも聞かない。要するに、民主党とはその程度の政党だということだろう。私は正直言って、安全保障政策に関しては、宏池会系の自民党「保守本流」の政治家の方が大部分の民主党の政治家より穏健だと考えているが、彼らも自民党内で絶滅危惧種であり、なおかつ、かつての故宮澤喜一元首相は護憲派だったが、現総裁の谷垣禎一も、谷垣の師匠格だった加藤紘一も改憲派である(毎日新聞「えらぼーと」への回答などより)など、彼ら自身も変質している。そもそも、現在の自民党を主導する清和会は、政治思想右派の集団であって論外だ。

だから、核抑止論の否定など、民主党の政治家からも自民党の政治家からも聞かれるはずがないのである。いや、民主党の一部や、もしかしたら自民党のごく一部にも、核抑止論否定論者がいるのかもしれないが、その声が主流となることは決してない。

そんな中、長崎は65回目の原爆記念日を迎える。広島の原爆記念日に書いた前回のエントリに続き、本記事も、静かに犠牲者を悼み、過ちを繰り返さないことを誓う日にはふさわしくないかもしれないが、反戦・平和論が論外の妄論のように扱われる現状はあまりにひどい。

岸井成格が菅直人を「左」から批判した昨日のTBSテレビ『サンデーモーニング』では、鳩山由紀夫前首相に近い「リベラル派」言論人とされている寺島実郎もトンデモ発言をしていた。前回のエントリにいただいたぽむさんのコメントが、この件のほか、インドとの原子力協定締結交渉にも触れているので、これを下記に紹介して記事の結びとしたい。
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1098.html#comment9964

私も今日の「サンデーモーニング」「風をよむ」コーナーを見て、Kojitakenさんと同じ感想をもちました。式典では被爆者を前に「いいかっこ」を見せた後で冷や水をかぶせるような発言をするとは、政治信条以前に単純に頭が悪いのではないかとさえ思いました。6月の「沖縄慰霊の日」での「感謝」発言もひどかったですが、岸井成格に「左から」批判されるようではおしまいですね。
しかも、政府は、6月からインドとの原子力協定の締結交渉に入っています。インドはパキスタン等と同様、NPT核不拡散条約に署名していません。当然、唯一の被爆国でありながらNPTをあまりに軽視しているのではないかとの批判があがっています。もっとも岡田外相は、「日本はこれによって、インドにNPTへの署名を働きかけるつもりだ」と説明していますが、日本政府の核兵器廃絶への「本気度」を疑われても仕方ないでしょう。

ところで今日の「風をよむ」コーナーでは寺島実郎も聞き捨てならないことを言ってました。「そろそろ『過ちはくりかえしません』などというセンチメンタルなことばかり言ってないで具体的に核廃絶への道のりを考えるべき」とかなんとか。核廃絶への道のりを考えることには異論はありませんが、センチメンタル云々という被爆者や長年反核運動にかかわってきた人たちの心をふみにじるような表現には唖然としました。今日の寺島氏は最近の十八番「議員定数削減」は言ってなかったみたいですが、それ以上にひどい発言でした。「議員定数削減」は「人それぞれの政治的意見」として認められますが、「センチメンタル云々」は人間として許せないです。

2010.08.08 17:13 ぽむ



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ケータイから失礼します。


…そうなんですよねェ…、寺島氏のように核廃絶の願いを「センチメンタル」とか言う人がいるからこそ前回や昨年のエントリに涌いて出たバカ共や田母神及びその信者のごとき「お花畑核武装論者」の出て来る余地がある訳で、厄介極まりない話です。

菅首相ですらそんな手合に阿っているってのに未だに「民主党はサヨク」とか言う輩も少なくないし、小沢氏も未だにその辺りの「色気」を捨ててない。


はてなid:vanacoral氏ではありませんが、「『今の民主党』のどの辺が『サヨク』!? 」と叫びたい心境ですよ、ホントに…(マジで『左翼』だったらどんだけマシだったか…/苦笑)

2010.08.09 09:28 URL | てあとる☆北極の支配人 #DdiHOXp. [ 編集 ]

核廃絶を訴えるのは別に悪いこととは思わないですよ。
だけどちゃんと具体的な手段を考えないで、
センチメンタルに訴えるだけで状況は変わるんですか?
諸国民の善意にでも期待するんですか?


現実をかえりみない運動家は害悪でしかない?みたいな言葉が
毛沢東の本にあったような気がします。
「現実」見つめないで、理想ばかり追い求めていては、
問題はいつまでたっても無くならないです。

2010.08.09 17:28 URL | #- [ 編集 ]

寺島実郎の件は、TBSに抗議するべきでしょう。

上の方でグダグダ言っている奴がいるけど、きちんと人様が書いた内容を読みなさい。
核廃絶を求めざるを得ない理由だって分かるだろうが。
反論するならそれが最低限の礼儀だ。

2010.08.09 22:20 URL | 不肖の弟子 #hgGo7H3Q [ 編集 ]

私は核抑止力はあると思います。
北朝鮮の核が恐ろしいからこそ日本は経済制裁を強化する事が出来ずにいるのですから…

2010.08.09 22:22 URL | A #AtAD9fD6 [ 編集 ]

>A

>北朝鮮の核が恐ろしいからこそ日本は経済制裁を強化する事が出来ずにいるのですから



本末転倒を地で行く妄言やね。

日本の対北朝鮮経済制裁は、現状ではもうこれ以上強化のしようがないってのに…。そもそも北朝鮮のそれは「抑止力」ですらなく、「恫喝の道具」でしかないンだがね。(まぁ、『抑止力論』自体が『相互恫喝による妥協の産物』と言ってしまえばそれまでではあるが)

流石に前回のエントリで武田氏と同等のトンデモを吐いただけの事はある。









帰ってよし。

2010.08.09 23:06 URL | てあとる☆北極の支配人 #DdiHOXp. [ 編集 ]

反核の立場からこれまでの市民運動を考えてもみるべきでしょう。

原水協と原水禁の対立など、微細な違いを振りかざすあまり、まったく協力態勢を作れなかった反核団体には本当に期待できるのか?
私は労働組合に所属し、原水協の立場でしたが、口に出すことこそ明確にせずとも「米国の核は悪い核、ソ連の核は良い核」といわんばかりの主張に首を傾げさせられたものです。
市民団体すべてとは言いませんが、かなりの部分は「反核」ではなく「反核イデオロギー」のために行動しているのでは?と思っています。

寺島氏の発言は暴言のようにも見えますが、「市民団体=善」という大前提も疑ってかかる必要はあると思います。
実際に菅直人は市民団体からの出身者でありながら、核の傘を認めるまでに変質してしまった。
私は核抑止力などは幻想と思っていますが、正直、私の所属する“原水協派”には、そんなことをハナから信じてもいない“活動家”がたくさんいます。

「市民派」というと良識派で、市民目線で、世襲政治家や高級官僚とは違う存在、そういう紹介のされ方は多いのですが、長妻昭の厚労省での人事問題、ネオリベに傾倒した川田龍平の変貌ぶりなどをみると、「市民派」もそれぞれ客観的な評価をされるべきときと考えています。

>北朝鮮の核が恐ろしいからこそ日本は経済制裁を強化する事が出来ずにいるのですから

本当にそう考えているのだとしたら、幻想の世界に生きておられるとしか思えませんね。

2010.08.10 00:24 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

市民団体=善という考えかたでは、下手をすると、菅を極左呼ばわりした人達と差がなくなってしまうかもしれません。元社会党だから全部いいのだ、元自民党は全部悪だと考えてしまえば、安倍などの裏返しでしかないでしょう。
 仙谷を元社会党だから良いと思っている人が知人にいましたが、彼は党内でもかなりの右派です。弱者切り捨て傾向が強いし、9条改正論者です。元自民党よりもタカ派だったりします。
 

2010.08.10 10:24 URL | puyonyan #- [ 編集 ]

日本は、被爆国というだけでなく、そもそも米国や中国とは違う価値観を持った国だと思うので、その信念に基づいて核廃絶を提唱することには賛成です。

ただ、核兵器は、保有している国自身が無くしたいと思わなければ、無くなりません。核兵器保有国の国民は、中国や北朝鮮はどうかわかりませんが、核兵器が使用された場合の悲惨さを、既にそれなりに理解していると思います。また、核兵器保有国は、日本よりももっと自国の国益を冷徹に見極めた上で行動していると思います。

NPT核不拡散条約は、核兵器保有国による欺瞞に満ちているのではないでしょうか。勝ち組が有利な世の中を固定化しようというのは、いわゆるグローバル化の負の側面と同じように思えてなりません。

オバマ大統領は「核なき世界」を提唱しましたが、米国の目的は核廃絶ではなく核兵器削減(=膨大な核兵器管理コストの削減)だと思います。また米国やロシアの削減は、中国の核戦力を下回ることはないでしょう。中国に対しては、共産党独裁体制が続く限り、市民運動的なものは全く影響力を持たないと思います。

市民運動以外に、非核保有国が団結して、核保有国に対して経済制裁をかけるようなことができればいいのでしょうが、核保有国の経済力の方が圧倒的に大きい現状では、それも非現実的です。

逆説的ですが、日本政府が本気で他国に核廃絶を求めるのなら「核兵器保有国がそれらを廃止しないなら、日本は自衛のために核武装する」ぐらいのことを言った方が、よっぽど実効を期待できるように思えます。

2010.08.10 12:38 URL | はやぶさ #dxh2Uhv6 [ 編集 ]

管総理も野党時代のように理想論をコメントする訳にはいかんでしょう、一国の舵取り役になったのだから 核の傘なんていらねー なんて言ったら鳩山前首相のように世界の笑い者になるばかりか アメリカも愛想尽かすよ。中華帝国の好き放題を牽制する為には アメリカ軍が必要でしょう! 
日本が中華帝国の一員になっても良いという覚悟があるならアメリカに出て行ってもらってもいいと思うけど、私は嫌だよ、ゴミだらけ 泥棒だらけの街になるのはまっぴら御免!

2010.08.10 14:19 URL | まー #- [ 編集 ]

>はやぶさ
>逆説的ですが、日本政府が本気で他国に核廃絶を求めるのなら「核兵器保有国がそれらを廃止しないなら、日本は自衛のために核武装する」ぐらいのことを言った方が、よっぽど実効を期待できるように思えます。


…アホ。
それこそ「お花畑核武装論」の最たるモンだよ。

やったら最後、今の北朝鮮同様に世界中から経済制裁喰らって干し上げられるのがオチだ。


>まー
>一国の舵取り役になったのだから 核の傘なんていらねー なんて言ったら鳩山前首相のように世界の笑い者になるばかりか アメリカも愛想尽かすよ。


理想も語れぬ(あるいは、自らの理想を曲げる)政治家に一国の舵取りを任す訳にもいかんだろ。

例えば、エイブラハム・リンカーンは徹底した「リアリスト」だったが、「現実」を変える努力を怠らなかったぞ。
お前らとは違って「現実」に屈服などしなかったぞ。


ついでに言えば、アメリカはとっくに日本に愛想を尽かしてるよ。
(少なくとも、イコール・パートナーとして見てはくれてないのが事実だ。)



>中華帝国の好き放題を牽制する為には アメリカ軍が必要でしょう! 



…そのアメリカ軍が沖縄において「現在進行形」で 「好き放題」に迷惑をかけてくれてる現実は華麗にスルーですかそうですか。


>日本が中華帝国の一員になっても良いという覚悟があるならアメリカに出て行ってもらってもいいと思うけど、私は嫌だよ、ゴミだらけ 泥棒だらけの街になるのはまっぴら御免!


…はいはい、ネットDE真実、ネットDE真実。

「格差社会」の問題とか、チベットやウイグルなどの「民族問題」を抱える中国に日本を侵略する余裕などあるものかよ。

もっと言えば、この疲弊しきった島国に「世界中を敵に回してでも手に入れるべきモノ」があるとでも?

「己惚れるのも大概にしろ」と先方から言われるだろうよ。




結論、お笑い甲子園のリハーサルなら他所でやりな。

2010.08.10 22:01 URL | てあとる☆北極の支配人 #DdiHOXp. [ 編集 ]

菅総理と仙石官房長官のコンビがやっと彼ららしい仕事をしようとしていますね。
日韓関係の改善の為の試みです。
例によって人間をみないで政治を語るのが好きな連中が騒いでいますが、自分達こそが日本の足を引っ張っている事がわかっていないらしい。
日本と韓国が反目しあっても得なことは何もないのです。
むしろ組みことにより大きな力を得ることが出来る。
これは韓国は日本以上にそうだと思いますよ。
韓国のイ・ミョンバク大統領もそれがよくわかっているからこそ、日本への対応を変えようとしているのだと思います。
この変化の流れを見て、やっと民主党への政権交代が無駄ではなかったと声を出して言えそうな気がします。
また靖国への参拝も、今年は閣僚の参拝はないということです。
戦争遂行の為の装置であった、軍の管理下にあった神社など、公に取り上げる必要などなにもありません。
あの戦争時、当時の指導層がどれだけ国民を踏みつけていたか。
だから国民は敗戦後すぐにアメリカ占領を受け入れたのです。
あれはつまり戦前がそれだけ国民にとって嫌な時代だったかの証明です。
自国の指導者よりも征服者を歓迎した国民の心の痛みを、いまだに旧体制派の連中はわかっていないのだろうな。

2010.08.11 00:16 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

>オバマ大統領は「核なき世界」を提唱しましたが、米国の目的は核廃絶ではなく核兵器削減(=膨大な核兵器管理コストの削減)だと思います。


アメリカの要人の発言を聞いてるとそうは思えませんが、、、

アメリカにとっては保有する核兵器のコストより(目先の)アフガン・イラクの出費がいちばん痛いでしょう。
(核兵器管理のコストならロシアのほうが厳しいのでは?)

むしろ、アメリカは「テロリスト」に核兵器が渡ることを一番恐れているようで、そういう意味を含めての「核なき世界」を言ってるのじゃないのでしょうか。

「テロリスト」云々なら中・ロも(それぞれ内に抱えている問題から)その意味なら文句は言わないでしょう。アメリカにとって、北朝鮮に関してはそれが「テロリスト」に渡ることが最大の懸念であるようですが、、、

「北朝鮮有事」とか言う人に(不本意ながらも)同調したとして、それでいちばん危険なだと思うのは、原子力発電所を攻撃されることだと思うのですが・・・

2010.08.11 03:38 URL | ウサギの耳アカ #- [ 編集 ]

ウサギの耳アカさん:

>むしろ、アメリカは「テロリスト」に核兵器が渡ることを一番恐れているようで、そういう意味を含めての「核なき世界」を言ってるのじゃないのでしょうか。

その観点については、おっしゃる通りだと思います。「核兵器管理コストの削減が目的」だと言ったのは、

・冷戦も終わり、国家間の抑止力としては、核兵器の有効性は低下したので、もっと減らしても問題ないと考えるようになった。
・「テロリスト」などへの流出を防ぐには、もっと少ない方が管理しやすい。

と言う意味も含みます。

・核兵器には寿命があるので、定期的な入れ替えや保守が必要。
・その廃棄のための施設も必要。
・無くなったり誤って使用されないように厳格な管理が必要。
・使いたいときには速やかに確実に使えるインフラの維持が必要。

ということで、米国と言えども今の規模を維持し続けるのはコスト・パフォーマンスが見合わないと考えるようになったということだと思います。もちろん、人道的な国際世論への配慮がゼロだというつもりはありませんが、現実的な判断によるものが大きいのではないでしょうか。


てあとる☆北極の支配人さん:

あなたが核兵器の廃止に賛成だという前提でお聞きしますが、あなたは何をするのがもっとも効果的だと考えているのでしょうか?

2010.08.11 12:52 URL | はやぶさ #- [ 編集 ]

自惚れるのもいい加減にしろですか。
それなら日本が核廃絶を本気で訴えることも自惚れでは?
極北さんが言う日本はたいしたことないんですよね。
そんな大したことがない日本が世界に何を訴えることができるんですか?

相も変わらず諸国民の善意に期待するんですか?
それから本気で核を廃絶したいなら日本が世界を支配できるだけの力を付けて、核を持ったらおまえらの国を潰すぐらいの、日本による世界秩序の構築をして初めて実現できるかなと。

この方法自体、現実をかけ離れていますが、それくらい核廃絶は困難なことなんです。
ただし平和を愛する諸国民が本当にいるなら、この限りではありませんが。

2010.08.11 23:54 URL | #- [ 編集 ]

「てあとる☆北極の支配人」さんへ。

たいそうなお名前ですね。
自分の思いと異なる意見のヒトは、必ずいます。

しかし、どんな相手であっても、“ことば”は、冷静であるべきです。

キツイ言葉で相手を論破(?)(論破にはなってないけど…)するのは、気持ちのいいものです。

しかし、自己のマスターベーションをしていても、議論の深まりはありません。
論破をしたいならば、論理的に丁寧な言葉を用いるべきです。

自分と異なる意見を言う者への単なる“一喝”ならば、自己のブログでやるべきでしょう。

2010.08.12 00:22 URL | daimonji #- [ 編集 ]

>daimonji
>しかし、自己のマスターベーションをしていても、議論の深まりはありません。
論破をしたいならば、論理的に丁寧な言葉を用いるべきです。



>自分と異なる意見を言う者への単なる“一喝”ならば、自己のブログでやるべきでしょう。


…その発言は、スレ違いの「中国脅威論」やら「お花畑核武装論」を吹いた輩にこそ言うべきでは?

貴殿の「批判」は彼らにこそ当てはまると思うがどうだろうか?

他人のハンドルネームを茶化す前にじっくりと考えていただきたい。

私と彼ら、双方を批判するのならば筋も通っていようが、私だけに言うのではお里が知れると言うもの。

貴殿の態度は「理性的」と言うより「イチャモン」と言うのが相応しい(飽くまでも私の印象として、だが)。

2010.08.12 09:35 URL | てあとる☆北極の支配人 #DdiHOXp. [ 編集 ]

連投失礼します。



>はやぶさ


地道に訴え続けるしかあるまいよ。

少なくとも「自衛のための核武装」などと言うマッチポンプ臭い駄法螺を吹くよりは効果があるのは間違いない。
さしずめ、「反核に王道なし」とでも言うべきか。


それから、お前さんは「NPT核不拡散条約は、核兵器保有国による欺瞞に満ちているのではないでしょうか。勝ち組が有利な世の中を固定化しようというのは、いわゆるグローバル化の負の側面と同じように思えてなりません。」


とか言っているようだが、欺瞞的だからと言って今現在発効中の条約の類にまで否定的な態度をとるのでは行き着く先は最低でも「自国の滅亡」、下手を打てば「人類そのものの滅亡」が待つのみだ。

>2010.08.11 23:54に書いた奴

>自惚れるのもいい加減にしろですか。
それなら日本が核廃絶を本気で訴えることも自惚れでは?
極北さんが言う日本はたいしたことないんですよね。
そんな大したことがない日本が世界に何を訴えることができるんですか?




…はいはい、揚げ足取り乙。
文脈はキチンと読め。
そもそも「小国」が主張しちゃいけないって法はないんだがね。

実際に、「小国」主導で構成された国際的な取り決めは少なからずあるんだがね。


>相も変わらず諸国民の善意に期待するんですか?


お前みたいに匿名でこそこそ足を引っ張る奴がいるから、ただでさえ難しい取り組みが更に難しくなるんだよ。
(無論、そればかりではないが)


>それから本気で核を廃絶したいなら日本が世界を支配できるだけの力を付けて、核を持ったらおまえらの国を潰すぐらいの、日本による世界秩序の構築をして初めて実現できるかなと。


そうそう、上記の意見をお前は非現実的だと判ってるらしいから敢えて言うが、核廃絶を願う人々の取り組みに対して「『平和を愛する諸国民』はいない(?)から云々」などとケチをつける行為は傍から見てみっともない事甚だしいぞ。

>平和を愛する諸国民

お前が考えているよりは居るだろうよ。
(でなきゃ、ホッブスじゃないが『万民の万民に対する戦い』になっちまう)

まぁ、ハンドルネームですら名乗れぬ輩にマトモな意見を期待するだけ無駄と言うモノだが。

2010.08.12 10:41 URL | てあとる☆北極の支配人 #DdiHOXp. [ 編集 ]

てあとる☆北極の支配人:

>地道に訴え続けるしかあるまいよ。

というのは、反核の市民運動のことを指していると捉えていいんですよね。

>少なくとも「自衛のための核武装」などと言うマッチポンプ臭い駄法螺を吹くよりは効果があるのは間違いない。

私は、交渉カードとして「「核兵器保有国がそれらを廃止しないなら・・」と言ったのであって、他国がもっているから自衛のために核武装するべきだと言った訳ではありません。

まあ、それはさておき「間違いない」と断言している根拠は何ですか?

地道な訴えを続けたことにより、米国やロシアや中国の世論(もっとも中国の世論は政策には影響を与えないだろうけれども)が、反核に傾いているというデータってあったりするんですか。今回の広島の件でも、米国は核保有も核使用も正当なものだというスタンスでしたが・・。そういうものがあるなら、少し見方を変えなければなりません。

2010.08.12 13:06 URL | はやぶさ #- [ 編集 ]

>はやぶさ

最初の問いについては全くその通り、とだけ言っておこう。


間違いない、と言い切る根拠は簡単、「マッチポンプ臭い駄法螺」だから。


何故「マッチポンプ臭い駄法螺」かと言うのは以下の通り。




http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B5%E5%9B%BD%E6%9D%A1%E9%A0%85

http://heiwawomamorou.seesaa.net/article/125303994.html

上述のエントリを見れば判るように、国連憲章には「敵国条項」と言うのがある。

ぶっちゃけ、「日・独・伊の旧枢軸三国およびその追従国に不穏な動きがあったら加盟国全体で叩き潰す」と言う内容のものだ。
勿論、現在は死文化してはいるものの未だ削除されている訳ではない。

仮に、核武装の可能性を仄めかしたりしようモノなら(ブラフであろうがなかろうが関係なく)、前述の敵国条項に引っかかる可能性が出てくるわけだ。

まぁ、一応は破棄・削除決議が1995年の国連総会で採択されたものの、批准した国の数は未だに発効に必要な数を満たしてはおらず、しっかりとその形を残しているんだな、コレが。

すなわち、敵国条項の復活と言う間抜けかつ深刻な状況になり得る、と。

中国あたりは、「それ見た事か!」とばかりにドラスティックな軍拡路線を奔るであろう事が容易に推察出来る。


そんな風になってからでは遅すぎるんだよ。

「いや、違うんだよ、俺は…(ry」などと浮気のバレた夫のような醜態を晒した挙句の果てに袋叩きにされるのが判っている以上、「核武装(ブラフとして、でも)」を言うのは残念ながら亡国の選択、と言わざるを得ない。


>地道な訴えを続けたことにより、米国やロシアや中国の世論(もっとも中国の世論は政策には影響を与えないだろうけれども)が、反核に傾いているというデータってあったりするんですか。


そんなもん、データを取るまでもないだろ。

誰だって核兵器が自分達に使われる可能性があるのは嫌に決まってる。

「嫌じゃない」とか言い張る者は、核兵器絡みで何らかの利益を得ている者か、現実を知らない大馬鹿者、と相場は決まっている。

「だったら先制攻撃だ抑止力だ」では状況は全く改善しない。
来るべく破局を先延ばしにしてるだけだ。


判ったか?

2010.08.13 16:24 URL | てあとる☆北極の支配人 #DdiHOXp. [ 編集 ]

てあとる☆北極の支配人さん:

市民の人道的な祈り・願いといったものは、全ての根底にあってしかるべきもの。ただ、核保有国の行動が主にパワーポリティクスの結果で決まっているなら、もっとそちらにも目を向けないと、私たちの理想は実現できないのではないでしょうか。この分野は、祈り・願いよりも、利害得失の判断や駆け引きといった交渉の世界なのではないでしょうか。核兵器がテーマの話なので、極論として核武装(米国も中国もとても嫌がるはず)の話題を出しましたが、これは日本国民の価値感としては最悪の交渉カード。であれば、もっと妥当かつ効果的な方法とはなんでしょう・・といったところが、本来の私の問題意識です。

ところで、国連憲章の「敵国条項」について。国際連合(United Nations)の直訳は「連合国」ですね。日本は国連の活動のバックアップ(資金供出)に関しては世界第二位ですが、国連での発言力が大きいとは言い難い。「核武装論」に対する反論として、日本の価値観や反核の国内世論を根拠とするのであれば理解できますが、「敵国条項」による諸外国からの圧力を心配してというのは、違和感が大きかった。なぜ敵国条項みたいなものを、すんなり受け入れた上での議論になってしまうのでしょうか。敵国条項の存在を今だ気にしなければならないとしたら、むしろ国際的にみた日本の立場を今だ脆弱と感じることの方を問題にすべきなのでは・・と思いました。もっとも、ここでこの問題を議論したいというわけでもないので、あなたの見解としては理解しました。

私は核兵器削減・廃絶に日本が取り組むときの方法論というか、どういうことが一番有効なのかということについて、いろいろな方の意見を聞いてみたいと思っていますが、あなたは「現状、反核の市民運動として、やるべきことにはきちんと取り組まれている」という意見でしたね。ということであれば、別の見方を聞けるはずもないので、また別の方に問いかけてみたいと思います。

2010.08.14 12:43 URL | はやぶさ #- [ 編集 ]

>はやぶさ
>「核武装論」に対する反論として、日本の価値観や反核の国内世論を根拠とするのであれば理解できますが、「敵国条項」による諸外国からの圧力を心配してというのは、違和感が大きかった。なぜ敵国条項みたいなものを、すんなり受け入れた上での議論になってしまうのでしょうか。敵国条項の存在を今だ気にしなければならないとしたら、むしろ国際的にみた日本の立場を今だ脆弱と感じることの方を問題にすべきなのでは・・と思いました。もっとも、ここでこの問題を議論したいというわけでもないので、あなたの見解としては理解しました。



…はぁ!?
お前は何も判っちゃいない。
「日本の価値観や反核の国内世論を根拠とする」のは当然以前の大前提に決まっているだろう。

こちとらお前の言う「パワー・ポリティクス」とやらの土俵に合わせて考え、
ありとあらゆる「利害得失」やら「駆け引き」やらを考慮してもなお、「核武装(交渉カードとして切る事さえも)」は最悪あるいは禁忌の選択肢だと言う事を言っているのに、


>極論として核武装(米国も中国もとても嫌がるはず)の話題を出しましたが、これは日本国民の価値感としては最悪の交渉カード。であれば、もっと妥当かつ効果的な方法とはなんでしょう・・といったところが、本来の私の問題意識です。




…「実は極論でした」
だぁ!?







ふざけんな。

逃げ口上も大概にしろ。

2010.08.14 19:50 URL | てあとる☆北極の支配人 #DdiHOXp. [ 編集 ]

菅さんはアメリカの核の傘が本当に抑止になると100% 思っているのでしょうか?同様に「日本も核武装するべきだ!」などという過激なことを言う人たちも、核の抑止論は必ず機能すると本当に言い切れるでしょうか?
たとえば、
82年におきたフォークランド紛争では、核保有国の英国にたいしてアルゼンチン軍が攻撃を行いました。91年の湾岸戦争では核保有国のイスラエルを核を持たないイラクがミサイル攻撃した事実についてはどう考えているのか聞いてみたいですね。こないだ日本にロバート・D・グリーン英海軍退役中佐というひとが来て興味を持ちました。彼の本(検証「核抑止論」現代の裸の王様)を読んでそれに気がついたんです。

よく言われることですが核抑止論はテロリストのように国家という体制を持たない人たちには、まったく効き目がありません。
「旧ソ連が製造していた持ち運び用の小型核爆弾だ。97年にロシアの元軍人がアメリカ人記者団に対し、その存在と、84発が行方不明であることを明かし、アメリカで大問題になったものだが、その後、米議会の調査などを経て、やはり100発近くが紛失している疑いが強いことがわかっている」
いわゆるアタッシュケース型核爆弾のことですが、もしテロリストに一発でも渡ったらおしまいです。今の世界がどれほど危険な状態であるか知るべきです。

日本人の固体出生率1.29で計算すると、なんと100年後には2400万、1000年後にはたった8人と言う計算結果がでるそうです。いつ攻めてくるかわからない敵に対して、年間5兆円もの軍事費を浪費している意味は何でしょうか?この日本は敵が攻めてこなくとも1000年後には消滅しています。出生率が2をはるかに下回る現在の日本は、だれから攻撃されることがなくても時間がたてば自然消滅します。優先順位の一番は「少子化対策・子育て」であって、軍事ではないことに気がつかなくてはなりません。

2010.08.21 15:21 URL | Vitamin-C #lqZcrvkk [ 編集 ]













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