きまぐれな日々

参議院選挙で民主党が惨敗し、自民党の改選第一党を許した。

事前の情勢調査で、地方の一人区における自民党優勢が伝えられていたが、それがさらに加速した。自民党は、一人区を21勝8敗と圧勝した。

民主党は、比例区では第一党を維持したが、前々回(2004年)、前回(2007年)より得票率及び獲得議席を減らした。また、自民党は比例区における低落傾向に歯止めがかからず、過去最低の議席数を記録したものの、一人区での貯金にものをいわせて、9年ぶりに改選第一党の結果を勝ち得た。

民主党対自民党以外で注目されるのは、みんなの党が得票を伸ばしたことだが、思ったほどの爆発的な勢いではなかった。公明党は議席を減らした。また、与党の国民新党、野党の共産党、社民党、国民新党は揃って惨敗するとともに、雨後の筍のように立ち上がった「たちあがれ日本」、「日本創新党」、「新党改革」もいずれも惨敗し、「たちあがれ」と「新党改革」が各1議席、「日本創新党」は獲得議席ゼロに終わった。

要するに、勝ったのは自民党とみんなの党だけだったのだが、勝ったはずの自民党も比例区では過去最少の議席を記録したことを、再度強調しておきたい。

昨日(11日)はずっと開票速報を見ていたのだが、風が吹かない選挙ではこういう結果になるのかなあと思った。

地域にもよるのかもしれないが、地方議会においては自民党の議席が圧倒的に多く、民主党の議席は最近少し増えたもののほんのわずかである。だから、自民党政権時代には、いつも国政選挙の1か月前くらいまでは民主党の支持率は低く、これで選挙になるのかと訝るくらいだったが、選挙直前になると論戦がテレビで注目されたところに小泉首相が失言するなどして(たとえば「人生いろいろ」発言など)民主党に追い風が吹き、民主党は2003年の衆院選で躍進し、2004年の参院選では改選第一党になった。もちろん、自民党も手をこまねいていたわけではなく、03年には当時「国民的人気」があるとされていた安倍晋三を幹事長に据え、04年には参院選前に当時の小泉首相が北朝鮮訪問を行うなど、人気取りの手を打ってきたが、安倍晋三が小泉が期待したほどの能力を持っていなかったために、小泉がもくろんだような結果は出せなかった。

これらの選挙を見ながら、民主党も綱渡りの選挙をするなあと思っていたのだが、2005年、小泉はついに順風を吹かせることに成功した。「郵政総選挙」である。自民党に吹いた猛烈な追い風の前に、民主党はなすすべなく惨敗した。あの時、民主党は「風」に頼った選挙のやり方が間違っていることを痛感したはずだ。だから、2006年に民主党代表に就任した小沢一郎は、地方を回って支持を訴え、2007年の参院選の大勝につなげた。

とはいえ、2007年の参院選も「消えた年金」問題という風が吹いたから民主党が勝ったのだった。今でも覚えているのだが、あの年の4月から5月前半くらいまでは、安倍内閣も自民党も支持率が高くて、まさか参院選で自民党が負けるとは思えなかった。それが、「消えた年金」問題と、松岡利勝農水相(当時)の自殺などで、あっという間に風向きが変わった。国民の生活そっちのけでひたすら「改憲」にだけ熱中した当時の首相・安倍晋三も実質的に民主党を応援したようなものだった。つまり、あの選挙でもやはり強烈な「風」が吹いたのだ。

ところが、今回の選挙ではそういった「風」がなかったように思う。菅直人首相が唐突に消費税増税を言い出して、民主党に逆風が吹いたとはいうものの、自民党もそれ以前に消費税増税を打ち出していた。民主も自民も、互いに風を打ち消すような行動をとった。こうして無風化された時、政党の地力が出たのだと思う。民主党の小宮山洋子が、一人区では地方議会の議員が自民党と比較して圧倒的に少ないことが響いたと言っていたが、そういう要因は確かにあっただろう。

当然、民主党は来年の統一地方選で地方議会での議席増を狙ってくるだろうが、大きな問題がある。というのは、現在の民主党は、あまりに都市部リベラルの利益代表という色合いが強すぎて、地方ではなかなか支持が得られないのではないかと思うのだ。特に、菅直人首相や枝野幸男幹事長は「都市部リベラル」の色彩が強い。

今回、民主党執行部が情勢を甘く見たのも、彼らが東京ではさほど逆風を感じなかったこともあるのではないか。東京では民主党は2議席を獲得して、得票数も多かったし、私の周囲でも、民主党支持の声が多かった。しかし、地方はそんなもんじゃないぞ、と私は思っていたのだった。現時点というか近い将来における消費税増税の悪影響は痛んでいる地方を直撃する。だから、自民党も民主党も消費税増税を言っているなら、昔からなじみのある自民党が消去法で選ばれる。地方での強さに関しては、民主党は自民党の足元にも及ばないし、菅直人は小沢一郎の足下にも及ばない。

民主党が都市リベラルに偏りすぎた体質を改めるのは容易ではない。何より、同じく都市部を支持基盤とする前原誠司や野田佳彦らが持っている新自由主義的体質を克服しなければ、民主党が地方で地力を蓄えることはできない。新自由主義は、地方との相性が悪い。再分配がうまく働かなければ、地方はどんどん疲弊する。

今回の選挙結果を教訓として、民主党は新自由主義的体質を改めるべきだと思うが、実際には躍進した新自由主義政党・みんなの党に幻惑されて、逆に新自由主義色を強めるのではないか。みんなの党は、選挙区での当選者は首都圏だけであり、残りは比例区の票で議席を稼ぐ勢力である。そういう性格を持っているから、決して単独では天下はとれない。だから、民主党がそういう政党の真似をしても、墓穴を掘るだけだと思うのだが、彼らは失敗から学ばない人たちだから、きっと墓穴を掘るだろう。国民の新自由主義への幻想はまだまだ強く、もう一度新自由主義の政治で痛い目に合わなければ社民主義的な方向への転換はできないのではないかと私は悲観的に予想している。

もう一つ私が関心を持っているのが、例の比例定数削減の話である。今回の参院選でも、民主党は菅直人がぶれまくったことで比例票をずいぶん「みんなの党」にとられたけれど、それでもなお比例区で強みを持つ政党である。そんな政党が比例区定数を削減するなんて自殺行為だと思うし、民主党内の政治家の色分けでも、小沢一郎な地方に強い政治家であれば小選挙区主体の選挙でも勝てるが、菅直人のような都市型の政治家にとっては、小選挙区制主体の選挙は苦手なはずだ。それを示したのが昨年の衆院選であり、今回の参院選における民主党の一人区惨敗だった。

だから、小沢一郎と鳩山由紀夫が熱心に推進していた「衆院比例定数80削減」を止めようと言い出す理性的な議員が、反あるいは非小沢側から出てきても良いと思う。別に親小沢側から出てきても良いと思うけれども、それはあり得ないだろう。しかし私は、民主党の国会議員たちにはそんな勇気のないだろうだから、この方針を撤回はしないだろうと考えている。なぜなら、それは二大政党制を志向する民主党のイデオロギー自体を見直すことを意味するからだ。いい加減民主党内から二大政党志向見直しの議論が出てきても良さそうなものだが、なかなか出てこない。衆院比例定数削減法案自体は提出しても成立しないだろうから、普通に考えれば提出はしないはずだけれど、これだって民主党と自民党がつるんで強引に成立させる可能性がある。この場合もっとも得をするのは、いうまでもなく自民党である。

民主党の話ばかりしたが、勝った自民党については特に言うことはない。比例区の得票は惨敗した前回参院選よりかえって減らしているくらいであり、今回の選挙では、民主党の敵失と、長年築いてきた地方での蓄積にものを言わせただけだ。自民党低落のトレンドは変わっていない。だが、歴史的使命を終えた政党とはいえ、しぶとさは大したもので、かつての社会党のように一気に衰退するのではなく、徐々に衰えていくのだろう。微減の公明党も同様に、徐々に衰退しながらも今後も国会に議席を得ていくに違いない。

問題は、消費税増税に強硬に反対した国民新党、共産党、社民党の三党である。国民新党の場合、連立政権において思想右翼の度合いを強めて連立政権の成果を出す上で障害になったデメリットがあり、せっかくの経済政策におけるメリットを打ち消してあまりあるものだったので、獲得議席ゼロという今回の惨敗も仕方ないと思うが、共産党と社民党の比例区における得票が3年前と比較して減っていて、「みんなの党」に食われた形になっているのはまったくいただけない。共産党の訴えも社民党の訴えも、「消費税増税反対」しか有権者には伝わっておらず、だからアピールできないのである。

共産党は「科学的社会主義」を標榜しているが、社民党は社会民主主義的な福祉国家を目指す政党であるはずだ。それなら、目指す社会のビジョンと、そこに至る道筋を示さなければならない。「消費税ハンターイ」とだけ言っていれば参院選に圧勝できた21年前の成功体験にいまだにしがみついているから、同じ消費税増税反対を主張する「みんなの党」に票を取られてしまう。「みんなの党」は「小さな政府」を目指すとはっきり言っている。社民党はそれとは対極の「サービスが大きくて賢い政府」を目指す政党のはずだが、それを訴える努力があまりにも欠けていた。だから社民党はダメなのだ。開票速報のあとに田原総一朗の司会でやっていたテレビ朝日の番組を見ていると、辻元清美にはそのあたりを説得力を持って訴える能力があると思った。福島瑞穂党首とは不仲なのかもしれないが、辻元氏が今後の社民党のキーパーソンになるように私には思われる。

共産党については、今後党内で開かれた議論ができるかどうかに党勢の回復がかかっているのではないか。今回の参院選では、政権を批判する政党として唯一筋が通った政党だったから共産党に投票したが、政権をとる力をもった政党として期待して投票したわけではない。「科学的社会主義」にこだわるなら独自の道を行くのも良いだろうが、「共生党」的な党のあり方を志向するのであれば、開かれた党体質に改め、社民党は言うに及ばず、さらに広く「反貧困」運動との協力関係を構築して支持層を広げる努力が求められるだろう。

いずれにしても、「消費税増税反対」しか伝わらなかった(本当はそれ以外のことも言っていたのだろうし、選挙戦終盤では報道もされていたけど)これまでの行き方を続ける限り、社民党にも共産党にも未来はないことがはっきりした。

躍進した「みんなの党」だが、これはいうまでもなく徹底的な「小さな政府」を主張する政党である。雑誌『ロスジェネ』などで人気を得た学者たちが、今回「第三極」を宣伝して、暗に「みんなの党」支持へと人々を誘導する動きを見せたことには、彼らの正体見たりの思いだが、それが劇的に選挙結果に反映したというほどの選挙結果でもなかった。それでも、今後「みんなの党」の影響力を増すだろうと考えるとうんざりさせられる。

今回の参院選で、せめてもの溜飲を下げたのは、いうまでもなく「たちあがれ日本」、「日本創新党」、「新党改革」の3党の惨敗だった。平沼赳夫も与謝野馨も山田宏も中田宏も舛添要一も全然テレビの画面に出てこなかったし、「日本創新党」の比例区の得票は、女性党に肉薄されていた。党発足時からは考えられない惨敗だった。これで彼らの影響力もずいぶん削がれるだろう。ここ数年、平沼赳夫が「新党を結成する」と叫んでは週刊誌に取り上げてもらうというパターンが続き、「真正保守」の政党でもできるのかと思ったが、何もできないことがこれで証明された。今後、平沼赳夫がメディアに取り上げられる機会は激減するだろう。他の面々も同様である。クソ面白くもなかった参院選で、唯一溜飲を下げたのがこれらの党の惨敗だった。だがそれも、「三党揃って全滅」ではなかったので画竜点睛を欠いた。残り3議席の時点まで、「たちあがれ日本」と「新党改革」は獲得議席数ゼロだったのだが、「たちあがれ」と「改革」が立て続けに議席を確保したのに失望させられた。残る1議席を社民党が獲得して、同党はようやく2議席目を得るとともに、国民新党の獲得議席ゼロが確定した。最後まで不愉快な開票速報だった。


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今回はみんなの党に投票したが、福岡は2人区の選挙区なので組織票を有する自民・民主が共に当選し、みんなの党の候補者は第3位となり落選した。 全体の結果として新自由主義に魂を売り渡した「民主党」に「レッドカード」を投げつけることが出来たが小泉の亡霊が徘徊する「自民党」に対して「イエローカード」は出し続けている。1人区で自民党に投票した多くの国民もそう感じているに違わない。 おごるな「民主」!おごるな「自民」!である。
「消費税増税阻止」という言う意味で「みんなの党」というカードは現時点では捨てられない。

2010.07.12 10:31 URL | 世直し大工 #- [ 編集 ]

「民主党内反小沢一郎氏陣営の議員は、


①対米隷属


②市場原理主義


を基礎に置いている。しかし、昨年8月の総選挙で民主党を支持した主権者国民は、


①対米隷属からの脱却


②市場原理主義から共生重視主義への転換


を掲げた民主党の方針に賛同して民主党に一票を投じたのである。」(以上、7月12日の氏のブログより引用)
 主権者が賛同していたら、公約通り政策が履行され、今回の選挙も民主が圧勝だったのに決まっていますが。
 植草なんて興味もありませんでしたが、結局ずれたことを言っている人だと思いました。一方で小沢を持ちあげたり、変に批判してみたり、言っていることがでたらめすぎます。

2010.07.12 10:35 URL | puyonyan #- [ 編集 ]

私は、2004年の民主党も年金改革で実力以上の議席を得ていたように見えたので、去年から一部で楽観論があったことが理解できませんでした。さらに強い意味で2007年分も水ぶくれの議席を抱えていますから、本当に民主党政権首脳は憂鬱だと思います。

中期的な趨勢としては、民主党と自民党が、都市部と地方で漠然と利害を代表するような二大政党に収斂していくでしょう。みんなの党は、そのうち都市部を代表する側に吸収されるでしょう。

ただ、1、2年くらいの間に、みんなの党が主張するような極端な行革に二大政党がすりよって、すべてが通る可能性が出てきますので、消費税以上にそちらが困ったものだと尾思っています。

2010.07.12 10:36 URL | 津宇部江 #- [ 編集 ]

私は今回は選挙区は共産党、比例区は社民党(保坂さん)へ入れたのですが、惨敗でしたね。
社民党惨敗の原因は、ブログ主さんが仰るように小さな政府志向の自公政権で痛めつけられた層へ、ただ消費税増税反対だけではなく、格差社会是正の為の機能をもった政府を目指すということを、しっかりとアピールできなかった事につきると思います。
共産党については、やはり若い層から中年層へ向けての、夢のある社会実現の為の道筋を示せていない点が大きいと思います。
「男はつらいよ」という映画がありますが、あれを見ていてつくづく思うのは、これってただの貧乏人肯定論じゃないのということです。
金持ちは悪だから金持ちなのだという論理で毎回展開しているようですが、しかしそれは逆にみれば貧乏人の固定化でしょ。
それでは特に今の若い層へは魅力を感じさせませんよ。
共産党のイメージはまさにそれです。
いくら格差社会で底辺の者は苦しんでいるとしても、そこから這い上がり金持ちになれるかもしれない夢はあるのです。
しかし共産党は常に貧乏人を固定化してみていて、それをこうすれば上に上がれるのだという道筋を提示できない。
今回票を伸ばしたみんなの党は、例えば松田候補のような人物を起用して、その辺を暗に訴えてきている。
それがたとえ夢であっても、人は夢が無いと惨めなものです。
前から感じていたのですが、共産党には夢が無いのです。
だからいくら日常活動で立派なことをしていても大きな得票には結びつかないのです。
共産党が今後も政権を目指すのならば、その辺をクリアーしないと駄目でしょう。
そもそも党の未来を支える若い党員が付いていけない。
はじめから俺達一生貧乏なのだというのでは無理ですよ。

2010.07.12 10:44 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

政治家は、選挙結果に表れた民意をよく汲み取って欲しい。
一、国民新党当選ゼロ
郵政改革法案は明確に国民から拒否された。
郵政関係者だけを優遇する内容を含む法案が支持されるわけがないと思う。
二、千葉景子氏落選
外国人選挙権などの急進的な法案は国民の理解を得られていない。独りよがりの正義は支持を得られない。
三、みんなの党大躍進
公務員改革、公共事業の削減により支持を得て政権を手にしたのは民主党だったはずだ。当初の民主党らしさを捨て、ばらまきに走ったので、無党派層が「みんな」に流れた。
四、社民党の敗北
国外、県外を唱えて連立解消をした福島氏は一部の賞賛を受けた。しかし政権を担当しないことを前提とした無責任な主張には、広く国民からの支持は得られない。
五、保守新党が軒並み惨敗
07年に安倍元首相が参院選で敗北したことから何も学べなかった哀れな人々だ。保守を旗頭にしても票は集まらない。国民は不毛なイデオロギー論争には関心がない。

2010.07.12 11:40 URL | 外野席 #- [ 編集 ]

民主党現執行部に近いのは、より正確に言うなら大企業正社員型の労働者層なのではないでしょうか。それこそ朝日新聞社社員のような。
給与水準が高く生活も安定しているこの層なら、消費税増税をそれほど負担と感じず、仮にそれにより財政が健全化し将来の年金などの問題が解決するなら、むしろそちらを選ぶような気がします。そしてもちろん、大企業が潤うことは自分たちの生活の安定につながりますので、大企業を利する政策を必ずしも厭わない…。

これまでの世襲首相たちと違って、菅首相は確かに“庶民”の出身で、本人もそれを売りにしようとしていたように思います。
しかし菅首相の念頭にある“庶民”が、生活の安定した(恵まれた)労働者層をイメージしたものであるなら、いかに出自が給与所得者の家庭であったとしても、すでにその層自体が極端に二分化している現代の日本に対応できる政治家ではないと思います。
そして今回、見事にそれを立証してしまったということでしょう。
けっきょく、菅氏は90年代までの政治家だったのではないかと思います。

消費税増税を唱え続けた朝日新聞は、今回それに乗っかった民主党現執行部の惨敗をどう受け止めるのでしょうね?…何も考えないか…。

2010.07.12 11:45 URL | southpaw #- [ 編集 ]

正直言って世論が全く見えない選挙だったという思いです。世論の半分が消費税反対にもかかわらず消費税増税に最も積極的な自民党が第一党。辺野古にあれだけ反対しながら、全く同じ結論にもかかわらず小泉の日米合意はいいが鳩山の日米合意はダメというトンチンカンな候補が当選してしまった沖縄等々。ワケが分からない状態になってしまった。

極右ミニ政党が惨敗したことに溜飲を下げておられるようですが、大阪市議生野区補選で橋下新党がまた勝ってしまったのは大阪の住人としてとても溜飲を下げられる状態ではないです。

2010.07.12 12:14 URL | 2割しかいない少数派の府民 #rZFRC36c [ 編集 ]

みんなの党は、昔の民主党を思い出させますね。言ってることも、期待する支持者も。
原始民主党のパロディといっては言い過ぎになるんだろけど、キッチュなかんじがしますよ。

2010.07.12 12:35 URL | nessko #aIcUnOeo [ 編集 ]

政治家は、選挙結果に表れた民意を汲み取って欲しい。
六、タレント候補の落選が多かったこと
谷亮子、三原じゅんこを除けばタレント候補は流行らなかった。今のように国民が政権選択を真剣に考えているときには、むしろタレント候補はマイナスだと思う。
七、民主の一人区惨敗
民主党の党勢を回復するには議員定数を全国平等にすることだと思う。1対1にすれば一人区は激減すると思う。
八、自民の勝利
民主の批判票を集めているだけともいえるが、国民は必ずしも消費税に反対ではない証拠ともいえる。社会保障を今の水準で今後も維持するには累進税率の引き上げなどでは全然足りない。遠くない将来、行政がスリムになり、景気が回復基調になれば、社会保障の切り下げか消費税増税かの選挙を行なうべきと思う。

2010.07.12 13:25 URL | 外野席 #- [ 編集 ]

 予想以上に憂鬱な結果にもかかわらず、総括エントリーを立てられた古寺多見様に敬意を表します。おおよそ賛成ですが、みんなの党の評価が私とは異なります。
 私は、今回選挙での「みんなの党」は、政策でも擁立候補者でも第2自民党(清和会)と見ます。地方の穏健保守をつなぎとめるためにエッジを切りにくい自民党に代わって、みんなの党は実験店舗の役割を果たしていると見ます。
 地方だけでなく都市でも比例でも、自+み>民主であり、菅執行部は選挙を甘く見て、ゾンビを復活させてしまったと評価します。民主党は今後の政策や党運営の立て直しでも、連立工作でも、このことを深刻に考えるほうが良いでしょう。
 非改選も含めると、民+国+無+社+共=120、自+た+み+幸+無+公19=120で、議長など当面は改革2が、委員長など長期では公明19がポイントとなるでしょう。なお、「みんな」のうち川田氏だけは個別対応が可能かもしれません。
 この連立で、政策は去年の政権交代時のマニフェストに原点回帰が、民意でしょう。私個人は菅さんを支持してきたのですが、安倍政権末期のような状態になっていますので、1回休みで海江田さんにでも交代するのが良いと思います。税制の専門家であり、分かりやすい説明能力も高いですから、混乱を収集するにもうってつけでしょう。ただし、くれぐれも党内抗争を起こさずに結束することが前提です。

2010.07.12 14:04 URL | トホホ #/Amn5WiM [ 編集 ]

自民党の選挙区の候補は、公募をやるようになってから少しずつ良くはなっていますからね。6年前の候補と比べてみてください。世襲新人も急増候補だけだった。

ありえないことでしたが、同日選なんかやられたら、本当に大変だったかもしれません。ただ、日本の政治のためには、私は自民党(でもなんでもいいのだが)が対抗勢力として、少しでもよい政党になって存在することはプラスだと思いますし、それが多くの国民の感覚でしょう。

2010.07.12 14:16 URL | 赤塚男 #- [ 編集 ]

小負け→三宅坂
中負け→代々木
大負け→信濃町

などと妄想していましたが、共産・社民合わせても過半数には届かない最悪の事態となりました。
しかも菅首相が社民色を修正して負けたのは深刻です。更に社・共・公明まで数を減らしたことはフリーターの私には絶望感すらありますが、菅首相を降ろしても事態は良くなりません。(菅さんへの思い入れ含みですが)

せめて公明党は自民・みんなよりはマシなので予算に要求を反映すれば連携できるかもしれません。社民党を加えた衆議院3分の2と併せて光明を見出だしてもらいたいです。
菅直人はもう終わりだと言う人が多いでしょうが、『まだ終わらんよ!』と強がりたいと思います。

2010.07.12 14:29 URL | RASEN #- [ 編集 ]

日本のメディアが流布する財政危機説にはおかしな点が多すぎる。確かに日本の国債発行残高は800兆円を超えているが、以下の点が見落とされているのだ。

・日本国債の95%は国内の投資家(大雑把に言えば日本国民)に保有されているために、利払いは国民に対してなされ、市民が潤う。

・国債の長期金利がわずか1.2~1.3%であり、これは先進国中もっとも良好な数字である。暴落などとはほぼ無縁。

・膨大な政府資産500兆円を考慮に入れれば実際の債務(純債務)はせいぜい300~400兆円で、名目GDPの60~70%程度でしかない。

・全て円建て債務である。「通貨発行権」を有する政府が自国通貨建ての負債で債務不履行になることは論理的にありえない。


2010.07.12 15:53 URL | GT5 #yOkMZJi6 [ 編集 ]

>消費税増税を唱え続けた朝日新聞

朝日に限らず、大半のマスコミや、経団連、評論家などが一斉に「消費税ばかりが敗因ではない」とか言ってますね。
そして何か細かいことをゴチャゴチャ言い募って誤魔化そうとしている。
むしろ、そうやって誰も彼もが「消費税ばかりじゃ・・・」とか言い訳に走らないとならない状況が一番の証拠になっているような。
消費税で負けたに決まってるじゃん。

これだけ明確に梯子を外され、まだ消費増税に拘るつもりなんですかねえ民主。
自民は民意と逆向きだというのに結果として勝ってしまったので、チョーシこいて更にその方向で行くでしょうが。

沖縄で社民が最も支持を伸ばしたにも関わらず自民候補に決まったことといい、やはり二大政党制というのは、民意に反する最悪のものと言わざるを得ません。

2010.07.12 17:51 URL | Gl17 #EBUSheBA [ 編集 ]

ほんっとにつまらん参院選でしたね。まさしく税金の無駄遣いです。勝者なき戦い。棚ボタで儲かった小党がひとつあったけど、発展性はないです。

しかし升添はいい赤っ恥でしたね。まぁ見えていた顛末ではありますが、実にいい気味ですな。とっとと政界から足を洗って、TVの世界に戻ってホラを吹いてりゃいいんです。どうせ虚飾の虚職なら、タレント学者のほうが金になるんでしょアハハハ

2010.07.12 22:07 URL | 謎のカスパール・ハウザー #- [ 編集 ]

比例区で圧勝しながら、選挙区で大敗し、結果選挙全体では惨敗。
これが小選挙区の怖さです。

これでもまだ民主党は比例区削減を唱えるのでしょうか? だとしたら相当のアホウです。

わが家は赤旗日曜版を取っています。
そして選挙に関しては、本当にほとんどが「消費税増税反対!」だけしか書いてありませんでした。
共産党は多角的に「なぜ新自由主義が危険なのか?」ということを明確に語るべきだったのです。

2010.07.12 22:39 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

舛添とともに、日本創新党も赤っ恥ですね。
過激なほどの地域主権を主張するなんて、思想的な矛盾も甚だしい。
国をばらばらにするような者が極右とは言えまい。
結果は見てのとおり、と。

2010.07.12 23:35 URL | 元大阪府民からの伝言 #- [ 編集 ]

自分のところは2人区で、参院選は自民/民主が1議席ずつになることが決まっているようなもので、全く面白味がありません。
1人区の勝敗が大きく取り上げられていますが、小選挙区制が民意を正しく反映しないことはみんな解っているはずなので、現状の“中途半端な”選挙制度を改めるべきと思います。
衆議院の比例定数削減(いわゆる“民意の集約”)の代わりに、参議院は全国区(比例)だけにしてもらえば良いのではないでしょうか?
参議院でより深刻な“1票の格差”問題も解消でき、「選挙区での投票の見返りに比例は公明へ」などという馬鹿げたこともなくなるので、少しは参議院選挙が真っ当なものになるように思います。

2010.07.13 00:10 URL | たまひろし #GtO0h//c [ 編集 ]

逆に言えば、政権交代みたいなドラスティックってのは、何らかの風が吹かないとだめってことですよね。現実的には、今後もねじれ国会→政権衰弱死→政権交代というコースをたどると思うんですけど、3年ありますし、その前に参院改革の機運が出てくるかもしれません。

2010.07.13 00:11 URL | PKS #- [ 編集 ]

GT5さん、完璧です。

ついでに言うと、純債務300兆円のうち200兆円は為替介入でつくった借金です。
ドルに両替して円安ドル高にするために使った金ですが、毎日しょぼしょぼやるもんだから、介入直後に値をもどされて丸損。
純債務になってます。
実際、為替介入をやめた2005年以降、政府の純債務は2008年までの3年間ほとんど増えていません。
つまり一般会計の歳入不足はほとんど大勢に影響を与えていないのです。
どっかの政党のように、公務員を削減して給料を減らせと言うのは、国民を本当の問題二気付かせないための欺瞞です。

我が国の財政は黒字ですから。

2010.07.13 01:01 URL | sonic #GCA3nAmE [ 編集 ]

消費税増税へのマスコミ対策が裏で行われていたようです!!

仙谷官房長官は、マニュフェストから電波料値上げにつながる
「電波オークション」を 外してテレビ局に恩を売り、
記者クラブの存続と優遇を約束、さらに、官房機密費がメディアに
渡っている疑惑については、追求しないことを約束して、
メディア対策を行っていたそうです!!

http://electronic-journal.seesaa.net/

2010.07.13 05:21 URL | ただの亀ファン #- [ 編集 ]

選挙前に「成長より成熟」と書いてみたが、
結果を見る限りトレンドはその逆なんだなと。
いい加減銭ゲバは止めようや。

2010.07.13 13:21 URL | 観潮楼 #- [ 編集 ]

アメリカからすれば、シナリオ通りだろうね。最終的にネオリベ二大政党制にするために政界再編を目論んでいるんだろう。だから自民、公明、民主は全て解党させる必要があると。
小選挙区制で社会党を弱体化、清和会に自民党の主導権を握らせ、ネオリベ政策によりその支持基盤を破壊+衆院選で自民を大敗・弱体化させ、反動で強大化した民主も今回で改めて弱体化させる。みんなの党等清和会別動隊がねじれ等々いろいろ難癖つけて政界再編。最終的にはこんな感じに落ち着くのでは。

2010.07.14 01:00 URL | ラーメン #- [ 編集 ]

そうだったのか!池上彰。
この人は「国民」を騙すのが上手い。
やはり「新自由主義」のスポークスマンだ。
池上彰は「財政危機」を利用して「消費税増税」を目論む、ただの「詐欺師」です。

わかりましたか?

2010.07.14 20:12 URL | 世直し大工 #- [ 編集 ]

朝や夜のワイドショー?系番組で渡辺よしみが出まくり、礼賛ぶりがすごい。昼は更にすごいのでしょう。公務員制度改革や地方公務員の人件費問題などは、過去あまりに手付かずだったので進展すれば、と思うが、アジェンダとやらをそのまま実行されたらえらいことです。消費税が遅れる可能性は出てきましたが、みんなの党が詐欺師とバレた後で、更にひどい増税が来ませんか。

民主党自身にとっても、みんなの党は本来攻撃すべき対象であり、ラブコールは論外と思う。党内に深刻な対立を生みそうで、混乱を見るのがまた憂鬱。

2010.07.15 21:02 URL | サンボレ #- [ 編集 ]

puyonyanさんへ
>「民主党内反小沢一郎氏陣営の議員は、
>①対米隷属

小沢一郎こそ対米隷属であることを理解して下さい。
(極端な小選挙区制偏重&二大政党制偏重のため、これ最重要。)

2010.07.16 23:09 URL | オザワキラー #J1YBvIe6 [ 編集 ]













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2010.07.13 17:20 |