fc2ブログ

きまぐれな日々

参院選終盤の情勢は、民主党の失速が一段と鮮明になり、朝日新聞の記事を見ると、民主党は50議席割れ、自民党は選挙区で民主党と互角だが比例区で伸び悩み、40議席代半ば、代わって伸びるのが「みんなの党」で、10議席を超える勢いだという。

朝日新聞の予想通りになれば、現有議席との比較でいうと自民党も増えることになるが、私が基準としているのは2004年参院選における民主党50議席、自民党49議席という獲得議席数であり、両党ともこれを下回った場合敗北であると見なす。つまり、現状では両党とも敗北する可能性が高いわけで、その代わりに伸びる政党が「みんなの党」ということになると、いわゆる「民意」は、民主党と自民党がともに掲げる消費税増税に「ノー」だということになる。

特に注意を喚起したいのは自民党の比例区獲得議席の予想であり、朝日の紙面を見ると11議席程度となっている。2004年は15議席、07年には14議席だった。あれほど「惨敗」した安倍晋三時代の自民党の参院選で、自民党は比例区では1議席しか減らしていないが、今回は党勢が大幅に落ちているのだ。選挙区で民主党の自滅に助けられて善戦しているだけだ。民主党も、2004年の19議席、07年の20議席から、17議席程度に減る予想になっており、要するに民主党と自民党の両方が支持を失っているということだ。これが、両党とも消費税増税を打ち出していることと無関係だとは言わせない。

ただ、私が問題だと考えているのは、一口に消費税増税反対といっても、経済軸上の左側の反対と右側の反対があるということで、「みんなの党」の党勢拡大は、明らかに経済軸上の「右」側というか、要するに新自由主義勢力への支持がいまだに非常に強いことを意味する。

思い出すのは2月、菅直人が財務大臣に就任早々、税調専門家委員会の委員長に神野直彦・東京大学名誉教授(当時関西学院大学教授)を招聘し、税制の抜本的改革の議論を始めた頃の話だ。マスコミは早速これを「消費税増税論」にねじ曲げ、神野氏を「消費税増税に理解のある学者」などとテレビが報じていたので、当ブログはさっそくそれに反論した。だが、肝心の菅直人自身が消費税増税に傾いていたことが、菅直人の首相就任後に露呈した。

社会民主主義をとる北欧諸国の消費税率は確かに高い。だが、直接税の税率も高く、日本が消費税率を10%に引き上げると、税収全体に占める消費税の比率は、スウェーデンよりも高くなってしまう。このことは、月曜日(5日)に放送された、たけしの政治バラエティ番組でも紹介されていた。

歴史的にいえば、日本が福祉国家であったことは過去一度もない。田中角栄というのは、先見の明のあった政治家で、1972年に総理大臣に就任した彼は、1973年を「福祉元年」と位置づけ、日本を福祉国家へと転換しようとした。それまでの日本は、新自由主義者たちの大好きな「トリクル・ダウン」が成り立っていた国だった。高度成長期においてはたいへんな人手不足で、正社員よりパートタイマーの方が時給が高いこともあったが、大企業は従業員への手厚い福利厚生や終身雇用制で正社員をつなぎ止めていた。だが、それは高度成長経済で初めて可能だったことであり、本来政府がなすべきことを企業が肩代わりする、そんな時代は長くは続かない。

政策転換の必要性は、古くは池田勇人が予見していたことであり、本来なら佐藤栄作内閣時代に日本は福祉国家への道を模索すべきではなかったかと思うが、生憎佐藤は池田の政敵であり、佐藤が池田の示唆を政治に生かすことはなかった。田中角栄が総理大臣に就任したのは1972年で、1973年を「福祉元年」としたことは、田中角栄が政権初年度から福祉国家志向を見せたことを意味するが、不幸にして1973年は石油危機の年であり、田中角栄が意図した福祉国家への転換は頓挫した。不況は次の三木政権時代にも続き、景気が持ち直した時に政権を担当したのは緊縮財政への志向性を持つ福田赳夫だった。

不幸にも、日本では悪い内閣ほど長く続く傾向がある。中曽根康弘内閣や小泉純一郎内閣がそうだが、佐藤栄作内閣もその例に数え入れて良いだろう。とにかく、岸信介や安倍晋三も含めて、彼ら一族は日本に害毒ばかり流し続けた。田中角栄の総理大臣就任があと数年早ければどうなっていたか、と思うようになったのは最近のことだ。

福祉国家を建設する道筋においては、まず直接税の税収を増やし、それでも足りない分を間接税で補う。これが基本であるが、消費税を導入しつつ、直間比率を適正化すると称して直接税を減税し、結局税収を増やさないまま直間比率だけヨーロッパ並みにしたのが、80年代以降の自民党政府が行ってきた税制改革だった。いうまでもなくその政策の基本は「小さな政府」である。特に、中曽根康弘や竹下登の時代、バブル経済で税収が増えている時に直接税減税を行ったが、バブル経済を過熱させ、税収を減らした最悪の政策であり、本来「財政健全化」はバブル期のような時にやるべきことだった。中曽根や竹下の罪があまりクローズアップされないことに、私は不満を抱いている。

現在、「消費税増税論者」として非難されている小野善康は、その著書において、好況期に財政再建を行い、不況期に財政出動を行えと主張していたと記憶する。これ自体はまっとうな主張である。小野善康が不用意に消費税増税を口にして、「所得税増税の方が良いけれど、消費税でも良い」と発言したことには批判があって良いと思うが、それ以前に、自民党政権時代が推進し、現在の菅民主党政権にも影響が根強く残っている「小さな政府」の政策を批判することの方が、より本質的だし重要だ。

特に、社会民主主義を掲げる社民党は、本来高福祉高負担の社会を作るロードマップを国民に訴える努力をすべきだったと思うが、その成果が見られなかった。福島瑞穂党首の主張からは、「増税反対」しか伝わってこないし、かと思うと阿部知子政審会長は直接税の税収増へのアピールが全然できていない現状で、唐突にテレビで「消費税増税容認」発言をする始末だ。福島瑞穂も阿部知子も、やっていることは「みんなの党」の党勢拡大に協力しているだけなのだ。朝日新聞の予想では、社民党の獲得予想議席は比例区の「1」だけで、比例で2議席目を獲得できる可能性が出てきたとするものの、改選の3議席を守る可能性はないようだ。朝日新聞が11議席獲得を予想する「みんなの党」と社民党との差が、そのまま新自由主義と社民主義の支持率の比だと考えるほかはない。国民の圧倒的多数は今でも「小さな政府」を熱狂的に支持している。いつ「第二の純ちゃん」が現れても不思議はない(「第二の純ちゃん」は日本の中央より西寄りのところにいるような気がする)。

民主党の話をすると、神野名誉教授の税制改革を「消費税増税による財政再建」(もしくは法人税減税の穴埋め)に換骨奪胎してしまった菅直人首相の罪は重く、これだけでも民主党は参院選に負けて当然である。「社会民主連合」を出発点とする政党人がこんなことをやらかしたことは、1979年に保守本流の大平正芳が「小さな政府」にかぶれていながら、「一般消費税」創設を公約に掲げて満を持して解散し、批判を受けて公約の撤回に追い込まれる醜態をさらして、自民党の党勢拡大期であったにもかかわらず惨敗したことと対応する。よく今回の菅直人を12年前の橋本龍太郎と重ね合わせる議論があるが、1998年には既に消費税を増税したあと(1997年に3%から5%に増税)の減税を巡る議論で橋本首相(当時)の発言がぶれたのだった。1989年に「山が動いた」消費税参院選にしても、消費税が創設されたあとの選挙だった。今回の菅直人に一番近いケースは、1979年衆院選の大平正芳である。

当時「小さな政府」にかぶれていながら一般消費税を創設しようとした大平には、直接税減税の意図があったのではないかと思うが、選挙で惨敗した自民党では「40日抗争」が起きた。今後、民主党政権内で「40日抗争」が起きるのか、あるいは参院選で惨敗する民主党と比例区で惨敗する自民党が許されざる「大連立」を組むのかはさだかではないが、後者の場合、民主党内が許さなかった2007年の小沢一郎の「大連立」を阻止したと同じ役割を、当の小沢一郎が務めるという漫画のような事態が生じるかもしれない。

前回のエントリで、政策の立ち位置では民主党と公明党が近く、「えらぼーと」の回答は民公連立を示唆していると書いたが、実際の政治がその方向に動く兆しは見られず、むしろ公明党は自民党との接近を強めている。考えてみれば道理で、菅直人は2007年に受けた『論座』のインタビューで公明党とは体質が合わないと明言している一方、創価学会は菅直人を「仏敵」扱いしている一方、公明党と小沢一郎は、細川連立政権から新進党までの時代と、自自公連立時代に組んだ間柄だ。

私は、だからこそ菅直人が小沢一郎の動きを封じるために、公明党との接近という高等戦術に出るかもしれないと思ったのだが、現在の民主党政権首脳たちは思いのほか原理主義的らしく、そのくせ新自由主義には親和的で「みんなの党」に秋波を送ったりするからどうしようもない。鳩山政権時代の「旧民社の弊害」も深刻だったが、現在の菅政権の「松下政経塾の弊害」も深刻だ(もっとも、「みんなの党」に秋波を送った枝野幸男は松下政経塾出身ではない)。旧民社にせよ松下政経塾にせよ、肝心なところでマキャベリズムに徹しきれずに墓穴を掘る。

最近私はつくづく「菅直人は小沢一郎と無原則なところがよく似ているなあ」とか、「菅直人は八方美人で自滅するところが鳩山由紀夫とよく似ているなあ」と思う。考えてみれば、菅直人にとっての消費税は鳩山由紀夫にとっての普天間だ。いわゆる「小鳩体制」で民主党が参院選に臨んだ場合、30議席を割るともいわれていたから、小沢一郎や鳩山由紀夫の菅直人批判には、「お前が言うな」という側面がある。批判されるべきは、菅直人や小沢一郎や鳩山由紀夫といった政治家個人ではなく、民主党という政党自体が抱える構造的問題なのだ。その問題点を露呈したのが、小沢一郎であり、鳩山由紀夫であり、菅直人だととらえるべきだ。

民主党が全体で惨敗し、自民党が比例区で惨敗する予想がなされている参院選の予想を見て、日本の政治で問題なのは社民主義勢力が弱すぎることだと改めて痛感した。ちょうど、この記事を書いている最中に、日頃私が多くを教えられている『広島瀬戸内新聞ニュース』に、良い記事が公開されたので、これを紹介したい。
http://hiroseto.exblog.jp/12924385

それから、みんなの党は、小さな政府論です。ただ、消費税増税反対票を一手に引き受けている感じはします。皮肉にも共産党や社民党が、消費税増税反対で頑張れば頑張るほど、みんなの党へのエールになってしまう。

もちろん、まずは、特別会計の見直し、というのはわたしも同感です。しかし、その後をどうするのか?あまり多くは語っていない。

共産党や社民党も、高級官僚の特権にメスを入れつつも、お金持ちからも税金をいただく事をはっきりさせるべきだ。もちろん、消費税増税反対は現在のスローガンとしては大事です。

しかし、「税金はお金持ちから」と論戦を巻き起こしたほうがよい。

わたしが社民党党首なら「今は景気」「税金はもっとお金持ちから」を正面に掲げます。そうしないとみんなの党と一般有権者は区別が付きにくいです。新鮮なイメージがあり、マスコミが持ち上げる方へ票が流れるのは必然です。

「今は景気」「特別会計の見直し」「税金はまずは、お金持ちから」。その後、ノルウェーなどの北欧並を目指すなら、複数税率を前提に消費税を引き上げるが、アメリカ並の政府規模なら、直接税中心でいく。そういう議論を社民主義者は普段からしておくべきだったのです。

なお、大きな政府にしても、えらい人の給料は日本は実は高い。現場公務員がアメリカよりも少ない。
その辺を是正することも大事です。同一価値労働同一賃金を、政府が率先する。これからは、そういう議論をしていくべきです。

それがない限り、日本では社民主義者は勢力を伸ばすのは困難です。

(『広島瀬戸内新聞ニュース』 2010年7月9日付記事 「参院選情勢と税制改革論議の混迷」より)


今回の参院選にはもう間に合わないが、現在の日本において「立ち上がる」べきは、与謝野馨のような財政再建厨の「経済極右」でも、平沼赳夫のような「国士」気取りの「政治思想極右」でもなく、社民主義勢力なのだと思う今日この頃である。


↓ランキング参戦中です。クリックお願いします。
FC2ブログランキング

関連記事
スポンサーサイト



管理人さんみたいに深く考えている人はそう多くはないと思います
みんなの党にしても、新自由主義が支持されたわけでは全くなくて「なにかやってくれそう」みたいなのが多いのでは
本心はともかく、表向きは消費税増税に反対だったとしても、二大政党を牽制するために使える政党とも思えません
あと、前回のコメント欄で中国は共産圏だというのがありましたが、あそこは世界の工場という名目で利用されている側面もありますし、日本以上に新自由主義やグローバリゼーション推進国家で、共産圏なんかでは全くありません
共産主義と資本主義の違いは、カネの多くを持っているのが自称共産党か資本家かの違いだけです

この福祉国家にしても、これも前回だったかのコメント欄で「完璧な社会などない」とかいう反論をしてきた人がいましたが、もうそういうのが返ってきている時点で日本には福祉国家は向いていないと感じました


ステートストリート
日銀短観
景気判断

相変わらず、景気は回復してきているとかいう見方らしいですが、これからはアウトソーシングやグローバリゼーション、二大政党がそこそこ力を持ったなかで、さらにみんなの党が台頭なんかしてくれば(以下自粛
カラクリがあったりして統計上は回復したとしても、日本国内は痩せていくでしょう
個人的には、福祉や環境(実際に自然にいいかはともかく)に中心を置けば、日本はさらに落ちるような気がします
かといって、大規模農業や製造業では公害や環境破壊は避けられませんし

そういえば、バルト三国や東ヨーロッパが破綻すれば、スウェーデンとかも影響を受けるという話しがありましたが、本当ですか

2010.07.09 09:29 URL | マイケル #- [ 編集 ]

ひと月ほど前の朝日新聞で「税負担が大きくても福祉の行き届いた“大きな政府”がいいか、自己責任に帰するけれども税負担の小さな“小さな政府”がいいか?」という世論調査結果が出ていました。
結果は58%対32%。“大きな政府”派の圧勝です。
よって日本国民は小さな政府は支持していません。

ではなぜ「みんなの党」のような小さな政府主義が伸びるのか? 理由を2つ考えます。
まず第一に、小さな政府指向もそれなりの数がいて、彼らの票を取りこめばかなりの勢力になりうることです。
もうひとつは、早い話が風に吹かれる枯葉のようなB層有権者が、深く考えもせず「みんな」の改革っぽい雰囲気に流されているだけだということです。

「みんな」の候補者を見ると前者が理由のようにも見えますが、「みんな」の投票行動をみると浮動票がほとんどで、後者ではないかとも思えます。

ただ民主の失速に消費税発言があることは間違いがありません。消費税増税が必要なら、とことんその必要性を訴える覚悟もなく、安易にこうした発言をしたことが選挙音痴なのです。
市民派出身といえば聞こえがいいのですが、単にバカ正直では政治家はやっていけません。

2010.07.09 10:27 URL | 飛び入りの凡人 #mQop/nM. [ 編集 ]

>古寺多見様
>社民主義勢力

 菅さんにも瑞穂さんにも阿部知子さんにも辻本さんにも、これを未だに期待しています。
 政治家も人間ですから、過大な期待はしません。失言しても選挙戦術で失敗しても、セフティネット拡充という基本線さえ外さなければ、私は投票します。自民党系はセフティネットを切るばかりですからね。
 自民党支持は70代と20代30代の男性、民主党支持は40~60代、社民党支持は40~60代の女性だそうです。地方政治に根を張る自民党は将来も侮れません。

>飛び入りの凡人様
>バカ正直
これは政治家であってもプラスの資質と私は評価します。

>選挙音痴
 これは困ります。菅さんも枝野さんもサラリーマンの多い都市選挙区なので、TVで顔を売って駅前で叫べば集票できると思っておられたようですが、地方は小沢さんのやり方が王道です。
 時間と労力をかけて、交通不便な川上や、寂れた商店街や、小さな工場や組合事務室を1つ1つ訪ね、有権者の生活を直に見て話しを聴く。自民党の世襲ボンボンや高給取りの官僚や大手メディア人士からは「バラマキ」に見えても、「こども手当」「農家戸別所得補償」などは、こうして生まれたのだと有権者は実感するから票を入れる。
 菅さんや枝野さんの選挙方法を、(消費税増税&法人税減税の政策だけでなく)選挙方法も自民党と同じだと有権者は見て、同じなら義理としがらみから自民党、という投票行動なのでしょう。

2010.07.09 20:49 URL | #/Amn5WiM [ 編集 ]

【要注意】みんなの党は新自由主義・小泉改革自民党の直系政党

asahi.com(朝日新聞社):与党、過半数は困難 朝日新聞終盤情勢調査 - 政治
http://www.asahi.com/politics/update/0708/TKY201007080575.html
与党過半数厳しく 参院選全国終盤情勢 - 中国新聞
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201007060399.html
「参院選、終盤情勢 与党過半数割れ濃厚 みんななど第三極10議席以下」:イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/412174/

情勢-- 現 要 朝日推計 共同推定 産経予測 過半数
------+--+--+--------+--------+--------+------
民主-- 62 -- 42-49-57 44-49-57 48-51-55 ------
国民新 03 -- 00-01-01 00-00-01 00-00-01 ------
無所属 01 -- -------- -------- -------- ------
(小計) 66 56 42-50-58 44-49-58 48-51-56 不可能
社民-- 02 -- 01-01-02 01-02-02 01-02-02 ------
(小計) 68 54 43-51-60 45-51-60 49-53-58 困難--
共産-- 03 -- 02-04-05 02-04-04 02-02-04 ------
(小計) 71 51 45-55-65 47-55-64 51-55-62 ギリ可

終盤情勢は民+国+社+共で過半数がギリギリ可能。これ以上、与党の議席数を減少させると危険水準です。
「民+み」で過半数がギリギリ可能。★★★「民+み」の連立になると、非正規雇用が大幅に増加します。
みんなの党は新自由主義・小泉改革自民党の直系政党なので、小泉時代のように状況を悪化させるだけです。
『当面だけの』消費税率維持に乗せられて、みんなの党へ投票を考えている有権者は、目を覚ますべきでしょう。
民+保守各党の連立になれば、消費税は 10% どころか、10% → 15% → 20% と青天井になります。
よって、比例代表は社民の保○○人氏に、また与党の議席数が予定以上に減少しすぎたので、
選挙区は民主党に投票し、議席数を調整します。

みんなの党 清和会 小泉 - Google 検索
http://www.google.co.jp/search?ie=auto&q=%A4%DF%A4%F3%A4%CA%A4%CE%C5%DE+%C0%B6%CF%C2%B2%F1+%BE%AE%C0%F4

cf. http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/liveplus/1276782795/34-

2010.07.10 00:04 URL | nobody #6ukE0KrY [ 編集 ]

ふと思ったこと。
菅直人って球界でいえば星野仙一・山本浩二・田淵幸一と同い年だということ。
特に星野と比べると無駄に自己顕示欲が強いのはそっくり。
あの時代に大学に行けたということで、他より勝ち誇っているのかもしれないが。

2010.07.10 00:44 URL | 観潮楼 #- [ 編集 ]

 私は「みんなの党」に投票しようと思っています。 何故かというと、「共産党」や「幸福実現党」では得票数が伸び悩み、結果として「組織票」を確保している「民主党」「自民党」を当選させてしまいます。当然「消費税増税」を国民が認知したと勘違いし「消費税増税論」が加速してしまうからです。
「共産党」の言う事は「もっとも」だとは思いますが、それでは「選挙」勝つことは出来ません。 
 「大きな政府」「小さな政府」を述べるまえに「民主党」を惨敗させ「消費税増税」を阻止するのがこの参議院選挙における私の最大のテーマです。(みんな党が議員数を大幅に増やしたとしても「政権交代」は起きないのですから。)

2010.07.10 01:23 URL | 世直し大工 #- [ 編集 ]

自民党を支持していたとしても、いまの二十ー三十代は決して、新自由主義やグローバリゼーションを支持しているわけではありません
かといって、なんでも「スウェーデンでは」とか「欧米諸国では」とか言う人も少ないような気がします
北欧というのは徴兵制度や強制避妊(調べれば出てきます)などがあって、そういう実態が晒されてきているからです
徴兵制度については、海上や航空で防衛出来れば、日本やイギリス、そしてアメリカやカナダには必要ないですが
わけのわからない人が、北欧を目指すためとかいう理由を悪用して、なにかやりそうで困ったものです
一時的あった、ソ連は楽園とかいうのと似ている気がします

2010.07.10 09:16 URL | マイケル #- [ 編集 ]

菅総理は、
自分が、小泉元総理の様に、いまだに人気があると思っている様な行動だと思えました。
(自分は、鳩山さんと違って、決断力があってエイズ事件の時の人気もあるって・・)

ですから、

小泉元総理の様な選挙戦略(郵政選挙ならぬ、消費税選挙)を取れば、勝てるって踏んだ様に思えます。

実際に、手法が、そっくりです。(コピーの様です。)

でも、失敗ですね。


最初から、所得税の最高税率を上げて、消費税は上げません。
(金持ちから多く取って再分配を公言を)

って訴えていたら良い方向に向かっていたかも知れませんね。


それと、問題な発言が、マニフェストは世の中の状況が刻々と変わるから、実行できなかったり、変更は当然あるって発言してしまっていますね。

言っては何ですが、この一年間でマニフェストを変える様な変化は起きているとは思えません。


鳩山政権が、支持された一番の理由は、結果はどうあれ、
マニフェストの内容を一番に重視し、忠実に、
実行しようと努力した事です。


小泉元総理は、好き嫌いはともかく、郵政民営化と言う名の有言実行と言う、マニフェストがあった訳です。


官総理には、所得税の最高税率を上げ、と言う素晴らしい意見を持ちながら、

単なる軽い発言になっていて、しかも、マニフェストにも載せずって失態をしています。


鳩山さん所信表明の『友愛』という、いかにも、党内の『友愛』と言うのが分かってのより、

官総理の所信表明演説の方が、とても良かったので、

官総理には、是非とも頑張って頂きたいです。

2010.07.10 11:52 URL | かまぼこ #XmHeyEnw [ 編集 ]

いまどき、「国民的人気」ほど当てにならないものはありませんからね。

舛添要一や中田宏なんて、自らの人気を過信して新党を立ち上げたあげく惨敗の見込みだし(中田宏は無職ってことでしょうかね)、「たちあがれ」にしたところで、与謝野や平沼自身はさほど人気の高い政治家ではないけれど、右翼政治家のカリスマ格・石原慎太郎の熱烈なエールをもらって新党を立ち上げた時には、1議席も危ぶまれる惨敗になろうとは予想していなかったでしょう(私でさえ、発足当初は「たちあがれ日本」が2,3議席を獲ってしまうことを覚悟しました)。

ましてや、厚相時代に得た菅直人の人気なんて、いまや誰も覚えていませんよ。菅直人が自らの人気を過信したとしたら、愚かとしか言いようがありません。小泉のような権力者に立ち向かう野党政治家の菅直人だから人気があっただけで、厚相時代には与党ではあったけれど少数政党の政治家でした。大与党の政治家、しかも総理大臣としてはどうかなあと思っていたところ、懸念していた腰の軽さを、こともあろうに税制という大問題で露呈したといったところでしょう。これでは庇いようがありません。

2010.07.10 12:06 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

こんにちは 北欧かぶれ50です。
少し古い話題で恐縮ですが、6月28日朝日新聞GLOBE「覚悟の社会保障」は御覧になりましたか。もし読まれていましたら、どのようなご感想をお持ちでしょうか。
わたしは、労働者が主体となった政権が作り上げたスウェーデンと、主に資本側が主体となった自民党が作り上げた日本と、これだけの違いが出てしまうということでした。
この記事で特に勉強になったのがスウェーデンでは「中小企業対策」という支援はしないということでした。企業は競争にさらされ淘汰されるのはやむを得ない。その代わり失業者は再就職が可能になるよう手厚く支援する。この考え方が高福祉高負担でありながら経済成長力を維持することにつながる秘訣なのだ。日本では不況のたびに「中小企業対策」を繰り返して自民党支持者の理解を得る政策をしてきました。目先はそれでよかったのでしょうが、結局構造改革が進まず、日本の経済成長力を損ねる結果になってしまったのではないか。
真の成長力は「減税」「中小企業対策」などでは得られない。競争にさらされてこそ得られる。(なんか新自由主義者のようなセリフですが)日本の民主党は、スウェーデンの社会民主労働党のような「企業支援はしない」と決断できるでしょうか。たぶん無理でしょうね。であれば、日本の産業構造は変わらず、成長力は獲得できず、中国が好況だからそのおこぼれで多少好況になる程度の自信を持ちえない経済状況が続くことになるのでしょう。

覚悟の社会保障
http://globe.asahi.com/feature/100628/index.html
こちらは参考までに。上記記事に取材協力をされた方のブログです。
http://blog.goo.ne.jp/yoshi_swe/

2010.07.10 12:08 URL | 北欧かぶれ50 #- [ 編集 ]

北欧かぶれ50さん、

北欧が激しい競争社会という側面を持っていることは、私でさえ、いくつかの書物などを通じて知っていました。ご指摘の、

> 企業は競争にさらされ淘汰されるのはやむを得ない。その代わり失業者は再就職が可能になるよう手厚く支援する。この考え方が高福祉高負担でありながら経済成長力を維持することにつながる秘訣なのだ。

という点に関しては、私も、論理的な帰結としてそういう結論に達さざるを得ないと思います。既に、当ブログでも以前、「法人税を引き下げてもらわなければやっていけない企業は市場から退出すべし」と主張しましたし、これは「最低賃金1000円を払えない企業(主に中小企業)は市場から退出すべし」という主張にもつながります。後者は、以前他のブログが主張して、ブログ主があたかも新自由主義者であるかのように叩かれたものですが、私もこの主張には賛成であり、最近、『kojitakenの日記』にも上記2つを主張を含むエントリを公開しました。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20100707/1278514605

被雇用者に安い賃金しか払えない企業がいつまでもゾンビのように生き残っていたのでは、貧困や格差は解消しない。だから、そんな企業には退出してもらうしかない。その代わり、失業者は再就職が可能になるよう政府が手厚く支援する、そのために高福祉高負担が必要だ、という主張に行き着かざるを得ないのです。神野氏は、これをトランポリンにたとえています。

ケインズ派ではあるものの、必ずしも高福祉高負担にはこだわらない小野善康氏も、産業界の競争促進、再編・淘汰の必要性は認めています。
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100708/1278598564

> 私は構造改革路線を「第二の道」と批判したが、産業界の競争促進、再編・淘汰を否定しているわけではない。日本経済にとって必要なことだと賛同する。だが、そこで発生する失業者をそのままにしてはいけない。働かせなければならない。民間企業で働く場がないのだから、国がその場を用意すればいいのだ。

小野氏は、失業者は再就職が可能になるよう手厚く支援すべきだという神野氏の主張の代わりに、国が失業者の雇用を生み出せと主張しているわけですね。でも、産業界の再編は否定していない。

というか、否定できないと思うんですよ。私は、かつて従事していた仕事で、過当競争に巻き込まれたことがありますが、これは本当に「勝者なき戦い」で、唯一残った者が最後に撤退することによって、過当競争に参戦した企業が(当該の事業においては)全滅し、焼け野原になるという結末を迎えました。だから、各国の法人税引き下げ合戦に日本が参戦したって、勝ち残れるはずなどないと私は考えています。負けるとわかっている戦争に自ら突っ込むのは馬鹿のやることですが、戦前の日本はそれをやりました。そして今、経済の世界で同じことをやろうとしているわけです。

だからこそ、法人税を引き下げてもらわなければ経営が成り立たない企業や、最低賃金を1000円に引き上げるとやっていけない中小企業は、市場から退出せよ、と私は主張するわけで、そうなると短期的には雇用は減るだろうけれども、中長期的にはむしろ雇用は増えるだろうと考えています。

このあたりの主張には、「新自由主義者と何ら変わらない」とか、「新自由主義者そのものだ」と感じられる方もおられると思いますが、競争と再分配の両立を目指すからこそ「中道」の考え方であると思っています。というより、日本の産業が競争力を持ち続けるためには、強力な再分配が必要不可欠だ、というのが私の考え方です。

ただ、朝日新聞の「GLOBE」の特集に関していうと、あれは消費税増税のPRのために作られたものであって、たとえば神野直彦氏の主張にしても、所得税の分離課税の問題点を指摘したことをはじめ、直接税の課税範囲を広げよという重要な主張が全く取り上げられていないところに、朝日新聞の偏向がよく表れていると思います。

2010.07.10 13:48 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

失業者を就職が決まるまで手厚く保護するとはいいますが、誰でも出来るような多様性を持った(そういう意味では介護やバイオマスはダメです)、多くの失業者を受け入れられるような仕事はありますか
そこまで、考えずに北欧ではスウェーデンではとか言われても困ります
自分たちの世代で、アメリカではスウェーデンではみたいなことを言っている人はいません
また、中長期的に見れば北欧型社会がいいとのことですが、その間に何人また自殺すると思っているんですか

2010.07.10 14:33 URL | マイケル #- [ 編集 ]

今さらですが、菅直人には財務相に就任早々の衆院予算委員会での発言で早くもがっかりさせられていました。
「もうこれ以上は逆立ちしても鼻血も出ないというほど完全に無駄をなくしたといえるところまで来たとき、必要であれば消費税増の議論を行う」です。朝日の記事で読んだのですが、朝日の報道スタンスの問題もあるとはいえ、この発言からは、無駄の削減の次にくるのは消費税増税としか受け取れませんでした。つまり「金持ち増税=取るべきところから税を取る」という考えがすっぽり抜け落ちているのです。更に「逆立ちしても鼻血も出ないというほど完全に無駄をなくした」って何を無駄とするかにもよりますが、行政サービスも相当悲惨な状態になっているようにも思えませんか。この記事を読んだ時、思い出したのがかって小泉元総理がほざいた「福祉予算を削っていけば、そのうち国民のほうで消費税を上げてくれと言い出す」という発言だったくらいです。
ところが、最近更に失望したのは、共産党までが「菅首相は今年初めはこう言っていたのに裏切った」と先の発言を肯定的に取り上げていることです。しかし、本来はこの発言自体を批判すべきということを彼らは理解していないのでしょうか。あるいはわかっているけど、安易に票を取ることに乗ってしまっているというところでしょうか。
しかし、結局、社民や共産の「消費税反対さえ言えば票を取れる」という旧態依然とした選挙戦略が、さとうしゅういちさんがおっしゃるようなみんなの党への追い風になってしまうだけなのですね。なんとも歯痒い限りです。

>ましてや、厚相時代に得た菅直人の人気なんて、いまや誰も覚えていませんよ。

仮に「民みん連立」となっても菅直人と川田龍平のツーショットなんて今さら全然受けないでしょう。

2010.07.10 14:58 URL | ぽむ #mQop/nM. [ 編集 ]

私なんか、「ムダの削減」と聞くだけで、「小さな政府」を連想してしまうほどです。本来、ムダの削減はいかなる局面でも必要だろうとは思いますが、そこで止まってしまったのでは、誰かさんの言う「良い小さな政府」を超えるものは出てこないんじゃないかなあ。いつもそう思ってしまいます。

でも、いわゆる「政権交代ブログ」を運営する主流派の人たちは、「良い小さな政府」を唱える元人気エコノミストをイデオローグにしちゃいましたからね。あの時点で、社民主義志向の私は彼らと袂を分かつほかなかったわけです。だって、誰が考えたって、神野直彦や金子勝の思想と植草一秀の思想は違いすぎますからね。

でも、なかなか再分配の思想のアピールは通じなくて、「増税反対」のアピールは通じやすいんですね。今回の消費税増税は、たまたま景気を冷やしたり逆再分配になるから、「消費税増税反対」だけに限定すれば、彼らと同じ立場になるけれど、「みんなの党」とも同じであるわけですね。

というより、植草一秀の立場と渡辺喜美の立場ってどこが違うのかよくわかりません。既に、植草の盟友・副島隆彦は、「みんなの党」の主張に理解を示すようなことも書いています。

仮に参院選後、民主党から小沢一郎グループが分裂の動きを見せたところで、絶対に間違いないのは、彼らが福祉国家指向の政策など掲げようはずがないということです。

2010.07.10 15:20 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

 みんなの党は2度とこない春(夏?)をゆっくり楽しみたいでしょうが、
かたや公明が先駆ける風、こなた大連立の波で、短い盛りになるかもしれません。波も風もヨッシーさんより強そうです。

 ところで、菅さんと谷垣さんは加藤の乱の失敗仲間でしたね。少しは上達したかな?>政局

 上から3番目の、名前を書き忘れたコメントは、私です。失礼をお詫びします。
 明日は無効票にならないように、2つの名前を練習しておきます。

2010.07.10 19:12 URL | トホホ #/Amn5WiM [ 編集 ]

民主党が伸び悩み、自民党が(政権党時代あれだけの愚策をしてきているにもかかわらず)順調に票を伸ばし、社民や共産や国民新が衰退し、みんなの党が伸びているのも、おおきな要因はマスコミが味方についているどうかです。
冷静に昨今のテレビなどのマスメディアの報道を見ればわかるはずです。
彼らマスコミは、日本にとっての真の変革が怖いのです、だから自民やみんなの党を推す。
え?みんなの党は改革派だって?
違う違うあれはただの体制内改革派(懐かしいなあ♪)なだけです。
日本において本当の改革というか変革をするには、なんといっても日米関係の見直しをしなければなりませんよ。
だって戦後の日本はアメリカのシナリオの上に成り立ってきていたのですからね。
ところがみんなの党は、そのへんはしっかりと従来どおりの日米同盟機軸とアジェンダに明記されています。
それでは何をしてもやっても変わらないのです。
日本の戦後の繁栄は、何をおいてもアメリカの為の消費財生産基地であったことに尽きると思います。
しかし終ったのです。
もう日本はアメリカに取り必要な国ではなくなりつつあるのです。
それをわかっていても、アメリカに寄り添うしか日本が生きていく方法論が見出せないから、日米同盟機軸とか言い続けているのです。
みんなの党も、その他も色んな立派なことを言っていますが、経済が縮小する=市場が縮んでいる日本からは、これからも多くの企業が脱出しつづけるでしょうね。
だからこそあらたな日本の立場に立った政策を考えないとならない時期にきているのです。
というよりもとっくにその時期はすぎているのですが。
だからもう日本の変革は間に合わないかも知れないのに、いまだに素敵な日米関係という夢を見続けているのですから馬鹿馬鹿しい。
多分夢をみていないのは民主党の小沢一郎や国民新の亀井静香や共産党の志位和夫ら位のものでしょう(鳩山由紀夫もそうだったはずですが)。
だから彼らは危険人物としてマスコミから攻撃されるのです(志位は政権取りの可能性ゼロなので対象外)。

2010.07.11 00:59 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

泣いても笑っても投票日は来てしまったのであとは選挙速報を眺めるだけとなった。
 が何故「菅直人」は「消費税増税」を選挙公約にかかげたのであろうか?
 「消費税増税」発言をしなければ「民主党」は圧勝したに違いない。 「圧勝」とまではいかなくとも善戦したはずだ。 
 先見の明がこの「菅直人」には全然ないことが露呈した。 「鳩山」同様、総理大臣の器ではないのだろう。 こんな「低能」な総理大臣ばかりだから「短命政権」になるのだ。 小泉グループに立ち向かった「麻生太郎」のほうが遥かにましであった。

与党「民主党」の自爆劇と盛り上がりの欠けた「野党」の戦いに「不安」だけが頭をよぎる。
 「失われた10年が失われた20年」にならないように祈るだけである。

2010.07.11 02:30 URL | 世直し大工 #- [ 編集 ]

終盤になって、
やっと、大多数の国民が消費税上げに反対と言う事が判った訳ですが、

ちょっと前のマスコミが、『消費税上げは国民のほとんどが容認している』等のマスコミ報道が、
過度の偏向報道であった事が、やっと判った訳ですが、

マスコミがいかにいい加減な物であるかがはっきりしました。

官総理も、マスコミの『消費税上げは国民のほとんどが容認している』とかのベタラメな報道に乗ってしまった事も悪いんでしょうね。


それにして、自民党は、総理に消費税10%論で、抱きつかれて、
自民党が、大勝したら、消費税10%は確定に成ると言う事が、
明確になった為、自民党の支持率も大幅に下がってしまいましたね。

自民党の谷垣さんは、官総理のブレを指摘するだけでなく、
消費税10%にしたら、どうの様な所に使うかを明確に訴えるべきでしたね。


確かに、自民党の消費税の使い道は、
共産党の反論する。法人税を減税する為に全て使い切るって、意見が正しく思われます。

2010.07.11 12:20 URL | ジャン #XmHeyEnw [ 編集 ]

今日の日記へのコメントです。
池田香代子さんが翻訳された「ソフィーの世界」はブームになったとき読んで今も手元にある本です。「世界がもし百人の村だったら」も有名ですね。他にもケストナーの新訳や「ベルリン・天使の詩」の字幕翻訳など良いお仕事をされています。「世界がもし百人の村だったら」で得た印税をすべて難民救済に寄付されたなど、リアルでも活動されており、確かに善意の方なのはまちがいないと思います。
しかし、私も以前から時々あのブログを拝見していて感じていたのですが、失礼ながら池田さんは日本の政治状況について基本的な知識を欠如したまま、平和や護憲の発言をされているように思えてなりませんでした。はっきり言うと読んでていらいらさせられるのです。特に、普天間の件での鳩山前総理への「お花畑的幻影」は読むにたえませんでした。ことばや表現は美しいけれど、ネットにあふれた小沢・鳩山信者の妄言と同じなのです。
また、イラク自衛隊派遣についての鳩山内閣の考え方を批判した共産党機関誌「赤旗」を非難した「答弁書のもやもや・赤旗の暴投」と題するエントリ
http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51368910.html
もいくらなんでも無理のある鳩山内閣擁護としか言いようがない内容にあきれてしまいました。
結局、鳩山内閣が決定した路線をそのまま引き継ぐこととなった菅内閣への批判は手厳しくなさっているようです。もともとは前内閣が敷いたレールだということはまさかわかってらっしゃるとは思いますが。
とても、真摯で純粋な気持ちで発言されているのはわかるのですが、とにかく基本的知識が甘いので安易に俗説に取り込まれてしまうのかもしれません。
尚、この池田香代子さんの記事・及びそれに先立つ森永卓郎氏の「マガジン9条」に載せたコラムに対しては、「草の根通信」の東本高志さんも適切な批判をされています。
「森永卓郎論文について そして池田香代子さんへ」
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/5701943.html

ただ、「○○がアブナイ!」については、かってはともかく、残念ながらここ1年以上はあまり共感できないことが多いです。主な理由はこのブログ主さんは、90年代の政治改革を肯定的にとらえるという前提から発言されているからではないかと思っています。池田さんはまがりなりにも(まるで批判の矛先はずれていますが)国会議員定数削減には反対されているようですが、「アブナイ!」さんは今のところ完全にこの件はスルーですよね。もちろん、考え方に違いがあるとはいえ、知識も豊富で見方も論理的な良質なブログではあると思いますが。
それと、私にとって忘れがたいのが、私の住む選挙区から出た議員・生方氏が小沢氏批判をしたとき、日刊ゲンダイの記事をうのみにした「信者系」の人たちとなんら変わりのない非難を氏にあびせたことです。私は生方氏の政策を(民主党内ではリベラルとはいえ)全面的に支持するわけではないし、あのときの氏のやり方も決してほめられたものだとは思っていません。それを考慮に入れても、当時の「アブナイ!」さんの記事は「アブナイ!」さんらしくない理性を欠くものだったように思えます。

2010.07.11 14:51 URL | ぽむ #mQop/nM. [ 編集 ]

ぽむさん、

『日本がアブナイ!』についてですが、ブログ主さんは確かに90年代の「政治改革」を肯定してますね。この点は私とは意見が合いません。また、日刊ゲンダイを引用した記事は、ぽむさんが挙げられた例のほかにもいくつかあって、「はてなブックマーク」に、「ゲンダイなんかを引用するとブログの信頼性が疑われる」という意味のネガティブコメントをつけたことがあります。

ただ、あの記事で私が言いたかったのは、どんなに周囲と違う意見であっても、自分の意見を貫くという意思表示をブログ主さんがされていたことです。その姿勢に感心したので、「立場はかなり離れてしまっている」と断った上でエールを送らせていただいた次第です。

2010.07.11 15:33 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

>どんなに周囲と違う意見であっても、自分の意見を貫くという意思表示をブログ主さんがされていたことです。その姿勢に感心したので、「立場はかなり離れてしまっている」と断った上でエールを送らせていただいた次第です。

それは、充分承知しています。
その上で、ちょっと愚痴らせてもらったというところです。

確かに「VS検察」や「生方騒動」のときのお仲間にはずいぶんと冷たい目を向けられているのではないかと思います。
「信者系」の人たちって発想が幼稚なんでしょう。常にわかりやすい「善玉・悪玉」に分けて考えるのが好きなんでしょうね。自分たちが盛り上がるために、検察あたりがまた事を起こしてくれないかと密かに期待しているのではないかと思うくらいです。

今日の首都圏は一日どんよりとした曇りのまま終わりそうです。選挙結果もそんなものになりそうです。

2010.07.11 16:19 URL | ぽむ #vQU5PwVA [ 編集 ]

> 「信者系」の人たちって発想が幼稚なんでしょう。常にわかりやすい「善玉・悪玉」に分けて考えるのが好きなんでしょうね。自分たちが盛り上がるために、検察あたりがまた事を起こしてくれないかと密かに期待しているのではないかと思うくらいです。

それはいえますね(笑)。

石川議員が逮捕された時とか、検察審査会が小沢一郎に「起訴相当」の議決を出した時なんて、彼ら異様に盛り上がりましたもんね。

鳩山政権の支持率が下がると、鳩山由紀夫を批判して小沢一郎を持ち上げることを書く人が出てくるし、菅直人が首相になると、今度は徹底的な「菅叩き」。彼らの鳩山批判や菅批判にも正しい部分は結構多いけれど、動機が不純ですよね。すべては小沢一郎を崇め奉るのが目的。だから、彼らを大人しくさせるためにも検察には余計なことをしてもらいたくないなあとよく思います。

2010.07.11 16:29 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

投票率が午後2時現在で27%台ということです。このままだと組織票を多く抱えられる政党が有利になる可能性があります。

共産党が伸びないと良くないのですが、自民の亜流政党が妙に人気があるので厄介です。

2010.07.11 17:05 URL | 不肖の弟子 #IsFbO0XM [ 編集 ]

左派の退潮としか言いようがない結果ですな。
憂鬱だけど

2010.07.11 21:04 URL | 赤塚男 #- [ 編集 ]

なんだ菅だ言っても、結局ゾンビ自民を復活させてしまった菅さんの責任は重い。
あの発言で歴史を後戻りさせてしまった。

で、菅さんと小沢さんの大きな違いは、小沢さんは少なくとも法に違反する事は何もしていないのに、地検特捜部とマスコミの連合体により叩かれて、あたかもカネに汚い汚職政治家というイメージを作られてしまっただけです。
彼はあれほど地検特捜部が調べまわしても、秘書のした微罪しか出てこなかった。
それでもマスコミの振り撒いたイメージで国民の大多数から非難され、そのために代表の座も降り、最後は幹事長も辞任した。
ちなみに鳩山さんの実家からの送金の問題も、厳密に言えば問題はあるが、昔は井戸塀政治家と言われ評価は別だったはずです。
しかし鳩山さんの本当の罪はこれではない、鳩山さんはアメリカへ物が言えなかった。
普天間の移転問題で、最後は抗しきれずに日本の対米従属性を世界へ発信した。
もし彼が何が何でもアメリカへノーと突きつけていたら日本は新たな段階へ一歩を踏み出せたはずなのです。
それがすべて元の木阿弥となってしまった。
彼の総理の資格はこの時点で無くなったのです。

ちなみにマスコミのイメージ操作で霞ヶ関を後押しする手法は、いまや日本相撲協会叩きに応用されていますよね。
あれは暴力団との黒い交流というイメージをマスコミにより一斉に流されて、今まで手が出せなかった霞が関の天下りの場にされようとしている。
しかも複雑なのは公益財団法人格の適正も問われるようになり、これは別の意味での霞が関(財務省)の公益法人潰しのさきがけにされそうな気配です。
民法法人の改正で多くの公益法人が法人格の適正をこれから問われていきます。
相撲協会はその為のモデルケースになるのでしょう。
じつに抜け目の無い霞ヶ関です。

さて今回の菅さんの突飛な行動(消費税)は、大方側近の古川あたりの注進に飛び乗ってしたことでしょう。
それを見事に逆手に取られて自民延命とみんなの党の躍進に力を与えてしまった。
どうするのだろうな菅さん。
でもこれこそは現執行部の自己責任ですよね、しかも非常に重いのです。

2010.07.11 21:44 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

先のコメントで
>今日の首都圏は一日どんよりとした曇りのまま終わりそうです。選挙結果もそんなものになりそうです。

と書きましたが、夕方過ぎから暴風雨。選挙結果も予想以上のひどさ。
「民主の暴走を止めるために過半数はとらせたくない」と思っていましたが、ここまで自民党が復活するとは!
我が千葉県ではあの元小泉オバサンズじゃないシスターズの猪口邦子が返り咲いてしまいました。

社民・共産は消滅寸前みたいな惨敗ぶり。選挙制度の問題や偏向メディア、民度の低さと両党があまりに不利な条件で闘わなければならないことは充分すぎるほど承知しています。そしてそれに怒り、同情しつつも、あえて「自己責任」の追求を両党には求めたいです。

2010.07.12 00:35 URL | ぽむ #mQop/nM. [ 編集 ]

みんなの党は今んとこ8人だって。
投票した人、何考えてんですかねぇ???

たそがれ日本は石原慎太郎以外誰が誰やらわからない養老院状態だったので、当然惨敗。
石原慎太郎も宇宙戦艦ヤマト復活編の失敗で自分が変な人間だと気付いていれば、さすがにここまでの惨敗はなかったろう。

社民は・・・保坂さん受からんのですかね?これは国家的損失のような気がしますが・・・

民主も財政パァの蓮舫とかがトップ当選だそうで、大都市部の有権者は頭の中がウニで出来てるんじゃないかと呆れています。

菅さん、元気無さそうですが、本気で今回民主が勝つと思っていたんでしょうか???
40議席を超えられて恩の字だと思うんですが・・・。
問題は中身。前原だの仙谷にすりよった連中が増えるなら民主党は自民党と同じ。
みんなの党が小泉・竹中そのままの新自由主義正当なのは周知だから、上位三政党が新自由主義者がメインと言う最悪の選挙結果だった。

我が日本国民は自殺志願者だらけらしい。
私は死にたく無いし、殺されたくないので、これからも新自由主義者には牙を向けます。(で、攻められそうになったらさっさと逃げる)

社民・共産は民主に合流して、民主の新自由主義政党化を阻止しろ。
横路さんの出番です。寝るな。起きろ!
党首選で菅さんの転向を見抜けなかった不明の責任を今こそとれ!・・・と横路さんにこれからメールを書きます。

2010.07.12 00:56 URL | sonic #GCA3nAmE [ 編集 ]

共産党は党名を替えるしかないですね。あまりにもイメージが悪すぎます。もっと「みんなの党」を見習うべきです。「共産党」=「共産主義」のイメージがあるのでしょう。 
 
 とりあえず、民主党が惨敗した為私の目標は一部達成されました。 菅総理や民主党幹部も「消費税増税」発言に消極的になるでしょう。
それにしてもテレビ朝日の荒廃ぶりは最悪である。 今一番安心して見られるのは「NHK」しかない。

2010.07.12 02:32 URL | 世直し大工 #- [ 編集 ]













管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://caprice.blog63.fc2.com/tb.php/1090-db35b3f8